JP3557294B2 - スキャナ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ装置、詳しくは、照明用光源にて照明されたフィルムの画像を読み取り、その画像データを出力するフィルム画像入力装置と、フィルムカートリッジが装填可能なフィルム保持装置とからなるスキャナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フィルムカートリッジに入っているフィルムとストリップフィルム、ピースフィルム等の複数種類のフィルムの画像を入力するスキャナ装置として提案されたものに特開平5−145838号公報に開示されたフィルムプレーヤがある。
この装置においては、カートリッジに収納されたフィルムとピースフィルムの双方を挿入することが可能でカートリッジに収納されたフィルムを所定の読みとり位置へ搬送するためのギアからなる機構部と、ピースフィルムを挿入口から挿入し、同じく所定の読み込み位置に搬送するための送りローラからなる機構部とを有しており、所定の読み取り位置に搬送されたフィルムを照明光源にて照明し、このフィルム画像をCCDで読み取るものである。
【0003】
上述のフィルムプレーヤに対して、画像入力装置とそれに着脱自在で、各々の種類のフィルムに対応したフィルム保持装置とからなるスキャナ装置が考えられる。このような装置では、装置の大型化、複雑化を招くことなく、比較的簡単な構成で、複数種のフィルムに対応可能なスキャナ装置を提供することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように単に画像入力装置に対してフィルム保持装置を着脱自在に構成したスキャナ装置では、操作中であって、フィルム保持装置内のフィルムカートリッジからフィルムが引き出されている状態であるにも関わらずフィルム保持装置を装置本体から取り外してしまうことがあり得る。このようなとき、フィルムにゴミを付着させたり、傷を付けたりするおそれがあり、使い勝手上、非常に都合がわるい。
【0005】
本発明は、上述の不具合に鑑み、不用意な操作によって、カートリッジフィルムの走行や巻き戻しが不完全になることを防止することが可能であり、また、装着されたフィルムを汚したり、傷付けたりすることが防止でき、フィルムを常に安全な状態に保持することができるスキャナ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のスキャナ装置は、カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記フィルムの前記カートリッジからの引き出し動作開始の直前または直後に、前記フィルム保持装置を前記画像入力装置から取り外し禁止とする。
【0007】
本発明の第2のスキャナ装置は、カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記フィルムの前記カートリッジへの収納動作完了の直前または直後に、前記フィルム保持装置を前記画像入力装置から取り外し可能とする。
【0008】
本発明の第3のスキャナ装置は、前記第1,2のスキャナ装置において、前記フィルム保持装置を前記フィルム画像入力装置から取り外す外部指示がされた場合に、前記フィルムが前記カートリッジから引き出されていることを警告手段により警告する。
【0009】
本発明の第4のスキャナ装置は、カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記フィルムの前記カートリッジからの引き出し動作開始の直前または直後に、前記カートリッジを前記フィルム保持装置から取り外し禁止とする。
【0010】
本発明の第5のスキャナ装置は、カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記フィルムの前記カートリッジへの収納動作完了の直前または直後に、前記カートリッジを前記フィルム保持装置から取り外し可能とする。
【0011】
本発明の第6のスキャナ装置は、カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記カートリッジの前記フィルム保持装置からの取り出し動作の直前または直後に、前記フィルム保持装置を前記画像入力装置から取り外し可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態であるスキャナ装置の概要を示すブロック構成図である。
本形態のスキャナ装置は、主に撮像素子を内蔵し、フィルム画像を画像データに変換するフィルム画像入力装置101と、上記フィルム画像入力装置101に着脱自在なフィルムカートリッジ用フィルム保持装置102と、フィルム保持装置102のフィルム画像入力装置101からの取り外しを規制し、さらに、フィルム保持装置102に配設されるカートリッジ装填用カートリッジ蓋52の開放を規制する規制手段104と、フィルム保持装置102をフィルム画像入力装置101から取り外す指示をスイッチ等を介して与えたとき、フィルムが引き出されている状態にあるときには警告を発する警告手段105とで構成されている。
【0013】
そして、本スキャナ装置においては、規制手段104によって、フィルム保持装置102に装填されたフィルムカートリッジからフィルムが引き出されているかどうかが判別され、引き出されている場合、フィルム保持装置102がフィルム画像入力装置から外せないように規制され、また、フィルム保持装置102のカートリッジ蓋52の開放が規制される。さらに、フィルムが引き出されている状態で、イジェクトスイッチを介してフィルム保持装置102を取り外す指示を行うと警告手段105により警告が発せられ、使用者に注意を喚起する。
【0014】
以下、本形態のスキャナ装置について詳細に説明する。
本形態のスキャナ装置は、フィルム画像入力装置101と、カートリッジフィルム保持装置102、または、35mmフィルム保持装置106とで構成される。◎
なお、上記カートリッジフィルム保持装置102は、後述する図5の斜視図に示すようなフィルムカートリッジ110が装填可能なフィルム保持装置である。また、上記35mmフィルム保持装置106は、後述する図7の斜視図に示すような35mmフィルムのピースフィルム122やストリップフィルム127を挿入したフィルムキャリア120,125が装着可能なフィルム保持装置である。
【0015】
まず、フィルム画像入力装置101の機構部の構成から説明する。◎
図2は、該フィルム画像入力装置101の外観斜視図であり、該フィルム画像入力装置101の本体101aには、上述のカートリッジフィルム保持装置102、または、35mmフィルム保持装置106が装着可能な溝部2が設けられている。
そして、上記本体101a内にはフレーム1が配設されており、該フレーム1には互いに平行状態で回転自在に支持されたネジシャフト16と、固定支持されたガイドシャフト17とが後述する撮影レンズ光軸Oと直交する水平方向に沿って配設されている。
【0016】
レンズCCD保持部材7は、上記ネジシャフト16の螺旋溝に螺合し、ガイドシャフト17には摺動自在に支持されている。そして、上記ネジシャフト16は、ステッピングモータ18によりモータピニオン19とギヤ20を介して回転駆動される。
【0017】
したがって、ネジシャフト16をステッピングモータ18により回転駆動させると、レンズCCD保持部材7がネジシャフト16に沿って移動する。なお、この移動方向は、リニアCCD9aの画像ライン読み取りの主走査方向に対して直交する副走査方向とする。
また、レンズCCD保持部材7には、リニアCCD9aを保持するCCDユニット9と、照明光によるフィルム画像を該リニアCCD9aに結像させるための撮影レンズ8とが直接支持されており、さらに、該保持部材7の下部を通り、撮影レンズ8に対向した位置にはフィルム照明用の光源となる蛍光灯3が一体的に支持されている。
【0018】
なお、上記蛍光灯3は、スペース効率を上げるために、コの字型に折り曲がった構造を有している。そして、蛍光灯保持部材4によってV字の溝をもつ反射傘部材5に押し付けられて保持されている。その蛍光灯3の長手軸方向は、リニアCCD9aの主走査方向と平行とし、蛍光灯3と撮影レンズ8とリニアCCD9aとは光軸Oに沿った直線上に配設される。
【0019】
そこで、レンズCCD保持部材7をネジシャフト16に沿って移動させると、蛍光灯3,撮影レンズ8,リニアCCD9aがともに、互いの位置関係を保持したままの状態でネジシャフト16の軸方向に平行移動し、副走査が行われる。
【0020】
レンズCCD保持部材7の基準位置としての初期位置、及び終端位置は、不図示の光学センサによって検出され、その基準位置と、ステッピングモータ18の駆動パルス数から、レンズCCD保持部材7の副走査方向の絶対移動位置が検出される。この絶対移動位置検出により、レンズCCD保持部材7がフレーム1の壁面等に衝突するのが防止される。
【0021】
また、上記基準位置からの駆動パルス数は、フィルムの画面上の走査位置を示す走査位置情報として記憶手段に記憶しておき、フィルムの画像データの取り込み、または、PC(パーソナルコンピュータ)へのデータ転送のタイミング制御データとして用いられる。なお、上記記憶手段は、通常、フィルム保持装置102に特有の情報であるので、フィルム保持装置102内に内蔵されている。
【0022】
リニアCCD9aの出力ラインは、フレキシブルプリント基板14を介してフレーム1の下部に配設されるメイン基板15にコネクタを介して接続されている。
【0023】
上記画像入力装置101に内蔵されるその他の構成要素としては、電源オンオフのためのパワー(POWER)スイッチ21と、フィルム装填状態でフィルム保持装置を取り出す必要があるとき、その取り出しを指示するためのイジェクト(EJECT)スイッチ22が本体101a上面に配設されている。また、本体101aの裏面には、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)へのデータ転送のためのコネクタ23が配設されている。これらのスイッチ,コネクタ接続用リード線はメイン基板15に接続される。
【0024】
また、本体101aの溝部2の底部にはフィルム保持装置との電気接続用雌コネクタ28が配設されている。この雌コネクタ28はメイン基板15上に設けられた端子28a〜28sの接点群で構成されている。この雌コネクタ28は、フィルム保持装置102、または、106が装着された時にフィルム保持装置側雄コネクタ88,97(図5,7参照)が接続されるようになっている。
【0025】
さらに、上記画像入力装置101には本体溝2の内面部にフィルム保持装置102,106の位置決め作用を行い、取り外しを規制するための係合手段としてのロックピン24が本体101aに対して出没自在に配設されている。該ロックピン24は、その後部を板バネ25により前方に、すなわち、突出する方向に付勢されている。また、ロックピン24に対応した反対側には、位置決めピン27が出没自在に配設されている、この位置決めピン27も同様にその後部を図示しない板バネにより前方に付勢されている。
【0026】
上記ロックピン24と板バネ25の後方には、後述する本装置制御用のRISC201からの制御信号に基づき、上記ロックピン24の後退を規制するロック状態を制御する規制手段としてのロック機構26が配設されている。
【0027】
上記ロック機構26は、図3の斜視図に示すようにコイル31と鉄心32を有するプランジャ30と、鉄心32を下方向に付勢する第1バネ33と、鉄心32が上方に駆動されたとき、上記第1バネ33の付勢力に打ち勝って鉄心32を上方位置に吸着保持する永久磁石34と、本体に回動自在に支持されたロックレバー35と、ロックレバー35を時計回りに付勢し、その付勢回動力が上記第1バネ33による付勢回動力よりも小さい回動力を与える第2バネ36とから構成されている。
【0028】
上記ロック機構26において、コイル31に端子A側からA(バー)側へ電流を流すと、第1バネ33に打ち勝ってプランジャ30の鉄心32が上方に駆動され、磁石34に吸着される。ロックレバー35は時計回りに位置Paまで回動し、ロックピン24の後退が規制されたロック状態となる。この状態では、ロックピン24は、図5に示すフィルム保持装置102の凹部54との嵌入状態が維持され、装着されているフィルム保持装置は画像入力装置101から取り外すことができない。その後、上記電流をオフしても上述の状態は保持される。
【0029】
また、コイル31に端子A(バー)側からA側へ電流を流すと、磁石34の吸引力に打ち勝って鉄心32が下方に駆動される。ロックレバー35は反時計回りに位置Pbまで回動し、ロックピン24の後退を規制しないロック解放状態となる。この状態では、ロックピン24は、フィルム保持装置102の凹部54とから退出可能で、装着されているフィルム保持装置は画像入力装置101から取り外すことが可能である。なお、その後、上記電流をオフしても上述の状態は保持される。
【0030】
なお、上記ロック機構26の変形例として駆動源にモータを利用したものも適用可能である。この変形例のロック機構41においては、図4のロック機構の斜視図に示すように、出没自在なロックピン24と板バネ25の後部にガイドピン45にスライド自在に支持されたラック44が配設され、そのラック44は、モータ42の正逆転動作によりピニオン43を介して位置Pb、または、位置Paへ直進駆動される。ラック44が位置Pbにあるときは、ロックピン24はその後退動作は規制されないロック解除状態となり、位置Paにあるときは、その後退動作が規制されるロック状態となる。
【0031】
次に、上記画像入力装置101に装着可能なカートリッジフィルム保持装置102の構成について説明する。
図5は、カートリッジフィルム保持装置102の外観を示す斜視図であり、本装置102は、その本体102aの外形が図2の画像入力装置101の溝2に嵌入可能な形状を有している。そして、本体102a内にはフィルムカートリッジ110の収納室51が設けられ、その収納室51のカートリッジ挿入口は、本体102aに回動自在に支持されたカートリッジ室蓋52により開閉される。
【0032】
カートリッジ室蓋52は、蓋開放ツマミ57を操作することによって開放されるが、該蓋開放ツマミ57は、カートリッジ110からフィルムが引き出されている状態のとき、後述する図6の斜視図に示す規制手段としての蓋ロック機構79により蓋を開放するためのF方向のスライド操作が規制され、該蓋52を開くことができないようになっている。
【0033】
カートリッジ室蓋52の開閉部には閉じ動作に連動する蓋スイッチ85が内蔵されており、蓋の開閉に応じて該スイッチのオン/オフが行われる。操作者はカートリッジ110を装填後、カートリッジ室蓋52を閉めることによってオートロードを行うことができる。
【0034】
装置本体102a上面には、カートリッジ110からローディングされたフィルム111をカートリッジ110内に巻き戻す指示を与えるリワインド(REWIND)スイッチ84の操作ツマミが配設されている。
そして、装置本体102aの中央部には照明用開口部53が設けられている。この位置に給送されたフィルム111のコマの画像が、前記画像入力装置101によって読み取られる。
【0035】
また、装置本体102aの前面部にはフィルム画像入力装置101の溝部2に装着した状態で該画像入力装置101側の位置決めピン27が嵌入する凹部55と、該画像入力装置101側のロックピン24が嵌入する凹部54が配設されている。それらの凹部55,54が上記ピンに嵌合することにより、光軸Oに垂直な面内でのフィルム保持装置102の位置決めがなされる。
【0036】
凹部54側に嵌合するロックピン24は、画像入力装置101側のRISC201で電気的に制御される前記ロック機構26により凹部54に嵌入した状態が保持されるロック状態と、後退可能なロック解除状態とに設定できる。そして、ロックピン24が凹部54に嵌入し、ロック状態にあるときにはフィルム保持装置102をフィルム画像入力装置101から外すことができないようになっている。
【0037】
装置本体102aの底面部には溝部2に装着した時にフィルム画像入力装置101側の雌コネクタ28の端子28a〜28sに接触可能な各々バネ付勢された金属接続ピン群を有する雄コネクタ88が設けられている。
上記コネクタ88の接点群を通じて、カートリッジフィルム保持装置102は、フィルム画像入力装置から、装置駆動用電力、および、フィルム駆動用制御信号を受ける。逆に、上記コネクタ88の接点を通じて、フィルム画像入力装置はカートリッジフィルム保持装置102からフィルム給送量情報、フィルム情報、フィルムカートリッジ情報、カートリッジフィルム保持装置内のEEPROM(ELECTRICALLY ERASABLE PROGRAMMABLE READ ONLY MEMORY )情報、カートリッジフィルム保持装置内蔵の各操作スイッチの情報等を受け取る。
【0038】
さらに、本フィルム保持装置102には、カートリッジ110から引き出されたフィルム111を巻き取るための巻き取りスプール59が配設されている。そして、該スプール59内にはフィルム111の巻き上げ、巻き戻しを行うためのモータ58が内蔵されている。
【0039】
該モータ58の出力軸に固定されたモータピニオン61の回転は、一方のギヤ列を構成するギヤ62、63、64を介してスプール59の下部に設けられたギア部60に伝達される。上記モータピニオン61の回転は、他の一方のギヤ列を構成するギヤ65,66,67(破線で示す経路に配設されるギヤ列),68を介してカートリッジ室51の下部に配設されている駆動軸69に設けられたギヤ69aに伝達される。なお、上記駆動軸69は、カートリッジスプール軸(不図示)に係合し、フィルムオートローディング時のフィルム送り出しを行う軸である。、
また、フィルムの走行経路中にはフィルム111の送行量を検出するための回動自在なフィルム従動ローラ86が配設されている。この従動ローラ86は、フィルム111の走行に合わせて回転するロッド部材である。
フィルム従動ローラ86にはラジアル方向に細いスリットが設けられたPIスリット円板87が固着されており、このスリット円板87の回転により、本体102a側に取り付けられていフィルム走行量検出用PI(フォトインタラプタ)80の遮光/非遮光を繰り返す。該PI80の出力波形パルスをカウントすれば、フィルム111の走行量を検出することができる。
【0040】
また、フィルム走行経路上にはフィルムの移動位置を検出するための、フィルムパーフォレーション穴検出用PR(フォトリフレクタ)81が配設されている。このPR81の出力信号により、フィルム111の画面コマを開口部53に位置させるためのフィルムパーフォレーション位置の検出が行われる。
【0041】
同様にフィルム走行経路上にはフィルム111に磁気記録されている撮影情報を検出するための磁気ヘッド83も配設されている。
【0042】
また、カートリッジ室51の下部にはフィルムカートリッジ110のフィルム情報を検出するためのフィルムカートリッジ情報検出用PR82が配設されている。
なお、上記モータやセンサ群は、図示しないフレキシブルプリント基板を介して前記雄コネクタ88の接点群に接続されている。
【0043】
ここで、蓋開放ツマミ57のF方向の蓋開放操作を規制するための前記蓋ロック機構79の構造について、図6の斜視図を用いて説明すると、上記蓋ロック機構79は、コイル71と鉄心72を有するプランジャ70と、鉄心72をG方向に付勢するバネ73と、鉄心72がH方向に駆動されたとき、鉄心72を上記バネ73の付勢力に打ち勝ってH方向の終端位置Pdに保持する永久磁石74とから構成されている。
【0044】
なお、蓋開放ツマミ57は、常時、バネ75によりE方向に付勢されており、該ツマミ57の係止部57aが蓋52の切り欠き52aに嵌入し、蓋52の閉状態を保持する。
【0045】
上記蓋ロック機構79において、コイル71端子B側からB(バー)側へ電流を流すと、バネ73に打ち勝って鉄心72がH方向に駆動され、磁石74に吸着され、ロック位置Pdに保持される。その後、電流をオフしても上述の状態は保持される。この状態にあるとき、蓋52が閉じられていると、上記蓋開放ツマミ57が、鉄心72によりF方向への移動が規制されたロック状態となっており、蓋52は開放できない。
【0046】
また、コイル71端子B(バー)側からB側へ電流を流すと、磁石74の吸引力に打ち勝って鉄心72がG方向に駆動され、ロック解放位置Pcまで移動する。この状態では、蓋開放ツマミ57は、鉄心72に規制されることなく、F方向移動可能で、該ツマミ57の係止突起57aが蓋52の切り欠き52aからJ方向に外れると蓋52を開放することができる。
【0047】
次に、上記画像入力装置101に装着可能な35mmフィルム保持装置106の構造について説明する。
この35mmフィルム保持装置106は、図7の外観の斜視図に示すように、その本体106aがフィルム画像入力装置101の溝2に嵌入し、装着可能である。その装着状態で画像入力装置側のロックピン24と位置決めピン27が嵌入可能な凹部91と92が配設され、そのピン24,27の嵌入によりフィルム保持装置装着時の位置決めがなされる。
【0048】
また、フィルム保持装置106の本体106aには、カットされた35mmフィルムのピースフィルム122用のスライド枠123が挿入可能なスライドフィルムキャリア120、または、35mmフィルムのストリップフィルム127用のストリップフィルムキャリア125のいづれかを選択して装着可能なスリット93が配設されている。さらに、上記キャリア120,125のコマ位置決めのために凹部121,126と係合するピン94が板バネ95によって進退可能に支持されている。
【0049】
また、本体106aの底面部にはフィルム画像入力装置の溝部2に装着した時に画像入力装置側の雌コネクタ28の電気接点群に接触する各バネ付勢力を受けた雄コネクタ97の接点群が設けられている。
【0050】
なお、上記35mmフィルム保持装置106にはフィルムキャリア120、125を移動させるフィルム駆動手段を特に設けておらず、フィルムキャリアの移動は手動で行うことになっている。このように構成することによりフィルム保持装置106を安価に製作可能としている。しかし、前述したカートリッジフィルム保持装置102に設けられたようなフィルム駆動手段とフィルム移動量検出手段等を付加すれば自動的にフィルムキャリアを移動可能とすることはできる。
【0051】
次に、本形態の上記フィルム画像入力装置101とカートリッジフィルム保持装置102と電気回路について、図8の電気回路ブロック図により説明する。 フィルム画像入力装置101側には、装置全体をコントロールする縮小命令セット系コンピュータであるRISC( REDUCED INSTRUCTION SET COMPUTER )201と、該RISC201により制御される各制御要素としての、光源となる蛍光灯3と、該蛍光灯3を点灯し、光量制御するインバータ回路202と、フィルム画像を電気信号に変換するCCD9a、および、そのクランプ回路、ガンマ変換型ADコンバータ等からなる画像処理回路ブロック203と、さらに、CCD9a等を搭載する前記レンズCCD保持部材7をステップ駆動するステッピングモータ18と、ステッピングモータドライバ204と、ロック機構26の駆動用プランジャ30と、フィルム画像入力装置の固有情報を記憶するEEPROM205と、パワースイッチ(P0WER SW)21と、イジェクト スイッチ(EJECT SW)22と、警告手段であって、LCDによる表示、あるいは、PCVによる発音等によりフィルムが引き出されていることを警告する警告表示部206と、PC用コネクタ23等で構成されている。
【0052】
なお、上記PC用コネクタ23は、データ通信用コネクタであり、PC(パーソナルコンピュータ)へ通信専用ICを介さずに接続されている。そして、PCとのデータ通信は、RISC201の通信ソフトウェアにより行うようになっている。
【0053】
また、制御用のコンピュータとして上述のように縮小命令セット系コンピュータであるRISC201を利用する理由について説明すると、本装置の制御処理においては、CCD9aの読み出しシーケンス、画像処理回路203の制御シーケンス、ステッピングモータ駆動シーケンスならびにPCとのデータ通信シーケンス等個々のシーケンスそのものが非常に高速性を要する処理シーケンスであること、また、複数のシーケンスが時間的に重なっていることから、ますます、高速処理が要求される。
【0054】
そこで、従来の画像入力装置では処理および制御マイコンとしては用いられていたCISC(COMPLEX INSTRUCTION SET COMPUTER)に対して、本形態の装置では、さらに処理を高速化するためにRISC型を適用し、単一コントローラ化を達成している。
上記CISCでは1命令の実行に4クロックの時間がかかるが、上記RISCでは1クロックで処理できるため、CISCの4倍の高速処理が可能となる。このことから、各信号制御処理の待ち時間の間で、仮にCISCが30ステップの信号演算処理が可能であるとすると、RISCであれば、120ステップの信号演算処理が可能となり、より高度で複雑な信号演算や、制御処理を行うことが可能となり、S/N比を向上させている。また、より多くの複雑なシーケンス制御をソフトウェアにてマルチタスク的に実行可能となっている。
【0055】
一方、カートリッジフィルム保持装置102側の電気回路の構成について説明すると、上記電気回路としては、磁気再生回路ブロック211,EEPROM212,PI/PR検出回路ブロック213,フィルム駆動用モータ58とそのモータドライブ回路とからなるモータドライブブロック214,蓋ロック機構79の駆動用プランジャ70,リワインドスイッチ(RW SW )84,蓋スイッチ85等が内蔵されている。
【0056】
上記磁気再生回路ブロック211は、磁気ヘッド83と、磁気ヘッド出力用増幅器、BPF、BPF出力用増幅器等からなっており、フィルムに記録された撮影情報を読み取る回路である。
上記EEPROM212には、フィルムカートリッジ110の巻き戻し終了フラグとかフィルムの巻き上げ駒数、ピント調整値等のフィルム保持装置の固有情報が記憶されている。
【0057】
上記PI/PR検出回路ブロック213は、フィルム走行量検出用PI80を含むフィルム走行量検出回路と、フィルムパーフォレーション検出用PR81を含むパフォレーション検出回路と、フィルムカートリッジ情報検出用PR82を含むフィルムカートリッジ情報検出回路とから構成されている。
上記フィルム走行量検出回路の出力パルスは、フィルム走行量を示し、パフォレーション検出回路の出力パルスはフィルムのパフォレーション穴の位置検出に用いられ、フィルムカートリッジ情報検出回路の出力パルスは、フィルムディスクに記録されたフィルムカートリッジの情報コードを示す。
【0058】
上記磁気再生回路ブロック211の再生出力端子、PI/PR検出回路ブロック213の信号出力端子、および、上記PI/PR用LED点灯制御端子、EEPROM212のデータ通信端子、フィルム駆動用モータドライブブロック214の制御端子、スイッチ出力端子、電源/GND入力端子は、雄コネクタ88のそれぞれの端子の接点群を通じてフィルム画像入力装置101の雌コネクタ28内の後述する端子28a〜28sの接点を介してRISC201に接続されている。
【0059】
なお、PI/PR検出ブロック213の出力は、ノイズに弱いので、バッファを介して出力している。該バッファには、インバーター、オペアンプ、コンパレータ等が使用できる。
【0060】
上記コネクタ28の各端子28a〜28sへの接続信号の情報内容は、つぎの通りである。すなわち、
端子28a、28bは、装着されたフィルム保持装置の種類判別用の2ビット信号ラインであって、H(ハイレベル)/L(ローレベル)のとき、カートリッジフィルム保持装置102、また、L/H のとき、35mmフィルム保持装置106、また、L/Lのとき、装着保持装置なしを示す。
端子28cは、電源(Vcc)ラインである。
端子28dは、GNDラインである。
端子28e,28fは、フィルム駆動モータ制御用2ビット信号ラインであり、H/Lのときモータ正転を、L/Hのときモータ逆転を、H/Hのときモータブレーキを、L/Lのときモータオフをそれぞれ指示する信号ラインである。
端子28gは、PR/PIのLED用電源ラインである。
端子28hは、フィルムディスク検出用PR出力ラインである。
端子28iは、パーフォレーション検出用PR出力ラインである。
端子28jは、フィルム走行量検出用PI出力ラインである。
端子28kは、磁気再生回路出力ラインである。
端子28mは、EEPROM用クロックラインである。
端子28nは、EEPROM用データ入力ラインである。
端子28pは、EEPROM用データ出力ラインである。
端子28qは、リワインドスイッチ出力ラインである。
端子28rは、蓋ロック機構用プランジャ駆動電流ラインである。
端子28sは、蓋スイッチ出力ラインである。
【0061】
上述のようにコネクタ28,88を介してフィルム保持装置102は、フィルム画像入力装置101内部の制御手段であるRISC201に接続されており、フィルム保持装置102、および、フィルム画像入力装置101の各制御ブロックは、そのコントロールのもとに、一元的に管理される。
【0062】
このように構成することで、フィルム保持装置の部品点数の削減がはかられ、それにともなう実装面積の削減とそれに伴う製造コストの削減、コンパクト化の促進、また、各タイミング管理の一元化に伴うソフトウェアの簡便化による信頼性の向上も図られる。
【0063】
次に、本形態のスキャナ装置におけるオートロード処理,リワインド処理,イジェクト処理等について、図9,10,11のフローチャートに基づいて説明する。
図9(A)は、画像入力装置101に装着された状態のカートリッジフィルム保持装置102にフィルムカートリッジ110が装填された場合の「オートロード処理」のフローチャートである。
フィルムカートリッジ110が装填され、カートリッジ蓋52(図5)が閉じられると、蓋スイッチ85がオンし、図8のRISC201は、そのオフからオンの変化を検知し、図9(A)に示すオートロード処理を開始する。
【0064】
まず、ステップS101において、サブルーチンの「フィルム保持装置ロック処理(1)」をコールする。このフィルム保持装置ロック処理(1)は、後述する図9(B)にフローチャートを示すが、フィルム保持装置102の取り外しを規制するためにロック機構26によりロックピン24(図2,3)をロック状態、すなわち、後退不可にする処理である。
なお、このようにフィルム保持装置102をロック状態にすることにより、フィルムが引き出されているとき、フィルム保持装置102が画像入力装置101から、不用意に取り外されて、電気制御が不能状態となり、フィルムカートリッジ110の不完全給送状態で停止してしまうことを防止する。
【0065】
続いて、ステップS102にて、後述する図9(C)に示すサブルーチンの「カートリッジ蓋ロック処理」をコールする。この処理は、カートリッジ蓋52を開放できないようにロック状態とする処理である。なお、このようにカートリッジ蓋52をロック状態にすることにより、フィルム引き出し中にカートリッジ110を取り出して、フィルム111を汚したり、傷付けたりすることを防止される。
その後、ステップS103にて、サブルーチンの「オートロード実行処理」をコールし、フィルムの送り出しを開始する。その後、処理はメインルーチンに戻される。
【0066】
図9(B)は、上記ステップS101でコールされるサブルーチンの「フィルム保持装置ロック処理(1)」のフローチャートである。
ステップS201にて、図3のロック機構26を駆動するプランジャ30のコイル31の端子Aから端子A(バー)に通電する。これにより、鉄心32は第1バネ33の付勢力の打ち勝って、上方に移動し、磁石34に吸着されて安定する。ステップS202にて、鉄心が磁石に吸着して安定するまでの待ち時間100msecだけ待つ。この状態でロック機構26は、ロック状態になっており、フィルム保持装置は取り外し不可となる。
ステップS203にて、プランジャコイルの通電をオフにし、本サブルーチンの処理を終了する。
【0067】
図9(C)は、上記ステップS102でコールされるサブルーチンの「カートリッジ蓋ロック処理」のフローチャートである。
ステップS301にて、図6のプランジャ70のコイル71の端子B側から端子B(バー)側に通電する。これにより、プランジャ70の鉄心72はバネ73の付勢力に打ち勝って移動し、磁石74に吸着されて安定する。ステップS302にて、 鉄心が磁石に吸着し、安定するまでの時間100msec待つ。このロック状態では蓋開放ツマミ57はF方向の移動が規制され、カートリッジ蓋52の開放が不可能になる。
ステップS303にて、プランジャコイル71の通電をオフし、本サブルーチンの処理を終了する。
【0068】
次に、リワインド処理について、図10(A)のルーチン「リワインド(1)処理」のフローチャートにより説明する。
このリワインド(1)処理は、フィルム保持装置102が画像入力装置101に装着されており、画像取り込み終了時などフィルムが引き出されているような状態のとき、リワインドスイッチ84の操作ボタン(図5)が押されると、RISC201がそのオフからオンへの変化を検知して開始される処理である。
【0069】
まず、ステップS401にて、サブルーチンのフィルム巻き戻し処理をコールし、フィルム111をカートリッジ110内に巻き戻す。ステップS402にて、図10(C)に示すサブルーチンのカートリッジ蓋ロック解除処理をコールする。さらに、ステップS403にて、図10(B)に示すサブルーチンのフィルム保持装置ロック解除処理をコールして、該処理を実行後、本ルーチンを終了し、メインルーチンへ戻る。
【0070】
図10(B)は、上記ステップS403でコールされるサブルーチンの「フィルム保持装置ロック解除処理(1)」のフローチャートである。
ステップS501にて、図3のプランジャ30のコイル31の端子A(バー)から端子Aに通電する。これにより、プランジャ30の鉄心32は磁石34の吸着力に打ち勝って、第1バネ33の付勢力に沿って移動し、ロック状態が解除される。ステップS502にて、鉄心32が磁石34から完全に離れるまで、待ち時間100msec待つ。このロック解除状態では、ロックピン24の後退が可能で、フィルム保持装置の取り外しが可能である。
ステップS503にて、プランジャ30のコイル31の通電をオフし、本サブルーチンの処理を終了する。
【0071】
前記ステップS402でコールされるサブルーチンの「カートリッジ蓋ロック解除処理」について、図10(C)のフローチャートにより説明する。
ステップS601にて、図6のプランジャ70のコイル71の端子B(バー)から端子Bに通電する。これにより、プランジャ70の鉄心72は磁石74の吸着力に打ち勝ってバネ73の付勢力に沿ってロック解除位置に移動する。ステップS602にて、鉄心72が磁石74から完全に離れるまでの待ち時間100msec待つ。このロック解除状態では、蓋開放ツマミ57のF方向の移動は可能となっており、カートリッジ蓋52は開放可能である。
ステップS603にて、プランジャ通電をオフして、本サブルーチンの処理を終了する。
【0072】
次に、フィルム保持装置のイジェクト処理について、図11のルーチン「イジェクト処理」のフローチャートによって説明する。
このイジェクト処理は、フィルム保持装置102が画像入力装置101に装着されており、フィルムが引き出されたような状態のとき、フィルム保持装置102を画像入力装置101から取り外す必要が生じた場合、イジェクトスイッチ22の操作ボタン(図2,図8)を押すことにより、RISC201が該スイッチのオフからオンへの変化を検知し、フィルムの引き出し状態をチェックして、画像入力装置101からフィルム保持装置102を取り外すことができるようにする処理である。そのとき、フィルム111がカートリッジ110から引き出されている場合には、警告を発するようにして、使用者はフィルムが引き出し状態にあることを明確に認識した上で、フィルム保持装置を強制的に取り外すことができ、不用意なフィルム保持装置の取り外しを防止しつつ、フィルムの表面についたごみを掃除することも可能とすることができる。
【0073】
イジェクトスイッチ22のオン操作が検出されたとき、本処理が開始され、ステップS701にて、RISC201はフィルム111が引き出されているか否かを検出し、引き出されていればステップS702へジャンプし、引き出されていなければ、ステップS703へジャンプする。
なお、フィルムが引き出されているか否かの判断は、リワインド完了フラグ、もしくは、フィルム引き出し状態フラグなどの状態フラグを参照するか、フィルム送りコマ数から判断する等が考えられ、いづれの方法でも良い。
【0074】
上記ステップS702にて、フィルム引き出し状態警告処理ルーチンをコールする。該警告処理は、警告表示部206において、PCVにより警告音を発したり、LED点灯により警告表示したり、あるいは、LCD表示にて警告マーク表示、警告メッセージ表示等を行う処理である。または、PC(パーソナルコンピュータ)のモニタにて警告マーク表示、警告メッセージ表示をする等各種の処理も考えられるが、そのいづれによってもフィルム引き出し状態であることの注意を使用者に喚起できればよい。
【0075】
ステップS703にて、フィルム保持装置ロック解除処理ルーチンをコールする。この処理は、前記図10(B)のフローチャートに示される。その後、本ルーチンからメインルーチンへ処理が戻される。
【0076】
次に、前述したフィルム保持装置取り外し規制用のロックピン24のロック機構の変形例であって、前記図4に示したロック機構41を適用した場合のサブルーチンの「フィルム保持装置ロック処理(2)」と「フィルム保持装置ロック解除処理(2)」について、図12のフローチャートにより説明する。
【0077】
図12(A)は、前記図4に示した変形例のロック機構41を適用したスキャナ装置において、前記図9(A)のオートロード処理でコールされるサブルーチンのうち、ステップS101に対するサブルーチンであって、「フィルム保持装置ロック処理(2)」のフローチャートである。
ステップS801にて、図4のモータ42を逆転させる。これにより、ラック44が位置Paに移動し、ロックピン24の後退を規制するロック状態とする。ステップS802にて、ラックがロック位置である位置Paまで駆動されるに十分な待ち時間100msec待つ。ステップS803にて、モータ通電をオフし、本サブルーチンの処理を終了する。
【0078】
図12(B)は、同じく上記変形例のロック機構41を適用したスキャナ装置において、前記図10(A)の「リワインド(1)処理」のステップS403でコールされるサブルーチンであって、フィルム保持装置ロック解除処理(2)のフローチャートである。
ステップS901にて、図4のモータ42を正転する。これにより、ラック44が位置Pbに移動し、ロックピン24の後退を許可するロック解除状態となる。ステップS902にて、ラック44がロック解除位置の位置Pbに駆動されるに十分な待ち時間100msec待つ。
ステップS903にて、モータ通電をオフし、本サブルーチンの処理を終了する。
【0079】
上述の本形態のスキャナ装置では、オートロード処理において、カートリッジからのフィルムの引き出す動作のローディング動作は、フィルム保持装置102のロック処理、あるいは、カートリッジ蓋52のロック処理が完全に完了した後に実行したが、それらの動作が完全に完了する前の直前状態であっても、フィルム111への損傷やカートリッジの取り出しに支障がない範囲で実施するようにしてもよい。
【0080】
同様に、リワインド処理において、カートリッジ110にフィルム111を巻き戻す動作が完了してから、フィルム保持装置のロック解除処理あるいはカートリッジ蓋のロック解除処理が実施されたが、巻き戻し動作が完全に完了する前の直前の状態であっても、フィルム111への損傷やカートリッジ110の取り出しに支障がない範囲で実施できる。
【0081】
以上、説明したように本形態のスキャナ装置によれば、次のような効果が得られる。すなわち、
(1)フィルム111が走行しているとき、あるいは、フィルム111がカートリッジ110から引き出されている状態のときは、フィルム保持装置102をロック機構26、または、41により画像入力装置101から取り外せないように規制することによって、不用意にフィルム保持装置を取り外して電源が寸断されることを防止でき、正常なフィルム駆動を保証でき、そして、フィルム111を完全に保護することができ、汚れおよび傷を付けることを防止できる。
【0082】
(2)フィルム111が走行しているとき、あるいは、フィルム111がカートリッジ110から引き出されている状態のときは、カートリッジ蓋52を蓋ロック機構79により開放を規制して、カートリッジ110を取り出せないするように構成することによって、フィルム111の不用意な取り出しを禁止し、フィルム111を保護し、汚れおよび傷を付けることを防止できる。
【0083】
(3)フィルム111がカートリッジ110から引き出されている状態で、フィルム保持装置102,106を画像入力装置からイジェクトしようとするとき、そのイジェクト指示操作に応答してフィルムが引き出されていることを警告することによって、使用者に注意を喚起し、フィルム111を汚したり、傷を付けることを未然に防止できる。
【0084】
次に、本形態のスキャナ装置におけるリワインド処理の変形例について説明する。この変形例のリワインド処理は、リワインドスイッチ84を操作して、フィルムを巻き戻した後、カートリッジの取り出しを確認してからフィルム保持装置のロックを解除する処理であり、図13は、本変形例の「リワインド(2)処理」のフローチャートである。
【0085】
ステップS1001にて、フィルムの巻き戻しを行う。ステップS1002にて、前記図10(C)に示すサブルーチンのカートリッジ蓋ロック解除処理をコールする。ステップS1003にて、カートリッジ110が取り出されたか否かチェックする。これは、図5に示すフィルムカートリッジ情報検出用PR82によってフィルムディスクの検出を行うことによって、カートリッジ110が取り出されたか否かを判断し、該カートリッジ110が取り出されるまで待つ。
カートリッジ110が取り出された後、ステップS1004にて、前記図10(B)に示すサブルーチンのフィルム保持装置ロック解除処理をコールする。その後、本ルーチンからメインルーチンに戻る。
【0086】
この変形例のサブルーチンのリワインド処理を適用したスキャナ装置によれば、フィルム111の巻き戻しを行って、カートリッジ蓋52のロックを解除する。そこで、カートリッジ110がフィルム保持装置102から引き抜かれたことを確認してから、フィルム保持装置102が画像入力装置101から取り外し可能の状態になるように処理されることから、リワインド後、カートリッジ110の装填状態では、フィルム保持装置102は、画像入力装置101から取り外すことができず、フィルム駆動の必要がない状態になってからフィルム保持装置102が取り外されるので、フィルムカートリッジ110,フィルム111ともに完全に保護される。
【0087】
(付記)
以上、説明した実施の形態により、次に示す構成を有するスキャナ装置を提案することができる。すなわち、
(1)カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、
前記画像入力装置からの前記フィルム保持装置の取り外しを指示する手段と、
前記フィルムを給送するフィルム駆動手段と、
前記画像入力装置からの前記フィルム保持装置の取り外しを禁止する規制手段と、
を具備し、前記取り外し指示手段からの指令に基づいて、前記フィルム駆動手段が前記フィルムの巻き戻しを行い、この巻き戻しが完了する直前または直後に前記規制手段を解除することを特徴とするスキャナ装置。
【0088】
(2)前記規制手段は、前記フィルム保持装置と画像入力装置とを連結する係合部材と、この係合部材の動作を規制する規制部材と、この規制部材を駆動する駆動手段であることを特徴とする付記(1)に記載のスキャナ装置。
【0089】
(3)カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、
前記フィルム保持装置からの前記カートリッジの取り外しを指示する手段と、
前記フィルムを給送するフィルム駆動手段と、
前記フィルム保持装置からの前記カートリッジの取り外しを禁止する規制手段と、
を具備し、前記取り外し指示手段からの指令に基づいて、前記フィルム駆動手段が前記フィルムの巻き戻しを行い、この巻き戻しが完了する直前または直後に前記規制手段を解除することを特徴とするスキャナ装置。
【0090】
(4)前記規制手段は、前記フィルム保持装置のカートリッジ蓋の係止部材と、この係止部材の動作を規制する規制部材と、この規制部材を駆動する駆動手段であることを特徴とする付記(3)に記載のスキャナ装置。
【0091】
(5)前記規制部材の駆動手段は、プランジャまたはモータであることを特徴とする付記(2)または(4)に記載のスキャナ装置。
【0092】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1に記載のスキャナ装置によれば、フィルムのカートリッジからの引き出し動作開始の直前または直後に、フィルム保持装置を画像入力装置から取り外し禁止とすることによって、不用意にフィルム保持装置を取り外して電源が寸断されるのを防止でき、正常なフィルム駆動を保証できる。そして、フィルムを保護し、汚したり、傷付けたりすることを防止する。
【0093】
本発明の請求項2に記載のスキャナ装置によれば、フィルムのカートリッジへの収納動作完了の直前または直後に、フィルム保持装置を画像入力装置から取り外し可能とすることによって、不用意にフィルム保持装置を取り外し、電源が寸断されるのを防止でき、正常なフィルム駆動を保証できる。そして、フィルムを保護し、汚したり、傷付けたりすることを防止する。
【0094】
本発明の請求項3に記載のスキャナ装置によれば、上記請求項1、または、2のスキャナ装置において、フィルム保持装置を前記フィルム画像入力装置から取り外す外部指示がされた場合に、前記フィルムが前記カートリッジから引き出されていることを警告するようにして、使用者が不用意にフィルムが引き出されたカートリッジを引き抜くことを防止し、その結果、フィルムにごみを付けたり、傷を付けたりすることを防止する。
【0095】
本発明の請求項4に記載のスキャナ装置によれば、フィルムのカートリッジからの引き出し動作開始の直前または直後に、カートリッジをフィルム保持装置から取り外し禁止とするによって、フィルムが引き出された状態で露出することを防止することができ、その結果、フィルムを保護し、汚したり、傷付けたりすることを防止する。
【0096】
本発明の請求項5に記載のスキャナ装置によれば、フィルムのカートリッジへの収納動作完了の直前または直後に、前記カートリッジをフィルム保持装置から取り外し可能とすることによって、フィルムが引き出された状態で露出することを防止することができ、その結果、フィルムを保護し、汚したり、傷付けたりすることを防止する。
【0097】
本発明の請求項6に記載のスキャナ装置によれば、カートリッジのフィルム保持装置からの取り出し動作の直前または直後に、前記フィルム保持装置を前記画像入力装置から取り外し可能とすることによって、カートリッジ取り外し前にフィルム保持装置を取り外し、電源が寸断されるのを防止でき、その結果、フィルムを保護し、汚したり、傷付けたりすることを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態を示すスキャナ装置の概略の構成を示すブロック構成図。
【図2】図1のスキャナ装置を構成するフィルム画像入力装置の斜視図。
【図3】図2のフィルム画像入力装置に適用されるロック機構の構造を示す斜視図。
【図4】図3に示すロック機構の変形例の構造を示す斜視図。
【図5】図1のスキャナ装置を構成し、図2のフィルム画像入力装置に装着可能なカートリッジフィルム保持装置の斜視図。
【図6】図5のカートリッジフィルム保持装置に内蔵されるカートリッジ蓋ロック機構の構造を示す斜視図。
【図7】図1のスキャナ装置を構成し、図2のフィルム画像入力装置に装着可能な35mmフィルム保持装置とスライドフィルムキャリアとストリップフィルムキャリアの斜視図。
【図8】図1のスキャナ装置を構成するフィルム画像入力装置とカートリッジフィルム保持装置の電気回路のブロック構成図。
【図9】図1のスキャナ装置におけるフィルムオートロード処理と該処理でコールされるサブルーチンのフローチャートであって、(A)は「オートロード処理」のフローチャート、(B)は「フィルム保持装置ロック処理(1)」のフローチャート、(C)は「カートリッジ蓋ロック処理」のフローチャート。
【図10】図1のスキャナ装置におけるリワインド処理と該処理でコールされるサブルーチンのフローチャートであって、(A)は「リワインド処理」のフローチャート、(B)は「フィルム保持装置ロック解除処理(1)」のフローチャート、(C)は「カートリッジ蓋ロック解除処理」のフローチャート。
【図11】図1のスキャナ装置における「フィルム保持装置イジェクト処理」のフローチャート。
【図12】図1のスキャナ装置におけるロック機構の変形例の機構を適用したときのサブルーチンのフローチャートであって、(A)は「フィルム保持装置ロック処理(2)」のフローチャート、(B)は「フィルム保持装置ロック解除処理(2)」のフローチャート。
【図13】図1のスキャナ装置におけるリワインド処理に対する変形例の「リワインド(2)処理」のフローチャート。
【符号の説明】
101……フィルム画像入力装置
102……カートリッジフィルム保持装置
(フィルム保持装置)
110……カートリッジ
111……フィルム
206……警告表示部(警告手段)
Claims (6)
- カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記フィルムの前記カートリッジからの引き出し動作開始の直前または直後に、前記フィルム保持装置を前記画像入力装置から取り外し禁止とすることを特徴とするスキャナ装置。
- カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記フィルムの前記カートリッジへの収納動作完了の直前または直後に、前記フィルム保持装置を前記画像入力装置から取り外し可能とすることを特徴とするスキャナ装置。
- 前記フィルム保持装置を前記フィルム画像入力装置から取り外す外部指示がされた場合に、前記フィルムが前記カートリッジから引き出されていることを警告する警告手段を具備することを特徴とする請求項1、2に記載のスキャナ装置。
- カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記フィルムの前記カートリッジからの引き出し動作開始の直前または直後に、前記カートリッジを前記フィルム保持装置から取り外し禁止とすることを特徴とするスキャナ装置。
- カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記フィルムの前記カートリッジへの収納動作完了の直前または直後に、前記カートリッジを前記フィルム保持装置から取り外し可能とすることを特徴とするスキャナ装置。
- カートリッジに収納された現像済みフィルムから画像を読み取るフィルム画像入力装置と、前記フィルム画像入力装置と着脱自在に結合し、前記カートリッジを保持するフィルム保持装置とからなるスキャナ装置において、前記カートリッジの前記フィルム保持装置からの取り出し動作の直前または直後に、前記フィルム保持装置を前記画像入力装置から取り外し可能とすることを特徴とするスキャナ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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