JP3556573B2 - ロールシャフト着脱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール製品(以下単にロールとする)を自動倉庫に格納保管する際に、ロールに装着されるロールシャフト(以下単にシャフトとする)の着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷用のペーパーロール等のロールを自動倉庫に格納する際、ロールの芯管にシャフトを装着し、該シャフトによって自動倉庫棚の受け金物に支承させ、格納することが行なわれている。
この場合、パレットに積載されて送られてくるロールに、所定の位置でシャフトを装着することになるし、また、出庫する際には、パレットに積載して移送し、所定の位置でシャフトを脱着しなければならない。
【0003】
従来、このロールにシャフトを着脱する作業は人手により行なわれていた。
また、ロールから抜き取られたシャフトは、循環使用するため、ロールラックに保管し、ある程度溜まると随時装着側に戻しているが、この作業も手押し台車等による人手作業により行なわれている。
【0004】
このため、自動倉庫へのロールの入出庫作業においては、間断なく人手による作業を必要としており、極めて能率の低い作業であった。また、人手を休めると、ロールの入出庫作業がストップすると云う不都合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ロール芯管に対するシャフトの装着および脱着を自動化し、脱着したシャフトについても所定量まとめて自動的に装着側に戻させるシャフトの着脱装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
自動倉庫に隣接して、ロールパレットを搬送する搬送コンベヤを設け、シャフト装着所定位置において、シャフト自動装着機で入庫ロールにシャフトを装着して倉庫棚に格納させるようにし、また、シャフト脱着所定位置において、シャフト自動脱着機でロールからシャフトを脱着して出庫するようにするようにした。
【0007】
そして、脱着位置において、脱着したシャフトをシャフト保管パレットに保管させ、該シャフト保管パレットと、装着位置において、保管シャフトを引き抜いた空のシャフト保管パレットとを、トラバーサにより、シャフト保管パレットバッファコンベヤを介して、夫々シャフト装着所定位置およびシャフト脱着所定位置に搬送するようにした。
【0008】
なお、シャフトの自動脱着機としては、床面に施設されたレールに車輪搭載され、シャフト着脱所定位置とシャフト保管パレットの待機位置との間を移動する移動台車と、該移動台車上に設置され昇降じざいなりふたーと、該リフター上に
、前記レールと直角方向に敷設された横レールに車輪搭載され、リフター上を横移動する横移動台車と、該横移動台車に搭載され、シャフトをクランプするクランプ装置とを備えたシャフト自動着脱機を使用した。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明によるシャフト着脱装置の概念を示す斜視図。図2はシャフト着脱装置に使用するシャフト着脱機の斜視図。図3はシャフト保管パレットの他の実施例を示す正面図。図4は入庫時の流れを示すシャフト着脱装置の平面図、図5は出庫時の流れを示すシャフト着脱装置の平面図である。
【0010】
図において、Aは自動倉庫、Bは自動倉庫Aに隣接して配置される、本発明によるシャフト着脱装置、Cはシャフト着脱装置に使用される、本発明によるシャフト着脱機である。自動倉庫Aは従来の自動倉庫と変わるところはない。
【0011】
1は製品であるロール、2はロール1を自動倉庫Aに格納する際に、ロール1の芯管に装着されるシャフトである。
3はロール1を積載して搬送するパレットであり、図外位置において、入庫側ではロール1が積載され、出庫側ではロール1が積降ろされる。
【0012】
4はパレット3を搬送する搬送コンベヤであって、入庫側から出庫側までおよび出庫側から入庫側を結んで囲状になっており、自動倉庫Aに隣接して配置されている。
また、該搬送コンベヤ4はパレット3を載せて搬送するに適したチェーンコンベヤやローラコンベヤ、あるいはこれ等の組み合わせで構成されており、角部ではパレット3を受け渡し、受け取り直角方向に搬送可能に連結されている。
各辺のコンベヤは4a、4b、4c、4dとして表示する。
【0013】
5はシャフト自動装着機であり、6は、シャフト自動装着機5に隣接して平行に配置され、連結コンベヤ7を介して搬送コンベヤ4aに連結されている装着位置コンベヤである。
したがって、入庫されるロール1を載せたパレット3は、搬送コンベヤ4aより連結コンベヤ7を径て装着位置コンベヤ6に送給され、所定位置でシャフト2を装着されてから再び搬送コンベヤ4bに送出される。
【0014】
8はシャフト自動脱着機であり、9は、シャフト自動脱着機8に隣接して平行に配置され、搬送コンベヤ4bに連結されると共に、連結コンベヤ10を介して搬送コンベヤ4cに連結されている脱着位置コンベヤである。
したがって、出庫されるロール1を載せたパレット3は、搬送コンベヤ4bより脱着位置コンベヤ9に送給され、所定位置でシャフト2を脱着されてから、連結コンベヤ10を径て再び搬送コンベヤ4cに送出される。
【0015】
なお、シャフト自動装着機5とシャフト自動脱着機8の構造については後述するが、両者は同じ構造のものが左右対象の向きに配置され、シャフト装着専用とシャフト脱着専用に使用されている。
また、11は、搬送コンベヤ4の出庫側から入庫側に向けて連結するコンベヤ4dと並列に配置され、搬送コンベヤ4cからパレット3を受け取り、搬送コンベヤ4aにパレット3を受け渡すように連結された空パレットバッファコンベヤである。
【0016】
12はシャフト保管パレット(以下保管パレットとする)であって、パレット上に、保持枠体13が固定され、保持枠体13によって多数の保管パイプ14が保持されており、各保管パイプ14にシャフト2が保管される。
保管パイプ14の各個は、パレット上に俵積みされ、保持枠体13により保持され、位置決めされて互いに連着されている。つまり、隣り合うパイプの中心間距離は同一である。
【0017】
保管パイプ14に挿入されたシャフト2は、その自重により保管パイプ14の底中心に位置することになり、自動調芯される。したがって、保管パイプ14に挿入されたシャフト2の、隣り合う軸芯間距離は一定となる。
また、保管パイプ14は円形パイプの他、図3に示すように角形パイプを使用しても同効である。
【0018】
15は、シャフト自動装着機5およびシャフト自動脱着機8の側方で、前記装着位置コンベヤ6および脱着位置コンベヤ9と夫々縦列配置された、保管パレット12の待機用コンベヤである。
図4、図5に示す例では、この待機用コンベヤ15と接続され、並列配置された待機予備コンベヤ16が設けられている。
【0019】
17は、前記シャフト自動装着機5およびシャフト自動脱着機8の側方に配置された保管パレット12の待機用コンベヤ15および待機予備コンベヤ16に接面して設置され、その間を往復移動し、待機用コンベヤ15および待機予備コンベヤ16とに、保管パレット12を受け渡すトラバーサである。
なお、17′はトラバーサ17の走行路を示す。
【0020】
18は、保管パレット12のバッファコンベヤであって、前記トラバーサ17に接面するようにして設置され、トラバーサ17より保管パレット12を受け渡される。
該バッファコンベヤ18は、保管パレット12を複数個搭載でき、かつ、複数本設けられ、トータルで多数個の保管パレット12をストックできるようになっている。
【0021】
そして、シャフト装着側の待機用コンベヤ15上にある保管パレット12の、保管シャフト2がなくなったとき交換される、シャフト2を蓄えた保管パレット12と、シャフト脱着側の待機用コンベヤ15上にある保管パレット12に、脱着シャフト2が満杯になったとき交換される、空の保管パレット12がストックされている。
【0022】
保管パレット12の交換は、使用した保管パレット12をトラバーサ17によって運びだし、バッファコンベヤ18の空き部分に収納し、バッファコンベヤ18に準備されている新たな保管パレット12を、トラバーサ17で取り出し、待機用コンベヤ15に搬送して、セットする。
【0023】
図4、図5に示す例では、使用した保管パレット12を、取り敢えず、待機予備コンベヤ16上に移し、その間にトラバーサ17によって、新たな保管パレット12を搬送してくることができるので、迅速な交換が可能である。
なお、待機予備コンベヤ16上に移れた保管パレット12は、新たな保管パレット12がセットされたあと、トラバーサ17によってバッファコンベヤ18の空き部分に収納される。
【0024】
19は自動倉庫の入庫コンベヤであって、搬送コンベヤ4aに直角に配置されており、同搬送コンベヤ4aからパレット3を受け取り、該パレット3を入庫ステーション20に搬送する。
21は出庫コンベヤであって、搬送コンベヤ4aに直角に配置されており、出庫ステーション22からのパレット3を搬送コンベヤ4aに受け渡す。
【0025】
なお、23は自動倉庫の保管棚であり、24は各保管棚23に固定設置されたロール受け金物である。
また、25は各保管棚23間に設置され、各保管棚23と入、出庫ステーション20、22との間を走行するスタッカクレーンであり、26はスタッカクレーン25に装着され、左右にシャトルすると共に、上下動し、シャフト2を持ち上げ、持ち下ろし、ロール1をハンドリングするシャトルフォークである。
【0026】
次に、図2に示すシャフト自動装着機5およびシャフト自動脱着機8について説明する。なお、両者は同一構造であるので、自動着脱機として説明する。
27は、ロール1にシャフト2を着脱する所定の位置において、装着および脱着位置コンベヤ6、9と、待機用コンベヤ15とに対して平行に敷設されたレールである。
【0027】
28は、レール27に車輪搭載され、シャフト着脱所定位置と待機用コンベヤ15との間を移動可能とした移動台車である。該移動台車28は、装着および脱着位置コンベヤ6、9と、待機用コンベヤ15とに対して平行に移動する。
29は、移動台車28に搭載されたリフターであって、作動機により伸張されるクロスリンク式のものやジャッキで昇降する方式のもの等が使用される。
【0028】
30は、リフター29上に敷設された横移動レールであり、前記レール27とは直角方向に設けられている。
31は、横移動レール30に車輪搭載され、ロール1や保管パイプ14の縦方向に向かって移動する横移動台車である。
該横移動台車31には、クランプ装置32が設けられており、クランプ装置32は、内蔵した作動機構により、同時に開閉する分割されたクランプ爪33を備えている。
【0029】
したがって、本シャフト着脱機においては、例えば、ロール1にシャフト2を装着する場合、まず、待機用コンベヤ15の位置において、保管パイプ14に対してクランプ装置32を、移動台車28の走行と、リフター29の昇降により位置合わせする。
【0030】
そして、クランプ爪33を開いた状態で、横移動台車31を保管パイプ14側に移動させる。この移動により、保管パイプ14に保管されているシャフト2の端部がクランプ爪33内に入るので、端部が充分入ったところで、クランプ爪33を閉じることによって、シャフト2をクランプすることができる。
【0031】
その状態で、横移動台車31を後退させ、シャフト2を保管パイプ14より引き抜き、シャフト2をクランプしたまま、移動台車28をロール1のところまで移動させる。
ロール1のところに至ったら、リフター29によりロール1の芯管とクランプしているシャフト2の高さを合わせてから、横移動台車31をロール1側に前進させ、シャフト2をロール1の芯管に挿入していく。
【0032】
そして、シャフト2がロール1内に所定の長さ挿入されたら、その位置でクランプ爪33を開いて、横移動台車31を後退させる。
これによって、シャフト2をロール1に装着することができる。
また、逆の作動によって、ロール1に装着されたシャフト2を脱着し、これを保管パレット12の保管パイプ14に戻すことができる。
【0033】
なお、横移動台車31を保管パレット12側に近付け、横移動台車31がリフター29の前端位置に至ったとき、シャフト2の端部が丁度クランプ爪33内に入るように、また、ロール1にシャフト2を差し込む際、横移動台車31がリフター29の前端位置に至ったとき、シャフト2が所定の長さ挿入されているようにその位置間隔が設定されている。
【0034】
また、シャフト2をクランプして横移動台車31を後退させるときも、横移動台車31がリフター29の後端位置に至ったとき、シャフト2がロール1から完全に引き抜かれているように、その位置間隔が設定されている。
【0035】
さらに、保管パイプ14には、一番端のものから順次作業順番が決めてあり、ロール1に装着するシャフト2を保管パイプ14から引き抜くとき、およびロール1から脱着したシャフト2を保管パイプ14に保管するとき、最初に端の保管パイプ14から、あと順次順番目の保管パイプ14から引き抜き、あるいは保管していくようにしている。
【0036】
したがって、シャフト2の引き抜き、あるいは保管に当たって、移動台車28の移動距離は、移動毎に、保管パイプ径を1ピッチとして、1ピッチづつずらすように設定すればよい。
なお、1列目の引き抜きあるいは保管が終わると、順次2列目、3列目に移行して、同様に端から順番に作業が行なわれる。
【0037】
さて、次にシャフトを装着してロールを入庫する操作およびシャフトを脱着してロールを出庫する操作について説明する。
図4は、ロール1の入庫時の流れを示している。
まず、図外位置においてロール1を積載されたパレット3は、搬送コンベヤ4a上を真直ぐに送られ、連結コンベヤ7から装着位置コンベヤ6に送給され、装着位置コンベヤ6上所定の位置に停止される。
【0038】
パレット3が装着位置コンベヤ6上所定の位置に停止したら、シャフト2をクランプし、同位置に待機しているシャフト自動装着機5の横移動台車31が、パレット3側に移動し、ロール1の芯管にシャフト2を挿入する。
シャフト2を所定の長さ挿入したら、クランプ爪33を開き、クランプを解除して、横移動台車31は後退する。
【0039】
このようにして、シャフト2をロール1に装着するが、シャフト2を装着されたロール1は、パレット3に積載された状態のまま、装着位置コンベヤ6から搬送コンベヤ4bに送出され、該パレット3は搬送コンベヤ4c、4dを径由して、再び搬送コンベヤ4aに戻され、搬送コンベヤ4aから、指令された入庫コンベヤ19に移載され、入庫ステーション20上に送られる。
【0040】
この間、シャフト2をロール1に装着したシャフト自動装着機5は、即座に、移動台車28が、待機用コンベヤ15上の保管パレット12のところまで移動し、順番目の保管パイプ14からシャフト2をクランプして引き抜き、これをクランプしたまま挿入位置まで戻り、次のシャフト挿入に備えることになる。
【0041】
入庫ステーション20上に送られたパレット3上のロール1には、シャフト2が装着されているので、スタッカクレーン25のシャトルフォーク26によってパレット3から持ち上げられ、指定の保管棚23に搬送され、該保管棚23のロール受け金物24に預け渡されて保管される。
【0042】
同時に、ロール1をスタッカクレーン25に渡したパレット3は、入庫ステーション20から、出庫ステーション22を経て出庫コンベヤ21に送出され、さらに、搬送コンベヤ4a、4b、4cから、所定個数は空パレットのバッファコンベヤ11上にストックされ、それ以上の空パレット3は図示外の出庫側に搬出される。
【0043】
ロール1にシャフト2を装着して行き、保管パレット12に保管シャフト2がなくなったときは、自動的になくなった状態が検知され、該検知信号により、シャフト2がなくなった保管パレット12を、予備待機コンベヤ16に移し、シャフト2を保管して、保管パレットバッファコンベヤ18上にストックしてある保管パレット12を、トラバーサ17で運搬し、待機用コンベヤ15上の所定位置にセットして使用するようになっている。
【0044】
なお、待機用コンベヤ15を長寸として、保管パレット12を2台搭載できるようにしておけば、1台の保管パレット12からのシャフト2の装着作業中に、シャフト2を保管した別の保管パレット12を後に待機させることができる。
この場合は、空になった保管パレット12を、予備待機コンベヤ16に移したあと、直ぐに待機させている保管パレット12を所定位置にセットでき、ロール1の入庫作業に停滞を来すことがない。
【0045】
新しい保管パレット12が所定位置にセットされたら、ロール1にシャフト2を装着する作業が再開され、ロール1の入庫作業が継続される。そして、予備待機コンベヤ16に移された空の保管パレット12は、トラバーサ17によって、保管パレットバッファコンベヤ18上に運搬される。
また、別の保管パレット12を待機用コンベヤ15上に待機させるときは、シャフト2を保管した保管パレット12を、トラバーサ17で運搬し、待機用コンベヤ15上に待機させる。
【0046】
次に、図5に示すロール1の出庫時の流れについて説明する。まず、空パレット3を空パレットバッファコンベヤ11から搬送コンベヤ4aに送り出し、搬送コンベヤ4aから、出庫指令のある保管棚23の入庫コンベヤ19、入庫ステーション20を経て、出庫ステーション22に搬送する。
そして、該空パレット3に、スタッカクレーン25によって運び出されてきたロール1を積載する。このときロール1にはシャフト2が装着されている。
【0047】
ロール1を積載されたパレット3は、出庫コンベヤ21から、搬送コンベヤ4a、4bを経て、脱着位置コンベヤ9に送られ、脱着位置コンベヤ9上所定の位置に停止される。
パレット3が所定の位置に停止したら、該所定の位置の側方に待機しているシャフト自動脱着機8が作動して、ロール1よりシャフト2を引き抜く。
【0048】
そして、シャフト2を引き抜かれたロール1は、パレット3に積載された状態で、脱着位置コンベヤ9から、連結コンベヤ10を介して搬送コンベヤ4cに送出され、そのまま出庫される。
出庫が続き、空パレットバッファコンベヤ11上の空パレット3がなくなったら、図示外の入庫側から空パレット3が送給されるようになっている。
【0049】
同時に、ロール1よりシャフト2を引き抜いたシャフト自動脱着機8は、シャフト2をクランプしたまま、待機用コンベヤ15上の保管パレット12のところまで移動し、順番目の保管パイプ14にシャフト2を挿入して、保管する。
シャフト2の保管を終えたシャフト自動脱着機8は、再びシャフト引き抜き位置に戻り、次のシャフト引き抜きに備えることになる。
【0050】
引き抜いたシャフト2を保管して行き、保管パレット12が満杯になったときは、自動的に満杯になった状態が検知され、該検知信号により、満杯になった保管パレット12を待機予備コンベヤ16に移し、保管パレットバッファコンベヤ18上に、空の状態でストックしてある保管パレット12を、トラバーサ17で待機用コンベヤ15に運び、待機用コンベヤ15の所定位置にセットして使用するようになっている。
【0051】
なお、入庫のときと同様に、待機用コンベヤ15上に、別の空の保管パレット12を待機させておくと、脱着作業により満杯になった保管パレット12を、予備待機コンベヤ16に移したあと、直ぐに待機させている保管パレット12を待機用コンベヤ15上所定位置にセットでき、ロール1の出庫作業に停滞を来すことがない。
【0052】
新しい保管パレット12が所定位置にセットされたら、ロール1からシャフト2を脱着する作業が再開され、ロール1の出庫作業が継続される。そして、予備待機コンベヤ16に移されたシャフト2が満杯となった保管パレット12は、トラバーサ17によって、保管パレットバッファコンベヤ18上に運搬される。
また、別の保管パレット12を待機させるときは、空の保管パレット12を、トラバーサ17で運搬し、待機用コンベヤ15上に待機させる。
【0053】
また、本発明では、搬送コンベヤ4dと並行して空パレットバッファコンベヤ11を設置しているので、バッファコンベヤ11より空パレット3を迅速に供給することができる。
さらに、出庫ステーション22上に、常に空パレット3が残るようにしておけば、出庫指令があったときに、即座にスタッカクレーン25がロール1を運び出してきて、空パレット3に積載することができ、迅速な出庫が可能となる。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、上述のごとき構成としたので、自動倉庫にロールを入庫あるいは出庫するに当たって、ロールにシャフトを自動的に着脱することが可能となり、また、脱着したシャフトを装着側に自動的に搬送することが可能となった。
これによって、ロールの入出庫作業から人手による作業をなくし、能率よく入出庫作業ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャフト着脱装置の概念を示す斜視図。
【図2】同シャフト着脱装置に使用するシャフト着脱機の斜視図。
【図3】同シャフト保管パレットの他の実施例を示す正面図。
【図4】同入庫時の流れを示すシャフト着脱装置の平面図。
【図5】同出庫時の流れを示すシャフト着脱装置の平面図である。
【符号の説明】
1 ロール 2 シャフト
3 パレット 4 搬送コンベヤ
5 シャフト自動装着機 6 装着位置コンベヤ
7 連結コンベヤ 8 シャフト自動脱着機
9 脱着位置コンベヤ 10 連結コンベヤ
11 保管パレットバッファコンベヤ 12 保管パレット
13 保持枠体 14 保管パイプ
15 待機用コンベヤ 16 待機予備コンベヤ
17 トラバーサ 18 空パレットバッファコンベヤ
19 入庫コンベヤ 20 入庫ステーション
21 出庫コンベヤ 22 出庫ステーション
23 保管棚 24 受け金物
25 スタッカクレーン 26 シャトルフォーク
27 レール 28 移動台車
29 リフター 30 横移動レール
31 横移動台車 32 クランプ装置
33 クランプ爪 A 自動倉庫
B ロールシャフト着脱装置 C シャフト自動着脱機

Claims (5)

  1. 自動倉庫に隣接して設けられ、ロールを積載したパレットを搬送する搬送コンベヤと、該搬送コンベヤからパレットを送給され、搬送コンベヤにパレットを送出するように連結された装置位置コンベヤおよび脱着位置コンベヤと、該装置位置コンベヤと脱着位置コンベヤとに縦列配置され、シャフト保管パレットを待機させる待機用コンベヤと、前記装置位置コンベヤおよび脱着位置コンベヤと待機用コンベヤとに平行して配置され、その間を移動可能とし、待機用コンベヤ上のシャフト保管パレットからシャフトを引き抜き、該シャフトを装着位置コンベヤ上のパレットに積載されたロールに装着するシャフト自動装着機と、脱着位置コンベヤ上のパレットに積載されたロールよりシャフトを脱着し、該シャフトを待機用コンベヤ上のシャフト保管パレットに保管するシャフト自動脱着機と、装着位置に配置した待機用コンベヤと脱着位置に配置した待機用コンベヤとの間を横方向に移動し、シャフト保管パレットを受け渡し可能としたトラバーサとを設けたことを特徴とするロールシャフト着脱装置。
  2. 待機コンベヤに対してトラバーサを挟んで、トラバーサからシャフト保管パレットを受け取り、受け渡すように連結されたシャフト保管パレットバッファコンベヤを設けたことを特徴とする請求項1記載のロールシャフト着脱装置。
  3. 搬送コンベヤにパレットを受け取り、受け渡すように連結された空パレットバッファコンベヤを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のロールシャフト着脱装置。
  4. 待機用コンベヤとトラバーサとに、シャフト保管パレットを受け渡し可能とした待機予備コンベヤを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載のロールシャフト着脱装置。
  5. シャフト保管パレットを、パレット上で、保持枠体により保持され、位置決めされ、互いに連着された円形または角形パイプで構成し、保管シャフトを自動調芯するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載のロールシャフト着脱装置。
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