JP3556080B2 - 窒化物半導体素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、n型及びp型窒化物半導体層を備えた窒化物半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、窒化物化合物半導体を用いた発光素子が、青色系の発光が可能な発光素子として注目されている。この窒化物化合物半導体を用いた従来の発光素子は、図15に示すように、サファイヤ基板11上にn型窒化物半導体層12を成長させ、そのn型窒化物半導体層12上に発光層10を介してp型窒化物半導体層13を成長させた層構造を有する。
この従来の窒化物半導体発光素子において、図15,16に示すように、p型窒化物半導体層上には、p型窒化物半導体層とオーミック接触可能な金属膜からなるp側の正電極15が形成され、n側の負電極14は、所定の位置で、p型窒化窒化物半導体層と発光層をエッチングにより除去してn型窒化物半導体層の上面を露出させて、露出させた上面上に形成されている。
このように、従来例の窒化物半導体発光素子では、同一面側に形成された正負の電極間の短絡を防止するためと、素子の保護のために正負の電極の取り出し部分(開口部18,19)を除いて絶縁膜17が形成されている。尚、図15,16の窒化物半導体発光素子においては、正電極15上の負電極14から比較的離れた位置に取り出し電極16が形成されている。
以上のように構成された従来例の窒化物半導体発光素子は、比較的高い強度の青色系の発光が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の窒化物半導体発光素子では、p型窒化物半導体の抵抗がn型窒化物半導体の抵抗に比較して大きいので、p側の正電極15の面積をn側の負電極14の面積に比較して大きくする必要があり、かつ負電極14はn型窒化物半導体層の上面にのみ形成されているので、n型窒化物半導体層12との接触面積を大きくすることができいという問題点があった。また、窒化物半導体発光素子において、p型窒化物半導体13の上に透明電極を形成して、該透明電極を介して光を出力するいわゆる半導体側発光とする場合、p側の正電極15として形成される透明電極の面積をさらに大きくする必要があるので、n側の負電極の面積の確保が益々困難になるという問題点があった。
この結果、従来の窒化物半導体発光素子では、発光層15全体に電流を均一に流すことが困難であり、窒化物半導体発光素子の高い発光効率を十分引き出すことができなかった。また、電流が一部に集中して流れることにより、素子特性の劣化させる恐れがあった。
以上、窒化物半導体発光素子の例について説明したが、発光層10に代えて受光層を形成することにより窒化物半導体を用いた窒化物半導体受光素子を構成しようとする場合においても同様の問題点を有していた。
【0004】
そこで、本発明は上記問題点を解決して、発光層(又は受光層)に均一に電流を注入することができ、発光効率(又は受光効率)を高くできる窒化物半導体素子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の従来例の持つ問題点を解決するために、本発明に係る窒化物半導体素子は、基板上に形成されたn型窒化物半導体層と、該n型窒化物半導体層上に動作領域を介して形成されたp型窒化物半導体層とを備え、上記p型窒化物半導体層上のほぼ全面に形成された正電極と上記p型窒化物半導体層の一部を除去して露出させた上記n型窒化物半導体層の表面に形成された負電極とを同一面側に有する窒化物半導体素子であって、上記負電極が形成される上記n型窒化物半導体層の表面は、上記n型窒化物半導体層の上面が上記p型窒化物半導体層の周囲を全て囲むようにかつ上記n型窒化物半導体層の少なくとも一部の外周側面と連続するように露出されており、上記p型窒化物半導体層の外周側面と上記正電極の外周周辺部とを覆うように絶縁膜が形成され、上記負電極は、上記p型窒化物半導体層の周囲を全て囲みかつ上記絶縁膜を介して上記正電極の外周周辺部上まで延在するように、上記n型窒化物半導体層の露出させた上面と該上面に連続する上記外周側面とに連続して形成されたことを特徴とする。
ここで、上記動作領域とは、発光層又はpn接合面等の発光領域又は光吸収層又はpn接合面等の光吸収領域のことをいう。これによって、n側の上記負電極と上記n型窒化物半導体層との接触面積を大きくすることができるので、動作効率を向上させることができる。
【0006】
また、本発明の窒化物半導体素子において、上記負電極が形成される上記n型窒化物半導体層の上面が上記p型窒化物半導体層を囲むように露出され、かつ上記負電極が上記p型窒化物半導体層を囲むように形成されているので、さらに負電極とn型窒化物半導体層との接触面積を大きくでき、上記動作層に電流をより均一に流すことができる。すなわち、本発明の窒化物半導体素子では、上記負電極が形成される上記n型窒化物半導体層の上面が上記p型窒化物半導体層の周囲を全て囲むように露出され、かつ上記負電極が上記p型窒化物半導体層の周囲を全て囲むように形成されている。
【0007】
また、本発明では、上記p型窒化物半導体層の外周側面と上記正電極の外周周辺部とを覆うように絶縁膜を形成し、上記負電極を該絶縁膜を介して上記正電極の外周周辺部上まで延在させて形成している。これにより、上記p型窒化物半導体層及び上記正電極の面積を大きくできるので、動作効率を高くでき、しかも上記負電極の外部回路との接続部分の面積を大きくすることができる。
【0008】
上記窒化物半導体素子においてさらに、上記正電極の中央部に、上記正電極に接続された取り出し電極を設けることが好ましく、上記p型窒化物半導体層の周囲を囲むように形成された負電極と相俟って、さらに効率的に電流を流すことができる。
【0009】
また、本発明に係る1つの態様の窒化物半導体素子は、上記動作領域が発光領域である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態について説明する。
実施形態1.
本発明に係る実施形態1の窒化物半導体発光素子は、図1及び図2に示すように、例えばサファイヤ等からなる基板11上に、例えば、SiがドープされたAlInGaNからなるn型窒化物半導体層12、例えば、InGaNからなる発光層10及び例えば、MgがドープされたAlInGaNからなるp型窒化物半導体層13が順に積層された半導体層構造を有する。
また、実施形態1の窒化物半導体発光素子において、p型窒化物半導体層は、n型窒化物半導体層12の少なくとも一側面に沿ってn型窒化物半導体層12の上面を露出させるように除去され、露出されたn型窒化物半導体層12の上面からn型窒化物半導体層12の外周側面22に渡って連続したn側の負電極21を形成する。p側の正電極15は、p型窒化物半導体層13上面のほぼ全面に形成され、p側の正電極15の一部に取り出し電極16を形成する。
尚、実施形態1の窒化物半導体発光素子において、負電極21上及び取り出し電極16上の開口部18,19を除いて、各電極及び各半導体層の表面を覆うように絶縁膜17が形成される。
【0011】
以上のように構成された実施形態1の窒化物半導体発光素子において、n側の負電極21が形成されるべきn型窒化物半導体層12の上面は、n型窒化物半導体層の外周側面22と連続するように露出されており、かつn側の負電極21が露出させたn型窒化物半導体層の上面と該上面に連続する上記外周側面22とに連続して形成されている。これによって、n型窒化物半導体層12とn側の負電極21との接触面積を大きくできるので、接触抵抗を低くでき、効率的に発光させることができる。
【0012】
以上の実施形態1の窒化物半導体素子において、発光層10において発光した光りは、半導体層側から出力するようにしてもよいし、基板11側から出力するようにしてもよい。半導体層側から光りを出力する場合は、正電極15及び絶縁膜17とを透光性を有するもので構成する。
【0013】
実施形態2.
図3は、実施形態2の窒化物半導体素子におけるp側の正電極15とn側の負電極との形状を示すための模式図である。この実施形態2の窒化物半導体素子は、負電極21から延在する負電極21aと負電極21bを備えている点が実施形態1と異なり、他の部分は実施形態1と同様に構成される。尚、図3において、図1及び図2と同様のものには同様の符号を付して示している。
すなわち、実施形態2の窒化物半導体素子においては、p型窒化物半導体層13を取り囲むように露出されたn型窒化物半導体層12の上面において、負電極21の両端部からn型窒化物半導体層12の各側面に沿って負電極21aと負電極21bとを形成している。ここで、負電極21a,21bは、n型窒化物半導体層12の表面から側面に渡って形成されている。これによって、実施形態2では、n型窒化物半導体層12の3つの側面がほぼ全て覆われることになる。
【0014】
以上のように構成された実施形態2の窒化物半導体素子は、実施形態1と同様の効果を有するとともに、負電極21から延在するように形成された負電極21a,21bによって、実施形態1に比較して電流を均一に発光層に注入することができるので、より効率的な発光が可能になる。
【0015】
実施形態3.
図4は、実施形態3の窒化物半導体素子の構成を示す模式断面図であり、図5は実施形態3の窒化物半導体素子におけるp側の正電極15とn側の負電極との形状を示すための模式図である。この実施形態3の窒化物半導体素子は、p型窒化物半導体層13の全周を取り囲むように形成された負電極21cを備えている点が実施形態1と異なり、他の部分は実施形態1と同様に構成される。尚、図4,5において、図1及び図2と同様のものには同様の符号を付して示している。すなわち、実施形態3の窒化物半導体素子においては、p型窒化物半導体層13を取り囲むように露出された上面において、負電極21及び負電極21cによって、p型窒化物半導体層13の周囲を取り囲むように負電極を形成している。ここで、負電極21cは、n型窒化物半導体層12の表面から側面に渡って形成されている。これによって、実施形態3では、n型窒化物半導体層12の4つの側面が全て覆われることになる。
【0016】
以上のように構成された実施形態3の窒化物半導体素子は、実施形態1と同様の効果を有するとともに、p型窒化物半導体層の周囲を全て取り囲むように形成された負電極21,21cによって、実施形態1及び2に比較してさらに電流を均一に発光層に注入することができ、より効率的な発光が可能になる。
【0017】
実施形態4.
図6は、本発明に係る実施形態4の構成を示す断面図である。本実施形態4の窒化物半導体発光素子は、実施形態1と同様、基板11上にn型窒化物半導体層12、発光層10及びp型窒化物半導体層13が順に積層された半導体層構造を有し、p側とn側の電極が以下のように形成される。
(1)まず、p型窒化物半導体層の周辺部が除去され、p型窒化物半導体層13の周囲にn型窒化物半導体層12の上面が所定の幅で露出される(図7)。
(2)次に、p型窒化物半導体層13の上面のほぼ全面に比較的薄いp側の正電極35を形成する(図8)。
(3)そして、正電極35の中央部に円形の開口部25aを有する絶縁膜37を、正電極35及びp型窒化物半導体層13の上面及び側面を覆うように形成する(図9)。
(4)次に、開口部25aとその近傍を除いて、絶縁膜37とp型窒化物半導体層13の周囲に所定の幅に露出されたn型窒化物半導体層13の上面及びn型窒化物半導体層13の側面とを覆うように、n側の負電極31を形成する(図10)。ここで、負電極31は、p型窒化物半導体層13の外側に露出されたn型窒化物半導体層12の上面及び側面でn型窒化物半導体層12とオーミック接触する。
(5)次に、負電極31を覆うように絶縁膜38を形成する(図11)。ここで、絶縁膜38は、絶縁膜37の開口部25aの直上に開口部25bが形成され、該開口部25aと開口部25bとによって開口部25が形成される。また、絶縁膜38は、正電極35上の片側に略矩形の開口部26が形成される。
(6)次に、開口部25を介して正電極35と接触するp側取り出し電極36を形成する(図12)。ここで、p側取り出し電極36は、開口部26側には、絶縁膜38を介して負電極31の一部分と厚さ方向に重なるように開口部26に近接する位置まで延在し、かつ開口部26の反対側にはp型窒化物半導体層13の上部において絶縁膜38を介して負電極31と厚さ方向に重なるように、p型窒化物半導体層の縁まで延在して形成される。
(7)n側取り出し電極32を、開口部26を介して負電極31と導通するように形成する(図13)。
(8)さらに、n側取り出し電極32上に開口部28を有しかつp側取り出し電極36上のn側取り出し電極32から離れた位置に開口部27を有する絶縁膜39を、形成する(図14)。
【0018】
以上のように構成された実施形態4の窒化物半導体発光素子は、
(a)正電極35がp型窒化物半導体層13のほぼ全面に形成されかつ正電極35に中央部で接続された取り出し電極36を有し、しかも、
(b)負電極31が、p型窒化物半導体層13を周囲をすべて取り囲むように該半導体層13に近接してn型窒化物半導体層12に接続している。
これによって、発光層10にほぼ均一に電流を流すことができるので、効率よく発光させることができる。
【0019】
また、以上のように構成された実施形態4の窒化物半導体素子では、絶縁膜37を介して正電極35と電気的に導通しないように正電極35上に重ねてn側取り出し電極32を形成できるように構成している。これによって、正電極15と負電極21とを並置して設けた実施形態1〜3に比較して、p型窒化物半導体層13及び正電極15の面積を大きくできるので、より効率的な発光が可能になる。
【0020】
また、以上のように構成された実施形態4の窒化物半導体発光素子は、n型窒化物半導体層12、発光層10及びp型窒化物半導体層13の各側面及び上面が、基板11側に位置する面を除いて、それぞれ比較的厚く形成された負電極31、n側取り出し電極32又はp側取り出し電極36のいずれかで覆われているので、半導体層の側面又は上面からの光りの漏れを防止できる。これによって、発光した光りを基板11側から効率よく出力することができる。
【0021】
また、以上のように構成された実施形態4の窒化物半導体発光素子は、n型窒化物半導体層12、発光層10及びp型窒化物半導体層13の各側面及び上面が、基板11側に位置する面を除いて、それぞれ比較的厚く形成された負電極31、n側取り出し電極32又はp側取り出し電極36のいずれかで覆われているので、サファイヤ基板の高い熱伝導率と相俟って、各半導体層で発生する熱を効率よく外部に放出でき、各半導体層の温度上昇を防止できる。これによって、窒化物半導体発光素子の寿命を長くできる。
【0022】
以上の実施の形態1〜4では、窒化物半導体からなる発光層10を用いて構成したが、本発明はこれに限らず、発光領域としてn型窒化物半導体層とp型窒化物半導体層とのpn接合を用い、該pn接合部で発光させるようにしてもよい。以上のように構成しても実施形態1〜4と同様の効果を有する。
【0023】
以上の実施の形態1〜4では、それぞれ窒化物半導体層からなるn型窒化物半導体層12、発光層10及びp型窒化物半導体層13とを備えた発光素子に付いて説明したが、本発明はこれに限らず、バッファ層等の他の層を有する半導体素子についても適用することができる。すなわち、本願発明は、基板上に少なくともn型窒化物半導体層とp型窒化物半導体層とを有する半導体素子であって、n側の負電極とp側の正電極とが同一面側に形成されているものであれば適用することができる。
【0024】
以上の実施の形態1〜4では、本願発明を発光素子に適用した例を示したが本発明はこれに限らず、受光素子に適用しても実施形態1〜4と同様の効果を有する。本願発明を受光素子に適用する場合、実施形態1〜4に示した発光層10に代えて、吸収層を形成する以外は、基本的には実施形態1〜4と同様に構成される。尚、この場合、吸収層に代えてn型窒化物半導体層とp型窒化物半導体層とのpn接合部を吸収領域として用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、上記動作領域に効率よく電流を流すことができるので、動作効率のよい窒化物半導体素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態1の窒化物半導体発光素子の構成を模式的に示す断面図である。
【図2】図1の窒化物半導体発光素子の電極形状を示す平面図である。
【図3】本発明に係る実施形態2の電極形状を示す平面図である。
【図4】本発明に係る実施形態3の窒化物半導体発光素子の構成を模式的に示す断面図である。
【図5】図4の窒化物半導体発光素子の電極形状を示す平面図である。
【図6】本発明に係る実施形態4の窒化物半導体発光素子の構成を模式的に示す断面図である。
【図7】実施形態4の窒化物半導体発光素子の半導体層構造を示す斜視図である。
【図8】実施形態4の窒化物半導体発光素子における正電極35の形状を示す斜視図である。
【図9】実施形態4の窒化物半導体発光素子における絶縁膜37の形状を示す斜視図である。
【図10】実施形態4の窒化物半導体発光素子における電極31の形状を示す斜視図である。
【図11】実施形態4の窒化物半導体発光素子における絶縁膜38の形状を示す斜視図である。
【図12】実施形態4の窒化物半導体発光素子における電極36の形状を示す斜視図である。
【図13】実施形態4の窒化物半導体発光素子における電極32の形状を示す斜視図である。
【図14】実施形態4の窒化物半導体発光素子における絶縁膜39の形状を示す斜視図である。
【図15】従来例の窒化物半導体発光素子の構成を示す模式断面図である。
【図16】従来例の窒化物半導体発光素子の電極構成を示す平面図である。
【符号の説明】
10…発光層、
11…基板、
12…n型窒化物半導体層、
13…p型窒化物半導体層、
15,35…正電極、
16,32,36…取り出し電極、
17,37,38,39…絶縁膜、
18,19,25,25a,25b,26,27,28…開口部、
21,21a,21b,21c…負電極、
22…n型窒化物半導体層12の外周側面。
Claims (3)
- 基板上に形成されたn型窒化物半導体層と、該n型窒化物半導体層上に動作領域を介して形成されたp型窒化物半導体層とを備え、上記p型窒化物半導体層上のほぼ全面に形成された正電極と上記p型窒化物半導体層の一部を除去して露出させた上記n型窒化物半導体層の表面に形成された負電極とを同一面側に有する窒化物半導体素子であって、
上記負電極が形成される上記n型窒化物半導体層の表面は、上記n型窒化物半導体層の上面が上記p型窒化物半導体層の周囲を全て囲むようにかつ上記n型窒化物半導体層の少なくとも一部の外周側面と連続するように露出されており、
上記p型窒化物半導体層の外周側面と上記正電極の外周周辺部とを覆うように絶縁膜が形成され、
上記負電極は、上記p型窒化物半導体層の周囲を全て囲みかつ上記絶縁膜を介して上記正電極の外周周辺部上まで延在するように、上記n型窒化物半導体層の露出させた上面と該上面に連続する上記外周側面とに連続して形成されたことを特徴とする窒化物半導体素子。 - 上記窒化物半導体素子においてさらに、上記正電極の中央部に、上記正電極に接続された取り出し電極を設けた請求項1記載の窒化物半導体素子。
- 上記動作領域が発光領域である請求項1又は2に記載の窒化物半導体素子。
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