JP3555577B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/664Friction gearings
    • F16H61/6649Friction gearings characterised by the means for controlling the torque transmitting capability of the gearing

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、入力ディスクと出力ディスクとの間にトルクの伝達を媒介する転動体を挟み込み、その転動体を介して各ディスクの間でトルクを伝達するように構成されたトロイダル型(もしくはトラクション式)の無段変速機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の無段変速機は、互いに対向して配置された一対のディスクの間に円盤状のローラ(転動体)を挟み込んだ構成のものである。この一対のディスクの対向面のうち所定の半径より外側の部分には、一対のディスクの対向面間に設定された点を中心とした円弧形状の転動面が形成されている。この転動面は、各ディスクの円周方向に連続している。このように、一対のディスクにそれぞれ形成され、かつ、3次元方向に湾曲している転動面がトロイダル面であって、その転動面同士の間に、ローラが回転自在に挟み付けられている。
【0003】
このローラは、回転軸線を含む平面内において、外周部の厚さ方向に沿う断面形状が、各ディスクの転動面の円弧形状に一致する円弧面とされた円盤体である。したがって、一方のディスクを回転させることにより、そのローラが回転し、それに伴って他方のディスクが回転する。そして、ローラを傾けて、ローラと一方のディスクおよび他方のディスクとの接触半径を調整することにより、接触半径同士の比に応じた変速比が設定される。
【0004】
このようなトロイダル型無段変速機の一例が、特表2000−507667号公報に記載されている。この公報に記載されたトロイダル型無段変速機は、相互に平行に配置された入力シャフトおよび出力シャフトを備えている。入力シャフト側には、2つの入力ディスクおよび2つの出力ディスクが設けられている。2つの入力ディスクは軸線方向に所定間隔をおいて配置されており、2つの入力ディスクの間に、2つの出力ディスクが配置されている。2つの出力ディスクは、その転動面が軸線方向の両側に位置する状態で一体的に構成されている。そして、入力ディスクと出力ディスクとの対向面には、前記転動面がそれぞれ設けられている。
【0005】
また、一方の入力ディスクと入力シャフトとは、軸線方向に相対移動可能に構成され、かつ、一体回転するように構成されている。これに対して、他方の入力ディスクと入力シャフトとは、軸線方向に相対移動不可能に構成され、かつ、一体回転するように構成されている。一方の入力シャフトはシリンダ内に配置されており、このシリンダ内には油圧室が形成されている。一方、2つの出力ディスクと入力シャフトとは相対回転可能に構成され、2つの出力シャフトのトルクを出力シャフトに伝達するチェーン駆動装置が設けられている。入力ディスクと出力ディスクとの間にはローラが設けられており、各ディスクに形成されている転動面により、ローラが挟み付けられている。
【0006】
入力シャフトのトルクは、入力ディスクおよびローラを経由して出力ディスクに伝達され、出力ディスクに伝達されたトルクは、チェーン駆動装置を経由して出力シャフトに伝達される。ここで、トルクの伝達原理を具体的に説明すると、ローラと各転動面との接触点の面圧が高圧となり、ローラと各転動面との間に存在する潤滑油のせん断抵抗によりトルクが伝達される、いわゆるトラクション伝動となっている。つまり、入力ディスクと出力ディスクとの間におけるトルク容量は、ローラに対する各ディスクの押し付け力に比例して変化する。そして上記公報に記載されたトロイダル型無段変速機においては、シリンダ内に形成された油圧室の油圧を制御することにより、一方の入力ディスクを軸線方向に移動させ、ローラに作用する各ディスクの押し付け力を制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報においては、ローラに作用する各ディスクの挟持力は、油圧室の油圧、この油圧が作用する入力ディスクの背面の油圧作用面積、潤滑油の特性に基づくトラクション係数などの条件により決定される。より具体的には、入力ディスクと出力ディスクとの間で伝達されるトルク、およびローラに作用する各ディスクの押し付け力は、例えば、式(1)および式(2)により求められる。
【0008】
Figure 0003555577
【0009】
ここで、Tは、ローラ1個あたりの伝達トルクを意味し、μは、トラクション係数を意味し、rは、入力シャフトの軸線を中心とするローラと転動面との接触部位の半径(すなわち接触径)を意味し、Fは、ローラに作用する各ディスクの押し付け力を意味し、nは、1つの入力ディスクと1つの出力ディスクとの間に配置されているローラの数を意味し、θは、入力軸の軸線とローラの軸線とのなす角度(すなわち傾き角)を意味し、Aは、油圧が作用する入力ディスクの背面の断面積を意味し、R1は、油圧が作用する入力ディスクの外周の半径を意味し、r1は、油圧が作用する入力ディスクの内周の半径を意味し、Pは、油圧室の油圧を意味している。
【0010】
ところが、油圧室の油圧制御およびトラクション係数の変更には限界があり、油圧室の油圧制御およびトラクション係数を同じ条件とした状態において、入力ディスクと出力ディスクとの間のトルク容量を増加するためには、入力ディスクの背面の油圧作用面積を拡大、すなわち、入力ディスクの外径を大きくすなければならなかった。その結果、変速機全体がディスクの半径方向に大型化し、車両への搭載性が低下するという問題があった。
【0011】
この発明は、上記の技術的課題に着目してなされたものであり、ディスク外径を大きくすることなく、入力ディスクと出力ディスクとの間のトルク容量を増加することのできるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段およびその作用】
上記の目的を達成するため請求項1の発明は、同一軸線上で互いに対向し、かつ、回転自在に配置された入力ディスクおよび出力ディスクと、この入力ディスクと出力ディスクとにより挟み付けられ、かつ、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間でトルクを伝達する転動体と、前記入力ディスクおよび前記出力ディスクに前記軸線方向の挟持力を与えることにより、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間におけるトルク容量を制御する油圧式のトルク容量制御機構とを備えたトロイダル型無段変速機において、1つの前記ディスクの前記転動体とは反対側に環状ドラムが配置されるとともにその環状ドラムの前記ディスク側の側面に凹部が成形され、その凹部に油圧を受けるピストンが配置され、そのピストンの前記ディスク側の側面に、円周方向に所定の間隔を空けて三つの突出部が形成され、また前記ディスクの前記環状ドラム側の背面に凹部が成形されるとともにその凹部内に、前記環状ドラムの端面に接触したプレートが配置され、前記三つの突出部が前記プレートを液密状態に貫通して前記ディスクの側面に接触しているとともに、前記プレートとディスクとの間に油圧室が形成されていることを特徴とするものである。
【0013】
上記請求項1において、ピストンが油圧によってディスク側に圧力を受けることにより、ピストンに設けられた三つの突出部を介してディスクに対して押圧力が作用する。また、プレートとディスクとの間の油圧室に油圧を供給することにより、ディスクを転動体側に押圧する押圧力が生じる。さらに、皿バネの弾性力が、ピストンおよび突出部を介してディスクを押圧する押圧力として作用する。
【0014】
請求項1の発明によれば、転動体に対する入力ディスクおよび出力ディスクの軸線方向の挟持力が高められて、入力ディスクと出力ディスクとの間におけるトルク容量が増加する。また、複数の油圧室の油圧に基づく押圧力が1つのディスクに対して軸線方向に作用するため、1つのディスクの外径を拡大する必要はない。
【0017】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。図2はこの発明の一実施例としての無段変速機1、より具体的には、ダブルキャビティ式であり、かつ、フルトロイダル型の無段変速機1を示している。また図1は、無段変速機1の部分的な断面図である。この無段変速機1の全体は、中空のハウジング(図示せず)の内部に収容されている。無段変速機1は、入力軸2および出力軸3を有しており、入力軸2と出力軸3とは相互に平行に、かつ、水平に配置されている。入力軸2は、ハウジング側に設けられた軸受(図示せず)などにより、回転可能に、かつ、軸線方向に移動不可能に保持されている。この入力軸2には、エンジンなどの駆動力源(図示せず)から出力された動力(言い換えればトルク)が伝達される。また、出力軸3のトルクが、動力伝達装置(図示せず)を経由して車輪(図示せず)に伝達されるように構成されている。
【0018】
一方、ハウジング側には、図1に示すエンドプレート4が固定されており、エンドプレート4の内周に設けられた軸受5およびその他の部材(図示せず)などにより、出力軸3とハウジングとが相対回転可能に、かつ、出力軸3とハウジングとが軸線方向に相対移動不可能に構成されている。
【0019】
入力軸2における軸線方向のほぼ中央には、スプロケット6が設けられている。この入力軸2とスプロケット6とは一体回転する構成になっている。一方、出力軸3における軸線方向のほぼ中央には、スプロケット7が設けられている。スプロケット6およびスプロケット7には、チェーン38が巻き掛けられている。この出力軸3とスプロケット7とは相対回転可能に連結されている。そして、スプロケット7における軸線方向の両側には、入力ディスク8,9が固定されている。すなわち、一対の入力ディスク8,9が互いに背中合わせに配置されている。この一対の入力ディスク8,9とスプロケット7とは一体回転する。
【0020】
また、出力軸3の軸線方向において、一対の入力ディスク8,9に対向する位置には、出力ディスク10,11が設けられている。すなわち、一対の出力ディスク10,11の間に、一対の入力ディスク8,9が配置されている。言い換えれば、出力軸3の軸線方向に、入力ディスク8,9および出力ディスク10,11が直列に配置されている。出力ディスク11における入力ディスク9とは反対側の側面は、出力軸3に設けられたフランジ39に接触している。
【0021】
上記の入力ディスク8,9および出力ディスク10,11は、従来のフルトロイダル型無段変速機におけるディスクと同様に、互いに対向する転動面12,13がフルトロイダル面として形成されたディスクである。この転動面12,13は、出力軸3の軸線A1を中心として環状に形成されている。そして、各転動面12,13は具体的には、以下のような形状を備えている。
【0022】
すなわち、出力軸3の軸線A1を含む平面内における転動面12,13の断面形状は、入力ディスク9と出力ディスク11との間、および入力ディスク8と出力ディスク10との間に別個に設定された点(図示せず)を曲率中心として湾曲する一定半径の円弧となる形状に構成されている。すなわち、各ディスク8,9,10,11の半径方向において、各転動面12,13は、その最内周部と最外周部との中間が最も窪んだ(後退した)形状を備えている。言い換えれば、互いに対向する入力ディスク8の転動面12と出力ディスク10の転動面13との間隔、および入力ディスク9の転動面12と出力ディスク11の転動面13との間隔が、最内周部と最外周部との中間の部分で最も広くなっている。
【0023】
そして、入力ディスク8と出力ディスク10との間、すなわち、転動面12と転動面13との間には、軸線A1を中心とする円周方向に所定間隔をあけて、パワーローラ14が複数配置されている。また、入力ディスク9と出力ディスク11との間、すなわち、転動面12と転動面13との間には、軸線A1を中心とする円周方向に所定間隔をあけて、パワーローラ15が複数配置されている。
【0024】
これらのパワーローラ14,15は、円盤状の部材であって、各パワーローラ14,15は、軸線B1を中心として回転可能に保持されている。また、軸線A1を含む平面内において、軸線A1と軸線B1とのなす角度が変更な状態で、各パワーローラ14,15が保持されている。さらに、パワーローラ14,15を、軸線A1および軸線B1に直交する方向に前後動させるアクチュエータ(図示せず)が設けられている。
【0025】
さらに、各パワーローラ14,15は、軸線B1を含む平面内において、その外周断面形状が各転動面12,13の曲率に一致する曲率の曲面に形成されている。そして、パワーローラ14の外周面と、入力ディスク8の転動面12および出力ディスク10の転動面13とが接触している。また、パワーローラ15の外周面と、入力ディスク9の転動面12および出力ディスク11の転動面13とが接触している。したがって、アクチュエータによりパワーローラ14,15を軸線B1に直交して前後動させると、転動面12,13とパワーローラ14,15との接触部位に作用するベクトルにより、パワーローラ14,15の軸線B1の傾きが変位して、軸線B1と軸線A1とのなす角度が変化し、パワーローラ14,15と転動面12,13との接触部位の半径が調整される。
【0026】
つぎに、各パワーローラ14,15と各転動面12,13との接触圧力を調整するトルク容量制御機構の一具体例を、図1および図3に基づいて説明する。なお、各転動面12,13とパワーローラ14,15の外周面との間には、潤滑油が存在するため、各転動面12,13とパワーローラ14,15の外周面とが直接接触しない場合もあるが、この具体例においては、便宜上、「接触」と記載する。
【0027】
図1に示すように、出力軸3の外周であって、エンドプレート4と出力ディスク10との間には、環状のドラム16が取り付けられている。また、出力軸3の外周にはフランジ部3Aが形成されており、ドラム16における出力ディスク10とは反対側の側面と、フランジ部3Aとが接触することにより、ドラム16が軸線方向、具体的には出力ディスク10から離れる方向に移動することが規制される。このドラム16における出力ディスク10側の側面には、軸線A1を中心とする環状の凹部17が形成されている。この凹部17には、環状の皿ばね18が配置されている。一方、出力軸3の外周におけるドラム16と出力ディスク10との間には、環状のプレート19が取り付けられている。出力軸3の外周におけるドラム16と出力ディスク10との間には段部34が形成されている。
【0028】
そして、プレート19におけるドラム16側の側面と、段部34とが接触することにより、プレート19がドラム16側に向けて軸線方向に移動することが規制される。前記出力ディスク10におけるドラム16側の側面には環状の凹部24が形成されており、この凹部24内にプレート19が配置されている。出力ディスク10におけるドラム16側の背面には、凹部24に臨み、かつ、軸線A1に直交する環状の側面24Bが形成されている。また、プレート19には、軸線A1を中心とする円周上に、所定間隔おきに孔20が3箇所形成されている。各孔20は、プレート19を軸線方向に貫通している。なお、プレート19の端面とドラム16の端面とは接触している。
【0029】
一方、前記ドラム16における凹部17よりもプレート19寄りの位置には、凹部17よりも外径の大きい環状の凹部21が形成されている。この凹部21には、環状のピストン22が配置されている。このピストン22における出力ディスク10側の側面には、図3に示すように、同一円周上に所定間隔おきに突出部23が3つ形成されている。各突出部23の軸線方向の長さは、プレート19の軸線方向の厚さよりも長く設定されている。各突出部23は円柱形状に構成されている。各突出部23の先端面は、出力ディスク10の側面24Bに接触する。さらに、各突出部23はプレート19の各孔20内に挿入されている。なお、軸線A1を中心とする各突出部23の外接円(図示せず)は、プレート19の外径未満に設定されている。さらにまた、ピストン22における凹部17側の背面には、軸線A1に直交する受圧面22Aが形成されている。
【0030】
そして、ピストン22と出力軸3およびドラム16ならびにプレート19とが、軸線方向に相対移動可能に構成されている。このピストン22は、皿ばね18の弾性力により、出力ディスク10側に向けて軸線方向に押圧されている。上記のように構成された出力軸3の外周面とドラム16とピストン22とにより取り囲まれた空間(主として、凹部17)により、油圧室25が形成されている。
【0031】
出力軸3の外周とドラム16の内周との間にはOリング26が設けられており、ドラム16の凹部21の内周とピストン22の外周との間にはOリング27が設けられており、出力軸3の外周とピストン22の内周との間にはOリング28が設けられている。これらのOリング26,27,28により、油圧室25が液密にシールされている。
【0032】
一方、出力軸3の外周とプレート19の側面と出力ディスク10の凹部24の内壁面とにより取り囲まれた空間により、油圧室29が形成されている。また、出力ディスク10の内周と出力軸3の外周との間にはOリング30が設けられており、プレート19の内周と出力軸3の外周との間にはOリング31が設けられており、プレート19の外周と出力ディスク10の凹部24の内周との間にはOリング32が設けられており、各突出部23の外周と各孔20の内周との間にはOリング33が設けられている。これらのOリング30,31,32,33により、油圧室29が液密にシールされている。
【0033】
出力軸3の中心部には、軸線方向に沿って油路35が形成されている。この油路35は、電磁弁(図示せず)などを経由してオイルポンプ(図示せず)の吐出側に接続されている。このオイルポンプは前述の駆動力源により駆動される。また、油路35に連通する油路36,37が形成されている。この油路36は油圧室25に連通され、油路37は油圧室29に連通されている。なお、前述した駆動力源およびアクチュエータならびに電磁弁などを制御する電子制御装置(図示せず)が設けられている。この電子制御装置には、各種の信号が入力され、この信号および電子制御装置に記憶されているデータに基づいて、駆動力源およびアクチュエータならびに電磁弁などが制御される。
【0034】
つぎに、図1および図3の具体例を、図2の無段変速機1に適用した場合の動作および制御を説明する。駆動力源から入力軸2にトルクが伝達されると、そのトルクはスプロケット6、チェーン38、スプロケット7を経由して入力ディスク8,9に伝達される。一方、電子制御装置に入力される信号に基づいて車両の走行状態が判断され、その判断結果に基づいて無段変速機1の目標変速比が算出される。この目標変速比の算出結果に基づいて、アクチュエータが制御される。すると、軸線A1と各ディスク14,15の軸線B1とのなす角度が制御されるとともに、軸線A1を中心として、パワーローラ14,15と転動面12,13との接触部位の半径が制御される。このようにして、無段変速機1の変速比が制御される。
【0035】
一方、入力ディスク8,9に伝達されるトルクに応じて電磁弁が制御され、油圧室25,29の油圧が制御される。まず、油圧室29の油圧が、側面24Bの一部、具体的には各突出部23が接触している領域を除く受圧面24Aに作用して、出力ディスク10を入力ディスク8側に向けて出力軸3の軸線方向に押圧する押圧力を生じさせる。また、皿ばね18の押圧力および油圧室25の油圧により、ピストン22が出力ディスク10側に向けて、出力軸3の軸線方向に押圧される。このピストン22の動作により、突出部23から、出力ディスク10を入力ディスク8側に向けて、出力軸3の軸線方向に押圧する方向の押圧力が生じる。
【0036】
上記のように、出力ディスク10が、入力ディスク8側に向けて、出力軸3の軸線方向に押圧されると、その押圧力はパワーローラ14を経由して入力ディスク8,9に伝達されるとともに、入力ディスク9からパワーローラ15に伝達される。パワーローラ15に伝達された押圧力が、出力ディスク11に伝達されると、その押圧力がフランジ39により受け止められる。その結果、出力ディスク11は、入力ディスク9から離れる方向に移動することが、フランジ39により規制される。上記の作用により、各パワーローラ14,15が、入力ディスク8,9と出力ディスク10,11とにより軸線方向に挟持されて、各転動面12,13との接触部位の面圧が高圧になるとともに、各パワーローラ14,15と各転動面12,13との間に存在する潤滑油のせん断抵抗により、入力ディスク8,9および出力ディスク10,11と、パワーローラ14,15との間でトルクの伝達がおこなわれる。出力ディスク10,11に伝達されたトルクは、出力軸3を経由して車輪に伝達される。
【0037】
ここで、図1および図3の具体例を図2の無段変速機1に適用した場合において、入力ディスク8,9および出力ディスク10,11と、パワーローラ14,15との間におけるトルク容量を、主としてパワーローラ14に基づき説明する。まず、油圧室29の油圧に基づいて、出力ディスク10の受圧面24Aに作用する押圧力F1は、以下の式(3)により求められる。また、油圧室25の油圧に基づいて、ピストン22を介して出力ディスク10の側面24Bに作用する押圧力F2は、以下の式(4)により求められる。そして、出力ディスク10からパワーローラ14に作用する押圧力F3は、式(5)により求められる。
【0038】
Figure 0003555577
【0039】
ここで、Pは、油圧室25,29の油圧を意味し、A1は、軸線A1に直交する平面内において、油圧室25の油圧が作用する受圧面22Aの面積、A2は、出力ディスク10の側面24B全体の面積を意味し、A3は、軸線A1に直交する平面内において、1つの突出部23の先端の面積を意味し、n1は突出部23の数を意味し、R2は、側面24Bの外周の半径を意味し、r2は、側面24Bの内周の半径を意味し、R3は、受圧面22Aの外周の半径を意味し、r3は、受圧面22Aの内周の半径を意味し、r4は、突出部23の半径を意味している。なお、油圧室25,29の油圧は同じに制御されている。さらに、皿ばね18からもピストン22に押圧力が作用するが、式(5)においては、この押圧力を便宜上省略している。
【0040】
このように、図1および図3の具体例を、図2の無段変速機1に適用した場合は、油圧室29の油圧に対応する押圧力F1と、油圧室25の油圧に対応する押圧力F2との合成である押圧力F3が、出力ディスク10に作用する。すなわち、押圧力F3に関与する受圧面積が可及的に増加している。この押圧力F3は、入力ディスク8,9およびパワーローラ15にも伝達される。したがって、入力ディスク8,9および出力ディスク10,11と、パワーローラ14,15との間におけるトルク容量を、可及的に増加することができる。
【0041】
そして、2つの油圧室25,29の油圧に基づく押圧力が合成されて、出力ディスク10に作用している。言い換えれば、軸線方向に配置された2つの受圧面22A,24Aに作用する油圧に相当する押圧力が、出力ディスク10に作用している。そして、受圧面22A,24Aの面積は、出力ディスク10の側面の面積よりも広い。つまり、出力ディスク10の側面24Bの面積、すなわち、出力ディスク10の外径を大きくすることなく、入力ディスク8,9および出力ディスク10,11と、パワーローラ14,15との間におけるトルク容量を増加することができる。したがって、無段変速機1が出力軸3の半径方向に大型化することを抑制でき、無段変速機1の車載性が向上する。
【0042】
ここで、図1ないし図3の具体例の構成と、この発明の構成との対応関係を説明すれば、パワーローラ14,15がこの発明の転動体に相当し、ドラム16、凹部17,21,24、皿ばね18、油圧室25,29、ピストン22、受圧面22A,24A、突出部23、側面24B、プレート19、孔20などの構成が、この発明のトルク容量制御機構に相当する。
【0043】
図4は、図1の無段変速機1に適用するトルク容量制御機構の他の具体例を示す断面図である。図4においては、出力ディスク10であって、転動面13とは反対側の側面に、図5に示す環状の突出部40が形成されている。この突出部40は、軸線A1を中心として配置されている。また、出力軸3の外周には環状のドラム41が固定されている。ドラム41と、出力ディスク10における転動面13とは反対側の側面とが対向している。ドラム41には、出力ディスク10側に向けて軸線方向に延ばされた円筒部42が形成されている。この円筒部42の内側に出力ディスク10が配置されている。
【0044】
また、ドラム41における出力ディスク10側の面には、軸線A1を中心とする環状の凹部43が形成されている。この凹部43には、環状のピストン44が軸線方向に移動自在に配置されている。そして、ピストン44の内周面および外周円筒部54と、凹部43の内周壁および外周壁との間には、Oリング45,46が設けられている。このようにして、凹部43の壁面とピストン44の側面とにより取り囲まれた空間に油圧室47が形成され、Oリング45,46により油圧室47が液密にシールされている。出力軸3の内部にはその軸線方向に沿って油路48が設けられている。油路48は、電磁弁(図示せず)を介してオイルポンプの吐出側に接続されている。また、ドラム41には油圧室47に連通する油路49が形成され、油路47と油路49とが油路50により接続されている。
【0045】
前記ドラム41には、軸線A1と直交する環状の保持面51が形成されている。また、円筒部42の内周にはスナップリング52が取り付けられており、円筒部42内には環状の皿ばね53が設けられている。この皿ばね53の外周端が、保持面51とスナップリング52との間に配置されて、皿ばね53の外周端の一方の側面(出力ディスク10とは反対側の側面)と、保持面51とが接触して接触部C1を形成する。この皿ばね53の内径は、ピストン44の外周円筒部54の外径R5よりも小さく設定されている。つまり、皿ばね53の内周側の一方の側面と、外周円筒部54の端面とが接触して、接触部D1を形成する。また、皿ばね53の他方の側面(出力ディスク10の側面)と、出力ディスク10の突出部40とが接触して、接触部E1を形成する。このようにして、接触部D1よりも外周側に接触部E1が形成され、接触部E1よりも外周側に接触部C1が形成される。なお、図4において、aは、半径方向における接触部E1と接触部C1との距離を意味し、bは、半径方向における接触部D1と接触部C1との距離を意味している。ここで、距離aと距離bとの対応関係は、
b−a>a
に設定されている。なお、外周円筒部54を含むピストン44であって、油圧室47に臨む背面が、受圧面44Aを形成している。
【0046】
図4および図5の具体例を、図2の無段変速機1に適用した場合の動作を説明する。まず、入力ディスク8,9に伝達されるトルクに応じて電磁弁が制御され、油圧室47の油圧が調整される。そして、油圧室47の油圧の上昇により、ピストン44が出力ディスク10側に向けて軸線方向に押圧される。すると、この押圧力は皿ばね53を介して出力ディスク10に伝達される。具体的に説明すると、ピストン44が軸線方向に押圧されると、外周側円筒部54が皿ばね53の内周端を出力ディスク10側に向けて軸線方向に押圧する。このため、接触部D1に入力された押圧力が、接触部C1を支点とし、接触部D1を力点とし、接触部E1を作用点とする梃子の原理により増幅されて、出力ディスク10に伝達される。すなわち、油圧室47の油圧によりピストン44に作用する推力(押圧力)F4は、式(6)により求められ、皿ばね53から出力ディスク10に伝達される押圧力F5は、式(7)により求められる。
【0047】
Figure 0003555577
【0048】
ここで、Pは、油圧室47の油圧を意味し、A4は、油圧室47の油圧が作用するピストン44の受圧面44Aの面積を意味し、R5は、ピストン44(外周円筒部54)の外周面の半径を意味し、r5は、ピストン44の内周面の半径を意味し、αは、梃子の原理による増倍比(=b/a)を意味している。
【0049】
このように、図4および図5の具体例を、図1の無段変速機1に適用すれば、油圧室47の油圧に基づいてピストン44に作用する押圧力を、梃子の原理により増幅して出力ディスク10に伝達することにより、入力ディスク8,9および出力ディスク10,11と、パワーローラ14,15との間におけるトルク容量を、可及的に増加することができる。したがって、油圧室47の油圧が作用するピストン44の受圧面が半径方向に大型化することを抑制でき、車両に対する無段変速機1の搭載性が向上する。
【0050】
ここで、図4および図5に示す具体例の構成と、この発明の構成との対応関係を説明すれば、油圧室47、ピストン44、受圧面44A、外周円筒部54、皿ばね53、スナップリング52、突起40、保持面51などの構成が、この発明のトルク容量制御機構に相当し、ピストン44、外周円筒部54がこの発明の受圧部材に相当し、皿ばね53、スナップリング52、突起40、保持面51などの構成が、倍力機構に相当する。
【0051】
また、図1ないし図5の具体例においては、入力ディスク8,9および出力ディスク10,11と、パワーローラ14,15との間におけるトルク容量を増加する場合に、油圧室25,29または油圧室47の油圧への依存程度を少なくすることができる。したがって、油圧室25,29,47の油圧の元圧を発生させる電磁弁に接続されたオイルポンプの吐出量の増加を抑制することができ、このオイルポンプを駆動する駆動力源の燃費を向上させることができる。
【0052】
なお、図2に示された無段変速機1は、2個のパワーローラ14,15を収容する空間であるキャビティを備えたダブルキャビティ式の無段変速機であるが、キャビティを1つ備えたシングルキャビティ式の無段変速機に対して、この発明を適用することもできる。さらに、ハーフトロイダル式の無段変速機に対して、この発明を適用することもできる。また、図2に示す無段変速機1において、入力軸と出力軸との間のトルク伝達を、チェーンに代えてギヤでおこなう構成とすることもできる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明および請求項2の発明によれば、転動体に対する入力ディスクおよび出力ディスクの軸線方向の挟持力が高められて、入力ディスクと出力ディスクとの間におけるトルク容量が増加する。また、複数の油圧室の油圧に基づく押圧力が合成され、合成された押圧力が1つのディスクに対して軸線方向に作用するため、1つのディスクの外径を拡大する必要がない。したがって、軸線の半径方向にディスクが大型化することを抑制でき、トロイダル型無段変速機の車載性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るトロイダル型無段変速機に適用されるトルク容量制御機構を示す側面図である。
【図2】この発明に係るトロイダル型無段変速機の構成を示す略示的な断面図である。
【図3】図1のピストンを示す側面図である。
【図4】図2のトロイダル型無段変速機に適用されるトルク容量制御機構の他の具体例を示す側面図である。
【図5】図4の出力ディスクを示す側面図である。
【符号の説明】
1…トロイダル型無段変速機、 8,9…入力ディスク、 10,11…出力ディスク、 14,15…パワーローラ、 16…ドラム、 17,21,24…凹部、 18,53…皿ばね、 19…プレート、 20…孔、 22,44…ピストン、 22A,24A,44A…受圧面、 23…突出部、 24B…側面、 25,29,47…油圧室、 40…突起、 51…保持面、 52…スナップリング、 54…外周円筒部、 A1…軸線。

Claims (2)

  1. 同一軸線上で互いに対向し、かつ、回転自在に配置された入力ディスクおよび出力ディスクと、この入力ディスクと出力ディスクとにより挟み付けられ、かつ、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間でトルクを伝達する転動体と、前記入力ディスクおよび前記出力ディスクに前記軸線方向の挟持力を与えることにより、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間におけるトルク容量を制御する油圧式のトルク容量制御機構とを備えたトロイダル型無段変速機において、
    1つの前記ディスクの前記転動体とは反対側に環状ドラムが配置されるとともにその環状ドラムの前記ディスク側の側面に凹部が成形され、その凹部に油圧を受けるピストンが配置され、そのピストンの前記ディスク側の側面に、円周方向に所定の間隔を空けて三つの突出部が形成され、また前記ディスクの前記環状ドラム側の背面に凹部が成形されるとともにその凹部内に、前記環状ドラムの端面に接触したプレートが配置され、前記三つの突出部が前記プレートを液密状態に貫通して前記ディスクの側面に接触しているとともに、前記プレートとディスクとの間に油圧室が形成されていることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 前記ピストンを前記ディスク側に押圧する皿バネが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
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