JP3555537B2 - 電池駆動機器の帯電除去システム - Google Patents
電池駆動機器の帯電除去システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3555537B2 JP3555537B2 JP2000037333A JP2000037333A JP3555537B2 JP 3555537 B2 JP3555537 B2 JP 3555537B2 JP 2000037333 A JP2000037333 A JP 2000037333A JP 2000037333 A JP2000037333 A JP 2000037333A JP 3555537 B2 JP3555537 B2 JP 3555537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- contact
- driven device
- electrically connected
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電池駆動機器の帯電除去システムに関し、特に電池駆動のポータブル機器の帯電除去システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポータブル機器では外部からの静電気の影響を遮断する為に表面は絶縁物(モールド等)で覆い、金属部は接触できないようにしている。このため、プリンタ等を搭載した装置では、内部に静電気がたまり、ある不特定な時に放電し装置は誤動作を起こす。表面を絶縁しているかぎり内部で発生する静電気の影響は避けられない。
【0003】
一方、特開平9−306455号公報に、バッテリを本体に挿入する際、バッテリのマイナス端子がまず本体内のFG(フレーム・グラウンド;筐体接地)と接触してバッテリ内の静電気をFGに放電させ、次にバッテリのマイナス及びプラス端子が本体内のマイナス及びプラス端子と接触する、という技術が開示されている。この公報開示の技術によれば、バッテリを本体に挿入するたびにバッテリ内の静電気をFGに放電させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報開示の技術はバッテリ内の静電気を本体内のFGに放電させるというものである。しかし、上記従来技術において解決すべき課題は本体内にたまった静電気を外部に放電させるということである。従って、上記公報開示の技術をそのまま上記従来技術の課題解決手段として採用することはできない。
【0005】
そこで本発明の目的は、本体内にたまった静電気を外部に放電させることが可能な電池駆動機器の帯電除去システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、電池駆動機器内部で発生する静電気を放電させる電池駆動機器の帯電除去システムであって、そのシステムは前記電池駆動機器の電池収納部に設けられ前記電池駆動機器の筐体接地と電気的接続された第1接点と、電池に設けられ前記電池を前記電池収納部から外す際に前記第1接点と電気的接続される第2接点と、前記電池に設けられ前記第2接点と電気的接続される第3接点とを含むことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、電池を電池収納部から外す際、第1接点と第2接点とが電気的接続されることにより、本体内にたまった静電気は第1接点、第2接点,第3接点及びこの第3接点を摘んだ手を介して放電される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。まず、第1の実施の形態から説明する。図1は本発明に係る電池駆動機器の帯電除去システムに含まれる電池駆動機器本体の外観斜視図である。同図を参照すると、電池駆動機器本体1は電池収納部2を有している。図2は電池駆動機器本体1の正面図である。図3は図2のa−a´断面を斜視図として表示したものである。図1乃至図3を参照すると、電池収納部2の左右側面2a,2bにはスライド部(以下、スライドレールという)2c,2dが設けられている。一方、図3を参照すると、電池収納部2の左側面2aには左側面2aからスライドレール2cにまたがって第1接点3が設けられている。その第1接点3はスライドレール2cの中間付近に設けられている。
【0009】
なお、この第1接点3と同様の第1接点4(ただし、4は図示を省略する)を電池収納部2の右側面2bに設けてもよい。要は、少なくとも電池収納部2の左側面2a及び右側面2bの一方に第1接点が設けられるということである。さらに、第1接点3,4は電池駆動機器本体1内の筐体接地(図示しない)と電気的接続されている。
【0010】
次に、この電池収納部2に収納される電池の構造について説明する。図4は電池の外観斜視図である。同図を参照すると、電池11の左右側面11a,11bには電池収納部2のスライドレール2c,2dと嵌合するガイド部11c,11dが設けられている。さらに、そのガイド部11c,11d各々の両端には第2接点12,13と第3接点14,15(ただし、13及び15は図示を省略する)が設けられている。
【0011】
ただし、第2接点及び第3接点とをガイド部11c,11dの両端に設ける必要はない。少なくとも、ガイド部11c及び11dの一方に設ければ十分である。即ち、第1接点が電池収納部2の左側面2aに設けられる場合は、第2接点及び第3接点は電池11の左側面11aに設けられればよく、第1接点が電池収納部2の右側面2bに設けられる場合は、第2接点及び第3接点は電池11の右側面11bに設けられればよい。
【0012】
次に、電池11の内部結線について説明する。図5及び図6は電池11の平面図である。なお、図5及び図6中、線材16,17が実線で表示されているが、便宜上実線で表示したものであり、本来は破線で表示すべきものである。図5は電池11の左右側面11a,11bに第2接点及び第3接点が設けられる場合を示している。同図を参照すると、電池11の左側面11aに第2接点13と第3接点15とが設けられ、電池11の右側面11bに第2接点12と第3接点14とが設けられている。
【0013】
そして、第2接点13と第3接点15とは線材16を介して電気的接続され、第2接点12と第3接点14とは線材17を介して電気的接続されている。又、電池11の先端にはプラス端子(正極端子)20とマイナス端子(負極端子)21とが設けられている。
【0014】
一方、図6は電池11の左側面11aだけに第2接点13及び第3接点15が設けられる場合を示している。もちろん、電池11の右側面11bだけに第2接点12及び第3接点14が設けられる場合も同様である。
【0015】
次に、電池収納部2の構造を電池駆動機器本体1の平面図を用いて説明する。図7は電池収納部2の平面図である。なお、同図は電池収納部2内部の構造を示しており、本来は全て破線で表示されるべきものであるが、便宜上電池収納部2の左右側面2a,2b以外は全て実線で表示した。
【0016】
同図を参照すると、電池収納部2の左側面2aには第1接点3が設けられ、右側面2cには第1接点4が設けられている。前述したように、第1接点は左右側面2a,2bのいずれかに設ければよい。又、電池収納部2の底面5には電池11のプラス端子20とマイナス端子21と夫々電気的接続されるプラス端子6とマイナス端子7とが設けられている。
【0017】
次に、本実施の形態の動作について説明する。図8及び図9は第1の実施の形態の動作を示す模式説明図である。図8は電池11が電池収納部2に収納されている状態を示しており、図9は電池11が電池収納部2から引き出されるある時点を示している。
【0018】
図8を参照すると、初期状態においては、電池11は電池収納部2に収納されており、従って、電池11のプラス端子20と電池収納部2のプラス端子6とは電気的接続されており、電池11のマイナス端子21と電池収納部2のマイナス端子7とも電気的接続されている。この時、電池収納部2の第1接点3,4のいずれも電池11の第2接点12、13及び第3接点14,15と電気的接続されていない。
【0019】
次に、図9を参照すると、使用者は電池11の第3接点14,15を手の指(図示しない)で摘んで電池11を電池収納部2から引き出す。すると、引き出す過程において、電池11の第2接点12、13の各々が電池収納部2の第1接点3,4と電気的接続される。第2接点12、13と第3接点14,15とは線材16,17により電気的接続されているから、この時、電池駆動機器本体1にたまった静電気は電池駆動機器本体1内の筐体接地、電池収納部2の第1接点3,4、電池11の第2接点13,14、第3接点14,15及び使用者の手の指を介して放電される。
【0020】
次に、第2の実施の形態について説明する。図10は第2の実施の形態の構造を示す平面図である。同図は図6に示した電池11の構造とは異なる電池11の構造を示している。第2の実施の形態における電池11の構造(図10)が第1の実施の形態における電池11の構造(図6)と異なる点は、第2の実施の形態における電池11はマイナス端子21と線材16とが線材25により電気的接続されている点である。この構造によれば、電池11を電池収納部2に差し込まない状態で電池11の第3接点14,15を使用者の手の指で摘むと、電池11内部にたまった静電気は使用者の手の指を介して放電される。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、電池駆動機器内部で発生する静電気を放電させる電池駆動機器の帯電除去システムであって、そのシステムは前記電池駆動機器の電池収納部に設けられ前記電池駆動機器の筐体接地と電気的接続された第1接点と、電池に設けられ前記電池を前記電池収納部から外す際に前記第1接点と電気的接続される第2接点と、前記電池に設けられ前記第2接点と電気的接続される第3接点とを含むため、本体内にたまった静電気を外部に放電させることが可能となる。
【0022】
即ち、定期的に交換する電池を使用し、電池が端子から外れた状態で放電させるため、不特定に発生する静電気の影響を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電池駆動機器の帯電除去システムに含まれる電池駆動機器本体の外観斜視図である。
【図2】電池駆動機器本体1の正面図である。
【図3】図2のa−a´断面を斜視図として表示したものである。
【図4】電池の外観斜視図である。
【図5】電池11の平面図である。
【図6】電池11の平面図である。
【図7】電池収納部2の平面図である。
【図8】第1の実施の形態の動作を示す模式説明図である。
【図9】第1の実施の形態の動作を示す模式説明図である。
【図10】第2の実施の形態の構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 電池駆動機器本体
2 電池収納部
2c,2d スライドレール
3 第1接点
11 電池
11c,11d ガイド部
12,13 第2接点
14,15 第3接点
16,17,25 線材
Claims (7)
- 電池駆動機器内部で発生する静電気を放電させる電池駆動機器の帯電除去システムであって、
前記電池駆動機器の電池収納部に設けられ前記電池駆動機器の筐体接地と電気的接続された第1接点と、電池に設けられ前記電池を前記電池収納部から外す際に前記第1接点と電気的接続される第2接点と、前記電池に設けられ前記第2接点と電気的接続される第3接点とを含むことを特徴とする電池駆動機器の帯電除去システム。 - 前記第3接点は前記電池を前記電池収納部から外す際に使用者の手が触れる位置に設けられることを特徴とする請求項1記載の電池駆動機器の帯電除去システム。
- 前記電池収納部にはスライド部が設けられ、そのスライド部に前記第1接点が設けられ、前記電池には前記スライド部と嵌合するガイド部が設けられ、そのガイド部に前記第2及び第3接点が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の電池駆動機器の帯電除去システム。
- 前記電池収納部のスライド部は前記電池収納部の左右側面に設けられ、前記電池のガイド部は各々の前記スライド部と嵌合するよう前記電池の左右側面に設けられることを特徴とする請求項3記載の電池駆動機器の帯電除去システム。
- 前記第1接点は前記スライド部の一方に設けられることを特徴とする請求項4記載の電池駆動機器の帯電除去システム。
- 前記第1接点は前記スライド部の両方に設けられることを特徴とする請求項4記載の電池駆動機器の帯電除去システム。
- 前記電池の負極端子は前記第2及び第3接点と電気的接続されることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の電池駆動機器の帯電除去システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037333A JP3555537B2 (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 電池駆動機器の帯電除去システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037333A JP3555537B2 (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 電池駆動機器の帯電除去システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001230097A JP2001230097A (ja) | 2001-08-24 |
JP3555537B2 true JP3555537B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=18561232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000037333A Expired - Fee Related JP3555537B2 (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 電池駆動機器の帯電除去システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3555537B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5239154B2 (ja) * | 2006-12-11 | 2013-07-17 | 日産自動車株式会社 | 組電池 |
CN110224454B (zh) * | 2018-03-02 | 2024-05-10 | 意法半导体有限公司 | 用于移动站的电池交换系统 |
-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000037333A patent/JP3555537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001230097A (ja) | 2001-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8684106B2 (en) | Battery pack and motor-driven tool using the same | |
JP3951875B2 (ja) | 電池収納装置 | |
JP3947949B2 (ja) | バッテリーパック、バッテリーチャージャーおよびバッテリーパックを使用する電子機器 | |
JP2001351592A (ja) | 充電式電動工具 | |
JP3767977B2 (ja) | パック電池 | |
JP3555537B2 (ja) | 電池駆動機器の帯電除去システム | |
EP2945695B1 (en) | Hand-held device for electrically powered skin treatment | |
JP2005511113A (ja) | 超音波装置のバッテリ・パックの大きさが該超音波装置の物理的設計に依存しないことを可能にする方法及び装置 | |
JP2001511944A (ja) | 再充電可能な電池を容易に除去し得るよう機械的に安定に保持した製品 | |
JP3316334B2 (ja) | 充電器 | |
JPH1097876A (ja) | 充電装置 | |
JPH0619223Y2 (ja) | 無線機器 | |
CN213284195U (zh) | 颈部按摩仪 | |
JP7280675B2 (ja) | クリーナおよびバッテリパック | |
JP2013012348A (ja) | 電池支持装置、充電器、電子機器 | |
JP2741186B2 (ja) | 充電式小型電気機器 | |
JPH0927307A (ja) | 電気機器 | |
JPH08106925A (ja) | 充電器 | |
JP2741184B2 (ja) | 充電式小型電気機器 | |
JP2000014021A (ja) | 充電器 | |
JP2005102406A (ja) | 充電器 | |
JP3239111B2 (ja) | パック電池 | |
JP2003143767A (ja) | 充電機能付電池パック | |
JP2741135B2 (ja) | 充電式小型電気機器 | |
JP3519909B2 (ja) | 電池装着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040420 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040503 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |