JP3552905B2 - インク受容層を有するインクジェット記録用媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体の保存性や記録画像の保存性の良いインクジェット記録用媒体、特に、耐光性に優れたインクジェット記録用の記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、記録媒体としては通常の紙が使用されてきた。しかし、記録の高速化あるいはインクの多色化等のインクジェット用記録装置の性能向上にともない、インクジェット用記録用紙と呼ばれる、多孔質のインク受容層を基材上に設け、インク吸収性を高めたインクジェット用記録媒体が開発されている。
【0003】
また、スライドやOHP等の光学機器の発達にともない、それらの光学機器に用いられる記録媒体として、インクジェット用記録装置を用いて記録されるプラスチックフイルム等の透明性の基材を用いたインクジェット用記録媒体も提案されている。
【0004】
そして、これらの記録媒体が、光、特に高エネルギーである紫外線により劣化することから、これらの記録媒体に紫外線吸収剤を使用することが提案されている。(特開平8−143795号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来から種々の紫外線吸収剤を使用する手段が提案されているが、必ずしも十分に満足のいくものではなかった。
紫外線吸収剤は親油性のものがほとんどで、そのままでは塗工液に添加できない。また、水溶性の紫外線吸収剤は塗工液に添加することは可能であるが、大量に添加して色素の側に存在するようにしないと意味をなさない。そこで、紫外線吸収剤を含有する皮膜を積層し、色素に対して光から保護(遮蔽)する方法があるが、この場合、インク吸収性が妨げられ高印刷品質が得られないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、インク吸収性が妨げられ高印刷品質が得られないという従来の記録媒体の問題点を解消し、耐光性に優れたインクジェット記録用媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子を用い、インク受容層等の記録媒体最上層面にそのポリマー微粒子を積層化することにより、記録媒体の保存性を改善し、また、すみやかにインクが吸収され高印刷品質を保ちながら、記録画像の保存性、特に耐光性を改善した(印刷品質と耐光性が両立できる)インクジェット記録用媒体である。
【0008】
即ち、本発明に係る記録媒体は、
「ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子であって、画像形成剤に対し吸着,浸透,反応の性質を持たない材料で形成され、且つ、150℃以上の最低造膜温度を有するポリマー微粒子からなり、該ポリマー微粒子が、記録媒体の最上層面に積層化されていることを特徴とするインクジェット記録用媒体。」(請求項1)
を要旨(発明を特定する事項)とし、このように、ポリマー微粒子が150℃以上の最低造膜温度を有することにより、塗工後に100〜130℃くらいの温度で乾燥させてもポリマー微粒子が融着することがなく、インク吸収を妨げることがなく、
特に、
・「前記ポリマー微粒子を積層する下層が、インク受容層であること」(請求項2)により、記録媒体の最上層で紫外線をカットすることができるとともに、インクの吸収がすみやかに行なわれて印刷品質を一段と高められること、
・「前記ポリマー微粒子が、球状であること」(請求項3)により、インクが通過し易くなること、
を特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、インク受容層、光沢層等の最上層面(記録媒体が“基材のみ”の場合は基材面)に、ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子を積層化せしめることにより、記録媒体の保存性や記録画像の保存性の良いインクジェット記録用媒体(以下、単に“記録媒体”という)、特に、耐光性を向上させた記録媒体である。
【0010】
記録媒体の基材としては、紙又はプラスチック製のシート状のものが使用され、光透過性のもの、光不透過性のもののどちらでも使用される。
そのような基材としては、従来公知の基材はいずれも使用でき、例えば、ポリエステル系樹脂、ジアセテート系樹脂、トリアセテート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリイミド系樹脂、セロハン、セルロイド等が挙げられる。
【0011】
インク受容層は、下記の被膜形成材料により形成されるが、インク受容層のインク吸収性をより向上させるための公知の無機質充填材、その他の添加剤、例えば、界面活性剤、浸透剤、保水剤、抑泡剤、着色剤等を必要に応じて添加したものによって形成されていても良い。
【0012】
そのような被膜形成材料としては、以下に記載のような天然樹脂、合成樹脂が使用される。
即ち、ポリビニルアルコール、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、澱粉、カオチン澱粉、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ等の天然樹脂、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、四塩化ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリビニルピリジュウムハライド、メラミン樹脂、ポリウレタン、カルボキシメチルセルロース、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ、RBSラテックス、NBRラテックス、ポリビニルホルマール、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、フェノール樹脂、アルキッド樹脂等の合成樹脂が使用される。
【0013】
インク受容層のインク吸収性をより向上させるための無機質充填材としては、水酸化アルミニウム、アルミナ、シリカ、クレー、珪藻土、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライト、酸化亜鉛、リトボン、サテンホワイト等が使用される。
【0014】
インク受容層の形成は、上記のポリマーを適当な溶剤に溶解又は分散させ、これに必要に応じて上記各種の添加物を添加して得た塗工液を、ロールコーティング法、スプレーコーティング法、ロッドバーコーティング法、エアナイフコーティング法等の公知のコーティング方法で上記の基材上に塗膜し、乾燥させることによりなされる。
【0015】
ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子からなる層は、記録媒体の最上層に形成されており、インク媒体に対しては、濡れ、浸透、拡散等の性質を有し、また、インク自体(画像形成剤)に対しては、吸着、浸透、反応等の性質を持たない材料で形成された微粒子からなる層でなければならない。
【0016】
そのような、ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子を形成するためのポリマーとしては、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリスチレン、(メタ)アクリル酸エステル−スチレン共重合体、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸−スチレン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、マレイン酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−イタコン酸共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、ポリシロキサン、ポリアミド等が使用される。
【0017】
ポリマー微粒子を構成するモノマーとしての紫外線吸収剤としては、サリチル酸系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤等の、公知の紫外線を吸収し得るものが使用される。
【0018】
ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子は、公知のポリマー微粒子の形成手段を適用してモノマーを重合させる際に、該モノマーとして、上記紫外線を吸収し得るものを用いることによって形成される。すなわち、本発明の実施例で用いる「ポリマーエマルジョン2,3」(後記参照)のように、モノマーとして、少なくとも“紫外線吸収能を有する骨格を持つモノマー”を用い、該モノマーを重合して得られるものである。
【0019】
ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子の大きさは、インク吸収性とインク受容層との接着性を考慮すると、80〜500 nmであり、好ましくは、100〜300nmである。
【0020】
そして、最上層面へのポリマー微粒子(ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子)の積層化は、次のような手段によってなされる。
即ち、上記の塗膜形成用のポリマーを適当な溶剤に溶解又は分散させ、これにポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子を添加して得た塗工液を、上記公知のコーティング方法でインク受容層上に塗布し、乾燥させることにより形成される。
ポリマー微粒子:バインダー樹脂の割合は、1:1〜20:1であり、好ましくは、2:1〜15:1である。
【0021】
なお、上記のような、ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子を積層化せしめることにより、記録画像の保存性、特に耐光性を向上させた記録媒体には、更に、通常設けられているような紫外線吸収層が設けられていても良い。
また、ポリマー微粒子として高弾性のものを用いることが、積層化させる時に微粒子の変形が少ないのでより好ましい。
【0022】
【実施例】
次に本発明の実施例を、参考例1,比較例1と共に挙げ、本発明を具体的に説明する。
参考例1
基材として坪量100g/m2の上質紙の片面に以下の組成1からなるインク受容層塗工液をバーコーダー法にて塗布、120℃、3分にて乾燥して乾燥塗布量15g/m2のインク受容層を形成した。更に、その上にポリマー微粒子を含む組成2からなる塗工液をバーコーター法にて塗布し、乾燥膜厚が5μmになるように100℃、3分間乾燥した。
【0023】
実施例1
組成3からなるインク受容層塗工液を前記参考例1と同様に塗布乾燥し、その上にポリマー微粒子を含む組成4からなる塗工液を前記参考例1と同様に塗布乾燥して記録媒体を得た。
【0024】
実施例2
組成5からなるインク受容層塗工液を前記参考例1と同様に塗布乾燥し、その上にポリマー微粒子を含む組成6からなる塗工液を前記参考例1と同様に塗布乾燥して記録媒体を得た。
【0025】
比較例1
組成7からなるインク受容層塗工液を前記参考例1と同様に塗布乾燥し、記録媒体を得た。
組成7
シリカ(ミズカシル P50、水澤化学工業社製) 15重量%
ポリビニルアルコール(R-1130、クラレ社製 10%溶液) 70重量%
アミン系樹脂 [スミレーズレジン 1001(住友化学工業社製、固形分濃度 30
%)] 15重量%
【0026】
(注1)ポリマーエマルジョン1
攪拌機、還流冷却器、滴下装置および温度計と窒素導入管を備えた反応容器に、蒸留水200 ml、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.6gを仕込み、窒素雰囲気中で、攪拌しながら70℃まで加温し、さらに過硫酸カリウム2gを添加した。一方、イソポルニルメタクリレート90g、メタクリル酸5g、t−ドデシルメルカプタン0.15gと、紫外線吸収剤2(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル )ベンゾトリアゾール(シプロ化成製SEESORB709)を10gを混合溶解して、これを前記反応容器中に滴下した。さらに、70℃で6時間反応させた後、常温まで冷却し、中和剤としてアンモニア水を添加してpHを調製し、孔径0.2μmのフィルターで濾過して、紫外線吸収剤を含有する球形のポリマー微粒子を分散粒子とするポリマーエマルジョンを得た。粒径は、0.12μmであった。このポリマーエマルジョンのガラス転移点は185℃で最低造膜温度は195℃であった。このポリマーエマルジョンを成膜して得たフィルムを分光光度計にて測定したところ、200〜400nmの紫外域に吸収を有するものであった。
【0027】
(注2)ポリマーエマルジョン2
攪拌機、還流冷却器、滴下装置および温度計と窒素導入管を備えた反応容器に、蒸留水200 ml、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2gを仕込み、窒素雰囲気中で、攪拌しながら70℃まで加温し、さらに過硫酸カリウム2gを添加した。一方、イソポルニルメタクリレート85g、メタクリル酸5g、t−ドデシルメルカプタン0.15gと、紫外線吸収能を有する骨格を持つモノマー2(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール(大塚化学社製RUVA−93)を10gを混合溶解して、これを前記反応容器中に滴下した。
さらに、70℃で6時間反応させた後、常温まで冷却し、中和剤としてアンモニア 水を添加してpHを調製し、孔径0.2μmのフィルターで濾過して、紫外線吸収剤を含有する球形のポリマー微粒子を分散粒子とするポリマーエマルジョンを得た。粒径は、0.10μmであった。このポリマーエマルジョンのガラス転移点は185℃で最低造膜温度は195℃であった。このポリマーエマルジョンを成膜して得たフィルムを分光光度計にて測定したところ、200〜400 nmの紫外域に吸収を有するものであった。
【0028】
(注3)ポリマーエマルジョン3
攪拌機、還流冷却器、滴下装置および温度計と窒素導入管を備えた反応容器に、蒸留水200 ml、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.6gを仕込み、窒素雰囲気中で、攪拌しながら70℃まで加温し、さらに過硫酸カリウム2gを添加した。一方、メチルメタクリレート79g、アクリルアミド5g、アクリル酸5g、t−ドデシルメルカプタン0.15gと、紫外線吸収能を有する骨格を持つモノマー2(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール(大塚化学社製RUVA−93)を10gと光安定化能を有する骨格を持つモノマー1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルメタクリレート(旭電化社製アデカスタブLA−82)1gを混合溶解して、これを前記反応容器中に滴下した。さらに、70℃で6時間反応させた後、常温まで冷却し、中和剤としてアンモニア水を添加してpHを調製し、孔径0.2μmのフィルターで濾過して、紫外線吸収剤を含有する球形のポリマー微粒子を分散粒子とするポリマーエマルジョンを得た。粒径は、0.11μmであった。このポリマーエマルジョンのガラス転移点は150℃で最低造膜温度は160℃であった。このポリマーエマルジョンを成膜して得たフィルムを分光光度計にて測定したところ、200〜400 nmの紫外域に吸収を有するものであった。
【0029】
上記の参考例、実施例及び比較例の評価は、下記に示す方法で行ない、その結果を表1に示す。
◇試験方法
1)耐光性
セイコーエプソン社製PM-700Cでマゼンタの100% duty印刷を行い、ATLAS 社製キセノンウエザオメーターC135A(BPT 63℃、相対湿度 50%、340nm の紫外光放射照度0.35 W/m2)で45 kJ/m2照射後のマゼンタインクの反射濃度をGRETAG社製分光光度計グレタグSPM 50(D 50光源、光源フィルタなし、白色 絶対標準白、視野角2°)で測定し、濃度残存率により以下の基準で評価した。
2)耐蛍光灯
セイコーエプソン社製PM-700Cでマゼンタの100% duty印刷を行い、ATLAS 社製屋内光曝露システムアトラスHPUV(高出力白色蛍光灯使用、総照度6W/m2)で500時間照射後のマゼンタインクの反射濃度を試験1と同様に測定し、濃度残存率により以下の基準で評価した。
3)黄変
プラスチックフィルム製のクリアファイルに2cmほど紙をはみ出した状態で固定し、60℃の環境に1週間放置する。黄変した部分のCIELAB表色系によるΔL*、Δa*、Δb*を分光光度計グンタグ SPM50で測定し、色差ΔEを計算し、以下の判断基準によって評価した。
ΔE=((Δa*)2+(Δb*)2+(ΔL*)2)1/2・・・式1
4)インク吸収性
セイコー・エプソン社製のPM-700Cのスーパーファインモードで2色のインクを接するように印刷し、“境界にじみ”を測定し、以下の判断基準によって評価した。
A:“境界にじみ”が、5μm未満
B:“境界にじみ”が、5〜10μm
NG:“境界にじみ”が、10μmを超える
【0030】
【表1】
【0031】
以上の試験結果から、本発明に係る記録媒体は、保存性、特に耐光性において優れた効果が奏せられていることが明らかである。
【発明の効果】
本発明は、以上詳記したとおり、インク受容層、光沢層等の最上層面にポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子(画像形成剤に対し吸着,浸透,反応の性質を持たない材料で形成され、且つ、150℃以上の最低造膜温度を有するポリマー微粒子)を積層化せしめることにより、記録媒体の保存性を改善し、すみやかにインクが吸収され高印刷品質を保ちながら、記録画像の保存性、特に耐光性を改善した(印刷品質と耐光性が両立できる)インクジェット記録用媒体を提供することができる。
Claims (3)
- ポリマー微粒子を構成するモノマーの一つが紫外線吸収剤であるポリマー微粒子であって、画像形成剤に対し吸着,浸透,反応の性質を持たない材料で形成され、且つ、150℃以上の最低造膜温度を有するポリマー微粒子からなり、該ポリマー微粒子が、記録媒体の最上層面に積層化されていることを特徴とするインクジェット記録用媒体。
- 前記ポリマー微粒子を積層する下層が、インク受容層であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用媒体。
- 前記ポリマー微粒子が、球状であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用媒体。
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