JP4339466B2 - インクジェット記録要素 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、高い光学濃度、優れた画質、高光沢および速乾性を有するプリント画像を得るインクジェット画像記録要素に関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的なインクジェット記録またはプリントシステムでは、媒体上に画像を作成するため、インク小滴が、記録要素または媒体に向けて高速でノズルから発射される。インク小滴、即ち記録液には、一般に、色素または顔料のような記録剤および大量の溶媒が含まれる。溶媒、即ちキャリヤー液体は、典型的に水、一価アルコール、多価アルコールのような有機物質、またはこれらの混合物から構成されている。
【0003】
インクジェット記録要素には、典型的に、少なくともその一面にインク受容層、即ち画像記録層を有する支持体が含まれ、そして、不透明支持体を有する反射視認を意図したもの、および透明支持体を有する透過光による視認を意図したものが含まれる。
【0004】
インクジェット装置に使用するための広範囲の異なるタイプの画像記録要素がこれまで提案されてきたが、当該技術分野には多くの未解決の問題があり、また、知られた製品にはその商業上の有用性を厳しく制限してきた多くの欠陥がある。インクジェット記録用の画像記録媒体即ち要素に対する要求は、非常に厳しいものがある。
【0005】
そのような画像記録要素上に写真品質の画像を達成し、かつ維持するために、インクジェット記録要素は、次の要件を有していなければならないことがよく知られている。
・容易に湿潤して、不均質な濃度をもたらす液溜まり、即ち、隣接するインクドットの合体が全く無いこと。
・画像のブリードを全く示さないこと。
・最大のプリント光学濃度を与えること。
・次のプリントまたは他の表面に対して積み重ねられるときに要素同士の結合が避けられるように、高濃度のインク吸収性と速乾性を示すこと。
・高レベルの光沢を与え、かつ光沢ムラが避けられること。
・クラック、剥離、コームライン等のような、支持体および/または層との間の相互作用に起因する不連続性または欠陥を全く示さないこと。
・画像域での焦点ボケ、またはフェロ焼け効果をもたらす結果となる色素の結晶化を引き起こす、未吸収色素の自由表面での凝結を許さないこと。
・水または昼光、タングステン光あるいは蛍光による放射との接触による退色を避けるための最適な画像堅牢性を有すること。
【0006】
塗膜は、典型的に、光沢とインクの有効寿命(着色剤に対するバリヤー)が要求されるときに紙に塗布される。かかる塗膜は、着色剤が艶消仕上を生じさせて浸透しないように、インクの溶媒に不溶性であるように設計される。しかし、そのようなアプローチは、また、溶媒がインクから紙へ移行するルートがなくなるので、プリント画像の乾燥が容易でなくなる。
【0007】
インクジェット記録要素に多孔質材料を使用することは、効果的な乾燥が得られるその液体吸収能力のために、望ましい。この速い乾燥時間によってプリントの効能を向上し、多くの場合にプリントにおける二つの隣接色のブリードを取り除くことでプリントの品質を改善することができる。
【0008】
WO97/33758には、多孔質の支持体に塗布されたときに、インクが直接多孔質の支持体表面にプリントされるときよりも一層高い光学濃度が見込まれる種々の溶液ポリマーが開示されている。
【0009】
1997年3月発行の Research Disclosure, 39524は、紙および板紙用の総ラテックス塗膜に関する。それには、また、これらの総ラテックス塗膜がインクジェットの用途に使用されてもよいことが開示されている。しかし、この文献には、そこで用いられる特定のラテックスポリマーについての教示は何もない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
WO97/33758の溶融ポリマーには、それが高膨潤性であるがために、着色剤が塗膜表面から塗膜中に移動して低光学濃度を引き起こすという問題がある。顔料着色剤が用いられる場合には、画像域にクラックが生じることもありうる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、以下の層を記述される順に含むインクジェット記録要素が提供される。
I)溶媒吸収性の多孔質材料からなる支持体、および
II)次式:
【化2】
(式中、Aは、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、ビニルアルコール、アクリルアミド、メタクリルアミドまたはヒドロキシエチルアクリルアミドのような、親水性ビニルモノマーであり;
Bは、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、イソプロピルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ノルボルニルアクリレート、酢酸ビニル、ビニルネオデコネートまたはスチレンのような、疎水性ビニルモノマーであり;
Cは、塩化トリメチルアンモニウムエチルアクリレート、トリメチルアンモニウムエチルアクリレートメチルスルフェート、塩化トリメチルアンモニウムメチルアクリレート、トリメチルアンモニウムエチルメタクリレートメチルスルフェート、塩化メチルビニルピリジニウム、沃化メチルイミダゾリウムまたは塩化トリメチルアンモニウムエチルアクリルアミドのような、カチオンモノマーであり;
xは、10〜80モル%であり;
yは、10〜80モル%であり;そして、
zは、2〜20モル%である。)
を有するビニルラテックスポリマーを含む画像記録層。
【0012】
本発明の記録要素は、インクからの液体を吸収する能力を備え、それによってプリント後にインクの速乾性を確保して、二つの隣接する色の間でのブリードを排除する。更に、その画像記録層は、要素の表面部分に着色剤を保持して高い色濃度が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施態様では、AがpH2で非イオン性である親水性ビニルモノマーである。その他の好ましい実施態様では、Aがアクリルモノマーである。更に、その他の好ましい実施態様では、Bがアクリルモノマーである。また、その他の好ましい実施態様では、xが20〜50モル%で、yが50〜70モル%で、そしてzが5〜15モル%である。
【0014】
本発明で有用なビニルラテックスポリマーの例には、以下のものを含む。
【化3】
【0015】
【表1】
【0016】
上記ポリマー1〜6および8におけるCは、トリメチルアンモニウムエチルメタクリレートの塩化物塩:CH2 CH(CH3)COOC2 H4 N(CH3)3 ・Clであり、そしてzは10である。ポリマー7におけるCは、トリメチルアンモニウムエチルアクリレートメチルスルフェート塩:CH2 CHCOOC2 H4 N(CH3)3 ・(OSO3 CH3)であり、zは10である。
【0017】
いかなる支持体または基体も、それが多孔質であれば、本発明の記録要素に使用してよい。支持体材料は、速いプリント乾燥の効果を与えるために、インクからの液体が自由表面より速やかに運び去られるように多孔質でなければならない。例えば、カレンダー掛けした、あるいはカレンダー掛けしないパルプ基紙、キャストコート紙あるいはクレーコート紙、および綿、ナイロン、ポリエステル、レーヨン等のような織布が用いられてよい。本発明の好ましい実施態様では、支持体が紙である。
【0018】
本発明のその他の好ましい実施態様では、支持体が、
(a)ポリオレフィンのマトリクス;
(b)好ましくは、少なくとも50重量%が珪質粒子であり、充填剤粒子はマトリクス全体にわたって分布されて、40〜90重量%の微孔質材料を構成している、微粉砕された実質的に水不溶性の充填剤粒子;および
(c)実質的に微孔質材料全体にわたって連通し、その孔が微孔質材料の35〜95容量%を構成している連続孔の網状構造、
を含む多孔質材料である。
【0019】
本発明で有用な好適なポリオレフィンには、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、およびそれらの混合物が含まれる。エチレンとプロピレンの共重合体を含むポリオレフィン共重合体も、また有用である。好ましいポリオレフィン材料には、少なくとも10dL/gの固有粘度を有する本質的に線状の超高分子量(UHMW)のポリエチレン、少なくとも6dL/gの固有粘度を有する本質的に線状のUHMWプロピレン、またはそれらの混合物が含まれる。
【0020】
本発明で使用されてよい多孔質または微孔質のポリエチレンを製造するための多くの方法が知られている。かかる方法は、WO97/22467および米国特許第5,605,750号および同第5,244,861号明細書によって例示されている。
【0021】
本発明の記録要素に使用される微孔質材料の多くは、商業的に入手可能である。例えば、Teslin(登録商標)の商品名の下にペンシルベニア州ピッツバーグのPPG社により市販されるポリエチレンポリマー含有材料、Tyvek(登録商標)合成紙(DuPont社)、天然パルプ紙、およびOPPalyte(登録商標)フィルム(Mobil Chemical社)および上記した米国特許第5,244,861号明細書に挙げられたその他の複合フィルムが含まれる。
【0022】
本発明で使用される微孔質材料のマトリクスは、押出し加工され、カレンダー掛けされ、プレス加工され、またはロール掛けされて、フィルム、シート、ストリップまたはウェブにされてよい多孔質ポリオレフィンからなる。
【0023】
本発明に有用な微孔質材料に存在するが、微粉砕された実質的に水不溶性の充填剤粒子は、極限粒子、極限粒子の凝集体、あるいは両者の組合わせの形態であってよい。一般に、微孔質材料を製造するのに用いられる少なくとも90重量%の珪質粒子は、5〜40μm、好ましくは10〜30μmの範囲の総粒度を有する。充填剤の凝結体のサイズは、微孔質材料を調製するための成分の処理中に減少するものと思われている。したがって、微孔質材料の総粒度の分布は、原料珪質充填剤自体でのものより小さくてよい。
【0024】
本発明で有用な好適な珪質粒子の例には、シリカ、雲母、モンモリロナイト、カオリナイト、アスベスト、タルク、珪藻土、バーミキュライト、天然および合成ゼオライト、セメント、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸アルミニウムナトリウム、ポリ珪酸アルミニウム、シリカアルミナゲルの粒子、およびガラス粒子が含まれる。好ましい実施態様では、沈降シリカ、シリカゲル、またはフュームドシリカのようなシリカ、および粘土が使用される。
【0025】
珪質粒子に加えて、微粉砕された、実質的に水不溶性の非珪質充填剤粒子が、また使用されてもよい。このような選択的な非珪質の充填剤粒子の例には、酸化チタン、酸化鉄、酸化銅、酸化亜鉛、酸化アンチモン、ジルコニア、マグネシア、アルミナ、二硫化モリブデン、硫化亜鉛、硫酸バリウム、硫酸ストロンチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムの粒子、並びにエチレンビス(テトラ−ブロモフタルイミド)、オクタブロモジフェニルオキシド、デカブロモジフェニルオキシド、およびエチレンビスジブロモノルボルナンジカルボキシイミドの粒子のような微粉砕された実質的に水不溶性の難燃性充填剤粒子が含まれる。
【0026】
微孔質材料に存在するように、微粉砕された実質的に水不溶性の非珪質充填剤粒子は、極限粒子、極限粒子の凝集体、またはこれらの組合わせの形態であってよい。一般に、この微孔質材料の製造に使用される少なくとも75重量%の非珪質充填剤粒子は、0.1〜40μmの範囲の総粒度を有する。
【0027】
支持体は、適当には50〜500μm、好ましくは75〜300μmの厚さからなる。酸化防止剤、帯電防止剤、可塑剤、およびその他公知の添加剤が、所望の場合に、支持体中に含まれてよい。
【0028】
支持体に対する画像記録層の付着性を改善するため、支持体表面が、画像記録層を塗布する前にコロナ放電処理に付されてよい。
【0029】
更に、ハロゲン化フェノールまたは部分加水分解された塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体から形成される層のような下塗り層が、溶媒吸収層の付着性を増すために、支持体表面に塗布されてもよい。下塗り層が用いられる場合には、それは2μm未満の厚さ(つまり、乾燥塗布厚さ)を有しなければならない。
【0030】
ラテックス塗膜が、各画像形成表面に係る所望の光沢および画質によって、支持体材料の片面または両面に塗布されてよい。ラテックス塗膜は、プリント処理に用いられるインクの正確な配合によって左右されるインクの吸収を更にコントロールし易くするために、任意の数の所望層で順次上塗りされてもよい。かかるオーバーコートは、ラテックスの基層と同時に塗布されてもよいし、あるいは、必要によりその後の工程で塗布されてもよい。
【0031】
ラテックスポリマーは、種々の周知な方法のいずれかによって支持体上に塗布されてよい。典型的に、このような塗膜は、ビーズ塗布、巻きワイヤロッド塗布、グラビア塗布、リバースロール塗布、ナイフまたは浸漬塗布、カーテン塗布等によって塗布される。かかる塗布方法の記載は、 Edgar B. Gutoffおよび Edward D. Coher著の「Coating and Drying Defects(塗布および乾燥の欠陥)」に見られる。
【0032】
塗布後に、塗膜またはオーバーコートを含む塗膜群は、必要な場合に十分硬化され(冷却硬化、加熱硬化、化学硬化剤の適用のいずれかにより)、更に乾燥されて、水を取り除きかつラテックスが凝集される程度までラテックスを凝集させることが必要である。例えば、ポリマーラテックスの付着量が少な過ぎると、効果的に凝集が起こるような十分に密接した粒子を殆んど残さないで、ポリマーラテックスが基体の孔にしみ込み始めることがある。このようなシナリオは、インクの乾燥時間が速くなるように、単に支持体の孔の一部だけが塞がれることを望む場合には、特に有用であるかもしれない。
【0033】
ポリマーラテックスは、それが安定に保持されるいずれかの液体から塗布されるとうまくいくが、水は、その無毒性のために好ましい塗布溶媒である。塗布組成物は、特定の乾燥付着量を得るように所望の固体含有量で配合されてよいが、湿潤付着量が少なくて塗膜を効果的に乾燥するのに必要なエネルギーと時間が少なくてよいように、その固体の粘性が比較的に低い場合であれば、ポリマー粒子は50重量%までの高い固体含量から塗布されてもよい。好ましい組成物では水中に10〜20重量%の固体の範囲である。塗工の技術分野で公知の添加剤、例えば、界面活性剤、滑剤、消泡剤、艶消粒子、凝集助剤、架橋剤等がその塗布配合物に含まれてもよい。
【0034】
塗布層の乾燥付着量は必要に応じて変えてよいが、塗布付着量が高ければそれだけ光沢性の大きい塗膜が得られる。ポリマーラテックス層の乾燥付着量は、0.50〜10.0g/m2 でなければならないが、より好ましくは、2.0〜5.0g/m2 である。
【0035】
オーバーコート材料は、必要な場合には、画像形成要素のインク受容性を一層高めなければならない。典型的に、光沢インクの受容層は、感知される品質の観点から好ましく、そして、いくつかのタイプの光沢のあるインク受容層が開示されてきた。水性インクの吸収性を高めるために、インクには、天然の親水性コロイドおよびゼラチン、アルブミン、グアーガム、キサンタンゴム、アラビアゴム、キトサンのようなゴム、澱粉およびその誘導体等が含まれるが、これらのものに限定されない。機能蛋白、機能ゴムおよび澱粉、並びにセルロースエーテルおよびその誘導体のような天然ポリマーの誘導体も、また、光沢のあるインク受容層中に成功裡に実証されている。合成ポリマーも、また良好な画像形成性を示す。このような材料の具体例には、ポリビニルオキサゾリンおよびポリビニルメチルオキサゾリン、ポリオキシド、ポリエーテル、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、ポリアクリルアミドおよびポリビニルピロリドンを含むn−ビニルアミド、並びにポリ(ビニルアルコール)、その誘導体および共重合体が含まれる。材料およびその水吸収特性は、「Water-Soluble Synthetic Polymers Properties and Behavior(水溶性合成ポリマーの特性と挙動)、第1,2巻」、Philip Molyneux, CRC Press社、1984年発行に記載されている。
【0036】
本発明の目的に係るポリマーラテックス粒子は、乳化重合の結果に関連する。これには、水中に懸濁する固体ポリマー粒子と、反応の終りに水中に存在してもよい何らかの水溶性ポリマーの両者が含まれる。ビニルモノマーの乳化重合は、文献に十分記載されている。LovellおよびEl-Asser共著のEmulsion Polymerization and Emulsion Polymer (乳化重合とエマルジョンポリマー)、およびその他のテキストには、種々のモノマー、開始剤、界面活性剤および反応手順が記載されている。これらのテキスト中に教示されていないことの中には、塗膜における光沢性のコントロールがある。
【0037】
任意に、追加的なバッキング層または塗膜が、記録要素の機械取扱い性を改善するため、摩擦およびその固有抵抗等を制御するために、支持体の裏面(つまり、画像記録層が塗布される側と反対の支持体の面)に塗布されてもよい。典型的に、そのバッキング層にバインダーおよび充填剤が含まれてもよい。典型的な充填剤には、無定形シリカおよび結晶性シリカ、ポリ(メチルメタクリレート)、中空球ポリスチレンビーズ、微結晶セルロース、酸化亜鉛、タルク等が含まれる。バッキング層に充填される充填剤は、一般に、バインダー成分の2重量%未満であり、その充填剤材料の平均粒度は5〜15μm、好ましくは5〜10μmの範囲である。バッキング層に用いられる典型的なバインダーは、アクリレート、メタクリレート、ポリスチレン、アクリルアミド、ポリ(塩化ビニル)−ポリ(酢酸ビニル)共重合体、ポリ(ビニルアルコール)、セルロース誘導体等のようなポリマーである。更に、帯電防止剤も、記録要素の静電障害を防止するため、バッキング層に含まれてよい。特に好適な帯電防止剤は、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、オクチルスルホン酸のカリウム塩、オリゴスチレンスルホン酸のナトリウム塩、ラウリルスルホコハク酸のナトリウム塩等のような化合物である。帯電防止剤は、バインダーの重量に対して、0.1〜15重量%の量でバインダー組成物に加えられてよい。
【0038】
画像記録層は、意図する目的に有効であるいかなる量で存在してもよい。一般に、0.5〜20g/m2 、好ましくは1〜10g/m2 の量(これらは、0.5〜20μm、好ましくは2〜10μmの乾燥厚さに相当する)で存在してよい。
【0039】
本発明では、インクが個々の小滴の形態でインクジェットプリンターのノズルから噴射されると、その小滴が画像記録層を通過する。この画像記録層には、インクのほとんどの色素が保持されるか、またはインクの残留色素と溶媒もしくはキャリヤーの部分が画像記録層を自由に通過してこれらが多孔質または微孔質材料によって速やかに吸収される溶媒吸収層に達する間に、その残留色素が媒染処理される。このようにして、大量のインクが本発明の記録要素によって速やかに吸収され、それにより優れた光学濃度と良好な色域を有する高品質の記録画像を生じさせる。
【0040】
本発明の記録要素の画像形成に用いられるインクジェット用のインクは、当該技術分野で周知である。インクジェットのプリントに使用されるインク組成物は、典型的に、溶媒またはキャリヤー液体、色素または顔料、保湿剤、有機溶媒、洗浄剤、増粘剤、保恒剤等を含む液体組成物である。溶媒またはキャリヤー液体は、単に水であってもよく、また、多価アルコールのようなその他の水混和性の溶媒と混合された水であってもよい。多価アルコールのような有機物質が主体であるキャリヤーまたは溶媒の液体も使用されてよい。特に、水と多価アルコールの混合溶媒は有用である。このような組成物に用いられる色素は、典型的に、水溶性の直接型または酸型の色素である。かかる液体組成物は、例えば米国特許第4,381,946号、同第4,239,543号および同第4,781,758号明細書を含む先行技術に広く記載されている。
【0041】
こゝで開示した記録要素は、主として、インクジェットプリンター用に有用なものとして言及してきたが、これらは、また、ペンプロッター装置用の記録媒体としても使用できる。ペンプロッターは、インク溜めと接続した一束の毛管からなるペンを用いて、記録媒体の表面に直接書くことにより作動する。
【0042】
本発明の記録要素に使用される画像記録層には、また、本発明に用いられる記録要素の非粘着性に寄与し、その耐汚れ防止性をコントロールするための、二酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、およびポリマービーズ、例えば架橋ポリ(メチルメタクリレート)またはポリスチレンのビーズのような艶消剤;インク吸収性樹脂または該層の熟成挙動を改善させ、そこに続いて塗布されるインクの吸収と乾燥を促進させ、インク受容層の表面均一性を高め、かつ乾燥塗膜の表面張力を調整させるための、非イオン性の炭化水素または弗素化炭素の界面活性剤、または第4級アンモニウム塩のようなカチオン性界面活性剤;蛍光色素;pH調整剤;消泡剤;滑剤;保恒剤;粘度調整剤;色素定着剤;防水剤;分散剤;UV吸収剤;防カビ剤;媒染剤;帯電防止剤;酸化防止剤;光学増白剤等を含む、種々の公知な添加剤が含まれてもよい。かかる添加剤は、達成すべき目的に従って、公知の化合物または物質から選ばれてよい。
【0043】
【実施例】
以下の実施例により、本発明を説明する。
【0044】
ポリマーラテックスの合成
ポリマー1を、オーバーヘッド撹拌機と添加/導入アダプターを備えた1Lの3口反応フラスコ内で、250mLの蒸溜水を窒素でパージすることによって製造した。 Armak Chemicals社より入手可能なEthoquod(登録商標)O/12(1.26g)を窒素でパージされた水に添加した。次いで、反応フラスコを暖めて、80℃に保持した。蒸溜水115mLを、オーバーヘッド撹拌機とポンプを備えた2Lの3口添加ロート内に窒素でパージした。窒素でパージした水に、1.26gのEthoquod(登録商標)O/12、トリメチルアンモニウムエチルアクリレート、ハイドロクロリド塩(20.8g、0.1モル)、ブチルアクリレート(77g、0.6モル)、メチルメタクリレート(15g、0.15モル)およびメタクリル酸(13g、0.15モル)をこの順に加えた。このモノマーを水および界面活性剤と共に15分間撹拌した。開始剤、2,2′−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)−ジヒドロクロリド(1.26g)を、反応フラスコに添加して、直ちに7mL/分の速度でモノマーの添加を開始した。モノマーの添加が完了したとき、他の1.26gの開始剤を反応フラスコに加えて、反応混合物を80℃で2時間撹拌した。次いで、フラスコを加熱から解放し、ポリプロピレンフィルター媒体を通して濾過する前に冷却した。このラテックスは、24.1%の固体であり、210nmの粒度を有していた。単離したポリマーは、21℃のTgを有していた。
【0045】
ポリマー2を、両反応容器とモノマー供給量で、1.7gの同じ界面活性剤、2.4gの同じ開始剤および次のモノマーと供給量:ブチルアクリレート(154g、1.2モル);メタクリル酸(52g、0.6モル);トリメチルアンモニウムエチルアクリレート、ヒドロクロリド塩(52g、0.2モル)を用いたことを除き、ポリマー1と同じ方法で製造した。得られたラテックスは、24.5%の固体であり、108nmの粒度を有していた。単離したポリマーは、4℃のTgを有していた。
【0046】
実施例1〜4−本発明
インクの製造手順:
ミル粉砕
ポリマービーズ、50μmの平均直径(粉砕媒体) 325.0g
Black Pearls 880(キャボットケミカル社) 30.0g
(C.I.顔料Black7)
オレイルメチルタウリン(OMT)のナトリウム塩 10.5g
脱イオン水 209.5g
Proxel(登録商標)GLX殺生剤 0.2g
(Zereca Colours)
【0047】
上記成分を、Morehonse-Cowles Hochmeyerにより製作された高エネルギー媒体ミルを用いて微粉砕した。ミルを室温で8時間稼動させた。粒度分布を、Leeds & Northrupの超粒度アナライザー(UPA)を用いて決定した。その微粉砕物のD50(粒子の50%が、この値より小さい)は、0.080μmであった。
【0048】
インクを、最終配合物が以下の量(重量%)を含むように、上記微粉砕物から配合した。
顔料:2.15%
OMT:0.54%
Proxel GXL:31ppm
Strodex(登録商標)PK−90(Dexter Chemicals社):0.30%
ジエチレングリコール:12.0%
トリエタノールアミン:pHを8.0に上げるのに必要な量
高純水:残余
【0049】
本発明のポリマー1および2を、多孔質で、空隙のあるポリエチレン(Teslin(登録商標)SPID、PPG社)上に直接ビーズ塗布して、4.3g/m2 の乾燥付着量の薄膜を形成した。それらを強制空気加熱によって完全に乾燥させた。
【0050】
これらに、Eastman Kodak Digital Science 2042プリンターを用いて、上記顔料系黒色インクを使用して画像形成した。未プリントの領域の光沢を、プリント法線に対し85°の入射角に設置したBYK−Gardnerミクロ光度計を用いて測定した。プリント黒色パッチの光学濃度を、X式濃度計を用いて測定した。結果を以下の表1に示す。
【0051】
実施例5〜12−比較または対照
実施例1を、次の比較または対照ポリマーを用いて繰り返した。
PVA:ポリビニルアルコール、Elvanol 52/22(Du Pont 社)
PVP:ポリビニルピロリドン、PVP K90(International Specialty Products社)(WO97/33758前記参照)
PAAm−COOH:カルボキシル化ポリアクリルアミド(Aldrich Chemical社)
澱粉:EC0ポリサッカライド樹脂(Lorama Chemical 社)
ペクチン:実用等級(Acros Organic 社)
FlocAid 19:カチオン系変性アクリル分散液(Alco Chemical 社)
Witco W213:ポリウレタンラテックス(Witco 社)(疎水性ラテックスポリマー)
【0052】
以下の結果を得た。
【表2】
*プリント領域の光学濃度は、激しいブリードおよびインク溜りのため測定しなかった。
【0053】
上記結果によれば、本発明の材料を使用したものは、ラテックス材料でないか、あるいは疎水性ラテックス材料である比較および対照材料に比して、結果的に高い光沢度とプリント光学濃度とが共に得られたことを示している。
【0054】
実施例13〜17
記載される数例の場合に、追加の層を第2の塗工操作で塗布したことを除いて、前記のものと同様のTeslin SPID(登録商標)の多孔質支持体上に、本発明の実施例13〜15を準備した。本発明の画像記録層は、前記したような4.3g/m2 のポリマー2を含んでいた。比較例16および17では、下記に示すように、本発明のオーバーコート層または画像記録層の有るものおよび無いものを準備した。
オーバーコートA:20重量%のメチルセルロース(Methocel(登録商標)A4M、Dow Chemical社)と80重量%のカチオン系変性ヒドロキシエチルセルロース(Quatrisoft(登録商標)LM200、Amerchol社)との組成物1.1g/m2
オーバーコートB:90重量%のゼラチン(写真等級石灰処理オセインゼラチン、 Eastman Gelatin社)と10重量%のco−ポリ(N−ビニルベンジル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド−co−エチレングリコールジメタクリレート)93/7モル比との組成物3.3g/m2
【0055】
100%よこ糸のパッチを、Novajet(登録商標)プリンター上にEncad(登録商標)GAを色素系インクを用いて、各原色についてプリントした。各パッチの光学濃度を、X式濃度計を用いて測定した。以下の結果を得た。
【0056】
【表3】
【0057】
上記の結果によれば、本発明の材料を使用すると、比較の要素に比して、結果的により高い光学濃度が得られることを示している。
【0058】
実施例18〜22
以下の実施例には、パルプ紙上に塗布されたときの本発明の有効性が示されている。用いられた紙は、カレンダー掛けされた157μmの厚さを有する30ポンドの支持体のパルプ紙であった。基層を塗布して、前述したように空隙のあるポリエチレン(Teslin(登録商標))支持体が2.2g/m2 の乾燥付着量を得るように乾燥した。
【0059】
次の比較材料を用いた。
AQ 55:スルホン化ポリエステル分散液(Eastman Chemicals 社)。
次の対照材料を用いた。
Chromaset(登録商標)600:スチレン−アクリル分散液(Hercules社)(疎水性ラテックス)。
【0060】
各ケースにおいて、オーバーコートは、第2次塗布工程で塗布した。オーバーコートは、その層が同時に塗布された二層系を含む。前述した基層と接している下層のほとんどは、前記の「オーバーコートB」の組成からなり、一方、その上層は、前記の「オーバーコートA」の組成からなる。下層のほとんどのオーバーコート層の乾燥付着量は8.6g/m2 であり、最上層のオーバーコート層の乾燥付着量は1.1g/m2 である。各塗布層の組合わせに関して、紙の法線に対して60°および85°での光沢度を測定した。以下の結果を得た。
【0061】
【表4】
【0062】
上記の結果によれば、本発明による材料の使用により、着色バリヤー層を全く使用しない場合、あるいは比較例または対照例の疎水性ラテックスポリマーを使用する場合よりも、一層高い光沢性が得られたことが示されている。
【0063】
【発明の効果】
本発明の記録要素によれば、プリント後のインクの速乾性を確保する、インクからの液体の吸収能力が提供され、かつ、二色の隣接する色間のブリードが排除される。更に、その画像記録層には、該要素の最上層部分に着色料を保持して、高い色濃度が得られる。
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