JP3551557B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ・テープ・レコーダ(以下、VTR装置という)等に使用されて好適な電子機器に関し、詳しくは、VTR装置の本体部に対して出し入れ可能のトレーに収納され、さらにトレーに対して着脱することのできるコントロールパネルに係わるものである。
【0002】
【従来の技術と課題】
従来、VTR装置にはこれを操作するための多くの各種のキーが備えられている。これらキーの一部はVTR装置の前面パネルに備えられているものの、その殆どのキーがコントロールパネル側に配置されている機種が多くある。
【0003】
このコントロールパネルは、VTR装置の前面パネルに対してヒンジ接続され、コントロールパネルの使用に際して回動してコントロールパネルを操作可能にできるようにしたものがあるが、VTR装置の前面パネル側に出し入れ可能のトレーを有し、このトレー内にコントロールパネルを収納するようにした構成のものもある。
【0004】
また、コントロールパネルをトレーから分離してコントロールパネルを独立して使用することができるものもある。このような構成のコントロールパネルは使い勝手が向上できるといった利点があるが、コントロールパネル自体は薄型化しており、しかも、コントロールパネルの使用時は机等の上に平面状態に置いて使用するため、操作性の点について操作しずらいといった問題がある。
【0005】
また、コントロールパネルがVTR装置本体と接続コードで接続されて独立している構成のものもあるが、この場合のコントロールパネルはVTR装置本体内に収納することはできない構成となっている。
【0006】
本発明は、上述したような課題を解消するためになされたもので、VTR装置に対して分離可能なコントロールパネルの使い勝手を向上することのできるようにした電子機器を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明による電子機器は、電子機器の本体側に出し入れ可能のスライド式トレーを備え、このトレーに電子機器を操作するためのコントロールパネルが着脱可能にされた電子機器において、コントロールパネルはトレーから分離した状態ではその底部に設けた脚部がばね力により立ち上がり、当該コントロールパネルが前傾姿勢にされ使用可能であり、コントロールパネルをトレー内に収納した状態では上記脚部が当該トレーの底部に設けた係合手段により係合されて折り畳まれるようにしたものである。
【0008】
上述のように構成した本発明の電子機器は、コントロールパネルをトレーから分離した際、コントロールパネル底部の脚部がコイルばねのばね力により立ち上がるため、コントロールパネルを机等の上に置いたとき、パネル面が操作者に対して前傾姿勢状態となり、操作性を高めることができる。
【0009】
また、コントロールパネルをトレー内に収納すると、トレーの底部に設けた係合手段に脚部が係合して折り畳まれ、コンパクトに収納でき収納スペースの薄型化を図ることができる。
【0010】
以下、本発明による電子機器の実施例をVTR装置を例にとって説明する。
【0011】
図1はVTR装置を前面パネル側より見た斜視図である。
図1において、VTR装置の装置本体を符号1で示す。この装置本体1の前面パネル2の上部中央部にはカセット出し入れ口を有し、通常は扉パネル3により閉止されている。
【0012】
扉パネル3の下部にはVTR装置の蛍光表示画面4があり、この蛍光表示画面4の下部にVTR装置を操作する操作パネルとしてのコントロールパネル5を収納したスライド式のトレー6が収納されている。尚、7は電源パワースイッチであり、8はVTR装置の一部の操作ボタン系である。
【0013】
上述したトレー6はコントロールパネル5の前面に備えた操作ボタン9を押し操作することで、前面パネル2からコントロールパネル5と共に電動で引出し式に水平に引き出され、再度、操作ボタン9を押し操作することによって前面パネル2内にコントロールパネル5と共に引き込まれる。
【0014】
図2はトレー6からコントロールパネル5を分離し、コントロールパネル5の使用状態の斜視図である。
【0015】
このコントロールパネル5は装置本体1とコード10を介して接続されており、パネル5面にはジョグ・シャトル11、録画スタートやストップキー12、また、TV/ビデオ切換えキー13、タイマー予約キー14等が配置してある。
【0016】
コントロールパネル5は図示しないがトレー6の収容部6a内に収納した状態で操作することも可能である。
【0017】
図3はコントロールパネル5を机15等の上に置いた使用状態の側面図であり、コントロールパネル5は底部後方側に設けた一対の脚部16(他方の脚部は図示してない)が立ち上がり、この脚部16と底部前方側に設けた座部17とによってコントロールパネル5のパネル面を操作者に対して前傾姿勢状態にすることができる。
【0018】
図4はパネル5を底部より見た脚部16とパネル底部との斜視図であり、図5は脚部16をパネル底部から分離した斜視図である。
【0019】
脚部16の基部には支持軸18,18が外方へ突出していると共に、この支持軸18,18と同軸的に内方側へ支持突起9,19が設けられている。この支持突起19,19にコイルばね20の端部が挿入され、コイルばね20の一端部20aが脚部16の掛止め部16aに掛け止めされている。
【0020】
このように構成した脚部16はその支持軸18,18をパネル5の底部5aに形成した凹部21の軸孔22,22に支持し、コイルばね20の図示しない他端部が凹部21の係合孔23に掛け止めされている。これによって、脚部16はコイルばね20のばね力により立ち上がる方向に付勢され、凹部21の壁面21aに突き当たった状態となる。
【0021】
また、上述したコントロールパネル5はトレー6の収容部6a内に収納された状態でロックされ、コントロールパネル5を取り出すとき解除されるようなロック/解除機構をパネル5の両側部に備えている。
【0022】
図6にロック/解除機構の断面図を示す。
コントロールパネル5側にはその側部にロック解除操作片を備え、このロック解除操作片22と一体的に鉤状に折曲した端部に傾斜面23aを有するロック片23を設けている。この部材はばね支持部24との間に張設した押しばね25により外側方向へ付勢されている。
【0023】
また、トレー6側には傾斜状のガイド面26aを有する係合孔26を設けている。
【0024】
このように構成したロック/解除機構は、図6に示したロック状態から左右のロック解除操作片22を仮想線で示すように内側に押圧することで、押しばね25を圧縮してロック片23が後退し、トレー6の係合孔26から離脱させロック解除状態となり、この状態のままコントロールパネル5を引き上げれば分離できる。コントロールパネル5側のロック片23をトレー側の係合孔26にロックさせるには、ロック片23を係合孔26のガイド面26aに押し当てた状態で、パネル5をトレー6側へ押し付ければロック片23の傾斜面23aがガイド面26aに沿って後退し、その直後にロック片23が係合孔26に係合してロック状態となる。
【0025】
一方、トレー6の収容部6aの底面にはコントロールパネル5の一対の脚部16と対応する位置に係合手段としての開口部27,27を形成してある。また、収容部6aの奥側両端部にガイド溝28,28を備え、このガイド溝28,28にコントロールパネル5の後端両側部に設けたガイド片29,29が係合される。
【0026】
次に、トレー6へのコントロールパネル5の収納手順を図7及び図8について説明する。
【0027】
まず、コントロールパネル5のガイド片29,29をトレー6のガイド溝28,28に対応させるようにした状態で図7に示すようにパネル5の立ち上がった状態の脚部16,16を収容部6aの開口部27,27内に差し込む(図7参照)。
【0028】
この状態でコントロールパネル5のガイド片29,29をトレー6のガイド溝28,28内に押し込みながら、コントロールパネル5をトレー6の収容部6a内に収める動作を行うと、図8に示すように開口部27内に差し込まれていた脚部16は開口部27の開口縁部27aによって押し戻され、これによって、脚部16は支持軸18を回動支点としてコイルばね20を圧縮し凹部21内に折り畳まれ、コントロールパネル5の収納状態となる。この際、コントロールパネル5はトレー6にロックされた状態となる。
【0029】
すなわち、コントロールパネル5のトレー6内への収納状態では、脚部16が折り畳まれてコンパクトになるためトレー6の収納スペースの薄型化を図ることができる。これと同時にコントロールパネル5はその後端両側部のガイド片29,29がトレー6のガイド溝28,28に差し込まれると共に、ロック片23によるトレー6へのロックが行われるためトレー6への収納を安定して行うことができる。
【0030】
一方、トレー6からコントロールパネル5を分離する手順は、コントロールパネル5の左右のロック解除操作片22を解除方向へ解除することで、図6で説明したようにトレー6とのロック状態を外し、コントロールパネル5を引き上げながらガイド片29,29をガイド溝28,28から引き出すことによって分離できる。このとき、コントロールパネル5の脚部16はコイルばね20のばね力によって立ち上がり、図3に示したようにコントロールパネル5のパネル面を操作者に対して前傾姿勢状態にして操作することができるため、コントロールパネル5の使い勝手を向上することができる。
【0031】
本発明は、上述しかつ図面に示した実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0032】
実施例ではVTR装置のコントロールパネルとして使用した例について説明したが、その他、電子機器のコントロールパネルに広く適用可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電子機器は、コントロールパネルをトレーから分離した状態ではその底部に設けた脚部がばね力により立ち上がるので、コントロールパネルを独立して使用する際の使い勝手を向上することができるといった効果がある。
【0034】
また、コントロールパネルトレー内に収納されると脚部がトレーの底部に設けた係合手段により係合されて折り畳まれるようにしたので、コンパクトに収納でき収納スペースの薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例のVTR装置の前面パネル部分の斜視図である。
【図2】VTR装置本体からコントロールパネルを分離した使用状態の斜視図である。
【図3】コントロールパネルの独立した使用状態の側面図である。
【図4】脚部の斜視図である。
【図5】脚部の分離状態の斜視図である。
【図6】ロック/解除機構の断面図である。
【図7】コントロールパネルのトレーへの収納途中状態の一部側断面図である。
【図8】コントロールパネルのトレーへの収納状態の一部側断面図である。
【符号の説明】
1 VTR装置本体
5 コントロールパネル
6 トレー
6a 収容部
16 脚部
18 支持軸
20 コイルばね
21 凹部
22 ロック解除操作片
23 ロック片
26 係合孔
27 開口部
28 ガイド溝
29 ガイド片

Claims (3)

  1. 電子機器の本体側に出し入れ可能のスライド式トレーを備え、このトレーに上記電子機器を操作するためのコントロールパネルが着脱可能にされた電子機器において、
    上記コントロールパネルは上記トレーから分離した状態ではその底部に設けた脚部がばね力により立ち上がり、当該コントロールパネルが前傾姿勢にされ使用可能であり、
    上記コントロールパネルを上記トレー内に収納した状態では上記脚部が当該トレーの底部に設けた係合手段により係合されて折り畳まれる、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器において、
    上記コントロールパネルは上記トレーとの解除機構を有するロック機構を備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項記載の電子機器において、
    上記コントロールパネルは上記トレーへの収納時のガイド機構を備えたことを特徴とする電子機器。
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