JP3550145B1 - ノズル - Google Patents

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【課題】 一口容器にも使用できると同時に吸気機構部からの液漏れがなく、低コストで機能が信頼できる操作性のよいノズルを得る。
【解決手段】 ノズル後部上面に凹み部12を設け、この凹み部にエアー口21を開ける。そしてこの凹み部に、内側に突出したエアー管22を有するキャップ11を装着することでエアー吸入路中に液保持空間部23を設ける。または、ノズル後部上面に開口部を有する凹み部12に逆止弁81を装着するとともに、内側に突出したエアー管22を有する逆止弁キャップ82をこの逆止弁に嵌合させることでエアー吸入路中に液保持空間部23を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容器口部に取付けてその内液を他器具に注入する際に使用するノズルに関する。
容器内の燃料を他器具に注入する際、容器口部に取付けて使用するノズルには吸気機構のないジャバラノズルが一般に使用されている。しかしこのノズルは吸気機構がないので二口容器等、ノズル装着口部以外に容器内部にエアーの供給できる口部等がある容器でないと使用できない。そして吐出する際には当然ノズル装着口部とは別のエアー供給口部を開けてやらねばならない。吸気機構のない一般のノズルにはこういった不都合があるので市場には一部吸気機構を有すノズル、例えばノズル内にエアー管を配した図7やノズル後部上面にエアー口を設けた図8も出回っている。これとは別に当出願人は先にノズル後部にエアー管を装着する出願(特願2001−107967)を行っている。
実公昭35−3797 特開平7−291295 特願2001−107967
一般に使用される吸気機構を有しないノズルは吸気機構を持たないため一口容器には使用できず、二口容器で使用する際にはエアー供給用にノズル装着とは別のキャップをも取りはずして使用しなければならない面倒がある。
一方吸気機構を有するノズルとして図7があるが、製造上手間がかかる構造なのでコストアップが避けられないのと、装着されたエアー管が容易に動いてしまうため所定の機能が得られなくなる危険がある上、ノズル後部よりエアー管が飛び出しているので取扱いに不便である。
これに対しノズル後部上面にエアー口を設けた図8のノズルは構造上シンプルでコスト、取扱いに問題はないが単に穴を設けただけなので吐出初期や吐出中にエアー口より少量ではあるが液が漏れ出したり液の飛び出しがある。
また当出願人の先の出願においては、ノズル後部にエアー管を装着したものや、そのエアー管内部に逆止弁を設けるものなど提案しているが、特にエアー管内部に逆止弁を設けたものは部品点数が多くなったり構造が複雑であったりすると共にエアー管径が大きくなりがちでゴミが入りやすい等や製造上、作動上改良の余地があり、ノズル外観上大きな穴が形成されることとなり見栄えがよくなかった。
請求項1の手段としては、両端が開口した筒状のノズル後部上面に凹み部12を設け、この凹み部にエアー口21を開ける。そしてこの凹み部12に、内側に突出したエアー管22を有するキャップ11を装着することでエアー吸入路中に液保持空間部23を設ける。
請求項2の手段としては、両端が開口した筒状のノズル後部上面に開口部を有する凹み12を設け、その凹み部に逆止弁81を装着する。そして内側に突出したエアー管22を有する逆止弁キャップ82をこの逆止弁81に嵌合させることでエアー吸入路中に液保持空間部23を設ける。
本発明のノズルはコンパクトな吸気機構を備えているので一口容器でも使用でき、二口容器に使用の際もノズル装着キャップとは別のエアー取り込み用キャップを取り外す手間は不要である。また図7のように機構が大掛かりであったり、ノズル後部からエアー管が飛び出していたりして取扱いに不便はなく、またエアー管が移動して吐出機能に影響を及ぼしたりするような不安定要因もなく常に安定した吐出機能を維持する。
図8のような単にエアー口を開けたものは、吐出時にエアー口から少量ではあるが液漏れがあるが、本発明ノズルでは吐出初期の少量の漏れや吐出中のエアー口からの飛び跳ねによる漏れはノズル凹み部12とキャップ11で形成される液保持空間部23に一時保持され、その後の吐出継続による容器内減圧に伴なうエアー吸気時、直ちにノズル中に返流されるので外部への漏れはない。
さらに逆止弁81を使用することにより、エアー口からの液漏れ防止をより確実なものにすることができる。即ち、吐出初期において内液がノズル内に進入してくると逆止弁81を通しても液が漏れ出ようとするが、逆止弁にそのような液圧が加わると逆止弁中のボールが通路を遮断するので逆止弁からの液漏れはない。そして内液吐出にしたがって容器内が減圧してくると逆止弁中の通路を塞いでいたボールが開放されて外部エアーが逆止弁を通って容器内に供給される。
請求項1のように逆止弁を使用しないタイプのものはそれだけコストは安いが、ノズル装着口の他にエアー供給口のある容器で且つそのエアー供給口を開けて使用した場合、エアー管22部から液の噴出を生じてしまう。これに対し逆止弁81使用のノズルはその分コストアップにはなるが一口容器はもちろん、他にエアー供給口があってそれが開いている状態の容器にも使用できる。さらに本発明何れのノズルもノズル外部に突出物はないので、穴明きキャップをノズル先端から通してノズル後部フランジを容器口部に挟みつけることにより容器口部にしっかり固定して使用することが可能である。
さらにボール作動タイプの逆止弁は、当出願人の先の出願時に例示した弁機構より大幅にコパクト化できると同時に安定した機能が得られる上に機構自体シンプルで部品点数も少なく製造も容易で、弁部に用いるボールも耐久性、耐薬品性の高い材質が得られるなどメリットが大きい。
実施例1
図1は実施例1の平面図並びに側断面図で、図2は図1中のAA断面図、図3は同じく図1中のBB断面図であり、これは請求項1の例である。
吐出初期のエアー口21からの少量の液漏れ及び吐出中におけるエアー口からの少量の液の飛び出し等はノズル凹み部12とキャップ11で形成される液保持空間部23に一時保持され、吐出継続に伴う容器内減圧によるエアー口21からの容器内へのエアー供給時に、ただちにこのエアーと共にノズル内に返流される。
キャップ11に設けられたエアー管22は単なる開口に比べて、立ち上がりがある分、ノズルが反転したとき等における液保持力が大きいので外部への漏れは防止できると同時に、エアー口21とエアー管22のセンターがずれているのでエアー口から飛び跳ねた液が直接エアー管22から外部に飛び出すことも防いでいる。
このタイプのノズルを他にエアー供給口のある容器で且つそのエアー供給口を開いた状態で使用すると、吐出時エアー管22部から内液が噴出することになる。一口容器等に専用に使用するか、他にエアー供給口のある容器ではそのエアー供給口を閉じて使用していれば問題ないのであるが、他にエアー供給口のある容器でそのエアー供給口を開いて使用したいとか、エアー供給口が閉じられない容器にも使いたい場合にはエアー管22部を塞ぐような栓をキャップ11に付加しておけば、その栓でエアー管22を開閉することにより何れの場合にも対応できるようになる。
実施例2
図4は実施例2の平面図並びに側断面図で、図5図4中のDD断面図、図6は同じく図4中のEE断面図であり、これは請求項の例である。
仮に逆止弁81からの若干の液漏れが生じたとしても逆止弁と逆止弁キャップ82で形成される液保持空間23に保持され、内液吐出継続による容器内の減圧化に伴なって逆止弁81から容器内に外部エアーが供給される時ただちにこのエアーと一緒にノズル内に返流される。このタイプのノズルは一口容器にはもちろん、他にエアー供給のある容器への使用も可である。
実施例1の平面図並びに側断面図である。 図1中のAA断面図である。 図1中のBB断面図である。 実施例2の平面図並びに側断面図である。 図4中のDD断面図である。 図4中のEE断面図である。 従来の吸気機構を有するノズルである。 従来の吸気機構を有するノズルである。
符号の説明
11 キャップ
12 凹み部
21 エアー口
22 エアー管
23 液保持空間部
81 逆止弁
82 逆止弁キャップ

Claims (2)

  1. 両端が開口した筒状のノズル後部上面に凹み部12を設け、この凹み部にエアー口21を開ける。そしてこの凹み部12に、内側に突出したエアー管22を有するキャップ11を装着することでエアー吸入路中に液保持空間部23を設けたノズル。
  2. 両端が開口した筒状のノズル後部上面に開口部を有する凹み12を設け、その凹み部に逆止弁81を装着する。そして内側に突出したエアー管22を有する逆止弁キャップ82をこの逆止弁81に嵌合させることでエアー吸入路中に液保持空間部23を設けたノズル。
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