JP3549829B2 - 移動農機のトレッド調整装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、球葱や人参などの根菜作物を圃場から掘り取る収穫機など移動農機のトレッド調整技術に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
一般に畦を跨いで走行しながら収穫作業を行う収穫機にあっては、左右の駆動車輪のトレッドが長く、作業状態の機体左右幅では軽トラックの荷台に収穫機を載せて運搬することができない場合が多い。従って軽トラックの荷台に収穫機を載せることができるように左右の駆動車輪のトレッドを短くし、機体左右幅を縮少する必要があるが、機体を支える特別なスタンド装置を設けない限り、作業トレッドから運搬トレッド並びにその逆のトレッド調整は車輪を接続させた状態で行うので、収穫機が小型であっても人力では非常に困難な作業になる。
【0003】
【課題を解決するための手段】
然るに、本発明は、請求項1の如く、自走車輌と根菜作物を収穫する2条分3本の引起し部材を備える作業部とで形成し、前記自走車輌は、エンジンと、その出力部に連動する伝動機構を内装しかつ機体フレームの後部に取付けるミッションケースと、該ミッション ケースから左右に延設する伝動ケースと、各伝動ケースに連設する左右のファイナルケースと、各ファイナルケースに車軸を介して軸支する駆動車輪とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレームの後部横連結パイプを前記伝動ケースと平行に機体後部左右方向に延設させ、前記の後部横連結パイプと連設されたスライド軸の側端に一方のファイナルケースを連結し、一方のファイナルケース及び駆動車輪は、スライド受部及びスライド軸を連設する伝動ケースと、該伝動ケースに内蔵される伝動機構と、前記の後部横連結パイプに連設されたスライド受部に出入り自在なスライド軸とに支持させてトレッド調整自在な構造とすることを特徴とする。
【0004】
また、請求項2の如く、2条分3本の引起し部材を備える作業部を歩行形収穫機の機体フレームの前部に設け、機体フレーム後部に取付けるミッションケースと、該ミッションケースから左右に延設する伝動ケースと、各伝動ケースに連設する左右のファイナルケースと、各ファイナルケースに車軸を介して軸支する駆動車輪とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレームの後部横連結パイプを伝動ケースと平行に機体後部左右方向に延設し、一方の伝動ケースの一端側と後部横連結パイプの一端側とから中空パイプ状のスライド受部をそれぞれ同一軸芯上で機体一側に一体延出し、このスライド受部に中空パイプ状のスライド軸を出入自在に嵌合させて伸縮自在に形成し、一方の伝動ケースと後部横連結パイプの各固定側端に一方のファイナルケースを連結し、他方の伝動ケースと後部横連結パイプの各可動側端に他方のファイナルケースを連結することを特徴とする。
【0005】
また、請求項3の如く、自走車と根菜作物を収穫する作業部とで形成し、前記自走車輌は、一方の駆動車輪の前方に配置するゲージホイルなどで構成し、前記作業部は、2条分3本の引起し部材を備えかつ機体フレームの前部に設けられ、前記機体フレームの後部に取付けるエンジン及びミッションケースと、ミッションケースから左右に延設する伝動ケースと、各伝動ケースに連設する左右のファイナルケースと、各ファイナルケースに車軸を介して軸支する駆動車輪とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレームの後部横連結パイプを伝動ケースと平行に機体後部左右方向に延設し、一方の伝動ケースの一端側と後部横連結パイプの一端側とから中空パイプ状のスライド受部をそれぞれ同一軸芯上で機体一側に一体延出し、このスライド受部に中空パイプ状のスライド軸を出入自在に嵌合させて伸縮自在に形成し、一方の伝動ケースと後部横連結パイプの各固定側端に一方のファイナルケース連結し、他方の伝動ケースと後部連結パイプの各可動側端に他方のファイナルケースを連結し、またミッションケース及び左右の伝動ケース及びスライド受部を前記の後部横連結パイプに複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、スライド受部を延出する伝動ケース上にエンジンベースを設けることを特徴とする。
【0006】
また、請求項4の如く、2条分3本の引起し部材を備える収穫機の機体フレームの後部に取付けるエンジンとミッションケースとを左右に並べて配設し、ミッションケースから左右に延設する伝動ケースと、各伝動ケースに連設する左右のファイナルケースと、各ファイナルケースに車軸を介して軸支する駆動車輪と、一方の駆動車輪の前方に配置して機体フレームに昇降調節可能に取付けるゲージホイルとを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレームの後部横連結パイプを伝動ケースと平行に機体後部左右方向に延設させ、後部横連結パイプとスライド軸の各端部に左右のファイナルケースを連結し、ゲージホイルと反対側のファイナルケース及び駆動車輪は、一方の伝動ケースとスライド受部とスライド軸と、伝動軸などの伝動機構と、前記後部横連結パイプに連結させるスライド受部と、スライド軸とに支持させてトレッド調整自在な構造とすることを特徴とする。
【0007】
また、請求項5の如く、2条分3本の引起し部材を備える歩行形収穫機の機体フレームの後部に取付けるミッションケースと、ミッションケースから左右に延設する伝動ケース と、各伝動ケースに連設する左右のファイナルケースと、各ファイナルケースに車軸を介して軸支する駆動車輪と、一方の駆動車輪の前方に配置して機体フレームに昇降調節可能に取付けるゲージホイルとを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレームの後部横連結パイプを伝動ケースと平行に機体後部左右方向に延設し、伝動ケースに連結させる中空パイプ状のスライド受部及びスライド軸と、後部横連結パイプに連結させる中空状のスライド受部及びスライド軸とを、それぞれ同一軸芯上で前記ゲージホイルと反対側の機体一側に延出し、後部横連結パイプ及びスライド軸の両側に左右のファイナルケースを連結し、ゲージホイルと反対側の機体側部のファイナルケース及び駆動車輪は、スライド受部を連設する伝動ケースと、該伝動ケースに内蔵される伝動軸などの伝動機構と、前記後部横連結パイプに連設されたスライド受部に出入り自在なスライド軸とに支持され、ゲージホイル側の機体側部の伝動ケースと後部横連結パイプの各側端にゲージホイル側のファイナルケースを連結し、ゲージホイルと反対側の機体側部の各スライド軸の側端にゲージホイルと反対側のファイナルケースを連結することを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
【0008】
また、請求項6の如く、2条分3本の引起し部材を備える歩行形収穫機の機体フレームの後部に取付けるエンジン及びミッションケースと、ミッションケースから左右に延設する伝動ケースと、各伝動ケースに連設する左右のファイナルケースと、各ファイナルケースに車軸を介して軸支する駆動車輪と、一方の駆動車輪の前方に配置して機体フレームに昇降調節可能に取付けるゲージホイルとを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレームの後部横連結パイプを伝動ケースと平行に機体後部左右方向に延設し、ゲージホイルと反対側の伝動ケースと後部横連結パイプの各一端側から中空パイプ状のスライド受部をそれぞれ同一軸芯上で一体延出し、このスライド受部に中空パイプ状のスライド軸を出入自在に夫々嵌合させて伸縮自在とし、ゲージホイル取付け側の伝動ケースと後部横連結パイプの各側端に固定側のファイナルケースを連結し、ゲージホイルと反対側の伝動ケースと後部横連結パイプとに連設した各スライド軸に可動側のファイナルケースを連結し、またミッションケース及び左右の伝動ケース及びスライド受部を前記の後部横連結パイプに複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、ゲージホイルと反対側の伝動ケース上に設けるエンジンベースをミッションケースと並設したことを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
【0009】
また、請求項7の如く、2条分3本の引起し部材を備える歩行形収穫機の機体フレームの後部に取付けるエンジン及びミッションケースとを並べて配設し、ミッションケースから左及び右に延設する左右の伝動ケースと、各伝動ケースに連設する左右のファイナルケースと、各ファイナルケースに車軸を介して軸支する駆動車輪と、一方の駆動車輪の前方に配置して機体フレームに昇降調節可能に取付けるゲージホイルとを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレームの後部横連結パイプを伝動ケースと平行に機体後部左右方向に延設し、ゲージホイルと反対側の伝動ケースと後部横連結パイプの各端部に設ける中空パイプ状のスライド受部をそれぞれ同一軸芯上で一体延出し、各スライド受部に中空パイプ状のスライド軸を出入自在に夫々嵌合させて伸縮自在に形成し、ゲージホイル取付け側の伝動ケースと後部横連結パイプの各側端に固定側のファイナルケースを連結し、ゲージホイルと反対側の伝動ケースと後部横連結パイプの各側端に可動側のファイナルケースを連結し、またミッションケース及び左右の伝動ケース及びスライド受部を前記の後部横連結パイプに複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、ゲージホイル取付け側と反対側の伝動ケース上にエンジンベースを設け、さらに機体フレームから後上方に延設する操縦ハンドルのゲージホイル側の側部にゲージホイルの高さ調節ハンドルを接続することを特徴とする。
【0010】
また、請求項8の如く、後部横連結パイプはアームを介して左右のファイナルケースの中間部をこのファイナルケースより上方で支持していることを特徴とする。
【0011】
また、請求項9の如く、各スライド軸と各スライド受部の左右端部内部には球軸受部材で支持されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図、図3は同正面図、図4は伝動系統図、図5、図6、図7は作業状態説明図であり、自走車輛(1)と作業部(2)とで形成し、歩行型構造を構成している。前記自走車輛(1)は、エンジン(3)と、その出力部に連動する伝動機構を内装したミッションケース(4)と、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、エンジン(3)、ミッションケース(4)、作業部駆動ケース(4a)を後部に一体に取付ける機体フレーム(11)と、一方の駆動車輪(9)の前方延長線上に配置してフレーム(11)に昇降調節可能に取り付けるゲージホイル(12)と、機体フレーム(11)から後上方に延設する操縦ハンドル(13)などで構成されている。
【0013】
また、右のファイナルケース(8)及び右の駆動車輪(10)は、図2及び図3にみられるように、左のファイナルケース(7)及び駆動車輪(9)よりも大きく機体右側方に偏寄して設けることによって、双方の駆動車輪(9)(10)が畦(14)の両側の谷部を移行できるように形成している。また、一方のファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)を支持する伝動ケース(6)スライド受部(80)スライド軸(82)とそれに内蔵される伝動軸(89)などの伝動機構、並びに両端に左右のファイナルケース(7)(8)をアーム(70)(71)を介して連結している機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)などの構成部材のうちスライド軸(82)(83)を伸縮自在な構造とし、電動シリンダ(15)によって右のファイナルケース(8)及び右の駆動車輪(10)を車軸方向に移動させ、左右車輪(9)(10)間隔(トレッド)を変更させ、畦(14)幅の異なりに応じてトレッドを調節し、畦(14)を跨いで走行するように構成すると共に、軽トラックの荷台に収穫機を載せることができる機体左右幅になるようにトレッドを調節するように構成している。
【0014】
さらに、機体フレーム(11)に種々の構成要素を組付けて作業部(2)が構成されるもので、作業部(2)は、前低後高に傾設される引抜き搬送部材(16)と引抜き搬送部材(16)の下方にあって引抜き搬送部材(16)よりも緩い傾斜角度で設けられる下部搬送装置(17)とからなる移送装置(18)と、畦(14)に列状に植立する玉ネギなどの根菜作物(19)群を掘り取る掘取装置(20)と、下部搬送装置(17)の移送中途部で引抜き搬送部材(16)よりも下方部位に配設する切断装置(21)とを備え、これらによって根菜作物(19)を収穫する作業部(2)が構成されている。
【0015】
引抜き搬送部材(16)は、左右に並設した軟弾性の搬送無端帯(23)(23)を各々掛回張設し、両搬送無端帯(23)(23)間に形成される挾持移送経路に前記根菜作物(19)の茎葉部(19a)の先端寄り部分を挾持して移送するように構成される。また、左の引抜き搬送部材(16)の移送終端部には、図2にみられるように平面視で左横側方に屈曲形成させた茎葉放出装置(24)を設け、根菜作物(19)が畦(14)上面に放出されるのに対して切断分離した茎葉部(19a)を畦(14)左側の谷部に放出させるように構成している。
【0016】
また、引抜き搬送部材(16)の搬送始端側には、弾性搬送突起(25a)…付の無端帯(25)(25)を備えた左右一対の掻込み部材(26)(26)が装設されると共に、掻込み部材(26)(26)の進行方向前方部位には、畦(14)に植立する複数列の根菜作物(19)の茎葉部(19a)を左右に分け捌くための縦回し型分草引起し部材(27)が装設されており、また各分草引起し部材(27)の下部には先端側を各列の根菜作物(19)間の地中部分に突入させて進行させ、根菜作物(19)の根切りと土割りを縦方向に行う縦根切り棒(52)が設けられ、さらに、引抜き搬送部材(16)の搬送始端部の下方部位には、縦回し型分草引起し部材(27)間に導入される根菜作物(19)の地中部分の適宜下方部位を掘削しながら進行する掘取り装置(20)が設けられ、その掘取装置(20)は、正面視L字形の左右一対の振動ブレード(28)(28)を備えている。
【0017】
一方、下部搬送装置(17)は、図8に示す如く、左右一対の軟弾性搬送無端帯(29)(29)が形成する挾持移送経路によって前記根菜作物(19)の首部(19b)を挾持して移送するように構成されるものであり、下部搬送装置(17)の移送終端部を放出コンベア(30)の移送中間部上方に臨ませ、下部搬送装置(17)下方側に吊下げた作物(19)を放出コンベア(30)上面に受取ると共に、下部搬送装置(17)移送終端部の横倒ホイル(31)及び横倒ガイド(32)によって作物(19)の首部(19b)を左側方に倒し、放出コンベア(30)上の一側に形成する凹部(30a)に作物(19)の球部を入り込ませた状態で左方向に横倒し姿勢に支持させ、作物(19)を左方向に倒した姿勢で畦(14)上面に落下させるように構成している。
【0018】
また、下部搬送装置(17)の上方で引抜き搬送部材(16)よりも下方の部位には、下部搬送装置(17)により首部(19b)を挾持されかつ引抜き搬送部材(16)によって茎葉部(19a)を挾持されている根菜作物(19)の茎葉部(19a)を切り離すための電動モータ(21a)で駆動される切断装置(21)が配設されるもので、該切断装置(21)は、図示のもののように回転刃を駆動する構造でもよく、またレシプロ刃等の駆動型切断刃であってもよい。
【0019】
以上のように組成される作業部(2)の構成要素のうち、動力で駆動されるもの、すなわち、移送装置(18)の引抜き搬送部材(16)と下部搬送装置(17)および移送装置(18)の前部に連係装設される掻込み部材(26)(26)と縦回し型分草引起し部材(27)、掘取装置(20)、などは、図4に示すような伝動構造でもって駆動されるもので、ミッションケース(4)からクラッチ(33)を介して前方に延設される作業出力軸(34)が前後方向の伝動筒(35)内を経て作業部駆動ケース(4a)に突入され、作業部駆動ケース(4a)に内挿されている駆動軸(36)に連動連結されている。
【0020】
そして、前記駆動軸(36)にウォーム(37)及びウォームホイール(38)を介して連動連結した上部搬送駆動軸(39)を上向きに突設し、上部搬送駆動軸(39)でもって引抜き搬送部材(16)における左右一対の軟弾性搬送無端帯(23)(23)を各々所定の方向に回転駆動すると共に、掻込み部材(26)(26)は、前記軟弾性搬送無端帯(23)(23)を掛回する輪体を備えた前方軸(40)(40)で共通に回転駆動するようにしてあり、下部搬送装置(29)(29)も前方軸(40)(40)に連動連結した伝動軸(41)(41)でもって回転駆動するように構成している。
【0021】
さらに、駆動軸(36)の左右端部にはクランク(42)(42)が設けられ、それぞれに後方端部を接続したピットマン(43)(43)の前端部を、掘取装置(20)の振動ブレード(28)(28)に接続して振動ブレード(28)(28)を前後方向に往復振動させるもので、振動ブレード(28)(28)は、支点軸(45)でもってフレーム(11)に取り付けられ、支点軸(45)を中心にしてその上方部分と下方部分とが背反に前後揺動するようになっている。
【0022】
また、前記駆動軸(36)にベベルギヤ(46)などを介して放出コンベア(30)を連結させると共に、左側の搬送無端帯(23)に茎葉放出装置(24)を連結させている。
【0023】
さらに、前後方向に略水平に延設させる引起し入力軸(47)の後端を前記駆動軸(36)右側端にベベルギヤ(48)を介して連結させると共に、2条分3本の引起し部材(27)…を駆動する引起し駆動軸(49)の右側端にベベルギヤ(50)を介して引起し入力軸(47)の前端を連結させている。
【0024】
また、図9乃至図11から明らかなように、左右の駆動車輪(9)(10)をそれぞれ軸支している左右のファイナルケース(7)(8)を連結している連結軸となる前記伝動ケース(5)(6)と、後部横連結パイプ(72)は平行な二軸になるように機体後部左右方向に延設され、右の伝動ケース(6)の右端側と後部横連結パイプ(72)の右端側から中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で機体右側に一体延設し、このスライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に嵌合させ、前記伝動ケース(5)(6)と後部横連結パイプ(72)を伸縮自在に形成されている。そして後部横連結パイプ(72)及びそのスライド受部(81)に、即ち機体フレーム(11)の後部に複数の連結板(84)(85)(86)を介してミッションケース(4)及び左右の伝動ケース(5)(6)及びそのスライド受部(80)を一体連結させると共に、右の伝動ケース(6)上に後部横連結パイプ(72)から一体延設させる連結板を介してエンジンベース(3a)を連結させるもので、左右の伝動ケース(5)(6)及びそのスライド受部(80)と、後部横連結パイプ(72)とそのスライド受部(81)が固定側の連結軸となり、各スライド軸(82)(83)が可動側の連結軸となる。そして、この2本の固定側の連結軸の左端、即ち左の伝動ケース(5)の左端と後部横連結パイプ(72)の左端に左のファイナルケース(7)が連結され、2本の可動側の連結軸である各スライド軸(82)(83)の右端に右のファイナルケース(8)が連結され、スライド軸(82)(83)のスライド受部(80)(81)に対する出入れによって右のファイナルケース(8)と右の駆動車輪(10)が車軸方向に移動できる、即ち、トレッドが調整できるようになっている。また左右のファイナルケース(7)(8)は後端側が伝動ケース(5)(6)に連設され、左右の伝動ケース(5)(6)端部(右の伝動ケース端部はスライド軸端部)より前下方に向って連結され、その左右のファイナルケース(7)(8)の前端部外側に車軸(9a)(10a)を介して左右の駆動車輪(9)(10)が軸支され、横連結パイプ(72)及びスライド軸(83)はアーム(70)(71)を介して左右のファイナルケース(7)(8)の中間部をこのファイナルケース(7)(8)より上方で支持している。さらに、右のファイナルケース(8)と駆動車輪(10)を一体的に車軸方向に押引きする押引き部材である前記電動シリンダ(15)は後部横連結パイプ(72)と右伝動ケース(6)とを連結している機体右側面の連結板(85)外面と右のファイナルケース(8)にボルト止めで固着されたアーム(71)の内面間に、各スライド受部(80)(81)及び各スライド軸(82)(83)と平行に張設され、しかも、図11から明らかなように、2本の可動側の連結軸である各スライド軸(82)(83)と右の駆動車輪(10)の地面との接触点を結ぶ側面視三角形(87)の内側に押引き作用点(A)を設けるべく、前記電動シリンダ(15)のピストンロッド(15a)先端をアーム(71)の内側面に連結することにより、三点の定点で支持された状態の機体をスライドさせる場合に最も効率よくスライドさせることができる三つの定点を結ぶ三角形の重心又はそれに近い位置で、しかも、必要な地上高さを取ることができ、且つ、畦(14)上面との関係で可及的に近い位置に押引き作用点(A)を設けることができるように構成している。
【0025】
尚、押引き作用点(A)は駆動車輪(10)の地面との接触点と、各スライド軸(82)(83)とを結ぶ線分を二等分した点(O)を結ぶ線(L)上で上下に移動させて、必要な地上高さを取ることが好ましい。
【0026】
また、図10及び図18に示す如く、各スライド軸(82)(83)は各スライド受部(80)(81)の左右端部内部に嵌着された球軸受部材(88)で面ではなく点支持されており、この各球軸受部材(88)はスライド軸(83)の周囲に等間隔(等分)に配置される3〜8個の鋼球(88a)でスライド軸(82)(83)をスライド自在にスライド受部(80)(81)に支持させるもので、スライド軸(82)(83)の摺動抵抗を小、引いては右のファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)の押引き力を小にするように構成している。
【0027】
また、ミッションケース(4)より右のファイナルケース(8)に動力を伝達して右の駆動車輪(10)を駆動する伝動軸(89)を設け、右伝動ケース(6)に内挿する側の伝動軸(89)は、スライド受部(80)よりミッションケース(4)側が断面六角の中空軸(89a)で形成され、ファイナルケース(8)側の伝動軸(89)は、前記中空軸(89a)に摺動自在に嵌合される断面六角の軸(89a)から成り、トレッド調節に応じて伸縮する構造になっている。
【0028】
さらに、図1、図2から明らかなように、前記操縦ハンドル(13)には主変速レバー(90)、PTOクラッチレバー(91)、アクセルレバー(92)、左右ブレーキレバー(93)を配設すると共に、ミッションケース(4)上面側に副変速レバー(94)を、また操縦ハンドル(13)左側にゲージホイル(12)の高さ調節ハンドル(95)を接続し、さらに右伝動ケース(6)のスライド受部(80)上面にバッテリ(96)を取付けるもので、PTOクラッチレバー(91)の「入」位置を検出する図示しないカッター作動第1スイッチと、アクセルレバー(92)のエンジン停止位置を検出する図示しないカッター作動第2スイッチと、主変速レバー(90)の前進位置を検出する図示しないカッター作動第3スイッチとを設け、これら第1乃至第3スイッチが全てオンのとき、即ち、堀取り作業時にのみバッテリ(96)に切断装置(21)を駆動する電動モータ(21a)に通電してこれを駆動させ、第1乃至第3スイッチの何れか一つがオフになることで、電動モータ(21a)への通電を即ちこれを停止させ、バッテリ(96)の消費電力の節約並びに作業時の切断装置(21)の駆動恐れ及びそれによる各部の切換防止を図るように構成している。
【0029】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、請求項1の如く、自走車輌(1)と根菜作物(19)を収穫する2条分3本の引起し部材(27)を備える作業部(2)とで形成し、前記自走車輌(1)は、エンジン(3)と、その出力部に連動する伝動機構を内装しかつ機体フレーム(11)の後部に取付けるミッションケース(4)と、該ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を前記伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設させ、前記の後部横連結パイプ(72)と連設されたスライド軸(83)の側端に一方のファイナルケース(8)を連結し、一方のファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)は、スライド受部(80)及びスライド軸(82)を連設する伝動ケース(6)と、該伝動ケース(6)に内蔵される伝動機構と、前記の後部横連結パイプ(72)に連設されたスライド受部(81)に出入り自在なスライド軸(83)とに支持させてトレッド調整自在な構造とするもので、任意の位置に左右の駆動車輪(9)(10)のトレッドを容易に調整することができるものである。
【0030】
また、請求項2に示す如く、2条分3本の引起し部材(27)を備える作業部(2)を歩行形収穫機の機体フレーム(11)の前部に設け、機体フレーム(11)後部に取付け るミッションケース(4)と、該ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、一方の伝動ケース(6)の一端側と後部横連結パイプ(72)の一端側とから中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で機体一側に一体延出し、このスライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に嵌合させて伸縮自在に形成し、一方の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各固定側端に一方のファイナルケース(7)を連結し、他方の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)の各可動側端に他方のファイナルケース(8)を連結するもので、任意の位置に左右の駆動車輪(9)(10)のトレッドを容易に調整することができるものである。
【0031】
また、請求項3に示す如く、自走車輌(1)と根菜作物を収穫する作業部(2)とで形成し、前記自走車輌(1)は、一方の駆動車輪(9)の前方に配置するゲージホイル(12)などで構成し、前記作業部(2)は、2条分3本の引起し部材(27)を備えかつ機体フレーム(11)の前部に設けられ、前記機体フレーム(11)の後部に取付けるエンジン(3)及びミッションケース(4)と、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、一方の伝動ケース(6)の一端側と後部横連結パイプ(72)の一端側とから中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で機体一側に一体延出し、このスライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に嵌合させて伸縮自在に形成し、一方の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各固定側端に一方のファイナルケース(7)を連結し、他方の伝動ケース(6)と後部連結パイプ(72)の各可動側端に他方のファイナルケース(8)を連結し、またミッションケース(4)及び左右の伝動ケース(5)(6)及びスライド受部(80)(81)を前記の後部横連結パイプ(72)に複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、スライド受部(80)を延出する伝動ケース(6)上にエンジンベース(3a)を設けるもので、任意の位置に左右の駆動車輪(9)(10)のトレッドを容易に調整することができるものである。
【0032】
また、請求項4に示す如く、2条分3本の引起し部材(27)を備える収穫機の機体フレーム(11)の後部に取付けるエンジン(3)とミッションケース(4)とを左右に並べて配設し、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、一方の駆動車輪(9)の前方に配置して機体フレーム(11)に昇降調節可能に取付けるゲージホイル(12)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設させ、後部横連結パイプ(72)とスライド軸(83)の各端部に左右のファイナルケース(7)(8)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側のファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)は、一方の伝動ケース(6)とスライド受部(80)とスライド軸(82)と、伝動軸(89)などの伝動機構と、前記後部横連結パイプ(72)に連結させるスライド受部(81)と、スライド軸(83)とに支持させてトレッド調整自在な構造とするもので、任意の位置に左右の駆動車輪(9)(10)のトレッドを容易に調整することができるものである。
【0033】
また、請求項5に示す如く、2条分3本の引起し部材(27)を備える歩行形収穫機の機体フレーム(11)の後部に取付けるミッションケース(4)と、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、一方の駆動車輪(9)の前方に配置して機体フレーム(11)に昇降調節可能に取付けるゲージホイル(12)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、伝動ケース(6)に連結させる中空パイプ状のスライド受部(80)及びスライド軸(82)と、後部横連結パイプ(72)に連結させる中空状のスライド受部(81)及びスライド軸(83)とを、それぞれ同一軸芯上で前記ゲージホイル(12)と反対側の機体一側に延出し、後部横連結パイプ(72)及びスライド軸(83)の両側に左右のファイナルケース(7)(8)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側の機体側部のファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)は、スライド受部(80)を連設する伝動ケース(6)と、該伝動ケース(6)に内蔵される伝動軸(89)などの伝動機構と、前記後部横連結パイプ(72)に連設されたスライド受部(81)に出入り自在なスライド軸(83)とに支持され、ゲージホイル(12)側の機体側部の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各側端にゲージホイル(12)側のファイナルケース(7)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側の機体側部の各スライド軸(82)(83)の側端にゲージホイル(12)と反対側のファイナルケース(8)を連結するもので、任意の位置に左右の駆動車輪(9)(10)のトレッドを容易に調整することができるものである。
【0034】
また、請求項6に示す如く、2条分3本の引起し部材(27)を備える歩行形収穫機の機体フレーム(11)の後部に取付けるエンジン(3)及びミッションケース(4)と、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、一方の駆動車輪(9)の前方に配置して機体フレーム(11)に昇降調節可能に取付けるゲージホイル(12)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)の各一端側から中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で一体延出し、このスライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に夫々嵌合させて伸縮自在とし、ゲージホイル(12)取付け側の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各側端に固定側のファイナルケース(7)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)とに連設した各スライド軸(82)(83)に可動側のファイナルケース(8)を連結し、またミッションケース(4)及び左右の伝動ケース(5)(6)及びスライド受部(80)を前記の後部横連結パイプ(72)に複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)上に設けるエンジンベース(3a)をミッションケース(4)と並設したもので、任意の位置に左右の駆動車輪(9)(10)のトレッドを容易に調整することができるものである。
【0035】
また、請求項7に示す如く、2条分3本の引起し部材(27)を備える歩行形収穫機の機体フレーム(11)の後部に取付けるエンジン(3)及びミッションケース(4)とを並べて配設し、ミッションケース(4)から左及び右に延設する左右の伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、一方の駆動車輪(9)の前方に配置して機体フレーム(11)に昇降 調節可能に取付けるゲージホイル(12)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)の各端部に設ける中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で一体延出し、各スライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に夫々嵌合させて伸縮自在に形成し、ゲージホイル(12)取付け側の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各側端に固定側のファイナルケース(7)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)の各側端に可動側のファイナルケース(8)を連結し、またミッションケース(4)及び左右の伝動ケース(5)(6)及びスライド受部(80)(81)を前記の後部横連結パイプ(72)に複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、ゲージホイル(12)取付け側と反対側の伝動ケース(6)上にエンジンベース(3a)を設け、さらに機体フレーム(11)から後上方に延設する操縦ハンドル(13)のゲージホイル(12)側の側部にゲージホイル(12)の高さ調節ハンドル(95)を接続するもので、任意の位置に左右の駆動車輪(9)(10)のトレッドを容易に調整することができるものである。
【0036】
また、請求項8に示す如く、後部横連結パイプ(72)はアーム(70)(71)を介して左右のファイナルケース(7)(8)の中間部をこのファイナルケース(7)(8)より上方で支持しているもので、任意の位置に左右の駆動車輪(9)(10)のトレッドを容易に調整することができるものである。
【0037】
また、請求項9に示す如く、各スライド軸(82)(83)と各スライド受部(80)(81)の左右端部内部には球軸受部材で支持されているもので、スライド軸(82)(83)をスライド自在に支持するスライド抵抗を小さくしてトレッド調整のための押引き力を小さくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】駆動系統図。
【図5】作業状態説明図。
【図6】作業状態説明図。
【図7】作業状態説明図。
【図8】下部搬送装置部の平面図。
【図9】左右の駆動車輪部背面図。
【図10】スライド部の断面図。
【図11】右駆動車輪の側面図。
【図12】全体の概略正面図。
【図13】同背面図。
【図14】同左側面図。
【図15】同右側面図。
【図16】同平面図。
【図17】同底面図。
【図18】スライド受部の断面図。
【符号の説明】
(1) 自走車輌
(2) 作業部
(3) エンジン
(3a) エンジンベース
(4) ミッションケース
(5)(6) 伝動ケース
(7)(8) ファイナルケース
(9)(10)駆動車輪
(9a)(10a)車軸
(11) 機体フレーム
(12) ゲージホイル
(13) 操縦ハンドル
(19) 根菜作物
(27) 引起し部材
(70)(71)アーム
(72) 後部横連結パイプ
(80)(81)スライド受部
(82)(83)スライド軸
(88) 球軸受部材
(89) 伝動軸
(95) 高さ調節ハンドル
Claims (9)
- 自走車輌(1)と根菜作物(19)を収穫する2条分3本の引起し部材(27)を備える作業部(2)とで形成し、前記自走車輌(1)は、エンジン(3)と、その出力部に連動する伝動機構を内装しかつ機体フレーム(11)の後部に取付けるミッションケース(4)と、該ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を前記伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設させ、前記の後部横連結パイプ(72)と連設されたスライド軸(83)の側端に一方のファイナルケース(8)を連結し、一方のファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)は、スライド受部(80)及びスライド軸(82)を連設する伝動ケース(6)と、該伝動ケース(6)に内蔵される伝動機構と、前記の後部横連結パイプ(72)に連設されたスライド受部(81)に出入り自在なスライド軸(83)とに支持させてトレッド調整自在な構造とすることを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
- 2条分3本の引起し部材(27)を備える作業部(2)を歩行形収穫機の機体フレーム(11)の前部に設け、機体フレーム(11)後部に取付けるミッションケース(4)と、該ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、一方の伝動ケース(6)の一端側と後部横連結パイプ(72)の一端側とから中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で機体一側に一体延出し、このスライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に嵌合させて伸縮自在に形成し、一方の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各固定側端に一方のファイナルケース(7)を連結し、他方の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)の各可動側端に他方のファイナルケース(8)を連結することを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
- 自走車輌(1)と根菜作物を収穫する作業部(2)とで形成し、前記自走車輌(1)は、一方の駆動車輪(9)の前方に配置するゲージホイル(12)などで構成し、前記作業部(2)は、2条分3本の引起し部材(27)を備えかつ機体フレーム(11)の前部に設けられ、前記機体フレーム(11)の後部に取付けるエンジン(3)及びミッションケース(4)と、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、一方の伝動ケース(6)の一端側と後部横連結パイプ(72)の一端側とから中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で機体一側に一体延出し、このスライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に嵌合させて伸縮自在に形成し、一方の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各固定側端に一方のファイナルケース(7)を連結し、他方の伝動ケース(6)と後部連結パイプ(72)の各可動側端に他方のファイナルケース(8)を連結し、またミッションケース(4)及び左右の伝動ケース(5)(6)及びスライド受部(80)(81)を前記の後部横連結パイプ(72)に複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、スライド受部(80)を延出する伝動ケース(6)上にエンジンベース(3a)を設けることを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
- 2条分3本の引起し部材(27)を備える収穫機の機体フレーム(11)の後部に取付けるエンジン(3)とミッションケース(4)とを左右に並べて配設し、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、一方の駆動車輪(9)の前方に配置して機体フレーム(11)に昇降調節可能に取付けるゲージホイル(12)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設させ、後部横連結パイプ(72)とスライド軸(83)の各端部に左右のファイナルケース(7)(8)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側のファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)は、一方の伝動ケース(6)とスライド受部(80)とスライド軸(82)と、伝動軸(89)などの伝動機構と、前記後部横連結パイプ(72)に連結させるスライド受部(81)と、スライド軸(83)とに支持させてトレッド調整自在な構造とすることを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
- 2条分3本の引起し部材(27)を備える歩行形収穫機の機体フレーム(11)の後部に取付けるミッションケース(4)と、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、一方の駆動車輪(9)の前方に配置して機体フレーム(11)に昇降調節可能に取付けるゲージホイル(12)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、伝動ケース(6)に連結させる中空パイプ状のスライド受部(80)及びスライド軸(82)と、後部横連結パイプ(72)に連結させる中空状のスライド受部(81)及びスライド軸(83)とを、それぞれ同一軸芯上で前記ゲージホイル(12)と反対側の機体一側に延出し、後部横連結パイプ(72)及びスライド軸(83)の両側に左右のファイナルケース(7)(8)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側の機体側部のファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)は、スライド受部(80)を連設する伝動ケース(6)と、該伝動ケース(6)に内蔵される伝動軸(89)などの伝動機構と、前記後部横連結パイプ(72)に連設されたスライド受部(81)に出入り自在なスライド軸(83)とに支持され、ゲージホイル(12)側の機体側部の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各側端にゲージホイル(12)側のファイナルケース(7)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側の機体側部の各スライド軸(82)(83)の側端にゲージホイル(12)と反対側のファイナルケース(8)を連結することを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
- 2条分3本の引起し部材(27)を備える歩行形収穫機の機体フレーム(11)の後部に取付けるエンジン(3)及びミッションケース(4)と、ミッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、一方の駆動車輪(9)の前方に配置して機体フレーム(11)に昇降調節可能に取付けるゲージホイル(12)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)の各一端側から中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で一体延出し、このスライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に夫々嵌合させて伸縮自在とし、ゲージホイル(12)取付け側の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各側端に固定側のファイナルケース(7)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)とに連設した各スライド軸(82)(83)に可動側のファイナルケース(8)を連結し、またミッションケース(4)及び左右の伝動ケース(5)(6)及びスライド受部(80)を前記の後部 横連結パイプ(72)に複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)上に設けるエンジンベース(3a)をミッションケース(4)と並設したことを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
- 2条分3本の引起し部材(27)を備える歩行形収穫機の機体フレーム(11)の後部に取付けるエンジン(3)及びミッションケース(4)とを並べて配設し、ミッションケース(4)から左及び右に延設する左右の伝動ケース(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース(7)(8)に車軸(9a)(10a)を介して軸支する駆動車輪(9)(10)と、一方の駆動車輪(9)の前方に配置して機体フレーム(11)に昇降調節可能に取付けるゲージホイル(12)とを備える移動農機のトレッド調整装置において、機体フレーム(11)の後部横連結パイプ(72)を伝動ケース(5)(6)と平行に機体後部左右方向に延設し、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)の各端部に設ける中空パイプ状のスライド受部(80)(81)をそれぞれ同一軸芯上で一体延出し、各スライド受部(80)(81)に中空パイプ状のスライド軸(82)(83)を出入自在に夫々嵌合させて伸縮自在に形成し、ゲージホイル(12)取付け側の伝動ケース(5)と後部横連結パイプ(72)の各側端に固定側のファイナルケース(7)を連結し、ゲージホイル(12)と反対側の伝動ケース(6)と後部横連結パイプ(72)の各側端に可動側のファイナルケース(8)を連結し、またミッションケース(4)及び左右の伝動ケース(5)(6)及びスライド受部(80)(81)を前記の後部横連結パイプ(72)に複数の連結材を介して一体的に連結させると共に、ゲージホイル(12)取付け側と反対側の伝動ケース(6)上にエンジンベース(3a)を設け、さらに機体フレーム(11)から後上方に延設する操縦ハンドル(13)のゲージホイル(12)側の側部にゲージホイル(12)の高さ調節ハンドル(95)を接続することを特徴とする移動農機のトレッド調整装置。
- 後部横連結パイプ(72)はアーム(70)(71)を介して左右のファイナルケース(7)(8)の中間部をこのファイナルケース(7)(8)より上方で支持している請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の移動農機のトレッド調整装置。
- 各スライド軸(82)(83)と各スライド受部(80)(81)の左右端部内部には球軸受部材で支持されている請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の移動農機のトレッド調整装置。
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