JP3548483B2 - 半導体デバイスの試験方法および試験装置 - Google Patents

半導体デバイスの試験方法および試験装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大規模集積回路(Large−Scale Integrated Circuit、LSI)等の半導体デバイスの試験方法と試験装置に関し、さらに言えば、これら半導体デバイスの機能試験に要する時間を短縮できると共に、その機能試験に使用する試験プログラムの作成・変更を容易化できる半導体デバイスの試験方法と試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
LSI等の半導体デバイスの機能試験とは、一般に、製造した半導体デバイスを実際に動作させて正常に動作するか否か(所望の動作をするか否か)を判定する試験である。この種の機能試験は通常、「LSIテスタ」等と称される半導体デバイス試験装置上で実行されるが、その際、実行する機能試験の内容と手順は、所定の言語と方式に従ってその半導体デバイス試験装置用の「試験プログラム」中に記述される必要がある。
【0003】
また、この種の機能試験では、通常、故障の有無を検査できるように設定した所定の入力信号データ群(入力信号パターン)と、それら入力信号データ群に対して正常な応答として期待される出力信号データ群(出力信号パターン、期待値パターン)とからなる種々の「試験パターン」が使用される。これらの試験パターンは、半導体デバイス試験装置内に設けられた試験パターン・ジェネレータによって、「試験プログラム」中で定義された通りに生成され、その試験プログラムの実行中に必要に応じて使用される。
【0004】
これら試験パターンに含まれる各種の入力信号パターンは、半導体デバイス試験装置において、試験を受ける半導体デバイスすなわち「被試験デバイス(Device Under Test,DUT)」に、「試験入力信号」としてピン・エレクトロニクスを通じて順次供給される。そして、その「試験入力信号」に応答してその被試験デバイスが出力する「試験出力信号」は、所定の出力信号(期待値)パターンと比較され、出力信号パターンに一致するか否かが調査される。すべて一致あるいは許容範囲内に入っていれば、その被試験デバイスはその試験パターンについては機能試験をパスしたことになる。そうでない場合は、その試験パターンについての機能試験をパスできない、すなわちフェイルしたことになる。
【0005】
このように、半導体デバイス試験装置では、種々の試験パターンを用いて同様の判定が順次行われる。そして、所望の試験パターンすべてについてパスすれば、その被試験デバイスは「良品」として取り扱われる。逆に、いずれかの試験パターンについてフェイルすれば、その被試験デバイスは「不良品」として取り扱われる。
【0006】
上述したような半導体デバイスの機能試験には、従来より、(a)すべての被試験デバイスについて、クロック信号を規格で定められた「試験周波数」(すなわち当該デバイスの「動作周波数」)のみに設定して実施し、その良否を判定するものと、(b)クロック信号を「試験周波数」よりも高い「動作限界周波数」で先に実施してその良否を判定した後、そこでフェイルしたもののみについて前記「試験周波数」に設定し直して再試験を実施し、その良否を判定するものとがある。なお、後者の試験方法のように、試験周波数よりも高い動作限界周波数で試験を行えるのは、半導体デバイスは通常、その動作周波数よりも高い周波数でも動作するようにあるマージンをもって設計・製造されるからである。
【0007】
前者の試験方法(a)では、試験にパスした被試験デバイスは直ちに「良品」と判定され、試験にフェイルした(すなわちパスしなかった)半導体デバイスは直ちに「不良品」と判定される。よって、試験完了までに要するステップの総数は少ない。しかし、この方法では「試験周波数」ですべての被試験デバイスについて試験を行うので、全被試験デバイスについて試験が完了するまでに長時間を要することが多い。その結果、各々の被試験デバイスの試験時間が長くなればなるほど、また被試験デバイスの全数が多くなればなるほど、試験時間が長くなってしまう難点がある。
【0008】
これに対し、後者の試験方法(b)では、「動作限界周波数」で行う最初の試験にパスした被試験デバイスは直ちに「良品」と判定され、そこでフェイルした被試験デバイスについてのみ「試験周波数」で二回目の試験が行われる。二回目の試験をパスすれば、それらの被試験デバイスも「良品」と判定され、そこでもフェイルすれば「不良品」と判定される。このように、この試験方法では、「試験周波数」よりも高い「動作限界周波数」で最初の試験を実施するから、各々の被試験デバイスについての試験時間は「試験周波数」で試験を行う場合に比べて短縮される。しかも、最初の試験でフェイルした被試験デバイスについてのみ二回目の試験を行うので、二回目の試験を行う被試験デバイスの数が減少し、その結果、二回目の試験の試験時間の合計は少なくなる。よって、全被試験デバイスについての試験時間は、前者の試験方法(a)のそれに比べて短縮されることが多い。その時間短縮の度合いは、最初の試験をパスする被試験デバイスの数が多くなればなるほど、また被試験デバイスの全数が多くなればなるほど増加する。
【0009】
しかし、その反面、多くの被試験デバイスが最初の試験でフェイルするような場合には、二回目の試験を行う被試験デバイスの数が増加する。極端な場合には、ほとんどすべての被試験デバイスについて、一回目に続いて二回目の試験を行わなければならなくなる。その結果、全被試験デバイスについての試験時間は、前者の試験方法(a)のそれよりも却って長くなる、ということが起こり得る。
【0010】
上述した後者の試験方法(b)を実施できる従来の半導体デバイス試験装置の構成例を図8に示す。
【0011】
図8において、従来の半導体デバイス試験装置101は、プログラム・メモリ102と、ハードウェア・レジスタ103と、タイミング・ジェネレータ104と、フォーマット・コントロール105と、パターン・メモリ106と、パターン・ジェネレータ107と、ピン・エレクトロニクス108とを備えている。
【0012】
プログラム・メモリ102は、実行する機能試験の内容と手順が記述された試験プログラムPRを格納するのに使用される。試験装置101は、この試験プログラムPRに記述された処理ステップ群をその先頭から順次実行することにより、被試験デバイス130について所望の機能試験を実施する。
【0013】
試験プログラムPRでは、被試験デバイス130に対して行う機能試験の種類に応じて、使用する試験パターンやそれに関連する情報といった試験条件に関する種々の情報(以下、「試験条件情報」という)が指定される。例えば、使用する種々の試験パターンの名称や、それら試験パターンに基づいて所望の試験入力信号を生成するのに必要な種々の情報(例えば、信号パルスの波形、振幅ないし電圧値、パルス幅、印加タイミング)などである。
【0014】
ハードウェア・レジスタ103は、試験プログラムPRに書かれた試験条件情報を格納するのに使用される。この試験条件情報は、試験プログラムPRの記述に沿って、レジスタ103の対応アドレスの記憶領域に格納される。レジスタ103に格納される試験条件情報の内容は、試験プログラムPRの処理ステップが実行されるに従って変化するのが通常である。
【0015】
パターン・メモリ106は、試験プログラムPRに記述された名称を持つ一連の試験パターンの生成に必要な情報、すなわち「試験パターン情報I2A」を格納するのに使用される。
【0016】
タイミング・ジェネレータ104は、試験プログラムPRの記述に沿ってハードウェア・レジスタ103の対応アドレスに格納された「タイミング情報I3A」を読み出して、そのタイミング情報I3Aに対応するタイミング・パルスIを生成する。こうして生成されたタイミング・パルスIは、フォーマット・コントロール105とパターン・ジェネレータ107とに送られる。
【0017】
パターン・ジェネレータ107は、パターン・メモリ106から読み出した試験パターン情報Iと、タイミング・ジェネレータ104から送られるタイミング・パルスIとに基づいて、試験パターンに対応する「波形情報I」を生成する。
【0018】
フォーマット・コントロール105は、パターン・ジェネレータ107で生成された波形情報Iと、タイミング・ジェネレータ104で生成されたタイミング・パルスIと、ハードウェア・レジスタ103の対応アドレスに格納された波形生成情報I3B(これは試験プログラムPRに記述されている)とに基づいて、使用する試験パターンのフォーマット情報Iを生成する。こうして生成されたフォーマット情報Iは、ピン・エレクトロニクス108に送られて試験入力信号STINを生成するのに使用される。
【0019】
ピン・エレクトロニクス108は、フォーマット・コントロール105で生成されたフォーマット情報Iと、ハードウェア・レジスタ103の対応アドレスから読み出される電圧値I3Cに応じて、所望の波形と所望の電圧値を持つ一連の試験用信号群、すなわち「試験入力信号STIN」を生成し、被試験デバイス130にその入力端子を介して印加する。ピン・エレクトロニクス108はまた、試験入力信号STINに応答して被試験デバイス130が出力する試験出力信号STOUTをその出力端子を介して受け取り、得られた出力信号パターンを所定の期待値パターンと比較して、その被試験デバイス130がその試験パターンに対してパスかフェイルかを判定する。その判定結果は、プログラム・メモリ102の対応アドレスに格納され、それと同時にモニタおよび自動搬送機140に送られる。モニタにより、その被試験デバイス130がパスかフェイルかを確認できる。また、自動搬送機140により、次の被試験デバイス130を試験装置101まで搬送するか否かが制御される。
【0020】
次に、以上のような構成を持つ従来の半導体デバイス試験装置101の動作について、図9を参照しながら説明する。
【0021】
所定の規格に沿った試験条件をA、動作限界での試験条件をBとする。よって、クロック信号は、試験条件Aでは規格で定められた「試験周波数」に設定され、試験条件Bでは「動作限界周波数」に設定される。
【0022】
この従来の試験装置101では、試験プログラムPRの内容に沿って、使用する試験パターンが異なる以外は同じ処理ステップからなる複数のステップ群110、120、・・・が連続して実行される。
【0023】
まず最初に、ステップS101で試験条件Bを初期設定する。そして、続いて第1ステップ群110、第2ステップ群120、・・・のように順次実行して終了する。
【0024】
ステップS101の後、ステップS111において、一つの被試験デバイス130に対して試験条件Bで所望の機能試験を行う。そして、次のステップS112で、その試験結果に基づいてその被試験デバイス130がパスしたか否かを判定する。パスすれば、当該試験パターンについては「良品」と判定され、直ちに次の試験パターンを用いた試験を実行するための第2ステップ群120を開始する。パスしなければ、ステップS113へ飛び、試験条件Bに替えて試験条件Aを設定する。そして、ステップS114において試験条件Aで再度同じ試験を行う。次のステップS115でパスすれば、当該試験パターンについては「良品」と判定されるので、次のステップS117で試験条件Bを再度設定してから、第2ステップ群120を開始する。ステップS115でパスしなければ、次のステップS116で「不良品」と判定される。
【0025】
第2ステップ群120においても、使用する試験パターンが異なる以外は、第1ステップ群110と同一のステップを実行する。すなわち、ステップS121において、その被試験デバイス130に対して試験条件Bで機能試験を行う。そして、次のステップS122で、その試験結果に基づいてその被試験デバイス130がパスしたか否かを判定する。パスすれば、当該試験パターンについては「良品」と判定され、直ちに次の試験パターンを用いた試験を実行するための第3ステップ群(図示せず)を開始する。パスしなければ、ステップS123へ飛び、試験条件Bに替えて試験条件Aを設定する。そして、ステップS124において試験条件Aで再度同じ試験を行う。次のステップS125でパスすれば、「良品」と判定され、次のステップS127で試験条件Bを再度設定してから、第3ステップ群を開始する。ステップS125でパスしなければ、次のステップS126で「不良品」と判定される。
【0026】
このように、図8に示す構成を持つ従来の半導体デバイス試験装置101では、試験プログラムPR内の記述すなわち定義によって、試験動作フローの分岐および試験条件の設定と変更(再設定)が行われる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示す従来の半導体デバイス試験装置101において、図9に示すような二段階試験方法(b)を実行する場合、被試験デバイス130の種類が変わると、それに応じて試験プログラムPRの内容を変更する必要があるが、その際に、試験プログラムPR内ですべてのステップ群110、120、・・のそれぞれについて、試験条件AとBの内容を変更することが必要である。このため、その作業が煩雑であるばかりでなく、試験条件の設定ミスや変更漏れも生じやすいという問題がある。
【0028】
さらに、試験条件Bでの試験結果に応じて動作フローを分岐する処理を試験プログラムPRで行っているため、その分岐処理がオーバーヘッドとなって試験プログラムPRの実行速度が低下し、その結果、試験時間が長くなるという問題もある。
【0029】
そこで、本発明の目的は、試験プログラム内での試験条件の設定ミスや変更ミスを防止しながら試験時間を短縮できる半導体デバイスの試験方法および試験装置を提供することにある。
【0030】
本発明の他の目的は、試験プログラムの作成・変更を容易化できる半導体デバイスの試験方法および試験装置を提供することにある。
【0031】
本発明のさらに他の目的は、試験プログラムの実行速度を向上できる半導体デバイスの試験方法および試験装置を提供することにある。
【0032】
(1) 本発明の第1の半導体デバイス試験方法は、
試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う方法であって、
前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに格納する第1ステップと、
前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つをレジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの一回目の試験を行う第2ステップと、
前記一回目の試験の結果がフェイルである場合に、前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの他の一つを前記レジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの二回目の試験を行う第3ステップとを備え、
前記第1ステップにおいて、前記複数の試験条件情報が、前記ハードウェア・レジスタの記憶領域よりも多くの記憶領域を持つソフトウェア・レジスタに格納された後、前記ソフトウェア・レジスタのアドレスを前記ハードウェア・レジスタのアドレスに動的に割り当てることにより、必要に応じて前記ハードウェア・レジスタ内に格納されることを特徴とする。
【0033】
(2) 本発明の半導体デバイス試験方法では、試験プログラムに記述された複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに格納しておき(第1ステップ)、それら試験条件情報のうちの一つを選択して半導体デバイスの一回目の試験を行う(第2ステップ)。そして、その一回目の機能試験の結果がフェイルである場合に、前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの他の一つを選択して同じ半導体デバイスの二回目の試験を行う(第3ステップ)。
【0034】
このように、複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに予め格納しておき、その後、それらの格納された複数の試験条件情報をレジスタ・コントローラで選択して一回目と二回目の試験を行うので、試験条件の選択を試験プログラム内の記述によってソフトウェアで行う従来方法に比べて、試験に要する時間が短縮される。また、同じ理由により、試験プログラム内での試験条件の設定ミスや変更ミスを防止することができる。
【0035】
さらに、ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報をレジスタ・コントローラで選択して一回目と二回目の試験を行うので、試験プログラムの中で動作フローの分岐を作成し、それによって形成される枝フローのそれぞれにおいて試験条件を記述したり変更したりする作業が不要となる。その結果、試験プログラムの作成・変更が容易になる。しかも、試験プログラムの中で動作フローの分岐を作成する必要がないので、試験プログラムの実行速度を向上することができる。
【0039】
さらに、前記複数の試験条件情報が、前記ハードウェア・レジスタの記憶領域よりも多くの記憶領域を持つソフトウェア・レジスタに格納された後、前記ソフトウェア・レジスタのアドレスを前記ハードウェア・レジスタのアドレスに動的に割り当てることにより、必要に応じて前記ハードウェア・レジスタ内に格納されることから、前記ハードウェア・レジスタの記憶領域が、前記複数の試験条件情報を格納するのに不十分となる事態を防止できる利点が得られる。これはまた、前記ハードウェア・レジスタの記憶領域を少なくできることを意味し、コスト低減に寄与する。
【0040】
(3) 本発明の第2の半導体デバイス試験方法は、
試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う方法であって、
前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに格納する第1ステップと、
前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つをレジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの一回目の試験を行う第2ステップと、
前記一回目の試験の結果がフェイルである場合に、前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの他の一つを前記レジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの二回目の試験を行う第3ステップとを備え、
前記レジスタ・コントローラにカウンタとセレクタとを設け、前記セレクタによって、前記一回目の試験の結果がフェイルとなった前記半導体デバイスの数をカウントしてフェイル数情報を生成し、前記フェイル数情報が所定の数値以上になると、それ以降は前記二回目の試験で使用する試験条件情報を前記セレクタによって選択して前記二回目の試験のみが行われることを特徴とする。
【0041】
(4) 本発明の第2の半導体デバイス試験方法では、上述した本発明の第1の半導体デバイス試験方法の場合と同様に、複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに予め格納しておき、その後、それらの格納された複数の試験条件情報をレジスタ・コントローラで選択して一回目と二回目の試験を行うので、試験条件の選択を試験プログラム内の記述によってソフトウェアで行う従来方法に比べて、試験に要する時間が短縮される。また、同じ理由により、試験プログラム内での試験条件の設定ミスや変更ミスを防止することができる。
さらに、ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報をレジスタ・コントローラで選択して一回目と二回目の試験を行うので、試験プログラムの中で動作フローの分岐を作成し、それによって形成される枝フローのそれぞれにおいて試験条件を記述したり変更したりする作業が不要となる。その結果、試験プログラムの作成・変更が容易になる。しかも、試験プログラムの中で動作フローの分岐を作成する必要がないので、試験プログラムの実行速度を向上することができる。
さらに、前記レジスタ・コントローラにカウンタとセレクタとを設け、前記セレクタによって、前記一回目の試験の結果がフェイルとなった前記半導体デバイスの数をカウントしてフェイル数情報を生成し、前記フェイル数情報が所定の数値以上になると、それ以降は前記二回目の試験で使用する試験条件情報を前記セレクタによって選択して前記二回目の試験のみが行われるため、前記一回目の試験において前記半導体デバイスのあるロットのほぼ全数についてフェイルするような場合でも、そのような事態を自動的に検知して試験時間が長くなることを防止できる利点が得られる。
【0042】
本発明の第1または第2の半導体デバイス試験方法の好ましい例では、前記第3ステップにおいて、前記複数の試験条件情報のうちの他の一つの選択と共に、使用する試験パターンの変更が行われる。
【0043】
この例では、前記一回目の試験の結果に応じて、試験条件情報だけでなく使用する試験パターンをも変えることができ、いっそう効率的に試験を行える利点がある。
【0044】
(5) 本発明の第1の半導体デバイス試験装置は、試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う装置であって、
前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報を格納するハードウェア・レジスタと、
前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つを選択するレジスタ・コントローラと、
前記レジスタ・コントローラによって選択された前記試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスに試験入力信号を供給し、且つその試験入力信号に応答して前記半導体デバイスから出力された試験出力信号を受けて、前記半導体デバイスについてのパス/フェイル信号を出力するピン・エレクトロニクスとを備え、
前記レジスタ・コントローラは、前記ピン・エレクトロニクスが出力する前記パス/フェイル信号の内容に応じて、前記ハードウェア・レジスタから異なった前記試験条件情報を選択するように構成されており、
前記ハードウェア・レジスタの記憶領域よりも多くの記憶領域を持つソフトウェア・レジスタがさらに設けられており、しかも、前記複数の試験条件情報が、前記ソフトウェア・レジスタに格納された後、そのソフトウェア・レジスタのアドレスを前記ハードウェア・レジスタのアドレスに動的に割り当てることにより、必要に応じて前記ハードウェア・レジスタ内に格納されることを特徴とする。
【0045】
(6) 本発明の第1の半導体デバイス試験装置では、上述した本発明の第1の半導体デバイス試験方法が実施できるので、本発明の半導体デバイス試験方法で述べたのと同じ理由により、試験条件の選択を試験プログラム内の記述によってソフトウェアで行う従来装置に比べて、試験に要する時間が短縮され、また試験プログラム内での試験条件の設定ミスや変更ミスを防止することができる。さらに、試験プログラムの作成・変更が容易になると共に、試験プログラムの実行速度を向上できる。しかも、前記ハードウェア・レジスタの記憶領域が、前記複数の試験条件情報を格納するのに不十分となる事態を防止でき、コスト低減に寄与する。
【0046】
(7) 本発明の第2の半導体デバイス試験装置は、試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う装置であって、
前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報を格納するハードウェア・レジスタと、
前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つを選択するレジスタ・コントローラと、
前記レジスタ・コントローラによって選択された前記試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスに試験入力信号を供給し、且つその試験入力信号に応答して前記半導体デバイスから出力された試験出力信号を受けて、前記半導体デバイスについてのパス/フェイル信号を出力するピン・エレクトロニクスとを備え、
前記レジスタ・コントローラは、前記ピン・エレクトロニクスが出力する前記パス/フェイル信号の内容に応じて、前記ハードウェア・レジスタから異なった前記試験条件情報を選択するように構成されており、
前記レジスタ・コントローラが、前記一回目の試験の結果がフェイルとなった前記半導体デバイスの数をカウントしてフェイル数情報を生成するカウンタと、前記フェイル数情報が所定の数値以上になると、それ以降は前記二回目の試験で使用する試験条件情報を選択して前記二回目の試験のみを行うようにするセレクタとを備えていることを特徴とする。
【0047】
(8) 本発明の第2の半導体デバイス試験装置では、上述した本発明の第2の半導体デバイス試験方法が実施できるので、本発明の半導体デバイス試験方法で述べたのと同じ理由により、試験条件の選択を試験プログラム内の記述によってソフトウェアで行う従来装置に比べて、試験に要する時間が短縮され、また試験プログラム内での試験条件の設定ミスや変更ミスを防止することができる。さらに、試験プログラムの作成・変更が容易になると共に、試験プログラムの実行速度を向上できる。しかも、前記一回目の試験において前記半導体デバイスのあるロットのほぼ全数についてフェイルするような場合でも、そのような事態を自動的に検知して試験時間が長くなることを防止できる。
【0052】
本発明の第1または第2の半導体デバイス試験装置の好ましい例では、パターン・コントローラがさらに設けられる。そして、前記レジスタ・コントローラが、前記ピン・エレクトロニクスが出力する前記パス/フェイル信号の内容に応じて、前記ハードウェア・レジスタから異なった前記試験条件情報を選択する際に、前記パターン・コントローラが使用する試験パターンの変更を併せて行う。
【0053】
この例では、二回目の試験おいて、一回目の試験の結果に応じて、試験条件情報だけでなく使用する試験パターンをも変えることができ、いっそう効率的に試験を行える利点がある。
(9) 本発明の第3の半導体デバイス試験方法は、試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う方法であって、
前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに格納する第1ステップと、
前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つをレジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの一回目の試験を行う第2ステップと、
前記一回目の試験の結果がフェイルである場合に、前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの他の一つを前記レジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの二回目の試験を行う第3ステップとを備え、
前記レジスタ・コントローラはカウンタとセレクタとを有し、ある一つの半導体デバイスに対して前記一回目の試験の結果フェイルとなった試験パターンの数を前記カウンタによってカウントしてフェイルパターン数情報を生成し、当該フェイルパターン数情報が所定の数値以上になると、それ以降は前記二回目の試験で使用する試験条件情報を前記セレクタにより選択して前記二回目の試験のみが行われることを特徴とする。
(10) 本発明の第3の半導体デバイス試験方法では、上述した第1及び第2の半導体デバイス試験方法と同様の理由により、試験に要する時間が短縮される、試験プログラム内での試験条件の設定ミスや変更ミスを防止できる、試験プログラムの実行速度を向上できる、といった効果が得られる。しかも、前記レジスタ・コントローラはカウンタとセレクタとを有し、ある一つの半導体デバイスに対して前記一回目の試験の結果フェイルとなった試験パターンの数を前記カウンタによってカウントしてフェイルパターン数情報を生成し、当該フェイルパターン数情報が所定の数値以上になると、それ以降は前記二回目の試験で使用する試験条件情報を前記セレクタにより選択して前記二回目の試験のみが行われるので、ロットのほぼ全数がフェイルするような場合にも、試験時間を短縮してスループットを上げることが可能となる。
本発明の第3の半導体デバイス試験方法の好ましい例では、あるロットのある半導体デバイスにおいて、前記フェイルパターン数情報が前記所定の数値以上になった場合、当該ロットを構成する未試験の半導体デバイスに対しては、前記二回目の試験のみが行われる。
【0054】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
【0055】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の半導体デバイス試験装置1を示す。この試験装置1は、例えば、ロジックLSIの論理機能やメモリLSIの記憶機能の試験に使用することができる。
【0056】
図1より明らかなように、第1実施形態の半導体デバイス試験装置1は、プログラム・メモリ2と、ハードウェア・レジスタ3と、タイミング・ジェネレータ4と、フォーマット・コントロール5と、パターン・メモリ6と、パターン・ジェネレータ7と、ピン・エレクトロニクス8と、レジスタ・コントローラ9とを備えている。
【0057】
プログラム・メモリ2は、実行する機能試験の内容と手順が記述された試験プログラムPRを格納するのに使用される。試験装置1は、図示しない中央制御装置(CPU)によって試験プログラムPRに書かれた処理ステップ群をその先頭から順次実行することにより、被試験デバイス30について所望の機能試験を実行する。
【0058】
試験プログラムPRでは、被試験デバイス30に対して行う機能試験の種類に応じて、使用する試験パターン等についての「試験条件情報」が指定される。その具体例は、従来装置101の説明において述べたのと同じである。
【0059】
ハードウェア・レジスタ3は、試験プログラムPRに書かれた試験条件情報を格納するのに使用される。この試験条件情報は、試験プログラムPRの記述に沿って、レジスタ3の対応アドレスの記憶領域に格納される。
【0060】
パターン・メモリ6は、試験プログラムPRに記述された名称を持つ一連の試験パターンの生成に必要な試験パターン情報I2Aを格納するのに使用される。
【0061】
タイミング・ジェネレータ4は、試験プログラムPRの記述に沿ってハードウェア・レジスタ3の対応アドレスに格納されたタイミング情報I3Aを読み出して、そのタイミング情報I3Aに対応するタイミング・パルスIを生成する。こうして生成されたタイミング・パルスIは、フォーマット・コントロール5とパターン・ジェネレータ7とに送られる。
【0062】
パターン・ジェネレータ7は、パターン・メモリ6から読み出した試験パターン情報Iと、タイミング・ジェネレータ4から送られるタイミング・パルスIとに基づいて、試験パターンに対応する波形情報Iを生成する。
【0063】
フォーマット・コントロール5は、パターン・ジェネレータ7で生成された波形情報Iと、タイミング・ジェネレータ4で生成されたタイミング・パルスIと、ハードウェア・レジスタ3の対応アドレスに格納された波形生成情報I3B(これは試験プログラムPRに記述されている)とに基づいて、使用する試験パターンのフォーマット情報Iを生成する。こうして生成されたフォーマット情報Iは、ピン・エレクトロニクス8に送られて試験入力信号STINを生成するのに使用される。
【0064】
ピン・エレクトロニクス8は、フォーマット・コントロール5で生成されたフォーマット情報Iと、ハードウェア・レジスタ3の対応アドレスから読み出される電圧値I3Cに応じて、所望の波形と所望の電圧値を持つ一連の試験用信号群、すなわち試験入力信号STINを生成し、被試験デバイス30にその入力端子を介して印加する。ピン・エレクトロニクス8はまた、試験入力信号STINに応答して被試験デバイス30が出力する試験出力信号STOUTをその出力端子を介して受け取り、得られた出力信号パターンを所定の期待値パターンと比較して、その被試験デバイス30がその試験パターンに対してパスかフェイルかを判定する。その判定結果は、パス/フェイル信号SPFによってレジスタ・コントローラ9に報知される。
【0065】
ピン・エレクトロニクス8は、ドライバとコンパレータ(いずれも図示せず)を有している。ドライバは、フォーマット・コントロール5で生成されたフォーマット情報Iを被試験デバイス30用の試験電圧を持つパターンに変換する回路である。コンパレータは、被試験デバイス30からの試験出力信号STOUTで与えられる出力値を所定の期待値と比較・照合して、その結果を出力する回路である。
【0066】
レジスタ・コントローラ9は、ピン・エレクトロニクス8から送られるパス/フェイル信号SPFに応じてハードウェア・レジスタ3に制御信号Sを送り、ハードウェア・レジスタ3の読み出しアドレス(すなわち記憶領域)を変えることができる。このため、ハードウェア・レジスタ3の異なるアドレスに異なる試験条件情報を格納しておくことにより、パス/フェイル信号SPFの内容に応じて試験条件を変更することが可能となる。つまり、図8と図9を参照して説明した従来の半導体デバイス試験装置101のように、パス/フェイル信号SPFの内容に応じて試験条件が変わるように試験プログラムPR内で記述しなくても、パス/フェイル信号SPFの内容に応じて試験条件を変更できる。よって、試験プログラムPRの記述が簡略化され、設定ミスや変更ミスが生じ難くなる。
【0067】
レジスタ・コントローラ9はまた、パス/フェイル信号SPF’を出力する。このパス/フェイル信号SPF’によって、実行中の機能試験の試験パターンについて被試験デバイス30がパスかフェイルかの判定結果をモニタ/自動搬送機40に報知される。その結果、モニタを介して、オペレータは被試験デバイス30がパスかフェイルかの判定結果を知ることができる。また、自動搬送機40は、パス/フェイル信号SPF’の内容に応じて、次の被試験デバイス30を当該試験装置1に向かって直ちに搬送するか、一時待機するかの動作が制御される。
【0068】
図1に示す第1実施形態の半導体デバイス試験装置1の動作フローを図2および図3に示す。
【0069】
所定の規格に沿った試験条件をA、動作限界での試験条件をBとすると、クロック信号は、試験条件Aでは規格で定められた「試験周波数」に設定され、試験条件Bでは「試験周波数」より高い「動作限界周波数」に設定される。
【0070】
基本フローは、図2に示すように、ステップS1で試験条件Aを設定し、ステップS2で試験条件Bを設定した後に、ステップS3で所望の機能試験を実行する、というものである。つまり、所望の機能試験を実行する前に、二つの試験条件AとBの双方をハードウェア・レジスタ3に設定・格納しておくのである。
【0071】
試験条件AとBの設定は、例えば、図4に示すようにして行われる。図4では、説明を簡単にするため、ハードウェア・レジスタ3の全記憶領域のうち8ビットの記憶領域(それらのアドレスをL0〜L7とする)が、試験条件AとBの格納用として使用されるように描いてある。このようなアドレス指定は、試験プログラムPRで容易に行うことができる。図4の場合には、ステップS1とS2を実行することにより、試験条件Aがレジスタ3のL0〜L3の4ビットの記憶領域に格納され、試験条件Bが同レジスタ3のL4〜L7の4ビットの記憶領域に格納される。
【0072】
なお、試験条件AとBの双方を機能試験に先だって設定しておけばよいのであるから、図2の順序とは逆に、ステップS1で試験条件Bを設定しステップS2で条件Aを設定してもよいことは言うまでもない。
【0073】
ステップS3の機能試験のステップでは、図3に示す動作が実行される。すなわち、試験条件AとBを使用した同じ処理内容からなる複数のステップ群10、20、30・・・が、試験パターンを変えながら連続して順次実行される。すべての試験パターンについての処理が終了すれば、ステップS3が完了する。
【0074】
第1ステップ群10では、まず最初に、ステップS2に続いてステップS11が実行される。ステップS11では、第1試験パターンを使用しながら、一つの被試験デバイス30に対して試験条件Bで機能試験が実行される。レジスタ3のアドレスL4〜L7に格納されている試験条件Bの情報は、レジスタ・コントローラ9の制御信号Sによって選択される。
【0075】
次のステップS12では、ステップS11で行った試験(動作限界周波数での試験)の結果に基づいてその被試験デバイス30がパスしたか否かを判定する。パスすれば、その被試験デバイス30は第1試験パターンについては「良品」と判定され、直ちに第2試験パターンを用いた試験を実行するための第2ステップ群20へ飛ぶ。パスしなければ、次のステップS13で、試験条件Aに替えてから再度同じ試験を行う。試験条件Bから試験条件Aへの切換は、レジスタ・コントローラ9の制御信号Sで、ハードウェア・レジスタ3の読み出しアドレスを変えることによって行われる。
【0076】
次のステップS14では、ステップS13で行った試験(試験周波数での試験)の結果に基づいてその被試験デバイス30がパスしたか否かを判定する。パスすれば、第1試験パターンについては「良品」と判定されるので、第2ステップ群20に飛ぶ。ステップS14でパスしなければ、ステップS15でフェイルと判定される。その結果、その被試験デバイス30は、第1試験パターンについて「不良品」と判定される。
【0077】
第2ステップ群20においても、使用する試験パターンが異なる以外は上記第1ステップ群10と同一のステップが実行される。すなわち、ステップS21では、第2試験パターンを用いて被試験デバイス30に対して試験条件Bで機能試験を行う。そして、次のステップS22で、その試験結果に基づいてそのデバイス30がパスしたか否かを判定する。パスすれば、第2試験パターンについては「良品」と判定され、直ちに次の第3試験パターンを用いた試験を実行するための第3ステップ群30へ飛ぶ。パスしなければ、ステップS23へ飛び、試験条件Aに変えて再度同じ試験を行う。次のステップS24でパスすれば、第1および第2の試験パターンについては「良品」と判定されるので、第3ステップ群30へ飛ぶ。ステップS24でパスしなければ、ステップS25でフェイルと判定される。その結果、その被試験デバイス30は、第2試験パターンについて「不良品」と判定される。
【0078】
以下、試験パターンを変えながら、第3ステップ群30およびそれ以後のステップ群(図示せず)においても同様のステップが繰り返される。
【0079】
以上述べたように、本発明の第1実施形態の半導体デバイス試験装置1では、図2の機能試験実行ステップS3内のステップ群10、20、30、・・・・の各々において、試験プログラムPRに記述された試験条件AとBをハードウェア・レジスタ3に予め格納しておき、試験条件B(試験入力信号STINの周波数を所定の動作限界周波数に設定する)を選択してピン・エレクトロニクス8によって被試験デバイス30の一回目の機能試験を行う。そして、その一回目の機能試験の結果がフェイルである場合に、試験条件A(試験入力信号STINの周波数を所定の規格試験周波数に設定する)を選択して同じ被試験デバイス30について二回目の機能試験を行う。
【0080】
このように、ハードウェア・レジスタ3に格納された試験条件AとBの情報の一方をレジスタ・コントローラ9の制御信号Sで選択的に読み出して一回目と二回目の機能試験をそれぞれ行うので、試験条件AとBの選択を試験プログラムPR内の記述によってソフトウェアで行う従来方法に比べて、機能試験に要する時間が短縮される。また、同じ理由により、試験プログラムPR内での試験条件の設定ミスや変更ミスを防止することもできる。
【0081】
さらに、ハードウェア・レジスタ3に格納された複数の試験条件情報をレジスタ・コントローラ9で選択して一回目と二回目の試験を行うので、試験プログラムPRの中で動作フローの分岐を作成し、それによって形成される枝フローのそれぞれにおいて試験条件を記述したり変更したりする作業が不要となる。その結果、試験プログラムPRの作成・変更が容易になる。しかも、試験プログラムPRの中で動作フローの分岐を作成する必要がないので、試験プログラムPRの実行速度それ自体を向上することができる。
【0082】
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態の半導体デバイス試験装置に使用するソフトウェア・レジスタ20とハードウェア・レジスタ3を示す。これ以外の構成は、図1に示した第1実施形態の半導体デバイス試験装置1と同じである。
【0083】
第1実施形態では、機能試験実行ステップS3を実行する前に、ハードウェア・レジスタ3に試験条件AとBの双方の情報を格納するので、ハードウェア・レジスタ3のアドレス(すなわち記憶領域)の不足といった問題が生じ得る。この場合、ハードウェア・レジスタ3に格納された情報を試験プログラムPRで書き換えるようにしてもよいことは言うまでもない。しかし、そうすると、試験プログラムPRの実行速度の低下を招くと共に、試験プログラムPRの書き換え作業も煩雑であるから、試験プログラムPRの修正ミスを生じやすくなる。他方、一つの試験パターンについて機能試験を行う際に、ハードウェア・レジスタ3の全アドレス(すなわち記憶領域)を使用することは稀である。
【0084】
そこで、試験プログラムPRにおいて、ハードウェア・レジスタ3の全アドレス(記憶領域)よりも多くのアドレスを持つソフトウェア・レジスタ20を定義し、各試験パターンについて使用されるソフトウェア・レジスタ20のアドレスをハードウェア・レジスタ3のアドレスに対して動的に割り当てるようにする。こうすることにより、ハードウェア・レジスタ3のアドレスの不足といった事態を容易に回避することができる。
【0085】
例えば、図5に示すように、ソフトウェア・レジスタ20が12ビットである(アドレスがK0〜Kb)場合、例えば、ある試験パターンについて機能試験を行う際に、ソフトウェア・レジスタ20のアドレスK0、K2、K3、K5をハードウェア・レジスタ3のアドレスL0、L1、L2、L3にそれぞれ割り当て、そこに試験条件Aの情報を格納する。また、ソフトウェア・レジスタ20のアドレスK6、K8、K9、Kbをハードウェア・レジスタ3のアドレスL4、L5、L6、L7にそれぞれ割り当て、そこに試験条件Bの情報を格納する。他の試験パターンについて機能試験を行う場合には、アドレスの割り当てを変更すればよい。
【0086】
図5のようなアドレスの動的割り当ては、従来より公知の方法を用いれば、第1実施形態の半導体デバイス試験装置1においても容易に実現できる。例えば、所望の試験パターンが試験装置1内で使用される際に、ハードウェア・レジスタ3のアドレスの使用状況を調べるように設定しておき、すでに使用されていることが判明した場合には、アドレス割り当てフォーマットを書き換えて所望のソフトウェア・レジスタ20のアドレスがハードウェア・レジスタ3の任意のアドレスに割り当てられるようにすればよい。
【0087】
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態の半導体デバイス試験装置1Bに使用するレジスタ・コントローラ9Aの内部構成を示す。レジスタ・コントローラ9A以外の構成は、第1実施形態の半導体デバイス試験装置1と同じである。
【0088】
製造状況によっては、動作限界周波数を用いる試験条件Bでは、あるロットのほぼ全数の被試験デバイス30がフェイルする可能性がある。このような場合には、ほぼ全数の被試験デバイス30について動作周波数を用いる試験条件Aの試験を続いて実行することになるため、かえって試験時間が長くなってしまう。
【0089】
そこで、第3実施形態の半導体デバイス試験装置1Aでは、レジスタ・コントローラ9Aの内部にカウンタ9aとセレクタ9bが設けてある。カウンタ9aは、パス/フェイル信号SPFを受けて、試験条件AまたはBでパスまたはフェイルした被試験デバイス30の数と試験パターンの数をカウントする。そして、ある一つの被試験デバイス30に対して試験条件Bでフェイルする「試験パターンの数」が一定値以上になると、セレクタ9bは調整信号S9aをセレクタ9bに送る。すると、レジスタ・コントローラ9Aは、ハードウェア・レジスタ3から試験条件Aのみを読み出すようになる。こうして、それ以降に試験を行う被試験デバイス30については、ハードウェア・レジスタ3から試験条件Aのみが読み出されて実行される。
【0090】
こうすることにより、試験条件Bにおいて被試験デバイス30のあるロットのほぼ全数がフェイルするような場合にも、試験時間を短縮してスループットを上げることが可能となる。
【0091】
なお、上記説明では、試験条件Bでフェイルする「試験パターンの数」が一定値以上になると、セレクタ9bが調整信号S9aを送るようにしている。しかし、次のように変更してもよい。すなわち、被試験デバイス30のあるロットにおいて、ある試験パターンについて試験条件Bでフェイルする「被試験デバイス30の数」が一定値以上になった時に、セレクタ9bが調整信号S9aを送るようjに構成し、それ以降はハードウェア・レジスタ3から試験条件Aのみを読み出して実行するようにしてもよい。この場合にも、試験時間を短縮してスループットを上げることが可能となる。
【0092】
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態の半導体デバイス試験装置1Cの構成を示す。この試験装置1Cは、パターン・コントローラ10が追加されている以外は、第1実施形態の半導体デバイス試験装置1と同じ構成を持つ。
【0093】
パターン・コントローラ10は、ピン・エレクトロニクス8が出力するパス/フェイル信号SPFを受けて、制御信号S’をパターン・ジェネレータ7に送る。パターン・ジェネレータ7は、制御信号S’に応じて使用する試験パターンの波形情報Iを変更するので、フォーマット・コントロール5からピン・エレクトロニクス8に送られる試験パターンのフォーマット情報が変更される。その結果、フェイル信号SPFの内容に応じて、ハードウェア・レジスタ3に格納されている試験条件情報の切換と共に、使用される試験パターンの切換ないし選択が可能となる。
【0094】
(第5実施形態)
試験パターンの内容によっては、ある試験パターンにおいて、動作限界周波数を用いる試験条件Bでは被試験デバイス30がフェイルしやすいが、動作周波数を用いる試験条件Aではパスしやすい、という場合がある。本発明の第5実施形態の半導体デバイス試験方法は、このような場合に有効である。すなわち、そのようなフェイルしやすい「試験パターン」についてのみ試験条件Aで機能試験を行い、それ以外の試験パターンについては最初に試験条件Bで行い、次いで試験条件Aで行う。
【0095】
こうすると、次の被試験デバイス30からは、当該試験パターンについては試験条件Aのみで試験が行われるため、試験時間を短縮できる。このような方法は、例えば、第3実施形態の半導体デバイス試験装置1Bを用いて容易に実行できる。
【0096】
(変形例)
上記第1〜第5の実施形態では、機能試験における試験周波数または試験パターンの変更について述べているが、本発明は機能試験以外の試験、例えば半導体デバイスの直流(DC)動作特性を調べるDC試験や、半導体デバイスの動的動作特性を調べる交流(AC)試験にも適用可能であることは言うまでもない。この場合、試験条件情報の内容は試験の種類に応じて変化する。
【0097】
また、レジスタ・コントローラ9は、処理速度を考慮すれば専用ハードウェアとして構成するのが好ましいが、本発明はこれには限定されない。試験プログラムPRには記述せずに、例えば、半導体デバイス試験装置のシステム・ソフトウェアが管理するようにすれば、レジスタ・コントローラ9をソフトウェアで構成してもよい。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の半導体デバイスの試験方法と試験装置によれば、試験プログラム内での試験条件の設定ミスや変更ミスを防止しながら試験時間を短縮できる。また、試験プログラムの作成・変更を容易化できる。さらに、試験プログラムの実行速度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の半導体デバイス試験装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態の半導体デバイス試験方法の動作ステップを示すフローチャートである。
【図3】図2の本発明の第1実施形態の半導体デバイス試験方法における機能試験実行ステップの詳細を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態の半導体デバイス試験方法において、ハードウェア・レジスタに二つの異なる試験条件を設定・格納する方法を示す概念図である。
【図5】本発明の第2実施形態の半導体デバイス試験装置において、ソフトウェア・レジスタのアドレスをハードウェア・レジスタのアドレスに動的に割り当てる状態を示す概念図である。
【図6】本発明の第3実施形態の半導体デバイス試験装置に使用するレジスタ・コントローラの内部構成を示す機能ブロック図である。
【図7】本発明の第4実施形態の半導体デバイス試験装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図8】従来の半導体デバイス試験装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図9】従来の半導体デバイス試験方法の動作ステップを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C 半導体デバイス試験装置
2 プログラム・メモリ
3 ハードウェア・レジスタ
4 タイミング・ジェネレータ
5 フォーマット・コントロール
6 パターン・メモリ
7 パターン・ジェネレータ
8 ピン・エレクトロニクス
9、9A レジスタ・コントローラ
9a カウンタ
9b セレクタ
10 パターン・コントローラ
20 ソフトウェア・レジスタ
30 被試験デバイス
40モニタ/自動搬送機

Claims (9)

  1. 試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う方法であって、
    前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに格納する第1ステップと、
    前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つをレジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの一回目の試験を行う第2ステップと、
    前記一回目の試験の結果がフェイルである場合に、前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの他の一つを前記レジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの二回目の試験を行う第3ステップとを備え、
    前記第1ステップにおいて、前記複数の試験条件情報が、前記ハードウェア・レジスタの記憶領域よりも多くの記憶領域を持つソフトウェア・レジスタに格納された後、前記ソフトウェア・レジスタのアドレスを前記ハードウェア・レジスタのアドレスに動的に割り当てることにより、必要に応じて前記ハードウェア・レジスタ内に格納されることを特徴とする半導体デバイス試験方法。
  2. 試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う方法であって、
    前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに格納する第1ステップと、
    前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つをレジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの一回目の試験を行う第2ステップと、
    前記一回目の試験の結果がフェイルである場合に、前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの他の一つを前記レジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの二回目の試験を行う第3ステップとを備え、
    前記レジスタ・コントローラにカウンタとセレクタとを設け、前記セレクタによって、前記一回目の試験の結果がフェイルとなった前記半導体デバイスの数をカウントしてフェイル数情報を生成し、前記フェイル数情報が所定の数値以上になると、それ以降は前記二回目の試験で使用する試験条件情報を前記セレクタによって選択して前記二回目の試験のみが行われることを特徴とする半導体デバイス試験方法。
  3. 前記フェイル数情報によってフェイルしやすい試験パターンを見出し、その試験パターンについては、以後、前記第3ステップのみが実行される請求項2に記載の半導体デバイス試験方法。
  4. 前記第3ステップにおいて、前記複数の試験条件情報のうちの他の一つの選択と共に、使用する試験パターンの変更が行われる請求項1〜3のいずれかに記載の半導体デバイス試験方法。
  5. 試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う装置であって、
    前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報を格納するハードウェア・レジスタと、
    前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つを選択するレジスタ・コントローラと、
    前記レジスタ・コントローラによって選択された前記試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスに試験入力信号を供給し、且つその試験入力信号に応答して前記半導体デバイスから出力された試験出力信号を受けて、前記半導体デバイスについてのパス/フェイル信号を出力するピン・エレクトロニクスとを備え、
    前記レジスタ・コントローラは、前記ピン・エレクトロニクスが出力する前記パス/フ ェイル信号の内容に応じて、前記ハードウェア・レジスタから異なった前記試験条件情報を選択するように構成されており、
    前記ハードウェア・レジスタの記憶領域よりも多くの記憶領域を持つソフトウェア・レジスタがさらに設けられており、しかも、前記複数の試験条件情報が、前記ソフトウェア・レジスタに格納された後、そのソフトウェア・レジスタのアドレスを前記ハードウェア・レジスタのアドレスに動的に割り当てることにより、必要に応じて前記ハードウェア・レジスタ内に格納されることを特徴とする半導体デバイス試験装置。
  6. 試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う装置であって、
    前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報を格納するハードウェア・レジスタと、
    前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つを選択するレジスタ・コントローラと、
    前記レジスタ・コントローラによって選択された前記試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスに試験入力信号を供給し、且つその試験入力信号に応答して前記半導体デバイスから出力された試験出力信号を受けて、前記半導体デバイスについてのパス/フェイル信号を出力するピン・エレクトロニクスとを備え、
    前記レジスタ・コントローラは、前記ピン・エレクトロニクスが出力する前記パス/フェイル信号の内容に応じて、前記ハードウェア・レジスタから異なった前記試験条件情報を選択するように構成されており、
    前記レジスタ・コントローラが、前記一回目の試験の結果がフェイルとなった前記半導体デバイスの数をカウントしてフェイル数情報を生成するカウンタと、前記フェイル数情報が所定の数値以上になると、それ以降は前記二回目の試験で使用する試験条件情報を選択して前記二回目の試験のみを行うようにするセレクタとを備えていることを特徴とする半導体デバイス試験装置。
  7. パターン・コントローラをさらに備えており、しかも、前記レジスタ・コントローラが、前記ピン・エレクトロニクスが出力する前記パス/フェイル信号の内容に応じて、前記ハードウェア・レジスタから異なった前記試験条件情報を選択する際に、前記パターン・コントローラが使用する試験パターンの変更が併せて行われる請求項5または6に記載の半導体デバイス試験装置。
  8. 試験プログラムの記述内容に沿って所望の半導体デバイスの試験を行う方法であって、
    前記試験プログラムに記述された複数の試験条件情報をハードウェア・レジスタに格納する第1ステップと、
    前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの一つをレジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの一回目の試験を行う第2ステップと、
    前記一回目の試験の結果がフェイルである場合に、前記ハードウェア・レジスタに格納された複数の試験条件情報のうちの他の一つを前記レジスタ・コントローラで選択し、その選択された試験条件情報に基づいて前記半導体デバイスの二回目の試験を行う第3ステップとを備え、
    前記レジスタ・コントローラはカウンタとセレクタとを有し、ある一つの半導体デバイスに対して前記一回目の試験の結果フェイルとなった試験パターンの数を前記カウンタによってカウントしてフェイルパターン数情報を生成し、当該フェイルパターン数情報が所定の数値以上になると、それ以降は前記二回目の試験で使用する試験条件情報を前記セレクタにより選択して前記二回目の試験のみが行われることを特徴とする半導体デバイス試験方法。
  9. あるロットのある半導体デバイスにおいて、前記フェイルパターン数情報が前記所定の数値以上になった場合、当該ロットを構成する未試験の半導体デバイスに対しては、前記二回目の試験のみが行われる請求項8に記載の半導体デバイス試験方法
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