JP3547677B2 - 電圧供給回路および液晶駆動用電源回路 - Google Patents

電圧供給回路および液晶駆動用電源回路 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶駆動用バイアス電圧を発生させる回路等に有用な電源供給回路及び液晶を駆動するための液晶駆動用電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置を時分割駆動する場合、液晶駆動用電源回路にて必要な数の所定のバイアス電圧を発生させ、表示データなどにより制御スイッチをオン、オフ制御して上記バイアス電圧を選択的に出力させることにより、液晶駆動信号、すなわちコモン出力信号とセブメント出力信号を形成する。図3にその一例を示す。V1〜V5が電源回路にて生成されたバイアス電圧であり、各バイアス電圧及びGND(接地電圧)が液晶駆動信号の各出力レベルを構成している。
【0003】
上記バイアス電圧を生成するための電源回路として、最も基本的なものに抵抗分割にて分圧回路を構成するものがある。その構成を図4に示す。この抵抗分割による分圧回路では、電源回路の全消費電流の内、負荷(液晶)に供給される成分は非常に少なく、電源から各抵抗を介してGNDに直接流れ込んでしまう無駄な成分が大きくなってしまう。大規模な液晶表示装置を駆動する場合、バイアス電圧の安定度を上げるためにバイアス電圧を低インピーダンス化する必要があり、図4に示す構成では、分圧抵抗の抵抗値を下げなければならず非常に大きな電流を無駄に消費することになってしまう。
【0004】
上記のバイアス電圧の低インピーダンス化と低消費電流化を考慮して考案されたのが、コンパレータとMOSトランジスタとを用いてバイアス電圧を生成する方法である。図5にその構成を示す。この構成では、高抵抗値の抵抗を用いた抵抗分割にて低消費電流の分圧回路を構成し、この回路の出力をバイアス電圧の基準電圧としてコンパレータC1〜C5の反転入力に印加し、非反転入力には各々バイアス電圧V1〜V5を供給する低インピーダンスなPチャンネルMOSトランジスタT1〜T5のドレインを接続し、各コンパレータC1〜C5の出力を各々トランジスタT1〜T5のゲートに接続する構成となっている。上記構成によれば、コンパレータC1〜C5にて基準電圧とバイアス電圧とを比較し、バイアス電圧が基準電圧に対して低下していればコンパレータC1〜C5から「0」が出力され、トランジスタT1〜T5がオンし、負荷を充電してバイアス電圧を引き上げる。また、バイアス電圧が基準電圧に達するとコンパレータC1〜C5から「1」が出力され、トランジスタT1〜T5がオフし、バイアス電圧がそれ以上あがらなくなる。これによると、低インピーダンスでバイアス電圧が供給されるとともに、電源回路における大幅な低消費電流化が実現できる利点がある。
【0005】
しかしながら、バイアス電圧にて容量性の液晶負荷を駆動することを考えると、液晶駆動信号が低バイアス電圧から高バイアス電圧へ遷移する時は高バイアス電圧から負荷へ充電することになるが、高バイアス電圧から低バイアス電圧へ遷移する時には、負荷から低バイアス電圧へ放電されることになる。そこで、バイアス電圧は負荷への(からの)充放電に従って変動することになり、これを基準電圧に制御するには、充電にのみ対応可能なトランジスタ(すなわち、図5においてのPチャンネルMOSトランジスタ)を充放電に対応可能なCMOS(バッファ)に置き換える必要がある。その場合の構成図を図6に示す。図5におけるトランジスタT1〜T5がCMOSバッファCI1〜CI5に置き変わっている。これにより充放電のいずれにも対応可能となる。
【0006】
しかしながら、上記図6の構成では、CMOSバッファにてバイアス電圧の制御をしているために負荷への充放電のいずれかが常に行われることになり、バイアス電圧が基準電圧に制御されてもさらに充放電がなされてしまい、無駄な電流を消費することになってしまう。
【0007】
この無駄な充放電を防ぐ技術として、特開昭55−146487号公報に開示されるものがある。その構成を図7に示す。なお、同図においてはV3に係る部分のみを示しているが、V1、V2、V4及びV5についても同様の構成となっている。図7においては、充電用のPチャンネルMOSトランジスタP3及び放電用のNチャンネルMOSトランジスタN3をCMOSで構成し、各トランジスタP3、N3のゲートを別々のコンパレータCL3、CH3で制御し、両コンパレータの非反転入力にバイアス電圧V3が接続され、反転入力には、抵抗分圧回路中の許容電圧範囲を設定している抵抗rの両端の上限基準電圧V3H及び下限基準電圧V3Lが各々接続されている。このような構成では、バイアス電圧V3が変動して許容電圧範囲を超えた時にのみ充電用のトランジスタすなわちPチャンネルMOSトランジスタP3または放電用のトランジスタすなわちNチャンネルMOSトランジスタN3をオンさせてバイアス電圧V3の制御を行い、バイアス電圧V3が許容電圧範囲内であれば充電用及び放電用の各トランジスタをオフさせてハイインピーダンス状態とし、不要な制御を行わないようにできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図7に示す回路構成では、バイアス電圧V3の電圧が許容電圧範囲内に無い場合や、当初は許容電圧範囲内にあってもその範囲を超えた場合には、結局上限基準電圧V3Hまたは下限基準電圧V3Lのいずれかの電圧に制御されてしまうことになる。しかし、このような状況は液晶バイアス電圧として好ましくない場合がある。たとえば、良好な表示品位を要求される液晶表示装置では、理想的にはバイアス電圧は一定の値に制御されることが望ましく、したがって、図7に示す回路構成において、バイアス電圧間の電位差は一定比(V1−V2:V2−V3:V3−V4:V4−V5:V5−GND=1:1:n−4:1:1)であることが望ましい。なお、n−4は、使用する負荷(液晶)によって任意に決められる値である。このバランスからのずれが大きいほど液晶の表示品位が悪化してしまう。上記の理由から、許容電圧範囲を設けるということはおのずと理想からのずれを発生させることであり、結果として表示品位の悪化を招来するということになる。
【0009】
したがって,この技術を使用する際には、許容電圧範囲をバイアス電圧間の電位差と比較して非常に小さく設定して、実質上表示品位に問題を発生させないということが前提となっている訳であるが、こうした場合に、コンパレータCL3、CH3の遅延時間と充放電用トランジスタP3、N3の電流供給能力とのバランスによっては、下限基準電圧以下から上限基準電圧以上への過充電や、上限以上から下限以下への過放電が発生してしまう可能性があり(充放電制御によりバイアス電圧が許容電圧範囲内に入った段階でコンパレータが反転するが、遅延時間が大きいと反転か完了するまでに高能力の充放電用トランジスタによって一気に許容電圧範囲外まで過充放電されてしまう。)、この状態になるとバイアス電圧は許容電圧範囲内に安定することなく振動し続け、過充放電による電流を消費しつづけてしまう。
【0010】
このように、許容電圧範囲をあまり極端に小さくすると振動を発生してしまう可能性が高くなるために、上記ずれについては十分に小さくすることが困難であり、特に、表示品位がバイアス電圧間の電位差比に非常にセンシティブである液晶を使用した場合、ずれは極力小さい方が好ましいと言えるために上記の問題が深刻なものとなる可能性があった。
【0011】
この発明の目的は、負荷電圧に適度に広い許容電圧範囲を設定しつつ、許容電圧範囲の中央の理想電圧に負荷電圧を制御することが可能な電源供給回路及びこの回路を液晶駆動に適用した場合の液晶駆動用電源回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するために以下のように構成される。
【0013】
(1)上限基準電圧、下限基準電圧、およびその中央電圧である中央基準電圧を発生する基準電圧発生部と、
負荷への充電または負荷からの放電を行う充放電部と、
上限基準電圧および下限基準電圧のそれぞれと負荷電圧とを比較し、負荷電圧が上限基準電圧および下限基準電圧の間にあるときは充放電部を作動せず、上限基準電圧または下限基準電圧を超えているときは、負荷電圧が中央基準電圧になるまで充放電部を作動する充放電制御部と、
を備えてなる。
【0014】
図1は、上記電源供給回路のブロック図を示している。基準電圧発生部1は、上限基準電圧VH、下限基準電圧VL、及びその中央電圧である中央基準電圧VMを発生する。この基準電圧発生部1は、たとえば、抵抗分圧回路で構成される。負荷は充放電部2によって充電または放電され、充放電制御部3がこの充放電部2を制御する。負荷電圧Vは充放電制御部3にフィードバックされ、充放電制御部3では、この負荷電圧Vと上限基準電圧VH及び下限基準電圧VLとを比較し、負荷電圧Vが上限基準電圧VH及び下限基準電圧VLの間にある時には充放電部2を作動させず、上限基準電圧VHを超えている時には放電動作させ、下限基準電圧VLを超えている時には充電動作させる。
【0015】
さらに、その充放電部2の充電動作または放電動作は、負荷電圧Vが中央基準電圧VMになるまで行われる。
【0016】
容量性負荷である液晶を駆動する場合、表示データを切り換える瞬間にのみ負荷を充放電するため負荷電圧に大きな変動が発生するが、以降は次の切り換えまでの長期間負荷電圧にほとんど変動はない。このため切り換え時には大きな変動により負荷電圧Vが上限基準電圧VH及び下限基準電圧VLからなる適度に広い許容電圧範囲から逸脱するものの、上記充放電動作にて中央基準電圧VMまで制御されれば、以降は次の切り換えまでの長期間負荷電圧VはほぼVM付近の値となる。つまり、許容電圧範囲を適度に広く設定しても、ほとんどの期間で負荷電圧VはVM付近の値をとることになる。
【0017】
また、負荷電圧Vが上記許容電圧範囲内にある時には、充放電部2が作動しないために、充放電部2においての無駄な電流消費がなくなる。
【0018】
なお、基準電圧発生部1には充放電電流が流れないために、この回路を高インピーダンスにすることができる。また、充放電制御部3についても電圧を比較するだけであるために電流消費はそれほど多くない。したがって、基準電圧発生部1及び充放電制御部3での電流消費量は少なくすることができ、充放電部2においての無駄な電流消費をなくすことができる。
【0019】
(2)充放電制御部は、
上限基準電圧と中央基準電圧を入力し放電時に中央基準電圧を選択して出力し非放電時に上限基準電圧を選択して出力する第1の入力切換部と、
下限基準電圧と中央基準電圧を入力し充電時に中央基準電圧を選択して出力し非充電時に下限基準電圧を選択して出力する第2の入力切換部と、
第1の入力切換部の出力が負荷電圧以下の時には充放電部に放電動作を行わせ、第2の入力切換部の出力が負荷電圧以上の時には充放電部に充電動作を行わせ、負荷電圧がこれらの両出力の間にある時には充放電部に充放電動作を行わせない制御部と、
を備える。
【0020】
充放電制御部3において、負荷電圧Vが上限基準電圧VH及び下限基準電圧VLの間にある時には充放電動作をさせず、上限基準電圧または下限基準電圧を超えている時には負荷電圧Vが中央基準電圧VMになるまで充放電動作させるようにするには、この発明のように第1の入力切換部及び第2の入力切換部を用いれば都合がよい。すなわち、第1の入力切換部においては、放電時に中央基準電圧を選択し、非放電時には上限基準電圧VHを選択する。また、第2の入力切換部においては、充電時に中央基準電圧VMを選択し、非充電時に下限基準電圧VLを選択する。したがって、負荷電圧が上限基準電圧と下限基準電圧の間にある場合には、2つの入力切換部はそれぞれ上限基準電圧と下限基準電圧を選択し、制御部においてその選択された上下限基準電圧VH、VLと負荷電圧Vとを比較することによって充電すべきか、放電すべきか、または非充放電とするかを決める。充電すべき場合には第2の入力切換部において中央基準電圧VMを選択させ、この電圧と負荷電圧Vとが一致するように充電動作を行わせる。放電すべき時には第1の入力切換部において中央基準電圧VMを選択させ、この電圧と負荷電圧Vとが一致するよう放電動作を行わせる。
【0021】
このように、負荷電圧Vが上限基準電圧VHと下限基準電圧VLの間にあるかどうかを監視し、負荷電圧Vがこの範囲を超えている場合には、負荷電圧Vと比較する電圧を中央基準電圧VMとすることができる。
【0022】
(3)充放電部を、CMOSで構成する。
【0023】
上記充放電部2をCMOSで構成することにより充電動作または放電動作を簡単に一つのセルで行わせることができる。
【0024】
(4)制御部は、第1の入力切換部の出力と負荷電圧とが入力される放電用コンパレータと、第2の入力切換部の出力と負荷電圧とが入力される充電用コンパレータとを有し、放電用コンパレータは放電信号を、充電用コンパレータは充電信号をそれぞれ、充放電部と第1および第2の入力切換部に出力する。
【0025】
上記制御部を、放電用コンパレータと充電用コンパレータの2つのコンパレータで構成することによって、上記(2)の制御部の動作を容易に行わせることができる。
【0026】
(5)制御部は、
第1、第2の入力切換部の出力と負荷電圧とが入力される一つのコンパレータと、
充電モードと放電モードとを時分割で切り換え、放電モード時には第1の入力切換部と充放電部内の充電部の動作を有効にし、充電モード時には第2の入力切換部と充放電部の放電部の動作を有効にするモード切換部と、を備える
この発明によれば、充電モードのタイミングと放電モードのタイミングを時分割で切り換えることによって、負荷電圧と上限基準電圧、下限基準電圧または中央基準電圧とを比較する比較部(コンパレータ)が1つでよい利点がある。
【0027】
(6)請求項1〜6のいずれかに記載の複数個の電圧供給回路と、
各電圧供給回路の基準電圧発生部を2つの抵抗0.5 rを縦続接続してrとし、各電圧供給回路のこの抵抗rを抵抗Rを介して縦続接続し、この両端に基準電源を接続して構成し、各電圧供給回路のrの両端と、中央端子で各電圧供給回路の上限基準電圧、下限基準電圧と中央基準電圧を取り出すようにした液晶用基準電圧発生部と、を備え、
各電圧供給回路の負荷電圧を液晶バイアス電圧として液晶駆動用の電源回路を構成する。
【0028】
上記(1)〜(5)の電源供給回路では、負荷電圧の変動の許容電圧範囲を上限基準電圧と下限基準電圧とで設定しておいて、負荷電圧がこの範囲を超えていると中央基準電圧になるように充放電動作を行うものであるが、この電圧供給回路を液晶駆動用のバイアス電圧発生部として構成することにより、液晶駆動用電源回路を構成することができる。このように構成した液晶駆動用電源回路では、各液晶バイアス電圧の電圧間の電位差のずれを極めて少なくすることができる。
【発明の実施の形態】
図2は、この発明の実施形態である液晶駆動用電源回路の一部構成図を示している。
【0029】
同図に示す例は、図7に示すのと同様に、バイアス電圧V3についての電圧供給回路についてのみ示したものであって、V1、V2、V4及びV5の他の液晶バイアス電圧についても同様の構成の電圧供給回路が設けられている。
【0030】
基準電圧発生部1は、電源電圧を抵抗分割して上限基準電圧V3H、中央基準電圧V3M、下限基準電圧V3Lを発生する。図1の充放電制御部3は入力切換部3a、3b及び制御部3cで構成されている。入力切換部3aは、充電信号I3U=0で下限基準電圧V3Lを、I3U=1で中央基準電圧V3Mを選択して充電基準電圧V3Uとして出力する。入力切換部3bは、放電信号I3D=0で上限基準電圧V3Hを、I3D=1で中央基準電圧V3Mを選択し、放電基準電圧V3Dとして出力する。
【0031】
制御部3cは、上記充電基準電圧V3U及び放電基準電圧V3D並びに負荷電圧であるバイアス電圧V3を入力とし、バイアス電圧V3が充電基準電圧V3U以下であれば充電信号I3U=1、放電信号I3D=0に設定し、バイアス電圧V3が放電基準電圧V3D以上であれば、充電信号I3U=0、放電信号I3D=1に設定する。また、バイアス電圧V3が充電基準電圧V3U以上で、且つ放電基準電圧V3D以下であれば、充電信号I3U=0、放電信号I3D=0に設定する。
【0032】
充放電部2は、充電信号I3U=1であれば負荷である液晶表示装置を充電し、放電信号I3D=1であれば放電を行う。
【0033】
以上の構成において、バイアス電圧V3が下限基準電圧V3L以上で、且つ上限基準電圧V3H以下に適切に制御されていると、制御部3cにて充電信号I3U=0、放電信号I3D=0となり、充放電部2は非充放電状態となり、また、入力切換部3aにて下限基準電圧V3Lを選択し、入力切換部3bにて上限基準電圧V3Hを選択する。したがって、この状態の時には制御部3cに入力する充電基準電圧V3Uは上記下限基準電圧V3Lとなり、放電基準電圧V3Dは上記上限基準電圧V3Hとなっている。
【0034】
負荷変動によって、バイアス電圧V3がこの時の充電基準電圧V3Uである下限基準電圧V3L以下になると、制御部3cにて充電信号I3U=1となり、充放電部2が充電を開始するが、この際、入力切換部3aにて上記充電信号I3U=1によって、選択される電圧が下限基準電圧V3Lから中央基準電圧V3Mに切り換えられる。したがって、入力切換部3aの出力である充電基準電圧V3Uも中央基準電圧V3Mとなり、その結果、上記充電は、バイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mと等しくなるまで行われる。
【0035】
同様に、バイアス電圧V3がこの時の放電基準電圧V3Dである上限基準電圧V3H以上になると、制御部3cにおいて放電信号I3D=1となり、充放電部2が放電を開始するが、この際入力切換部3bにて選択される入力電圧が上限基準電圧V3Hから中央基準電圧V3Mへと切り換わるために、その出力である放電基準電圧V3Dは中央基準電圧V3Mとなり、その結果、放電は、バイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mと等しくなるまで行われる。
【0036】
上記いずれの場合もバイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mと等しくなるまで充放電制御が完了すると、制御部3cにおいて充電信号I3U=0、放電信号I3D=0となり、充放電部2は非充放電状態となる。そして、入力切換部3aは入力電圧として下限基準電圧V3Lを選択し、入力切換部3bは入力電圧として上限基準電圧V3Hを再び選択し、それぞれ初期状態に戻る。
【0037】
このように、充放電制御はバイアス電圧V3が下限基準電圧V3L以下になるか上限基準電圧V3H以上になった時、つまり上限電圧をV3H、下限電圧をV3Lとする許容電圧範囲を超えた時にのみ行われ、充放電の制御は、バイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mと等しくなるまで行われる。よって、負荷変動によるバイアス電圧V3の変動が上記許容電圧範囲を超えるような場合は、バイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mとなるように自動的に制御される。
【0038】
図8は、図2に示す液晶駆動用電源回路の第1の実施例を示している。なお、図8においても、V3に係る部分のみを示しているが、V1、V2、V4及びV5についても同様の構成を備えている。
【0039】
図8において、入力切換部3aはアナログスイッチAS3UL、AS3UMにて構成され、入力切換部3bはアナログスイッチAS3DH、AS3DMにて構成される。また、制御部3cはコンパレータC3U、C3Dで構成され、充放電部2はPチャンネルMOSトランジスタP3、NチャンネルMOSトランジスタN3にて構成される。
【0040】
コンパレータC3Uは充電信号I3U(アクティブ ロー)を出力し、コンパレータC3Dは放電信号I3Dを出力し、それぞれPチャンネルMOSトランジスタP3、NチャンネルMOSトランジスタN3のゲートに入力するとともに、上記各アナログスイッチAS3UL、アナログスイッチAS3UMと、アナログスイッチAS3DH、アナログスイッチAS3DMのゲートに入力する。なお、これらのアナログスイッチは、たとえば、MOSトランジスタで構成される。
【0041】
基準電圧発生部1は、バイアス電圧V3を発生する部分の抵抗については、0. 5rを縦続接続して、このバイアス電圧V3の基準電圧発生部を構成し、抵抗r(0. 5r* 2)の両端子で上限基準電圧V3Hと下限基準電圧V3Lを取り出し、0. 5rと0. 5rの接続点である中央端子で中央基準電圧V3Mを取り出している。
【0042】
入力切換部3aでは、充電信号I3U=0の時アナログスイッチAS3ULをオンして下限基準電圧V3Lを選択し、I3U=1の時アナログスイッチAS3UMをオンして中央基準電圧V3Mを選択する。入力切換部3bは、放電信号I3D=0で上限基準電圧V3Hを選択し、I3D=1で中央基準電圧V3Mを選択する。
【0043】
2つのコンパレータC3U、C3Dからなる制御部3cと、PチャンネルMOSトランジスタP3、NチャンネルMOSトランジスタN3からなる充放電部2との接続については、図7に示す従来の構成と同じであり、入力切換部3aの出力電圧である充電基準電圧V3UはコンパレータC3Uの反転入力端子に接続され、入力切換部3bの出力である放電基準電圧V3DはコンパレータC3Dの反転入力に接続される。また、バイアス電圧V3は2つのコンパレータC3U、C3Dの非反転入力に接続される。
【0044】
上記の構成において、バイアス電圧V3が下限基準電圧V3L以上、且つ上限基準電圧V3H以下に適切に制御されていると、コンパレータC3Uにて充電信号I3U=0、コンパレータC3Dにおいて放電信号I3D=0となり、PチャンネルMOSトランジスタP3、NチャンネルMOSトランジスタN3がともにオフし、非充放電状態となる。この状態では、アナログスイッチAS3ULがオンし、AS3UMがオフし、充電基準電圧V3Uとして下限基準電圧V3Lが選択される。また、アナログスイッチAS3DHがオンし、AS3DMがオフして、放電基準電圧V3Dとして上限基準電圧V3Hが選択される。
【0045】
負荷変動によってバイアス電圧V3がこの時の充電基準電圧V3Uである下限基準電圧V3L以下になるとコンパレータC3Uにて充電信号I3U=1となり、PチャンネルMOSトランジスタP3がオンし負荷に対する充電が開始されるが、この際アナログスイッチAS3ULがオフし、AS3UMがオンして、充電基準電圧V3Uとして中央基準電圧V3Mが切換え選択される。その結果、充電はバイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mと等しくなるまで行われる。
【0046】
同様に、バイアス電圧V3がこの時の放電基準電圧V3Dである上下基準電圧V3H以上になると、コンパレータC3Dにおいて放電信号I3D=1となり、NチャンネルMOSトランジスタN3がオンし放電を開始するが、この際アナログスイッチAS3DHがオフし、AS3DMがオンして放電基準電圧V3Dとして中央基準電圧V3Mが切換え選択される。その結果、放電はバイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mと等しくなるまでなされる。
【0047】
上記いずれの場合も、バイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mと等しくなるまで制御されると、コンパレータC3Uにて充電信号I3U=0、コンパレータC3Dにて放電信号I3D=0となり、PチャンネルMOSトランジスタP3、NチャンネルMOSトランジスタN3がともにオフして非充放電状態となる。この状態では、アナログスイッチAS3ULがオンし、AS3UMがオフして、充電基準電圧V3Uとして下限基準電圧V3Lが切換え選択され、また、アナログスイッチAS3DHがオンし、AS3DMがオフして、放電基準電圧V3Dとして上限基準電圧V3Hが切換え選択される。この状態は初期状態である。
【0048】
以上の動作により、充放電制御は、バイアス電圧V3が下限基準電圧V3L以下になるか上限基準電圧V3H以上になった時、つまり許容電圧範囲を超えた時にのみなされ、電圧制御はバイアス電圧V3が中央基準電圧V3Mと等しくなるまでなされる。
【0049】
したがって、上記図8に示す実施例によれば、表示データ切り換え時の大きな変動により負荷電圧V3が上限基準電圧V3H及び下限基準電圧V3Lからなる適度に広い許容電圧範囲から逸脱するものの、充放電動作にて中央基準電圧V3Mまで制御されれば、以降は次の切り換えまでの長期間負荷電圧V3はほぼV3M付近の値となる。つまり、許容電圧範囲を適度に広く設定しても、ほとんどの期間で負荷電圧V3はV3M付近の値をとることになる。
【0050】
また、負荷電圧V3がこの許容電圧範囲内にある時には、充放電部2が作動しないために、充放電部2においての無駄な電流消費がなくなる。
【0051】
また、基準電圧発生部1には充放電電流が流れないために、この回路を高インピーダンスにすることができる。すなわち、各抵抗の値を高くすることが可能である。また、充放電制御部3についてもアナログスイッチと電圧を比較するだけの回路であるために電流消費はそれほど多くない。したがって、基準電圧発生部1及び充放電制御部3での電流消費量は少なくすることができ、充放電部2においての無駄な電流消費をなくすことができる。
【0052】
図9は第2の実施例の構成図である。なお、図8と同様、V3に係る部分のみを示しているが、V1、V2、V4及びV5についても同様の構成となっている。
【0053】
この実施例が上記図8に示す実施例と相違する点は、充電モードと放電モードを時分割で切り換えるためのモード切換部を備えた点である。このモード切換部は、図示しないタイミング信号Tを発生するタイミング信号発生部を含んでいる。そして、T=0の期間を充電モード、T=1の期間を放電モードとして時分割でバイアス電圧の制御を行う。また、制御部3をコンパレータC3の1つのみとし、ORゲートOR3とANDゲートAN3を、それぞれPチャンネルMOSトランジスタP3のゲートとNチャンネルMOSトランジスタN3のゲートに接続し、充電モードT=0の期間では充電信号I3U=1となってPチャンネルMOSトランジスタP3が作動し、放電モードT=1の期間ではNチャンネルMOSトランジスタN3が作動するようになっている。
【0054】
上記構成において、タイミング信号T=0の時にはアナログスイッチAS3UL、AS3UMが有効で、AS3DH、AS3DMが無効であるために、コンパレータC3の反転入力端子の電圧V3Rは、第1の実施例でのV3Uと等価であり、コンパレータC3は第1の実施例のC3Uと等価となる。また、ORゲートOR3が有効でANDゲートAN3が無効であるために、全体として第1の実施例の充電制御ルートと等価となる。また、タイミング信号T=1の時はアナログスイッチAS3DH、AS3DMが有効で、AS3UL、AS3UMが無効であるために、コンパレータC3の反転入力の電圧V3Rは第1の実施例でのV3Dと等価であり、コンパレータC3は第1の実施例でのC3Dと等価となる。また、ANDゲートAN3が有効でORゲートOR3が無効であるために、全体として第1の実施例の放電制御ルートと等価となる。
【0055】
このように、タイミング信号Tを導入して時分割で充電モードと放電モードを切り換えることによって、制御部3のコンパレータを1つ減らすことができる。この実施例においても、表示データ切り換え時の大きな変動により負荷電圧V3が上限基準電圧V3H及び下限基準電圧V3Lからなる適度に広い許容電圧範囲から逸脱するものの、充放電動作にて中央基準電圧V3Mまで制御されれば、以降は次の切り換えまでの長期間負荷電圧V3はほぼV3M付近の値となる。つまり、許容電圧範囲を適度に広く設定しても、ほとんどの期間で負荷電圧V3はV3M付近の値をとることになる
また、負荷電圧V3がこの許容電圧範囲内にある時には、充放電部2が作動しないために、充放電部2においての無駄な電流消費がなくなる。
【0056】
また、基準電圧発生部1には充放電電流が流れないために、この回路を高インピーダンスにすることができる。すなわち、各抵抗の値を高くすることが可能である。また、充放電制御部3についてもアナログスイッチと電圧を比較するだけの回路であるために電流消費はそれほど多くない。したがって、基準電圧発生部1及び充放電制御部3での電流消費量は少なくすることができ、充放電部2においての無駄な電流消費をなくすことができる。
【0057】
以上に説明した実施形態では、基準電圧発生部1を抵抗分圧回路で構成したが、電源に対して高インピーダンスとなって複数の電圧を発生できるものであれば他の回路構成であってもよい。
【0058】
【発明の効果】
この発明によれば、以下の効果を奏することが出来る。
【0059】
(1)負荷電圧は理想的な中央基準電圧に常に自動的に制御され、また、負荷電圧が許容電圧範囲内にある時には充放電部が作動しないために、充放電部においての無駄な電流消費がなくなる。
【0060】
また、基準電圧発生部には充放電電流が流れないために、この回路を高インピーダンスにすることができる。また、充放電制御部3についても電圧を比較するだけであるために電流消費はそれほど多くない。したがって、基準電圧発生部及び充放電制御部での電流消費量も少なくすることができる。
【0061】
以上により、負荷電圧を理想的な電圧に自動制御しながら、全体の消費電流を非常に小さく出来る。
【0062】
上記の電圧供給回路を液晶駆動用のバイアス電圧発生部として構成することにより、各液晶バイアス電圧の電圧間の電位差のずれを極めて少なくすることができ、且つ消費電流の小さい液晶駆動用電源回路を構成することができる。
【0063】
(2)充電モードのタイミングと放電モードのタイミングを時分割で切り換えることによって、負荷電圧と上限基準電圧、下限基準電圧または中央基準電圧とを比較する比較部(コンパレータ)を1つで構成出来ることになり、他の素子と比較して、通常大きな面積を占める比較部(コンパレータ)を削減できるため、回路面積を縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電圧供給回路の構成図
【図2】この発明の実施形態である電圧供給回路の構成図
【図3】液晶駆動信号を示す図
【図4】従来の液晶駆動用電源回路の構成図
【図5】従来の液晶駆動用電源回路の他の構成図
【図6】従来の液晶駆動用電源回路の更に他の構成図
【図7】従来の液晶駆動用電源回路の更に他の構成図
【図8】図2に示す液晶駆動用電源回路の第1の実施例の構成図
【図9】第2の実施例の構成図
【符号の説明】
1−基準電圧発生部
2−充放電部
3a−入力切換部
3b−入力切換部
3c−制御部
V3−バイアス電圧(負荷電圧)
V3H−上限基準電圧
V3L−下限基準電圧
V3M−中央基準電圧
V3U−充電基準電圧
V3D−放電基準電圧
I3U−充電信号
I3D−放電信号

Claims (7)

  1. 上限基準電圧、下限基準電圧、およびその中央電圧である中央基準電圧を発生する基準電圧発生部と、
    負荷への充電または負荷からの放電を行う充放電部と、
    上限基準電圧および下限基準電圧のそれぞれと負荷電圧とを比較し、負荷電圧が上限基準電圧および下限基準電圧の間にあるときは充放電部を作動せず、上限基準電圧または下限基準電圧を超えているときは、負荷電圧が中央基準電圧になるまで充放電部を作動する充放電制御部と、
    を備えてなる電圧供給回路。
  2. 充放電制御部は、
    上限基準電圧と中央基準電圧を入力し放電時に中央基準電圧を選択して出力し非放電時に上限基準電圧を選択して出力する第1の入力切換部と、
    下限基準電圧と中央基準電圧を入力し充電時に中央基準電圧を選択して出力し非充電時に下限基準電圧を選択して出力する第2の入力切換部と、
    第1の入力切換部の出力が負荷電圧以下の時には充放電部に放電動作を行わせ、第2の入力切換部の出力が負荷電圧以上の時には充放電部に充電動作を行わせ、負荷電圧がこれらの両出力の間にある時には充放電部に充放電動作を行わせない制御部と、
    を備える請求項1記載の電圧供給回路。
  3. 充放電部を、CMOSで構成した請求項1または2記載の電圧供給回路。
  4. 制御部は、第1の入力切換部の出力と負荷電圧とが入力される放電用コンパレータと、第2の入力切換部の出力と負荷電圧とが入力される充電用コンパレータとを有し、放電用コンパレータは放電信号を、充電用コンパレータは充電信号をそれぞれ、充放電部と第1および第2の入力切換部に出力する、請求項2または3記載の電圧供給回路。
  5. 第1の入力切換部は、放電信号を受けているとき放電時とし、放電信号を受けていないとき非放電時とし、
    第2の入力切換部は、充電信号を受けているとき充電時とし、充電信号を受けていないとき非充電時とする、請求項2〜4のいずれかに記載の電圧供給回路。
  6. 制御部は、
    第1、第2の入力切換部の出力と負荷電圧とが入力される一つのコンパレータと、
    充電モードと放電モードとを時分割で切り換え、放電モード時には第1の入力切換部と充放電部内の充電部の動作を有効にし、充電モード時には第2の入力切換部と充放電部の放電部の動作を有効にするモード切換部と、を備える、請求項2、3または5のいずれかに記載の電圧供給回路。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の複数個の電圧供給回路と、
    各電圧供給回路の基準電圧発生部を2つの抵抗0.5 rを縦続接続してrとし、各電圧供給回路のこの抵抗rを抵抗Rを介して縦続接続し、この両端に基準電源を接続して構成し、各電圧供給回路のrの両端と、中央端子で各電圧供給回路の上限基準電圧、下限基準電圧と中央基準電圧を取り出すようにした液晶用基準電圧発生部と、を備え、
    各電圧供給回路の負荷電圧を液晶バイアス電圧とする液晶駆動用電源回路。
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