JP3547409B2 - 弁当箱 - Google Patents

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JP3547409B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弁当箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の形態の弁当箱が提供されているが、上部開口状の容器本体と、容器本体の上部に被冠される天板体とから構成された積層タイプの弁当箱が好評を博している。
【0003】
このような積層タイプの弁当箱は、容器本体の上に副容器やトレー等を積層した状態で、最上層に天板体を配置し、天板体の両側に枢結したフラップにより積層体を一体的に固定できるように構成されている。
【0004】
具体的には、フラップの内側に設けた嵌合片と容器本体の開口縁外側に設けた被嵌合片とにより相互に着脱自在に嵌着される無理嵌め式の嵌着手段が構成されている。従って、容器本体の上に所定の副容器やトレー等を積層し、最上層に天板体を配置した状態で、左右一対のフラップを上から下に回動せしめると、嵌着手段がパチンと嵌着し、弁当箱の全体を積層状態に固定する。
【0005】
このような嵌着手段は、容器本体の単一容器から成る積層タイプでない弁当箱においても実施されており、この場合、天板体は容器本体の上部開口部を施蓋する蓋体として使用され、嵌着手段は、蓋体の閉止機構として利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
天板体のフラップと容器本体との間に設けられた嵌着手段は、上述のような無理嵌め構造を基本とするものであるから、繰返し使用により疲労し、次第に嵌着力が弱まり、弁当箱の携帯中に不慮に嵌着が解かれて天板体が脱落し、容器本体を開放してしまう虞れがある。
【0007】
また、通常、容器本体は可撓性のある合成樹脂により成形されているため、食料を詰め込み過ぎると全体的に歪み易く、それが原因として嵌着手段の嵌着不良を招来する場合もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決し、従来のような嵌着手段に加えてロック機構を設けた弁当箱を提供するものである。
【0009】
そこで、本発明が手段として構成したところは、上部開口状の容器本体と、容器本体の上部に被冠される天板体とから成り、天板体の両側に上下方向に回動自在なフラップを枢結し、フラップの内側に設けた嵌合片と容器本体の開口縁外側に設けた被嵌合片とにより相互に着脱自在に嵌着される嵌着手段を構成して成る弁当箱において、前記嵌着手段は、フラップを下向き回動することにより容器本体の側部に向けて押したとき、下向き溝状に形成された被嵌合片に対して嵌合片の爪が嵌入する雄雌嵌合構造を構成しており、前記嵌着手段に加えて、容器本体の止着部に対してフラップの施錠装置を係脱自在に係止するロック機構を設けて成り、フラップの施錠装置は、フラップに貫設された回動軸と、該回動軸をフラップの外側から閉位置と開位置の間で回動せしめる操作片と、フラップの内側において回動軸の径方向に突出する爪片とから構成され、容器本体の止着部は、フラップを下向き回動することにより前記嵌着手段の嵌合片を被嵌合片に嵌着せしめた位置で、施錠装置における回動軸を閉位置から開位置に回動せしめたとき爪片を受入れ係止せしめる下向き溝状の係止部を構成しており嵌着手段により構成された被嵌合片の下向き溝と嵌合片の爪による嵌合構造と、ロック機構により構成された止着部の下向き溝と爪片による嵌合構造は、前者の嵌合が浅く、後者の嵌合が深く構成された点にある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
【0011】
(全体構成)
図1は、カレーライス専用とした積層タイプの弁当箱を例示しており、下から順に、上部開口状の容器本体1と、該容器本体1の開口部を密閉するフランジ付きの皿状の中蓋2と、中蓋2の皿面に底部を嵌入せしめられる上部開口状の副容器3と、副容器3の上部開口を密閉すると共に上面にスプーン又は箸等の食器4の収納室5を形成したトレー6と、トレー6を内嵌せしめる下向き皿状に形成された天板体7とが積層配置される。従って、図示実施形態の場合、天板体7は、容器本体1の上部に積層体を介して間接的に被冠されることになるが、上述のように、本発明の弁当箱は、積層タイプに限らず、単一容器から成る容器本体1の上部開口に天板体7を直接に被冠せしめるものであっても良い。
【0012】
(嵌着手段)
天板体7は、両側に上下方向に回動自在なフラップ8、8を枢結しており、フラップ8、8と容器本体1の間に基本的には従来と同様の嵌着手段9が設けられている。即ち、図2に示すように、嵌着手段9は、フラップ8の内側に設けた嵌合片9aと容器本体1の開口縁外側に設けた被嵌合片9bとにより構成され、図3(B)に示すように、下向き溝状に形成された被嵌合片9bに対して嵌合片9aの爪が嵌入する無理嵌め式の雄雌嵌合構造を構成している。従って、フラップ8を下向きに回動することにより容器本体1の側部に押しつけると、嵌合部9aが被嵌合部9bにパチンと嵌合する。反対に、フラップ8を容器本体1の側部から引き離すと、嵌合部9aが被嵌合部9bから脱する。
【0013】
図2に示すように、嵌合片9aと被嵌合片9bとから成る嵌着手段9は、各フラップ8の中央部を隔てた両側に一対が設けられている。更に、後述するような非積層時におけるフラップ8の係止を可能とするため、嵌合片9aの上方に間隔をあけて同様の構成とした第二の嵌合片9Aが設けられている。
【0014】
(ロック機構)
このような嵌着手段9に加えて、フラップ8と容器本体1の間にはロック機構が設けられており、ロック機構10は、容器本体1に設けた止着部11と、フラップ8に設けた施錠装置12とから成り、止着部11に対して施錠装置12を係脱自在となるように構成している。
【0015】
施錠装置12は、図2及び図3(C)に示すように、一対の嵌合片9a、9aの間において、フラップ8に貫設された回動軸13と、該回動軸13をフラップ8の外側から閉位置Oと開位置Lとの間で回動せしめる操作片14と、フラップ8の内側において回動軸13の径方向に突出する爪片15とから構成され、合成樹脂により一体成形されている。回動軸13の回動を円滑ならしめるため、フラップ8の外側に面して回動軸13にはフランジ状の円板部16が設けられ、該円板部16の周縁に沿う円弧状のガイド壁17がフラップ8の外側面に形成されている。円弧状のガイド壁17は、一端を前記閉位置Oに臨ませると共に、他端を前記開位置Lに臨ませており、従って、円板部16から直径方向に突設されたレバー状の操作片14を閉位置Oと開位置Lとの間で揺動せしめると、閉位置Oにおいてはガイド壁17の一端に当接し、開位置Lにおいてはガイド壁17の他端に接当し、その揺動(回動)範囲を制限される。更に、操作片14を仮止めするため、閉位置Oと開位置Lのそれぞれに対応する位置においてフラップ8の外側面に小突起18a、18bが突設されており、操作片14の内側面には該小突起を嵌合せしめる凹部が形成されている。
【0016】
止着部11は、容器本体1の一対の被嵌合片9b、9bの間に位置して一連に設けられており、図4(B)に示すように、施錠装置12における回動軸13を開位置Lから閉位置Oに回動せしめたとき爪片15を受入れ係止せしめる下向きに開口する溝状の係止部19を構成している。
【0017】
図3(B)と図3(C)を比較すれば明らかなように、嵌着手段9の嵌合片9aと被嵌合片9bにより構成された下向き溝と爪による嵌合構造と、ロック機構10により構成された止着部11の下向き溝と回動軸13の爪片15による嵌合構造を比較すると、前者の嵌合が浅い(溝が浅く爪が短い)のに対して、後者の嵌合が深くなる(溝が深く爪が長い)ように構成されている。
【0018】
(作用)
上記構成の実施形態によれば、容器本体1に対して中蓋2と副容器3とトレー6を積層した状態で、最上層に天板体7を積層し、フラップ8、8を下向きに回動せしめると、図3(B)に示すように、嵌着手段9の嵌合片9aが被嵌合片9bにパチンと嵌まり嵌合せしめられる。このとき、施錠装置12の操作片14は、図3(A)に示すように開位置Oに位置せしめられ小突起18aに係止され停止している。この状態で、回動軸13の爪片15は、図3(C)に示すように下向きに配置されているので、止着部11には係止しない。従って、従来の弁当箱と同様の方法で嵌着手段9を使用できる。
【0019】
フラップ8、8をロック機構10により施錠する必要があるときは、図4に示すように、操作片14を開位置Oから閉位置Lに揺動せしめると、回動軸13が回動することにより爪片15を上向きに移動して止着部11の係止部19に進入し係止され、フラップ8を施錠する。このとき、操作片14は、閉位置Lの小突起18bに係止されており、遊動することはない。
【0020】
ところで、弁当箱を使用せず保管しておく際には、図5に示すように、副容器3を容器本体1に内装せしめておけば、全体として嵩張らずコンパクトになる。この際、副容器3を内装した状態で容器本体1の上部開口を中蓋2により閉鎖すると共に、中蓋2の上にトレー6と天板体7が積層される。この状態において、フラップ8、8を下向きに回動することにより容器本体1の側部に押しつけると、第二の嵌合片9Aが被嵌合片9bにパチンと嵌着され、全体を一まとめに固定できる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、嵌着手段9に加えてロック機構10を設けた構成であるから、弁当箱の携帯中に不慮に天板体7が脱落し、容器本体1を開放してしまうような危険はなく、しかも、永年にわたり弁当箱を好適に使用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の分解状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の1実施形態の組付状態を示す側面図である。
【図3】嵌着手段の作用を示しており、(A)は外観の側面図、(B)はA−A断面図、(C)はB−B断面図である。
【図4】ロック機構の作用を示しており、(A)は外観の側面図、(B)はC−C断面図である。
【図5】弁当箱の保管状態を示しており、(A)は外観の側面図、(B)はD−D断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
7 天板体
8 フラップ
9 嵌着手段
9a 嵌合片
9b 被嵌合片
10 ロック機構
11 止着部
12 施錠装置
13 回動軸
14 操作片
15 爪片
19 係止部

Claims (1)

  1. 上部開口状の容器本体(1)と、容器本体(1)の上部に被冠される天板体(7)とから成り、天板体(7)の両側に上下方向に回動自在なフラップ(8)(8)を枢結し、フラップ(8)の内側に設けた嵌合片(9a)と容器本体(1)の開口縁外側に設けた被嵌合片(9b)とにより相互に着脱自在に嵌着される嵌着手段(9)を構成して成る弁当箱において、
    前記嵌着手段(9)は、フラップ(8)を下向き回動することにより容器本体(1)の側部に向けて押したとき、下向き溝状に形成された被嵌合片(9b)に対して嵌合片(9a)の爪が嵌入する雄雌嵌合構造を構成しており、
    前記嵌着手段(9)に加えて、容器本体(1)の止着部(11)に対してフラップ(8)の施錠装置(12)を係脱自在に係止するロック機構(10)を設けて成り、
    フラップの施錠装置(12)は、フラップ(8)に貫設された回動軸(13)と、該回動軸をフラップの外側から閉位置と開位置の間で回動せしめる操作片(14)と、フラップの内側において回動軸の径方向に突出する爪片(15)とから構成され、
    容器本体の止着部(11)は、フラップ(8)を下向き回動することにより前記嵌着手段(9)の嵌合片(9a)を被嵌合片(9b)に嵌着せしめた位置で、施錠装置(12)における回動軸(13)を閉位置から開位置に回動せしめたとき爪片(15)を受入れ係止せしめる下向き溝状の係止部(19)を構成しており
    嵌着手段(9)により構成された被嵌合片(9b)の下向き溝と嵌合片(9a)の爪による嵌合構造と、ロック機構(10)により構成された止着部(11)の下向き溝と爪片(15)による嵌合構造は、前者の嵌合が浅く、後者の嵌合が深く構成されたことを特徴とする弁当箱。
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