JP3546065B2 - 電子回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、高速比較器回路の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
データ回復回路(data recovery circuits)では、同期データ抽出を容易にするために回復させたデータのコード化されたタイミングパルスをロックするのに、位相ロックループ(phase lock loop)が用いられる。位相ロックループの一部が電圧制御発振器(VCO)である。VCOの直線応答は安定な位相ロックループを得るための条件である。
【0003】
全CMOS-VCOを操作する場合高周波作動で直線応答を達成することは困難である。高周波での非直線性は、回路に内因する遅延によって生じる。1991年11月12日に出願され本発明の譲受人に譲渡され出願係属中の「LINEARLIZED AND DELAY CONPENSATED ALL-CMOS VCO」と題された米国特許出願No.792,222(日本国特許出願特願平4-272,895)には、全CMOS-VCOが開示されている。全CMOS-VCOのブロック図を図1に示す。
【0004】
変換コンダクタンス変換(GM CONVERTER)ブロック101は、制御電圧VIN100を受けて制御電流113及び130を出す。これらの回路は、制御電圧VINに比例している。制御電流(I)130は、VCO部(VCO CORE)ブロック202へ送られる。VCO部ブロック202には2個の出力ノード217と218があり、これらはそれぞれキャパシタ203と204を通じて正電圧源に接続されている。
【0005】
ノード217と218は、2つの作動状態の間を交替し、一方のノードが第1の状態にあれば、他方のノードは第2の状態にある。第1の作動状態では出力ノードは正電源電圧値に充電され、作動状態が変わるまでこの値を維持する。第2の作動状態では出力ノードは、状態の変化がトリガされるまで制御電流130(I)によって定められる割合で正電源電圧値から下がる。VCO部202は、clk入力215とclk入力216とを受けて、出力ノード217と218の状態切替えを制御する。出力ノード217と218はそれぞれ比較器205と206の負入力端子に接続される。ライン225上の比較器205と206の正入力端子には、トリップ電圧が与えられる。比較器205と206は、それぞれセット/リセット・フリップフロップ207の、「セット」及び「リセット」入力端子に接続される。S-Rフリップフロップ(ラッチ)207は、Q及びQ出力を出し、これらはそれぞれclk215及びclk216出力信号である。信号215と216は、VCOシステムの発振出力である。
【0006】
ノード217がランプ(RAMP)ダウン状態にあり、トリップ電圧値に達すると、比較器205はラッチ207のセット入力端子に、ハイパルスを出す。これにより、ラッチ207(Q,Q)の出力は(0, 1)から(1, 0)へと変化する。clk及びclk信号によってVCO部202は出力ノード217と218の作動状態を切替える。ノード218がトリップ電圧値より下がると、比較器206はラッチ207のリセット入力をトリガし、出力を(1, 0)から(0, 1)へと変化させ、clk及びclkは別のサイクルをトリガする。
【0007】
このVCOブロックの半サイクルは、理想的にはランプ電圧が正電源電圧値からトリップ電圧値へ降下するに要する時間である。しかし、いったんランプ電圧がトリップ電圧値と交差すると、ランプ電圧は、比較器及びラッチがVCO部を切替えることができるまで降下し続ける。VCOの半サイクルは、ランプダウン時間と比較器/ラッチ遅延の和である。したがって、このVCO回路の周波数応答は(補償ループ(COMPENSATION LOOP)がないときは)次のようになる。
OUT=1/2(CV/I+delv)
ここで、Vは電圧源とトリップ電圧値の間の電位差であり、Cはキャパシタ203と204のキャパシタンスであり、Iは制御電流130であり、delvは比較器/ラッチ遅延である。したがって、理想的半サイクルの項CV/Iが比較器/ラッチ遅延delvと同程度の大きさにある高周波では、比較器とラッチの遅延により周波数対電圧の応答に非直線性がもたらされる。
【0008】
図2は、VCOの周波数と電圧特性の関係を示すグラフである。実線は周波数が単にVCO部のランプダウン時間の関数(FOUT=1/(2T))であるようなVCOの理想的周波数応答を表わしている。破線カーブはVCOの未補償出力であり、これは破線の限界線(FOUT=1/(2delv)に等しい)に向かって平らになる。破線カーブによって表される周波数応答を有するVCOを用いた位相ロックループは解析できず、不安定であるか、またはグラフの非直線部分内の周波数で入信データに対して同期にロックできない。そのため、VCO回路では比較器/ラッチ遅延の影響を最小限まで押さえることが望まれる。
【0009】
先行技術のCMOS比較器がWakayama及びAbidiによる"A 30MHzLow-jitter,High-Linearity CMOS Voltage-Controlled Oscillator"(IEEE Journal of Solid State Electronics,Vol.SC-22,No.6;1987-12;pp.1074-1080)に開示されている。Wakayamaらの比較器を図3に示す。
【0010】
PMOSトランジスタMが正電圧源とノード300の間に接続され、そのゲートは負電圧源に接続されている。PMOSトランジスタMがノード300と負電圧源の間に接続され、そのゲートは正入力端子304の役割を果している。PMOSトランジスタMがノード300と出力ノード303の間に接続され、そのゲートは負入力端子306の役割を果している。NMOSトランジスタMが出力ノード303と負電圧源の間に接続され、そのゲートは高インピーダンスノードHIZ302に接続されている。NMOSトランジスタMが高インピーダンスノード302と負電圧源の間に接続されそのゲートは出力ノード303に接続されている。NMOSトランジスタMが入力ノード303と負電圧源の間に接続され、そのゲートはリセットRST入力端子301の役割を果している。
【0011】
図3の比較器は、正帰還比較器と呼ばれる。トランジスタMとMは交差結合され、したがってトランジスタMは強くONにすべきではない。HIZ302には、トランジスタMがOFFのときトランジスタMを通って流れる電流をトランジスタMが半分に下降させるに充分な電圧を有するべきである。IN電圧がIN電圧と交差すると、トランジスタMを流れる電流はトランジスタMを流れる電流よりも大きくなり、出力ノードOUT303での電圧は上昇しはじめ、トランジスタMはONになる。HIZノード302がトランジスタMを通してローになり、トランジスタMは閉じはじめる。正帰還が取って代わり、OUT303ノードがハイにラッチする。この回路の電圧と時間特性の関係を図4に示す。
【0012】
図4(a)のライン410と411は、この比較器が上述のVCOに使用されるときに生じるIN及びIN-についての電圧と時間特性の関係を表している。INは安定基準電圧を、IN-はランプ電圧を示す。INは電圧VTRIPでは一定である。時刻Tの前は、IN-は電圧VPOSで一定である。時刻Tでは、IN-は一定の割合で下がり始める。時刻Tに、INはINと交差する。時刻Tには、IN-は電圧VPOSへともどる。
【0013】
図4(b)のライン412と413は、HIZ入力ノード302と出力ノード303での電圧と時間特性の関係を表している、時刻Tより前は、HIZノード302は外部回路に発生される定電圧VBIASを維持し、OUTノード303は負電源電圧値と同等の電圧を維持する。時刻TではINがINの下で交差することによりトリガされて、OUTはVPOSに向かって上昇しはじめ、トランジスタMはONになり、HIZ302を負電源電圧値の方へ引っ張る。時刻Tでは、HIZ入力302は負電源電圧値へ引かれ、トランジスタMはOFFになり、OUTノード303での出力電圧を急速にVPOSに向けて充電上昇させ、時刻TにVPOSに達する。INがINの上で交差する時刻Tでは、出力ノード303での電圧は電圧VPOSにとどまる。これは正帰還がトランジスタMを高インピーダンス状態で維持するからである。
【0014】
時刻Tでは、リセット信号RST301が外部回路(図4(c)のライン414)によって出力される。信号RSTが出力されると、トランジスタMは出力ノード303と負電圧源の間の低インピーダンス通路となり、出力ノード303を放電させる。出力電圧が負電圧源へと降下するにつれて、トランジスタMのインピーダンスは増加しはじめ、HIZノード302での電圧はVBIASへと上昇する。時刻Tでは、リセット信号RSTが最大振幅となり、出力ノード303は負電圧源まで完全に放電される。これによってトランジスタMは完全にOFFとなりHIZノード302がVBIASに向かって上昇する割合を増加させる。時刻Tでは、HIZノード302は電圧VBIASに達する。
【0015】
図3の比較器設計には短所がある。たとえば高インピーダンスノードHIZ302のためのVBIASには、トランジスタMがOFFのときトランジスタMを流れる電流をトランジスタMが半分に低下させるに充分な電圧がなければならない。そうでなく、HIZでの電圧が大きすぎると、トランジスタMがより多くの電流を通し回路のバランスが崩れる。言い換えると、トランジスタMが出力ノードを充電しはじめるに充分な電流を通すためには、INはVBIASオフセットによって定まるオフセット電圧だけINよりも高くなければならない。HIZでの電圧が低すぎると、トランジスタMを通って流れる電流は少なくなり、比較器は、HIZでの電圧エラーによって定まる電圧オフセットだけ、INよりも高い電圧にINがあるときに状態を切替えはじめる。本来の電圧が維持されないときは比較器は平衡を失う。
【0016】
第2に、HIZはきわめて高いインピーダンスでなければならない。実際、トランジスタMに対しては、ノードHIZは開放回路のようでなければならない。しかし、HIZでの電圧はトランジスタMがOFFの間はドリフトしてはならない。
【0017】
第3に、HIZはキャパシタンスが小さくなければならない。ノードHIZでのキャパシタンスが大きいと、トランジスタMはHIZを低くするのに時間がかかり、比較器出力の立上がり時間を短くするための回路内の正帰還の有効性が低下する。
【0018】
さらに、HIZノードは信号ノイズから分離しなくてはならない。HIZは高インピーダンスノードであるから、ノイズに対してきわめて敏感である。またHIZでのノイズは、この比較器のオフセットに悪影響を与える。
【0019】
高出力インピーダンスで低キャパシタンスのHIZ電圧(VBIAS)を発生させるにはかなりの量の回路を必要とし、集積回路チップ上でかなりの面積を必要とする。またHIZノードは雑音信号から分離しなくてはならず、これがさらに設計に制約を与える。
【0020】
比較器/ラッチ遅延の影響を最小限に抑えるための技術が、1991年11月12日に出願され本発明の譲受人に譲渡され出願係属中の「LINEARLIZED AND DELAY CONPENSATED ALL C-MOS VCO」と題された米国特許出願No.792,222(日本国特許出願特願平4-272,895)に述べられている。この技術は、図1に示したような補償ループを用いている。
【0021】
VCO部ブロック208は、ライン113上でclk及びclk信号で制御電流Iを受ける。VCO部208の出力部229と230は、キャパシタ227及び228を通じて正電圧源へ接続される。VCO部208は、VCO部202と同じように作動し、出力ノード229と230で電圧信号を発生し、これら各ノードはそれぞれノード217及び218にこの電圧をそのまま反映させる。トラック-アンド-ホールド(track-and-hold)回路219と220が出力ノード229及び230に接続され、また制御記号としてそれぞれclk及びclk信号を受ける。これらのトラック-アンド-ホールド回路はトラック(追跡)作動状態中に各入力ノードでの電圧を追跡し、次にピーク電圧値(ランプダウン最小値)を保持しホールド(保持)作動状態の間、このピーク値をノード212に供給する。トラック-アンド-ホールド回路内の切替回路によって、回路219と220は各ホールド状態にある間だけノード212に接続される。ノード212は保持されたピーク値を低域フィルタ210を通じて差動増幅器211の負入力端子へ送る。差動増幅器211はフィルタずみのピーク値を、外部から与えられた基準電圧224と比較し、ワイヤ225上にトリップ電圧信号を発生する。こうして、補償ループが形成される。
【0022】
補償ループは作動周波数が増加するにつれて正電源電圧値とトリップ電圧の間の電圧差Vが低下するようにトリップ電圧を変える。したがって、比較器/ラッチ遅延によって生じたVCO部の電圧のオーバーシュートが、トリップ電圧に対応する変化で補償される。この補償された回路の周波数応答は次の通りである。
OUT=1/2[CV'/I+delv/(N+1)]
ここで、Nは差動増幅器211のゲインであり、V'は電源電圧値と基準電圧の差である。ゲインがN=10のときには、補償回路の直線部分は(測定方法に応じて)11倍増加させることができる。これによってVCOの範囲が大きく広がる。しかし、変化したトリップ電圧が電源電圧値の近くに上昇すると、回路のノイズ免疫度が低下する。そのため高周波作動の場合には、この補償回路には電圧源からのノイズにより位相ジッターが発生することがある。
【0023】
【発明の概要】
本発明は正帰還と電圧クランピングを用いた。高速の全CMOS比較器を提供する。この回路は、ソース結合された2個のPMOSトランジスタによって構成され、その各ソースは電流源または電源電圧に接続されている。第1PMOSトランジスタのゲートは正電圧入力端子であり、第2PMOSトランジスタのゲートは負電圧入力端子である。回路の出力は第2PMOSトランジスタのドレインから取られる。第2PMOSトランジスタのドレインは、さらにカレントミラーの1個の端子に接続される。第3PMOSトランジスタは第1PMOSトランジスタのドレインとカレントミラーの第2端子の間に接続される。
【0024】
この第3PMOSトランジスタのゲートは、回路に正帰還を送るように出力ノードに接続される。負入力電圧が正入力電圧より低くなると第2PMOSトランジスタを通る電流が増加し、第1PMOSトランジスタを通る電流が減少する。第2PMOSトランジスタと第1PMOSトランジスタの間の電流差によって出力ノードが充電される。出力ノードでの電圧が上昇するにつれて、第3PMOSトランジスタの等価抵抗が増加し、その結果、第1PMOSトランジスタを通る電流が低下する。これによって出力ノードへ送られる電流が増加し、回路の駆動特性が向上する。
【0025】
この回路に対するもう一つの改良として、電圧クランプ装置が設計に含まれる。1個のNMOSトランジスタのドレインとゲートがカレントミラーの各ソースに接続され、NMOSトランジスタのソースが負電圧源に接続される。このNMOSトランジスタの追加によって出力電圧がNMOSトランジスタの閾値電圧であるVTHより下に落ちることを防止し、こうして出力により必要とされる電圧を、したがって出力の立上がり時間を下げる。出力を下げるためにリセット手段が設けられている。
【0026】
【実施例】
CMOS高速閾値交差検出器について説明する。以下の説明では、本発明がさらに理解しやすいように、多数の詳細な事項について述べる。しかし、技術に精通した者にとっては、これらの詳細な事項なしに本発明を実施できることは明らかである。その他の場合には、本発明の説明が分かりにくくなるのを避けるため、既知の回路については説明しなかった。
【0027】
本発明の比較器回路では正帰還を利用して出力電圧の立上がり時間を短縮する。しかし、先行技術において要求されるような高インピーダンスのノードを備える複雑な回路は必要としない。トランジスタ4個の比較器回路を図5に示す。
【0028】
PMOS第1トランジスタ M11が第1ノード500と第2ノード501の間に接続されており、そのゲートは正の第1信号入力端子IN304として作用する。PMOS第2トランジスタM12が出力ノード303と第1ノード500の間に接続されており、そのゲートは負の第2信号入力端子IN306として作用する。NMOS第3トランジスタM13が第2ノード501と第3ノード503の間に接続されており、第3ノード503は負の第1電圧源VNEGに接続されている。また、NMOS第4トランジスタM14が出力ノード303と第3ノード503の間に接続されており、第3ノード503は負の第1電圧源VNEGのにされている。第3トランジスタM13と第4トランジスタM14の各ゲートがともに第2ノード501に接続されており、カレントミラーを形成している。第1ノード500が電流源(CURRENT SOURCE)または正の第2電圧源VPOSのいずれかに接続されている。(第1ノード500を電流源に接続すると、電流は制限され、回路内に散逸される電力が制限されるため、回路を低電力用途に使用することができる)。出力信号 OUTは出力ノード303から取られる。
【0029】
比較器の動作は次の通りである。第3トランジスタM13と第4トランジスタM14とで構成されるカレントミラーにより、第2ノード501から負の第1電圧源VNEGへ流れる電流が、出力ノード303から負の第1電圧源VNEGへ流れる電流と等価である状態がセットアップされる。正の第1入力信号INの電圧が負の第2入力信号INの電圧よりも大きい場合を考慮し、また電流2Iが第1ノード500に送られることを仮定すると、第1トランジスタM11は電流Iから一定量の電流△Iを差引いた量の電流を導通していることになり、第2トランジスタM12は電流Iに一定量の電流△Iを加えた量の電流を導通していることになる。第3トランジスタM13はI−△Iを導通しているだけであり、また第4トランジスタM14は等価の電流I−△Iを導通しているはずなので、2△Iと同等の正味電流が出力ノード303に残されて寄生容量Cを充電し、回路が飽和するまで OUTの電圧を上昇させる。逆に第1入力信号INの電位が第2入力信号INの電位よりも低い場合には、出力ノード303での電流は−2△Iであり、これが寄生容量を放電させ、電圧信号OUTを負の供給値に低下させる。
【0030】
図6は、本発明のフィードバック手段を追加した比較器である。図6の回路は図5の回路と同じであるが、その特徴として、第2ノード501と第1トランジスタM11の間に、さらに、第4ノード502でPMOS第5トランジスタM15が接続されている。第5トランジスタM15のゲートは出力ノード303に接続されており、正帰還を与えている。この正帰還により比較器の固有遅延が縮小されることはない。しかし、出力電圧レベルまたは比較器の立上がり時間は改善される。第5トランジスタM15を含む回路は、同じ入力駆動電圧のための単純な比較器よりも速く反応する。したがって、この回路の総遅延は図5の回路のものよりも少ない。
【0031】
第5トランジスタM15を通る正帰還の作用は、第2トランジスタM12が出力ノード303をハイに駆動し始めると、第3トランジスタM13と第4トランジスタM14を止めることである。ほかの場合には、第4トランジスタM14を通過する電流が代わりに用いられて出力ノード303をハイに駆動するため、OUTの電圧はOUTよりも速く上昇する。第5トランジスタM15は第2トランジスタM12が導通を開始するまでは反応できないため、新しい回路の固有遅延はトランジスタ4個の比較器と同じである。
【0032】
正帰還が作動し第4トランジスタM14を止めると、出力ノード303の第2トランジスタM12の有効駆動が実質的に増加する。このように、図6の回路には図5の標準的比較器の設計よりもすぐれた動的駆動特性があり、その出力部上でより大きな負荷を駆動させることができる。結果として、高速比較器が得られる。
【0033】
駆動可能出力が高いことの利点は、強力な出力駆動を用いて比較器の出力に対する負荷の影響を小さくできるため、比較器に付随する回路を大きくできるということでもある。したがって、正帰還の利点は次の2つのやり方で用いることができる。 すなわち、(1)増大した駆動が同じ寄生容量に対する出力の立上がり時間を短縮するか、 または(2)増大した出力駆動を利用し、大きさを増すことによって、それ自体が短い応答時間を持ち得るような大きな回路を駆動することができる。
【0034】
図7は、NMOS第6トランジスタM16が追加されている図6の回路図である。NMOS第6トランジスタM16は第4トランジスタM14と出力ノード303との間に接続されている。また、第6トランジスタM16のゲートは出力ノード303にも接続している。回路に対する第6トランジスタM16の効果は、出力電圧がトランジスタのゲート・ソース閾値電圧である設定電圧以下に下がらないようにすることである。第6トランジスタM16はクランプとして作用するため、出力信号OUTが高い出力電圧で起動し、その結果、第6トランジスタM16が比較器に付随する回路の閾値電圧に達するために必要な時間を短縮する。クランプのその他の手段はこの回路で利用することができる。しかし、比較器の起動出力電圧が付随回路の閾値電圧に近くなると、雑音免疫度が減少する。ドレーン・ゲート結合型NMOSトランジスタにより、トランジスタのゲート・ソース閾値電圧と同等のクランプが得られる。このクランプ値は充分に大きいため、回路の立上がり時間をかなり短縮することができ、さらに最少限の部品により充分な雑音免疫度が得られる。
【0035】
図8は、出力信号OUT・OUT・OUT(図5・図6・図7のそれぞれの各出力)の電圧と時間特性の関係を示している。Tは第2入力信号INが第1入力電圧IN下で交差する時間を示している。VFFは比較器に付随する回路(前記VCOの場合のフリップフロップ)の閾値電圧を表わす。VTHは、NMOSトランジスタのゲート・ソース閾値電圧に対応する。時刻Tから時刻T10までは、すべての出力信号は一定の電圧を維持する。この時間は、比較器回路の固有遅延、または第2トランジスタM12がOFF状態から戻り、電流の導通を開始するまでにかかる時間に対応する。出力信号OUTは時刻T10で上昇し始め、時刻T13で閾値電圧VFFと交差する。出力信号OUTは時刻T10で上昇し始め、正帰還により、出力信号OUTより先に時刻T12で閾値電圧VFFと交差する。出力信号OUTはクランプ電圧VTHから時刻T10で上昇し始め、オフセット電圧VT による出力OUTと同じ割合で上昇し、時刻T12またはT13よりもかなり前の時刻T11で閾値電圧VFFと交差する。前記VCOで利用される図6の回路により、周波数範囲が拡大する。
【0036】
第1トランジスタM11と第2トランジスタM12で構成される異なるペアのトランジスタの一端子に第6トランジスタM16を配置することにより、図7の回路は、第2入力信号INが入力オフセットによって第1入力信号IN下で交差するまでは出力が状態を変更しないよう、入力オフセットを受ける。これは、比較器がもはや平衡を保っていないためである。
【0037】
図9で示した本発明の好ましい実施例では、カレントミラーを構成する第3トランジスタM13と第4トランジスタM14の各結合ソースが接続された第3ノードと負の第1電圧源VNEGとの間に第6トランジスタM16が配置される。効果としては、さらに第6トランジスタM16が必要なクランプ電圧を発生するだけではなく、クランプ電圧のオフセットを除去することでもある。また、図9には第4トランジスタM14と並列に接続されたNMOS第7トランジスタM17が示されている。このトランジスタにより、出力が高くなったあとに回路がリセットされる。このリセット手段により、状態の変化がうまく検出されたあとに比較器に付随する回路が比較器をリセットするために役立つような「ハンドシェーキング」構成が見込まれる。各リセット・トランジスタは前の各図では示されていないが、図7のリセット・トランジスタの適切な位置は、第6トランジスタM16と並列であるか、または出力ノード303と負の供給電圧との間に接続されているかのいずれかである。
【0038】
本発明の好ましい実施例は、比較器用に高インピーダンスのノードを必要とした先行技術の方法よりも構成が単純なことである。本回路は、あまり複雑でないだけではなく、小さな回路配置にも向いており、また単純なトランジスタ4個の比較器のほかに2つの部品(リセットを含まない)しか必要としない。
【0039】
比較器のリセット信号は、比較器に付随する回路から肯定応答としても作用する。このメカニズムにより回路の全体的信頼性が改善される。比較器内部のラッチング作用の正帰還と、比較器に付随する回路による比較器の必要なリセットにより、閾値交差の偽検出または不完全な検出が行われないようにすることができる。単純な比較器では、偽検出または不完全な検出が起こり得る。
【0040】
以上が、高速全CMOS閾値交差検出器の説明である。上記回路はまた、回路内の各部品の極性を逆にすることにより、またPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとを互いに取り替えることにより、実施することもできる。さらに、フィードバック第5トランジスタM15とクランプ第6トランジスタM16を比較器回路内でそれぞれ単独か、または組合わせるかのいずれかにより用いて、先行技術を上回る時間応答の改善を行うことができる。本発明はVCOでの使用に限定されるものではない。全CMOS比較器を必要とするどの回路でも利用することができる。
【0041】
たとえば、本発明の高速比較器は、さらに書込み補償前回路で用いられる。可変的時間遅延機構を磁気記録環境下で互いに近接しているために信号間干渉を受けやすい信号を前もって歪ませるために、書込み補償前回路で用いる。可変的時間遅延により、各信号を制御可能なやり方で時間遅延によって分離することができる。この可変的時間遅延回路は、閾値交差検出器を利用するワンショット回路で構成されている。時間遅延回路の一例を図10に示した。
【0042】
図10では、PMOS第8トランジスタM20が正の第2電圧源VPOSとノード160との間に接続されている。また、NMOS第9トランジスタM21がノード160と、定電流Iを供給する定電流源(COSTANT CURRENT SOURCE)100との間に接続されている。第8トランジスタM20と第9トランジスタM21の各ゲートは入力パルスVINに接続されている。タイミング・キャパシタCがノード160と正の第2電圧源VPOSとの間に接続されている。本発明の設計から成る比較器150には、ノード160に接続された反転入力端子と、電圧基準値VTRIPに接続された非反転正入力端子がある。比較器150の出力は出力信号VOUTである。
【0043】
この時間遅延回路では、入力パルスVINが低いときは、第8トランジスタM20によって低インピーダンス経路が得られ、キャパシタCTを正の電源電圧値に充電する。同時に、第9トランジスタM21は高インピーダンス状態にある。比較器150の負入力は正の電源電圧値にあり、また比較器の正の入力は基準値にあるため、出力VOUTは低い値にある。入力パルスVINがハイに切り替わると、第8トランジスタM20は停止し、第9トランジスタM21はノード160から定電流Iを導通する低インピーダンス経路になる。したがって、キャパシタCは一定の割合で放電される。VCAPがVTRIP下で交差すると、比較器150はハイの値を出力する。
【0044】
この回路のタイミング遅延は入力パルスの立上がりエッジに影響を及ぼす。この遅延は、次の式によって示される。
del=VTRIP・CT/IT+TCOMP
ここで、Tdelは総タイミング遅延に等しく、TCOMPは比較器遅延に等しい。 有用であるためには、総遅延が大きすぎないことである。したがって、TCOMPが最小限であることが望ましい。CMOS比較器を必要とする全CMOS回路のために、本発明の比較器により、その他のCMOS比較器では遅すぎる場合に全CMOSを使った解決が得られる。上記式の左半分の特性、VTRIP・C/Iを改善するための方法は、1991年10月21日に出願され本発明の譲受人に譲渡され出願係属中の「FREQUENCY AND CAPACITOR BASED CONSTANT CURRENT SOURCE」と題された米国特許出願No.780,153に述べられている。
【0045】
時間遅延回路の電圧と時間特性の関係を図11に示した。時刻T20で、下降ランピング電圧信号、VCAMPによってわかるように、入力パルスVINでの入力パルスの立上がりエッジが一定の割合でキャパシタCTの放電を開始させる。時刻T25で、VCAPが電圧信号VTRIPと交差する。T20からT25までの時間は理想的な遅延、VTRIP・C/Iを構成し、VTRIPはパルス全体にわたり一定であるが、実際には理想的な遅延を変更するために変化させることができる。時刻T27で、比較器の出力VOUTはハイの値に引き寄せられる。T25からT27までの時間は比較器の遅延、TCOMPを構成する。したがって、T20からT27までの時間が総遅延、Tdelを形成する。有用な回路とするためには、時間遅延T27−T25を最小にすべきである。
【0046】
【効果】
入力パルスVINでの入力パルスの立下がりエッジは時刻T30で発生し、キャパシタCの放電経路を遮断するのに役立つと同時に、正の電圧源への低インピーダンス経路を開く。したがって、電圧信号VCAPが正の供給値に向って速やかに上昇する。時刻T31で、VCAPはVTRIPと逆に交差する。比較器の正帰還設計により、VOUTは、比較器が一部の外部回路によってリセットされるまでは、ハイの状態にとどまる。図11のリセット信号RSTの立上がりエッジは、時刻T32で発生する。時刻T33で、出力信号VOUTはローの状態に戻る。T32からT33までの時間はゼロよりも大きいが、必ずしもTCOMPと同等ではない。RSTの立下がりエッジは、時刻T34で発生する。回路を正確に機能させるためには、T32はT27のあとに生じることが必要であり、さもなければ出力パルスは発生しない。また、T34はT31のあとに生じることが必要であり、さもなければ比較器はリセットしない。本発明の比較器により、遅延回路を補償前回路内で有効な周波数で操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の閾値交差検出器を実施できるVCOの構成図。
【図2】CMOSVCOの周波数と電圧応答の関係を示すグラフ。
【図3】先行技術のCMOS比較器の回路図。
【図4】図3の回路のタイミング図。
【図5】トランジスタ4個の比較器の回路図。
【図6】本発明のフィードバック手段を組込んだ比較器の回路図。
【図7】本発明の一つの可能な実施例の回路図。
【図8】図5・図6・図7の回路の出力特性のグラフ。
【図9】本発明の好ましい実施例の回路図。
【図10】本発明の閾値交差検出器を利用した時間可変遅延のブロック図。
【図11】図10の遅延時間可変のタイミング特性図。
【符号の説明】
11 第1トランジスタ
12 第2トランジスタ
13 第3トランジスタ
14 第4トランジスタ
15 第5トランジスタ
16 第6トランジスタ
17 第7トランジスタ
20 第8トランジスタ
21 第9トランジスタ
303 出力ノード
500 第1ノード
501 第2ノード
502 第4ノード
503 第3ノード
504 第5ノード
NEG 第1電圧源
POS 第2電圧源

Claims (52)

  1. 入力端子と、第1ノード(500)と第4ノード(502)の間に接続された電流通路とを具え、該入力端子に第1入力信号(IN+)が入力される第1トランジスタ(M11);
    前記入力端子と、第1ノード(500)と出力ノード(303)の間に接続された電流通路を具え、該入力端子に第2入力信号(IN-)が入力される第2トランジスタ(M12);
    入力端子と、第2ノード(501)と第3ノード(503)との間に接続された電流通路を具えた第3トランジスタ(M13),入力端子と、前記出力ノード(303)と前記第3ノード(503)の間に接続された電流通路とを具えた第4トランジスタ(M14)から成り、前記第3トランジスタ(M13)の入力端子と、第4トランジスタ(M14)の入力端子が前記第2ノード(501)に接続されたカレントミラー回路を有し;
    入力端子と、前記第1トランジスタ(M11)と前記第3トランジスタ(M13)との間に接続された電流通路とを具え、該入力端子が出力ノード(303)に接続された第5トランジスタ(M15)から成る正帰還回路:を有する電子回路。
  2. 入力端子と、前記出力ノード(303)と前記第4トランジスタ(M14)の間に接続された電流通路とを具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項1の電子回路。
  3. 入力端子と、前記第4トランジスタ(M14)の電流通路に並列に接続された電流通路とを具え、該入力端子にリセット信号が入力される第7トランジスタ(M17)から成るリセット回路を有する:請求項1の電子回路。
  4. 入力端子と、前記第3ノード(503)と第1電圧源(VNEG)との間に接続される電流通路を具え、該入力端子が前記第3ノード(503)に接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項1の電子回路。
  5. 前記第1ノード(500)に第2電圧源(VPOS)が接続される:請求項1の電子回路。
  6. 前記第1ノードに電流源(CURRENT SOURCE)が接続される:請求項1の電子回路。
  7. 前記第1トランジスタ(M11),前記第2トランジスタ(M12)及び前記第5トランジスタ(M15)と、前記第3トランジスタ(M13),及び前記第4トランジスタ(M14)が異なる型のトランジスタである:請求項1の電子回路。
  8. 前記第6トランジスタ(M16)が、前記第3トランジスタ(M13),及び前記第4トランジスタ(M14)と同じ型のトランジスタである:請求項2又は請求項4の電子回路。
  9. 入力端子と、第1ノード(500)と第2ノード(501)の間に接続された電流通路とを具え、該入力端子に第1入力信号(IN+)が入力される第1トランジスタ(M11);
    入力端子と、第1ノード(500)と出力ノード(303)の間に接続された電流通路を具え、該入力端子に第2入力信号(IN-)が入力される第2トランジスタ(M12);
    入力端子と、前記第2ノード(501)と第3ノード(503)との間に接続された電流通路とを具えた第3トランジスタ(M13),入力端子と、第5ノード(701)と前記第3ノード(503)と間に接続された第4トランジスタ(M14)から成り、前記第3トランジスタ(M13)の入力端子と、第4トランジスタ(M14)の入力端子が前記第2ノード(501)に接続されたカレントミラー回路;
    入力端子と、前記出力ノード(303)と前記第5ノード(701)との間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:電子回路。
  10. 入力端子と、前記第1トランジスタ(M11)と前記第3トランジスタ(M13)との間に接続された電流通路とを具え、該入力端子に出力ノード(303)が接続された第5トランジスタ(M15)から成る正帰還回路を有する:請求項9の電子回路。
  11. 入力端子と、前記出力ノード(303)と前記第5ノード(701)との間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項9の電子回路。
  12. 入力端子と、前記第3ノード(503)と第1電圧源(VNEG)との間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記第3ノード(503)に接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項9の電子回路。
  13. 入力端子と、前記第4トランジスタ(M14)の電流通路に並列に接続された電流通路とを具え、該入力端子にリセット信号が入力される第7トランジスタ(M17)から成るリセット回路を有する:請求項9の電子回路。
  14. 前記第1ノード(500)に第2電圧源(VPOS)が接続される:請求項9の電子回路。
  15. 前記第1ノードに電流源(CURRENT SOURCE)が接続される:請求項9の電子回路。
  16. 前記第1トランジスタ(M11)及び前記第2トランジスタ(M12)と、前記第3トランジスタ(M13),前記第4トランジスタ(M14)及び前記第5トランジスタ(M15)とが各々異なる型のトランジスタである、請求項8の閾値交差検出回路。
  17. 前記第1トランジスタ(M11),前記第2トランジスタ(M12)及び前記第5トランジスタ(M15)と、前記第3トランジスタ(M13),前記第4トランジスタ(M14)及び前記第6トランジスタ(M16)が異なる型のトランジスタである:請求項9の電子回路。
  18. コントロールターミナルと電流路を含み、該電流路が第1ノード(500)と第2ノード(501)の間に接続され、コントロールターミナルで第1入力信号(IN+)が入力される第1トランジスタ(M11);
    コントロールターミナルと電流路を含み、該電流路が前記第1ノードと出力ノード(303)の間に接続され、コントロールターミナルで第2入力信号(IN-)が入力される第2トランジスタ(M12);
    コントロールターミナルと電流路を含み、該電流路が前記第1トランジスタと第1電圧源(VNEG)が接続される第3ノード(503)の間に接続され、第1電流を前記第1トランジスタに供給する第3トランジスタ(M13),コントロールターミナルと電流路を含み、該電流路が前記第2トランジスタと前記第3ノードの間に接続された第4トランジスタ(M14)から成り、前記第4トランジスタが前記前記第1電流に等しい第2電流を前記第2トランジスタに供給し、前記第3トランジスタ及び第4トランジスが互いに接続し第2ノードに接続されるコントロールターミナルを有するカレントミラー回路;
    コントロールターミナルと電流路を含み、該電流路が前記第1トランジスタ(M11)と前記第3トランジスタ(M13)の電流路の間に接続され、コントロールターミナルで前記出力ノード(303)に接続された第5トランジスタ(M15)から成る正帰還回路;
    コントロールターミナルと電流路を含み、該電流路が第2トランジスタ(M12)と第4トランジスタ(M14)との間に接続されコントロールターミナルが出力ノードに接続される第6トランジスタ(M16)から成るクランプ回路;
    を具える、電子回路。
  19. 前記クランプ回路が前記出力ノードと前記第4トランジスタとの間に接続され、前記出力ノードの出力電圧が入力される、請求項18の電子回路。
  20. 前記第4トランジスタと並列に接続され、リセット信号が入力される第7トランジスタから成るリセット回路を具える、請求項18の電子回路。
  21. 前記クランプ回路が前記第3ノードと前記第1電圧源との間に接続され、前記第3ノードの電圧が入力される、請求項18の電子回路。
  22. 前記第1ノードに第2電圧源が接続される、請求項18の閾値交差検出回路。
  23. 前記第1ノードに電流源が接続される、請求項18の電子回路。
  24. 前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタ及び前記第5トランジスタと、前記第3トランジスタ,前記第4トランジスタ及び前記第6トランジスタとが各々異なる型のトランジスタである、請求項18の電子回路。
  25. 前記第1トランジスタ(M11),前記第2トランジスタ(M12)及び前記第5トランジスタ(M15)と、前記第3トランジスタ(M13),前記第4トランジスタ(M14)及び前記第6トランジスタ(M16)とが各々異なる型のトランジスタである、請求項24の電子回路。
  26. 入力端子と、第1ノード(500)と第4ノード(502)の間に接続された電流通路とを具え、該入力端子に第1入力信号(IN+)が入力される第1トランジスタ(M11);
    入力端子と、第1ノード(500)と出力ノード(303)の間に接続された電流通路を具え、該入力端子に第2入力信号(IN-)が入力される第2トランジスタ(M12);
    入力端子と、前記第2ノード(501)と第3ノード(503)との間に接続された電流通路とを具えた第3トランジスタ(M13),入力端子と、第5ノード(504)と前記第3ノード(503)と間に接続された第4トランジスタ(M14)から成り、前記第3トランジスタ(M13)の入力端子と、第4トランジスタ(M14)の入力端子が前記第2ノード(501)に接続されたカレントミラー回路;
    入力端子と、前記第3ノード(503)と前記第1電圧源(VNEG)との間に接続された電流通路とを具え、該入力端子が前記第3ノードに接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:電子回路。
  27. 入力端子と、前記出力ノード(303)と前記第5ノード(701)との間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項26の電子回路。
  28. 入力端子と、前記第4ノード(502)と前記第2ノード(501)の間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第5トランジスタ(M15)から成る正帰還回路:を有する請求項26の電子回路。
  29. 入力端子と、前記第4トランジスタ(M14)の電流通路に並列に接続された電流通路とを具え、該入力端子にリセット信号が入力される第7トランジスタ(M17)から成るリセット回路:を有する請求項26の電子回路。
  30. 前記第1ノード(500)に第2電圧源(VPOS)が接続される:請求項26の電子回路。
  31. 前記第1ノードに電流源(CURRENT SOURCE)が接続される:請求項26の電子回路。
  32. 前記第1トランジスタ(M11),前記第2トランジスタ(M12)と、前記第3トランジスタ(M13),前記第4トランジスタ(M14)及び前記第6トランジスタ(M16)が異なる型のトランジスタである:請求項26の電子回路。
  33. 前記第5トランジスタ(M15)が、前記第1トランジスタ(M11),及び前記第2トランジスタ(M12)と同じ型のトランジスタである:請求項26の電子回路。
  34. 前記第6トランジスタ(M16)が、前記第3トランジスタ(M13),及び前記第4トランジスタ(M14)と同じ型のトランジスタである:請求項26の電子回路。
  35. 入力端子と、第1ノード(500)と第4ノード(502)の間に接続された電流通路とを具え、該入力端子に第1入力信号(IN+)が入力される第1トランジスタ(M11);
    入力端子と、第1ノード(500)と出力ノード(303)の間に接続された電流通路を具え、該入力端子に第2入力信号(IN-)が入力される第2トランジスタ(M12);
    入力端子と、前記第2ノード(501)と第3ノード(503)との間に接続された電流通路とを具えた第3トランジスタ(M13),入力端子と、第5ノード(701)と前記第3ノード(503)と間に接続された第4トランジスタ(M14)から成り、前記第3トランジスタ(M13)の入力端子と、第4トランジスタ(M14)の入力端子が前記第2ノード(501)に接続されたカレントミラー回路;
    入力端子と、前記第4トランジスタ(M14)の電流通路に並列に接続された電流通路とを具え、該入力端子にリセット信号が入力される第7トランジスタ(M17)から成るリセット回路を有する:電子回路。
  36. 入力端子と、前記第4ノード(502)と前記第2ノード(501)の間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第5トランジスタ(M15)から成る正帰還回路を有する:請求項35の電子回路。
  37. 入力端子と、前記出力ノード(303)と前記第5ノード(701)との間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項35の電子回路。
  38. 入力端子と、前記第3ノード(503)と前記第1電圧源(VNEG)との間に接続された電流通路とを具え、該入力端子が前記第3ノードに接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項35の電子回路。
  39. 前記第1ノード(500)に第2電圧源(VPOS)が接続される:請求項35の電子回路。
  40. 前記第1ノードに電流源(CURRENT SOURCE)が接続される:請求項35の電子回路。
  41. 前記第1トランジスタ(M11),前記第2トランジスタ(M12)及び前記第5トランジスタ(M15)と、前記第3トランジスタ(M13),前記第4トランジスタ(M14)が異なる型のトランジスタである:請求項35の電子回路。
  42. 前記第6のトランジスタ(M16)が、前記第3トランジスタ(M13),及び前記第4トランジスタ(M14)と同じ型のトランジスタである:請求項35の電子回路。
  43. 入力端子と、第2電圧源(VPOS)と第6ノード(160)との間に接続された電流通路を具え、該入力端子に入力パルス(VIN)が入力される第1の導電タイプの第8トランジスタ(M20);
    入力端子と、前記第6ノード(160)と定電流源との間に接続された電流通路を具え、該入力端子に入力パルス(VIN)が入力される第1の導電タイプと異なる第2の導電タイプの第9トランジスタ(M21);
    前記第6ノードと前記第2電圧源(VPOS)の間に接続されたキャパシタ(CT)を具え;
    入力端子と、第1ノード(500)と第4ノード(502)の間に接続された電流通路とを具え、該入力端子に第1入力信号(IN+)が入力される第1トランジスタ(M11);入力端子と、第1ノード(500)と出力ノード(303)の間に接続された電流通路を具え、該入力端子に第2入力信号(IN-)が入力される第2トランジスタ(M12);入力端子と、第2ノード(501)と第3ノード(503)との間に接続された電流通路を具えた第3トランジスタ(M13),入力端子と、前記出力ノード(303)と前記第3ノード(503)の間に接続された電流通路とを具えた第4トランジスタ(M14)から成り、前記第3トランジスタ(M13)の入力端子と、第4トランジスタ(M14)の入力端子が前記第2ノード(501)に接続されたカレントミラー回路;から構成される比較回路(150)から成り;
    前記比較回路(150)の第1入力信号が入力される入力端子(304)に前記第2電圧源(VPOS)が接続され;
    前記比較回路(150)の第2入力信号が入力される入力端子(306)に前記第6ノード(160)が接続される:電子回路。
  44. 入力端子と、前記第4ノード(502)と前記第2ノード(501)の間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第5トランジスタ(M15)から成る正帰還回路:を有する請求項43の電子回路。
  45. 入力端子と、前記出力ノード(303)と前記第5ノード(701)との間に接続された電流通路を具え、該入力端子が前記出力ノード(303)に接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項43の電子回路。
  46. 入力端子と、前記第3ノード(503)と前記第1電圧源(VNEG)との間に接続された電流通路とを具え、該入力端子が前記第3ノードに接続された第6トランジスタ(M16)から成る直流クランプ回路を有する:請求項43の電子回路。
  47. 入力端子と、前記第4トランジスタ(M14)の電流通路に並列に接続された電流通路とを具え、該入力端子にリセット信号が入力される第7トランジスタ(M17)からなるリセット回路を有する:請求項43の電子回路。
  48. 前記第1ノード(500)に第2電圧源(VPOS)が接続される:請求項43の電子回路。
  49. 前記第1ノードに電流源(CURRENT SOURCE)が接続される:請求項43の電子回路。
  50. 前記第1トランジスタ(M11),前記第2トランジスタ(M12)及び前記第5トランジスタ(M15)と、前記第3トランジスタ(M13),前記第4トランジスタ(M14)及び前記第6トランジスタ(M16)が異なる型のトランジスタである:請求項43の電子回路。
  51. 前記第5トランジスタ(M15)が、前記第1トランジスタ(M11),及び前記第2トランジスタ(M12)と同じ型のトランジスタである:請求項43の電子回路。
  52. 前記第6トランジスタ(M16)が、前記第3トランジスタ(M13),及び前記第4トランジスタ(M14)と同じ型のトランジスタである:請求項43の電子回路。
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