JP3543821B2 - 摩損表示手段を備える油圧式自動車用クラッチ - Google Patents
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Description
詳しく言うと、本発明は、油圧式摩擦クラッチに関する。
各種の構成のクラッチが公知であり、その油圧作動装置は、少なくとも1つの作動ピストンを備えており、その一端は、クラッチ レリーズベアリングを軸方向の第1方向へ押圧し、油圧作動装置が加圧流体源、例えばクラッチシリンダーから流体が供給されると、クラッチを切るようになっている。
このような油圧作動装置の一例は、米国特許第3 955 660号明細書に記載されている。その作動ピストンは、クラッチ ケーシングに固着された円筒状のガイド面にスライドしうるように取りつけられている円筒状のスリーブの形をしている。
このような油圧作動装置は、クラッチ レリーズベアリング用の機械的作動フォークを備えてはいないが、クラッチ ケーシングの外にある作動フォークの端部とケーシングとの位置関係を観察することによって、クラッチの摩擦ライナーの摩損を間接的に測定することはできない。
この形式のクラッチはまた、その他の欠点を有している。その中でも、油圧ピストンの作動室へ加圧流体を供給する上での問題点として、クラッチ ケーシングの中に伸びる少なくとも1つの加圧流体供給管を設ける必要性があり、また水力学的に、作動室と加圧流体源を接続する必要があり、それを機械的に保護するため、作動ピストンの回転を止める手段を設ける必要があることである。
本発明の目的は、前述の欠点を解決する油圧作動クラッチの新しい構成を提供することである。
本発明による自動車用摩擦クラッチは、クラッチ ケーシング内に設けられたクラッチを切る制御装置は、クラッチ レリーズベアリング及び油圧作動装置を備え、その少なくとも1つの作動ピストンは、クラッチ レリーズベアリングに結合され、軸方向に共に直線的に運動し、前記クラッチ レリーズベアリングを軸方向に移動させるようになっており、クラッチの摩擦ライナーの摩損を表示する装置を備え、摩損表示装置が作動ピストンに結合されて、共に軸方向に直線的に動き、かつケーシングの孔を経てケーシングの外に突き出ており、機械的に作動ピストンの移動に関する情報を伝えるようになっている。
本発明によると、摩損表示装置がケーシングの外に出ているので、摩擦ライナーの摩損を目で測定できる。
また孔は、その対応する端にある摩損表示装置を協動して、ピストンが回転するのを防止している。
そのため、前記孔は、楕円形であるのがよい。孔の寸法は、特に摩擦ライナーの摩損に関係するが、また用途によって定められる。
本発明の他の特徴によれば、
摩損表示装置の第1端が、作動ピストンに枢着され、かつ摩損表示装置の第2端が、クラッチ ケーシングの窓から出ており、前記第2端の移動を測定する部と連係して移動しうるようになっている。
測定部は、摩損表示装置の第2端の移動を測定するための視覚により目盛り付きはかりである。
摩損表示装置の第2端は摩擦体を備え、それが、加減抵抗器型の電気的電位差計と協動するようになっている。
摩損表示装置の第1端は、ピストンに結合されて軸方向に共に直線的に運動し、ピストンの軸方向にスライドする動きの中心軸と直交する旋回軸をもって、ピストンに枢着されている。
摩損表示装置の旋回軸は、ピストンの中心軸に対し径方向にずれている。
摩損表示装置の第1端は、フォークの形をしている。
油圧作動装置は、加圧流供給回路を備え、それは、ピストンの油圧作動室をケーシングの外部に設けられた加圧流体源と接続する少なくとも1つの供給管を備えており、かつ少なくとも1部の供給管が、摩損表示装置の本体内に設けられている。
摩損表示装置の本体は、長手方向の管を備え、その第1端は、ピストンで摩損表示装置の第1端を旋回する手段を介して、ピストン用の油圧作動室に接続されている。
供給管の第2端は、クラッチ ケーシングの外に通じている。
供給回路は浄化管を備え、その少なくとも一部は、摩損表示装置の本体内に設けられている。
摩損表示装置は、浄化管と連係され、かつねじを切ってある浄化プラグを備えている。従って、ケーシングの外の、より近い位置で浄化できる。
変形例として、ねじを切ってある浄化プラグを、摩損表示装置本体の外側に設けてもよい。
本発明の他の特徴と効果は、添付図面に基づく次の説明で明らかになると思う。
図1は、クラッチ ケーシングの一部と、本発明による摩損表示装置を備えるクラッチ レリーズベアリング用作動装置を示す部分断面図である。
図2は、図1の切断線2−2における断面図である。
実施例
図1において、クラッチケース10は、油圧式のプルレリーズ型自動車用摩擦クラッチの一部である。図面には、クラッチの全部は示さず、また詳述していないので、米国特許第3 995 660号及びフランス国特許公開第2 304 826号明細書に記載されている実施例を参照されたい。
このクラッチは、共に回転するギアボックスの入力軸に取りつけられている摩擦盤、及びクラッチの圧力板と反力板との間に締めつけられるようになっている摩擦ライナーを備えている。
圧力板と反力板は、エンジンのクランフシャフトに固着され、それと共に回転する。
圧力板は、反力板に対して軸方向に動かしうる。
ダイヤフラムまたはクラッチを切るレバーと連係しているコイルバネのような軸方向に作用する弾性手段が、圧力板を反力板の方へ押して、摩擦ライナーを締めつける。
そのため、弾性手段は、反力板に固着されている覆い板に結合されている。
クラッチを切るための装置を構成しているダイヤフラム、またはクラッチを切るレバーの指状突起の端部は、この実施例では、油圧作動装置で牽引されるクラッチ レリーズベアリング20によって作用させられる。油圧作動装置は、下記のように、軸方向に動かしうるピストン26,34、軸方向に固定されているガイド部16、ピストン26,34の油圧作動室38、及び加圧流体供給回路を備えている。
摩擦ライナーが摩損するにつれ、圧力板は、反力板に近づき、ダイヤフラムは傾き、ダイヤフラムに結合されているクラッチ レリーズベアリング20は、ダイヤフラムの傾斜により軸方向に移動する。
従って、クラッチ レリーズベアリング20の位置は、摩擦ライナーの摩損によって変わる。
ケーシング10は、おおむねフード形で、径方向の壁12を有し、その内面14には、軸方向の中心軸X−Xを有する円筒状の外側係合面18を有する管柱16が、壁12と共に回転するように固着されている。
ケーシング10は、ボールベアリング22を主要素とするクラッチ レリーズベアリング20を囲んでおり、その外側リング24は、この実施例では、囲い板(符号なし)によって軸方向に移動しうるように、作動スリーブ26に結合されている。
ベアリングの回転しうる内側リング28は、スリーブ30まで伸びている。スリーブ30の外面には、径方向の溝32を切ってあり、それは、この実施例では、クラッチ(図示せず)のダイヤフラムで働く作動部へ弾力的に軸方向に挿入することにより結合するための手段(図示せず)を受け入れるようになっている。
従って、クラッチ レリーズベアリング20は、作動スリーブ26と係合され、共に軸方向へ直動し、前記作動スリーブ26は、レリーズベアリング20に、その端部の1つを介して作用する。
詳しくは、フランス国特許公開第2 653 195号(米国特許第5 113 989号)または同第2 304 826号明細書を参照されたい。
そこでは、前記結合手段は、カプリングリングのようなカプリングであるか、または径方向に弾力的に変形でき、溝32の前側部と係合し、かつクラッチを切るレバーに、また通常はダイヤフラムの指状突起の端部に接続されている作動部の表面と係合する突起を有するリングを備えている。
クラッチ レリーズベアリング20の作動は、油圧作動手段によって得られる。それは、スリーブ26の中空円筒状の本体34からなる作動ピストンを備え、その円筒状内面36と円筒状面18は、スリーブ後端で油圧作動室38を形成している。
管柱16は、ピストン26,34のガイド部であり、ピストン26,34とは、ピストンとシリンダーの関係にある。
油圧作動室38は、ピストン26,34、及び管柱16に取りつけられている2つの溝付きリング40,42によって、軸方向の位置が定められている。
このため、ピストン26,34の後端には、組立体の軸の方を向く突環部を設けてあり、管柱16の前端には、円形クリップによって、軸方向を向く押圧リングを設けてある。
溝付きリング40,42は、それぞれ突環部と押圧リングに係合されており、予め負荷されたバネが、レリーズベアリング20とピストン26,34を壁12の方へ押しつけるために挿入されて、クラッチに所定の押圧力を与え、公知のように、レリーズベアリング20のボールベアリングが良く働くようにしている。
保護用ベローが、ピストン26,34の後端と、管柱16の後端との間に設けられている。
油圧作動室38の流体に、後述の手段によって、圧力を加えると、図1の左から右へ、F1の方向へ、中心軸X−Xに沿ってピストン26,34を軸方向へ移動させ、クラッチ レリーズベアリング20を軸方向へ移動させ、作動部を介して、クラッチのクラッチを切る装置(例えばダイヤフラムまたはクラッチを切るレバー)の牽引力で、クラッチを切るようになっている。
本発明によれば、クラッチの摩擦盤の摩擦ライナー(図示せず)の摩損を表示する部分を設けてある。それは、図1、図2に示す実施例では、レバー44の形をしている。レバー44は、ピストン26,34の上で作動できるように、ピストン26,34と共に軸方向に移動するように結合され、ケーシング10から突き出ている。
詳しく言うと、レバー44は、ケーシング10の壁の円錐形部13における楕円形の孔48を、貫通しているレバー本体46を備えている。
より詳しく言うと、この孔48は、ピストン26,34が、スライドする中心軸X−Xと平行に、軸方向に細長くなっている。その寸法は、用途により決められる。特に摩擦盤の摩擦ライナーの摩損度によって決められる。
この実施例では、孔48は、図1に示すように、方形の窓の形をしている。
ケーシング10内にあるレバー44の低端部50は、この実施例では、2つのアーム50A,50Bを有する二又状であり、スリーブ26を備えるピストンの本体34に、旋回しうるようにして接続されている。
このため、端部50の二又端部50A,50Bは、それぞれ旋回ネジ52A,52Bを有し、スリーブ34の上部にねじ込まれているそのねじ切り端部の本体56A,56Bは、アームの端に設けられている孔を貫通している。
スリーブ34にレバー44を枢支する中心軸Y−Yは、ピストンがスライドする中心軸X−Xに対して、径方向外側へずれている。
レバーの形をしている摩損表示装置44の第2端部60は、ケーシング10の外へ突き出ており、摩損を表示するカーソルを構成している。
従って、レバーの位置(すなわちその傾斜度)は、ピストン26とレリーズベアリング20の軸方向の移動の函数として変化する。
図1、図2に示す実施例では、摩損表示装置44の第2端部60は、カーソル82を介して水平方向に伸びている。カーソル82は、ケーシング10の窓48の中心をおおむね中心点とする扇状をした加減抵抗器のトラック86と協動する摩擦パッド84を備えている。
加減抵抗器の電位差計86は、ケーシング10に対するレバー44の角度位置を示す摩損表示信号を、摩損表示装置(図示せず)に伝える。
電位差計84,86は、摩損表示装置44の移動に基づいて、それによる最大角度位置を測定することができ、従ってクラッチの摩擦ライナーの摩損値を逐次表示できる。
本発明は、レリーズベアリング20の軸方向に結合されたピストン26,34の位置により、クラッチの摩擦ライナーの摩損を間接的に測定する装置を提供できる。この装置は、一部ケーシング10の外に出ている。
本発明は、加減抵抗器の電位差計を有する実施例に限定されるものではなく、ケーシング10に対する摩損表示装置44の外端部60の位置関係を測定できるいかなる装置をも含む。
この装置は、カーソルで目盛りを示す簡単な視覚による装置、または摩損表示装置44により摩擦ライナーの摩損を表示する信号を得ることができる他のいかなる装置にも適用しうる。
本発明の他の実施例によれば、レバー44は、ピストン26,34用の加圧流体供給回路の一部を備えている。これは、レバー44の第2端部60が、ケーシング10の外に突き出ているので可能であり、管の接続も容易である。
このため、二又端50Aは、加圧流体を供給するための供給管64Aを備え、その内端は、油圧作動室38に接続されており、その外端68Aは、コネクター70Aを介して、加圧流体のパイプ72へ接続され、クラッチシリンダー(図示せず)に接続されている。
供給管64Aの内端66Aは、旋回軸をなすネジ52Aのスムースな本体における径方向の溝74Aに通じ、水力学的に接続されている。溝74Aは、ネジ内に設けられた軸方向の通路76Aに接続されており、ピストン本体34に設けられた同軸管78Aに通じ、油圧作動室38へ出るようになっている。
ジョイントは、2つのOリング80Aによって密閉されている。
レバー44の低端部50の第2二又端50Bは、長手方向の浄化管64Bを備え、その上端68Bは、ネジを切ってある浄化プラグ70Bに接続されており、その下端は、供給管64Aの内端66Aのと同じ構成を介して、油圧作動室38に接続されている。
本発明のこの実施例によると、クラッチ ケーシング10に可撓性のパイプは不要であり、ピストン26,34はまた、機械的に作動するレバー44によって、簡単に回転するのが防止されている。
ちなみに、レバー44は、軸方向に(すなわち中心軸X−Xと平行に)窓48に取りつけられており、他方向の隙間(窓48の幅)は小さい。
最後に、図1に鎖線で示すように、外端部60に外部から機械的力を加え、摩損表示レバー44に使用することができる。
レバー本体46を、窓48の対応する端に当てがい、旋回点まわりに図1の時計の針の方向に回すと、ピストン34は、矢印F2に示すように、図1の右から左へ軸方向に移動させられる。
例えば、図1に鎖線で示す工具62によって、ピストン26,34を容易に機械的に動かせるので、クラッチの組立て中、フランス国特許公開第2 304 826号明細書に記載されているような弾性的に軸方向に係合させる技術によって、カプリングにより内側リング28,30を、クラッチのクラッチを切る装置、通常ダイヤフラムの指状突起に作用する作動部へ軸方向に固着するのに用いられる。
例えば、工具62を中空状とし、工具を取りつけ易い形状をした外端部60と係合するようにされる。
図2に示すように、窓48は、レバー44,従ってピストン26,34が前記のごとく回転するのを防止している。またケーシング10内部を換気することができる。従って、溝付きリング40,42は保護される。
図1に示すように、ピストン26,34とレリーズベアリング20が軸方向に移動できるように、レバー44と窓48との間には隙間がある。
図2では、レバー44の回転を防ぐため、隙間は小さい。
図1に波形線で示すように、ピストン26,34を常に壁12の方へ押圧できるように、レバー44の第2端部60とケーシング10の間に、予め負荷されたバネを設け、溝付き溝付きリング40,42の間に設ける代わりとしてもよい。
レリーズベアリング20のボールベアリングの働きがよいので、この構成によれば、レバー44の振動を防ぐことができる。
図1に示すように、窓48とレバー44の第2端部60との間に保護用ベローを設けてもよい。
もし必要なら、窓の周縁を、摩擦係数の低いプラスチック材で形成し、レバー44との接触から生じるノイズと摩擦を減らすようにしてもよい。
楕円形の孔48を、軸方向に長くし、その端部を丸くしてもよい。
いずれにしろ孔48は、どんな形でもよい。
本発明は、プッシレリーズ形のクラッチに適用でき、回転できるクラッチレリーズベアリングのスラストリングは、ダイヤフラムまたはクラッチを切るレバーの指状突起の端部にスラストモードで作用する。
フランス国特許公開第2 304 826号明細書に記載されているようなクラッチ レリーズベアリング20の内側リングは、ピストン26,34を軸方向に作動させることができる。例えばピストンに結合されて軸方向に共に直動する。
外側リングは、回転でき、連係する作動部に軸方向に取りつけられている。
ピストンの端に適当なリングを、例えば強制的に取り付け、肩部としてもよい。
最後に、摩損表示装置44の第1端50を単一アームとし、ピストン26,34の一側面に向けてもよい。
摩損表示装置の旋回軸Y−Yを、ピストン26の中心軸X−Xに対して径方向にずらさなくてもよい。しかし、このような構成とすると、浄化の目的には不利である。
Claims (12)
- クラッチ ケーシング(10)内に設けられたクラッチを切る制御装置は、クラッチ レリーズベアリング(20)、及び油圧作動装置(26)(34)を備え、その少なくとも1つの作動ピストン(26)は、クラッチ レリーズベアリング(20)に結合され、軸方向に共に直動し、前記クラッチ レリーズベアリング(20)を軸方向に移動させるようになっている特に自動車用摩擦クラッチにおいて、クラッチの摩擦ライナーの摩損を表示する装置を備え、摩損表示装置(44)が作動ピストン(26)(34)に結合されて、共に軸方向に直線的に運動し、かつケーシング(10)の孔(48)を経てケーシング(10)の外に突き出ており、機械的に作動ピストン(26)の移動に関する情報を伝えるようになっていることを特徴とする自動車用摩擦クラッチ。
- 孔(48)が、楕円形であることを特徴とする請求項1記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 摩損表示装置(44)の第1端(50)が作動ピストン(26)に枢着され、かつ摩損表示装置(44)の第2端(60)がクラッチ ケーシングの窓(48)から出ており、前記第2端(60)(82)の移動測定部(86)と連係して移動しうるようになっていることを特徴とする請求項1記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 測定部は、摩損表示装置(44)の第2端(60)(82)の移動を測定するための視覚による目盛り付きスケールであることを特徴とする請求項3記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 摩損表示装置(44)の第2端(60)(82)が摩擦体(84)を備え、それが、加減抵抗器型の電気的電位差計(86)と協動するようになっていることを特徴とする請求項3記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 摩損表示装置(44)の第1端(50)が、ピストン(26)に結合されて軸方向に共に直線的に動き、ピストン(26)の軸方向にスライドする動きの中心軸(X−X)と直交する旋回軸(Y−Y)まわりに、ピストン(26)の枢着されていることを特徴とする請求項1記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 摩損表示装置(44)の旋回軸(Y−Y)が、ピストン(26)の中心軸(X−X)に対し径方向にずれていることを特徴とする請求項6記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 摩損表示装置(44)の第1端(50)が、フォーク(50A)(50B)の形をしていることを特徴とする請求項6記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 油圧作動装置が加圧流供給回路を備え、それはピストン(26)(34)の油圧作動室(38)をケーシング(10)の外部に設けられた加圧流体源と接続する少なくとも1つの供給管を備えており、かつ少なくとも一部の供給管(64A)が、摩損表示装置(44)の本体(46)内に設けられていることを特徴とする請求項6記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 摩損表示装置(44)の本体(46)が、長手方向の管(64A)を備え、その第1端(66A)は、ピストン(26)(34)で摩損表示装置(44)の第1端(50)を枢支する手段(52A)を介して、ピストン(26)(34)用の油圧作動室(38)に接続されていることを特徴とする請求項9記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 供給管(64A)の第2端(68A)が、クラッチケーシング(10)の外に通じていることを特徴とする請求項10記載の自動車用摩擦クラッチ。
- 供給回路が浄化管(64B)を備え、その少なくとも一部は、摩損表示装置(44)の本体(46)内に設けられていることを特徴とする請求項9記載の自動車用摩擦クラッチ。
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