JPH0449523Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449523Y2 JPH0449523Y2 JP19953583U JP19953583U JPH0449523Y2 JP H0449523 Y2 JPH0449523 Y2 JP H0449523Y2 JP 19953583 U JP19953583 U JP 19953583U JP 19953583 U JP19953583 U JP 19953583U JP H0449523 Y2 JPH0449523 Y2 JP H0449523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- push rod
- clutch
- attached
- wear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はクラツチデイスクの摩耗状況を検知す
る摩耗インジケータ装置に関する。
る摩耗インジケータ装置に関する。
クラツチデイスクの摩耗によりクラツチぺダル
の踏み代が変化し、クラツチのすべりを招くのを
防ぐため、クラツチデイスクの摩耗状況を確認す
る要があることは周知である。このクラツチデイ
スクの摩耗状況は従来、リリーズシヤフトレバー
の原位置すなわちクラツチ接続時の位置の経時変
化により確認している例が多い。これに関し、本
出願人は先に、リリーズシヤフトレバーに尖端部
を有するクレビスピンを用い、このクレビスピン
の尖端部の原位置の経時変化を、クラツチハウジ
ングに固定したインジケータにより確認するよう
にした装置を提案している(実願昭58−64685
号)。
の踏み代が変化し、クラツチのすべりを招くのを
防ぐため、クラツチデイスクの摩耗状況を確認す
る要があることは周知である。このクラツチデイ
スクの摩耗状況は従来、リリーズシヤフトレバー
の原位置すなわちクラツチ接続時の位置の経時変
化により確認している例が多い。これに関し、本
出願人は先に、リリーズシヤフトレバーに尖端部
を有するクレビスピンを用い、このクレビスピン
の尖端部の原位置の経時変化を、クラツチハウジ
ングに固定したインジケータにより確認するよう
にした装置を提案している(実願昭58−64685
号)。
しかしながら、この装置は、クレビスピンを用
いるすなわちリリーズシヤフトレバーとプツシユ
ロツドをクレビスにより連結するもの以外例えば
ボールジヨイントを用いるものには、適用できな
いという不具合がある。またこの装置を用い得る
場合においても、クレビスピンに先端部を設けて
いるので、それによりクレビスピンの種類が増え
るという問題があり、更に、この装置を後日組付
けるためには、クレビスピンを交換するのに、割
りピンやリターンスプリングを外さねばならない
ので作業性がよくない。
いるすなわちリリーズシヤフトレバーとプツシユ
ロツドをクレビスにより連結するもの以外例えば
ボールジヨイントを用いるものには、適用できな
いという不具合がある。またこの装置を用い得る
場合においても、クレビスピンに先端部を設けて
いるので、それによりクレビスピンの種類が増え
るという問題があり、更に、この装置を後日組付
けるためには、クレビスピンを交換するのに、割
りピンやリターンスプリングを外さねばならない
ので作業性がよくない。
したがつて本考案の目的は、リリーズシヤフト
レバーとプツシユロツドの連結方法にかかわりな
く広く適用可能な構造が簡単で組付け性が良いク
ラツチデイスクの摩耗インジケータ装置を提供す
るにある。
レバーとプツシユロツドの連結方法にかかわりな
く広く適用可能な構造が簡単で組付け性が良いク
ラツチデイスクの摩耗インジケータ装置を提供す
るにある。
本考案によれば、クラツチデイスクの摩耗状況
を検知するための摩耗インジケータ装置におい
て、クラツチのリリーズシヤフトレバーに結合さ
れてクラツチペダルからの力を伝達するプツシユ
ロツドと、前記プツシユロツドに着脱自在に取付
けられた指針と、その指針の移動方向に沿うよう
に固定部材に固着されたインジケータとを備え、
前記指針は鋼線材で作られて前記プツシユロツド
の途中に設けた係合部を挟持するU時状の基部
と、該基部と連続して伸びる指針部とよりなつて
いる。
を検知するための摩耗インジケータ装置におい
て、クラツチのリリーズシヤフトレバーに結合さ
れてクラツチペダルからの力を伝達するプツシユ
ロツドと、前記プツシユロツドに着脱自在に取付
けられた指針と、その指針の移動方向に沿うよう
に固定部材に固着されたインジケータとを備え、
前記指針は鋼線材で作られて前記プツシユロツド
の途中に設けた係合部を挟持するU時状の基部
と、該基部と連続して伸びる指針部とよりなつて
いる。
したがつて、指針はプツシユロツドの係合部に
その側方からU字状の基部を係合させればよく、
リリーズシヤフトレバーとプツシユロツドとの連
結の態様がどのような構成であつても簡単に取付
けることができる。そして、指針部がインジケー
タに近接して伸びているので、指針部とインジケ
ータとの相対位置を容易に視認することができ
る。
その側方からU字状の基部を係合させればよく、
リリーズシヤフトレバーとプツシユロツドとの連
結の態様がどのような構成であつても簡単に取付
けることができる。そして、指針部がインジケー
タに近接して伸びているので、指針部とインジケ
ータとの相対位置を容易に視認することができ
る。
それ故に適用範囲が広く、構造が簡単化でき、
組付け性が向上できる。
組付け性が向上できる。
本考案の実施に当り、固定部材としては、クラ
ツチブースタまたはクラツチハウジングが望まし
い。
ツチブースタまたはクラツチハウジングが望まし
い。
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図においてクラツチハウジング1に回動自
在に支持されているリリーズシヤフトレバー2
と、トランスミツシヨンケース3の側部に取付け
られたクラツチブースタ4から延びるプツシユロ
ツド5は、プツシユロツド5に取付けられたクレ
ビス6を介しクレビスピン7により連結されてい
る。このプツシユロツド5は、クラツチブースタ
4の伸縮作動により前後進し、リリーズシヤフト
レバー2を回動し、クラツチを断接するようにな
つている。そのプツシユロツド5の途中には、詳
細を第2図イ、ロに示すような係合部8が設けら
れており、その係合部には、詳細を第3図に示す
ような指針9が取付けられている。その指針9
は、バネ鋼線材で作られ前記係合部8に係合して
係合部8を挟持するU字状の基部10と、その基
部10に連続する渦巻きリング状の指針部11よ
りなり、支持部11の隙間12を通し、基部10
によりプツシユロツド5の側方から係合部8に取
付け得るようになつている。一方、クラツチブー
スタ4の上部には、プツシユロツド5の軸線と平
行に、インジケータ13が取付けられ、インジケ
ータ13に刻設された目盛で指針9の原位置が確
認できるようになつている。この目盛は具体的に
は、クラツチデイスク取付時の調整位置Aと、そ
の後方にあつて指針がそこまで移動したら、クラ
ツチデイスクの交換を要する要交換位置Bとより
なつている。
在に支持されているリリーズシヤフトレバー2
と、トランスミツシヨンケース3の側部に取付け
られたクラツチブースタ4から延びるプツシユロ
ツド5は、プツシユロツド5に取付けられたクレ
ビス6を介しクレビスピン7により連結されてい
る。このプツシユロツド5は、クラツチブースタ
4の伸縮作動により前後進し、リリーズシヤフト
レバー2を回動し、クラツチを断接するようにな
つている。そのプツシユロツド5の途中には、詳
細を第2図イ、ロに示すような係合部8が設けら
れており、その係合部には、詳細を第3図に示す
ような指針9が取付けられている。その指針9
は、バネ鋼線材で作られ前記係合部8に係合して
係合部8を挟持するU字状の基部10と、その基
部10に連続する渦巻きリング状の指針部11よ
りなり、支持部11の隙間12を通し、基部10
によりプツシユロツド5の側方から係合部8に取
付け得るようになつている。一方、クラツチブー
スタ4の上部には、プツシユロツド5の軸線と平
行に、インジケータ13が取付けられ、インジケ
ータ13に刻設された目盛で指針9の原位置が確
認できるようになつている。この目盛は具体的に
は、クラツチデイスク取付時の調整位置Aと、そ
の後方にあつて指針がそこまで移動したら、クラ
ツチデイスクの交換を要する要交換位置Bとより
なつている。
次に作用について説明する。
クラツチデイスク取付時は、クラツチを接続し
た際に前述のように、指針9をインジケータ13
の目盛Aに一致するようにインジケータ13の位
置を調整する。なおインジケータ13の取付穴は
長穴になつており指針9の目盛へ一致するよう調
整可能となつている。経時に、クラツチデイスク
が摩耗すると、それによりリリーズシヤフトレバ
ー2は摩耗に相当するだけ時計方向に回動し、プ
ツシユロツド5を後退させる。従つて、指針9
は、目盛Bの方に移動する。これによりクラツチ
デイスクの摩耗状況を確認することができるので
ある。最終的に、指針9が目盛Bに到達したら、
クラツチデイスクを交換し、インジケータ13の
位置を調整して指針9が目盛Aに合致するように
してやるのである。
た際に前述のように、指針9をインジケータ13
の目盛Aに一致するようにインジケータ13の位
置を調整する。なおインジケータ13の取付穴は
長穴になつており指針9の目盛へ一致するよう調
整可能となつている。経時に、クラツチデイスク
が摩耗すると、それによりリリーズシヤフトレバ
ー2は摩耗に相当するだけ時計方向に回動し、プ
ツシユロツド5を後退させる。従つて、指針9
は、目盛Bの方に移動する。これによりクラツチ
デイスクの摩耗状況を確認することができるので
ある。最終的に、指針9が目盛Bに到達したら、
クラツチデイスクを交換し、インジケータ13の
位置を調整して指針9が目盛Aに合致するように
してやるのである。
このように、指針9は構造が簡単で、プツシユ
ロツド5にプツシユロツド5を取り外すことなく
簡単に着脱することができるようになつているの
で、プツシユロツド5とリリーズシヤフトレバー
2の連結方法にかかわりなく適用することがで
き、かつ組付性は大幅に向上される。
ロツド5にプツシユロツド5を取り外すことなく
簡単に着脱することができるようになつているの
で、プツシユロツド5とリリーズシヤフトレバー
2の連結方法にかかわりなく適用することがで
き、かつ組付性は大幅に向上される。
第4図は本考案の別の実施例の指針14を示
し、基部10に連続して指針部15を角状に形成
した例である。この実施例では、指針部15の端
部15aをインジケータ13の目盛に合せるよう
にするのが望ましい。
し、基部10に連続して指針部15を角状に形成
した例である。この実施例では、指針部15の端
部15aをインジケータ13の目盛に合せるよう
にするのが望ましい。
以上説明したように本考案によれば、指針をプ
ツシユロツドに着脱自在に取付け得るようにした
ので、リリーズシヤフトレバーとプツシユロツド
の連結方法にかかわりなく広く適用し得るととも
に、構造が簡単化され、組付け性が向上される。
ツシユロツドに着脱自在に取付け得るようにした
ので、リリーズシヤフトレバーとプツシユロツド
の連結方法にかかわりなく広く適用し得るととも
に、構造が簡単化され、組付け性が向上される。
第1図は本考案の1実施例を示す全体斜視図、
第2図イは指針の取付詳細断面図、第2図ロはプ
ツシユロツドの断面図、第3図は指針の詳細正面
図、第4図は本考案の別の実施例の指針を示す正
面図である。 2……リリーズシヤフトレバー、5……プツシ
ユロツド、9,14……指針、10……基部、1
1……指針部、13……インジケータ。
第2図イは指針の取付詳細断面図、第2図ロはプ
ツシユロツドの断面図、第3図は指針の詳細正面
図、第4図は本考案の別の実施例の指針を示す正
面図である。 2……リリーズシヤフトレバー、5……プツシ
ユロツド、9,14……指針、10……基部、1
1……指針部、13……インジケータ。
Claims (1)
- クラツチデイスクの摩耗状況を検知するための
摩耗インジケータ装置において、クラツチのリリ
ーズシヤフトレバーに結合されてクラツチペダル
からの力を伝達するプツシユロツドと、前記プツ
シユロツドに着脱自在に取付けられた指針と、そ
の指針の移動方向に沿うように固定部材に固着さ
れたインジケータとを備え、前記指針は鋼線材で
作られて前記プツシユロツドの途中に設けた係合
部を挟持するU字状の基部と、該基部と連続して
伸びる指針部とよりなることを特徴とするクラツ
チデイスクの摩耗インジケータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19953583U JPS60109003U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | クラツチデイスクの摩耗インジケ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19953583U JPS60109003U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | クラツチデイスクの摩耗インジケ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60109003U JPS60109003U (ja) | 1985-07-24 |
JPH0449523Y2 true JPH0449523Y2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=30759547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19953583U Granted JPS60109003U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | クラツチデイスクの摩耗インジケ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60109003U (ja) |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP19953583U patent/JPS60109003U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60109003U (ja) | 1985-07-24 |
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