JP3541919B2 - トナーカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等における静電像を現像する際に用いられるトナーカートリッジに関する。さらに詳しくは、トナー漏れのないトナーカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
これら装置におけるトナーカートリッジは、図8に示すように、回転軸(4)のための軸受(5)箇所において回転軸(4)を挾み、上ケース(1)および下ケース(2)を超音波により溶着して形成されるものがある。
図9に示すように、これらにおいては、トナーカートリッジは上ケース(1)および下ケース(2)とが接合部において、磁性ローラなどの回転体(3)を有する回転軸(4)のための軸受(5)の内部(図9のA)にフェルトを配置し、軸受外周上に液体シリコンを塗布した上で、上ケース(1)と下ケース(2)を溶着していた。
【0003】
しかし、これらの接着剤の硬化状態は不明確であり、ときおりこれらの硬化が不十分な時には、最終的な密封を行うための超音波を当ててしまった場合、超音波によりこれらの接着剤が飛散してしまい、その結果としてトナーカートリッジの軸受け部よりトナーが漏れる(図9のB)といった事態が発生していた。
したがって、接着剤の飛散を防ぐにはその原因である超音波を当てなければいいが、上下のケースの溶着のため超音波を当てることは不可避的である。
そして、接着剤の硬化が完全に起きるように接着剤を付与した後に長期間放置すればいいが、それではトナーカートリッジの生産性が低くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、トナーの漏れがなく生産性の点で優れたトナーカートリッジを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、従来のトナーカートリッジにおける欠点を改善すべく鋭意検討した結果、上下両ケースと軸受の接触部のうちの少なくとも一つの形状が凹形状であることにより本発明の課題であるトナーの漏れがなくなることを発見した。
さらに、前記凹形状部分にゴム状弾性材料を存在させることにより、さらに本発明の課題であるトナーの漏れがなくなることを発見した。
そして、前記ゴム状弾性材料が液状シリコンであることにより、さらに本発明の課題であるトナーの漏れがなくなることを発見した。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基いて本発明を詳細に説明する。図1〜図7は本発明によるトナーカートリッジの各例を示すものであり、このうち、図1〜図3は、上下ケースと軸受の接触部の形状のうちの少なくとも一つを凹形状にし、逆の一方を凸形状にした例であり、このようにした場合には、接着剤の有無に関わらず回転軸部を挾んで上下のケースと回転軸を強固に結合させることができる。図4〜図7は、上下ケースと軸受けの接触部の形状のうちの少なくとも一つを凹形状にし、この凹形状に接着剤を保持させるように、この凹形状に対応する他のケースの接触部分又は軸受の接触部分は平坦状又は凹形状に形成した例である。これら図1〜図7においては上下ケースと軸受との接合面には間隙があるかのように誇張して描かれてるが、これは、本発明の理解を援けるためものであって、無論実際上は、このような不必要な間隙はないことが好ましい。
【0007】
図1に示される本発明のトナーカートリッジ例において、上ケース(1)および下ケース(2)は、回転軸(4)のための軸受(5)箇所において回転軸(4)を挾み超音波により溶着して形成されたものであり、上ケース(1)及び下ケース(2)には共に凹形状部(6)が設けられており、軸受(5)上にはこれら凹形状部(6)に間隙なしに嵌合するような形の凸形状部(7)が設けられている。図2に示される本発明のトナーカートリッジ例においては、逆に、軸受(5)上に、上ケース(1)の凸形状部(7)及び下ケース(2)の凸形状部(7)に接合する箇所に凹形状部(6)(6)が設けられたものである。図3に示される本発明のトナーカートリッジ例においては、上ケース(1)の凸形状部(7)に接合する軸受(5)上の箇所には凹形状部(6)が設けられ、下ケース(2)の凹形状部(6)接合する軸受(5)上の箇所には凸形状部(7)が設けられたものである。先に札名したように、これら図1〜図3に示されるトナーカートリッジ例においては、接着剤の有無に関わらず回転軸部を挾んで上下のケースと回転軸を強固に結合させることができる。
【0008】
図4〜図7は、上下ケースと軸受けの接触部の形状のうちの少なくとも一つを接着剤を保持できるような凹形状部を設けた例である。図4に示される本発明のトナーカートリッジ例においては、上ケース(1)の凹形状部(6)に対応する軸受(5)上の箇所に凹形状部(6)が設けられ、下ケース(2)の凹形状部(6)接合する軸受(5)上の箇所にも凹形状部(6)が設けられ、これら凹形状部(6)(6)により形成された空洞部に接着剤(8)が有効に配置されたものである。図5に示されるトナーカートリッジ例においては、上ケース(1)には凹形状部(6)が設けられているがこの凹形状部(6)に対応する軸受(5)上の箇所は凹凸がない平坦面であり、軸受(5)上の下ケース(2)側に凹形状部(6)が設けられているがこの凹形状部(6)に対応する下ケース(2)上の箇所は凹凸がない平坦面となっているものである。図6に示されるトナーカートリッジ例においては、軸受(5)に上下2箇所の凹形状部(6)(6)が形成されているがこれら凹形状部(6)(6)のそれぞれ対応する上ケース(1)の箇所も下ケース(2)の箇所も凹凸がない平坦面となっているものである。図7に示されるトナーカートリッジ例においては、図6に示されるトナーカートリッジ例とは逆に、上ケース(1)にも下ケース(2)にも凹形状部(6)が形成されているが、軸受(5)のこれら凹形状部(6)に対応する箇所は凹凸がない平坦面となっているものである。そして、これら図4〜図7に示される例によれば、ケース若しくは回転軸のみ凹形状としてそこの部分に接着剤(8)を入れれば、接着剤(8)は凹部に残るために、従来技術のように超音波によりかかる接着剤(8)が飛散することはなく、ケースと回転軸との密閉効果が高くトナーカートリッジからのトナー漏れが少ない。さらに、ケース並びに回転軸の両方に凹部をもうけ、そこに接着剤(8)を入れれば、さらにケースと回転軸との密閉効果が高くトナーカートリッジからのトナー漏れが少ない。
【0009】
接着剤としては各種のものが使用できるが、その中でもゴム状弾性材料が特にケースと回転軸との密閉効果が高くトナーカートリッジからのトナー漏れが少ない。
そして、そのゴム状弾性材料が液状シリコンであればさらにケースと回転軸との密閉効果が高くトナーカートリッジからのトナー漏れが少ない。
【0010】
【実施例】
以下、実施例をあげ本発明を説明するが、これらは実施例にすぎず、本発明を限定するものではない。
トナーは既存のトナーを用いカートリッジ内にトナーを充填後、白色紙上にてトナーカートリッジを上下に回転させた後に、白色紙上にトナーがこぼれ落ちたか否か確認した。結果を表1に表す。(接着剤を用いたものは、使用後6時間後に試験を行った。)
【0011】
【表1】
Figure 0003541919
【0012】
【発明の効果】
以上、詳細かつ具体的説明から明らかなように、本発明に係る、回転軸上でこれを挾んで上下のケースを貼り合わすことにより形成されるトナーカートリッジであって、接触部の形状の少なくとも一つが凹形状にすることにより、トナーの漏れがなく生産性の点で優れたトナーカートリッジを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナーカートリッジの1例を示す説明図である。
【図2】本発明のトナーカートリッジの他の1例を示す説明図である。
【図3】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を示す説明図である。
【図4】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を示す説明図である。
【図5】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を示す説明図である。
【図6】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を示す説明図である。
【図7】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を示す説明図である。
【図8】従来のトナーカートリッジを示す全体図である。
【図9】従来のトナーカートリッジに1例を示す図である。
【符号の説明】
1 上ケース
2 下ケース
3 回転体
4 回転軸
5 軸受
6 凹形状部
7 凸形状部
8 接着剤
9 含浸フエルト

Claims (1)

  1. 軸受を挟んで上下のケースの開口部を接触、貼り合わすことにより形成されるトナーカートリッジであって、該軸受と上及び下のケースの接触部の形状が、いずれか一方が凹部で他方が凸部であり、該凹部空洞部に接着剤を保持させて、軸受けと上下ケースを接触、貼り合わせた後、該貼り合わせ部を超音波により溶着せしめたことを特徴とするトナーカートリッジ。
JP24349197A 1997-08-26 1997-08-26 トナーカートリッジ Expired - Lifetime JP3541919B2 (ja)

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