JPH1165277A - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

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JPH1165277A
JPH1165277A JP9243491A JP24349197A JPH1165277A JP H1165277 A JPH1165277 A JP H1165277A JP 9243491 A JP9243491 A JP 9243491A JP 24349197 A JP24349197 A JP 24349197A JP H1165277 A JPH1165277 A JP H1165277A
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JP
Japan
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toner cartridge
bearing
rotary shaft
toner
case
Prior art date
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JP9243491A
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Toshikazu Suzuki
敏和 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーの漏れがなく生産性に優れたトナーカ
ートリッジを提供すること。 【解決手段】 軸受を挾んで上下のケースを貼り合わす
ことにより形成されるトナーカートリッジであって、接
触部の形状の少なくとも一つが凹形状であることを特徴
とするトナーカートリッジ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等における静電像を現像する際に用い
られるトナーカートリッジに関する。さらに詳しくは、
トナー漏れのないトナーカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】これら装置におけるトナーカートリッジ
は、図8に示すように、回転軸(4)のための軸受
(5)箇所において回転軸(4)を挾み、上ケース
(1)および下ケース(2)を超音波により溶着して形
成されるものがある。図9に示すように、これらにおい
ては、トナーカートリッジは上ケース(1)および下ケ
ース(2)とが接合部において、磁性ローラなどの回転
体(3)を有する回転軸(4)のための軸受(5)の内
部(図9のA)にフェルトを配置し、軸受外周上に液体
シリコンを塗布した上で、上ケース(1)と下ケース
(2)を溶着していた。
【0003】しかし、これらの接着剤の硬化状態は不明
確であり、ときおりこれらの硬化が不十分な時には、最
終的な密封を行うための超音波を当ててしまった場合、
超音波によりこれらの接着剤が飛散してしまい、その結
果としてトナーカートリッジの軸受け部よりトナーが漏
れる(図9のB)といった事態が発生していた。したが
って、接着剤の飛散を防ぐにはその原因である超音波を
当てなければいいが、上下のケースの溶着のため超音波
を当てることは不可避的である。そして、接着剤の硬化
が完全に起きるように接着剤を付与した後に長期間放置
すればいいが、それではトナーカートリッジの生産性が
低くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、トナーの漏れがなく生産性の点で優れたトナー
カートリッジを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、従来
のトナーカートリッジにおける欠点を改善すべく鋭意検
討した結果、上下両ケースと軸受の接触部のうちの少な
くとも一つの形状が凹形状であることにより本発明の課
題であるトナーの漏れがなくなることを発見した。さら
に、前記凹形状部分にゴム状弾性材料を存在させること
により、さらに本発明の課題であるトナーの漏れがなく
なることを発見した。そして、前記ゴム状弾性材料が液
状シリコンであることにより、さらに本発明の課題であ
るトナーの漏れがなくなることを発見した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明を詳細
に説明する。図1〜図7は本発明によるトナーカートリ
ッジの各例を示すものであり、このうち、図1〜図3
は、上下ケースと軸受の接触部の形状のうちの少なくと
も一つを凹形状にし、逆の一方を凸形状にした例であ
り、このようにした場合には、接着剤の有無に関わらず
回転軸部を挾んで上下のケースと回転軸を強固に結合さ
せることができる。図4〜図7は、上下ケースと軸受け
の接触部の形状のうちの少なくとも一つを凹形状にし、
この凹形状に接着剤を保持させるように、この凹形状に
対応する他のケースの接触部分又は軸受の接触部分は平
坦状又は凹形状に形成した例である。これら図1〜図7
においては上下ケースと軸受との接合面には間隙がある
かのように誇張して描かれてるが、これは、本発明の理
解を援けるためものであって、無論実際上は、このよう
な不必要な間隙はないことが好ましい。
【0007】図1に示される本発明のトナーカートリッ
ジ例において、上ケース(1)および下ケース(2)
は、回転軸(4)のための軸受(5)箇所において回転
軸(4)を挾み超音波により溶着して形成されたもので
あり、上ケース(1)及び下ケース(2)には共に凹形
状部(6)が設けられており、軸受(5)上にはこれら
凹形状部(6)に間隙なしに嵌合するような形の凸形状
部(7)が設けられている。図2に示される本発明のト
ナーカートリッジ例においては、逆に、軸受(5)上
に、上ケース(1)の凸形状部(7)及び下ケース
(2)の凸形状部(7)に接合する箇所に凹形状部
(6)(6)が設けられたものである。図3に示される
本発明のトナーカートリッジ例においては、上ケース
(1)の凸形状部(7)に接合する軸受(5)上の箇所
には凹形状部(6)が設けられ、下ケース(2)の凹形
状部(6)接合する軸受(5)上の箇所には凸形状部
(7)が設けられたものである。先に札名したように、
これら図1〜図3に示されるトナーカートリッジ例にお
いては、接着剤の有無に関わらず回転軸部を挾んで上下
のケースと回転軸を強固に結合させることができる。
【0008】図4〜図7は、上下ケースと軸受けの接触
部の形状のうちの少なくとも一つを接着剤を保持できる
ような凹形状部を設けた例である。図4に示される本発
明のトナーカートリッジ例においては、上ケース(1)
の凹形状部(6)に対応する軸受(5)上の箇所に凹形
状部(6)が設けられ、下ケース(2)の凹形状部
(6)接合する軸受(5)上の箇所にも凹形状部(6)
が設けられ、これら凹形状部(6)(6)により形成さ
れた空洞部に接着剤(8)が有効に配置されたものであ
る。図5に示されるトナーカートリッジ例においては、
上ケース(1)には凹形状部(6)が設けられているが
この凹形状部(6)に対応する軸受(5)上の箇所は凹
凸がない平坦面であり、軸受(5)上の下ケース(2)
側に凹形状部(6)が設けられているがこの凹形状部
(6)に対応する下ケース(2)上の箇所は凹凸がない
平坦面となっているものである。図6に示されるトナー
カートリッジ例においては、軸受(5)に上下2箇所の
凹形状部(6)(6)が形成されているがこれら凹形状
部(6)(6)のそれぞれ対応する上ケース(1)の箇
所も下ケース(2)の箇所も凹凸がない平坦面となって
いるものである。図7に示されるトナーカートリッジ例
においては、図6に示されるトナーカートリッジ例とは
逆に、上ケース(1)にも下ケース(2)にも凹形状部
(6)が形成されているが、軸受(5)のこれら凹形状
部(6)に対応する箇所は凹凸がない平坦面となってい
るものである。そして、これら図4〜図7に示される例
によれば、ケース若しくは回転軸のみ凹形状としてそこ
の部分に接着剤(8)を入れれば、接着剤(8)は凹部
に残るために、従来技術のように超音波によりかかる接
着剤(8)が飛散することはなく、ケースと回転軸との
密閉効果が高くトナーカートリッジからのトナー漏れが
少ない。さらに、ケース並びに回転軸の両方に凹部をも
うけ、そこに接着剤(8)を入れれば、さらにケースと
回転軸との密閉効果が高くトナーカートリッジからのト
ナー漏れが少ない。
【0009】接着剤としては各種のものが使用できる
が、その中でもゴム状弾性材料が特にケースと回転軸と
の密閉効果が高くトナーカートリッジからのトナー漏れ
が少ない。そして、そのゴム状弾性材料が液状シリコン
であればさらにケースと回転軸との密閉効果が高くトナ
ーカートリッジからのトナー漏れが少ない。
【0010】
【実施例】以下、実施例をあげ本発明を説明するが、こ
れらは実施例にすぎず、本発明を限定するものではな
い。トナーは既存のトナーを用いカートリッジ内にトナ
ーを充填後、白色紙上にてトナーカートリッジを上下に
回転させた後に、白色紙上にトナーがこぼれ落ちたか否
か確認した。結果を表1に表す。(接着剤を用いたもの
は、使用後6時間後に試験を行った。)
【0011】
【表1】トナーカートリッジの接合部の形状とトナー漏
れとの関係図
【0012】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的説明から明らかな
ように、本発明に係る、回転軸上でこれを挾んで上下の
ケースを貼り合わすことにより形成されるトナーカート
リッジであって、接触部の形状の少なくとも一つが凹形
状にすることにより、トナーの漏れがなく生産性の点で
優れたトナーカートリッジを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナーカートリッジの1例を示す説明
図である。
【図2】本発明のトナーカートリッジの他の1例を示す
説明図である。
【図3】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を
示す説明図である。
【図4】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を
示す説明図である。
【図5】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を
示す説明図である。
【図6】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を
示す説明図である。
【図7】本発明のトナーカートリッジの更に他の1例を
示す説明図である。
【図8】従来のトナーカートリッジを示す全体図であ
る。
【図9】従来のトナーカートリッジに1例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 回転体 4 回転軸 5 軸受 6 凹形状部 7 凸形状部 8 接着剤 9 含浸フエルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受を挟んで上下のケースの開口部を接
    触、貼り合わすことにより形成されるトナーカートリッ
    ジであって、接触部分の形状の少なくとも一つが凹形状
    であることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記凹形状部にゴム状弾性材料が存在す
    ることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記ゴム状弾性材料が液状シリコンであ
    ることを特徴とする請求項2に記載のトナーカートリッ
    ジ。
JP24349197A 1997-08-26 1997-08-26 トナーカートリッジ Expired - Lifetime JP3541919B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1102130A3 (de) * 1999-11-19 2002-05-02 Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Abdichten von Wellenlagern in Entwicklerstationen in elektrographischen Reproduktionseinrichtungen
JP2008304784A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Kyocera Mita Corp シール構造及びこれを備えた画像形成装置
JP2020134690A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1102130A3 (de) * 1999-11-19 2002-05-02 Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Abdichten von Wellenlagern in Entwicklerstationen in elektrographischen Reproduktionseinrichtungen
JP2008304784A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Kyocera Mita Corp シール構造及びこれを備えた画像形成装置
JP2020134690A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及び画像形成装置

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