JP3541728B2 - 粘着テープ一時保持具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数本の電線を並べ、その端部にコネクタを取り付けるワイヤーハーネスの製造に際し、粘着テープを巻き付けて所要の電線を束ねる作業に用いる粘着テープ一時保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の電装品同士は、並列する複数本の電線の端部にコネクタを備えたワイヤーハーネスを介して電気的に接続される。このワイヤーハーネスの製造工程において、粘着テープを巻き付けて所要の電線を束ねることがある。このとき、電線のまとめ作業等を粘着テープのリールを持ちながら行うのは困難であるため、作業者は、リールを一時作業台上に置いたり、ポケットに入れたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記製造工程を反復して行う場合、リールを作業台上に置いたり、ポケットに入れたりすると、テープの巻付作業時にリールを探して取り上げたり、テープの引出位置を見つけたりするのに時間がかかり、作業効率が悪いという問題がある。
【0004】
そこで、この発明は、粘着テープのリールを迅速に取り扱うことができるようにし、生産性の向上を図ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、腕に巻き付けるバンドに、粘着テープのリールの内側に嵌まるホルダを取り付け、このホルダが粘着テープのリールの内周面に弾力的に当接して粘着テープのリールを保持する粘着テープ一時保持具を提供する。
【0006】
この粘着テープ一時保持具を用いると、粘着テープのリールを一時的に腕に取り付けておき、テープが必要なときにリールを探すことなくすぐに手に取ることができる。また、リールがホルダに対して回ることがないので、テープの引出位置もすぐに見つけることができる。
【0007】
なお、前記ホルダは、バンドに固着されるブロック体の先端面に、その周縁から突出するゴム板を取り付けたものや、バンドに固着されるブロック体の外周面に出没する突起を設け、この突起を突出方向に付勢したものとするとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、この発明に係る粘着テープ一時保持具の第1の実施形態を示す。図示のように、この保持具は、腕に巻き付けるバンド1に、粘着テープのリールRの内側に嵌まるホルダ2を取り付けたものである。このバンド1は、面ファスナ3の貼着により腕に固定するものであり、ホルダ2は、バンド1に固着されるブロック体4の先端面に、その周縁から突出する円形のゴム板5を1本の取付ねじ6で取り付けたものである。
【0009】
この保持具では、粘着テープのリールRを、ゴム板5を変形させつつホルダ2に押し込むと、ゴム板5がリールRの内周面に弾力的に当接してリールRは保持される。リールRをホルダ2から引き抜くと、ゴム板5は元の形状に戻る。
【0010】
このような保持具を用いると、粘着テープのリールRを一時的に腕に取り付けておき、テープが必要なときにリールRを探すことなくすぐに手に取ることができる。また、リールRがホルダ2に対して回ることがないので、テープの引出位置もすぐに見つけることができる。また、この保持具は、様々な内径のリールRに対応できる。
【0011】
なお、ホルダ2において、図3に示す第2実施形態のように、ゴム板5を複数本の小型の取付ねじ6でブロック体4に取り付けてもよい。
【0012】
図4及び図5は、この発明に係る粘着テープ一時保持具の第3の実施形態を示す。図示のように、この保持具のホルダ2は、上記ゴム板5に代えて、十字型のブロック体4の4ヶ所の外周面にそれぞれ出没する突起7を設け、この突起7を突出方向に付勢したものとされている。突起7の表面は球面状となっている。
【0013】
この保持具では、粘着テープのリールRをホルダ2に押し込むと、リールRが突起7の頭部を押圧し、突起7がその付勢力でリールRの内周面に当接してリールRは保持される。リールRをホルダ2から引き抜くと、突起7は再びブロック体4から突出する。
【0014】
ここで、各突起7は上下にずらされているので、この保持具は、多種の幅のリールRに対応することができる。
【0015】
なお、ホルダ2において、図6に示す第4実施形態のように、ブロック体4を円筒形とし、その外周面の3ヶ所に突起7を設けてもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る粘着テープ一時保持具を用いると、粘着テープのリールを一時的に腕に取り付けておき、テープが必要なときにリールを探すことなくすぐに手に取ることができる。また、リールがホルダに対して回ることがないので、テープの引出位置もすぐに見つけることができる。このため、リールの取扱いに伴う時間のロスが抑制され、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の斜視図
【図2】同上の使用状態を示す図
【図3】この発明の第2実施形態の部分斜視図
【図4】この発明の第3実施形態の部分斜視図
【図5】同上の概略断面図
【図6】この発明の第4実施形態の部分斜視図
【符号の説明】
1 バンド
2 ホルダ
3 面ファスナ
4 ブロック体
5 ゴム板
7 突起
R リール
Claims (2)
- 腕に巻き付けるバンドに、粘着テープのリールの内側に嵌まるホルダを取り付け、このホルダが粘着テープのリールの内周面に弾力的に当接して粘着テープのリールを保持する粘着テープ一時保持具において、前記ホルダは、バンドに固着されるブロック体の先端面に、その周縁から突出するゴム板を取り付けたものであることを特徴とする粘着テープ一時保持具。
- 腕に巻き付けるバンドに、粘着テープのリールの内側に嵌まるホルダを取り付け、このホルダが粘着テープのリールの内周面に弾力的に当接して粘着テープのリールを保持する粘着テープ一時保持具において、前記ホルダは、バンドに固着されるブロック体の外周面に、ブロック体に対して出没する突起を設け、この突起を突出方向に付勢したものであることを特徴とする粘着テープ一時保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15338299A JP3541728B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 粘着テープ一時保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15338299A JP3541728B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 粘着テープ一時保持具 |
Publications (2)
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JP2000344415A JP2000344415A (ja) | 2000-12-12 |
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Family
ID=15561261
Family Applications (1)
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JP15338299A Expired - Fee Related JP3541728B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 粘着テープ一時保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3541728B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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CN106348080A (zh) * | 2015-07-22 | 2017-01-25 | 刘宏纲 | 胶带切割器 |
JP2021057310A (ja) * | 2019-10-02 | 2021-04-08 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネスの製造方法及びワイヤハーネス用テープ |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP15338299A patent/JP3541728B2/ja not_active Expired - Fee Related
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