JP3540783B2 - 版面現像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像に応じて、現像処理液に対する異なる性質を有する版面を、現像処理液で現像する版面現像装置に関し、特に、版胴に形成された版面を、現像処理液で現像する版面現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オフセット印刷機では、版胴に製版されたPS版(版面)を装着し、これに湿し水とインクを供給し、湿し水とインクの反発作用によるPS版上の画像をブランケット胴に転写し、紙に印刷を行うものである。このPS版を製版するには、版材を露光し、画像を版材に形成し、更に、画像が形成された版材を現像する必要がある。この現像方法として、液体現像方式が利用されている。
【0003】
図8は、従来の版面現像方法の説明図である。版胴11の最下部に、現像処理液110を収容した現像容器100を設け、版胴11に版面を装着する。この版面は、版面形成材を画像露光したものである。版面は、画像に応じて、現像処理液110に対する溶解度が異なる性質を有する。
【0004】
従って、版胴11を回転して、版面の各部分を現像容器100内の現像処理液110を順次通過させ、版胴11の版面の画像部分(又は非画像部分)を溶解し、版面を現像することができる。この現像は、現像処理液と版面との化学反応により進行するため、従来は、この版面の現像処理液内の通過時間(漬し時間)で、現像の進行を管理し、適切な版面の現像を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この方法では、現像処理液内を版面が通過するため、ある程度の量の現像処理液を、現像容器内に収容する必要がある。このため、版面の通過に伴い、現像処理液が飛散しやすく、装置内に、他のユニットを設けた場合には、他のユニットを汚し、機能低下を生じ易いという問題があり、且つ版胴に対する位置が制限され、配置の自由度が少ないという問題もある。
【0006】
この現像容器内の現像処理液の飛散を防止するには、版胴の最下部に設けた現像容器を大きくすることが有効である。しかし、現像容器を大きくすると、この現像装置を収容する装置が大型化するという問題がある。
【0007】
例えば、版面の交換作業を省くため、印刷機上で、製版を行う版再生型印刷機では、版胴に、感光性樹脂を塗布し、感光性樹脂を露光し、その後、現像処理液で現像して、版胴に版面を作成する。そして、この版胴の版面に湿し水とインクを供給し、湿し水とインクの反発作用による版上の画像をブランケット胴に転写し、紙に印刷を行う(例えば、特開平1−152459号公報)。この印刷機では、版胴の周囲に、湿し水とインク供給装置の他に、現像装置を含む製版機構を設ける必要があり、現像装置が大型であると、印刷機自体が大型化するため、小型の版再生型印刷機を実現するのが、困難であるという問題が生じる。
【0008】
従って、本発明の目的は、装置の配置の自由度を与えても、現像処理液の飛散を防止するための版面現像装置を提供することにある。
【0009】
又、本発明の他の目的は、現像装置の小型化を図りつつ、現像処理液の飛散を防止するための版面現像装置を提供することにある。
【0010】
更に、本発明の別の目的は、印刷機上の製版機構に好適な版面現像装置を提供することにある。
【0011】
本願発明のさらに他の目的および利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的の達成のため、本発明の版面現像装置は、画像に応じて、現像処理液に対する特性が異なるように、版胴に準備された版面に対し、現像処理液を作用させ、版面を現像する版面現像装置であり、前記版面に前記現像処理液を搬送する弾性ローラと、前記弾性ローラの前記現像処理液の膜厚を制御する装置とを有し、前記弾性ローラの回転により、前記膜厚が制御された現像処理液を、前記版面に所定時間間隔で塗布し、前記版面上の現像処理液を所定時間間隔で、新たな現像処理液に置換し、前記版胴の複数回の回転により、前記版面を現像することを特徴とする。
【0013】
本発明では、版面に現像処理液を搬送、塗布するローラに、弾性ローラを用いたため、膜厚規制部材により、弾性ローラに一定膜厚の現像処理液を形成することができる。このため、薄膜の現像処理液を版面に作用させ、現像できるため、多量の現像処理液を収容した現像容器を、版胴の最下部に設ける必要がない。即ち、版胴の最下部に限らず、版胴のいずれの位置でも、現像が可能となる。このため、版胴を有する印刷機等を小型に構成できる。
【0014】
しかも、現像処理液の溜めが極めて少なく、適量の現像処理剤を塗布するため、現像処理剤の飛散を防止できる。更に、現像処理剤の置換を行い、現像の進行を制御するため、このようにしても、所望の現像結果が得られる。
【0015】
又、本発明では、好ましくは、前記弾性ローラと、前記膜厚制御装置との間に、前記現像処理液の溜めを設けたことを特徴とする。これにより、容易に、無駄のない液溜めを形成できる。
【0017】
更に、本発明では、好ましくは、前記版胴の版面形成材料を塗布した後、前記版面形成材料に前記画像を書込んで形成された前記版面に、前記現像処理液を塗布することを特徴する。これにより、印刷機に、版再生装置を小型に搭載できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、版面現像装置、版面現像装置を適用した版再生型印刷機、他の実施の形態の順で説明する。各図において、同一の部分については同一の符号を付すものとする。なお、これらの図及び説明は本願発明を例示するものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。本願発明の趣旨に合致する限り他の実施の形態も本願発明の範疇に属し得ることは言うまでもない。
【0019】
[版面現像装置]
図1は、本発明の版面現像装置の一実施の形態の説明図、図2は、図1の版面現像装置を利用した版再生プロセスの説明図、図3は、図1の版面現像装置の現像動作説明図、図4は、図1の版面現像装置に版面現像の特性図である。
【0020】
先ず、図1の版面現像装置を説明する前に、図2により、版面現像装置を適用した印刷機上製版方法(版再生方法)を、説明する。この印刷機上製版方法は、図2(A)乃至図2(E)に示すように、「画線材塗布・乾燥工程」(図2(A))、「画像書込み工程」(図2(B))、「現像工程」(図2(C))、「印刷工程」(図2(D))及び「洗浄・再生工程」(図2(E))からなる。
【0021】
図2(A)に示すように、印刷用版体(版体)Pは、基材1と、基材1の表面(版体表面、版面)に形成される画線材(感光性版剤層)2とからなる。なお、本願明細書において、版体表面または版面とは、以下の説明から明らかになるとおり、基材1の表面のみ、感光性版剤層2のみの各種要素から構成され得るものであり、具体的構成は、場合に応じて判断されるべきものである。同様に、「版体」と言う場合は、感光性版剤層2を含む場合も、含まない場合もあり得るため、具体的構成は、場合に応じて判断されるべきものである。
【0022】
基材1は、砂目処理されたアルミニウムやステンレス等の金属、ポリマーフィルムなどで構成されている。ただし、基材1の材質は、これらアルミニウムやステンレス等の金属あるいはポリマーフィルムに限定されるものではない。この基材1の表面上には、図示しない中間層(後述する親水化層)が形成される。中間層としては、例えば、シリカ(SiO2)、シリコーン樹脂、シリコーンゴム等のシリコーン系化合物がその材質として利用される。この中間層は、基材1に親水性を付与するためと、後述する感光性版剤層2との付着を確実なものとならしめるため、また密着性を向上させるために形成されるものである。
【0023】
感光性版剤層2としては、種々の光重合性組成物を使用でき、例えば、特開平1−152459号公報に開示された疎水性感光樹脂の一層又は多層のものを適用できる。特に、本出願人等により提案された次の光重合性組成物は、好適な例である。
【0024】
(1)エチレン性単重量体及び光重合開始系を含有する光重合性組成物であって、エチレン性単量体として、一分子中に、4つ以上のウレタン結合と、4つ以上の付加重合可能な二重結合を有するウレタン系化合物を含有する光重合性組成物(特願2001−016536号)。
【0025】
(2)エチレン性化合物、ポリメチレン鎖を介して複数環が結合した構造のシアニン系増感色素カチオン及び/又はフタロシアニン系増感色素、有機硼素アニオン及び/又はハロメチル基含有化合物を含有する、800〜1300nmの近赤外線レーザー露光用光重合性組成物(特願2000−362422号)。
【0026】
(3)エチレン性不飽和化合物及び光重合開始系を含有する光重合性組成物であって、光重合開始系が、ヘキサアリールビイミダゼール系化合物又はチタノセン化合物と、ジアルキルアミノベンゼン系化合物である、400〜420nmの青紫色レーザー露光用光重合性組成物(特願2000−364310号)。
【0027】
先ず、図2(A)に示すように、基材1に前述の疎水性画線材(ポリマー)を塗布し、乾燥して、基材1上に感光性版剤層2を形成する。感光性版剤層2は、基材1表面上に反応ないし固着された際に、疎水化剤として作用する感光性版剤を、水や有機溶剤といった液体中に溶解あるいは分散させた液(感光性版剤液)を基材1表面上に塗布し、乾燥させることで形成される。
【0028】
この感光性版剤液は、感光性版剤の種類に応じて、必要であれば、水性又は油性に調整される。なお、本発明において、「水性」の基準としては、塗布する段階での液中の有機溶剤含有量が30重量%以下であり、また「油性」の基準としては、塗布する段階での液中の有機溶剤含有量が30重量%を越えるものである。
【0029】
更に、このような区別とは別に各種アルコール等の親水性の極性基を有する有機溶剤を含有させることもできる。用いる有機溶剤としては、感光性版剤が溶解,乳化あるいは分散可能なものであればよく、取扱性やコストの点からは、パラフィン系又はイソパラフィン系の溶剤が好適であるが、これに限定されるものではない。
【0030】
次に、図2(B)に示すように、感光性版剤層2に、レーザー等で画像を書き込む。更に、図2(C)に示すように、感光性版剤層2を現像処理液で現像する。これにより、感光性版剤層2の光照射部2−1は、溶解し、基材1の親水性表面が露出する。非光照射部2−2では、感光性版剤層2が残り、疎水性のままである。
【0031】
ここで、親水性表面とは、水の接触角が10°以下の表面であり、疎水性表面とは、水の接触角が50°以上、好ましくは80°以上の疎水性部分であり、印刷用の疎水性インキが容易に付着し、一方、湿し水の付着は困難な状態になっている。
【0032】
上記までの処理が終了したら、図2(D)に示すように、感光性版剤層2表面に、印刷用の疎水性インキ3と湿し水4を混合した状態で塗布する。すると、感光性版剤層2の疎水性部2−2に、疎水性インキ3が付着し、残りの親水性部分2−1には、湿し水4が優先的に癒着する一方、疎水性インキ3ははじかれて付着しない。このように画像を形成することにより、感光性版剤層2表面は、印刷用版体としての機能を有することになる。この後、通常の印刷工程を実行し、これを終了させる。即ち、ブラケット胴に転写し、紙に転写して、印刷する。
【0033】
次に、印刷用版体Pの再生方法について説明する。図2(E)に示すように、まず、インキ除去工程として、印刷終了後の感光性版剤層2表面に付着したインキ、湿し水、紙粉などを拭き取る。次に、剥離液を供給し、感光性版剤層2を分解して除去し、プレートクリーナー液で洗浄する。これにより、基材1から感光性版剤層2を剥離する。これにより、再生が終了する。
【0034】
次に、図1により、本発明の版面現像装置の実施の形態を説明する。図1において、版胴11の表面に感光性版剤層(版面)2が形成されている。現像装置13は、弾性(現像)ローラ13−1と、膜厚規制(制御)部材13−2で構成されている。弾性ローラ13−1と、膜厚規制部材13−2の間に、現像処理液の滴下管49から滴下される現像処理液の溜りCを形成する。
【0035】
溜りCの現像処理液は、膜厚規制部材13−2により、弾性ローラ13−1に一定膜厚の現像処理液5を形成する。弾性ローラ13−1の回転により、膜厚規制部材13−2で形成された一定膜厚の現像剤処理液5が、版胴11の感光性版剤層2に搬送され、感光性版剤層2の現像処理液5の置換を行う。このため、版胴11の複数回の回転により、感光性版剤層2の全周囲の現像処理液の置換が複数回行われ、現像が進行する。
【0036】
このように、版面に現像処理液を搬送、塗布するローラに、弾性ローラ13−1を用いたので、膜厚規制部材13−2により、弾性ローラ13−1に一定膜厚の現像処理液を形成することができる。このため、薄膜の現像処理液を版面に作用させ、現像できる。
【0037】
この現像処理液の塗布を行うため、多量の現像処理液を収容した現像容器を、版胴11の最下部に設ける必要がない。即ち、版胴11の最下部に限らず、版胴11のいずれの位置でも、現像が可能となる。このため、版胴を有する印刷機等を小型に構成できる。しかも、適量の現像処理剤を塗布するため、現像処理剤の飛散を防止できる。更に、現像処理剤の置換を行い、現像の進行を制御するため、このようにしても、所望の現像結果が得られる。又、このようにしても、現像処理液の溜めが少ないため、現像処理液の飛散を防止できる。
【0038】
次に、図3及び図4により、本発明の版面現像装置による現像方法の一実施の形態を説明する。図3(A)乃至図3(F)において、図2(B)の画像書込み後の基材1上の感光性版剤層2の露光部を「2−3」、非露光部を「2−2」で示す。
【0039】
図3(A)に示すように、所定量の現像処理液5を、感光剤版剤層2に塗布する。これにより、図3(B)に示すように、感光性版剤層2の露光部2−3が表面から溶解する。図3(C)に示すように、現像処理液5の溶解の飽和に達した時点で、再度、所定量の現像処理液5を、感光剤版剤層2に塗布し、溶解した露光部2−4と置換する。これにより、図3(D)に示すように、感光性版剤層2の露光部2−3が更に溶解する。
【0040】
図3(E)に示すように、現像処理液5の溶解の飽和に達した時点で、再度、所定量の現像処理液5を、感光剤版剤層2に塗布し、溶解した露光部2−4と置換する。これを繰り返すことにより、図3(F)に示すように、露光部2−3を溶解し、基材1の親水化表面2−1を露出する。
【0041】
図4は、この動作を、現像の進度と、時間で示したものであり、所定量の現像処理剤5の塗布して、感光剤版剤層2を溶解し、この所定量の現像処理剤5での溶解が飽和に到達すると、新たに、所定量の現像処理剤5を塗布し、感光性版剤層2での現像処理剤5を置換する。この置換の回数、及び現像処理剤5の膜厚(量)により、現像の進度を制御できる。
【0042】
この現像処理液の塗布を行うため、多量の現像処理液を収容した現像容器を、版胴11の最下部に設ける必要がない。即ち、版胴11の最下部に限らず、版胴11のいずれの位置でも、現像が可能となる。このため、版胴を有する印刷機等を小型に構成できる。しかも、適量の現像処理剤を塗布するため、現像処理剤の飛散を防止できる。更に、現像処理剤の置換を行い、現像の進行を制御するため、このようにしても、所望の現像結果が得られる。
【0043】
図1の構成では、溜りCの現像処理液は、膜厚規制部材13−2により、弾性ローラ13−1に一定膜厚の現像処理液5を形成する。弾性ローラ13−1の回転により、膜厚規制部材13−2で形成された一定膜厚の現像剤処理液5が、版胴11の感光性版剤層2に搬送され、感光性版剤層2の現像処理液5の置換を行う。このため、版胴11の複数回の回転により、感光性版剤層2の全周囲の現像処理液の置換が複数回行われ、現像が進行する。
【0044】
このように、現像装置13の配置に、自由度を持たせることができ、版胴11を有する装置を小型化でき、しかも、現像装置13自体を小型化できる。又、このようにしても、現像処理液の溜めが少ないため、現像処理液の飛散を防止できる。
【0045】
[版面現像装置を適用した版再生型印刷機]
次に、この版面現像装置を適用した版再生型印刷機を、図5乃至図7により、説明する。図5は、本発明の版面現像装置を適用した版再生型印刷機の構成図、図6は、その部分詳細図、図7は、版再生型印刷機の動作シーケンスの説明図である。
【0046】
図5において、印刷機10は、印刷用版体(版面)Pが巻きつけられる版胴11と、版胴11に湿し水4を供給する湿し水供給器18と、版胴11に疎水性インク3を供給するインクローラ17と、版胴11のインク画像が転写されるブラケット胴(ゴム胴)20と、用紙22をブラケット胴20と挟んで、搬送する圧胴21とを有する。
【0047】
この構成により、回転する版胴11に巻きつけられた印刷用版体Pに、インク3と湿し水4が供給され、インク画像が形成され、これが、回転するブラケット胴20に転写され、圧胴21に挟まれた用紙22に転写され、印刷が行われる。
【0048】
印刷機上製版装置では、この版胴11の周囲に、版再生モジュール(装置)19が設けられる。この版再生モジュール19は、図の矢印Aの方向に移動可能であり、版の交換時や、印刷機及び版再生モジュールのメインテナンス時に、版胴11から退避することができる。
【0049】
この版再生モジュール19は、疎水化剤(ポリマー)塗布装置14と、現像装置を兼ねる水溶液塗布装置13と、版面洗浄装置15と、画像書き込み装置16と、非接触温度センサ36とを備えている。この版再生モジュール19に対し、版胴11を挟んで、乾燥装置12が設けられている。
【0050】
この疎水化剤(ポリマー)塗布装置14と、水溶液塗布装置13と、版面洗浄装置15と、画像書き込み装置16とには、各々アクチュエータ30,31,32,33が設けられ、版胴11に接近、退避できる。これらのアクチュエータ30〜33は、例えば、エアシリンダーで構成され、制御部35により、制御される。
【0051】
印刷用版体Pは、版胴11に巻き付けられて設置される。版面洗浄(クリーニング)装置15は、ガム引き装置を内蔵し、印刷終了後の版面のインキ、湿し水、紙粉などを除去するものである。水溶液塗布装置13は、版体Pの版面に現像液を塗布し、版体Pの感光性版剤層2を現像する現像機能と、版体Pの版面に剥離液を塗布して、感光性版剤層2を分解、除去する剥離機能とを有する。
【0052】
疎水化剤塗布装置14は、感光性版剤層2を形成する感光性版剤液(ポリマーという)を、版体Pの基材1に塗布するものである。乾燥装置12は、印刷用版体Pを乾燥するものであり、基材1上に塗布された感光性版剤液を乾燥して、有機溶剤等をとばして、感光性版剤層2を容易に形成するものである。画線部書き込み装置16は、版体Pの感光性版剤層2表面に光(赤外線等)を照射して、画線部を形成するものである。例えば、レーザー露光装置で構成される。
【0053】
これら装置の配置を説明する。疎水化剤塗布装置14は、版胴11のできるだけ上の位置に設けられる。即ち、版胴11の回転方向の上流側に設けられる。疎水化剤、即ち、ポリマーは、版の性能を左右する感光性版剤層2を形成するため、最も不純物の混入を回避する必要があり、最も高い精度の塗布が必要である。感光性版剤層2を形成するだけのため、溶剤の使用量が少なく、液漏れや飛び散りも少ない。このため、洗浄装置15、水溶液塗布装置13よりも上方に配置する。
【0054】
次に、水溶液塗布装置13は、現像及び剥離の版面処理液を使用するため、水溶液を多量に使用する。このため、液漏れ量や飛び散り量が比較的多い。これによる他の装置への影響を防止するため、版胴11の出来るだけ下の位置、即ち、版胴11の回転方向の最下流側に設ける。
【0055】
画線部書き込み装置16は、処理液体による光学系の汚染、電気精密部品への悪影響を避けるため、洗浄装置15、水溶液塗布装置13より上方に設ける。又、版面に対し、水平にすることにより、部品の加工精度、取り付け精度を向上できる。逆説すれば、取り付け精度の確認が容易となる。更に、この実施の形態では、書き込み装置16が単体で退避できるため、液漏れや版胴11からの溶剤、インキの飛び散りによる汚れを回避できる。
【0056】
版面洗浄装置15は、洗浄液の飛び散り、漏れの懸念から、ポリマー塗布装置14、書き込み装置16より下方に設ける。この実施の形態では、溶剤を使用していないため、装置全体の可動が容易であるため、書き込み装置16の入れ換えるように構成し、スペースの削減を図る。
【0057】
乾燥装置12は、多量の熱を発生するため、他の装置(特に、レーザー書き込み装置16)への熱の影響を防止するため、書き込み装置16から出来るだけ遠くの位置に配置する。この実施の形態では、湿し水供給装置18の下に空きスペースがあるため、書き込み装置16から遠く、且つ空きスペースに配置している。
【0058】
版面温度センサ36は、現像工程において、現像時間(版面回転数、時間)を調整するため、版面温度を検出するものであり、水溶液塗布装置13の近くに設置し、温度測定精度を向上する。
【0059】
このように配置するため、版胴11の基材1に形成する感光性版剤層2の不純物の混入を回避でき、しかもコンパクトに構成できる。このため、既存の印刷機に設置しても、印刷機の大型化を防止できる。又、多量に溶液を使用する水溶液塗布装置13を下部に設けたため、書き込み装置や洗浄装置の汚れを防止できる。
【0060】
次に、これら装置12〜16の詳細構成を、図6により説明する。尚、図6では、図5で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。図6に示すように、ポリマー塗布装置14は、版胴11の回転(時計)方向と反対(反時計)方向に回転する塗布ローラ14−1と、ワイヤーバー14−2とを有する。
【0061】
ポリマー液供給・回収装置40は、塗布ローラ14−1とワイヤーバー14−2との間に、ポリマー液を滴下し、且つ塗布装置14からポリマー液を回収し、再使用する。塗布ローラ14−1とワイヤーバー14−2の間を通過したポリマー液が、塗布ローラ14−1で版胴11の基材1に塗布されるため、均一の厚みの感光性版剤層2を形成できる。
【0062】
洗浄装置15は、プレートクリーナ液供給装置41とインク洗浄液供給装置42とに切り換え弁43を介し接続された滴下管44を有する。洗浄装置15の本体は、洗浄用のフェルト15−1を先端に有し、滴下管44からの滴下液をフェルト15−1に受け、版胴11を洗浄する。この洗浄装置15の本体は、図のように移動可能である。
【0063】
水溶液塗布装置13は、版胴11の回転(時計)方向と反対(反時計)方向に回転する塗布ローラ(弾性ローラ)13−1と、膜厚規制ローラ(膜厚規制部材)13−2とを有する。この例では、膜厚制御装置を、膜厚規制ローラ13−2で構成する。現像液供給装置45と現像停止液供給装置46と剥離液供給装置47は、切り換え弁50を介し、水溶液塗布装置13の両ローラ13−1,13−2の間の上部に設けられた滴下管49に、各々現像液、現像停止液(例えば、水)、剥離液を供給する。
【0064】
廃液タンク48は、水溶液塗布装置13からの廃液を回収する。塗布ローラ13−1と層厚規制ローラ13−2の間を通過した処理液(現像液、現像停止液、剥離液)が、塗布ローラ13−1で版胴11の基材1に塗布されるため、多量の水溶液を使用しても、液漏れ、液の飛散を最小限に抑えることができる。
【0065】
又、水溶液塗布装置13は、現像装置と、剥離装置を兼ねているため、コンパクトな構成で、感光性版剤層2の現像と剥離ができ、印刷機上製版装置の導入が容易である。
【0066】
乾燥装置12は、版胴11にエアーを吹き付けるエアーパージ装置12−2と、版胴11に熱風を吹き付ける熱風器12−1で構成されている。エアーパージ装置12−2は、版胴11の異物を除去する。
【0067】
次に、図7により、この印刷機の動作シーケンスを説明する。
【0068】
(1)版再生装置退避工程
版再生モジュール19を版胴11から手動で退避し、版胴11にスペースを付与する。これにより、版(基材)1の交換スペースを確保できる。同様に、印刷機や再生装置のメインテナンススペースを確保できる。即ち、版再生装置の各装置を版再生モジュールとして、一体に構成することにより、モジュールを移動することにより、基材の交換、装置のメインテナンスを容易に行うことができる。
【0069】
(2)基材交換
版胴11を1回転し、旧基材1を取り出し、新基材1を取り付ける。
【0070】
(3)版再生装置復帰
版再生モジュール19を動作位置に復帰する。これにより、動作可能となる。
【0071】
(4)画線材塗布工程
図5の矢印Bに示すように、ブラケット胴20を偏心機構により、版胴11から離し、アクチュエータ30により、ポリマー塗布装置14の塗布ローラ14−1を版胴11の基材1に接触させる。次に、ポリマー液供給・回収装置40から塗布ローラ14−1にポリマー液を供給しながら、塗布ローラ14−1と版胴11を回転する。版胴11の1回転により、版胴11に取り付けられた基材1にポリマー液を塗布する。
【0072】
(5)乾燥工程
図5の塗布ローラ14−1を退避し、乾燥装置12を動作し、版胴11を回転して、版胴11の基材1に塗布されたポリマー液を乾燥し、基材1上に感光性版剤層2を形成する。この基材1上に感光性版剤層2を定着するのに、版胴11の複数回転を行う。
【0073】
(6)画像書込み工程
図5に示すように、アクチュエータ31により、画像書込み装置16を書込み位置(書込み装置16のレーザー光が、基材1の感光性版剤層2に焦点する位置)に、移動し、版胴11を回転しながら、版胴11の感光性版剤層2へ画像データに応じレーザー照射し、螺旋状に画像露光し、画像を書き込む。
【0074】
(7)現像工程
図5に示すように、アクチュエータ33により、水溶性塗布装置13の塗布ローラ13−1を版胴11の感光性版剤層2に接触させる。次に、現像液供給装置45から塗布ローラ13−1に現像液(現像処理液)を供給しながら、塗布ローラ13−1と版胴11を回転する。これにより、塗布ローラ13−1は、版胴11の感光性版剤層2に現像液を塗布し、現像を行う。この時、書込み装置16は、現像処理液による汚染を避けるため、退避することが望ましい。
【0075】
制御部50は、温度センサ36の版面検出温度を検出し、現像の進行状況を監視し、版胴11の回転数を制御する。制御部50は、版面検出温度から現像が終了(画線部と非画線部が形成された)と判定すると、現像液供給装置45からの現像液(現像処理液)の供給を停止する。
【0076】
次に、現像停止液供給装置46から塗布ローラ13−1に現像停止液(定着液、例えば、水)を供給しながら、塗布ローラ13−1と版胴11を回転し、塗布ローラ13−1により、現像停止液を版胴11の感光性版剤層2に塗布する。これにより、定着が行われる。更に、エアーパージ装置12−2により、版胴11の感光性版剤層2の現像処理液が除去される。
【0077】
(8)印刷工程
図5に示すように、印刷工程は、アクチュエータ33により、水溶液塗布装置13の塗布ローラ13−1を版胴11から退避し、インキングローラ17、湿し水供給装置18及びブランケット胴20を、版胴11に対して接する状態とする。そして、圧胴21により、紙22をブランケット胴19に接するようにして、かつ矢印Dの方向に搬送する。こうすることによって、版胴11の印刷版Pに形成されたインク像が、ブラケット胴20を介し紙22に転写され、連続的な印刷が行われる。
【0078】
(9)洗浄工程
上記したように印刷を終了した版体の再生のための洗浄は、次のように行われる。まず、アクチュエータ32により、版体洗浄装置15を版胴11に対して接した状態とし、インク洗浄液供給装置42から滴下管44に、インク洗浄液を供給する。これにより、洗浄装置15のフェルト15−1にインク洗浄液が滴下され、版胴11の感光性版剤層2の表面上に付着したインキ、湿し水、紙粉などを拭き取る。
【0079】
その後、洗浄装置15を版胴11から脱離させ、水溶性塗布装置13の塗布ローラ13−1を版胴11の感光性版剤層2に接触させる。次に、剥離液供給装置47から滴下管49に、剥離液を供給し、塗布ローラ13−1により、剥離液を版胴11の感光性版剤層2に塗布する。これにより、感光性版剤層2が分解し、塗布ローラ13−1で回収され、感光性版剤層2を剥離する。
【0080】
(10)再生工程
版体洗浄装置15を版胴11に対して接した状態とし、プレートクリーナ液(親水性処理液)供給装置41から滴下管44に、プレートクリーナ液を供給する。これにより、洗浄装置15のフェルト15−1にプレートクリーナ液が滴下され、版胴11の基材1にプレートクリーナ液が塗布され、基材1が親水化処理される。
【0081】
次に、定着停止液供給装置46から滴下管49に、定着停止液(水)を供給し、塗布ローラ13−1により、定着停止液(水)を版胴11の基材1に供給し、親水化処理液を除去する。基材1が水洗浄され、(4)の画線材の塗布が可能となる。
【0082】
[他の実施の形態]
前述の実施の形態では、ネガタイプの現像方法で説明したが、ポジタイプの現像方法も適用できる。膜厚制御装置は、ローラに限らず、ブレード等を適用できる。
【0083】
又、印刷機上で、感光性版剤の塗布、書込み、現像、洗浄、再生を行う版再生型印刷機で説明したが、塗布、洗浄、再生を行わない製版型印刷機にも適用でき、しかも、現像のみ行う製版型印刷機にも適用できる。
【0084】
現像処理液の塗布機構を、ゴムローラ等の弾性ローラで説明したが、スポンジローラ等の他の弾性を有するローラを使用できる。
【0085】
更に、前述の実施の形態では、現像装置と剥離装置を兼ねた水溶性塗布装置で説明したが、現像装置と剥離装置を別に設けても良い。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、版面に現像処理液を搬送、塗布するローラに、弾性ローラを用いたため、膜厚規制部材により、弾性ローラに一定膜厚の現像処理液を形成することができる。このため、薄膜の現像処理液を版面に作用させ、現像できるため、多量の現像処理液を収容した現像容器を、版胴の最下部に設ける必要がない。即ち、版胴の最下部に限らず、版胴のいずれの位置でも、現像が可能となる。このため、版胴を有する印刷機等を小型に構成できる。
【0087】
しかも、現像処理液の溜めが極めて少なく、適量の現像処理剤を塗布するため、現像処理剤の飛散を防止できる。更に、現像処理剤の置換を行い、現像の進行を、版胴の回転により、制御するため、このようにしても、所望の現像結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の版面現像装置の一実施の形態の構成図である。
【図2】図1の版面現像装置を使用した版再生型印刷方法の説明図である。
【図3】図1の版面現像装置の現像動作説明図である。
【図4】図3の版面現像方法の現像進行動作の説明図である。
【図5】図1の版面現像装置を適用した版再生型印刷機の構成図である。
【図6】図5の版再生型印刷機の部分詳細図である。
【図7】図5の版再生型印刷機の動作シーケンス説明図である。
【図8】従来の版面現像装置の説明図である。
【符号の説明】
1 基材
2 感光性版剤層(疎水化性版剤層)
2−1 親水化面
2−2 疎水化部
2−3 画像露光部
2−4 溶解部
3 疎水性インク
4 湿し水
5 現像処理液
10 印刷機
11 版胴
12 乾燥装置
13 版面現像装置(水溶液塗布装置)
14 疎水化溶液塗布装置
15 版面洗浄装置
16 書込み装置
17 インク供給ローラ
18 湿し水供給装置
19 版再生モジュール
20 ブラケット胴
21 圧胴
22 用紙(媒体)
30〜33 アクチュエータ
35 制御部
36 非接触温度センサ

Claims (3)

  1. 画像に応じて、現像処理液に対する特性が異なるように、版胴に準備された版面に対し、現像処理液を作用させ、版面を現像する版面現像装置において、
    前記版面に前記現像処理液を搬送する弾性ローラと、
    前記弾性ローラの前記現像処理液の膜厚を制御する装置とを有し、
    前記弾性ローラの回転により、前記膜厚が制御された現像処理液を、前記版面に所定時間間隔で塗布し、前記版面上の現像処理液を所定時間間隔で、新たな現像処理液に置換し、
    前記版胴の複数回の回転により、前記版面を現像することを
    特徴とする版面現像装置。
  2. 前記弾性ローラと、前記膜厚制御装置との間に、前記現像処理液の溜めを設けたことを
    特徴とする請求項1の版面現像装置。
  3. 前記版胴上に版面形成材料を塗布した後、前記版面形成材料に前記画像を書込んで形成された前記版面に、前記現像処理液を塗布することを
    特徴とする請求項1乃至2のいずれかの版面現像装置。
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