JP3759011B2 - 製版型印刷機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷機上で版を作成する製版型印刷機に関し、特に、版胴に画像を書込み、版面を作成する製版型印刷機に関する。さらに詳しくは、印刷のための版胴位置の調整を行っても、書込み装置と版胴の位相、位置を適切なものに設定するための製版型印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】
オフセット印刷機では、版胴に製版されたPS版を装着し、これに湿し水とインクを供給し、湿し水とインクの反発作用によるPS版上の画像をブランケット胴に転写し、紙に印刷を行うものであった。しかし、この方法では、印刷内容の変更を行うため、別に設けた製版機で印刷版(PS版)を作成し、印刷機の版胴又はPS版を交換するという作業を必要とする。
【0003】
この交換作業を省くため、印刷機上で、製版を行う印刷機上の製版方法が提案されている。例えば、特開平1−152459号公報では、版胴に、感光性樹脂を塗布し、感光性樹脂を露光し、現像して、版胴に印刷版(版面)を作成し、これに、湿し水とインクを供給し、湿し水とインクの反発作用による印刷版上の画像をブランケット胴に転写し、紙に印刷を行うことが提案されている。この方法では、版を再生するには、前述の印刷版を形成する感光性樹脂を溶解、除去することにより、前述の印刷版の作成を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
版胴を露光するには、回転する版胴に、書込み装置から画像を書込む必要がある。この書込みには、書込みヘッドが利用される。版胴に対する書込みヘッドの位置が、正確であれば、精度の高い書込みができ、高解像度の画像を書き込んだ版面を形成できる。
【0005】
しかしながら、オフセット印刷機では、紙厚や紙上での印刷位置の調整のため、印刷時に版胴の位置を調整する機構を備えている。この調整を行うと、書込みヘッドと、版胴の位相、位置関係がずれ、製版時に、高精度の版面の作成が困難であるという問題が生じる。
【0007】
従って、本発明の目的は、印刷時に、版胴の位相調整を行っても、製版時に、版胴に対する書込みヘッドの書込み位相を適切に設定するための製版型印刷機を提供することにある。
【0009】
本願発明のさらに他の目的および利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的の達成のため、本発明の製版型印刷機は、版面に少なくともインクを供給し、媒体に印刷を行う印刷機において、前記版面が形成され、回転する版胴と、前記版胴に少なくとも前記インクを供給する供給装置と、前記版胴の前記版面の画像を転写され、前記転写画像で前記媒体を印刷するブランケット胴と、前記版胴と前記ブランケット胴との位置を、前記媒体の厚み、印刷位置に応じて、調整する調整機構と、前記版胴に、印刷すべき画像を書き込む書込み装置を有し、前記版面を作成する製版装置と、前記版胴に設けられたターゲットと、前記ターゲットを検出する検出機構と、前記版胴を駆動する版胴駆動系のエンコーダ出力に応じて、前記回転する版胴に対する、前記書込み装置の書込み動作を制御し、且つ前記検出機構の出力に応じて、前記版胴駆動系のエンコーダの版胴位相に対するゼロ点を補正する制御装置とを有し、前記書込み装置は前記版胴の回転軸方向に移動する書込みヘッドを備え、同書込み装置の支持台に前記検出機構を設けてなることを特徴とする。
【0012】
本発明は、調整機構により、版胴位置が、書込み装置からずれても、版胴に設けたターゲットを、書込み装置のセンサが検出して、エンコーダのゼロ点を補正するため、書込み開始位置を均一に且つ高精度に保つことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、製版型印刷機、製版型印刷機の動作、見当・紙厚調整機構、製版時の書込み動作保障機構、他の実施の形態の順で説明する。各図において、同一の部分については同一の符号を付すものとする。なお、これらの図及び説明は本願発明を例示するものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。本願発明の趣旨に合致する限り他の実施の形態も本願発明の範疇に属し得ることは言うまでもない。
【0018】
[製版型印刷機]
図1は、本発明の製版型印刷機の一実施の形態の構成図、図2は、図1の製版型印刷機の詳細構成図、図3は、図1の製版型印刷機の版再生プロセスの説明図である。
【0019】
図1は、製版型印刷機として、版を再生する製版型印刷機を示す。この構成を説明する前に、図3により、この印刷機に適用した印刷機上製版方法(版再生方法)を、説明する。この印刷機上製版方法は、図3(A)乃至図3(E)に示すように、「画線材塗布・乾燥工程」(図3(A))、「画像書込み工程」(図3(B))、「現像工程」(図3(C))、「印刷工程」(図3(D))及び「洗浄・再生工程」(図3(E))からなる。
【0020】
図3(A)に示すように、印刷用版体(版体)Pは、基材1と、基材1の表面(版体表面、版面)に形成される画線材(光感応性層、例えば、感光性版剤層)2とからなる。なお、本願明細書において、版体表面または版面とは、以下の説明から明らかになるとおり、基材1の表面のみ、画線材(感光性版剤層)2のみの各種要素から構成され得るものであり、具体的構成は、場合に応じて判断されるべきものである。同様に、「版体」と言う場合は、感光性版剤層2を含む場合も、含まない場合もあり得るため、具体的構成は、場合に応じて判断されるべきものである。
【0021】
基材1は、砂目処理されたアルミニウムやステンレス等の金属、ポリマーフィルムなどで構成されている。ただし、基材1の材質は、これらアルミニウムやステンレス等の金属あるいはポリマーフィルムに限定されるものではない。この基材1の表面上には、図示しない中間層(後述する親水化層)が形成される。中間層としては、例えば、シリカ(SiO2)、シリコーン樹脂、シリコーンゴム等のシリコーン系化合物がその材質として利用される。この中間層は、基材1に親水性を付与するためと、後述する感光性版剤層2との付着を確実なものとならしめるため、また密着性を向上させるために形成されるものである。
【0022】
感光性版剤層2としては、種々の光重合性組成物を使用でき、例えば、特開平1−152459号公報に開示された疎水性感光樹脂の一層又は多層のものを適用できる。特に、次の光重合性組成物は、好適な例である。
【0023】
(1)エチレン性単重量体及び光重合開始系を含有する光重合性組成物であって、エチレン性単量体として、一分子中に、4つ以上のウレタン結合と、4つ以上の付加重合可能な二重結合を有するウレタン系化合物を含有する光重合性組成物(特願2001−016536号)。
【0024】
(2)エチレン性化合物、ポリメチレン鎖を介して複数環が結合した構造のシアニン系増感色素カチオン及び/又はフタロシアニン系増感色素、有機硼素アニオン及び/又はハロメチル基含有化合物を含有する、800〜1300nmの近赤外線レーザー露光用光重合性組成物(特願2000−362422号)。
【0025】
(3)エチレン性不飽和化合物及び光重合開始系を含有する光重合性組成物であって、光重合開始系が、ヘキサアリールビイミダゼール系化合物又はチタノセン化合物と、ジアルキルアミノベンゼン系化合物である、400〜420nmの青紫色レーザー露光用光重合性組成物(特願2000−364310号)。
【0026】
先ず、図3(A)に示すように、基材1に感光性版剤を溶液に溶解又は分散させた画線材液(ポリマー液)を塗布し、乾燥して、基材1上に感光性版剤層2を形成する。
【0027】
次に、図3(B)に示すように、感光性版剤層2に、レーザー等で画像を書き込む。更に、図3(C)に示すように、感光性版剤層2を現像処理液で現像する。これにより、感光性版剤層2の光照射部2−1は、溶解し、基材1の親水性表面が露出する。非光照射部2−2では、感光性版剤層2が残り、疎水性のままである。
【0028】
ここで、親水性表面とは、水の接触角が10°以下の表面であり、疎水性表面とは、水の接触角が50°以上、好ましくは80°以上の疎水性部分であり、印刷用の疎水性インキが容易に付着し、一方、湿し水の付着は困難な状態になっている。
【0029】
上記までの処理が終了したら、図3(D)に示すように、感光性版剤層2表面に、印刷用の疎水性インキ3と湿し水4を混合した状態で塗布する。すると、感光性版剤層2の疎水性部2−2に、疎水性インキ3が付着し、残りの親水性部分2−1には、湿し水4が優先的に癒着する一方、疎水性インキ3ははじかれて付着しない。このように画像を形成することにより、感光性版剤層2表面は、印刷用版体としての機能を有することになる。この後、通常の印刷工程を実行し、これを終了させる。即ち、ブランケット胴に転写し、紙に転写して、印刷する。
【0030】
次に、印刷用版体Pの再生方法について説明する。図3(E)に示すように、まず、インキ除去工程として、印刷終了後の感光性版剤層2表面に付着したインキ、湿し水、紙粉などを拭き取る。次に、剥離液を供給し、感光性版剤層2を分解して除去し、プレートクリーナー液で洗浄する。これにより、基材1から感光性版剤層2を剥離する。これにより、再生が終了する。
【0031】
次に、図1及び図2により、本発明の製版型印刷機の実施の形態を説明する。
【0032】
図1において、印刷機10は、印刷用版体(版面)Pが巻きつけられる版胴11と、版胴11に湿し水4を供給する湿し水供給器18と、版胴11に疎水性インク3を供給するインクローラ17と、版胴11のインク画像が転写されるブランケット胴(ゴム胴)20と、用紙22をブランケット胴20と挟んで、搬送する圧胴21とを有する。
【0033】
この構成により、回転する版胴11に巻きつけられた印刷用版体Pに、インク3と湿し水4が供給され、インク画像が形成され、これが、回転するブランケット胴20に転写され、圧胴21に挟まれた用紙22に転写され、印刷が行われる。
【0034】
印刷機上製版装置では、この版胴11の周囲に、版再生モジュール(製版装置)19が設けられる。この版再生モジュール19は、図の矢印Aの方向に移動可能であり、版の交換時や、印刷機及び版再生モジュールのメインテナンス時に、版胴11から退避することができる。
【0035】
この版再生モジュール19は、画線材(ポリマー)塗布装置14と、現像装置と剥離装置を兼ねる水溶液塗布装置(版面処理装置)13と、版面洗浄装置15と、画像書込み装置16と、非接触温度センサ36とを備えている。この版再生モジュール19に対し、版胴11を挟んで、乾燥装置12が設けられている。
【0036】
この画線材(ポリマー)塗布装置14と、水溶液塗布装置13と、版面洗浄装置15と、画像書込み装置16とには、各々アクチュエータ30,31,32,33が設けられ、版胴11に接近、退避できる。これらのアクチュエータ30〜33は、例えば、エアシリンダーで構成され、制御部35により、制御される。
【0037】
印刷用版体Pは、版胴11に巻き付けられて設置される。版面洗浄(クリーニング)装置15は、ガム引き装置を内蔵し、印刷終了後の版面のインキ、湿し水、紙粉などを除去するものである。水溶液塗布装置13は、版体Pの版面に現像液を塗布し、版体Pの感光性版剤層2を現像する現像機能と、版体Pの版面に剥離液を塗布して、感光性版剤層2を分解、除去する剥離機能とを有する。
【0038】
画線材塗布装置14は、感光性版剤層2を形成する感光性版剤液(ポリマーという)を、版体Pの基材1に塗布するものである。乾燥装置12は、印刷用版体Pを乾燥するものであり、基材1上に塗布された感光性版剤液を乾燥して、有機溶剤等をとばして、感光性版剤層2を容易に形成するものである。画線部書込み装置16は、版体Pの感光性版剤層2表面に光(赤外線等)を照射して、画線部を形成するものである。例えば、レーザー露光装置で構成される。
【0039】
これら装置の配置を説明する。画線材塗布装置14は、版胴11のできるだけ上の位置に設けられる。即ち、版胴11の回転方向の上流側に設けられる。疎水化剤、即ち、ポリマーは、版の性能を左右する感光性版剤層2を形成するため、最も不純物の混入を回避する必要があり、最も高い精度の塗布が必要である。感光性版剤層2を形成するだけのため、溶剤の使用量が少なく、液漏れや飛び散りも少ない。このため、洗浄装置15、水溶液塗布装置13よりも上方に配置する。
【0040】
次に、水溶液塗布装置13は、現像及び剥離の版面処理液を使用するため、水溶液を多量に使用する。このため、液漏れ量や飛び散り量が比較的多い。これによる他の装置への影響を防止するため、版胴11の出来るだけ下の位置、即ち、版胴11の回転方向の最下流側に設ける。
【0041】
画線部書込み装置16は、処理液体による光学系の汚染、電気精密部品への悪影響を避けるため、洗浄装置15、水溶液塗布装置13より上方に設ける。又、版面に対し、水平にすることにより、部品の加工精度、取り付け精度を向上できる。逆説すれば、取り付け精度の確認が容易となる。更に、この実施の形態では、書込み装置16が単体で退避できるため、液漏れや版胴11からの溶剤、インキの飛び散りによる汚れを回避できる。
【0042】
版面洗浄装置15は、洗浄液の飛び散り、漏れの懸念から、ポリマー塗布装置14、書込み装置16より下方に設ける。この実施の形態では、溶剤を使用していないため、装置全体の可動が容易であるため、書込み装置16入れ換えるように構成し、スペースの削減を図る。
【0043】
乾燥装置12は、多量の熱を発生するため、他の装置(特に、レーザー書込み装置16)への熱の影響を防止するため、書込み装置16から出来るだけ遠くの位置に配置する。この実施の形態では、湿し水供給装置18の下に空きスペースがあるため、書込み装置16から遠く、且つ空きスペースに配置している。
【0044】
版面温度センサ36は、現像工程において、現像時間(版面回転数、時間)を調整するため、版面温度を検出するものであり、水溶液塗布装置13の近くに設置し、温度測定精度を向上する。
【0045】
このように配置したので、版胴11の基材1に形成する感光性版剤層2の不純物の混入を回避でき、しかもコンパクトに構成できる。このため、既存の印刷機に設置しても、印刷機の大型化を防止できる。又、多量に溶液を使用する水溶液塗布装置13を下部に設けたため、書込み装置や洗浄装置の汚れを防止できる。
【0046】
次に、これら装置12〜16の詳細構成を、図2により説明する。尚、図2では、図1で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。図2に示すように、画線材(ポリマー)塗布装置14は、版胴11の回転(時計)方向と反対(反時計)方向に回転する塗布ローラ14−1と、ワイヤーバー14−2とを有する。
【0047】
ポリマー液供給・回収装置40は、塗布ローラ14−1とワイヤーバー14−2との間に、ポリマー液を滴下し、且つ塗布装置14からポリマー液を回収し、再使用する。塗布ローラ14−1とワイヤーバー14−2の間を通過したポリマー液が、塗布ローラ14−1で版胴11の基材1に塗布されるため、均一の厚みの感光性版剤層2を形成できる。
【0048】
洗浄装置15は、プレートクリーナ液供給装置41とインク洗浄液供給装置42とに切り換え弁43を介し接続された滴下管44を有する。洗浄装置15の本体は、洗浄用のフェルト15−1を先端に有し、滴下管44からの滴下液をフェルト15−1に受け、版胴11を洗浄する。この洗浄装置15の本体は、図のように移動可能である。
【0049】
水溶液塗布装置13は、版胴11の回転(時計)方向と反対(反時計)方向に回転する塗布ローラ(弾性ローラ)13−1と、膜厚規制ローラ(膜厚規制部材)13−2とを有する。図に示したように、現像液供給装置45と現像停止液供給装置46と剥離液供給装置47は、切り換え弁50を介し、水溶液塗布装置13の両ローラ13−1,13−2の間の上部に設けられた滴下管49に、各々現像液、現像停止液(例えば、水)、剥離液を供給する。
【0050】
廃液タンク48は、水溶液塗布装置13からの廃液を回収する。塗布ローラ13−1と層厚規制ローラ13−2の間を通過した処理液(現像液、現像停止液、剥離液)が、塗布ローラ13−1で版胴11の基材1に塗布されるため、多量の水溶液を使用しても、液漏れ、液の飛散を最小限に抑えることができる。
【0051】
又、水溶液塗布装置13は、現像装置と、剥離装置を兼ねているため、コンパクトな構成で、感光性版剤層2の現像と剥離ができ、印刷機上製版装置の導入が容易である。
【0052】
乾燥装置12は、版胴11にエアーを吹き付けるエアーパージ装置12−2と、版胴11に熱風を吹き付ける熱風器12−1で構成されている。エアーパージ装置12−2は、版胴11の異物を除去する。
【0053】
[製版型印刷機の動作]
次に、図4により、この印刷機の動作シーケンスを説明する。
【0054】
(1)版再生装置退避工程
版再生モジュール19を版胴11から手動で退避し、版胴11にスペースを付与する。これにより、版(基材)1の交換スペースを確保できる。同様に、印刷機や再生装置のメインテナンススペースを確保できる。即ち、版再生装置の各装置を版再生モジュールとして、一体に構成することにより、モジュールを移動することにより、基材の交換、装置のメインテナンスを容易に行うことができる。
【0055】
(2)基材交換
版胴11を1回転し、旧基材1を取り出し、新基材1を取り付ける。
【0056】
(3)版再生装置復帰
版再生モジュール19を動作位置に復帰する。これにより、動作可能となる。
【0057】
(4)画線材塗布工程
図6の矢印Bに示すように、ブランケット胴20を偏心機構により、版胴11から離し、アクチュエータ30により、画線材(ポリマー)塗布装置14の塗布ローラ14−1を版胴11の基材1に接触させる。次に、ポリマー液供給・回収装置40から塗布ローラ14−1にポリマー液を供給しながら、塗布ローラ14−1と版胴11を回転する。版胴11の1回転により、版胴11に取り付けられた基材1にポリマー液(画線材)を塗布する。
【0058】
(5)乾燥工程
の塗布ローラ14−1を退避し、乾燥装置12を動作し、版胴11を回転して、版胴11の基材1に塗布されたポリマー液を乾燥し、基材1上に感光性版剤層2を形成する。この基材1上に感光性版剤層2を定着するのに、版胴11の複数回転を行う。
【0059】
(6)画像書込み工程
に示すように、アクチュエータ31により、画像書込み装置16を書込み位置(書込み装置16のレーザー光が、基材1の感光性版剤層2に焦点する位置)に、移動し、版胴11を回転しながら、版胴11の感光性版剤層2へ画像データに応じレーザー照射し、螺旋状に画像露光し、画像を書き込む。
【0060】
(7)現像工程
図2及び図に示すように、アクチュエータ33により、水溶塗布装置13の塗布ローラ13−1を版胴11の感光性版剤層2に接触させる。次に、現像液供給装置45から塗布ローラ13−1に現像液(現像処理液)を供給しながら、塗布ローラ13−1と版胴11を回転する。これにより、塗布ローラ13−1は、版胴11の感光性版剤層2に現像液を塗布し、現像を行う。この時、書込み装置16は、現像処理液による汚染を避けるため、退避することが望ましい。
【0061】
制御部50は、温度センサ36の版面検出温度を検出し、現像の進行状況を監視し、版胴11の回転数を制御する。制御部50は、版面検出温度から現像が終了(画線部と非画線部が形成された)と判定すると、現像液供給装置45からの現像液(現像処理液)の供給を停止する。
【0062】
次に、現像停止液供給装置46から塗布ローラ13−1に現像停止液(定着液、例えば、水)を供給しながら、塗布ローラ13−1と版胴11を回転し、塗布ローラ13−1により、現像停止液を版胴11の感光性版剤層2に塗布する。これにより、定着が行われる。更に、エアーパージ装置12−2により、版胴11の感光性版剤層2の現像処理液が除去される。
【0063】
(8)印刷工程
1、2に示すように、印刷工程は、アクチュエータ33により、水溶液塗布装置13の塗布ローラ13−1を版胴11から退避し、インキングローラ17、湿し水供給装置18及びブランケット胴20を、版胴11に対して接する状態とする。そして、圧胴21により、紙22をブランケット胴19に接するようにして、かつ矢印Dの方向に搬送する。こうすることによって、版胴11の印刷版Pに形成されたインク像が、ブランケット胴20を介し紙22に転写され、連続的な印刷が行われる。
【0064】
(9)洗浄工程
上記したように印刷を終了した版体の再生のための洗浄は、次のように行われる。まず、アクチュエータ32により、版体洗浄装置15を版胴11に対して接した状態とし、インク洗浄液供給装置42から滴下管44に、インク洗浄液を供給する。これにより、洗浄装置15のフェルト15−1にインク洗浄液が滴下され、版胴11の感光性版剤層2の表面上に付着したインキ、湿し水、紙粉などを拭き取る。
【0065】
その後、洗浄装置15を版胴11から脱離させ、水溶塗布装置13の塗布ローラ13−1を版胴11の感光性版剤層2に接触させる。次に、剥離液供給装置47から滴下管49に、剥離液を供給し、塗布ローラ13−1により、剥離液を版胴11の感光性版剤層2に塗布する。これにより、感光性版剤層2が分解し、塗布ローラ13−1で回収され、感光性版剤層2を剥離する。
【0066】
(10)再生工程
版体洗浄装置15を版胴11に対して接した状態とし、プレートクリーナ液(親水性処理液)供給装置41から滴下管44に、プレートクリーナ液を供給する。これにより、洗浄装置15のフェルト15−1にプレートクリーナ液が滴下され、版胴11の基材1にプレートクリーナ液が塗布され、基材1が親水化処理される。
【0067】
次に、定着停止液供給装置46から滴下管49に、定着停止液(水)を供給し、塗布ローラ13−1により、定着停止液(水)を版胴11の基材1に供給し、親水化処理液を除去する。基材1が水洗浄され、(4)の画線材の塗布が可能となる。
【0068】
[見当・紙厚調整機構]
図5は、図1の構成の見当・紙厚調整機構の斜視図、図6は、紙厚調整の説明図、図7は、見当・紙厚調整動作の説明図である。
【0069】
図5に示すように、版胴11の回転軸は、偏心軸受41に軸支され、回転軸を移動できる。又、ブランケット胴(ゴム胴)20の回転軸も、偏心軸受42で軸支され、軸受42内で回転軸を移動できる。これら版胴11とブランケット胴20の回転軸は、リンク機構43で接続されている。紙厚調整レバー44は、回転により、ブランケット胴20の回転軸を偏心軸受42内で移動する。
【0070】
又、版胴11とブランケット胴20の回転軸を、各々の偏心軸受41、42内で、独立に移動する機構を、リンク機構43と別に備えている。
【0071】
先ず、紙厚調整を説明する。図6(A)、図7(A)に示すように、所定の紙厚の紙を印刷する場合には、圧胴21とブランケット胴20との間に、その紙厚に応じたすきまを設定し、圧胴21とブランケット胴20とでその厚みの紙を搬送しながら、印刷する。この時、版胴11とブランケット胴20とは、所定のベアラコンタクト圧で接触することにより、版胴11のインク画像をブランケット胴20に転写できる。
【0072】
一方、図6(B)に示すように、厚みの厚い厚紙を印刷する時は、圧胴21とブランケット胴20とでその厚みの紙を搬送しながら、印刷するため、圧胴21とブランケット胴20との間に、その紙厚に応じたすきまを設定する必要がある。この場合、圧胴は固定のため、ブランケット胴20が移動し、圧胴21とブランケット胴20との間に、厚紙の紙厚に応じたすきまを設定する。
【0073】
図6(B)に示すように、このブランケット胴20が移動した時、版胴11が移動しない場合には、版胴11とブランケット胴20とのベアラコンタクト圧が変化し、版胴11のインク画像をブランケット胴20に、良好に転写できない。
【0074】
このため、図7(B)に示すように、版胴11の偏心軸受41とリンク機構44により、ブランケット胴20の移動に伴い、版胴11が追従移動する。これにより、版胴11とブランケット胴20とのベアラコンタクト圧が一定に保たれる。
【0075】
次に、見当調整を説明する。見当調整は、紙への印刷位置(画像転写位置)を調整するものであり、3つの種類がある。1つ目は、幅方向の位置の調整のため、版胴11を版胴11の回転軸方向に移動するものである。2つ目は、紙の搬送方向(紙の長さ方向)の位置の調整のため、図7(C)の矢印に示すように、版胴11を回転させ、版胴11の位相を調整するものである。例えば、版胴を駆動するはす歯の噛み合わせを変え、版胴11の回転方向の調整を行う。3つ目は、紙の斜め方向の位置調整であり、版胴11の回転軸の両端を独立に左右移動して、斜め方向の調整を行う。
【0076】
このような紙厚・見当調整は、版動11の偏心軸受41と、偏心軸受41内で版動11の回転軸を移動するアクチュエータとにより、外部からの指示で、行われる。
【0077】
又、図7(D)に示すように、前述したように、製版時には、版動11からブランケット胴20が離れる。これも、両偏心軸受41、42の動作で実現できる。
【0078】
[製版時の書込み動作保証機構]図8は、本発明の版胴書込み装置の実施の形態の構成図、図9は、図8の構成の画像形成動作の説明図、図10は、図8の構成のゼロ復帰動作の説明図である。図中、図1、図2で説明したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
【0079】
図8において、書込み装置16は、レーザー発光素子を有する書込みヘッド160と、支持体161と、書込みヘッド160を版胴11の回転軸方向に、移動するためのモータ162、送りねじ166とを有する。図9に示すように、書込みヘッド160は、版胴11にドット露光し、版胴11の回転と書込みヘッド160の軸方向移動により、版胴11に螺旋状に画像が書き込まれる。
【0080】
この書込みヘッド160は、例えば、版胴11に20ミクロン程度のドットを書き込むため、版胴11と書込みヘッド160との距離を一定にすることにより、精度の高い書込みが可能となる。又、版胴11自体の回転位相を規定する版胴駆動系の位相に合わせて、書込みヘッド160の書込みを開始することも、高精度の画像形成に必要となる。
【0081】
即ち、図10(A)に示すように、版胴11の回転原点Rに、書込み装置16の駆動位相が一致していれば、書込み装置16は、版胴11の回転原点Rから画像を書き込みできる。一方、図10(B)、図10(C)に示すように、版胴11の回転原点Rに、書込み装置16の駆動位相が一致していない場合には、書込み装置16は、駆動位相を、版胴11の回転原点Rに一致させないと、回転原点Rから画像を書き込みができない。
【0082】
通常、駆動位相を、回転原点に一致する、即ち、回転原点でゼロ復帰するように、設計するが、前述の見当調整や紙厚調整により、版胴11が、回転及び平面方向に移動するため、ずれが生じる。図10(B)の場合は、見当調整で、版胴11の回転位置を調整した場合を示し、図10(C)の場合は、見当及び紙厚調整で、版胴11の位置がずれた場合を示す。
【0083】
このずれを補正するため、図8に示すように、版胴11の駆動系に、ロータリエンコーダ165を設け、版胴11の回転位置をカウンタ164で検出する。このカウンタ164の位相を、版胴11の回転原点に一致させるため、版胴11にターゲット11−1を設け、書込み装置16の支持台161に、ターゲット11−1を検出するセンサ167を設ける。センサ167は、光検出センサ、磁気センサ、静電センサ等周知のものを使用できる。ターゲット11−1は、このセンサ167の検出態様に合わせた部材(例えば、金属、マーク)を利用できる。
【0084】
書込み装置16の書込みヘッド160及びモータ162を制御する制御回路163(図1では、符号「35」で示した)は、エンコーダ165の出力パルスを計数するカウンタ164を有し、カウンタ164の示す版胴11の位置に応じて、書込みヘッド160及びモータ162を制御する。
【0085】
この制御回路163は、センサ167のターゲット検出出力を受け、カウンタ164をゼロリセットする。即ち、エンコーダ165の版胴位相に対するゼロ点(原点)を補正する。
【0086】
このようにして、印刷のため、版胴11が、書込み装置16から位相がずれても、これを補正することができる。このため、印刷機に製版装置を搭載しても、正確な版面の画像形成が可能となる。
【0087】
更に、本発明では、多色印刷機に適用することにより、エンコーダを1つで済ますことができる。図11は、図8の印刷機を適用した多色印刷機の構成図である。図中、図1、図2及び図8で説明したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
【0088】
図11において、多色印刷機は、図1の構成の製版型印刷機(以下、印刷ユニットという)10が複数連結されて構成される。図では、4色の印刷ユニット10−1〜10−4を設置した多色印刷機を示す。スタッカ81に積載されたカット紙は、給紙機構82により、第1色目の印刷ユニット10−4に搬送される。
【0089】
第1色目の印刷ユニット10−4では、一対のローラ27、28を介し、印刷ユニット10−4のブランケット胴20と圧胴21との間に、カット紙が搬送され、第1色目の印刷を行う。第1色目の印刷ユニット10−4で印刷されたカット紙は、中間胴23を介し、第2色目の印刷ユニット10−3のブランケット胴20と圧胴21との間に、搬送され、第2色目の印刷を行う。
【0090】
第2色目の印刷ユニット10−3で印刷されたカット紙は、複数の反転胴26、25、24を介し、第3色目の印刷ユニット10−2のブランケット胴20と圧胴21との間に、搬送され、第3色目の印刷を行う。第3色目の印刷ユニット10−2で印刷されたカット紙は、中間胴23を介し、第4色目の印刷ユニット10−1のブランケット胴20と圧胴21との間に、搬送され、第4色目の印刷を行う。
【0091】
そして、片面印刷であれば、第4色印刷ユニット10−1で印刷されたカット紙は、排紙部83の排紙ベルト29で、ホッパ84に排紙される。両面印刷の場合は、第1、第2の印刷ユニット10−4、10−3が、表面印刷を行い、第3、第4の印刷ユニット10−2、10−1が裏面印刷を行う。即ち、周知のように、反転胴25により、搬送されるカット紙の後端(尻尾)を把持し、反転胴25でカット紙の表裏を反転する。
【0092】
この多色印刷機において、各印刷ユニット10−1〜10−4に、図1及び図2の製版装置19が設けられる。又、製版装置19を制御するカウンタ164を備えた制御回路163−1〜163−4が設けられる。製版装置19の書込み装置16は、図8で示すものであり、版胴11のターゲット11−1を検出するセンサ167を備える。
【0093】
そして、各印刷ユニット10−1〜10−4の胴(版胴11、ブランケット胴20、圧胴22)を駆動する駆動系には、1つの回転モータが設けられる。この駆動系の1つの回転軸(図では、印刷ユニット10−1の圧胴21の回転軸)に、駆動系に対し、1つのロータリエンコーダ165が設けられる。
【0094】
各制御回路163−1〜163−4は、センサ167のターゲット検出出力を受け、カウンタ164をゼロリセットする。即ち、1つのエンコーダ165の版胴位相に対するゼロ点(原点)を補正する。
【0095】
このようにして、印刷のため、多色印刷機でも、各印刷ユニット10−1〜104の版胴11が、書込み装置16から位相がずれても、これを補正することができる。しかも、多色印刷機で、1つのエンコーダを利用でき、コストダウン及び設計の自由度が向上する。このため、多色印刷機に製版装置を搭載しても、正確な版面の画像形成が可能となる。
【0100】
[他の実施の形態]
前述の実施の形態では、ネガタイプの現像方法で説明したが、ポジタイプの現像方法も適用できる。
【0101】
又、印刷機上の製版装置を、印刷機上で、感光性版剤の塗布、書込み、現像、洗浄、再生を行う版再生型印刷機の適用例で説明したが、他の版再生方法や、版面の再生を省略した製版装置にも適用できる。尚、印刷機として、版面に湿し水とインクを供給するもので説明したが、湿し水を使用しないものにも適用できる。
【0102】
更に、書込み装置を、画像露光装置で説明したが、他の製版方法に利用される書込み装置、例えば、インクジェットヘッド等の書込み装置にも適用できる。同様に、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせて、適用できる。しかも、ブランケット胴と圧胴とを設けた枚葉オフセット印刷機で説明したが、新聞等の連続媒体の両面を同時印刷する輪転機等の両面印刷機にも適用できる。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、調整機構により、版胴位置が、書込み装置からずれても、版胴に設けたターゲットを、書込み装置のセンサが検出して、エンコーダのゼロ点を補正するため、書込み開始位置を均一に且つ高精度に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製版型印刷機の一実施の形態の構成図である。
【図2】 図1の製版型印刷機の部分詳細図である。
【図3】 図1の製版型印刷機に適用される製版プロセスの説明図である。
【図4】 図1の製版型印刷機の動作シーケンス説明図である。
【図5】 図1の製版型印刷機の見当・紙厚調整機構の構成図である。
【図6】 図5の紙厚調整機構の紙厚調整の説明図である。
【図7】 図5の調整機構による、紙厚調整、検討調整、製版調整の動作説明図である。
【図8】 本発明の書込み装置の実施の形態の構成図である。
【図9】 図8の書込み装置の画像形成動作の説明図である。
【図10】 図8の書込み装置の書込み動作の説明図である。
【図11】 図8の構成を適用した多色印刷機の構成図である。
【符号の説明】
1 基材
2 感光性版剤層(画線材層)
2−1 親水化面
2−2 疎水化部
3 疎水性インク
4 湿し水
10 製版型印刷機
11 版胴
12 乾燥装置
13 版面処理装置(水溶液塗布装置)
14 画線材塗布装置
15 版面洗浄装置
16 書込み装置
17 インク供給ローラ
18 湿し水供給装置
19 版再生モジュール
20 ブランケット胴
21 圧胴
22 用紙(媒体)
30〜33、71〜73 アクチュエータ
35、163 制御部
36 非接触温度セン
160 書込みヘッド
161 支持体
162 モータ
164 カウンタ
165 ロータリエンコーダ
166 送りネジ
167 センサ
11−1 ターゲット

Claims (2)

  1. 版面に少なくともインクを供給し、媒体に印刷を行う印刷機において、前記版面が形成され、回転する版胴と、前記版胴に少なくとも前記インクを供給する供給装置と、前記版胴の前記版面の画像を転写され、前記転写画像で前記媒体を印刷するブランケット胴と、前記版胴と前記ブランケット胴との位置を、前記媒体の厚み、印刷位置に応じて、調整する調整機構と、前記版胴に、印刷すべき画像を書き込む書込み装置を有し、前記版面を作成する製版装置と、前記版胴に設けられたターゲットと、前記ターゲットを検出する検出機構と、前記版胴を駆動する版胴駆動系のエンコーダ出力に応じて、前記回転する版胴に対する、前記書込み装置の書込み動作を制御し、且つ前記検出機構の出力に応じて、前記版胴駆動系のエンコーダの版胴位相に対するゼロ点を補正する制御装置とを有し、前記書込み装置は前記版胴の回転軸方向に移動する書込みヘッドを備え、同書込み装置の支持台に前記検出機構を設けてなることを特徴とする製版型印刷機。
  2. 前記製版装置は、前記版胴に版面形成層を形成する版面形成層形成機構と、前記書込み装置で書き込まれた前記版面形成層を現像して前記版面に製版し、且つ前記版面形成層を除去する版再生機構とを有することを特徴とする請求項1の製版型印刷機。
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