JP3540648B2 - プラズマ反応装置に用いるギャップ測定装置 - Google Patents

プラズマ反応装置に用いるギャップ測定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマ反応装置に用いるギャップ測定装置に関する。さらに詳しくは、対向して配置される電極と基板との間のギャップを測定するギャップ測定装置に関し、特に、狭ギャップが要求されるプラズマ反応装置に好適である。
【0002】
【従来の技術】
加工、成膜、および表面処理などのプラズマ処理においては、処理速度の高速化が要求されている。この要求に応えるため、第2700177号特許公報や特開平9−104985号公報などには、大気圧近傍の高圧力下でプラズマ処理を行う事により処理速度を高めたプラズマ反応装置が開示されている。ここで、高圧力下で安定したプラズマを維持するためには、電極と基板との間のギャップを非常に狭く設定する必要がある。
【0003】
例えば、特開平9−104985号公報におけるギャップは0.01mm〜1mmである。しかしながら、この様な微小ギャップの設定は非常に困難である。しかもギャップは、プラズマ処理の進行に伴う電極および基板の熱変形に起因して、経時的に変化する。前記の様な微小ギャップの場合には、ギャップの変化に伴いプラズマ状態も変化するため、プラズマ処理が不安定になるという問題がある。更に、ギャップが数100μmと非常に狭い場合には、電極と基板とが接触してしまうという問題も起こる。この問題は、特開平9−104985号公報に開示される様な高速回転電極を用いた場合に顕著であり、該公報のプラズマ反応装置内にはギャップ測定装置が設けられている。
【0004】
特開平9−104985号公報に開示された内容について、図15、図16を参照して説明する。図中、20はプラズマ反応装置であって、その内部に、図示しない回転駆動機構によって回転可能となされたドラム状回転電極1が配置されている。2は基板、3は高周波電源、4はステージ、5は反応容器をそれぞれ示している。基板2はステージ4上に搭載され、回転電極1と所定のギャップGを保持して対向する様に、反応容器5内に配置される。ギャップGは0.1mm程度である。反応容器5の内部には、不活性ガス及び反応ガスからなる雰囲気ガスが充填され、その圧力は1気圧程度に設定される。
【0005】
上記の構成において、回転電極1を図中の矢印DR方向に高速回転させると、粘性により、回転電極1の外周面1aに引き連れられた雰囲気ガスが、前記ギャップG内に安定に供給される。この状態で高周波電源3から回転電極1に高周波電圧を印加すると、ギャップG部でプラズマPが発生する。そして、プラズマP中の反応ガスに基づく反応性ラジカルの作用により、基板2の表面がプラズマ処理される。
【0006】
ここで、上記の装置には、更にギャップ測定装置606が備えられている。図16を参照して、ギャップ測定装置606は、光源610と、コリメータレンズ607と、集光レンズ608と、検知器611と、光ファイバ609a、609bとから構成されている。反応容器5の内部に、回転電極1と基板2との間のギャップGを挟み対向する様に、コリメータレンズ607と集光レンズ608とが設けられている。コリメータレンズ607には、光ファイバ609aを介して光源610が接続されている。集光レンズ608には光ファイバ609bを介して検知器611が接続されている。
【0007】
光源610から出射された光線は、光ファイバ609aを通りコリメータレンズ607により整形され、ギャップG部に照射される。ギャップGに照射された光線は、ギャップGよりも幅の広い光束であるため、回転電極1および基板2に妨げられる。そして、ギャップGを通過した、より幅の狭い光線が集光レンズ608により集光され、光ファイバ609bを通り検知器611で検知される。検知器611で検知される光量は、ギャップGの幅に応じて増減するため、この光量を測定する事により、ギャップGを測定する事ができる。
【0008】
以上の様にして測定したギャップGに応じて、ステージ4を上下動させる事により、回転電極1と基板2との間のギャップGを調整でき、プラズマ処理の安定化が図れる。また、電極と基板との接触が避けられるため、高速回転電極を用いた場合においても、電極や基板の破損を未然に防止できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のギャップ測定装置はギャップGの情報として、集光した光線の光量の絶対値を検出するため、プラズマ発光の影響を受けやすいという問題点があった。すなわち、集光レンズ608により集光した光線は、コリメータレンズ607から照射されギャップG部を通過した光線以外に、プラズマの発光成分も含む事になる。この結果ギャップGを、実際のギャップよりも広めに検出してしまう。
【0010】
また、従来のギャップ測定装置は、一定の広さのギャップに対して直流信号(以下「DC信号」という。)を出力するものであるから、検知器611の出力が温度の影響や低域ノイズの影響によってドリフト変動している場合には、ギャップの幅を実際とは異なる幅で検出してしまうという問題点があった。
【0011】
本発明の目的は、プラズマ発光の影響を受けることなく正確にギャップを測定することができるギャップ測定装置を提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、温度の影響や低域ノイズの影響によって検知器の出力がドリフト変動している場合であっても、正確にギャップを測定することができるギャップ測定装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るギャップ測定装置は、互いに対向して配置された電極と基板との間でプラズマを発生させ、該基板に対して成膜、加工および表面処理のうち少なくとも1つの処理を施すプラズマ反応装置に用いられ、該電極と該基板との間のギャップを測定するギャップ測定装置であって、第1光線を走査して、該ギャップへ該第1光線を間欠的に照射する投光ユニットと、該第1光線が該ギャップを通過した後の第2光線の光量を検出し、該光量に対応するパルス信号からなる受光信号を出力する受光ユニットと、該受光信号の波高値を検出する波高値検出手段と、該受光信号のパルス幅を検出するパルス幅検出手段と、該波高値検出手段の出力と該パルス幅検出手段の出力とを切り替えるスイッチと、該波高値検出手段の出力に基づいて該スイッチを切り替えるレベル判定手段とを含み、該レベル判定手段によって切り替えられたスイッチを介して出力される該波高値または該パルス幅に基づいて該ギャップを測定するギャップ測定手段と、測定された該ギャップと所定のギャップの目標値とに基づいて、該ギャップを制御するギャップ制御手段とを備え、該ギャップ測定手段によって該ギャップの時間的変化を測定しつつ、該ギャップを所定値に制御するものであり、このことにより上記目的が達成される。
【0021】
該第1光線は、実質的に単一の波長を有し、該受光ユニットは、前段に該波長を有する光線を通過させる光学フィルタを備えてもよい。
【0022】
該第1光線は、該電極と該基板との間で発生するプラズマが有する発光スペクトルのピーク波長とは異なる波長を有してもよい。
【0023】
該投光ユニットおよび該受光ユニットのうちの少なくともいずれか一方は、電磁シールドが施されるように導電性のケースで覆われてもよい。
【0027】
該電極はドラム状電極を含み、該投光ユニットは、該第1光線を、該ドラム状電極の中心軸を含み該基板の表面に対して垂直な第1の面に対して実質的に垂直に照射してもよい。
【0028】
該電極はドラム状電極を含み、該投光ユニットは、該第1光線を、該ドラム状電極の中心軸を含み該基板の表面に対して垂直な第1の面に対して所定の角度傾斜して照射してもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1〜図6を参照して説明する。本発明のギャップ測定装置106は、如何なる形態のプラズマ反応装置に対しても適用可能であるが、図15、図16に示したプラズマ反応装置20に適用した場合に、その効果が最も顕著となる。
【0031】
以下では、ギャップ測定装置106を、プラズマ反応装置20に適用した場合について説明する。プラズマ反応装置20の構成は、図15、図16の構成と同じであるので説明を省略する。
【0032】
図1は、プラズマ反応装置20内におげるギャップ測定装置106の配置を示している。プラズマPは、ドラム状の回転電極1と基板2との間のギャップG部において発生する。
【0033】
ギャップ測定装置106は、投光ユニット部106Aと受光ユニット部106Bとギャップ測定部106Cとを備える。投光ユニット部106Aは、投光ユニット7を備える。受光ユニット部106Bは、受光ユニット8を備える。ギャップ測定部106Cは、後述する波高値検出手段11を備える。
【0034】
投光ユニット7と受光ユニット8とは、ギャップGを挟んで対向している。投光ユニット7および受光ユニット8は、アルミナなどの絶縁体15a,15b上に搭載され、一部が開口した導電性ケース16a,16bに覆われている。これによって、電磁シールドが施され、投光ユニット7および受光ユニット8への高周波ノイズの影響が除去できる。前記の導電性ケース16a,16bの開口は、後述の光線9を透過させるために設けている。なお、この開口部は、ガラス等の透明な部材によって封止されていてもよい。
【0035】
図2は、投光ユニット7の内部構造を示す模式図である。図2において、光源71は連続的に発光するもので、これから出射された光線は、ポリゴンミラー72、反射鏡73、コリメータレンズ74を介して、投光ユニット7から出射される。光源71は如何なるものでもよいが、例えばレーザ光源であり、好ましくはプラズマPの発光スペクトルのピーク波長と異なる波長のものが選定される。この構成において、ポリゴンミラー72を図中のR方向に回転させると、S方向に走査する光線9が投光ユニット7から出射される。75は同期用フォトダイオードであり、走査している光線が基準位置にある事を示す同期信号を出力する。
【0036】
図3は、受光ユニット8の内部構造を示す模式図である。81は集光レンズである。82は受光素子であり、例えばフォトダイオードである。この構成により、受光ユニット8に所定の光軸で入射した光線の光量が、受光素子82によって検出される。
【0037】
なお、好ましくは、受光ユニット8の入口に光学フィルタ83を備える。光学フィルタ83は、光源71から出射される光線と同一波長の光線を通過させるものを選定する。上記の様に、プラズマPの発光スペクトルのピーク波長と異なる波長の光源71を使用し、これを選択的に通過させる光学フィルタ83と組合せる事により、後述する本実施の形態の効果はより顕著なものとなる。すなわち、本実施の形態はプラズマ発光の影響を受けないギャップ測定装置を提供するものであるが、前記の構成により、その信頼性を更に高める事ができる。
【0038】
図4(a)、(b)は、ギャップGの測定原理を示す模式図である。投光ユニット7と受光ユニット8は、ギャップGを挟んで対向している。投光ユニット7は、出射される光線9が基板2の表面2Sに対して略直角な方向Sに走査する様に配置されている。投光ユニット7から出射される光線9の幅L1は如何様にも調整可能であるが、本実施の形態では、測定すべきギャップGよりも広くなる様に調整されている。好ましくは、ギャップGよりわずかに幅広になる様に調整される。例えば、測定すべきギャップGの最大幅よりも数10%程度幅広になる様に調整すればよい。
【0039】
受光ユニット8は、投光ユニット7から出射される光線9を集光できる位置に配置されている。この構成によって、投光ユニット7から、基板2から回転電極1の方向Sに走査する光線9が出射される。光線9が図4(a)中のA点→B点まで走査する期間においては、光線9はステージ4または基板2に遮断される。また、D点→E点まで走査する期間には、回転電極1に遮断される。B点→D点まで走査する期間においてのみ、光線9はギャップG部を通過し、受光ユニット8によってその光量が検出される。検出される光量は、光線9が図4(b)中のC点に位置するときに最大となる。
【0040】
このとき、ギャップGを通過する光線の幅Lは、ギャップGの幅と等しくなる。なお、投光ユニット7から出射され、L1なる幅の光線が、特許請求の範囲に規定される第1光線に対応する。また、第1光線がギャップGを通過し、Lなる幅となった光線が特許請求の範囲に規定される第2光線に対応する。この結果、受光ユニット8(受光素子82)から出力される信号SG1は、図5に示す如くの単一パルスとなる。このパルス信号SG1の波高値HがギャップGの幅に対応する。すなわち、ギャップGが変化すると光線の幅Lが変化し、これに対応して波高値Hも変化する。なお、図5には、受光ユニット8の出力波形と併せて、図2に示した同期用フォトダイオード75の出力波形も示している。
【0041】
図4と図5とを参照して、光線9は、同期用フォトダイオード75から出力される同期信号PD1の立ち上がりタイミングt75よりもDTだけ遅延して出射され、図4(a)中のA点より走査を開始する。その後のT1なる時間間隔の間に、図4(a)中のE点まで走査する。そして、時間間隔T2の後、再度、同期用フォトダイオード75から同期信号PD2が出力される。
【0042】
上記の期間中で、光線9が図4(a)中のB点→D点まで走査する期間において、パルス信号SG1が発生する。この動作が、周期Tで繰り返される。したがって、受光ユニット8の出力パルスの波高値Hを1周期(T)毎に検出し、これを更新していく事によって、ギャップGの時間的な変化を測定する事ができる。パルス信号の波高値Hの検出は、図1中に示す波高値検出手段11によって行われる。
【0043】
波高値検出手段11は、公知の電気回路によって構成されるものであるが、例えば、以下の様に構成すればよい。すなわち、受光ユニット8の出力をA/D変換するAD変換器と、A/D変換された信号を1走査期間T1分記憶するメモリと、メモリに記憶された信号のピーク値とDCレベルとを検出しその差を算出する波高値検出回路と、前記検出された波高値信号を格納するレジスタとを備え、同期信号の立ち上がりタイミング毎に、レジスタに格納された波高値信号を出力すればよい。これをD/A変換し、ローパスフィルタで整形すれば、ギャップGの時間応答波形を得る事ができる。なお、図5に示した受光ユニット8の出力波形は、同期信号(同期用フォトダイオード75の出力)に基づいて、複数周期分(1周期:T)のアベレージング処理を施してもよい。この場合には上記と同様の手法により、アベレージング処理されたパルス信号の波高値を検出し、これを所定のタイミングで更新していけば良い。このようにすると、ギャップ測定の応答性は若干劣化するものの、受光ユニット8の出力信号に混入したランダムノイズの影響を除去できる。
【0044】
以上の様にして、回転電極1と基板2との間のギャップGが測定できる。そしてギャップGの幅に応じて、図1中のステージ4をZ方向に移動させる事により、ギャップGを所望の値に調整できる。
【0045】
ここで受光ユニット8は、所定の光軸の光線を常時検出するものであるから、ギャップG部において発生するプラズマPの発光成分も常時検出する事になる。この結果、プラズマ発光の影響を受けた場合の受光ユニット8の出力は、図6(a)中の点線で示す様な波形となる。つまり、全体的に△Hだけレベルが高くなるのみで波高値Hは変化しない。この様に、本実施の形態によれば、プラズマ発光の影響を受けないギャップ測定が可能になる。
【0046】
図6(b)は、温度の影響や低域ノイズの影響によって受光ユニット8の出力がドリフト変動している場合を示している。点線で示す波形がドリフト変動している場合であるが、波高値Hは変化しない。本実施の形態では光線がギャップに照射されるタイミングにおける受光ユニット8の出力と、光線がギャップに照射されていないときの出力との差を測定しているので、プラズマ発光などのDC的な外乱の影響を受けない。
【0047】
上記で説明した様に、本実施の形態によれば、プラズマ発光などのDC的な外乱の影響を受けずに、電極と基板との間のギャップを正確に測定する事ができる。これによって、高圧力下でのプラズマ処理の様に、電極と基板との間のギャップが非常に狭い場合であっても、ギャップを所望の値に調整できる。この結果、プラズマ処理の安定化が図れるとともに、電極と基板との接触を防止できる。この効果は、特に、接触による被害が大きなものとなる高速回転電極を用いた場合に顕著である。
【0048】
なお、ギャップ測定の感度を高めるには、前記した様に、光線9の幅L1を測定すべきギャップGよりも少し広めになる程度に調整しておく事が望ましい。この様に光線の幅を極力狭くすれば、エネルギ密度の高い状態で光線を使用できるから、ギャップ変化に対する波高値変化を急峻なものとする事ができる。
【0049】
ここで、光線9の幅L1は、必ずしも、光軸に沿って一定幅のものでなくてよく、ギャップ測定ポイントにおいて所望の広さになっていればよい。例えば、ギャップ測定ポイントの近傍において焦点を結ぶ様なビーム形状でも良い。また、これを満足する様に光軸上に適宜レンズを配置してもよい。
【0050】
(実施の形態1の変形例)
実施の形態1では、光線がギャップGに間欠的に照射される。光線がギャップGに照射されているときに検出される光量と、光線がギャップGに照射されていないときに検出される光量との差を測定しているので、プラズマ発光などのDC的な外乱の影響を受けない。したがって、上記以外の手法によってギャップGに間欠的に光線を照射しても、受光ユニット8の出力は図5と同様の波形となり、上記と同様の効果が得られる。
【0051】
例えば、図4(b)中のC点に光線9の位置を固定しておき、光線9を間欠的に出射する様にしてもよい。図示しないが、これを実現する構成例としては、パルス発光する光源とコリメータレンズとからなる投光ユニットを用いる構成や、連続発光する光源と、光線を間欠的に遮断する回転スリットと、コリメータレンズとからなる投光ユニットを用いる構成などが挙げられる。但し、光線9の位置を固定しているため、光線幅を広くしておかないと、ギャップG部に適正に光線が照射されなくなる虞れがある。
【0052】
例えば、回転電極のみが大きく熱膨張し、ギャップGを所定値に調整するために、ステージ4を下方向に移動させる様な場合である。この場合には、ギャップGの位置が下方に移動するため、光線幅を広くしておかないと、ギャップG部に適正に光線が照射されなくなる。すなわち、本変形例は、実施の形態1よりも簡単な構成ではあるが、光線幅を広めに設定しなければならず、感度が低下するという問題点を伴う。
【0053】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図7〜図10を参照して説明する。本実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、投光ユニット7から出射される光線9の幅L1が、ギャップGよりも狭い事と、図1中の波高値検出手段11をパルス幅検出手段12に変更している点である。その他は、実施の形態1と同様であり、共通の構成要素には同一の記号を付し、説明を省略する。
【0054】
図7は、本実施の形態におけるギャップ測定装置206の、プラズマ反応装置20内の配置を示している。実施の形態1と同様、ドラム状の回転電極1と基板2との間のギャップG部においてプラズマPが発生する。
【0055】
ギャップ測定装置206は、投光ユニット部106Aと受光ユニット部106Bとギャップ測定部206Cとを備える。投光ユニット部106Aは、投光ユニット7を備える。受光ユニット部106Bは、受光ユニット8を備える。ギャップ測定部206Cは、後述するパルス幅検出手段12を備える。
【0056】
図8は、本実施の形態におけるギャップ測定原理を示す模式図である。投光ユニット7と受光ユニット8はギャップGを挟んで対向している。
【0057】
図8を参照して、光線9がA点→B点まで走査する期間においては、光線9はステージ4または基板2に遮断される。また、D点→E点まで走査する期間には、回転電極1に遮断される。B点→D点まで走査する期間(例えばC点)においてのみ、光線9はギャップG部を通過し、受光ユニット8によってその光量が検出される。
【0058】
投光ユニット7から出射される光線9の幅L1はギャップGよりも狭いので、B点→D点(厳密には(B点よりもL1だけ上方位置)→(D点よりもL1だけ下方位置))まで走査する期間にギャップGを通過する光線の幅Lは、L1と等しく一定である。この結果、受光ユニット8(受光素子82)から出力される信号SG2は、図9に示す如くの単一パルスとなる。このパルス信号のパルス幅TWは、S方向に走査している光線9がギャップGの幅を移動するのに要する時間を示している。光線9は一定速度vで走査しているから、前記のパルス幅TWに速度vを乗ずる事により、ギャップGを測定する事ができる。すなわち、ギャップGが変化すると、これに対応してパルス幅TWも変化する。なお実際には、B点→(B点よりもL1だけ上方位置)までの走査期間、および(D点よりもL1だけ下方位置)→D点までの走査期間には、ギャップGを通過する光線の幅LはL1よりも狭く、これと対応しパルス信号SG2は略台形の形状をなす。このため、パルス信号の波形を整形し、パルス幅TWとギャップGとの関係を予め調べ、校正しておく必要がある。なお、図9中には、受光ユニット8の出力波形と併せて、図2に示す同期用フォトダイオード75の出力波形も示している。
【0059】
図8と図9を参照して、光線9は、同期用フォトダイオード75から出力される同期信号PD3の立ち上がりタイミングt75よりもDTだけ遅延して出射され、図8中のA点より走査を開始する。その後のT1なる時間間隔の間に、図8中のE点まで走査する。そして、時間間隔T2の後、再度、同期用フォトダイオード75から同期信号PD4が出力される。上記の期間中で、光線9が図8中のB点→D点まで走査する期間において、パルス信号SG2が発生する。この動作が、周期Tで繰り返される。
【0060】
したがって、受光ユニット8の出力パルスのパルス幅TWを1周期(T)毎に検出し、これを更新していく事によって、ギャップGの時間的な変化を測定する事ができる。パルス幅TWの検出は、図7中のパルス幅検出手段12によって行われる。
【0061】
パルス幅検出手段12は、公知の電気回路によって構成されるものであるが、例えば、以下の様に構成すればよい。すなわち、パルス信号の波形整形を行う波形整形回路と、基準クロックを発生するクロック発生回路と、波形整形された信号のパルス幅を前記クロックに基づき計数するカウンタと、カウンタによって検出されたパルス幅信号を格納するレジスタとを備え、同期信号の立ち上がりタイミング毎に、レジスタに格納されたパルス幅信号を出力すればよい。これをD/A変換し、ローパスフィルタで整形すれば、ギャップGの時間応答波形を得る事ができる。
【0062】
ここで、受光ユニット8は、所定の光軸の光線を常時検出するものであるから、ギャップG部において発生するプラズマPの発光成分も常時検出する事になる。この結果、プラズマ発光の影響を受けた場合の受光ユニット8の出力は、図10中の点線で示す様な波形となる。つまり、全体的に△Hだけレベルが高くなるのみでパルス幅TWは変化しない。この様に、本実施の形態によれば、プラズマ発光の影響を受けないギャップ測定が可能になる。
【0063】
これと同様に、温度の影響や低域ノイズの影響によって受光ユニット8の出力がドリフト変動している場合においても、パルス幅TWは変化しない。本実施の形態では、走査している光線9がギャップGの幅を移動するのに要する時間(パルス幅TW)を測定しているので、上記の様に、プラズマ発光などのDC的な外乱の影響を受けない。
【0064】
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、プラズマ発光などのDC的な外乱の影響を受けずに、電極と基板との間のギャップを正確に測定する事ができる。これによって、高圧力下でのプラズマ処理の様に、電極と基板との間のギャップが非常に狭い場合であっても、ギャップを所望の値に調整できる。この結果、プラズマ処理の安定化が図れるとともに、電極と基板との接触を防止できる。この効果は、特に、接触による被害が大きなものとなる高速回転電極を用いた場合に顕著である。
【0065】
なお、ギャップ測定の感度を高めるには、光線9の幅L1を極力狭くしておく事が望ましい。これによって、測定可能なギャップの最小値を小さくできるとともに、パルス信号のエッジを顕著なものとする事ができる。したがって、より高精度なギャップ測定が可能となる。
【0066】
(実施の形態3)
上記の実施の形態1は、光線9の幅L1よりも狭いギャップGに対して、出力パルスの波高値を検出し、ギャップを測定するものであった。また、実施の形態2は、光線9の幅L1よりも広いギャップGに対して、出力パルスのパルス幅を検出し、ギャップを測定するものであった。本発明の実施の形態3は、実施の形態1と実施の形態2とを組合せ、ギャップの測定範囲を広げる様に構成されたものである。
【0067】
図11は、本実施の形態の基本構成を示している。ギャップ測定装置306は、投光ユニット部106Aと受光ユニット部106Bとギャップ測定部306Cとを備える。投光ユニット部106Aは、投光ユニット7を備える。受光ユニット部106Bは、受光ユニット8を備える。ギャップ測定部306Cは、波高値検出手段11とパルス幅検出手段12とを備える。
【0068】
本実施の形態では、受光ユニット8の後段に、波高値検出手段11とパルス幅検出手段12の双方が接続されている。波高値検出手段11の出力信号およびパルス幅検出手段12の出力信号は、スイッチSWに入力され、何れか一方が選択される様になっている。スイッチSWは波高値検出手段11の後段に接続されたレベル判定器13の出力信号によって切替えられる。レベル判定器13は、前記出力パルスの波高値と所定の判定基準とを比較するコンパレータによって構成されている。
【0069】
前記の判定基準は、ギャップGが光線幅L1よりも若干狭い場合に、受光ユニット8より得られる出力パルスの波高値レベルに設定している。そして、受光ユニット8から出力されるパルスの波高値が、判定基準よりも低いレベルのときには、波高値検出手段11によって実施の形態1の手法でギャップを測定する。また、受光ユニット8の出力が判定基準よりも高いレベルのときには、パルス幅検出手段12によって実施の形態2の手法でギャップGを測定する。
【0070】
上記の構成により、実施の形態1および実施の形態2と同等の効果を得ながら、更に、ギャップGの測定範囲を拡大できる。
【0071】
(実施の形態1〜3の変形例)
実施の形態1〜実施の形態3の説明図面では、光線9の光軸が、ドラム状回転電極1の中心軸(回転軸R1)を含む平面P1に対して直角をなす例について示してきたが、これに限ったものではない。光線9は、測定すべきギャップを通過できればよく、図12に示す様に、前記の平面P1に対して傾斜していてもよい。また、この光軸は、ギャップ通過の前後に、反射ミラーによってその方向が変えられるものでもよい。プラズマ反応装置20のサイズに応じて、反射ミラーを併用しながら、投光ユニット7と受光ユニット8とを適宜にレイアウトすればよい。
【0072】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について、図13を参照して説明する。本実施の形態は、実施の形態1〜3で説明したギャップ測定装置106、206および306のいずれかを用いて、回転電極1と基板2との間のギャップGを所望の値に閉ループ制御するものである。図13を参照して、ギャップ測定装置106によって検出されたギャップGは、比較器31に入力され、ギャップ目標値と比較される。そして、その差信号Errが、ステージ駆動回路32に入力される。ステージ駆動回路32から出力された駆動信号VDに基づき、ステージ4がZ方向に駆動される。そして、再びギャップGが検出され、比較器31に入力される。この動作を繰り返し、フィードバックループが形成される。これによって、回転電極1と基板2との間のギャップGが所望の値に制御される。
【0073】
【実施例】
実施の形態1で説明したギャップ測定装置106を用い、プラズマ反応装置20内で、インプロセスのギャップ測定を実施した。基板2はシリコンウエハで、これをHeとSF6の混合ガスで加工した。回転電極は、直径200mm、長さ150mmのドラム形状で、これを5000rpmで回転させた。加工前のギャップは270μmに設定した。また加工中のステージ4は、Z方向に移動させず固定しておいた。
【0074】
プラズマ処理中に、ギャップGの時間的な変化を測定した結果を図14に示す。プラズマの発生に伴い経時的にギャップが狭くなっていく様子が分かるが、これは、回転電極1および基板2の熱変形量に対応している。また、加工後の定常状態におけるギャップは、加工前に比べて80μm大きくなっている。この結果と対応し、加工後の測定において、基板2は80μm加工されていた。上記より、本発明のギャップ測定装置によって、適正なギャップ測定が行えている事が分かる。
【0075】
【発明の効果】
本発明は、電極と基板との間のギャップ部に間欠的に光線を照射し、前記ギャップを通過した光線の光量に対応して出力されるパルス信号に基づいて、ギャップを測定する構成としたから、プラズマ発光などのDC的な外乱の影響を受けずに、前記ギャップを正確に測定する事ができる。これによって、高圧力下でのプラズマ処理の様に、電極と基板との間のギャップが非常に狭い場合であっても、ギャップを所望の値に調整できる。
【0076】
この結果、プラズマ処理の安定化が図れるとともに、電極と基板との接触を防止できる。この効果は、特に、接触による被害が大きなものとなる高速回転電極を用いた場合に顕著である。
【0077】
また、前記光線を基板の表面に対して略直角な方向に走査させるように構成したから、光線の幅を狭くでき、ギャップ測定感度を高める事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成図。
【図2】本発明の実施形態1における投光ユニットの内部構造図。
【図3】本発明の実施形態1における受光ユニットの内部構造図。
【図4】(a)本発明の実施形態1におけるギャップ測定原理を説明する図。
(b)本発明の実施形態1におけるギャップ測定原理を説明する図。
【図5】本発明の第1実施形態における受光ユニットの出力波形を説明するグラフ。
【図6】(a)本発明の実施形態1の効果を説明する図。
(b)本発明の実施形態1の効果を説明する図。
【図7】本発明の実施形態2の構成図。
【図8】(a)本発明の実施形態2におけるギャップ測定原理を説明する図。
(b)本発明の実施形態2におけるギャップ測定原理を説明する図。
【図9】本発明の実施形態2における受光ユニットの出力波形を説明するグラフ。
【図10】本発明の実施形態2の効果を説明する図。
【図11】本発明の実施形態3の構成図。
【図12】本発明の実施形態1〜3における変形例の説明図。
【図13】本発明の実施形態4の制御ブロック図。
【図14】本発明の実施例を説明する図。
【図15】従来技術の斜視図。
【図16】従来技術の構成図。
【符号の説明】
1 回転電極
1a 回転電極1の外周面
2 基板
3 高周波電源
4 ステージ
5 反応容器
7 投光ユニット
8 受光ユニット
9 光線
11 波高値検出手段
12 パルス幅検出手段
13 レベル判定器
15a,15b 絶縁体
16a,16b 導電性ケース
71 光源
72 ポリゴンミラー
73 反射ミラー
74 コリメータレンズ
75 フォトダイオード
81 集光レンズ
82 受光素子
31 比較器
32 ステージ駆動回路
106、206、306 ギャップ測定装置
106A 投光ユニット部
106B 受光ユニット部
106C、206C、306C ギャップ測定部
G ギャップ
P プラズマ
H 波高値
TW パルス幅

Claims (6)

  1. 互いに対向して配置された電極と基板との間でプラズマを発生させ、該基板に対して成膜、加工および表面処理のうち少なくとも1つの処理を施すプラズマ反応装置に用いられ、該電極と該基板との間のギャップを測定するギャップ測定装置であって、
    第1光線を走査して、該ギャップへ該第1光線を間欠的に照射する投光ユニットと、
    該第1光線が該ギャップを通過した後の第2光線の光量を検出し、該光量に対応するパルス信号からなる受光信号を出力する受光ユニットと、
    該受光信号の波高値を検出する波高値検出手段と、該受光信号のパルス幅を検出するパルス幅検出手段と、該波高値検出手段の出力と該パルス幅検出手段の出力とを切り替えるスイッチと、該波高値検出手段の出力に基づいて該スイッチを切り替えるレベル判定手段とを含み、該レベル判定手段によって切り替えられたスイッチを介して出力される該波高値または該パルス幅に基づいて該ギャップを測定するギャップ測定手段と、
    測定された該ギャップと所定のギャップの目標値とに基づいて、該ギャップを制御するギャップ制御手段とを備え、
    該ギャップ測定手段によって該ギャップの時間的変化を測定しつつ、該ギャップを所定値に制御する、ギャップ測定装置。
  2. 該第1光線は、実質的に単一の波長を有し、
    該受光ユニットは、前段に該波長を有する光線を通過させる光学フィルタを備える、請求項1に記載のギャップ測定装置。
  3. 該第1光線は、該電極と該基板との間で発生するプラズマが有する発光スペクトルのピーク波長とは異なる波長を有する、請求項2に記載のギャップ測定装置。
  4. 該投光ユニットおよび該受光ユニットのうちの少なくともいずれか一方は、電磁シールドが施されるように導電性のケースで覆われる、請求項1に記載のギャップ測定装置。
  5. 該電極はドラム状電極を含み、
    該投光ユニットは、該第1光線を、該ドラム状電極の中心軸を含み該基板の表面に対して垂直な第1の面に対して実質的に垂直に照射する、請求項1に記載のギャップ測定装置。
  6. 該電極はドラム状電極を含み、
    該投光ユニットは、該第1光線を、該ドラム状電極の中心軸を含み該基板の表面に対して垂直な第1の面に対して所定の角度傾斜して照射する、請求項1に記載のギャップ測定装置。
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