JP3538782B2 - ヒドロキシアルキルグルコシドの製法 - Google Patents

ヒドロキシアルキルグルコシドの製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、特殊なヒドロキシアルキルグル
コシドの製法に係る。
【0002】界面活性剤の分野では、過去数年間で顕著
な発展が見られる。世界の市場の大部分は非イオン性界
面活性剤、特にポリエトキシ化アルコール及びポリエト
キシ化アルキルフェノールで占められている。
【0003】このような非イオン性界面活性剤は、良好
な洗浄性、各種の組成に関する柔軟性(イオン性界面活
性剤との適合性)及び低い製造コストのためかなりの重
要性を獲得している。
【0004】これらの種類の非イオン性界面活性剤以外
に、最近では、ポリエトキシ基とは異なる親水基部分に
よって特徴づけられる新たな種類のものが開発されてい
る。これらの中でも、単糖及びオリゴ糖のエステルはコ
ストが低いこと及び固有の生物分解性を有することによ
り特に注目を集めている。
【0005】しかしながら、この種の長鎖エステル(た
とえばパルミチン酸から誘導されるもの)は、多くの処
方において要求されるpH8以上でのエステル基の安定性
が限られているため、実用性の点で満足できないもので
ある。
【0006】このような限定された化学安定性は、Enic
hem Augusta社名義のイタリー国特許出願MI−91A−0014
27号に開示された如く、エポキシドとヒドロキシアルキ
ルグルコシドとの反応によるエーテル結合の導入によっ
て解消される。
【0007】発明者らは、新たな工程により前記製法の
簡略化を達成すると共に、同時に良好な収率を得ること
ができた。
【0008】このように、本発明の目的は、一般式
(I) (式中、Rは−CH2−、−CH2−CH2−又は−CH2−CH(OH)
−であり;R1及びR2はそれぞれ炭素数1−18のアルキ
ル基であるか、R1又はR2は水素原子であってもよい
が、同時に水素原子であることはなく、(R1+R2)の
炭素原子の合計は常に18個以下であり;Gは、通常「還
元糖」と称される単糖、代表的には式C6H12O6又はC5H10
O5で表されるヘキソース又はペントースからH2O 1分子
が除去された残基であり、nは1−5の整数である)で
表されるヒドロキシアルキルグルコシドの製法におい
て、該製法は、(a)触媒の存在下、炭素数8−20のオ
レフィンのエポキシドをジオール又はトリオールと反応
させて、グリコール−エーテル(II)を生成させる工
程;(b)前記グリコール−エーテル(II)と、還元糖
又は加水分解によって還元糖を提供しうる化合物との、
又は前記還元糖から誘導されるメチル−、エチル−又は
ブチル−グルコシドとのグリコシデーション反応を行う
工程を包含し、前記工程(b)の反応をKa値10-8−10-1
を有する強い有機酸及び弱い有機塩基でなる二元触媒の
存在下で行うことを特徴とするヒドロキシアルキルグル
コシドの製法にある。
【0009】還元糖に関して使用されるヘキソース又は
ペントースの例としては、グルコース、マンノース、ガ
ラクトース、アラビノース、キシロース、リボース等が
ある。
【0010】さらに、加水分解して単糖を生成する高級
な糖又は置換された糖も使用される。これらの中には、
デンプン、マルトース、サッカロース、ラクトース、マ
ルトトリオース、メチル−、エチル−又はブチル−グル
コシド等がある。コストが低いこと及び入手が容易であ
ることから、単糖としてはグルコースが好適である。
【0011】本発明による方法を具体的に説明するた
め、下記の反応スキームを想定する(これに限定されな
い)。
【0012】工程(a) 工程(b) (式中、R、R1及びR2は前記と同意義であり、R3
H、CH3、エチル、ブチルである。)グリコール−エー
テル(II)の調製(工程(a))は公知である。たとえ
ば、米国特許第3,758,410号には酸性触媒の存在下にお
けるエポキシドとエチレングリコールとの反応が開示さ
れている。
【0013】エポキシ環の開環は塩基性触媒によっても
達成される。たとえば、α−エポキシドの場合、P.E.
Parker及びN.S.IsaacによるChem Rev.,1959,59,73
7の開示によれば末端炭素原子への求核攻撃による生成
物が絶対的に生成されなければならない。
【0014】一方、工程(b)では、グリコシデーショ
ン反応に関して、通常、望ましくない反応が生ずるため
問題がある。
【0015】たとえば、米国特許第4,950,743号には、
かかる望ましくない反応の1つがポリグルコース又はポ
リヒドロキシメチルフルフラールの生成であることが報
告されている。
【0016】最終生成物中に存在する場合、前者の副生
物は界面活性剤溶液を過剰に発泡させ、後者の副生物は
望ましくない黄色−褐色の着色を生ずる。
【0017】反応の経済性に関して、ポリグルコースの
生成は所望生成物の収量の損失を意味する。
【0018】特許の多くはポリグルコースの生成を抑制
するとの特殊な目的の達成を目標とするものである。た
とえば、WO特許第90/07516号は、この問題の解消に好
適な高い新油性を有する触媒の使用を開示している。
【0019】しかしながら、この場合にも、従来の酸を
使用する場合と比較して低減するが、ポリグルコースの
生成が完全には抑制されない。
【0020】従って、本発明の第1の目的は、ポリグル
コースの如き副生物を含有しないグリコシデーション生
成物を得ることにあり、これに関連して、発明者らは、
工程(b)で使用する前記触媒系が上述の従来技術の欠
点を解消することを可能にするとの知見を得た。
【0021】従って、グリコシデーション反応(工程
(b))は、Ka値10-8−10-1を有する強い有機酸及び弱
い有機塩基でなる二元触媒の存在下で行われる。
【0022】強い有機酸の例としては、ベンゼン−又は
アルキルベンゼンスルホン酸、ナフタレン−又はアルキ
ルナフタレンスルホン酸、第1級、第2級又は第3級ア
ルキルスルホン酸、モノアルキルスルフェート、モノ−
及びジアルキルホスフェート、アルキル−、アリール−
又はアルキルアリールジスルホン酸(いずれの脂肪族鎖
も炭素原子1−20個を含有するものであり、スルホン基
は陽イオン交換樹脂を含有する)がある。
【0023】弱い有機塩基の例としては、ピロリジン、
ピコリン、ルチジン、コリジン、キノリン、イソキノリ
ン、キナルジン、ピラジン、プテリジン、テトラメチル
尿素等がある。
【0024】触媒は、等量の前記酸及び塩基を混合する
ことにより別個に又は「その場で」容易に調製される。
【0025】好適な触媒は、ピリジンとアルキルベンゼ
ンスルホン酸又は第2級アルキルスルホン酸(たとえば
特開平−275663号の開示に従って調製される)との塩
である。
【0026】中でも、ピリジンと炭素原子14−17個を含
有する第2級アルキルスルホン酸(SASA)との塩が好適
である。
【0027】触媒は還元糖又は上述の等価物(すなわ
ち、加水分解して還元糖を放出する化合物)1モル当たり
0.001−0.1モル、好ましくは0.01−0.05モルの範囲内の量で
使用される。
【0028】この触媒の特異な性質は、後述の実施例8
に開示する比較テスト(p−トルエンスルホン酸の如き
一般的な酸の存在下でグリコシデーション反応が行われ
る)によって明らかになるであろう。
【0029】実施例7のテストのものと同じ条件(温
度、圧力及び反応系の撹拌速度)下で操作し、化学量論
量の水が留去された時点で上述の両反応を停止させる
際、実施例8ではかなりの量のポリグルコースが生成さ
れるが、実施例7の触媒を使用する場合には、グルコー
スが主に存在し、つづいて回収、再使用される。
【0030】従って、最終生成物は全くポリグルコース
を含有しておらず、この点は従来技術と比べて本発明の
代表的な特徴である。
【0031】上述の触媒を使用する場合には、反応速度
の制御も容易であり、高いヒドロキシアルキル−モノグ
ルコシドレベルを有する一般式(I)の生成物(たとえ
ば、上記一般式(I)においてn=1の生成物70%以上
を含有する混合物)を容易に得ることができる。
【0032】さらに、上述の二元触媒を使用することに
より、反応終了時、たとえばp−トルエンスルホン酸の
如き従来の酸性触媒を使用して得られる相当の生成物よ
りも着色の程度の少ない生成物が得られる。
【0033】しかしながら、過剰のグリコール−エーテ
ル(II)を除去するために蒸留を利用する場合(温度19
0−200℃、減圧0.2−0.5mmHgが必要である)、特に蒸留
時間が1−2時間を越えると褐色に着色した生成物が得
られる。
【0034】しかし、かかる着色は、科学文献から公知
の多くの反応体[たとえばH2O2(米国特許第3,450,690
号)、過ホウ酸ナトリウム(米国特許第3,839,318号)
又は他の同等の漂白剤(たとえば、次亜塩素酸アルカ
リ、アルカリペルスルフェート等)]を使用することに
よって界面活性剤水溶液が容易に許容範囲の色に調節さ
れるため問題とはならない。
【0035】本発明による方法の工程(a)では、ジオ
ールをエポキシド(III)の化学量論量と同じ又はそれ
より大の量、すなわちエポキシド(III)1モル当たり1
−15モルの量で使用し、一方、工程(b)では、グリコー
ル−エーテル(II)を還元糖の化学量論量と同じ又はそ
れより大の量(詳細については後述する)で使用する。
【0036】さらに、本発明の方法の工程(a)におい
てジオールは溶媒(すなわち反応混合物の液状媒体)と
しても機能する。工程(b)では、溶媒の機能はグリコ
ール−エーテル(II)によって達成される。
【0037】工程(a)における反応体としては、一般
に、一般式(III)においてR1及びR2が前記と同意義
であるエポキシドの混合物を使用する。これらの混合物
自体は、たとえば英国特許第2,055,821号及び米国特許
第4,595,671号に開示された方法に従って、直鎖状オレ
フィンの相当する混合物を過酸化水素と反応させること
によって得られる。
【0038】グリコシデーション反応(工程(b))で
は還元糖又は上述の等価物:グリコール−エーテル(I
I)のモル比は1:2−1:10、好ましくは1:3−
1:6の範囲内である。
【0039】かかるモル比の値の選択により、一般式
(I)で表される最終生成物の特性を制御することが可
能となる。高度の重合度(n)を有する生成物が望まれ
る場合には、1:2の如きモル比を使用し、一方、主と
してヒドロキシアルキル−モノグリコシド(n=1)を
含有する生成物が望まれる場合には、1:6の如きモル
比を使用する。
【0040】反応温度は90−130℃であり、好適な範囲
は110−120℃である。
【0041】工程(b)の縮合の間にR3−OH(ここで
3は前記と同意義である)が生成するが、これを窒素
の如き不活性なガス流と共に、又は反応が減圧下で行わ
れる場合には蒸留によって除去する。
【0042】多量のヒドロキシアルキル−モノグリコシ
ド(一般式(I)においてn=1)を得るためには、炭
水化物の変化が完了しないうちに反応を停止させる。
【0043】この場合、未反応の炭水化物をさらに容易
に回収するためには、反応系を炭水化物が不溶の溶媒
(たとえばヘキサン又はヘプタン)で希釈することが望
ましい。
【0044】このように希釈することは反応混合物を液
状物とするため、従って濾過により炭水化物を容易に分
離できる点で有利である。
【0045】上記希釈剤の使用は触媒を部分的に沈殿さ
せることになり、つづいて(部分的に)再循環される。
【0046】濾液の溶液を、使用した触媒1モル当たり少
なくとも1モルの強塩基と混合する。ここで、「強塩基」
は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物及び
アルカリ金属アルコキシドを意味する。好適な塩基は、
水酸化ナトリウム及びナトリウムメトキシドである。
【0047】得られた混合物から希釈溶媒を減圧(30−
150mmHg)下、回転エバポレーター内において浴温度30
−100℃で回収する。
【0048】ついで、一般式(II)の未反応グリコール
−エーテルを減圧(0.1−0.5mmHg)下、浴温度190−200
℃で留去する。
【0049】かかる蒸留は一般的な装置又は好ましくは
薄膜エバポレーターを使用して行われる。
【0050】上記蒸留からの残渣を水に溶解させ(たと
えば50%(重量/重量)の溶液を得るために残渣と同じ
容量の水を使用する)、上述の如き公知の方法によって
脱色する。
【0051】水溶液中になお存在する新油性成分(蒸留
工程の間に完全に除去されなかった一般式(II)の反応
体及び/又はその減成による生成物でなる)を溶媒抽出
によって除去する。
【0052】かかる目的に好適な溶媒はエチルエーテル
及び酢酸エチル又は酢酸プロピルである。特に好適な溶
媒は酢酸プロピルである。
【0053】以下の実施例は本発明を単に説明するため
に例示するものであって、本発明を限定するものではな
い。
【0054】
【実施例1】11-12エポキシドのエチレングリコールによる開環11-12エポキシド(エポキシド含量95%)900g及びエ
チレングリコール 3000gの混合物を80℃に加熱した。
【0055】エーテル錯化BF3 1.25ccを添加し、反応混
合物を1時間撹拌し、薄層クロマトグラフィー(溶離
剤:石油エーテル/エチルエーテル=2/1)によって
エポキシドの消失を確認した。
【0056】反応混合物を50%水溶液5gでアルカリ化
し、減圧下で蒸留した。過剰のエチレングリコールを回
収した後、沸点135−160℃/0.2mmHgを有する無色の生
成物1022gを集めた。
【0057】得られた生成物は一般式(IV)で表され
る。 (式中、R1及びR2はいずれも直鎖状アルキル基であっ
て、Hではなく、(R1+R2)の炭素数は9−10であ
る。)エポキシドに対する収率は91%である。
【0058】
【実施例2】生成物(IV)とグルコースとの反応 グリコール−エーテル(IV)100g及び無水のグルコー
ス 18gを、撹拌機、温度計、蒸留ヘッド及び窒素注入
用の浸漬チューブを具備するフラスコ(250cc)に充填
した。
【0059】反応混合物を窒素流下119−120℃に加熱
し、ピリジニウムp−トルエンスルホン酸(Py・p−TS
A)0.3gを添加した。
【0060】反応混合物の加熱を窒素流下で6時間続
け、生成と同時に水を連続的に除去した。
【0061】反応が完了した後、反応混合物をヘプタン
100ccで希釈し、濾過した。沈殿物は、ヘプタンでの洗
浄及び乾燥後、重量2.75gを有し、主としてグルコース
でなるものであった。
【0062】一方、濾液(溶液)をCH3ONa 65mgを混合
し、得られた混合物を蒸留した。初めにRotavapor内に
おいて20mmHg、50−100℃でヘプタンを回収し、ついで
0.1mmHg、油浴で190℃に加熱することによってグリコー
ル−エーテル(IV)82.5gを回収した。
【0063】蒸留残渣を水50ccに溶解し、ついでデンプ
ン−ヨード試験紙との反応が陽性となるまで20−30℃に
おいて次亜塩素酸ナトリウム溶液で処理した。
【0064】溶液を酢酸エチル 100ccで抽出し、減圧下
での蒸発によって、界面活性剤を含有する水相から、固
状、ガラス状のわずかに黄色に着色した生成物28gを得
た。
【0065】別ルートに従い生成物は50−60%に濃縮さ
れる。
【0066】50%(w/w)水溶液は470nmにおいて吸
光度0.12(E470=0.24)を示す。
【0067】予めシラン化した後、HPLC(高圧液クロマ
トグラフィー)及びGC(ガスクロマトグラフィー)で分
析したところ、該生成物が次の組成を有することが確認
された。
【0068】 ヒドロキシアルキル−モノグルコシド 70−72% ヒドロキシアルキル−ジグルコシド 16−18% ヒドロキシアルキル−トリグルコシド 4−5% ヒドロキシアルキル−テトラグルコシド 1.5% ヒドロキシアルキル−ペンタグルコシド 0.5% グルコース 0.1%より小 ポリグルコース なし グリコール−エーテル(IV) 1%より小
【実施例3】11-12エポキシドのグリセリンによる開環 グリセリン 410gとC11-12エポキシド(エポキシド 95
%を含有する)105gとの混合物を90℃に加熱した。
【0069】エーテル錯化BF3 0.5ccを添加し、ついで
反応混合物を1時間撹拌した。
【0070】反応混合物を冷却し、実質的にグリセリン
でなる下層を分離し、上層を石油エーテルで希釈し、初
めに5%NaHCO3溶液で、ついでH2Oで中性となるまで洗
浄した。
【0071】溶媒を蒸発させることによって粗生成物
(V)136.5gを濃厚かつほぼ無色の油状物として得
た。該生成物はつづくグルコースとの反応にそのままで
使用される。
【0072】別ルートに従って、減圧(0.1mmHg)下、1
70−190℃での蒸留によって生成物(V)を精製した。
【0073】得られた生成物は一般式(V)を有する。 (式中、R1及びR2はいずれも直鎖状アルキル基であっ
て、Hではなく、(R1+R2)の炭素数は9−10であ
る。)
【実施例4】生成物(V)とグルコースとの反応 前記実施例3で得られた粗製トリオール(V)95g及び
無水のグルコース 18gを実施例2のものと同一の反応
器に導入した。
【0074】窒素流下、反応混合物を119−120℃に加熱
し、ついでPy・p−TSA 0.3gを添加した。
【0075】N2流下で反応混合物の加熱を6時間続
け、その間に生成と同時に水を連続的に除去した。
【0076】終了後、反応混合物をヘプタン 100ccで希
釈し、濾過した。沈殿物は、ヘプタンでの洗浄及び乾燥
後、重量2.4gを有し、主としてグルコースで構成され
ていることが判明した。
【0077】一方、濾液をCH3ONa 65mgと混合し、得ら
れた混合物を蒸留した。初めにRotavapor内において20m
mHg、50−100℃でヘプタンが回収され、ついで0.1mmHg
において油浴で210℃に加熱することによりトリオール
(V)76gが回収された。
【0078】蒸留残渣を水50ccに溶解させ、ついで実施
例2の如く処理したところ、該蒸留残渣から、水溶液の
蒸発後、固状、泡様のわずかに黄色の生成物29gを得
た。
【0079】50%(w/w)水溶液は470nmにおいて吸
光度0.175(E470=0.35)を示した。
【0080】
【実施例5】アセタール交換反応によるブチル−グルコシドからのヒ
ドロキシアルキル−ポリグルコシドの調製 n−ブタノール 100cc、無水のグルコース 18g及びPy
・p−TSA 0.3gを実施例2の装置に充填した。
【0081】生成と同時に水を除去しながら、反応混合
物をMarcussonによって還流させ、無色透明の溶液を得
た。該溶液は、α−及びβ−ブチル−グルコシドの混合
物のN−ブタノール溶液でなる。
【0082】グリコール−エーテル(IV)100gを添加
し、反応容器の内部温度を115℃に維持しながらブタノ
ールを減圧下で留去した。
【0083】4時間後、薄層クロマトグラフィー(溶離
剤:クロロホルム/メタノール=3/1)によってブチ
ル−グルコシドの消失が確認された。
【0084】反応混合物をヘプタン 100ccで希釈し、各
種の不溶物を濾去し、得られた溶液をCH3ONa 65mgでア
ルカリ化し、ついで蒸留した。
【0085】実施例2の如く操作することによって、脱
色、抽出及び蒸発の各処理の後、固状、ガラス様のわず
かに黄色に着色した生成物25gを得た。
【0086】50%(w/w)水溶液は470nmにおいて吸
光度0.1(E470=0.2)を有する。
【0087】
【実施例6】グリコール−エーテル(IV)500g及び無
水のグルコース 90gを、撹拌機、温度計及び蒸留ヘッ
ドを具備するフラスコ(1リットル)に充填した。
【0088】反応混合物を119−120℃に加熱し、ついで
ピリジンと平均鎖長15炭素原子を有する第2級アルキル
スルホン酸(単に「SASA」と表示する)との塩3gを添
加した。
【0089】該触媒の調製は次のとおりである。すなわ
ち、特開平2−275663号に開示の如く操作することによ
って得たSASA(平均分子量(MWave)293を有する第2級
アルキルスルホン酸68%、MWave373の第2級アルキルジ
スルホン酸8%、H2SO4 8%及び水残余でなる)25gを
過剰量のピリジンと反応させる。シロップ様の溶液が得
られ、これをRotavaporにおいて減圧下100℃で完全に脱
水させる。残渣をエチルエーテル 100ccで希釈する。得
られた沈殿物(ピリジニウムスルフェートでなる)を濾
去し、エーテル溶液を再び蒸発乾固させる。わずかに黄
色のペースト 23gが得られ、これをグルコシデーショ
ン反応にそのままで使用する。
【0090】触媒の添加後直ちに、反応装置を真空ポン
プに接続し、系内の圧力を25mmHgに低下させた。反応中
に生成した水を−80℃に冷却したトラップ内で集めた。
減圧下での加熱を6時間続け、その間に水8.7gを集め
た。
【0091】反応混合物を冷却し、冷たいヘキサン 500
ccで希釈し、不溶物を濾去した。
【0092】沈殿物を完全にヘキサンで洗浄し、乾燥さ
せたところ、白色の結晶性化合物15.1gを得た。HPLC分
析の結果、該化合物は実質的にグルコースでなるもので
あり、従って再利用される。
【0093】一方、ヘキサン溶液をCH3ONa 0.4gと混合
し、初めにRotavapor内において30−40mmHg、50−100℃
で減圧蒸留してヘキサンを回収し、ついで0.1mmHgにお
いて油浴で190℃に加熱することによってグリコール−
エーテル(IV)423g以上を回収した。
【0094】蒸留残渣(143g)をH2O 200ccに溶解さ
せ、10%(w/w)NaOH水溶液を添加することにより溶
液のpH値を8−9に維持しながら、60−70℃においてH2
O2で処理することによって脱色した。
【0095】ついで、水溶液を酢酸エチル 300ccずつで
2回抽出し、つづいて濃縮乾固させた。
【0096】固状、ガラス様のわずかに黄色に着色した
生成物127gを得た。該生成物は実施例2で得られたも
のと同様の組成を示した。
【0097】
【実施例7】実施例6のものと同じ装置に、グリコール
−エーテル(IV)500g及び無水のグルコース 90gを充
填した。
【0098】反応混合物を119−120℃に加熱し、Py・p
−TSA 1.5gを添加した。
【0099】触媒の添加直後に反応装置を真空ポンプに
接続し、系の内部圧力を25mmHgに低下させた。反応中に
生成する水を−80℃に冷却したトラップ内で集めた。減
圧下での加熱を6時間続け、水9.0gを回収した。
【0100】ついで、実施例6の如くして操作すること
により、ヘキサンでの希釈、濾過の後、グルコース 14.
5gを得た。
【0101】一方、ヘキサン相からは、減圧蒸留、水で
の希釈、脱色、抽出及び乾燥の各操作の後、実施例2で
得られた生成物と同一の特性を示す界面活性剤126gを
得た。
【0102】
【実施例8】実施例7と同様にして、ただし触媒として
無水のp−トルエンスルホン酸 1.02g(実施例7のPy
・p−TSA 1.5gとモル数の上で同一)を使用して操作を
行った。
【0103】実施例7のものと同量(9.0g)の水が得
られるまで、反応混合物を圧力25mmHgにおいて119−120
℃で加熱した。加熱時間は2時間45分である。
【0104】加熱終了後、実施例7で観察されたものと
は異なり、反応混合物は、非常に細かく、沈降が困難な
粒状物でなる固相の存在のため濁った外観を示した。
【0105】濾過操作(実施例7では、数分間で実施さ
れた)も、フリットフィルターをつまらせる傾向にある
非常に細かく沈殿物の影響により、極めて煩雑であっ
た。
【0106】白色の沈殿物は、ヘプタンでの洗浄、乾燥
の後、重量18.2gを有しており、実施例7で得られたグ
ルコースとは異なり、フェーリング試薬によって還元さ
れなかった。
【0107】C18Hypersilカラムを使用し、H2O及びCH3
CNの100%から0%までのグラディエントで溶出するこ
とによって行ったHPLC分析では、保持時間約16分に相当
する弱いピークを示した(同じ条件下においてグルコー
スは保持時間約2.5分を有する)。
【0108】従ってポリグルコシド構造はこの化合物に
起因するものであり、実施例7で回収されたグルコース
の場合とは異なり、再使用及び再循環されない。
【0109】
【実施例9】ドデセン−α−エポキシドのエチレングリコールによる
開環 撹拌機、温度計及び窒素注入用の浸漬チューブを具備す
るフラスコ(1リットル)にエチレングリコール 600gを充
填した。
【0110】金属ナトリウム 1.5gを少量ずつ添加し、
完全に溶解するまで反応混合物を撹拌した。
【0111】得られた溶液にドデセン−α−エポキシド
(純度92%)200ccを添加し、混合物を110−120℃で1
時間加熱し、その間、エポキシドの消失を薄層クロマト
グラフィー(溶離剤:石油エーテル/エチルエーテル=
2/1)で監視した。
【0112】反応生成物を減圧蒸留し、初めに過剰のエ
チレングリコールを回収し、ついで160−165℃/0.2mmH
gで蒸留されるフラクションを回収した。
【0113】後者のフラクションは、室温で固化する式
(VI)で表される生成物210gで構成されていた。
【実施例10】生成物(VI)とグルコースとの反応 前記実施例2のものと同じ反応装置に、生成物(VI)10
0g及びグルコース 18gを充填した。
【0114】反応混合物を120℃に加熱し、Py・p−TSA
0.3gを添加した。
【0115】反応装置を真空ポンプに接続し、内部圧力
を25mmHgに低下させた。
【0116】均一で、透明でかつわずかに黄色に着色し
た溶液が得られるまで(約45分間)同じ温度での加熱を
続けた。
【0117】反応混合物をCH3ONa 70mgで中和し、減圧
蒸留した。グリコール−エーテル(VI)82.6gが回収さ
れた。
【0118】実施例2の如く水60ccに溶解させ、脱色
し、抽出したところ、残渣から、水溶液の蒸発後、白色
の固状生成物32.1gを得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 591004261 エニリチェルケ・ソシエタ・ペル・アチ オニ ENIRICERCHE SOCIET A PER AZIONI イタリー国ミラノ州サンドナトミラネー ゼ市ビア・エッフェ・マリターノ26 (72)発明者 ジャンピエートロ・ボルソッチ イタリー国ノバーラ市ストラーダ・パス トーレ14 (72)発明者 マッシーモ・チアリ イタリー国ミラノ市ビア・ドロミーチ1 (72)発明者 ツーリオ・ペルリッゾン イタリー国パデルノ・ドゥニャーノ市ビ ア・サン・ミケーレ・デル・カルソ22 (72)発明者 ジョバンニ・アニェース イタリー国ノバーラ市ビア・ベルトーナ 6 (56)参考文献 特表 平4−500967(JP,A) 特表 平4−502614(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07H 15/00 - 15/08 C07B 61/00 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) (式中、Rは−CH2−、−CH2−CH2−又は−CH2−CH(OH)
    −であり;R1及びR2はそれぞれ炭素数1−18のアル
    キル基であるか、R1又はR2は水素原子であってもよい
    が、同時に水素原子であることはなく、(R1+R2)の
    炭素原子の合計は常に18個以下であり;Gは、還
    らH2O 1分子が除去された残基であり、nは1−5の
    整数である)で表されるヒドロキシアルキルグルコシド
    の製法において、該製法は、(a)酸性触媒及び塩基性
    触媒の中から選ばれる触媒の存在下、一般式( III (式中、R 1 及びR 2 は前記と同意義である)で表わされ
    炭素数8−20のオレフィンのエポキシド III
    ジオール又はトリオールと反応させて、一般式( II (式中、R、R 1 及びR 2 は前記と同意義である)で表わ
    されるグリコール−エーテル(II)を生成させる工程;
    (b)前記グリコール−エーテル(II)と、還元糖又は
    加水分解によって還元糖を提供しうる化合物との、又は
    前記還元糖から誘導されるメチル−、エチル−又はブチ
    ル−グルコシドとのグリコシデーション反応を行う工程
    を包含してなり、前記工程(b)の反応を、ベンゼン−
    又はアルキルベンゼンスルホン酸、ナフタレン−又はア
    ルキルナフタレンスルホン酸、第1級、第2級又は第3
    級アルキルスルホン酸、モノアルキルスルフェート、モ
    ノ−及びジアルキルホスフェート、アルキル−、アリー
    ル−又はアルキルアリールジスルホン酸(いずれの脂肪
    族鎖も炭素原子1−20個を含有するものであり、スル
    ホン基は陽イオン交換樹脂を含有する)の中から選ばれ
    強い有機酸及びピロリジン、ピコリン、ルチジン、コ
    リジン、キノリン、イソキノリン、キナルジン、ピラジ
    ン、プテリジン、テトラメチル尿素の中から選ばれる
    い有機塩基でなる二元触媒の存在下で行うことを特徴と
    する、ヒドロキシアルキルグルコシドの製法。
  2. 【請求項2】程(b)で使用する二元触媒が、ピリジ
    ンとアルキルベンゼンスルホン酸又は第2級アルキルス
    ルホン酸との塩の中から選ばれるものである、請求項1
    記載のヒドロキシアルキルグルコシドの製法。
  3. 【請求項3】程(b)で使用する二元触媒が、ピリジ
    ンと炭素数14−17の第2級アルキルスルホン酸(SA
    SA)との塩である、請求項1又は2記載のヒドロキシア
    ルキルグルコシドの製法。
  4. 【請求項4】程(b)で使用する二元触媒が、強い有
    機酸と弱い有機塩基とを等量で混合することによって調
    製されたものである、請求項1−3のいずれか1項記載
    ヒドロキシアルキルグルコシドの製法。
  5. 【請求項5】程(b)に当たり、二元触媒を還元糖又
    はその等価物1モル当たり0.001−0.1モルの量で使用
    する、請求項1−4のいずれか1項記載のヒドロキシア
    ルキルグルコシドの製法。
  6. 【請求項6】程(b)に当たり、二元触媒を、還元糖
    又はその等価物1モル当たり0.01−0.05モルの量で使用
    する、請求項5記載のヒドロキシアルキルグルコシドの
    製法。
  7. 【請求項7】程(b)に当たり、還元糖又はその等価
    物:グリコール−エーテル(II)のモル比が1:2−
    1:10である、請求項1記載のヒドロキシアルキルグ
    ルコシドの製法。
  8. 【請求項8】元糖又はその等価物:グリコール−エー
    テル(II)のモル比が1:3−1:6である、請求項7
    記載のヒドロキシアルキルグルコシドの製法。
  9. 【請求項9】程(b)で使用する反応溶媒がグリコー
    ル−エーテル(II)である、請求項1記載のヒドロキシ
    アルキルグルコシドの製法。
  10. 【請求項10】程(b)の反応を温度90−130℃で
    行う、請求項1記載のヒドロキシアルキルグルコシドの
    製法。
  11. 【請求項11】応温度が110−120℃である、請求項1
    0記載のヒドロキシアルキルグルコシドの製法。
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