JP3538436B2 - 磁気ヘッド用基板材料を切断加工するための治具用材料 - Google Patents
磁気ヘッド用基板材料を切断加工するための治具用材料Info
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- JP3538436B2 JP3538436B2 JP8952293A JP8952293A JP3538436B2 JP 3538436 B2 JP3538436 B2 JP 3538436B2 JP 8952293 A JP8952293 A JP 8952293A JP 8952293 A JP8952293 A JP 8952293A JP 3538436 B2 JP3538436 B2 JP 3538436B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッド用基板材料
を歩留良く切断加工するための治具用材料に関する。な
お本明細書で治具とは切断加工中に被切断加工物を保持
するための手段を指す。
を歩留良く切断加工するための治具用材料に関する。な
お本明細書で治具とは切断加工中に被切断加工物を保持
するための手段を指す。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッド用ウエーハは、薄膜積層
技術を利用してAlTiC等の基板に多数の薄膜磁気ヘ
ッドを作り込んだものであり、最終段階で回転ダイヤモ
ンド砥石等の切断具で個々の磁気ヘッドに切り離され
る。より具体的に述べると、図1のように切断装置の可
動テーブル1にMn−Znフェライト等の研削し易い材
料から製作した治具2を固定し、その上にウエーハ3を
接着し、回転する切断砥石4に対してテーブル1を移動
させ、ウエーハ3を貫通して治具2の表面層まで切断砥
石を切り込ませることにより、ウエーハを個々のヘッド
に切り離す。
技術を利用してAlTiC等の基板に多数の薄膜磁気ヘ
ッドを作り込んだものであり、最終段階で回転ダイヤモ
ンド砥石等の切断具で個々の磁気ヘッドに切り離され
る。より具体的に述べると、図1のように切断装置の可
動テーブル1にMn−Znフェライト等の研削し易い材
料から製作した治具2を固定し、その上にウエーハ3を
接着し、回転する切断砥石4に対してテーブル1を移動
させ、ウエーハ3を貫通して治具2の表面層まで切断砥
石を切り込ませることにより、ウエーハを個々のヘッド
に切り離す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、Mn−Zn
フェライト等の従来の治具には若干の問題がある。すな
わち、Mn−Znフェライト等の従来の治具には一般に
脆く、切断砥石からの機械的な衝撃により欠け落ちたり
割れたりすることがあり、治具として十分な役割を果た
すことができない。他の問題は、切断砥石が切断粉で目
づまりを起こすし、切断砥石の直進性を阻害するので、
図1のように各一列の切断が終わるごとにドレス用砥石
5により目直しを行う必要があることである。また上記
の問題ほどではないが、従来の治具の熱膨張係数αは1
10〜120×10-7/℃程度であり、磁気ヘッド用基
板材料の中にはAlTiC基板のように約90×10-7
/℃と比較的小さいものがあるので、薄膜磁気ヘッドウ
エーハを接着剤により治具に接着する際に加える高温度
により熱応力が生じてウエーハに歪みを生じ、ひいては
磁気ヘッドの特性に有害な影響を与えることがある。ま
た、基板材料であるヘマタイト、チタン酸バリウム、チ
タン酸カルシウム等でもα=95〜120×10 -7 /℃
と幅があるのでそれにある程度合わせたαが望ましい。
したがって、本発明の第1の目的は、切断砥石の目づま
りを起こさないこの種の治具を提供することである。本
発明の他の目的は、切断砥石の直進性の良い切断を可能
にする治具を提供することである。本発明の更に他の目
的は、熱膨張係数αが基板用材料にできるだけ近いこの
種の治具を提供することである。
フェライト等の従来の治具には若干の問題がある。すな
わち、Mn−Znフェライト等の従来の治具には一般に
脆く、切断砥石からの機械的な衝撃により欠け落ちたり
割れたりすることがあり、治具として十分な役割を果た
すことができない。他の問題は、切断砥石が切断粉で目
づまりを起こすし、切断砥石の直進性を阻害するので、
図1のように各一列の切断が終わるごとにドレス用砥石
5により目直しを行う必要があることである。また上記
の問題ほどではないが、従来の治具の熱膨張係数αは1
10〜120×10-7/℃程度であり、磁気ヘッド用基
板材料の中にはAlTiC基板のように約90×10-7
/℃と比較的小さいものがあるので、薄膜磁気ヘッドウ
エーハを接着剤により治具に接着する際に加える高温度
により熱応力が生じてウエーハに歪みを生じ、ひいては
磁気ヘッドの特性に有害な影響を与えることがある。ま
た、基板材料であるヘマタイト、チタン酸バリウム、チ
タン酸カルシウム等でもα=95〜120×10 -7 /℃
と幅があるのでそれにある程度合わせたαが望ましい。
したがって、本発明の第1の目的は、切断砥石の目づま
りを起こさないこの種の治具を提供することである。本
発明の他の目的は、切断砥石の直進性の良い切断を可能
にする治具を提供することである。本発明の更に他の目
的は、熱膨張係数αが基板用材料にできるだけ近いこの
種の治具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均粒子径
0.6〜60μmを有するホワイトアルミナ粉末と平均
粒子径0.1〜0.5μmを有するアルミナ微粉末とを
分散させたセラミック焼結体よりなる、磁気ヘッド用基
板材料を切断加工するための治具用材料により上記の課
題を解決する。使用するセラミック焼結体に制限はない
が、好ましくはモル組成で表して(Fe2O3)x(Zn
O)y(MO)z(ただし、MはMg及びCaより選択し
た少なくとも1種であり、x+y+z=100、y=2
5〜45(好ましくは35〜45),z=5〜15(好
ましくは5〜10)、xは残部である)の組成を有する
フェライトである。
0.6〜60μmを有するホワイトアルミナ粉末と平均
粒子径0.1〜0.5μmを有するアルミナ微粉末とを
分散させたセラミック焼結体よりなる、磁気ヘッド用基
板材料を切断加工するための治具用材料により上記の課
題を解決する。使用するセラミック焼結体に制限はない
が、好ましくはモル組成で表して(Fe2O3)x(Zn
O)y(MO)z(ただし、MはMg及びCaより選択し
た少なくとも1種であり、x+y+z=100、y=2
5〜45(好ましくは35〜45),z=5〜15(好
ましくは5〜10)、xは残部である)の組成を有する
フェライトである。
【0005】本発明の治具の好ましい製造方法による
と、Fe2 O3 、ZnO、CaOおよび/またはMgO
またはそれらの前駆物質よりなる原料粉末を所定の組成
が得られるように混合し、焼成し、粉砕して得たフェラ
イトの粉末に、研磨材であるホワイトアルミナ粉末を混
合し、焼結する。ホワイトアルミナ粉末はフェライト基
質中に一様に分散した状態となることが望ましく、混合
攪拌は十分に行う必要がある。このような分散はアルミ
ナ微粉末を極く少量粉砕混合させておくことにより促進
される。
と、Fe2 O3 、ZnO、CaOおよび/またはMgO
またはそれらの前駆物質よりなる原料粉末を所定の組成
が得られるように混合し、焼成し、粉砕して得たフェラ
イトの粉末に、研磨材であるホワイトアルミナ粉末を混
合し、焼結する。ホワイトアルミナ粉末はフェライト基
質中に一様に分散した状態となることが望ましく、混合
攪拌は十分に行う必要がある。このような分散はアルミ
ナ微粉末を極く少量粉砕混合させておくことにより促進
される。
【0006】フェライトに添加されるMg及び/または
Caは切削性の改善を行い、また熱膨張係数αの調整を
行う。これらは酸化物で表して1〜20mol%,好ま
しくは5〜15mol%の量で添加する。少な過ぎると
Znフェライトに近い固い材料となり従来のMn−Zn
の切削性に劣る。またこれらの添加成分はαを上げる効
果があり、α=80〜120×10-7/℃を任意に実現
できる。多過ぎると柔らか過ぎまた耐食性に劣る。得ら
れる焼結体の密度は真密度の約90%以上であり、また
従来のMn−Znフェライトに比して格段に高い耐食性
を有する。
Caは切削性の改善を行い、また熱膨張係数αの調整を
行う。これらは酸化物で表して1〜20mol%,好ま
しくは5〜15mol%の量で添加する。少な過ぎると
Znフェライトに近い固い材料となり従来のMn−Zn
の切削性に劣る。またこれらの添加成分はαを上げる効
果があり、α=80〜120×10-7/℃を任意に実現
できる。多過ぎると柔らか過ぎまた耐食性に劣る。得ら
れる焼結体の密度は真密度の約90%以上であり、また
従来のMn−Znフェライトに比して格段に高い耐食性
を有する。
【0007】一方、ホワイトアルミナは切断砥石に対す
るドレス効果を付与するものであり、3〜15wt%、
好ましくは5〜10wt%添加する。添加量が少な過ぎ
ると効果がなく、多過ぎると焼結しにくくなる。本発明
で使用できるホワイトアルミナの平均粒子径は0.6〜
60μmであり、溶融アルミナを粉砕し分級して粒子径
をそろえたWA200(粒子径約57μm)〜WA10
000(粒子径約0.6μm)の範囲の市販品が容易に
入手できる。
るドレス効果を付与するものであり、3〜15wt%、
好ましくは5〜10wt%添加する。添加量が少な過ぎ
ると効果がなく、多過ぎると焼結しにくくなる。本発明
で使用できるホワイトアルミナの平均粒子径は0.6〜
60μmであり、溶融アルミナを粉砕し分級して粒子径
をそろえたWA200(粒子径約57μm)〜WA10
000(粒子径約0.6μm)の範囲の市販品が容易に
入手できる。
【0008】またアルミナ微粉末はフェライトの焼結性
を上げるために添加されるものであり、少な過ぎると効
果がなく、多過ぎても焼結が困難となる。アルミナ微粉
末の平均粒子径は0.1〜0.5μmである。この範囲
を超えると効果が減じる。添加量は0.3〜1.0wt
%、好ましくは0.5〜0.7wt%である。得られる
治具は空孔が少なく相対密度が高い(90%以上)。
を上げるために添加されるものであり、少な過ぎると効
果がなく、多過ぎても焼結が困難となる。アルミナ微粉
末の平均粒子径は0.1〜0.5μmである。この範囲
を超えると効果が減じる。添加量は0.3〜1.0wt
%、好ましくは0.5〜0.7wt%である。得られる
治具は空孔が少なく相対密度が高い(90%以上)。
【0009】
【作用】本発明の治具材料はそれ自体でドレス効果を有
するので切断砥石の目づまりを生じない。これはホワイ
トアルミナをフェライトに分散させたためそれ自体で目
直し(ドレス)効果を有するからである。目づまりの防
止は切断砥石の直進性を向上させる。またアルミナ微粉
末はフェライトの焼結性を上げてドレス効果を均一化
し、また治具の機械的強度を上げる。したがって、図1
のようなドレス用砥石5は必要がなく、図2のようにテ
ーブル1の上に本発明の治具2を結合し、更にその上に
基板材料3を接着するだけでよい。更に、本発明の治具
材料の熱膨張係数αは80〜120×10-7/℃程度で
あるので、基板に合わせてαを設定することができるの
で、磁気ヘッドウエーハの基板であるAlTiC(90
×10-7/℃前後)等の材料を接着剤で接着して熱硬化
する際に、熱歪みによる割れを生じない。もっとも基板
と治具の熱膨張係数の違いが±20×-7/℃程度なら許
容できることが多いので厳密な一致は必要がない。した
がって、本発明の作用として治具の加工性とドレス作用
が重要であり熱膨張係数は二次的な重要性しかもたな
い。
するので切断砥石の目づまりを生じない。これはホワイ
トアルミナをフェライトに分散させたためそれ自体で目
直し(ドレス)効果を有するからである。目づまりの防
止は切断砥石の直進性を向上させる。またアルミナ微粉
末はフェライトの焼結性を上げてドレス効果を均一化
し、また治具の機械的強度を上げる。したがって、図1
のようなドレス用砥石5は必要がなく、図2のようにテ
ーブル1の上に本発明の治具2を結合し、更にその上に
基板材料3を接着するだけでよい。更に、本発明の治具
材料の熱膨張係数αは80〜120×10-7/℃程度で
あるので、基板に合わせてαを設定することができるの
で、磁気ヘッドウエーハの基板であるAlTiC(90
×10-7/℃前後)等の材料を接着剤で接着して熱硬化
する際に、熱歪みによる割れを生じない。もっとも基板
と治具の熱膨張係数の違いが±20×-7/℃程度なら許
容できることが多いので厳密な一致は必要がない。した
がって、本発明の作用として治具の加工性とドレス作用
が重要であり熱膨張係数は二次的な重要性しかもたな
い。
【0010】
Fe2O3 50〜60mol%
ZnO 25〜45mol%
MgO 0〜20mol%
CaO 0〜20mol%
の範囲で表1の割合で種々の配合物を作り、焼成してフ
ェライト板を製造した。その特性を表1に示す。但しα
の値は便宜上「×10 -7 /℃」の部分を省略して示し
た。
ェライト板を製造した。その特性を表1に示す。但しα
の値は便宜上「×10 -7 /℃」の部分を省略して示し
た。
【0011】
【表1】
【0012】上記フェライトを粉砕し、これにホワイト
アルミナWA#600の粉末を0〜15wt%、粒子径
0.2μmのアルミナ微粉末を0〜1.0wt%の範囲
で表2の割合で添加し、混合し、成形し、次いで焼成し
た。得られた板状治具の特性を測定して表2の結果を得
た。
アルミナWA#600の粉末を0〜15wt%、粒子径
0.2μmのアルミナ微粉末を0〜1.0wt%の範囲
で表2の割合で添加し、混合し、成形し、次いで焼成し
た。得られた板状治具の特性を測定して表2の結果を得
た。
【0013】
【表2】
【0014】なお、測定は次のようにした。
加工性:フェライト板または治具に、磁気ヘッド基板で
あるAlTiCを接着剤で張りつけ、図2のようにダイ
ヤモンド切断砥石で切断した。切断装置として東芝15
0LSP/B(商品名)を使用し、切断砥石にノリタケ
SD600N100MR2(商品名)を使用した。砥石
の直径98mm、厚さ0.25mmであった。1500
0rpm、90mm/minで21ライン加工した。加
工性の良いものを○、やや固いものを△、かなり固くて
加工しにくいものを×で表す。 耐食性: 非帯磁性:磁性を帯びないものを○、わずかに帯びるも
のを△、かなり帯びるものを×で表す。 空孔:顕微鏡観察によるもので空孔が少ないものを○、
わずかに認められるものを△、たくさん認めれるものを
×で表す。 ドレス性:切断砥石に目づまりのほとんどないものを
○、わずかに認められるものを△、たくさん認められる
ものを×で表す。
あるAlTiCを接着剤で張りつけ、図2のようにダイ
ヤモンド切断砥石で切断した。切断装置として東芝15
0LSP/B(商品名)を使用し、切断砥石にノリタケ
SD600N100MR2(商品名)を使用した。砥石
の直径98mm、厚さ0.25mmであった。1500
0rpm、90mm/minで21ライン加工した。加
工性の良いものを○、やや固いものを△、かなり固くて
加工しにくいものを×で表す。 耐食性: 非帯磁性:磁性を帯びないものを○、わずかに帯びるも
のを△、かなり帯びるものを×で表す。 空孔:顕微鏡観察によるもので空孔が少ないものを○、
わずかに認められるものを△、たくさん認めれるものを
×で表す。 ドレス性:切断砥石に目づまりのほとんどないものを
○、わずかに認められるものを△、たくさん認められる
ものを×で表す。
【0015】表1から分かるように、耐食性はCaOま
たはMgOの添加量が大きくなると劣るので、15mo
l%以下、好ましくは10mol%以下が必要である。
加工性はCaOまたはMgOの添加量が5mol%以上
になると良くなることが分かる。更に熱膨張係数αはF
e2 O3 とCaOまたはMgOの添加量が少ないほど小
さく多いほど大きくなる。よって、基板材料に合わせて
自由な設計が可能となる。なお、本発明の治具材料はほ
ぼ非磁性であることが分かる。磁性を有することは差し
支えないが、目的によっては非磁性が必要な場合があ
る。
たはMgOの添加量が大きくなると劣るので、15mo
l%以下、好ましくは10mol%以下が必要である。
加工性はCaOまたはMgOの添加量が5mol%以上
になると良くなることが分かる。更に熱膨張係数αはF
e2 O3 とCaOまたはMgOの添加量が少ないほど小
さく多いほど大きくなる。よって、基板材料に合わせて
自由な設計が可能となる。なお、本発明の治具材料はほ
ぼ非磁性であることが分かる。磁性を有することは差し
支えないが、目的によっては非磁性が必要な場合があ
る。
【0016】表2から分かるように、ホワイトアルミナ
WAの添加量が少ないとドレス性が低く目づまりを生じ
るので、5wt%以上添加する必要がある。またアルミ
ナ微粉末を少量添加することにより空孔が減少し、ドレ
ス性が向上することが分かる。
WAの添加量が少ないとドレス性が低く目づまりを生じ
るので、5wt%以上添加する必要がある。またアルミ
ナ微粉末を少量添加することにより空孔が減少し、ドレ
ス性が向上することが分かる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の治具材料はそれ
自体でドレス効果を有するので切断砥石の目づまりを生
じない。目づまりの防止は切断砥石の直進性を向上させ
る。またアルミナ微粉末はフェライトの焼結性を上げて
ドレス効果を均一化する。更に、本発明の治具材料の熱
膨張係数αは(80〜120)×10-7/℃程度に自由
に設定できる。
自体でドレス効果を有するので切断砥石の目づまりを生
じない。目づまりの防止は切断砥石の直進性を向上させ
る。またアルミナ微粉末はフェライトの焼結性を上げて
ドレス効果を均一化する。更に、本発明の治具材料の熱
膨張係数αは(80〜120)×10-7/℃程度に自由
に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のウエーハ基板の切断方法を示す該略図で
ある。
ある。
【図2】本発明の治具を使用した時の切断方法を示す該
略図である。
略図である。
【符号の説明】
1 テーブル
2 治具
3 ウエーハ基板
4 切断砥石
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−83163(JP,A)
特開 昭62−59568(JP,A)
特開 平2−96913(JP,A)
実開 昭60−134555(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B24B 27/06
B24B 53/00
B24B 53/12
B24D 3/14
G11B 5/127
Claims (4)
- 【請求項1】 平均粒子径0.6〜60μmを有するホ
ワイトアルミナ粉末と平均粒子径0.1〜0.5μmを
有するアルミナ微粉末とを分散させたセラミック焼結体
よりなる磁気ヘッド用基板材料を切断加工するための治
具用材料。 - 【請求項2】 セラミック焼結体は、モル組成で表して (Fe2O3)x(ZnO)y(MO)z (ただし、MはMg及びCaより選択した少なくとも1
種であり、x+y+z=100、y=25〜45,z=
5〜15、xは残部である)で表される、請求項1に記
載の治具用材料。 - 【請求項3】 ホワイトアルミナ粉末を5〜15wt%
添加した、請求項1または2に記載の治具用材料。 - 【請求項4】 アルミナ微粉末を0.3〜1.0wt%
添加した、請求項1〜3のいずれかに記載の治具用材
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8952293A JP3538436B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 磁気ヘッド用基板材料を切断加工するための治具用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8952293A JP3538436B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 磁気ヘッド用基板材料を切断加工するための治具用材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278008A JPH06278008A (ja) | 1994-10-04 |
JP3538436B2 true JP3538436B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=13973143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8952293A Expired - Fee Related JP3538436B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 磁気ヘッド用基板材料を切断加工するための治具用材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3538436B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5537891B2 (ja) * | 2009-10-09 | 2014-07-02 | 株式会社東京精密 | 切断ブレードのドレッシング方法 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP8952293A patent/JP3538436B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06278008A (ja) | 1994-10-04 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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