JP3537220B2 - 麺類の製造方法及び麺類の品質改良剤 - Google Patents

麺類の製造方法及び麺類の品質改良剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、麺類の製造方法及び麺
類の品質改良剤に関する。さらに詳しくは、1重量%の
水溶液のpHが11以上13未満である乳清のミネラル
濃縮物を麺類の品質改良剤として用いること及びこの品
質改良剤を用いることにより、食感が改良された麺類を
提供する製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】麺類は、小麦粉、かんすい、食塩、水と
いった比較的簡単な原料から作られるが、そのおいしさ
は、非常に繊細であり、食感に負うところが大きい。こ
れら麺類は、調理後において、適度の硬さ、弾力(粘弾
性)、歯ごたえ及び滑らかさがあり、喉ごしが良く歯切
れが良い食感でかつ湯伸びしにくいものが望まれてお
り、さらに調理後、保存や流通により喫食するまでに時
間のあるもので、特に問題となっている茹で伸びについ
ても生じにくいものが望まれている。これらの麺類を作
るために、小麦粉、澱粉の選択、配合の調整、工程の改
良、製麺機械の開発が行われたり、リン酸塩類、乳化
剤、増粘多糖類等の食品添加物や卵白やグルテンなどの
食品素材を添加したり、いろいろな試みがなされていく
らかの効果をあげているが、十分ではなく、麺類の食感
をさらに向上させる品質改良剤及び製造方法の確立が望
まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、麺類の食味
を損なうことなく、適度の硬さ、弾力(粘弾性)、歯ご
たえ及び滑らかさがあり、喉ごしが良く歯切れが良い食
感でかつ湯伸び、茹で伸びのしにくい麺類の品質改良剤
及び麺類の製造方法を提供するものであり、特にLL麺
などの茹で麺においても、その製造時や保管時にも前述
の食感が維持できる麺類を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、食味を損
なうことなく、適度の硬さ、弾力(粘弾性)、歯ごたえ
及び滑らかさがあり、喉ごしが良く歯切れが良い食感で
かつ湯伸び、茹で伸びのしにくい麺類の品質改良剤及び
麺類の製造方法について鋭意研究した結果、乳清のミネ
ラル濃縮物で、その水溶液のpHが11以上13未満を
示す場合において、非常に優れた効果が得られることを
見い出し、本発明を完成した。乳清のミネラル濃縮物を
食品へ利用した技術として、カルシウム強化塩として利
用する技術や減塩を目的とした技術が開示されている。
しかしながらこの技術は、乳清のミネラル濃縮物のミネ
ラル組成を利用するものであり、平成3年特許公報24
191号に記されているようにその水溶液のpHは、
6.0〜9.0とアルカリ度も本発明と異なっており、
本発明とは利用する対象も作用機構も全く異なる。すな
わち、本発明は1重量%の水溶液のpHが11以上13
未満である乳清のミネラル濃縮物を添加することによ
り、小麦蛋白質の改質が行われ、麺類の食感を向上させ
るものである。以下本発明を詳述する。本発明に使用す
る乳清のミネラル濃縮物は、1重量%の水溶液のpHが
11以上13未満であれば、粉末でも分散液でも使用で
きる。例えば、チーズホエーより、イオン交換樹脂を用
いてミネラルを濃縮分離したのち、噴霧乾燥し製造され
た1重量%の水溶液のpHが12.6である乳清のミネ
ラル濃縮物:「MCW」(協同乳業株式会社製品)を挙
げることができる。1重量%の水溶液のpHが11未満
であると麺類の食感を向上させる効果は得られない。ま
た、1重量%の水溶液のpHが13以上であるとアルカ
リ度が強くなり、えぐ味が発生し著しく麺類の食味を低
下させる。
【0005】本発明に使用する乳清のミネラル濃縮物の
添加量は、通常小麦粉に対して0.01〜4重量%、好
ましくは0.05〜2重量%、さらに好ましくは0.0
7〜0.5重量%が良い。0.01%未満では、食感を
向上させる効果は不十分であり、4%を越えるとアルカ
リ度が強くなり、えぐ味が発生し著しく麺類の食味を低
下させる。本発明において、麺類とは、小麦粉及びその
他の原材料を加えて製麺したものであって、うどん、中
華麺、皮類、和そば、素麺、冷や麦、きしめん、マカロ
ニ、スパゲッティ等を指し、生麺、茹で麺、蒸し麺、完
全包装麺(LL麺)、即席麺、乾麺、冷凍麺のいずれで
あってもよい。本発明に使用する乳清のミネラル濃縮物
の添加方法は、練り水に分散させて使用することも、小
麦粉などの粉体と混合して使用することもできる。さら
に、乳清のミネラル濃縮物を凍結粉砕して50ミクロン
以下の粒度とした粉末に加工することにより、練り水へ
の分散性や粉体との混合適性を著しく向上させることが
できる。本発明は、1重量%の水溶液のpHが11以上
13未満である乳清のミネラル濃縮物を添加するもので
あるため、従来のミネラル強化に用いられている水溶液
のpHが6.0〜9.0である乳清ミネラルを添加して
も、本発明の目的を満たすことはできない。本発明の乳
清のミネラル濃縮物は、単独で用いても十分の効果が得
られるものであるが、好ましくは、動物性蛋白、植物性
蛋白などの通常用いられる麺の品質改良剤と併用すれば
さらによりよい効果が得られる。通常用いられる品質改
良剤としては卵白、卵黄、鶏卵(全卵)、ホエー蛋白、
カゼイン、カゼインナトリウム、乳蛋白、コラーゲン、
ゼラチン、血漿蛋白、小麦蛋白、大豆蛋白、エンドウ豆
蛋白などが挙げられ、これらの品質改良剤の1種または
2種以上を本発明の乳清のミネラル濃縮物と併用するこ
とが出来るものである。また、通常用いられる麺の品質
改良剤は、前述の蛋白素材だけに限定されるものではな
く、この他にグァーガム、キサンタンガムなどの増粘多
糖類やレシチンやグリセリン脂肪酸エステルなどの乳化
剤も含むものである。本発明の乳清のミネラル濃縮物の
麺類の品質改良剤においての配合量は、1重量%以上配
合されていれば良く、好ましくは3〜40重量%、さら
に好ましくは5〜20重量%がよい。以下実施例を挙げ
て本発明を具体的に説明するが、これによって限定され
るものではない。なお、実施例中の%は特記しない限り
重量%を示す。
【0006】
【実施例】
実施例1 中力粉1000gに対し、本発明の乳清のミネラル濃縮
物(MCW:協同乳業(株)製、1%水溶液のpHが1
2.6)8g,食塩20g,水350gを配合し、ミキ
サーで15分間混捏し、常法により圧延、切出し(最終
麺帯厚2.5mm、切歯#10角)を行って得られた麺
を沸騰水で15分間茄で上げ、流水で30秒間水洗を行
った。水切り後、ポリエチレン袋に茹で麺200gずつ
を充填、密封し、本発明品の茹でうどんを得た。これを
5℃の冷蔵庫で3日間保存した。比較例として、本発明
の乳清のミネラル濃縮物の代わりに従来のミネラル強化
に用いられている中性の乳清のミネラル濃縮物(アラミ
ン:日本プロテイン(株)、1%水溶液のpHが7.
1)を添加し、同様にして茹でうどんを得た。これを5
℃の冷蔵庫で3日間保存した。 (評価方法)上記の実施例及び比較例で得られた茹でう
どんを1.5リットルの沸騰水にて2.5分間戻し、3
00ccの熱いだし汁に麺を入れて、パネラー20人に
て、麺線の食味・食感・湯伸びを評価した。食味・食感
・湯伸びの評価は、極めて良いものを10点、かなり良
いものを9点、やや良いものを8点、普通を7点、やや
悪いものを6点、かなり悪いものを5点、極めて悪いも
のを4点とし、パネラー20人の平均値で示した。その
結果を表1に示す。
【0007】
【表1】
【0008】表1から明らかなように、実施例品は比較
例品に比べて、5℃の冷蔵庫で3日間保存した時の食味
・食感・湯伸びの抑制が良好であった。 実施例2 準強力粉600g,そば粉400gに対し、本発明の乳
清のミネラル濃縮物(MCW:協同乳業(株)製、1%
水溶液のpHが12.6)3g、食塩10g、水300
gを配合し、ミキサーで15分間混捏し、常法により圧
延、切出し(最終麺帯厚1.3mm、切歯#22角)を
行って得られた麺を沸騰水で3.5分間茹で上げ、流水
で30秒間水洗を行った。水切り後、ポリエチレン製の
割り子の容器1仕切につき、茹で麺45gずつを充填,
密封し、本発明品の割り子そばを得た。これを5℃の冷
蔵庫で4日間保存した。比較例として、本発明の乳清の
ミネラル濃縮物を加えない以外は、同様にして割り子そ
ばを得た。 (評価方法)上記の実施例及び比較例で得られた割り子
そばについてパネラー20人にて、麺線の食味・食感を
40ccのつゆにつけて評価した。食味・食感の評価は、
極めて良いものを10点、かなり良いものを9点、やや
良いものを8点、普通を7点、やや悪いものを6点、か
なり悪いものを5点、極めて悪いものを4点とし、パネ
ラー20人の平均値で示した。その結果を表2に示す。
【0009】
【表2】
【0010】表2から明らかなように、実施例品は比較
例品に比べて、5℃の冷蔵庫で4日間保存した麺線も切
れることなく食味・食感も良好であった。 実施例3 中力粉900g,タピオカ澱粉100gに対し、本発明
の乳清のミネラル濃縮物(MCW:協同乳業(株)製、
1%水溶液のpHが12.6)2g、食塩20g、水3
80gを配合し、ミキサーで15分間混捏し、常法によ
り圧延、切出し(最終麺帯厚2.5mm、切歯#10
角)を行って得られた麺を沸騰水で12分間茹で上げ、
流水で30秒間水洗を行った。これをpH2の2%リン
ゴ酸−リンゴ酸ナトリウム溶液に40秒間浸漬し、水切
り後、茹で麺200gを耐熱性のポリエチレン袋に充
填、完全密封した。これを94℃の蒸気にて30分間加
熱殺菌した後、流水で30分間水冷し、本発明品のLL
うどんを得た。 比較例1 本発明の乳清のミネラル濃縮物を加えない以外は、同様
にしてLLうどんを得た。 比較例2 本発明の乳清のミネラル濃縮物を原料粉1000gに対
し、0.05g配合する以外は、同様にしてLLうどん
を得た。 比較例3 本発明の乳清のミネラル濃縮物を原料粉1000gに対
し、70g配合する以外は、同様にしてLLうどんを得
た。 (評価方法)上記の実施例3及び比較例1〜3で得られ
たLLうどんを0〜4週間冷蔵保存した後、ポリスチロ
ール製の容器に入れ、熱湯300mlを注いだ2分後か
らの麺線の食味・食感・湯伸びについて評価した。食味
・食感・湯伸びの評価は、極めて良いものを10点、か
なり良いものを9点、やや良いものを8点、普通を7
点、やや悪いものを6点、かなり悪いものを5点、極め
て悪いものを4点とし、パネラー20人の平均値で示し
た。その結果を表3に示す。
【0011】
【表3】
【0012】表3から明らかなように、実施例品は比較
例品に比べて、食味・食感・湯伸びの抑制が良好であっ
た。 実施例4 デュラム小麦のセモリナ1000gに対し、本発明の乳
清のミネラル濃縮物(MCW:協同乳業(株)製、1%
水溶液のpHが12.6)1g、卵白粉末9g、水29
0gを配合し、ミキサーで10分間混捏し、常法により
脱気、押し出し、成形(直径2mm)を行って得られたス
パゲッティを温度70〜90℃及び湿度90〜75%の
条件下で、製品水分が13%になるまで乾燥する。比較
例として、本発明の乳清のミネラル濃縮物を加えない以
外は、同様にしてスパゲッティを得た。 (評価方法)上記の実施例及び比較例で得られたスパゲ
ッティ100gずつを1リットルの沸騰水にて11分間
茹で、次に用意したミートソースをかけて、パネラー2
0人にて、麺線の食味・食感を評価した。食味・食感の
評価は、極めて良いものを10点、かなり良いものを9
点、やや良いものを8点、普通を7点、やや悪いものを
6点、かなり悪いものを5点、極めて悪いものを4点と
し、パネラー20人の平均値で示した。その結果を表4
に示す。
【0013】
【表4】
【0014】表4から明らかなように、実施例品は比較
例品に比べて、食味・食感も良好であった。 実施例5 中力粉950g、馬鈴薯澱粉50gに対し、本発明の乳
清のミネラル濃縮物(MCW:協同乳業(株)製、1%
水溶液のpHが12.6)0.8g、かんすいとして炭
酸カリウム1.2g、炭酸ナトリウム0.8g、食塩2
0g、水350gを配合し、ミキサーで15分間混捏
し、常法により圧延,切出し(最終麺帯厚1.0mm、
切歯#22角)を行って得られた麺を1.0kg/cm
2の蒸気で2分間蒸煮し、着味後、型枠に入れ150℃
のパーム油で1.5分間油揚げ乾燥し即席中華麺を得
た。比較例として、中力粉950g、馬鈴薯澱粉50g
に対し、かんすいとして炭酸カリウム1.2g、炭酸ナ
トリウム0.8g、リン酸二ナトリウム2g、食塩20
g、水350gを配合した後、同様にして即席中華麺を
得た。 (評価方法)上記の実施例及び比較例で得られた即席中
華麺をポリスチロール製の容器に入れ、熱湯300ml
を注いだ3分後からの麺線の食味・食感・湯伸びについ
て評価した。食味・食感・湯伸びの評価は、極めて良い
ものを10点、かなり良いものを9点、やや良いものを
8点、普通を7点、やや悪いものを6点、かなり悪いも
のを5点、極めて悪いものを4点とし、パネラー20人
の平均値で示した。その結果を表5に示す。
【0015】
【表5】
【0016】表5から明らかなように、実施例品は比較
例品に比べて、食味・食感・湯伸びの抑制が良好であっ
た。
【0017】本発明の実施態様ならびに目的生成物を挙
げれば以下のとおりである。 (1)特定のpH範囲を示す乳清のミネラル濃縮物を添
加することを特徴とする麺類の製造方法。 (2)1重量%の水溶液のpHが11以上13未満であ
る乳清のミネラル濃縮物を添加することを特徴とする麺
類の製造方法。 (3)乳清のミネラル濃縮物の粒度が50ミクロン以下
である(1)及び(2)記載の麺類の製造方法。 (4)乳清のミネラル濃縮物の粉砕法が凍結粉砕である
(3)記載の麺類の製造方法。 (5)乳清のミネラル濃縮物がチーズホエー又は、カゼ
インホエー由来である(1)〜(4)記載の麺類の製造
方法。 (6)乳清のミネラル濃縮物がイオン交換樹脂を用い調
製されたものである(1)〜(5)記載の麺類の製造方
法。 (7)(1)〜(6)記載の麺類の製造の際に添加する
乳清のミネラル濃縮物を配合することを特徴とする麺類
の品質改良剤。 (8)(1)〜(6)記載の麺類の製造の際に添加する
乳清のミネラル濃縮物と併用して配合することの出来る
他の品質改良剤としては、卵白、卵黄、鶏卵(全卵)、
ホエー蛋白、カゼイン、カゼインナトリウム、乳蛋白、
コラーゲン、ゼラチン、血漿蛋白、小麦蛋白、大豆蛋
白、エンドウ豆蛋白、増粘多糖類、乳化剤などがある。
【0018】(9)乳清のミネラル濃縮物の添加量が通
常小麦粉に対して0.01〜4重量%以下である(1)
〜(6)記載の麺類の製造方法及び(7)記載の麺類の
品質改良剤。 (10)乳清のミネラル濃縮物の添加量が通常小麦粉に
対して0.05〜2重量%以下である(1)〜(6)記
載の麺類の製造方法及び(7)記載の麺類の品質改良
剤。 (11)乳清のミネラル濃縮物の添加量が通常小麦粉に
対して0.07〜0.5重量%以下である(1)〜
(6)記載の麺類の製造方法及び(7)記載の麺類の品
質改良剤。 (12)1重量%の水溶液のpHが11以上13未満で
ある乳清のミネラル濃縮物を1重量%以上配合されてい
る(7)記載の麺類の品質改良剤。 (13)1重量%の水溶液のpHが11以上13未満で
ある乳清のミネラル濃縮物を3〜40重量%配合されて
いる(7)記載の麺類の品質改良剤。 (14)1重量%の水溶液のpHが11以上13未満で
ある乳清のミネラル濃縮物を5〜20重量%配合されて
いる(7)記載の麺類の品質改良剤。
【0019】
【発明の効果】本発明により得られた麺類は、食味を損
なうことなく、適度の硬さ、弾力(粘弾性)、歯ごたえ
及び滑らかさがあり、喉ごしが良く歯切れが良い食感で
かつ湯伸び、茹で伸びのしにくいものであり、本発明は
麺類の加工適性,調理適性の改善に効果が大であり、食
品産業に大いに貢献できるものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−7468(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/16 A23L 1/10 A23L 1/304 A23C 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1重量%の水溶液のpHが11以上13
    未満である乳清のミネラル濃縮物を添加することを特徴
    とする麺類の製造方法。
  2. 【請求項2】 イオン交換樹脂を用いてチーズホエー又
    はカゼインホエーより分離された、1重量%の水溶液の
    pHが11以上13未満である乳清のミネラル濃縮物を
    添加することを特徴とする請求項1記載の麺類の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の乳清のミネラル
    濃縮物を含有することを特徴とする麺類品質改良剤。
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