JP3537072B2 - 自動二輪車のカウリング取付構造 - Google Patents
自動二輪車のカウリング取付構造Info
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Description
リング取付構造に関し、特に、分割型カウリングの車体
への取付部分における外観品質を保持しながら、一部の
カウリングを着脱自在にするための技術に関するもので
ある。なお、本発明における自動二輪車は、原動機付き
自転車やスクータ等を含むバイク全体を指すものとす
る。
輪車として、車体前面部分から側面部分にかけて覆う形
態のカウリングを備えたものが広く知られている。この
カウリングは、走行時の空気抵抗の低減、冷却空気の取
り込みなどの機能性向上に加えて、外観品質の向上を図
る上でも重要な役目を担っている。
としている。そのため、カウリング自体の成形性や車体
への取付作業性などの点を考慮して、複数に分割したタ
イプのものが多い。分割形態としては、車体上部から順
に、アッパーカウル、ミドルカウル、ロアカウルなどに
分割され、さらに必要に応じて左右に分割される場合も
多々ある。
取付態様については、車体フレームにカウルステーやブ
ラケット、フランジなどを設け、それらにネジ止めや差
し込みなどの方法を併用して取り付けるようにしてい
る。
は、各カウルをしっかりと車体に取り付けなければなら
ないため、分割数が増えるに従って車体へのネジ止めに
よる取付部が多くなる。そのため、各カウルのそれぞれ
をネジ止めする方法に代えて、上下の隣り合うカウル同
士を、例えばアッパーカウルとミドルカウルとを共締め
することによって、ネジ止めによる取付部を少なくする
方法も多く採用されている。
こうしたカウリングの取付態様では、以下に述べるよう
な点においてさらに解決すべき課題があることが判っ
た。それは、カウリングの一部を外した状態で乗用した
いときに生じる不具合である。
してエンジン部分を露呈させた状態を楽しむといった乗
用方法を好む場合も多々ある。そうしたときに、従来の
共締めによる方法では、その共締め部分がミドルカウル
を外したことにより単独のネジ止めとなるためにカウル
の厚さが薄くなり隙間が生じることになる。この隙間
は、共締めすべきアッパーカウルの取付部にがたつきを
生じさせる原因となるので、その隙間を埋めるスペーサ
としての新たな部品の追加を必要としたり、あるいは取
付部を独自に改造しなければならないといった不具合が
生じる。
方法では、逆にこうした問題は生じない利点もある。し
かし、前述のように締結点数が増えるのに加え、ミドル
カウルを外したときに車体側のネジ孔が露出して、外観
を損ねる。
れたもので、部品の追加や改造等をしなくても、ユーザ
ーの好みに応じてカウリングの一部を外した状態を楽し
むことができ、しかも、カウリングの着脱に関係なく外
観品質もきわめて良好な形態に維持することができる自
動二輪車のカウリング取付構造を提供することを目的と
する。
め、本発明では、車体の前面部分から側面部分にかけて
覆う形態で配置するカウリングを少なくとも上部及び側
部の2種類のカウルに分割し、各カウルを車体に対して
着脱可能に取り付けた自動二輪車のカウリング取付構造
であって、側部カウルの上辺部分と車体との間に差し込
み構造の取付部を設け、この側部カウルの取付部を前記
上部カウルの下辺部分で外側から覆うように重ね、その
上部カウルの下辺部分で側部カウルと重ならない部分
で、この上部カウルを車体にネジ止めした構造とした。
取付部は差し込み構造として単独に取り付けられ、これ
を覆う上部カウル(アッパーカウル)はミドルカウルと
重ならない部分で車体側に締結されるので、ミドルカウ
ルの着脱がアッパーカウルの取付部に影響を及ぼすこと
はない。したがって、従来の共締めと異なり、ミドルカ
ウルの有無にかかわらずアッパーカウルの締付部分のカ
ウル厚は変わらず、ミドルカウルの着脱に伴ってスペー
サなどの部品の追加、改造等が不要になる。さらに、ミ
ドルカウルの取付部はアッパーカウルの下辺部分で外側
から覆うわれるので、ミドルカウルの着脱に関係なくそ
のミドルカウルの取付部が外側から見えることもない。
したがって、外観品質も向上する。
ウリング取付構造の好適な実施の形態については、以下
のような態様を採ることができる。
ウル(ミドルカウル)を取り付ける車体側の取付対象部
が燃料タンクから延びるフランジであり、当該フランジ
は、燃料タンクの側面板と底面板とが互いに重なり合う
形態でステー形状に突出しているようにするのが好まし
い。
ト等を車体側へ別途に取り付ける必要がなく、燃料タン
クに対して直接設けておくことができる他、ネジ止めや
差し込み構造に必要な孔を複数設けることも容易にな
る。
部分における相互の肉厚を互いに薄く形成することによ
って、アッパーカウル表面と燃料タンク側面との接続面
の表面段差が合致する構成とするのも好ましい。
と燃料タンク側面との間に表面段差がなくなるため、そ
の接続面が滑らかに連続する良好な合わせ面が得られ、
その分外観品質が向上する。この点は、燃料タンクの側
面板のプレス加工に基づく側方への膨らみを小さく設定
できるので、燃料タンクの加工性向上にも寄与する。
〜図7を参照して説明する。図1は本発明を適用した自
動二輪車の側面図、図2はカウリングの正面図、図3は
カウリングの側面図、図4〜図7はカウリング取付部の
断面図を示している。
いて全体として符号10で示している。この自動二輪車
10は、前輪11を支持するフロントフォーク12の上
部に、ステアリング軸が装着されるヘッドパイプ13を
備えている。そして、このヘッドパイプ13を含むメイ
ンフレーム14及びシートレール15が車体中央に位置
している。
の上部には、それらを上から覆うような形態で、燃料タ
ンク16、シート17が設けられている。メインフレー
ム14の下部にはエンジン18が搭載され、チェーン1
9を介して後輪20を駆動するようになっている。21
はリヤアーム、22はリヤサスペンション、23はハン
ドルである。
面部分から左右の側面部分にかけて覆う形態のカウリン
グ(車体カバー)30を備えている。このカウリング3
0は複数に分割され、それぞれが後述するような取付構
造となっている。
す正面図及び側面図である。このカウリング30は、上
から順に、アッパーカウル31、ミドルカウル32、ロ
アカウル33に分割されている。さらに、ミドルカウル
32は左右にそれぞれ2分割されている。図において、
35は風防部、36はヘッドライトユニット、37はフ
ラッシャーを示している。
及びミドルカウル32の燃料タンク16に対する取付部
の構造を示している。これらのうち、図4(A)は図3
のA−A線断面図であり、図4(B)は図3のB−B線
断面図である。これらの図から理解できるように、ミド
ルカウル32の上辺部及びアッパーカウル31の下辺部
を、燃料タンク16に設けたフランジ50に対してそれ
ぞれ取り付けている。アッパーカウル31の取付部はネ
ジ止め構造であり、燃料タンク16の側面下部からさら
に下方へ突出する前記フランジ50の内側にナット51
を溶接していて、そのナット51に外側から皿ネジ状の
スクリュー52をねじ込むことにより、アッパーカウル
31の後部近くの下辺部を取り付ける構造としている。
燃料タンク16の側面板16aと、底面板16bとを重
ねて下方にステー形状に延ばし、溶接して一体化したも
のである。フランジ50の外面とスクリュー52の頭部
52aとの間には、合成ゴム等の弾性材からなるグロメ
ット53を装填している。このグロメット53は、その
外周部にアッパーカウル31に設けた孔35に嵌まり込
む周溝53aを有する。さらに、中心の孔の部分にはグ
ロメットの押し潰れ防止用及びスペーサ用のカラー54
をセットしている。これにより、スクリュー52をねじ
込むだけで、アッパーカウル31の後部を燃料タンク1
6に容易に取り付けることができる。このようなスクリ
ュー52によるアッパーカウル31の取付部はミドルカ
ウル32とは重ならない部分であり、スクリュー52は
この部分でアッパーカウル31のみを固定保持する。し
たがって、スクリュー52の長さやスペーサ用のカラー
54の厚さはアッパーカウル31の厚さのみにより寸法
が設定される。
フランジ50に設けた装着孔55にグロメット56の周
溝56a部分を嵌め込んでセットし、そのグロメット5
6の中心孔56bに対して、ミドルカウル32の上辺部
内面側から突出させたボス状突起39を差し込んで取り
付ける構造としている。このミドルカウル32の上辺部
分(取付部)はアッパーカウル31の下辺部分で外側か
ら覆うわれる構造となる。したがって、この実施例では
ミドルカウル32を先に取り付けた後にアッパーカウル
31を取り付けて、ミドルカウル32を挟み込む形態と
している。これにより、ミドルカウル32を着脱に便利
な差し込み構造としているにもかかわらず、そのミドル
カウル32を燃料タンク16に対してしっかりと取り付
けることができる。
31とミドルカウル32との重なり部分31a、32a
では、図示のように相互の肉厚を互いに薄く形成するこ
とによって、アッパーカウル31の表面と燃料タンク1
6の側面との接続面の表面段差が合致する構成としてい
る。即ち、これらの重なり部分31a、32aはそれぞ
れそのアッパーカウル31及びミドルカウル32の基体
部よりも薄い。これにより、アッパーカウル31の表面
と燃料タンク16の側面との間に表面段差がなくなる。
その結果、接続面が滑らかに連続する良好な合わせ面と
なり、その分、外観品質が向上する。この点は、燃料タ
ンクの側面板16aのプレス加工に基ずく側方への膨ら
み、すなわち、フランジ50の車幅方向内方への絞り込
み量を小さく設定できるので、燃料タンクの加工性向上
にも寄与する。なぜなら、プレス加工によりあまり大き
くすることはできないという加工上の制約があるからで
ある。
分は、図4(B)に示す如くミドルカウル32の表面に
接触しないように、小さな隙間αを設けている。これ
は、互いに接触した場合、振動による摩擦によって削り
粉末のような粉が出て外観を損なう原因になるからであ
る。
2の燃料タンク16に対する取付部はアッパーカウル3
1の下辺部によって覆われ外部からは見えなくなる。そ
の結果、ミドルカウル32を取り付けた状態でも外した
状態でも、グロメット56や孔などが露呈せず、外観品
質を向上させることができる。さらに、前述のようにア
ッパーカウル31を燃料タンク16のフランジ50にミ
ドルカウル32を介することなく、即ち共締めとしない
で直接ネジ止めしているので、ミドルカウル32を取り
外しても取付部の厚さは変わらずアッパーカウル31の
取付状態に影響を及ぼすことがない。したがって、ユー
ザーはスペーサ等の部品の追加、あるいは改造などをし
なくてもミドルカウル32を外したりして自由に楽しむ
ことができる。
れ図3のD−D線断面図、EーE線断面図及びFーF線
断面図であり、アッパーカウル31とミドルカウル32
との他の重なり部分の構造を示している。まず、図5
(D)に示すカウリング前部においては、アッパーカウ
ル31の下辺部に嵌め込み溝31cを形成し、その溝3
1cにミドルカウル32の上辺部32cを嵌め込んだ構
造である。上辺部32cは内側(車体側)へ一段屈曲し
てから立ち上がり、これにより溝31cの両側片31
d、31dで上辺部32c部分を内外から覆い、しかも
両カウルの表面側(図の右側)では滑らかに連続する接
続面となるように配慮している。
ル32の上辺部に段部32eを設け、その段部から内側
(車体側)へ貫通する孔32fを形成し、一方、アッパ
ーカウル31の下辺部31eの内面には、その下辺部3
1eを段部32e上に載せた状態で、前記孔32f内に
進入させるリブ状突起31fを設けることによって位置
合わせし、しかも、両カウル31、32の表面側(図の
右側)では滑らかに連続する接続面としている。
ル32の上辺部表面側(図の左側)に段部32gを設け
ると共に、厚肉の立ち上がり片32hを設け、段部32
g上にアッパーカウル31の下辺部先端を突き当て重ね
た形態で、スクリュウー60をスプリングナット62の
ナット部61にネジ止めした構造としている。勿論、こ
こでも両カウル31、32の表面側では滑らかに連続す
る接続面となるように配慮している。
り、ミドルカウル32とロアカウル33との重なり部分
の構造を示している。この場合、ミドルカウル32の下
辺部をロアカウル33の上辺部に外側から重ね合わせ、
スクリュー63をスプリングナット65のナット部64
にネジ止めした構造としている。この図6(G)の構造
では、スクリュー部分のロアカウル33を切り欠いて上
下に移動可能(矢印)とし位置調整を可能としている。
り、ミドルカウル32の下辺部とロアカウル33の上辺
部との重なり部分の構造を示している。この部分では、
ミドルカウル32の内面側に、その内面から離れる方向
に突出し、さらに下方へ垂下する屈曲リブ32jを設け
ることによって、内側に進入空間32kを形成し、その
進入空間32kに対して、ロアカウル33の上辺部を進
入させた構造としている。32lは補強リブである。こ
の構造においても、ロアカウル33はミドルカウル32
に対し、矢印のように上下に位置調整可能である。
り、ミドルカウル32の車体への取付部を示している。
この取付部は差し込み構造であり、ラジエータを支持す
るブラケット66に設けた孔67にグロメット68を装
着し、そのグロメット68に対し、ミドルカウル32の
内面から突出させた突起32mを差し込むことにより取
り付ける構造としている。この突起32mには、グロメ
ット68の孔68aから容易に抜け出さないようにする
ためのフック部32nを設けている。
り、ミドルカウル32のメインフレーム14への取付部
を示している。メインフレーム14にはネジ孔付き取付
け部材14aがあり、そのネジ孔に対してねじ込むスク
リュー69によってミドルカウル32の下辺部をネジ止
めする構造としている。この場合、ミドルカウル32の
ねじ挿通孔32pはクリアランスを大きくとって、位置
調整を可能としている。
り、ロアカウル33の車体への取付部を示している。こ
の取付部では、エンジン18のクランクケースに取り付
けたブラケット70の内側にナット71を溶接止めし、
そのナット71にスクリュー72をねじ込むことによ
り、ロアカウル33の前部を取り付ける構造としてい
る。
り、エンジン18のクランクケースに取り付けたブラケ
ット73の内側にナット74を溶接止めし、そのナット
74にスクリュー75をねじ込むことにより、ロアカウ
ル33の後部を取り付ける構造としている。
ル33の上辺部全体をミドルカウル32の下辺部が外側
から覆う形態となるので、ミドルカウルとロアカウルと
の接続面が美麗に仕上がり、外観品質の向上を図ること
ができる。特に、ミドルカウル32は車体フレーム14
に依存して取り付け、ロアカウル33はエンジンに依存
して取り付けることになる関係で、取付精度の向上を図
り難く、そのため、接続面も美麗に仕上がり難い。しか
し、ミドルカウルとロアカウルの重なり部分を上下方向
において比較的自由度のある接続構造としている、即
ち、アッパーカウルおよびミドルカウルの合せのよう
に、一方に段差を設け両者の外表面が面一(連続面)と
なるようにするのでなく、故意に不連続面として位置ず
れがあってもそれが目立ちにくい構成としたので、取付
精度が多少低下しても仕上がり状態にはほとんど影響の
ない取付構造とすることができる。
ーカウルおよびミドルカウルに分割した各カウルを車体
に対して着脱可能に取り付けた自動二輪車のカウリング
取付構造において、ミドルカウルの上辺部分と車体との
間に差し込み構造の取付部を設け、そのミドルカウルの
取付部を前記アッパーカウルの下辺部分で外側から覆う
ように重ね、そのアッパーカウルの下辺部分と車体との
間にミドルカウルを介することなくネジ止め構造の取付
部を設けた構造としたので、ミドルカウルの着脱がアッ
パーカウルの取付部に影響を及ぼすこともなくなり、し
たがって、取付部に対する部品の追加や改造等をしなく
ても、ユーザーの好みに応じてカウリングの一部を外し
た状態を楽しむことができ、しかも、ミドルカウルの取
付部はアッパーカウルの下辺部分で外側から覆うわれる
ので、カウリングの着脱に関係なく外観品質もきわめて
良好な形態に維持することができる。
ける車体の取付対象部が燃料タンクから延びるフランジ
であり、当該フランジは、燃料タンクの側面板と底面板
とが互いに重なり合う形態でステー形状に突出している
構成とすることによって、ネジ孔付きのブラケット等を
車体側へ別途に取り付ける必要がなく、燃料タンクに対
して直接設けておくことができる他、ネジ止めや差し込
み構造に必要な孔を複数設けることも容易になる。
部分における相互の肉厚を互いに薄く形成し、アッパー
カウル表面と燃料タンク側面との接続面の表面段差が合
致する構成とすることによって、アッパーカウル表面と
燃料タンク側面との間に表面段差をなくし、その接続面
を滑らかに連続する良好な合わせ面として、外観品質の
向上を図ることができる。しかも、燃料タンクの側面板
のプレス加工に基ずく側方への膨らみを小さく設定でき
るので、燃料タンクの加工性向上も併せて図ることがで
きる。
断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
ンク、16a:側面板、16b:底面板、30:カウリ
ング、31:アッパーカウル、31a:重なり部、3
2:ミドルカウル、32a:重なり部、33:ロアカウ
ル、36:ヘッドライトユニット、50:フランジ、5
1:ナット、52:スクリュー。
Claims (3)
- 【請求項1】車体の前面部分から側面部分にかけて覆う
形態で配置するカウリングを少なくとも上部及び側部カ
ウルの2種類のカウルに分割し、各カウルを車体に対し
て着脱可能に取り付けた自動二輪車のカウリング取付構
造であって、前記側部カウルの上辺部分と車体との間に
差し込み構造の取付部を設け、この側部カウルの取付部
を前記上部カウルの下辺部分で外側から覆うように重
ね、この上部カウルの下辺部分で側部カウルと重ならな
い部分でこの上部カウルを車体にネジ止めしたことを特
徴とする自動二輪車のカウリング取付構造。 - 【請求項2】前記上部カウル及び側部カウルを取り付け
る車体側の取付対象部が燃料タンクから延びるフランジ
であり、当該フランジは、燃料タンクの側面板と底面板
とが互いに重なり合う形態でステー形状に突出している
ことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のカウリ
ング取付構造。 - 【請求項3】前記上部カウルと側部カウルとの重なり部
分における相互の肉厚を互いに薄く形成することによっ
て、上部カウル表面と燃料タンク側面との接続面の表面
段差が合致する構成としたことを特徴とする請求項2に
記載の自動二輪車のカウリング取付構造。
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