JP3535887B2 - 自動操舵方法および装置 - Google Patents
自動操舵方法および装置Info
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Description
過ポイント間を結ぶ各航路に沿って航行できるよう、航
路変更を行うための自動操舵方法およびその装置に関す
る。
る。P1,P2,P3…は設定した通過ポイントであり、
現在の航路(現航路)Q12と次に進む航路(新航路)Q23と
のなす角度を変針角θPという。各航路に対しては、図
中示したように、側方へのずれの許容を示す許容航路幅
Wが与えられている。進路変更のための頻繁な舵駆動
は、舵の駆動機構に負担がかかるばかりでなく航行のエ
ネルギーロスが生じることから、自船Sの航行コースが
この許容航路幅W内にあれば、正規の航路へのコース修
正は行わないようにしている。
ポイントP1とP2を結ぶ現航路Q12に沿って一定の方位
で航行し、現航路Q12から、通過ポイントP2,P3を結
ぶ新航路Q23へ航路変更するに際しては、自船Sの船速
及び操舵特性から決まる旋回半径R1に基づき、図1に
示したように、現航路Q12上に変針点Bが設定される。
が、船体の慣性により、船Sが実際に変針開始するのは
変針点Bを行き過ぎたC点(変針開始点)である。A点
は、この変針点Bが接近したことを知らせる近接警報点
である。各航路Qには警報航路幅Wが許容されているこ
とから、通過ポイントP2を中心とし、各A,B点をそ
れぞれ通る半径La,Lbの円Qa,Qbを通過した時
に、近接警報出力および変針が行われる。
ては、船Sの運行コースが正規の航路Q12よりずれた場
合には旋回半径を、航路Q12を進んだ場合の半径R1よ
り小さくなることを図2を用いて説明する。尚、図2に
おいては、コースずれに伴う旋回半径の変化を明確に示
すためにコースずれを誇張して描いている。
Q'12上を船S'が航行している時、通過ポイントP2ま
での距離がLbとなるB'点を通過した時に変針が開始さ
れ、そしてこれより航路Q'12上を行き過ぎたC'点で船
S'が実際に変針する。この場合、正規の航路Q12を進
んだ場合の旋回半径と同じ半径R1で旋回したのでは図
示したように、次に移行すべき新航路Q23に対してオー
バーランしてしまう。これを避けるには、半径R2(<R
1)で旋回しなくてはならないが、その場合には、船Sに
許容される最小旋回半径を下回ってしまうことがある。
船Sが正規の航路Q12から左側方にずれた場合も同じよ
うに旋回半径が小さくなる。
基づく旋回半径から決定したと述べたように、船速が小
さければ、変針点を示す半径Lbが小さくなる。
1とした通過点P2を通過する場合であって、この時の変
針点を示す半径はL1とする。図4は、図3と同じ変針
角θ1とした通過点P2を速度V/2で通過する場合であ
って、この時には変針点を示す半径をL2(<L1)として
いる。
規の航路Q12よりある程度ずれると、変針点である半径
L2地点を通過しなくなるため自動操舵できなくなる。
変針角が小さい場合にも、変針点を示す半径Lbを小さ
くできることがわかる。図5は、変針角θ2(<θ1)の通
過点P2を速度Vで通過する場合であって、変針点を示
す半径をL2(<L1)としている。この場合も船S'が航
路Q12よりある程度ずれると半径L2地点を通過しなく
なる。
のことが言え、正規の航路Q12よりコースずれが生じる
と、通過ポイントP2より半径Laの地点である近接警報
点を通過しなくなり、変針点に接近したことを警報でき
なくなる。
故、一定の旋回半径で旋回できた場合である。しかしな
がら従来の操舵装置では、一旦、旋回動作に入れば、指
定の旋回半径となるような指令を舵機構に与えているだ
けで、実際に指定通りに旋回しているかについては感知
していないため、その間に潮流や風速によって船体が押
し流されたりすると、旋回動作が終了した時点で新航路
から大きく外れていたりして精度の良い航路変更が行え
なかった。
なされたものであり、現航路から新航路へ航路変更の際
に、現時点でのコースずれに関係なく常に一定の半径
(又はターンレート)で旋回でき、又、旋回終了時点で新
航路へ精度良く航路変更できる自動操舵方法およびその
装置を提供することを目的とする。
法(請求項1)は、現在の航路(現航路)QXから一定のタ
ーンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ
航路変更(変針)する自動操舵方法において、前記ターン
レートτおよび船速Vより、変針点Bを現航路QX上に
求め、この変針点Bを通り、新航路QYに平行な変針ラ
インLBを求め、この変針ラインLBを自船が通過すれ
ば、上記変針を開始することを特徴とし、本第1発明の
自動操舵方法に基づく自動操舵装置(請求項4)は、現在
の航路(現航路)QXから一定のターンレートτでもって
旋回して次の航路(新航路)QYへ航路変更(変針)する自
動操舵装置において、前記ターンレートτおよび船速V
より、変針点Bを現航路QX上に求める手段(1C)と、
この変針点Bを通り、新航路QYに平行な変針ラインLB
を求める手段(1D)とを備え、この変針ラインLBを自船
が通過すれば、上記変針を開始することを特徴とする。
現在の航路(現航路)QXから一定のターンレートτでも
って旋回して次の航路(新航路)QYへ航路変更(変針)す
る自動操舵方法において、現時点での新航路Q Y に対す
る回頭角X、および/又は、新航路Q Y へのコースずれ
量から演算された、航路変更に必要な回頭角Yの大きさ
の比較結果に基づき、“ターンレートτに基づく変針”
から、航路よりのコースずれ量に基づき進路方位を修正
する“航路キープ制御”に切り替えることを特徴とし、
本第2発明の自動操舵方法に基づく自動操舵装置(請求
項5)は、現在の航路(現航路)QXから一定のターンレー
トτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航路変更
(変針)する自動操舵装置おいて、現時点での新航路Q Y
に対する回頭角X、および/又は、新航路Q Y からのコ
ースずれ量に基づき演算された、航路変更に必要な回頭
角Yの大きさを判定する手段(1H)を備え、該手段の判
定結果に基づき、“ターンレートτに基づく変針”か
ら、航路よりのコースずれ量に基づき進路方位を修正す
る“航路キープ制御”に切り替えることを特徴とする。
現在の航路(現航路)QXから一定のターンレートτでも
って旋回して次の航路(新航路)QYへ航路変更(変針)す
る自動操舵方法において、指定した旋回半径Rもしくは
前記ターンレートτおよび船速Vより決まる旋回半径R
に基づき、変針点Bを現航路QX上に求め、この変針点
Bを通り、新航路QYに平行な変針ラインLBを求め、こ
の変針ラインLBを自船が通過すれば、上記ターンレー
トτに基づく変針を開始し、この変針時での新航路Q Y
に対する回頭角X、および/又は、新航路Q Y からのコ
ースずれ量に基づき演算された、航路変更に必要な回頭
角Yの大きさの比較結果に基づき、“ターンレートτに
基づく変針”から、航路よりのコースずれ量に基づき進
路方位を修正する“航路キープ制御”に切り替えること
を特徴とし、本第2発明の自動操舵方法に基づく自動操
舵装置(請求項6)は、現在の航路(現航路)QXから一定
のターンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)Q
Yへ航路変更(変針)する自動操舵装置において、指定し
た旋回半径Rもしくは前記ターンレートτおよび船速V
より決まる旋回半径Rに基づき、変針点Bを現航路QX
上に求める手段(1C)と、この変針点Bを通り、新航路
QYに平行な変針ラインLBを求める手段(1D)と、この
変針ラインLBを自船が通過することにより上記ターン
レートτに基づく変針を開始し、その変針時での新航路
Q Y に対する回頭角X、および/又は、新航路Q Y からの
コースずれ量に基づき演算された、航路変更に必要な回
頭角Yの大きさを判定する手段(1H)を備え、該手段の
判定結果に基づき、“ターンレートτに基づく変針”か
ら、航路よりのコースずれ量に基づき進路方位を修正す
る“航路キープ制御”に切り替えることを特徴とする。
する変針点として、新航路QYに平行とした変針ライン
LBを設定したので、自船にコースずれがあっても、変
針開始点から新航路QYまでの距離が常に一定となり、
よって、旋回半径もコースずれのない時の旋回半径と同
じとなり、又、コースずれが大きくても従来の操舵方法
のように、変針点を通過しなくなるといったことはな
く、従って安定した自動操舵を行える。
トτに基づく変針よりも、航路よりのコースずれ量に基
づき進路方位を修正する航路キープ制御に切り替えた方
が精度良く変針できると判定した時点で、ターンレート
τに基づく変針から航路キープ制御に切り替えるため、
精度良く航路変更を行える。
合わせた、請求項3の操舵方法によれば、安定した自動
操舵が可能となると共に、精度の良い航路変更を行え
る。
くのが請求項4、5、6に記載した自動操舵装置であ
る。尚、請求項5の変針モードを切り替える時点として
は、請求項7、8、9で示されるような状況を挙げるこ
とができ、それらは図7、図14、図15のそれぞれの
ステップS12、S12A、S12Bに詳しく述べてい
る。
的な要素でもって構成した自動操舵装置であって、以下
に詳述する実施例に対応する。
点への接近を警報できる近接警報ラインLAを設けたも
のであり、請求項12は、請求項11の装置における変
針ラインLBおよび近接警報ラインLAを、近接警報ライ
ンLAを通過する迄、現時点の船速で更新して、状況に
応じて最適な両ラインLA,LBの設定を可能にしてい
る。
示す制御ブロック図である。1は、本装置を総括的に制
御する制御装置であり、CPUを含む。2は、自船の位
置、船速および航行コースを検出する測位装置(GPS)
である。3は、潮流、風向および風速を検出する潮流計
および風向・風速計である。4は、ドップラー計等より
なる船速計であり、GPS2で得られる速度のバックア
ップ用であるため省略は可能である。5は、針路方位を
検出するジャイロであり、マグネットコンパスであって
もよい。6は、表示器であり、航行海域を表示したり、
キーボード7により設定入力した上記の通過ポイントを
表示する。
[手動]、キーボード7により入力した指示した進路方位
に対して以下に述べる“航路キープ制御"に従って進む
制御を[自動操舵]、前記の各通過ポイントで自動旋回し
ながら進む制御を[全自動操舵]と呼び、SWはこれらの
モードを選択するための切替スイッチである。
過後の新航路および両航路のなす角度(変針角)θPを演
算する航路・変針角演算部1A、 ・船速V及び指定したターンレートτ(単時間当たりの
旋回角度)から下式に従って旋回半径Rを演算するか、
又は船速V及び指定した旋回半径Rからターンレートτ
を演算するR/τ演算部1B、 ・旋回半径から変針点Bを現航路上に求める変針点演算
部1C、 ・この変針点Bを通り、新航路と平行なラインを演算す
る変針ライン演算部1D、 ・この変針点Bから、船速Vに比例した所定長だけ更に
手前の箇所に、近接警報点Aを定め、該近接警報点Aを
通り、新航路QYと平行な近接警報ラインLAを演算する
近接警報ライン演算部1E、 ・この近接警報ラインLAを通過する迄、現時点の船速
Vを用いて前記変針ラインLBおよび近接警報ラインLA
の演算を逐一実行させるライン更新部1F、 ・現航路及び新航路に対する自船の側方向のコースずれ
量を演算するコースずれ量演算部1G、 ・ターンレートτに基づく変針よりも、正規の航路より
のコースずれ量に基づき進路方位を修正する航路キープ
制御に、いずれの時点で切り替えると、新航路へ精度よ
く航路変更できるかを判定する変針モード判定部1H、
を備える。
は、
出力される進路(固定)方位θmまたは、全自動操舵時に
おけるターンレートや航路ずれに基づき逐次出力される
進路方位θmと針路方位θnとの差(θm−θn)を回頭角
(指令舵角)として与える。9は、操舵装置10を制御す
る操舵制御装置であり、操舵装置10における舵角が指
令舵角(θm−θn)となるよう転舵指令を出力する。
のフローチャートに従って説明する。 ・ステップS1にて図8に示すように通過ポイント
P1、P2、P3、…をキーボード7により入力すると、 ・ステップS2にて、現航路(Q12)、新航路(Q23)が認
識され、次通過ポイントP2での変針角θPが航路・変針
角演算部1Aによって演算される。
らなる“航路キープ制御"が行われる。 ・ステップS3では、コースずれ量演算部1Gによっ
て、自船Sの現航路Q12よりの側方向のコースずれ量が
検出される。 ・ステップS4では、そのコースずれ量が許容航路幅W
内であるか判定され、その許容航路幅Wを超えている場
合には、 ・ステップS5にて、正規の航路上を進むよう、表1に
示すごとく、そのずれ量に対応した補正方位θSで補正
された進路方位θmが逐一演算される。
θmを10°(真北を0°とし時計方向回りに度数をカウ
ントした))とし、船Sが正規の航路Q12より対して左側
方へ00.3マイルのコースずれがあった場合、進路方
位θmとして、(10+0.3)°が出力され、そして例え
ば1分(サンプリングサイクル)後にコースずれ量が0.
02マイルに修正されておれば、この時点で(10+0.
2)°の進路方位θmが出力される。
との差(θm−θn)が回頭角として操舵制御装置9に与え
られることで進路方位の修正が行われる。 ・ステップS6では、近接警報ラインLAを通過したか
が判定され、通過した場合はステップS9に進むが、通
過していない場合はステップS7に進む。 ・ステップS7では、船速Vおよびキーボード7より予
め設定入力したターンレートから数式1により、以下の
演算で必要とする旋回半径R1がR/τ演算部1Bによ
って演算される。尚、船速Vと入力した旋回半径R1か
らターンレートτを得る場合には、入力した旋回半径R
1の数値が用いられる。 ・ステップS8では、以下に示すように、変針点B、変
針ラインLB、近接警報点A、近接警報ラインLAが変針
点演算部1C、変針ライン演算部1Dおよび近接警報ラ
イン演算部1Eによって演算される。即ち、図8におい
て、P2C =R1・sin(θP/2)CB =V・(T+t/2+β) T:追従性指数(sec) t:操舵制御装置9も含めた操舵装置10の転舵応答速
度(1/sec)であり、
変針ラインLB、近接警報点Aからこの近接警報点Aを
通り、次航路Q23と平行な近接警報ラインLAがそれぞ
れ座標計算によって演算される。このように、近接警報
ラインLAを通過するまで、ライン更新部1Eによっ
て、ステップS7およびステップS8で最新の船速Vで
もって変針点B、それ故、変針ラインLB、近接警報ラ
インLAが逐次更新されるが、近接警報ラインLAを通過
すれば、最後に更新された変針ラインLBが次ステップ
に供せられる。 ・ステップS9では、前記の変針ラインLBを通過した
かが判定され、この変針通過ラインLBを通過するま
で、ステップS3〜ステップS9の航路キープ制御によ
り航行する。
ターンレートτ(旋回半径Rを設定入力した場合は、数
式2より求められる)に従って船Sが変針する。ターン
レートτが3°/分で、サンプリングサイクルを1分と
すれば、表2のごとく進路方位θmが1分毎に更新され
る。
った変針中、その時点での新航路Q23に対する残りの回
頭角X(回頭角演算部8より得た)が演算されると共に、
新航路Q23へのコース変更(ステップS5での手法を用
いて)に必要な回頭角Yとが演算される。図9の直線(1)
は、ターンレートτで変針する時の前記回頭角Xの変化
の様子を示しており、変針開始時の前記回頭角Xの値
は、θP(通過ポイントP2での変針角、但し進路方位θm
=針路方位θnの時)から変針終了まで直線的に小さくな
るが(ターンレートτが一定のため)、潮流等の外乱によ
ってターンレートによる変針を終了した時点で前記回頭
角Xが0にならないことが多い。一方、図9の曲線(2)
は航路キープ制御に基づいた変針の様子を示しており、
変針開始時の新航路Q23までのコースずれ量が大きいこ
とから、この新航路Q23に早く到達しようとして、殆ど
航路を変えず(回頭せず)に進む。即ち、変針開始直後で
は前記Yの値は大きく、新航路Q23に近付くにつれて指
数関数的に減少する。上記の表1は、このような特性で
船Sが正規の航路に修正できるようプログラムされたも
のである。ステップS12では、変針モード判定部1H
によってX、Yの大小が判定され、X>Yとなる迄はス
テップS10〜ステップS12のターンレートτに従っ
て変針が継続されるが、X<Yとなれば、ステップS1
3へ進み、ターンレートによる変針が終了し、ステップ
S14にて次通過ポイントがP2からP3に更新され、こ
れにより、航路Q23が現航路となり、航路Q34が新航路
となる。この後はステップS2に戻ることにより、上述
した制御が繰替えされる。
図2と同じ条件(同一変針角θP、同一のコースずれ量)
で変針する場合を示したものであるが、この図10で
は、コースずれした船S'の変針点B'は、正規の航路Q
12を航行する場合の変針点Bを、新航路Q23に平行にず
らした点となるため、変針点B'で変針する場合の旋回
半径は、変針点Bで変針する場合の旋回半径R1と同じ
となる。
装置により、図4および図5と同じ条件で変針する場合
を示したものであるが、図4や図5のように、コースず
れにより、変針点の地点を通過しなくなり、それ故、自
動操舵が不能になるといったことはない。
接警報ラインLAに対しても同じことが言え、コースず
れがあっても近接警報ラインLAを必ず通過するので、
変針開始が接近したことを確実に警報することができ
る。
13)した後で通過ポイントの更新を行ったが、図13
に示すように、変針ラインを通過(ステップS9)した後
にステップS9Aで示すように通過ポイントの更新を行
ってもよく、その場合は、ステップS11'にて現航路
に対する回頭角(X),(Y)が求められる。
際、ターンレートに基づく変針から航路キープ制御へ切
り替えた方が精度よく変針できる時点として、ステップ
S12にてX,Y値の大小比較で決めたが、この時点と
しては船体の航行・操舵特性に応じて種々の状況が考え
られるがその一例を以下に述べる。
船体特性より決まる限界進入角よりもX値が大きい間
は、ターンレートに基づく変針を継続するが、X値が限
界進入角以下になれば、航路キープ制御に切り替える。
ここで限界進入角とは、新航路へ移行するのに必要な回
頭角がそれ以上に大きいと、新航路をオーバーランして
しまう角度をいう。この制御の意味は次の通りである。
Aは大きいがターンレートによる変針に従って次第に小
さくなっていくが、ターンレートによる変針が終了して
も外乱等により、船は新航路上に載っていないのが普通
である。従って、前記の回頭角が“ある値"まで小さく
なれば、“航路キープ制御"に切り替えた方が精度の良
い変針を行える。その“ある値"として図14の制御で
限界進入角を採用した。
づく変針により次第に伴い小さくなっていく。従って、
図15のステップS12Bに示すように、Yが一定値よ
り大きい時はターンレートに基づく変針を行うが、Yが
一定値以下となれば、“航路キープ制御"に切り替えて
いる。
1発明と、請求項2に係わる第2発明とを組み合わせた
もの(即ち請求項3に係わる第3発明)で開示したが、第
1発明、第2発明をそれぞれ単独で実施することも可能
である。即ち、第1発明を単独で実施する場合は、変針
ラインLBを通過すれば、ターンレートτに基づく変針
のみで航路変更を行い、第2発明を単独で実施する場合
は、図1に示した半径Lbの変針点を通過すれば、ター
ンレートτでもって変針を開始し、その後、上述した時
点になれば航路キープ制御に切り替える。
法及びこの操舵方法に基づいた請求項4に係わる自動操
舵装置では、変針点として、新航路QYに平行とした変
針ラインを設定したので、自船にコースずれがあっても
変針開始点から新航路までの距離が常に一定となり、よ
って、旋回半径もコースずれのない時の旋回半径と同じ
となり、又、コースずれが大きくても従来の操舵方法の
ように、変針点を通過しなくなるといったことはないの
で安定した自動操舵を行える。請求項2に係わる第2発
明の自動操舵方法及びこの操舵方法に基づいた請求項5
に係わる自動操舵装置では、ターンレートに基づく変針
よりも、航路よりのコースずれ量に基づき進路方位を修
正する航路キープ制御に切り替えた方が精度良く変針で
きると判定した時点で、航路キープ制御に切り替えるよ
うにしたので、精度良く航路変更を行える。従って、第
1発明及び第3発明を組み合わせた請求項3に係わる第
3発明の自動操舵方法及びこの操舵方法に基づいた請求
項6に係わる自動操舵装置では、安定した自動操舵が可
能となると共に精度の良い航路変更を行える。
示した図
で再掲した図
御ブロック図
ーチャート
した図
針航跡図
変針航跡図
フローチャート
フローチャート
フローチャート
Claims (15)
- 【請求項1】 現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵方法において、指定した旋回
半径Rもしくは前記ターンレートτおよび船速Vより決
まる旋回半径Rに基づき、変針点Bを現航路QX上に求
め、この変針点Bを通り、新航路QYに平行な変針ライ
ンLBを求め、この変針ラインLBを自船が通過すれば、
上記変針を開始することを特徴とする自動操舵方法。 - 【請求項2】 現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵方法において、現時点での新
航路Q Y に対する回頭角X、および/又は、新航路Q Y へ
のコースずれ量から演算された、航路変更に必要な回頭
角Yの大きさの比較結果に基づき、“ターンレートτに
基づく変針”から、航路よりのコースずれ量に基づき進
路方位を修正する“航路キープ制御”に切り替えること
を特徴とする自動操舵方法。 - 【請求項3】 現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵方法において、指定した旋回
半径Rもしくは前記ターンレートτおよび船速Vより決
まる旋回半径Rに基づき、変針点Bを現航路QX上に求
め、この変針点Bを通り、新航路QYに平行な変針ライ
ンLBを求め、この変針ラインLBを自船が通過すれば、
上記ターンレートτに基づく変針を開始し、この変針時
での新航路Q Y に対する回頭角X、および/又は、新航
路Q Y からのコースずれ量に基づき演算された、航路変
更に必要な回頭角Yの大きさの比較結果に基づき、“タ
ーンレートτに基づく変針”から、航路よりのコースず
れ量に基づき進路方位を修正する“航路キープ制御”に
切り替えることを特徴とする自動操舵方法。 - 【請求項4】 現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵装置において、指定した旋回
半径Rもしくは前記ターンレートτおよび船速Vより決
まる旋回半径に基づき、変針点Bを現航路QX上に求め
る手段(1C)と、この変針点Bを通り、新航路QYに平
行な変針ラインLBを求める手段(1D)とを備え、この
変針ラインLBを自船が通過すれば、上記変針を開始す
ることを特徴とする自動操舵装置。 - 【請求項5】 現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵装置おいて、現時点での新航
路Q Y に対する回頭角X、および/又は、新航路Q Y から
のコースずれ量に基づき演算された、航路変更に必要な
回頭角Yの大きさを判定する手段(1H)を備え、該手段
の判定結果に基づき、“ターンレートτに基づく変針”
から、航路よりのコースずれ量に基づき進路方位を修正
する“航路キープ制御”に切り替えることを特徴とする
自動操舵装置。 - 【請求項6】 現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵装置において、指定した旋回
半径Rもしくは前記ターンレートτおよび船速Vより決
まる旋回半径Rに基づき、変針点Bを現航路QX上に求
める手段(1C)と、この変針点Bを通り、新航路QYに
平行な変針ラインLBを求める手段(1D)と、この変針
ラインLBを自船が通過することにより上記ターンレー
トτに基づく変針を開始し、その変針時での新航路Q Y
に対する回頭角X、および/又は、新航路Q Y からのコ
ースずれ量に基づき演算された、航路変更に必要な回頭
角Yの大きさを判定する手段(1H)を備え、該手段の判
定結果に基づき、“ターンレートτに基づく変針”か
ら、航路よりのコースずれ量に基づき進路方位を修正す
る“航路キープ制御”に切り替えることを特徴とする自
動操舵装置。 - 【請求項7】 上記手段 ( 1H ) により、X<Yと判定さ
れた時に、“ターンレートτに基づく変針”から、“航
路キープ制御”に切り替える請求項5もしくは6に記載
の自動操舵装置。 - 【請求項8】 上記手段 ( 1H ) により、X<限界進入角
(新航路Q Y に対してオーバーランしない進入角度)と
判定された時に、ターンレートτに基づく変針”から、
“航路キープ制御”に切り替える請求項5もしくは6に
記載の自動操舵装置。 - 【請求項9】 上記手段 ( 1H ) により、Y<一定値未満
と判定された時に、ターンレート τに基づく変針”か
ら、“航路キープ制御”に切り替える請求項5もしくは
6に記載の自動操舵装置。 - 【請求項10】 随意に設定した各通過ポイントを結ぶ
航路に対して、現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵装置において、各通過ポイン
トを設定入力する手段(7)と、設定入力された通過ポイ
ントから各通過ポイントを結ぶ航路および各通過ポイン
トでの変針角を演算する航路・変針角演算手段(1A)
と、船速V及び指定したターンレートτから旋回半径R
を求めるか、もしくは指定した旋回半径Rおよび船速V
からターンレートτを演算する手段(1B)と、現航路Q
X上で変針を開始する変針点Bを前記旋回半径Rより求
める手段(1C)と、この変針点Bを通り、新航路QYに
平行な変針ラインLBを求める手段(1D)とを備え、こ
の変針ラインLBを自船が通過すれば、現航路QXから新
航路QYへ前記ターンレートτでもって航路変更(変針)
することを特徴とする自動操舵装置。 - 【請求項11】 随意に設定した各通過ポイントを結ぶ
航路に対して、現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵装置において、各通過ポイン
トを設定入力する手段(7)と、設定入力された通過ポイ
ントから各通過ポイントを結ぶ航路および各通過ポイン
トでの変針角を演算する航路・変針角演算手段(1A)
と、船速V及び指定したターンレートτから旋回半径R
を求めるか、もしくは船速V及び指定した旋回半径Rか
らターンレートτを演算する手段(1B)と、現航路QX
上で変針を開始する変針点Bを、前記旋回半径Rより求
める手段(1C)と、この変針点Bを通り、新航路QYに
平行な変針ラインLBを求める手段(1D)とを備え、こ
の変針ラインLBを自船が通過すれば、現航路QXから新
航路QYへ前記ターンレートτでもって航路変更(変針)
すると共に、上記変針点Bから、船速Vに比例した所定
長だけ更に手前の箇所に、近接警報点Aを定め、該近接
警報点Aを通り、新航路QYと平行な近接警報ラインLA
を設定する手段(1E)を備え、該近接警報ラインLAを
自船が通過した時に変針開始が近付いたことを警報する
ことを特徴とする自動操舵装置。 - 【請求項12】 随意に設定した各通過ポイントを結ぶ
航路に対して、現在の航路(現航路)QXから一定のター
ンレートτでもって旋回して次の航路(新航路)QYへ航
路変更(変針)する自動操舵装置において、各通過ポイン
トを設定入力する手段(7)と、設定入力された通過ポイ
ントから各通過ポイントを結ぶ航路および各通過ポイン
トでの変針角を演算する航路・変針角演算手段(1A)
と、船速V及び指定したターンレートτから旋回半径R
を求めるか、もしくは船速V及び指定した旋回半径Rか
らターンレートτを演算する手段(1B)と、現航路QX
上で変針を開始する変針点Bを、前記旋回半径Rより求
める手段(1C)と、この変針点Bを通り、新航路QYに
平行な変針ラインLBを求める手段(1D)とを備え、こ
の変針ラインLBを自船が通過すれば、現航路QXから新
航路QYへ前記ターンレートτでもって航路変更(変針)
すると共に、上記変針点Bから、船速Vに比例した所定
長だけ更に手前の箇所に、近接警報点Aを定め、該近接
警報点Aを通り、新航路QYと平行な近接警報ラインLA
を設定する手段(1E)を備え、該近接警報ラインLAを
自船が通過した時に変針開始が近付いたことを警報し、
更に、上記変針開始ラインLAを自船が通過するまで、
最新の船速Vを用いて、上記変針点B、それ故、変針ラ
インLB、近接警報ラインLAを逐次更新する手段(1F)
を備えたことを特徴とする自動操舵装置。 - 【請求項13】 X<Yとなった時に、“ターンレート
τに基づく変針”から、“航路キープ制御”に切り替え
る請求項2もしくは3に記載の自動操舵方法。 - 【請求項14】 X<限界進入角(新航路Q Y に対して
オーバーランしない進入角度)となった時に、ターンレ
ートτに基づく変針”から、“航路キープ制御”に切り
替える請求項2もしくは3に記載の自動操舵方法。 - 【請求項15】 Y<一定値未満となった時に、ターン
レートτに基づく変針”から、“航路キープ制御”に切
り替える請求項2もしくは3に記載の自動操舵方法。
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JP03503994A JP3535887B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 自動操舵方法および装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03503994A JP3535887B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 自動操舵方法および装置 |
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JPH07242199A JPH07242199A (ja) | 1995-09-19 |
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ID=12430911
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP03503994A Expired - Lifetime JP3535887B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 自動操舵方法および装置 |
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JP (1) | JP3535887B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9020701B2 (en) | 2013-04-26 | 2015-04-28 | Furuno Electric Company Limited | Information display device and course setting method |
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JP6228811B2 (ja) | 2013-10-31 | 2017-11-08 | 古野電気株式会社 | 旋回進捗度表示装置、自動操舵装置及び旋回進捗度表示方法 |
KR101937443B1 (ko) * | 2018-06-21 | 2019-04-09 | 한화시스템 주식회사 | 자율 운항 선박 및 그 외 선박의 충돌 회피를 위한 대체 항로 생성과 타각 조절 지원 시스템의 제어/운영 방법 |
GB2583089B (en) * | 2019-04-12 | 2021-09-22 | Thales Holdings Uk Plc | A system and method of planning a path for an autonomous vessel |
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1994
- 1994-03-04 JP JP03503994A patent/JP3535887B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH07242199A (ja) | 1995-09-19 |
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