JP3535792B2 - 建 具 - Google Patents
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- lock
- arm bar
- groove
- sliding door
- latch
- Prior art date
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- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
用いられて好適な建具に関する。
具は、躯体に取り付けられた枠体内に開閉自在にアルミ
ニウム製引戸を備えている。
に指向した錠受けを備え、引戸の戸先にはこの錠受けに
係止するラッチを有した錠ケースを備えている。この引
戸を閉じる場合、引戸の戸先が縦枠に当接すると、ま
ず、引戸側に設けたラッチが枠体側の錠受けに係合し、
枠体と引戸との間に隙間があかないように、このラッチ
によって引戸が一時的に係止される。
わけではなく、施錠操作があって始めて上記ラッチが固
定されて引戸が施錠される。
構成では、製造時、輸送時の取り扱い等により、或いは
長期間の使用により、引戸に鉛直或いは水平方向の反り
等が発生した場合、錠ケースと錠受け間に位置ずれが生
じ、枠体への引戸の組み付け、或いは引戸の開閉操作に
支障が生じるおそれがあるという問題がある。
け間の位置ずれを簡単に解消できる構成を有した建具を
提供することにある。
内に開閉自在に引戸を備え、枠体の縦枠に引戸側に指向
し、アームバーを有する錠受けを備え、引戸の戸先にこ
の錠受けに係止するラッチを有した錠ケースを備え、こ
の錠ケースは錠受けのアームバーを収容する溝を備え、
前記錠受けには、外周にねじが形成されたアジャスタが
ねじ込まれるタップが形成され、このアジャスタには、
前記アームバーが取り付けられ、このアームバーを回転
させて前記アジャスタの前記タップへのねじ込み量を調
整することにより前記アームバーの溝側への突出量が調
整され、前記アームバーの途中には、前記錠受けに設け
られた穴にはまり込む形状を有し、前記穴にはまり込ん
で前記アームバーをその水平位置を決めつつ前記錠受け
に固定するロックプレートが設けられることを特徴とす
る。
の溝側への突出量を調整可能であるので、例えば、錠受
けの寸法誤差や施工誤差等を吸収して適切な突出量に設
定することができる。
において、溝と錠受けとを位置合わせする場合、この溝
を室内側および室外側から目視可能であって、この溝位
置に合わせて錠受けの位置を上下方向に調整可能に構成
したことを特徴とする。
ケースの溝との位置合わせを目視で行えるので、溝と錠
受けの位置合わせ調整が容易になる。
に基づいて説明する。
関引戸(建具)は枠体1を有し、この枠体1は左右の縦
枠2,3、および図示しない上枠と下枠を有する。この
縦枠2,3間には、室外側12に配置された外側の引戸
4と、室内側13に配置された内側の引戸5とが開閉自
在に配置されている。
ない上桟と下桟を有し、内側の引戸5は、左右の縦框
8,9と図示しない上桟と下桟を有している。縦框7,
9は召し合わせ框であり、枠体1の中央部で重なりあっ
ている。これらの引戸4,5はガラス10,11を有し
ている。
材2Bとを樹脂製のブリッジ14で連結して構成され、
上記縦枠3は、室内側部材3Aと室外側部材3Bとを樹
脂製のブリッジ15で連結して構成されている。
び図2に示すように、錠ケース20が設けられ、枠体1
の左右の縦枠2,3には、各引戸4,5側に指向してそ
れぞれ錠受け21が設けられている。
24を有する。アームバー22は必要に応じてX方向に
引出し量を調整可能であり、引出し量調整用の目盛り2
5を有する。取り付け板23は、二つのねじ26を用い
て、図1に示す左右の縦枠2,3の内面に固定される。
体32と、取り付け板30とで形成されている。この錠
ケース20は、図3に示すように、各引戸4,5の縦框
6,8の戸先面にねじ31を用いて固定されている。
する略U字状の第一の溝51が形成されている。この第
一の溝51の近傍には、揺動支点軸37を中心に、鉛直
面内を揺動するラッチ33が設けられ、このラッチ33
は、当該ラッチ33と固定ピン33Aとの間に掛け渡さ
れたばね39のばね力によって矢印Rの方向(時計方
向)に付勢されている。また、このラッチ33に隣接し
て、揺動支点軸41を中心に、当該ラッチ33と同一の
鉛直面内を揺動するレバー34が設けられ、このレバー
34は、ばね65のばね力によって矢印Rと反対の方向
(反時計方向)に付勢されている。このばね65は、一
端が箱体32の内面に当接し、他端が、固定ピン32A
を巻回した後、図中上方に延出して、レバー34に固定
されたピン34Aに係止されている。
するように、ラッチ33の切り欠きBに係合自在であ
る。
に、ラッチ解除レバー35が設けられている。このラッ
チ解除レバー35は、揺動支点軸42を中心に揺動する
とともに、この揺動支点軸42を介して、連結片36A
に連結されている。この連結片36は、スライダー36
に一体的に連結され、このスライダー36は、上下動さ
れる。このスライダー36は、鉛直方向に延出し、スラ
イダー36の上端部36Bと固定ピン32Bとの間には
ばね49が掛け渡され、このばね49のばね力によっ
て、矢印Tの方向に付勢されている。
曲げられ、この下端部36Cには、図4に示すように、
可動部71の上端が連結されている。この可動部71
は、引戸の可動引手70に設けられ、この可動引手70
を掴んで引戸を開けるとき、可動部71に連結されたス
ライダー36が、上記ばね49のばね力に抗して引き下
げられる構成を有している。
5の上方に重なり合うように、スライド板43が設けら
れている。このスライド板43の下端にはピン46が設
けられ、このピン46は箱体32に形成されたガイド溝
48に嵌合している。そして、後述するように、スライ
ド板43の上端に連結された施解錠つまみ60を上下動
させた場合、それに連動して、このスライド板43は、
上記のガイド溝48に案内されながら上下動される。
成され、このガイド溝45には、ラッチ解除レバー35
に固定されたピン44が嵌合している。このガイド溝4
5は、互いに略平行に上下方向に延びる第一のガイド溝
45A、第二のガイド溝45Bを有し、これらガイド溝
45A,45Bを、斜め溝45Cで連結することによっ
て構成されている。
ある場合、スライダー36が、ばね49のばね力に抗し
て引き下げられ、或いはばね49のばね力で引き上げら
れるとき、ラッチ解除レバー35に固定されたピン44
は、第一のガイド溝45A内を上下動する。スライド板
43が図3の状態から下方に押し下げられた場合、上記
ピン44は斜め溝45Cを通って、第二のガイド溝45
Bに移動する。そして、この場合、スライダー36が上
下動されると、上記ピン44は第二のガイド溝45B内
を上下動する。
2を収容する略U字状の第一の溝51が形成され、ラッ
チ33には、第一の溝51にアームバー22が収容され
たとき、この第一の溝51と協働してアームバー22の
四方を囲う略U字状の第二の溝52が形成されている。
2の直径Wよりも調整代W2だけ大きく設定されてい
る。
ー22がラッチ33にラッチされるまでの動作について
説明する。
側の引戸4を示している。図4において、61は戸先錠
を示し、この戸先錠61の錠穴に、室外側からキーを挿
入して回動させると引戸4の錠が解錠される。この戸先
錠61は、施解錠つまみ60と連動し、図4〜図6で
は、施解錠つまみ60が「開」であり、解錠されてい
る。図4では、引戸4が開かれている。
受け21のアームバー22がE方向に相対移動し、図5
に示すように、アームバー22が、錠ケース20に形成
された第一の溝51に進入する。すると、アームバー2
2で押されて、ラッチ33が、ばね39のばね力に抗し
てF方向に回転する。このラッチ33が、図5に示す位
置まで回転すると、レバー34の支えがなくなり、この
レバー34がばね65のばね力によってG方向に回転す
る。すると、上記のように、レバー34の先端部Aが、
ラッチ33の切り欠きBに係合し、それ以後、ラッチ3
3の時計方向への移動が規制される。この状態では、レ
バー34のピン40がラッチ解除レバー35の先端に係
止される。
U字状の第一の溝51に、錠受け21のアームバー22
が収容され、ラッチ33が鉛直面内を図5に示す位置ま
で揺動した場合、このラッチ33に形成された略U字状
の第二の溝52が、第一の溝51と協働して、アームバ
ー22の四方を囲う。これによれば、ラッチ33の係合
が完全になるため、ラッチ33が外れることはない。従
って、従来のものと異なり、引戸を閉じた際の反動によ
って、枠体と引戸との間に隙間があくといったトラブル
がほぼ解消される。
4を開けると、可動部70に連結されたスライダー36
が引き下げられ、このスライダー36と一体にラッチ解
除レバー35が引き下げられる。
「開」であり、引戸4は解錠の状態にある。従って、上
記スライド板43は、図3に示す位置にあり、上記スラ
イダー36が引き下げられると、ラッチ解除レバー35
に固定されたピン44が、第一のガイド溝45A内を下
方に移動する。
を下方に移動する場合、ラッチ解除レバー35は、その
先端がピン40を係止したまま、下方に引き下げられ
る。すると、このピン40を介して、レバー34がS方
向(時計方向)に回動し、レバー34の先端部Aとラッ
チ33の切り欠きBとの係合が解除され、それに伴っ
て、ラッチ33がばね39のばね力によってR方向(反
時計方向)に回動する。従って、ラッチ33は、図4に
示す位置に復帰し、アームバー22とラッチ33の係合
が解除される。
ように、スライド板43がT1方向に押し下げられる。
すると、上記ピン44が、斜め溝45C(図3)を通っ
て、第二のガイド溝45Bに移動し、これに伴って、ラ
ッチ解除レバー35がJ方向に回転する。この場合、引
戸4の施錠は、上記したように、施解錠つまみ60を押
し下げるか、或いは室外側から戸先錠61にキーを差し
込んで回すか、いずれかによりおこなわれる。
引戸4を開けると、可動部70に連結されたスライダー
36が引き下げられ、このスライダー36と一体にラッ
チ解除レバー35が引き下げられる。
先端がレバー34のピン40と係合しない状態で引き下
げられるので、ピン40はいわゆる空振りされる。従っ
て、レバー34の先端部Aと、ラッチ33の切り欠きB
との係合が維持され、アームバー22とラッチ33の係
合が維持される。これによれば、引戸4の錠が施錠され
た場合、確実に施錠される。
により、或いは製造時、輸送時の取り扱い等により、引
戸4,5に鉛直或いは水平方向の反りが発生すると、第
一の溝51とアームバー22との間に位置ずれが生じ
る。
鉛直方向に反った場合、引戸4側に設けた第一の溝51
が正常な位置Pから別の位置P1に移動する。すると、
アームバー22の位置は固定であるから、アームバー2
2と第一の溝51との間に水平方向の位置ずれが生じ
る。
形成された第一の溝51の溝壁であって、水平方向に延
在する両溝壁に、図10に示すように、アームバー22
を誘導案内する誘導部150が形成される。図10は図
3におけるH方向から見た断面図である。この誘導部1
50は、例えば傾斜面であり、アームバー22に向かう
方向に広がっている。
のアームバー22が、水平方向に位置ずれした誘導部1
50にあたって案内されることにより、第一の溝51内
に強制的に誘導されるため、引戸を閉じる場合、錠受け
21を錠ケース20の溝51に確実に案内できる。
錠ケース20の部分を凹ませる方向、或いは突出させる
方向に反る場合がある。
4に示すように、錠受け21のアームバー22の突出量
を調整する。この錠受け21は、図11、図12に示す
ように、取り付け板23とベース80と裏板23Aとを
有している。取り付け板23とベース80とは一体であ
ってもよい。
ップ85が形成され、このタップ85にはアジャスター
82の外周のねじ170がねじ込まれている。このアジ
ャスター82にはアームバー22が取り付けられ、この
アームバー22の途中にはロックプレート83が取り付
けられている。アジャスター82は、二本のねじ86で
ロックプレート83に固定され、このロックプレート8
3は、ベース80の穴84にはまり込む形状を有し、こ
こにはめ込んだ後、図15に示すように、二本のねじ8
6でベース80に固定されている。
る手順を説明する。
図16に示すように、ねじ86をゆるめ、図17に示す
ように、アジャスター82を回転させて、当該アジャス
ター82の外周ねじ170のねじ込み量を調整する。こ
のねじ170をねじ込めばねじ込むほど、アームバー2
2の突出量は短くなり、反対に、このねじ170を緩め
れば緩めるほど、アームバー22の突出量は長くなる。
度回転させると、アームバー22の突出量が1mm変化
するように設定されている。このアームバー22の突出
量を設定した後、ロックプレート83をねじ86でベー
ス80に取り付ける。この際に、ロックプレート83は
ベース80の穴84にはまり込むので、アームバー22
の水平位置が決められる。
ている。
部が、かしめによりバックプレート90に固定され、こ
のバックプレート90と取り付け板23との間に、任意
の厚みを有する複数のプレート91を重ねて配置するこ
とによって、アームバー22の突出量が調整されてい
る。プレート91は、図18に示すように、一方のねじ
86Aを外せば、他方のねじ86Bは緩めるだけで、そ
のねじ86Bを外すことなく、取り付け可能な形状を有
している。この例では、一方のねじ86Aを外し、他方
のねじ86Bは緩めるだけで、図中上方からプレート9
1を挿入することにより着脱自在である。
を参照して説明する。
た第一の溝51が、錠ケース20の側壁を切り欠くよう
に形成されている。この錠ケース20の側壁を切り欠く
ことによって、本実施形態では、錠ケース20に形成さ
れた第一の溝51と、錠受け21のアームバー22との
上下位置合わせを、室内側あるいは室外側から目視EY
でおこなうことができる。
締めて取り付け板23を縦枠2に仮固定する。そして、
目視EYで、第一の溝51に対するアームバー22のZ
方向に関する位置を確認する。
2に示すように、縦枠2には、穴220が設けられ、こ
の穴220の上端部と下端部には長穴状の調整穴230
を有している。この穴220の裏面には、裏板190が
位置し、縦枠2の前面に宛われた取り付け板23と、縦
枠2と、裏板190とがねじ26を用いて着脱自在に固
定されている。
ライバTLを用いてねじ26を緩め、図22に示す調整
穴230に沿って、取り付け板23を必要量移動させ、
図23に示すように、アームバー22と第一の溝51の
中心位置51gを合わせながら、ねじ26で固定する。
の上下位置を、約5mm程度の範囲内で調整することが
できる。
したが、本発明は、これに限定されず、種々の変形が可
能である。
れず、片引き引戸、或いは4枚引き引戸等にも適用され
ることは明らかである。アームバーはU字状に限らずJ
字状など他の形状であってもよい。また、誘導部は、テ
ーパ状のものに限らず他の形状たとえば湾曲面形状であ
ってもよい。
は、錠受けはアームバーの溝側への突出量を調整可能で
あるので、錠受けの寸法誤差や施工誤差等を吸収して適
切な突出量に設定できる。
ケースの溝との位置合わせを目視で行えるので、溝と錠
受けの位置合わせ調整が容易になる。
ある。
面図である。
面図である。
面図である。
解斜視図である。
ある。
る。
である。
の例を示す正面図である。
の例を示す側面図である。
の例を示す平面図である。
を示す斜視図である。
図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 枠体内に開閉自在に引戸を備え、 枠体の縦枠に引戸側に指向し、アームバーを有する錠受
けを備え、 引戸の戸先にこの錠受けに係止するラッチを有した錠ケ
ースを備え、 この錠ケースは錠受けのアームバーを収容する溝を備
え、 前記錠受けには、外周にねじが形成されたアジャスタが
ねじ込まれるタップが形成され、このアジャスタには、
前記アームバーが取り付けられ、このアームバーを回転
させて前記アジャスタの前記タップへのねじ込み量を調
整することにより前記アームバーの溝側への突出量が調
整され、 前記アームバーの途中には、前記錠受けに設けられた穴
にはまり込む形状を有し、前記穴にはまり込んで前記ア
ームバーをその水平位置を決めつつ前記錠受けに固定す
るロックプレートが設けられることを特徴とする建具。 - 【請求項2】 前記溝と前記錠受けとを位置合わせする
場合、この溝を室内側および室外側から目視可能であっ
て、この溝位置に合わせて錠受けの位置を上下方向に調
整可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の建
具。
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