JP3535108B2 - 回転圧入杭のトルク管理装置 - Google Patents

回転圧入杭のトルク管理装置

Info

Publication number
JP3535108B2
JP3535108B2 JP2001068781A JP2001068781A JP3535108B2 JP 3535108 B2 JP3535108 B2 JP 3535108B2 JP 2001068781 A JP2001068781 A JP 2001068781A JP 2001068781 A JP2001068781 A JP 2001068781A JP 3535108 B2 JP3535108 B2 JP 3535108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pile
hydraulic motor
control
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001068781A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002275896A (ja
Inventor
延浩 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP2001068781A priority Critical patent/JP3535108B2/ja
Publication of JP2002275896A publication Critical patent/JP2002275896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3535108B2 publication Critical patent/JP3535108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管杭やケーシン
グを油圧モータにより回転させて地中に建て込む際の回
転トルクを管理するトルク管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋼管杭やケーシングを回転さ
せながら地中に押し込んで建て込む杭施工機には、杭や
ケーシングが支持地盤に達したときは予め設定した設定
トルクで建て込まれるように管理している。出願人は先
に杭径に応じた適切なトルクの発生を管理できるトルク
管理装置を開発した(特開平10−280409号)。
【0003】このトルク管理装置は、図4に示すよう
に、制御圧に応じて押しのけ容積が可変な油圧モータ6
を定吐出型の油圧ポンプ10から切換弁11を介して接
続し、油圧モータ6の斜板制御部6aへ指令信号に応じ
て制御圧を変える電磁制御弁15を設け、油圧モータ6
への圧油の供給流路18に供給圧センサ17を設けると
ともに斜板制御部6aへの制御流路19に制御圧センサ
16を設けている。そして、電磁制御弁15へ指令する
とともに供給圧センサ17および制御圧センサ16の検
知信号を取り入れて設定トルクと出力トルクを演算して
表示する管理制御装置14を備えている。なお、12は
供給流路18に設けられたリリーフ弁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の杭施工機のトル
ク管理装置は、電磁制御弁15へ指令することで油圧モ
ータの押しのけ容積を変化させ任意の設定トルクにでき
るので、杭径に応じた適切な値にでき、出力トルクをリ
アルタイムで監視できるから、杭の建て込みに必要なト
ルクで施工されたことを容易に確認することができる。
【0005】しかしながら、油圧モータへの供給流路に
設けられるリリーフ弁は杭施工機の最大能力を想定し、
油圧モータ、切換弁、流路などを保護するために必要な
大きな値を設定しているので、小径の杭など掘削抵抗の
小さい場合には油圧モータの回転数が大きなものとなり
油圧モータの効率が悪くなるばかりでなく、杭先端の掘
削具の破損や摩耗が速いなど施工上も好ましくない。こ
れを防止するには可変吐出型の油圧ポンプを使用し油圧
モータへの供給量も制御するようにすればよいが、トル
ク管理をするための制御装置が複雑になり、高価なもの
になってしまう。
【0006】また、回転圧入時の掘削抵抗はかなり変動
が大きく、出力トルクがしばしば設定トルクになり、リ
リーフ弁が作動するが、リリーフ設定圧が高いため油圧
ポンプの負荷が大きく油温の上昇も速いという問題もあ
る。そこで、本発明は、油圧モータの回転が効率のよい
範囲に選定でき、杭径に応じた適切なトルクの発生を管
理できる回転圧入杭のトルク管理装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では次の手段を採った。即ち、油圧
モータを備えた昇降可能な杭駆動装置で杭を回転させる
とともに地中に押し込んで建て込まれる回転圧入杭のト
ルク管理装置において、該油圧モータは制御圧に応じて
押しのけ容積が可変なものとし、油圧モータへ圧油を供
給する供給流路に指令信号に応じて設定圧が可変な電磁
比例リリーフ弁を設けるとともに油圧モータへの供給圧
を検知する供給圧センサを設け、油圧モータの押しの
け容積を変える制御圧を送るため制御流路に電磁制御弁
を設けるとともに制御圧を検知する制御圧センサを設
け、かつ、杭径などに応じて該設定圧および制御圧
予め設定する設定手段と、設定圧と制御圧センサの
信号から設定トルクを演算して表示するとともに制御
圧センサと供給圧センサの信号から出力トルクを演算
して表示する管理制御装置を設けたことを特徴としてい
る。
【0008】ここで、回転圧入杭は鋼管杭やケーシング
を意味し、これの施工機は、自走できる施工機本体の前
部にリーダを立設し、リーダに付設したガイドレールに
杭駆動装置を案内昇降させるようにしたものが一般的で
あるが、本発明はこれに限るものではなく、例えばケー
シングを把持して回転するとともに地中へ押し込む場所
打ち杭工法で使用されるケーシングドライバなども含ま
れる。また、回転圧入杭の地中への押込み手段はどんな
ものでもよく、例えば動力を備えず装置の重量を利用す
るものも含まれる。
【0009】油圧モータの出力トルクTは、供給圧をP
3、油圧モータの1回転当たりの押しのけ容積をVとす
ると、T=V×P3/2πで表される。また、押しのけ
容積Vは斜板の角度を変える制御圧P2に比例するの
で、T=α×P2×P3/2πと直すことができる。な
お、αは比例定数である。
【0010】したがって、出力トルク(T)は、制御圧
(P2)と油圧モータへの供給圧(P3)を検知すれば演
算して求めることができる。また、設定トルクは杭が支
持地盤に達し杭を回転させて建て込むときの値であり、
P3の代わりに油圧モータへの供給路に設けたリリーフ
弁の設定圧力P1を代入することによって求めることが
できる。通常設定トルクは杭の種類、強度、径などによ
って決められる。
【0011】この発明では、電磁比例リリーフ弁を使用
しているので、P1を任意に変更でき杭の回転速度を適
切なものとすることができる。請求項2の発明は、油圧
モータを備えた昇降可能な杭駆動装置で杭を回転させる
とともに地中に押し込んで建て込まれる回転圧入杭のト
ルク管理装置において、該油圧モータは高低2段に回転
数を変えられるものとし、油圧モータへ圧油を供給する
供給路に指令信号に応じて設定圧が可変な電磁比例リ
リーフ弁を設けるとともに油圧モータへの供給圧を検知
する供給圧センサを設け、かつ、杭径などに応じて予め
設定圧を設定する設定手段および油圧モータの高低を
切り換える切換手段と、設定圧と油圧モータの高低の
信号から設定トルクを演算して表示するとともに油圧モ
ータの高低の信号と供給圧センサの信号から出力トル
クを演算して表示する管理制御装置を設けたことを特徴
としている。
【0012】請求項1の発明との相違点は、油圧モータ
の回転数を高低2段に変えられるものを用いた点であ
る。この油圧モータは上記のように制御圧で斜板の角度
を変えて押しのけ容積を変えるようにしたものでもよい
が、2個の定容量の油圧モータを設けて1個または2個
の油圧モータを作動させるように切り換え可能としても
よい。
【0013】設定トルクは油圧モータの回転を高低いず
れかに選択し、油圧モータへ供給する供給路のリリーフ
圧(P1)を決めればよい。出力トルクは油圧モータへ
の供給圧を検知して高低の選択情報から得ることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。なお、上記説明した従来例図
4に示す機器や部材が同じであるものは同一符号で示し
ている。
【0015】この実施の形態では杭施工機は図3に示す
ように、自走可能な施工機本体1の前部にリーダ2を立
設し、これに付設したガイドレール2aに係合させて杭
駆動装置3が昇降可能に設けたもので説明する。杭駆動
装置3にはリーダ2の上下両端に設けたスプロケット4
に張設されたチェーン5の両端が連結されており、該ス
プロケット4を図示しない別途設けた駆動装置で駆動す
ることにより、杭駆動装置3がガイドレール2aに案内
されて昇降するように構成されている。
【0016】杭駆動装置3は油圧モータ6とこれに接続
された減速機7を備え、減速機7の出力軸には杭を支持
する杭支持金具8が設けられている。請求項1の発明の
トルク管理装置は図1に示すように、減速機7を介して
杭を駆動する油圧モータ6が定吐出型の油圧ポンプ10
に切換弁11を介して接続され、この供給流路18には
電磁比例リリーフ弁21と供給圧センサ17が設けられ
ている。
【0017】油圧モータ6は斜板の傾きを変えることに
より押しのけ容積Vが変わるもので、斜板の傾きは、斜
板制御部6aに内装されたバネと供給する制御圧P2と
の釣合により決まる。電磁比例リリーフ弁21は供給流
路18内の供給圧P3が設定圧P1を超えたときに開弁し
て、油圧タンクへ圧油を逃すもので、設定圧P1は電気
的指令によって任意に変えることができる周知のもので
ある。
【0018】油圧モータ6の斜板制御部6aへ送る制御
圧は別途設けた制御ポンプ20から供給され、電磁制御
弁15を介して接続されている。この制御流路19には
斜板制御部6aへの制御圧P2(電磁制御弁15の二次
側)を検知する制御圧センサ16が設けられている。な
お、13は制御流路19に設けられたリリーフ弁であ
る。
【0019】電磁制御弁15はここでは電磁比例減圧弁
を用いており入力される指令信号に応じて制御流路19
から導入される制御圧を減圧して斜板制御部6aに導い
ている。電磁制御弁15は制御流路19の圧力の変動に
かかわらず二次圧が一定となるように、二次圧と電磁力
との釣合により弁開度が決定されるものである。
【0020】一方、運転室には設定圧P1および制御圧
P2の設定手段と、設定圧P1と制御圧センサ16の信号
から設定トルクTsを演算して表示するとともに制御圧
センサ16と供給圧センサP3の信号を取り入れ、出力
トルクTを演算して表示する管理制御装置22が設けら
れている。
【0021】設定圧P1の設定手段は設定ダイヤル25
であり、これを回すことにより供給流路18の電磁比例
リリーフ弁21のリリーフ設定圧1を任意に変更するこ
とができ、設定圧P1は表示部26に表示される。制御
圧P2の設定手段は設定ダイヤル24であり、これを回
すことにより制御流路19の電磁制御弁15への指令信
号を任意に変えることができる。
【0022】また、演算された設定トルクTsは表示部
23aに、出力トルクTは表示部23bに表示される。
このように構成されているので、作業者は、杭径などに
応じて供給流路18の電磁比例リリーフ弁21の設定圧
(P1)を決め、管理制御装置22の設定ダイヤル25
を操作して表示部26にP1を表示させる。設定ダイヤ
ル25を操作するとその操作量に応じた指令信号を電磁
比例リリーフ弁21を送出し、リリーフ圧が設定され
る。
【0023】次に、設定ダイヤル24を操作して、油圧
モータ6の斜板制御部6aへ供給する制御圧P2を設定
する。設定ダイヤル24を操作するとその操作量に応じ
た指令信号を電磁制御弁15に送出し、制御ポンプ20
からの圧油を減圧し、この圧力に応じた角度に油圧モー
タ6の斜板が設定される。
【0024】そして、制御圧センサ16が制御圧P2を
検出して、管理制御装置22に出力するので、設定圧P
1と制御圧P2とから設定トルクTsを算出し、表示部2
3aに表示される。作業者は、これを見ながら、所望の
設定トルクTsになるように設定ダイヤル24を操作す
ればよい。
【0025】切換弁11を操作して、油圧モータ6を回
転駆動させるとともに杭駆動装置3をリーダ2に沿って
下降させると、杭9が回転しながら地中に押し込まれ
る。このとき、油圧モータ6に供給される供給圧P3
は、杭9の回転抵抗に応じて変化する。供給圧センサ1
7はこの供給圧P3を検出して管理制御装置22に送出
され、この供給圧P3と制御圧P2とに基づいて、出力ト
ルクTを算出し、表示部23bに表示されるので、作業
者は、この出力トルクTを監視しながら、作業する。
【0026】杭9が支持地盤に到達したときには、回転
抵抗が増加し、出力トルクTが設定トルクTs に達す
る。作業者は切換弁11を操作して、油圧モータ6への
作動油の供給を停止すればよい。なお、杭9が支持地盤
に到達してない場合であっても、杭の回転抵抗が大きく
て出力トルクが設定トルクになる場合があるが、これを
監視している作業者は適宜切換弁11を操作し、作業を
行う。
【0027】次に、請求項2に記載の発明の実施の形態
について図2に基づいて説明する。なお、この図におい
て図1に示した各部と共通する部分については、同一の
符号を付し、その説明を省略する。回転数を高低の2段
に切り換え可能な油圧モータ35が定吐出型の油圧ポン
プ10に切換弁11を介して接続され、この供給流路1
8には電磁比例リリーフ弁21と供給圧センサ17が設
けられている。
【0028】油圧モータ35は斜板の傾きを変えて押し
のけ容積Vを変えるようにしたもので、切換制御部35
aに制御圧を供給するか否かにより切り換えられる。そ
して、この切換制御部35aへの制御油圧は別途設けた
制御ポンプ20から電磁切換弁27を介して接続されて
いる。
【0029】一方、運転室には設定圧P1の設定手段お
よび油圧モータ35の高低を切り換える切換手段と、設
定圧P1と油圧モータ35の高低の信号から設定トルク
Tsを演算して表示するとともに高低の信号と供給圧セ
ンサ17の信号から出力トルクTを演算して表示する管
理制御装置30が設けられている。
【0030】設定圧P1の設定手段は設定ダイヤル25
であり、これを回すことにより供給流路18の電磁比例
リリーフ弁21のリリーフ設定圧1を任意に変更するこ
とができ、設定圧P1は表示部26に表示される。油圧
モータ35の高低を切り換える切換手段は高低切換スイ
ッチ31であり、これを操作することにより、電磁切換
弁27が切り換えられ油圧モータ35の切換制御部35
へ制御圧が送られる。
【0031】なお、23aは演算された設定トルクTs
の表示部、23bは出力トルクTの表示部である。この
ように構成されているので、作業者は、杭径などを考慮
して杭を高速で回転させるかまたは低速で回転させるか
を決めるとともに、設定ダイヤル25を操作して、設定
圧P1を設定する。
【0032】設定ダイヤル25を操作すると表示部26
に設定圧P1が表示されるとともに高低切換スイッチ3
1が高低いずれであるかの信号から設定トルクTsが演
算され表示部23aに表示されるので、作業者はこれを
見ながら所望の設定トルクになるようにすればよい。
【0033】切換弁11を操作して、杭を回転させると
供給圧センサ17で検出された供給圧P3が管理制御装
置30に送出されるので、この供給圧P3と高低切換ス
イッチ31の位置信号に基づいて、出力トルクTを算出
し、表示部23bに表示される。作業者は、この出力ト
ルクTを監視しながら、作業する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の回
転圧入杭のトルク管理装置は、油圧モータは制御圧に応
じて押しのけ容積が可変なものとし、油圧モータへ圧油
を供給する供給流路に指令信号に応じて設定圧が可変な
電磁比例リリーフ弁を設けるとともに油圧モータへの供
給圧を検知する供給圧センサを設け、油圧モータの押
しのけ容積を変える制御圧を送るため制御流路に電磁制
御弁を設けるとともに制御圧を検知する制御圧センサを
設け、かつ、杭径などに応じて該設定圧および制御圧
を予め設定する設定手段と、設定圧と制御圧センサ
の信号から設定トルクを演算して表示するとともに
御圧センサと供給圧センサの信号から出力トルクを演
算して表示する管理制御装置を設けたので、杭径などに
より設定トルクが種々のものに対して適切な回転で設定
トルクを簡便に設定でき施工範囲が広くなり、回転抵抗
の小さい杭では油圧モータへの供給圧のリリーフ圧を低
くできるので、油温の上昇を押さえることができる。ま
た、出力トルクをリアルタイムで監視することができる
と共に、杭の建て込みに必要なトルクで施工されたこと
を容易に確認することができる。
【0035】請求項2の発明の回転圧入杭のトルク管理
装置は、油圧モータは高低2段に回転数を変えられるも
のとし、油圧モータへ圧油を供給する供給路に指令信
号に応じて設定圧が可変な電磁比例リリーフ弁を設け
とともに油圧モータへの供給圧を検知する供給圧センサ
を設け、かつ、杭径などに応じて予め該設定圧を設定す
る設定手段および油圧モータの高低を切り換える切換手
段と、該設定圧と油圧モータの高低の信号から設定トル
クを演算して表示するとともに油圧モータの高低の信号
と該供給圧センサの信号から出力トルクを演算して表示
する管理制御装置を設けたので、構成が簡素なものとな
り、設定トルクの設定がより簡便にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施形態としての回転圧入
杭のトルク管理装置の回路図である。
【図2】請求項2の発明の一実施形態としての回転圧入
杭のトルク管理装置の回路図である。
【図3】本実施形態の杭施工機の正面図である。
【図4】従来の回転圧入杭のトルク管理装置の回路図で
ある。
【符号の説明】 1…杭施工機本体 2…リーダ 2a…ガイドレール 3…杭駆動装置 4…スプロケット 5…チェーン 6…油圧モータ 6a…斜板制御部 7…減速機 8…杭支持金具 9…杭 10…油圧ポンプ 11…切換弁 12…リリーフ弁 13…リリーフ弁 14…管理制御装置 14a…設定ダイヤル 14b,14c…表示部 15…電磁制御弁 16…制御圧センサ 17…供給圧センサ 18…供給流路 19…制御流路 20…制御ポンプ 21…電磁比例リリーフ弁 22…管理制御装置 23a,23b…表示部 24,25…設定ダイヤル 26…表示部 27…電磁切換弁 30…管理制御装置 31…高低切換スイッチ 35…油圧モータ 35a…切換制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 13/06 E02D 7/20 - 7/22 F15B 11/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧モータを備えた昇降可能な杭駆動装置
    で杭を回転させるとともに地中に押し込んで建て込まれ
    る回転圧入杭のトルク管理装置において、該油圧モータ
    は制御圧に応じて押しのけ容積が可変なものとし、油圧
    モータへ圧油を供給する供給流路に指令信号に応じて設
    定圧が可変な電磁比例リリーフ弁を設けるとともに油圧
    モータへの供給圧を検知する供給圧センサを設け、
    圧モータの押しのけ容積を変える制御圧を送るため制御
    流路に電磁制御弁を設けるとともに制御圧を検知する制
    御圧センサを設け、かつ、杭径などに応じて該設定圧お
    よび制御圧を予め設定する設定手段と、設定圧と
    制御圧センサの信号から設定トルクを演算して表示する
    とともに制御圧センサと供給圧センサの信号から出
    力トルクを演算して表示する管理制御装置を設けたこと
    を特徴とする回転圧入杭のトルク管理装置。
  2. 【請求項2】油圧モータを備えた昇降可能な杭駆動装置
    で杭を回転させるとともに地中に押し込んで建て込まれ
    る回転圧入杭のトルク管理装置において、該油圧モータ
    は高低2段に回転数を変えられるものとし、油圧モータ
    へ圧油を供給する供給路に指令信号に応じて設定圧が
    可変な電磁比例リリーフ弁を設けるとともに油圧モータ
    への供給圧を検知する供給圧センサを設け、かつ、杭径
    などに応じて予め該設定圧を設定する設定手段および油
    圧モータの高低を切り換える切換手段と、設定圧と油
    圧モータの高低の信号から設定トルクを演算して表示す
    るとともに油圧モータの高低の信号と供給圧センサの
    信号から出力トルクを演算して表示する管理制御装置を
    設けたことを特徴とする回転圧入杭のトルク管理装置。
JP2001068781A 2001-03-12 2001-03-12 回転圧入杭のトルク管理装置 Expired - Fee Related JP3535108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001068781A JP3535108B2 (ja) 2001-03-12 2001-03-12 回転圧入杭のトルク管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001068781A JP3535108B2 (ja) 2001-03-12 2001-03-12 回転圧入杭のトルク管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002275896A JP2002275896A (ja) 2002-09-25
JP3535108B2 true JP3535108B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=18926915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001068781A Expired - Fee Related JP3535108B2 (ja) 2001-03-12 2001-03-12 回転圧入杭のトルク管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3535108B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012683A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 作業車両の走行制御機構
CN102943477A (zh) * 2012-11-27 2013-02-27 恒天九五重工有限公司 一种静力压桩机四抓夹持器的压力调节系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002275896A (ja) 2002-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10132056B2 (en) Shovel
EP1512798B1 (en) Hydraulic Controller for Construction Machine
US20010037899A1 (en) Apparatus and method for controlling an underground boring machine
CN102893035B (zh) 用于建筑机械的液压泵控制系统
EP2937475A1 (en) Shovel and shovel control method
CN107949676B (zh) 工程机械的驱动控制装置
JP2011137367A (ja) オープンセンタ方式の掘削機用油圧システムの旋回モータ制御方法
JP3129986B2 (ja) 杭施工機のトルク管理装置
JP3535108B2 (ja) 回転圧入杭のトルク管理装置
JPH09177679A (ja) ポンプトルク制御装置
JP3947302B2 (ja) 施工機の掘削制御装置
JP3491940B2 (ja) 可変容量型油圧ポンプの制御装置
JP3501981B2 (ja) 油圧ショベルの流量制御装置及び方法
JP5517841B2 (ja) 杭打機
JP4565709B2 (ja) 施工機の制御装置
JP4472204B2 (ja) 回転圧入杭の駆動装置
JP4111329B2 (ja) 杭の回転圧入制御装置
EP3617563B1 (en) Traveling control mechanism and traveling control method of hydraulic driving type construction machine
JP2000073680A (ja) 施工機の掘削制御装置
JP3748824B2 (ja) 回転駆動制御手段
KR20110073639A (ko) 건설기계의 주행 감지 장치 및 방법
CN111305309A (zh) 用于控制液压绞车操作的系统
JPH07119704A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP3980128B2 (ja) 作業機の旋回制御装置
US11905681B2 (en) Prime mover speed control for hydrostatic working machine

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees