JPH09177679A - ポンプトルク制御装置 - Google Patents

ポンプトルク制御装置

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JPH09177679A
JPH09177679A JP7335100A JP33510095A JPH09177679A JP H09177679 A JPH09177679 A JP H09177679A JP 7335100 A JP7335100 A JP 7335100A JP 33510095 A JP33510095 A JP 33510095A JP H09177679 A JPH09177679 A JP H09177679A
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torque
engine
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pump
value
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Application number
JP7335100A
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Inventor
Shigeya Konno
繁哉 今野
Toichi Hirata
東一 平田
Genroku Sugiyama
玄六 杉山
Shigehiro Yoshinaga
滋博 吉永
Youichi Furuwatari
陽一 古渡
Hiroji Ishikawa
広二 石川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B11/00Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2246Control of prime movers, e.g. depending on the hydraulic load of work tools
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2232Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps
    • E02F9/2235Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps including an electronic controller
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2278Hydraulic circuits
    • E02F9/2296Systems with a variable displacement pump
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2710/00Output or target parameters relating to a particular sub-units
    • B60W2710/06Combustion engines, Gas turbines
    • B60W2710/0644Engine speed

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンストールの発生を防止することがで
き、かつ、エンジントルクを充分に利用することができ
るポンプトルク制御装置を提供すること。 【解決手段】 コントローラ120に入力されたエンジ
ン目標回転数Nに対応するエンジントルクTが関数機能
121により求められ、これにトルク補正値が加算さ
れ、定数が乗算され、乗算値がポンプ吐出圧Pd で除算
されてポンプの押しのけ容積qが求められ、この値qに
対応する目標傾転量θ1 が関数機能125により求めら
れ、ネガティブコントロール圧から求められる目標傾転
量θ2 と比較され、小さい方の値が選択され、目標傾転
量θ13として出力される。トルク補正値は入力装置15
によりEEPROMに任意に設定される。トルク補正値
を負の値に選定することによりエンジンストールの発生
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変容量油圧ポン
プからの吐出油で駆動される各種装置を用いて作業を行
なう場合に、当該可変容量油圧ポンプを制御するポンプ
トルク制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の油圧作業機の多くは、
可変容量油圧ポンプ(以下、単に油圧ポンプという。)
を搭載し、油圧ポンプからの圧油により油圧アクチュエ
ータを駆動して所要の作業を行なう。このような油圧作
業機に使用される油圧回路を、油圧ショベルを例示して
説明する。
【0003】図3は油圧ショベルの油圧回路図である。
この図で、1はエンジン、1aはエンジン1の目標回転
数を指示するスロットルレバー、1bはエンジン1の始
動を指示するキースイッチである。スロットルレバー1
aは図示しない目標回転数発生器を備え、この目標回転
数発生器はスロットルレバー1aで指示された目標回転
数に比例した電気信号を出力する。2はエンジン1によ
り駆動される油圧ポンプ、2aは斜板や斜軸等の油圧ポ
ンプ2の押しのけ容積可変機構(以下、斜板で代表させ
る。)である。3は斜板2aを制御するレギュレータで
あり、斜板2aを駆動する油圧シリンダ3a、および油
圧シリンダ3aの駆動を制御する馬力制御用のスプール
3bと流量制御用のスプール3cで構成されている。
【0004】5はブームシリンダ、6はブームシリンダ
5の駆動を制御する流量制御弁である。油圧ショベルに
は、ブームシリンダ5の他にアームシリンダ、バケット
シリンダ、旋回モータ、走行モータ等の油圧アクチュエ
ータが備えられ、これらに対してそれぞれ流量制御弁が
設けられているが、それらの図示は省略する。7はセン
タバイパス路であり、油圧ポンプ2から中立位置にある
各流量制御弁を通ってタンク8に通じている。9はセン
タバイパス路7における最下流の流量制御弁のさらに下
流に設けられた絞りである。
【0005】10は油圧ポンプ2の吐出圧Pd を検出す
るポンプ吐出圧センサ、11は絞り9の上流側の圧力
(ネガティブコントロール圧)Pn を検出するネガティ
ブコントロール圧センサである。12はコントローラで
あり、スロットルレバー1aからの目標回転数、ポンプ
吐出圧センサ10で検出されたポンプ吐出圧Pd 、およ
びネガティブコントロール圧センサで検出されたネガテ
ィブコントロール圧Pnを入力して所定の制御信号を得
る。13はコントローラ12の出力信号に応じて作動す
る比例電磁弁である。
【0006】上記の構成において、いずれかの流量制御
弁、例えば流量制御弁6が操作された場合、その操作量
が小さいときにはセンタバイパス路7の通過流量が多
く、ネガティブコントロール圧Pn が高くなり、逆に操
作量が大きいときにはネガティブコントロール圧Pn
低くなる。コントローラ12は、ネガティブコントロー
ル圧Pn が高いときには油圧ポンプ2の吐出圧を減らす
ように斜板2aの目標傾転量を演算し、ネガティブコン
トロール圧Pn が低いときには油圧ポンプ2の吐出圧を
増やすように斜板2aの目標傾転量を演算する。この演
算結果により油圧馬力が定まり、コントローラ12は当
該油圧馬力がエンジン1の馬力を超えないように目標傾
転量を演算して馬力制御を行なうことになる。即ち、コ
ントローラ12は、演算結果を、比例電磁弁13を駆動
するための電流の指令値に変換し、この指令値に応じて
図示しない電源から電流が出力され、これに応じてレギ
ュレータ3が斜板2aを駆動し、その結果、油圧ポンプ
2からブームシリンダ5を駆動させるのに充分な圧油が
吐出される。吐出された圧油が油圧馬力を生じることと
なる。
【0007】一方、エンジン1が回転すると油圧ポンプ
2に連結されている軸にトルクが発生し、このとき発生
したトルクとエンジン1の回転数とによってエンジン馬
力が決まる。そして、エンジン1は上記油圧馬力を発生
させるだけのエンジン馬力を発生させなければならな
い。これを油圧ポンプ2側からみると、コントローラ1
2は、エンジン馬力を超える油圧馬力を出させないよう
に目標傾転量を制御しなければならない。
【0008】図4はコントローラ12の馬力制御に関す
る機能の説明図である。この図で、1a1 は、スロット
ルレバー1aが操作されたときその操作量に応じた目標
回転数を出力する目標回転数発生器、10は図2に示す
ポンプ吐出圧センサであり、油圧ポンプ2の吐出圧Pd
を出力する。121は目標回転数に対するエンジントル
クの関係(ベーストルク)を定める関数機能、122は
定数設定機能、123は乗算機能、124は除算機能、
125は除算機能124で得られた油圧ポンプ2の押し
のけ容積qに対する目標傾転量の関係を定める関数機能
である。126はネガティブコントロール圧Pn を入力
してこれに応じた目標傾転量θ2 を求める関数機能、1
27は関数機能125で得られた目標傾転量θ1 と関数
機能126で得られた目標傾転量θ2 のうちの小さい方
の値を選択する最小値選択機能を表わす。θ13は比例電
磁弁13へ出力される選択された目標傾転量を示す。
【0009】目標回転数Nが入力されると、これに対応
するエンジントルクTが関数機能121により求めら
れ、求められたエンジントルクTには定数設定機能12
2に設定された定数が乗算機能123により乗算され、
その演算結果を、除算機能124により、入力されたポ
ンプ吐出圧Pd で除算することにより押しのけ容積qが
得られる。この押しのけ容積qに対応する斜板2aの目
標傾転量θ1 が関数機能125により求められ、当該目
標傾転量θ1 が最小値選択機能127により関数機能1
26で得られた目標傾転量θ2 と比較され、小さい方の
値が最終の目標傾転量θ13として比例電磁弁13へ出力
され、これにより、油圧馬力をエンジン馬力を超えない
ように制御(馬力制御)することができる。
【0010】上記押しのけ容積qを得るまでの機能を数
式で表わすと次のようになる。今、油圧ポンプ2の機械
効率をηm 、容積効率をηV とすると、油圧ポンプ2の
全効率ηP は、 ηP =ηm ・ηV …………(1) ここで、エンジン馬力をLE 、油圧馬力をLP とする
と、 LP =ηP ・LE …………(2) であり、又、油圧ポンプ2の流量をQ、エンジントルク
を上記のようにT、油圧ポンプ2の吐出圧を上記のよう
にPd とすると、 LE =N・T/716 …………(3) LP =Pd ・Q/450 …………(4) で表わされ、(2)、(3)、(4)式から T=Pd ・Q/(0.628 ・ηP ・N)…………(5) となる。(5)式において、流量Qは、油圧ポンプ2の
押しのけ容積を上記のようにqとすると、 Q=ηV ・N・q/1000…………(6) であるから、(6)式を(5)式に代入して押しのけ容
積qを求めると、 q=628 ・ηm ・T/Pd …………(7) となる。この(7)式で、エンジントルクTは関数機能
121により得られる値、係数(628 ・ηm )は定数設
定機能122に設定される値となる。
【0011】コントローラ12がコンピュータで構成さ
れている場合、関数機能121は、目標回転数Nとエン
ジントルクTとの関係(ベーストルク)をメモリの所定
領域に格納して目標回転数Nに対応するエンジントルク
Tを抽出する機能、関数機能125は、押しのけ容積q
と目標傾転量θ1 との関係をメモリの他の所定領域に格
納して押しのけ容積qに対応する目標傾転量θ1 を抽出
する機能、同じく関数機能126は、ネガティブコント
ロール圧Pn と目標傾転量θ2 との関係をメモリのさら
に他の領域に格納してネガティブコントロール圧Pn
対応する目標傾転量θ2 を抽出する機能である。さら
に、定数設定機能122は定数をメモリの上記各領域以
外の所定の領域に格納する機能である。又、乗算機能1
23、除算機能124、および最小値選択機能127は
コンピュータが通常有する演算機能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、コント
ローラ12により適正な馬力制御が行なわれる。しか
し、エンジンが長期間使用されている場合や、エンジン
に使用する燃料が良質でない場合、上記馬力制御では作
業中にしばしばエンジンストールを生じることがあり、
そのような場合には、円滑な作業ができなくなる。逆
に、新しいエンジンを使用する場合、所定のエンジント
ルクより大きなエンジントルクを発生できる場合があ
り、この場合には、上記馬力制御によっては、折角の大
きなエンジントルクが有効に使用されない事態を生じ
る。
【0013】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、エンジンストールの発生を防止することが
でき、かつ、エンジントルクを充分に利用することがで
きるポンプトルク制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、エンジンにより駆動される可変容量油圧
ポンプと、この可変容量油圧ポンプの吐出量を定める押
しのけ容積可変機構と、この押しのけ容積可変機構の傾
転量を制御するレギュレータと、前記可変容量油圧ポン
プの吐出圧を検出するポンプ吐出圧検出手段と、前記エ
ンジンの目標回転数を指示する回転数指示手段と、この
回転数指示手段により指示された目標回転数に応じた前
記エンジンのトルクを求め、この求められたトルクに基
づいて前記レギュレータを制御する制御手段とを備えた
ポンプトルク制御装置において、前記求められたエンジ
ンのトルクを設定手段に設定された設定値により補正す
る補正手段を設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
コントローラの馬力制御に関する機能の説明図である。
この図で、図4に示す部分と同一又は等価な部分には同
一符号を付して説明を省略する。120は本実施の形態
におけるコントローラ、128は関数機能121により
得られたトルクTを補正するための値が設定されるトル
ク補正値設定機能、129は関数機能121により得ら
れたトルクTとトルク補正値設定機能128に設定され
たトルク補正値とを加算する加算機能である。コントロ
ーラ120がコンピュータで構成される場合、トルク補
正値設定機能128はトルク補正値を格納する機能であ
り、この機能を遂行するために、EEPROM(electr
ically erasable and programmable read only m
emory)が用いられる。又、加算器能129はコンピュ
ータが通常有する演算機能である。15はコンピュータ
で構成される携帯型の入力装置であり、上記EEPRO
M側のコネクタ14aと入力装置側のコネクタ14bと
を接続することにより当該EEPROMに接続される。
151は入力装置15の表示部、152はキーボードを
示す。
【0016】次に、本実施の形態の動作を説明する。通
常、作業機に対しては保守員が定期的に巡回して、又は
使用者の要求により派遣されて、必要な保守点検を行な
う。ところで、作業中にエンジンが停止したり、停止し
そうになったりするのは、エンジン1のトルクが低下し
て関数機能121によって格納されているベーストルク
とエンジン1が実際に発揮できるトルクとの間の差が大
きくなっている結果生じるものと判断される。
【0017】そこで、保守員は、使用者から「エンジン
が停止したり、停止しそうになったりする」という訴え
があった場合や、保守点検中にそのような事態を発見し
た場合、コネクタ14a、14bにより、携帯している
入力装置15を上記EEPROMに接続し、EEPRO
Mに所定の数値を入力し、これをトルク補正値として格
納する。このトルク補正値は、保守員が作業機の作業状
態におけるエンジン1の状態をみて、経験上、エンジン
停止を生じないような値とする。このように、エンジン
停止に対処する場合、トルク補正値は負の値とされる
が、逆に、エンジン1が新しくてより大きなトルクを発
生することができると考えられる場合には正の値とされ
る。
【0018】図2は図1に示す加算器能129による加
算結果を説明する図である。この図で、Tは関数機能1
21により求められるエンジントルク(ベーストルク)
特性曲線を示す。図1において、関数機能121により
得られたエンジントルクTは、加算器能129によりE
EPROMに設定されたトルク補正値と加算される。
今、EEPROMに設定されているトルク補正値が、エ
ンジン停止に対処するための負の値であるとすると、出
力されたエンジントルクTは加算機能129によりトル
ク補正値分だけ減算される。この結果、関数機能121
により得られる各目標回転数におけるエンジントルクは
図2に曲線T1 で示すように、ベーストルク特性曲線T
に対して一様に減少する。このため、目標傾転量θ1
減少し、エンジン1の停止を防止することができる。逆
に、エンジン1が新しくてより大きなトルクを発生する
ことができると考えられる場合に対処するため正のトル
ク補正値が設定されると、出力されたエンジントルクT
は加算器能129によりトルク補正値分だけ加算され、
関数機能121により得られる各目標回転数におけるエ
ンジントルクは図2に曲線T2 で示すように、ベースト
ルク特性曲線Tに対して一様に増加し、目標傾転量θ1
も増加して、エンジントルクを充分に利用することがで
きる。なお、図2において、トルク補正値、即ち、曲線
Tと曲線T1 との差、および曲線Tと曲線T2 との差
は、理解を容易にするため誇張して描かれている。
【0019】このように、本実施の形態では、エンジン
の状態に応じてトルク補正値によりベーストルクを補正
するようにしたので、エンジンストールのおそれがある
場合にはトルク補正値を負の値に設定することによりエ
ンジンストールの発生を防止することができ、逆に、エ
ンジントルクが大きい場合にはトルク補正値を正の値に
設定することによりエンジントルクを充分に利用するこ
とができる。又、トルク補正値の設定にEEPROMを
用いたので、エンジンの機能低下に応じて、トルク補正
値を順次適切な値に変更し、エンジンの機能を最大限に
利用しつつ、効果的にエンジンストールの発生を防止す
ることができる。
【0020】なお、上記の説明では、作業機として油圧
ショベルを例示して説明したが、本発明が他の作業機に
も適用できるのは明らかである。又、コントローラをコ
ンピュータで構成した例について説明したが、アナログ
回路により構成することができるのは当然である。この
場合、EEPROMに代えて任意のトルク補正値を設定
することができる設定器が用いられる。さらに、トルク
補正値は必ずしも変更する必要はなく、その場合には、
トルク補正値の設定に固定的なメモリや設定器を使用す
ることとなる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、本
発明では、トルク補正値によりベーストルクを補正する
ようにしたので、エンジンストールのおそれがある場合
にはトルク補正値を負の値に設定することによりエンジ
ンストールの発生を防止することができ、逆に、エンジ
ントルクが大きい場合にはトルク補正値を正の値に設定
することによりエンジントルクを充分に利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコントローラの馬力
制御に関する機能の説明図である。
【図2】図1に示す加算器能による加算結果を説明する
図である。
【図3】油圧ショベルの油圧回路図である。
【図4】図3に示すコントローラの馬力制御に関する機
能の説明図である。
【符号の説明】 1a1 目標回転数発生器 10 ポンプ吐出圧センサ 15 入力装置 120 コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 吉永 滋博 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 古渡 陽一 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石川 広二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動される可変容量油圧
    ポンプと、この可変容量油圧ポンプの吐出量を定める押
    しのけ容積可変機構と、この押しのけ容積可変機構の傾
    転量を制御するレギュレータと、前記可変容量油圧ポン
    プの吐出圧を検出するポンプ吐出圧検出手段と、前記エ
    ンジンの目標回転数を指示する回転数指示手段と、この
    回転数指示手段により指示された目標回転数に応じた前
    記エンジンのトルクを求め、この求められたトルクに基
    づいて前記レギュレータを制御する制御手段とを備えた
    ポンプトルク制御装置において、前記求められたエンジ
    ンのトルクを設定手段に設定された設定値により補正す
    る補正手段を設けたことを特徴とするポンプトルク制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記補正手段は、前
    記求められたエンジンのトルクに前記設定値を加算又は
    減算する手段であることを特徴とするポンプトルク制御
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記設定手段に設定
    された設定値は、任意に変更可能であることを特徴とす
    るポンプトルク制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記設定手段は、E
    EPROMであることを特徴とするポンプトルク制御装
    置。
JP7335100A 1995-12-22 1995-12-22 ポンプトルク制御装置 Pending JPH09177679A (ja)

Priority Applications (6)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7335100A JPH09177679A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 ポンプトルク制御装置

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ID=18284777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7335100A Pending JPH09177679A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 ポンプトルク制御装置

Country Status (6)

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US (1) US5934879A (ja)
EP (1) EP0780522B1 (ja)
JP (1) JPH09177679A (ja)
KR (1) KR100241316B1 (ja)
CN (1) CN1080798C (ja)
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