JP3534718B2 - 水管保護用耐火構造体の組立方法 - Google Patents

水管保護用耐火構造体の組立方法

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JP3534718B2
JP3534718B2 JP2001167836A JP2001167836A JP3534718B2 JP 3534718 B2 JP3534718 B2 JP 3534718B2 JP 2001167836 A JP2001167836 A JP 2001167836A JP 2001167836 A JP2001167836 A JP 2001167836A JP 3534718 B2 JP3534718 B2 JP 3534718B2
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    • F28F19/02Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラの水管等の熱
交換器の水管を高温ガスの雰囲気から保護するための水
管保護用耐火構造体の組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】廃熱回収ボイラにおいては、伝熱用の水
管を、耐火ブロックによって燃焼ガスから伝達される熱
及び腐食性雰囲気から保護している。図19〜図21は
かかる廃熱ボイラ用水管の耐火構造体の従来技術を示
す。図19に示す技術は特開平9−184602号等に
て提供されているもので、図19において、11はボイ
ラの水管、13は該水管11同士を水平方向あるいは垂
直方向に接続して補強するための平面リブである。26
は前記水管11を燃焼ガス50から覆うように設けられ
たセラミックス材から成る耐火ブロックで、前記水管1
1は該耐火ブロック26によって燃焼ガス50から伝達
される熱と腐食性雰囲気から保護されている。23aは
前記耐火ブロック26を前記平面リブ13に固定するた
めのボルトである。該ボルト23aは前記平面リブ13
の板面から耐火ブロック26を貫通して立設され、この
ボルト23aに螺合されるナット23bを締め付けるこ
とによって、前記耐火ブロック26が水管11及び平面
リブ13に固定されるようになっている。20はモルタ
ルで、前記耐火ブロック26の内側と平面リブ13及び
水管11の外側との間に形成される空間内に充填されて
いる。27はキャップで、前記ボルト23aの頭部、つ
まりナット23bの螺合部を燃焼ガス50から保護する
ようにして、ナット23bの上部に被せられている。
【0003】図20〜図21は特開平9−236203
号にて提供されているもので、図20は水管の軸心に直
角な断面図、図21は図20のA−A線断面図である。
図20〜図21において、11は水管、13は該水管1
1同士を接続して補強する平面リブ、36は前記水管1
1、平面リブ13等を燃焼ガス50から保護するための
耐火ブロック、20は該耐火ブロック36と平面リブ1
3及び水管11との間に充填されたモルタルである。3
8は前記耐火ブロック36を平面リブ13に固定するた
めのアーム部で、このアーム部38は前記平面リブ13
の適所から突設されている。そして、前記耐火ブロック
36は、これの凹み部37を該アーム部38に引掛ける
ことにより、水管11及び平面リブ13に固定されてい
る。
【0004】また、図示を省略するが、前記のような水
管保護用耐熱構造体として実開平1−106706号
(考案の名称:水冷壁)の考案及び特開平7−2250
16号(発明の名称:焼却炉の炉壁構造及び耐火レン
ガ)が提供されている。実開平1−106706号の考
案の技術は、水管同士を接続する平面リブ(フィン)
に、上向きに傾斜して形成された支持金物を水管の長さ
方向に所定の間隔で突出させて固定し、耐火ブロック側
には、前記支持金物に嵌り合うように窪み部を形成し、
さらに該支持金物と窪み部との間に形成される空隙にモ
ルタルを充填して構成されている。
【0005】また、特開平7−225016号の技術
は、複数本の水管の外周面に沿うように断面を円弧状に
形成された複数の被覆部と、該被覆部同士を連結する連
結部とによって構成される耐火ブロック(耐火レンガ)
を有しており、該耐火ブロックには、これと前記水管の
外周面との間にモルタルを充填するに要する隙間を保持
するための複数の突起が前記水管の管軸方向に所定の間
隔で設けられている。さらに前記耐火ブロックには、こ
れの前記連結部に前記水管を取付けるための取付け具が
挿入される取付穴が形成されている。
【0006】しかしながら、前記のような従来技術には
次のような問題点がある。図19に示されている特開平
9−184602号で提供された技術では、装置の運転
中にボルト23aが高温になって熱膨張し、この熱膨張
によってキャップ27が燃焼ガス50側に向けて押し出
されて嵌合部から外れてしまう。これにより前記ボルト
23a及びナット23bは燃焼ガス50中に露出され、
燃焼ガス50によって腐食し易くなる。そして、かかる
腐食が進むと、耐火ブロック26の破損や脱落を招くこ
ととなる。また、前記耐火ブロック26は、平面リブ1
3に固定され、立設されたボルト23aを介してボイラ
の水管11及び平面リブ13に固定されるようになって
いるため、該ボルト23aの締め付けに伴なう拘束があ
り、これに加えて水管11側と耐火ブロック26との間
の熱膨張差による熱ひずみが発生する。かかる拘束や熱
ひずみが発生すると、これらによる熱応力及び耐火ブロ
ック26の内外温度差による熱応力によって耐火ブロッ
ク26の破損を招く。
【0007】また図20〜図21に示されている特開平
9−236203号で提供された技術では、前記図19
に示されている従来技術の課題を解決することが可能で
あるが、この技術においては平面リブ13から斜め上方
に突設されたアーム部38を耐火ブロック36に形成さ
れた凹み部37に引掛けるのみで耐火ブロック36を支
持するようになっているので、耐火ブロック36を水管
11及び平面リブ13に確実に固定することは困難であ
り、該耐火ブロック36の脱落が発生し易い。
【0008】また実開平1−106706号で提供され
た技術では、前記した特開平9−236203号の技術
と同様に、平面リブから斜め上方に突設された支持金物
に耐火ブロックの窪み部を引掛けるのみで該耐火ブロッ
クを水管側に支持するようになっているので、耐火ブロ
ックを水管側に確実に固定することは困難であり、該耐
火ブロックの脱落が発生し易い。
【0009】さらに、特開平7−225016号で提供
された技術では、前記した特開平9−184602号の
技術と同様、耐火ブロックの連結部に水管を取付けるた
めの取付け具の端部が燃焼ガス中に露出されるので、該
取付け具が燃焼ガスによって腐食し、この腐食が進むと
耐火ブロックの破損や脱落を招くという問題点がある。
【0010】また、前記のような従来技術、例えば図2
0〜図21に示す特開平9−236203号の技術にお
けるように、耐火ブロック36の凹み部37が水管11
側のアーム部38を引掛けるために上方に傾斜して形成
されているような耐火ブロック36を製造するに当たっ
ては、傾斜角が大きくなると、前記凹み部37が上方に
傾斜して型抜きが出来ないため、該耐火ブロック36は
プレスによる成型は不可能である。又確実に固定するに
は傾斜角を大きく取る必要があるが、大きく取ると特殊
な金型が必要となり、製造時間とコストが大になる。従
ってかかる耐火ブロック36は、耐火ブロック材料を金
型に流し込むことによって製造しており、かかる製法に
よるものはプレス成型によって製造するものに比べて強
度が低く、耐久性に劣るという問題点を有している。
【0011】また前記のような従来技術、例えば前記特
開平9−236203号の技術においては、水管11側
に固定された金属製のアーム部38と耐火ブロック36
との間にはモルタル20を充填して、該アーム部38と
耐火ブロック36とを固定している。然るに、前記アー
ム部38と耐火ブロック36との間のモルタル20を充
填した部位の温度は250℃〜500℃に上昇し、かつ
金属製のアーム部38とモルタル20とは熱膨張率が大
きく異なる。このため、かかる従来技術においては、前
記アーム部38とモルタル20との間に生じる熱膨張差
によってモルタル20が破損し、耐火構造体の耐久性が
低下するという問題点を有している。
【0012】さらに前記のような従来技術においては、
水管集合体と耐火ブロックとを固定するためのモルタル
を打設し、これを所要の厚さに仕上げる際には、作業者
がこて等の手動具を使用し、該作業者の勘によってモル
タルを所要厚さに仕上げている。このため、かかる従来
技術においてはモルタルの仕上り厚さに作業者によって
ばらつきが生じ、これによって複数の耐火ブロックの耐
久性に差が生じ、耐火ブロックの破損の原因となるとい
う問題点を有している。
【0013】本発明は前記のような従来技術の問題点を
解決するものである。即ち、本発明の目的は、耐火ブロ
ックを水管及び平面リブより成る水管構造体に確実に固
定して、耐火ブロックの破損や脱落の発生を防止するこ
とである。また本発明の目的は、耐火ブロックを前記水
管構造体の如何なる部位においても取付け、取外しを可
能として、耐火ブロックの組み立て、分解作業を容易化
することである。さらに本発明の目的は、モルタルの充
填作業を簡単化して耐火構造体の取付作業の工数を低減
するとともに、モルタルを水管集合体と耐火ブロックと
の間に均一な厚さで充填可能として、モルタル打設部の
強度を向上することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求1記載の発明は、複数の水管と該隣接する水管
同士を接続する平面リブとよりなる水管集合体と、前記
水管の外周面及び平面リブの表面の形状に沿うように形
成された耐火ブロックと、前記平面リブの表面から前記
耐火ブロック側に突設された係合部と、前記耐火ブロッ
ク側に設けられ、前記係合部と係合する凹み部とを具え
た水管保護用耐火構造体の組立方法において、モルタル
を水管集合体の溝部を含めた外周面に打設するにあた
り、モルタル打設工程を水管集合体側と耐火ブロック側
に夫々分割し、前記夫々の所定部位にモルタルが打設さ
れた耐火ブロックと水管集合体とを、耐火ブロックの凹
み部を水管集合体側の係合部に係合させながらモルタル
を介して両者を面着させることにより該水管集合体と耐
火ブロックとを係合部とモルタルを介して固着すること
を特徴とする。請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記水管集合体側と耐火ブロック側夫々のモルタル
打設位置を、水管集合体側では隣接する水管と平面リブ
とに囲まれた溝状部とし、又耐火ブロック側では、水管
外周面に対向する耐火ブロックの円形内周面の凹部とす
ることを特徴とする。
【0015】請求項1乃至請求項2に記載の発明によれ
ば、モルタルを水管集合体の溝部を含めた外周面に均一
に打設するのではなく、モルタル打設工程を水管集合体
側と耐火ブロック側に夫々分割して打設するために、言
換えれば開放空間でモルタル打設が行われるために熟練
度を要することなく、又、開放空間であるために、スク
レーパ等のゲージを用いて所定肉厚でのモルタル打設が
可能となる。又、水管集合体側及び耐火ブロック側のい
ずれも、溝部側が、モルタル打設位置であるために、そ
の凸部側(水管の外周面と耐火ブロックの平面リブに対
向する直状面)を案内面としてスクレーパ作業をするこ
とが可能となる。
【0016】請求項3記載の発明は、複数の水管と該隣
接する水管同士を接続する平面リブとよりなる水管集合
体と、前記水管の外周面及び平面リブの表面の形状に沿
うように形成された耐火ブロックと、前記平面リブの表
面から前記耐火ブロック側に突設された係合部と、前記
耐火ブロック側に設けられ、前記係合部と係合する凹み
部とを具えた水管保護用耐火構造体の組立方法におい
て、前記隣接する水管同士を接続する平面リブ面に打設
されたモルタルの余肉分を、前記水管の外周面を案内と
してスクレーパで掻き落とす第1のモルタル厚さ規制工
程と、前記水管の外周に対向する耐火ブロックの円形凹
状面との間に打設されたモルタルの余肉分を前記耐火ブ
ロックの平面リブに対向する直状面を案内としてスクレ
ーパで掻き落とす第2のモルタル厚さ規制工程と、前記
夫々の所定部位にモルタルが打設された後の耐火ブロッ
クの凹み部を水管集合体側の係合部に係合させながらモ
ルタルを介して両者を面着させる工程とを行ない、前記
工程により耐火ブロックの円形凹状面に位置するモルタ
ルと水管同士を接続する平面リブ面に位置するモルタル
とを利用して水管集合体と耐火ブロックとを前記モルタ
ルによって固着させることを特徴とする。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、水管の間
と平面リブとに囲まれた溝状の部分に打設されたモルタ
ルの余肉分は、内周面が水管の外周面に合わせて円形状
に形成されたスクレーパによって水管の外周面を案内と
して掻き落とされ、また水管の外周とこれに対向する耐
火ブロックの円形状の内周面との間に打設されたモルタ
ルの余肉分は、耐火ブロックの平面リブに対向する直状
面を案内として、スクレーパによって掻き落とされるの
で、前記双方の余肉部とともに、内側が凹状に形成され
たスクレーパによって掻き落とされることとなり、モル
タルの余肉の掻き落とし作業が容易となり、水管保護用
耐火構造体の組立作業工数が少なくなる。また、前記水
管の外周面及び耐火ブロックの直状部を案内としてスク
レーパ作業を行うので、モルタルを正確な厚さに仕上げ
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、形状、その相対配置などは特に特定
的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定
する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0019】図1〜図2には本発の明組立方法に適用さ
れる廃熱回収ボイラにおける水管保護用の耐火構造物構
造の一例が示されている。かかる図1〜図2において、
12は水管集合体で、複数列の水管11と、隣接する水
管11同士を水平あるいは垂直方向に接続する平面リブ
13とより成る。16は耐火ブロックで、前記水管集合
体12を燃焼ガス50側から、その片側面全てを覆うよ
うに設けられている。該耐火ブロック16は、比較的熱
伝導率が大きく耐熱性の大なるSiC等の耐熱材料を金
型によって成型してなる成形品からなり、前記ボイラの
水管11及び平面リブ13の燃焼ガス50側を囲むよう
にして覆っている。前記平面リブ13には、水管11の
長手方向(軸方向)に沿って、所定ピッチで以てアーム
部18が前記耐火ブロック16側に向けて立設されてい
る。該アーム部18は、図2に示すように、前記平面リ
ブ13からその板面に垂直方向に延びる突出部18b
と、該突出部18bから上方に平面リブ13と平行にな
るように屈曲されてなる立上がり部18aとによって形
成される。また前記耐火ブロック16には、前記アーム
部18に対応して、これと同数の凹み部17が設けられ
ている。そして前記耐火ブロック16は、前記アーム部
18の立上がり部18aに、モルタル20を介して前記
凹み部17を該耐火ブロック16の重力を利用して係合
することにより、壁掛け式に取付けられている。前記ア
ーム部18及びこれに対応して設けられた前記凹み部1
7は、図1に示すように、水管11の2列を1組として
水管11の間に設けるのが好適であるが、3列以上を1
組として設けてもよい。前記耐火ブロック16と前記水
管集合体12との間にはモルタル20が充填されてい
る。また、前記耐火ブロック16の水管包被部16aの
内周中央部には山形状の突起21が形成され、該突起2
1の頂部に前記水管11の外周の一部を当接せしめるこ
とによって、水管11と耐火ブロック16とを確実に位
置決めしている。また、相隣る前記耐火ブロック16の
左右端部16bの間にはモルタル20が充填された隙間
が形成され、耐火ブロック16の熱膨張の逃げを構成
し、熱応力の低減を図っている。また、前記耐火ブロッ
ク16は、水平方向には前記のように複数の水管11単
位で分割されているが、垂直方向においては、図2に示
すように、高さ方向(垂直方向)にも適当数に分割され
てなる。そして、各ブロック16の上下の端部は、燃焼
ガス50側が凸部となっている上側端部16c即ち燃焼
ガス側凸部と、水管11側が凸部となっている下側端部
16d即ち水管側凸部とを互い違いに組み合わせ、双方
の隙間にはモルタル20が充填される構造となってい
る。更に前記各組の耐火ブロック16は、図2に示すよ
うに、燃焼ガス50側に面するガス側ブロック16eを
該ブロック16の全高に亘って設け、該ガス側ブロック
16eの水管集合体12側には前記凹み部17の下方部
位に水管側ブロック16fを設け、両ブロック16e、
16fを接合部16gにて接着している。また各組毎の
前記耐火ブロック16は、相隣る耐火ブロック16の影
響を受けとることなく、つまり該ブロック16を動かす
ことなく、1組毎に取付け、取外しが可能なように、上
側端部16cと相手側ブロックの下面及び下側端部16
dとの垂直方向間隙S、S等を設定している。
【0020】かかる構成からなる耐火構造体を取付ける
際においては、前記平面リブ13に突設されたアーム部
18に、前記耐火ブロック16の凹み部17を、上方か
ら該耐火ブロック16の重力を利用して壁掛け式に係合
し、次いでモルタル20を打って固定する。従って、こ
の実施例によれば、図19に示す従来技術のようなボル
ト、ナットが不要となり、これらの部材の高温腐食の発
生を回避できる。そして各耐火ブロック16を取外す際
には、上記と逆の手順でモルタル20を取り除いた後、
耐火ブロック16を上方に持ち上げ、凹み部17とアー
ム部18の平行部(立上がり部)18aとの係合を外
し、該耐火ブロック16を燃焼ガス50側へ引き出す。
これにより、水管集合体12が天井部を構成していて
も、耐火ブロック16はその重力を利用して水管構造体
12に取付け、取外し可能に固定されることとなる。
【0021】従ってこの適用例によれば、従来技術のよ
うなボルト、ナットによる拘束部分が無くなり、また耐
火ブロック16の1組毎に係脱可能な固定手段であるた
め、水管集合体12と耐火ブロック16との間の熱的拘
束が無くなり、耐火ブロック16の薄肉化が可能とな
り、耐火ブロック16の内・外面間の温度差が小さくな
るとともに、温度上昇が抑制され、これによって該耐火
ブロック16の熱応力が低減される。また前記耐火ブロ
ック16の上下端部は、上側端部16cの燃焼ガス50
側を凸、下側端部16dの水管構造体12側を凸となる
ように形成されているので、耐火ブロック16を局部的
に1組だけ取り外して部分補修することが容易にでき
る。さらに、前記耐火ブロック16の上、下端部16
c、16dを厚さ方向において交互に凸にすることによ
って、該耐火ブロック16の熱膨張のための隙間S
を確保しつつ、燃焼ガス50側からの高温の腐食性
ガスが水管集合体12及びその固定手段(アーム部18
等)側に侵入するのを阻止することができる。
【0022】図3〜図4には、本発の明組立方法に適用
される廃熱回収ボイラにおける水管保護用の耐火構造物
構造の他の一例が示されている。かかる図3〜図4にお
いて、前記ボイラの水管構造体12の平面リブ13に
は、垂直方向に沿って、所定ピッチで以って該平面リブ
13から耐火ブロック16側へ突出するに従い断面積が
大きくなるようなアーム部19が設けられている。尚、
該アーム部19の断面積は耐火ブロック16側へ突出す
る部位のある位置において急激に大きくなるように形成
してもよい。また前記耐火ブロック16には前記アーム
部19に対応して凹み部17が設けられていて、該アー
ム部19にモルタル20を介して凹み部17を係合せし
めるようになっている。そして前記アーム部19及び凹
み部17は、図4に示すように、水平(平面リブ13の
板面に直角)に形成されている。かかる構成によって、
耐火ブロック16は強固に水管11側の平面リブ13に
固定される。以上の構成以外は図1〜図2に示す第1の
適用例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号に
て示す。
【0023】図5〜図8には本発の明組立方法に適用さ
れる廃熱回収ボイラにおける水管保護用の耐火構造物構
造の他の一例が示されている。これらの図において、1
8は水管集合体12の平面リブ13から突設されたアー
ム部で、図1〜図2に示す第1の実施例と同様に、平面
リブ13の板面に垂直に伸びる突出部18bと該突出部
18bから屈曲されて上方に伸びる立上がり部18aと
より成る。17は耐火ブロック16に形成された凹み部
で、前記第1の適用例と同様に前記アーム部18が係合
可能な形状となっている。この実施例においては、図5
〜図6に示すように、前記アーム部18の主として立上
がり部18aと耐火ブロック16の凹み部17の内面と
の間の空隙部に溶融部材51を充填している。この溶融
部材51は、上記アーム部18の温度が少なくとも25
0℃に達したとき溶融するような材料によって構成され
ており、250℃の温度で熱溶融するゴムテープを装填
する、あるいはアーム部18の外面に、250℃の温度
で熱溶融する塗料を塗布する、等によるのが好適であ
る。上記溶融部材51を介装した部分以外の部分にはモ
ルタル20が打設される。かかる第3の実施例におい
て、装置の運転中、水管集合体12を構成するアーム部
18の温度が250℃程度までに上昇すると、図7〜図
8に示すように、前記溶融部材51がアーム部18から
伝達される熱によって融解し、アーム部18の外面と凹
み部17の内面との間に空隙51aが復活する。この空
隙51aは、図7〜図8に示すように、アーム部18の
外周に沿って形成される。従って、該空隙51aが高温
となっているアーム部18の熱膨張を許容する空間(熱
膨張代)となって、該アーム部18と耐火ブロック16
との熱膨張差が吸収され、従来かかる熱膨張差によって
生じていたモルタル20の破損が回避される。その他の
構成は、図1〜図2に示す第1の適用例と同様であり、
これと同一の部材は同一の符号にて示す。
【0024】図9〜図11には本発の明組立方法に適用
される廃熱回収ボイラにおける水管保護用の耐火構造物
構造の他の一例が示されている。これらの図において、
13は水管集合体12の平面リブ、18は該平面リブ1
3から突設されて垂直部18b及び立上がり部18aか
らなり、上方に屈曲されたアーム部である。該平面リブ
13及びアーム部18の構造は図1〜図2に示す第1の
適用例と同様である。52は耐火スリーブである。該耐
火スリーブ52は、前記耐火ブロック16と同様なSi
C等の耐火材料からなる。また、該耐火スリーブ52に
は図9〜図11に示すように、その内部に下側つまりア
ーム部18側及び平面リブ13側に開口部52c及び5
2aを夫々有する溝部52bが形成されており、該溝部
52b内に前記アーム部18が嵌合されるようになって
いる。一方、前記耐火ブロック16には水管集合体12
側が開口された凹み部54が形成され、該凹み部54に
前記耐火スリーブ52がその外面にて嵌合されている。
そして、前記耐火スリーブ52は、その外面に高温に対
しても高い接着性能を有する高温接着材53を塗布し
て、前記耐火ブロック16の凹み部54に接着される。
上記高温接着剤53としては、リン酸モルタル、アロン
セラミック等の250℃以上の高温においても接着性能
が低下しない接着剤を用いる。上記適用例において、耐
火ブロック16を水管集合体12に取付ける際には、図
9〜図10に示すように、平面リブ13側に開放された
耐火ブロック16の凹み部54に該平面リブ13側から
耐火スリーブ52を挿入し、その外面に高温接着剤53
を塗布して耐火ブロック16の凹み部54の内面に接着
固定する。次いで、図11に示すように、耐火ブロック
16に高温接着剤53によって固定された耐火スリーブ
52の下側開口部52cからアーム部18の立上がり部
18aを挿入するようにして、耐火ブロック16及び耐
火スリーブ52を下げていき、耐火スリーブ52の溝5
2b内にアーム部18の立上がり部18aを嵌合する。
かかる嵌合時において、耐火スリーブ52は、平面リブ
13側に開口部52aを有するので、アーム部18は耐
火スリーブ52の溝52b内にスムースに嵌合される。
そして、前記嵌合後は、図9〜図10に示すように、耐
火スリーブ52の内側凸部52dによって、アーム部1
8の立上がり部18aの平面リブ13側への抜出しが係
止されることにより、アーム部18と耐火スリーブ52
とはズレや抜出しを生じることなく確実に嵌着される。
上記のようにして、耐火スリーブ52にアーム部18を
嵌着後、耐火ブロック16周りの空隙部にモルタル20
を打設する。従って、かかる適用例によれば、耐火ブロ
ック16の凹み部54はアーム部18との嵌合部を形成
することなく、平面リブ13側に開放された形状となる
ので、プレス成型時の型抜きが容易にでき、これによっ
て耐火ブロック16をプレス成型によって製造すること
が可能となる。
【0025】次に図12〜図18に基づき、本発明の実
施例である前記水管保護用耐火構造体の組立方法につい
て説明する。 (1)先ず、耐火ブロック16を水管11を含む水管集
合体12に固定する際には、図12に示すように、最下
列底部の耐火ブロック16aを最初に水管集合体12に
固定し、次いで下から2列目16bを固定し、以下上部
耐火ブロック16を上部へと積み上げていく。 (2)水管11の熱伸び方向に、不図示のエキスパンシ
ョンゲージを、耐火ブロック16a、b…3〜4個ごと
に取付ける。尚、エキスパンションゲージを入れるのは
膨張代を取るためである。 (3)図13〜図14に示すように、水管11の間の平
面リブ13上に、モルタル20を打設する。該モルタル
20は次の要領により、スクレーパ55で所要の厚さt
(約10mm)に仕上げる。該スクレーパ55は、図
13〜図14に示すように、その内面55aが前記水管
11の外周面と同一形状の円形面に形成されるととも
に、該円形面55a、55aの間にはモルタル20を所
要厚さt(=10mm)に仕上げ可能になるような平
面55bが形成されている。
【0026】しかして、水管集合体12と耐火ブロック
16との間に上記の様にして、モルタル20を打設した
後において、スクレーパ55の円形面55aを水管11
の外面に接して、該水管11の外面を案内として、図1
4の矢印に示すようにスクレーパ55を水管11の長手
方向に移動させる。かかる動作により、スクレーパ55
の平面55bによってモルタル20の余肉部が掻き落と
され、該モルタル20は所要の厚さtに正しく仕上げ
られる。
【0027】(4)次いで、図15〜図16に示すよう
に、前記耐火ブロック16の円形状内面16nにモルタ
ル20を打設する。該モルタル20は、次の要領によ
り、スクレーパ56で所要の厚さt(約5mm)に仕
上げる。該スクレーパ56は、図15〜図16に示すよ
うに、その円形状凸面56b、56bが前記水管11の
外面と同一径に形成されるとともに、前記2つの円形状
凸面56b、56bを直状面56aに連結して構成され
ている。そして、前記スクレーパ56は、これの直状面
56aが耐火ブロック16の直状面16mに当接したと
き、円形状凸面56bと耐火ブロック16の内面16n
との間に所要の厚さt(=5mm)のモルタル20が
充填されるように、該直状面56aと円形状凸面56b
との関係寸法が設定される。
【0028】しかして、耐火ブロック16の内面16n
にモルタル20を打設した後において、スクレーパ56
の直状面56aを耐火ブロック16の直状面16mに接
して、該直状面16mを案内として、図16の矢印に示
すようにスクレーパ56を水管11の長手方向に移動さ
せる。かかる動作により、スクレーパ56の円形状凸面
56bによってモルタル20の余肉部が掻き落とされ、
該モルタル20は所要の厚さtに正しく仕上げられ
る。
【0029】(5)次いで、図17に示すように、耐火
ブロック16をモルタル20とともに、水管集合体12
の長手方向に平面リブ13側に押しながら引き降ろし、
平面リブ13に突設されたアーム部18に引掛ける。 (6)図18に示すように、耐火ブロック16の背面を
プラスチック製のハンマー58で叩き、該耐火ブロック
16を水管集合体12にモルタル20を介して、強く接
着させる。この際において、前記ハンマー58の打撃に
よる接着作業は、耐火ブロック16の中央を先に、次い
で該耐火ブロック16の上部及び下部について行ない、
左側及び右側について行う。
【0030】上記のようにして、水管集合体12に耐火
ブロック16を固定した後、図18に示すように、ゲー
ジ57を用いてモルタル20の厚さを測定し、これが所
要厚さt3であることを確認する。
【0031】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、モル
タル打設工程を水管集合体側と耐火ブロック側に夫々分
割して打設するために、言換えれば開放空間でモルタル
打設が行われるために熟練度を要することなく、又、開
放空間であるために、スクレーパ等のゲージを用いて所
定肉厚でのモルタル打設が可能となる。また、水管集合
体側及び耐火ブロック側のいずれも、溝部側がモルタル
打設位置であるために、その凸部側(水管の外周面と耐
火ブロックの平面リブに対向する直状面)を案内面とし
てスクレーパ作業をすることが可能となる。殊に、水管
集合体と耐火ブロックとの間に打設されるモルタルの余
肉分を、水管の外周及び耐火ブロックの直状面を案内と
して内側が凹状に形成されたスクレーパによって掻き落
とすので、モルタルの余肉分の掻き落とし作業が容易と
なり、装置の組立工数が低減できるとともに、モルタル
は正確な仕上り厚さとなり、モルタルの強度のばらつき
及びこれによる耐火ブロックの耐久性の低下を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発の明組立方法に適用される廃熱回収ボイラ
における水管保護用の耐火構造物構造の一例を示し、特
に、ボイラ燃焼室の水管保護用耐火構造体の水管中心に
直角な断面図である。
【図2】 図1のB−B線に沿う断面図である。
【図3】 本発の明組立方法に適用される、廃熱回収ボ
イラにおける水管保護用の耐火構造物の他の一例を示
し、特に図1に対応する断面図である。
【図4】 図3のC−C線に沿う断面図である。
【図5】 本発の明組立方法に適用される、廃熱回収ボ
イラにおける水管保護用の耐火構造物の他の一例を示
し、図1のB−B線に沿う断面図に相当する図である。
【図6】 図5のD−D線に沿う断面図である。
【図7】 本発の明組立方法に適用される、廃熱回収ボ
イラにおける水管保護用の耐火構造物の他の一例を示す
作用説明図であり、図5に対応する断面図である。
【図8】 図7のE−E線に沿う断面図である。
【図9】 本発の明組立方法に適用される、廃熱回収ボ
イラにおける水管保護用の耐火構造物の他の一例を示し
図1のB−B線に沿う断面図に相当する図である。
【図10】 図9のF−F線に沿う断面図である。
【図11】 図9の実施例の作用を説明するための斜視
図である。
【図12】 本発の明組立方法に係る、請求の範囲第1
項〜第3項に対応する実施例の耐火ブロック組立方法を
示す背面図である。
【図13】 本発明の廃熱回収ボイラにおける水管保護
用の耐火構造物における組立方法、特に請求の範囲第3
項に対応する接着用モルタルの掻き落とし要領を示し、
水管の中心線に直角な方向の矢視図である。
【図14】 図13のG−G矢の方向の矢視図である。
【図15】 本発の明組立方法に係る、請求の範囲第1
項〜第3項に対応する実施例の図13に対応する図であ
る。
【図16】 図15のH−H矢の方向の矢視図である。
【図17】 請求の範囲第1項〜第3項に対応する実施
例の耐火ブロック組立要領を示す斜視図である。
【図18】 請求の範囲第1項〜第3項に対応する実施
例の耐火構造体組立時の仕上要領を示す斜視図である。
【図19】 従来技術の第1例を示す水管中心に直角方
向の断面図である。
【図20】 従来技術の第2例を示す水管中心に直角方
向の断面図である。
【図21】 図20のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 水管 12 水管集合体 13 平面リブ 16 耐火ブロック 20 モルタル 50 燃焼ガス 55 スクレーパ 56 スクレーパ 58 プラスチック製のハンマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池 稔 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式 会社横浜製作所内 (56)参考文献 特開 平9−236203(JP,A) 特開 平2−203194(JP,A) 国際公開96/09493(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F22B 37/10 602 F23M 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の水管と該隣接する水管同士を接続
    する平面リブとよりなる水管集合体と、前記水管の外周
    面及び平面リブの表面の形状に沿うように形成された耐
    火ブロックと、前記平面リブの表面から前記耐火ブロッ
    ク側に突設された係合部と、前記耐火ブロック側に設け
    られ、前記係合部と係合する凹み部とを具えた水管保護
    用耐火構造体の組立方法において、 モルタルを水管集合体の溝部を含めた外周面に打設する
    にあたり、モルタル打設工程を水管集合体側と耐火ブロ
    ック側に夫々分割し、 前記夫々の所定部位にモルタルが打設された耐火ブロッ
    クと水管集合体とを、耐火ブロックの凹み部を水管集合
    体側の係合部に係合させながらモルタルを介して両者を
    面着させることにより該水管集合体と耐火ブロックとを
    係合部とモルタルを介して固着することを特徴とする水
    管保護用耐火構造体の組立方法。
  2. 【請求項2】 前記水管集合体側と耐火ブロック側夫々
    のモルタル打設位置を、 水管集合体側では隣接する水管と平面リブとに囲まれた
    溝状部とし、又耐火ブロック側では、水管外周面に対向
    する耐火ブロックの円形内周面の凹部とすることを特徴
    とする請求の範囲第1項記載の水管保護用耐火構造体の
    組立方法。
  3. 【請求項3】 複数の水管と該隣接する水管同士を接続
    する平面リブとよりなる水管集合体と、前記水管の外周
    面及び平面リブの表面の形状に沿うように形成された耐
    火ブロックと、前記平面リブの表面から前記耐火ブロッ
    ク側に突設された係合部と、前記耐火ブロック側に設け
    られ、前記係合部と係合する凹み部とを具えた水管保護
    用耐火構造体の組立方法において、 前記隣接する水管同士を接続する平面リブ面に打設され
    たモルタルの余肉分を、前記水管の外周面を案内として
    スクレーパで掻き落とす第1のモルタル厚さ規制工程
    と、 前記水管の外周に対向する耐火ブロックの円形凹状面と
    の間に打設されたモルタルの余肉分を前記耐火ブロック
    の平面リブに対向する直状面を案内としてスクレーパで
    掻き落とす第2のモルタル厚さ規制工程と、 前記夫々の所定部位にモルタルが打設された後の耐火ブ
    ロックの凹み部を水管集合体側の係合部に係合させなが
    らモルタルを介して両者を面着させる工程とを行ない、
    前記工程により耐火ブロックの円形凹状面に位置するモ
    ルタルと水管同士を接続する平面リブ面に位置するモル
    タルとを利用して水管集合体と耐火ブロックとを前記モ
    ルタルによって固着させることを特徴とする水管保護用
    耐火構造体の組立方法。
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