JP2725576B2 - 高炉炉壁補修用の水冷型耐火物パネル - Google Patents

高炉炉壁補修用の水冷型耐火物パネル

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JP2725576B2
JP2725576B2 JP30130593A JP30130593A JP2725576B2 JP 2725576 B2 JP2725576 B2 JP 2725576B2 JP 30130593 A JP30130593 A JP 30130593A JP 30130593 A JP30130593 A JP 30130593A JP 2725576 B2 JP2725576 B2 JP 2725576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遮熱機能と冷却機能
を併せ持つ高炉炉壁の補修用に用いる水冷型耐火物パネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】高炉の炉壁は、一般的に冷却盤またはス
テーブと耐火煉瓦との組合せからなっている。しかし、
シャフト上部の炉壁は、温度的に低い条件にあり、炉体
の過冷却を防止するため、約600〜800mm程度の
厚みのシャモット質あるいは高アルミナ質煉瓦で内張り
されている。しかし、高炉シャフト上部の炉壁は、鉱石
等原料の落下および接触による損耗が大きく、通常火入
れ後約5〜6年が経過すると厚みが約200mm程度ま
で損耗する。この炉壁の損耗は、均一に進行するもので
はなく、円周方向、高さ方向位置によって異なる。高炉
炉壁煉瓦の損耗した部分は、凹凸が激しく炉内プロフィ
ルが崩れるので、ガス流れや原料の均一な降下が乱され
て最適な操業を維持できなくなる。
【0003】従来、高炉炉壁煉瓦の損耗した部分の補修
は、休風時減尺して炉内損傷部に不定形耐火物を吹付け
たり、予め焼成した耐火物パネルを炉内損傷部に取付け
たり、あるいは炉外側から不定形耐火物を圧入したりし
て炉内プロフィルの維持に努めてきた。しかしながら、
従来のこれらの補修では、耐火物の耐久性の限度からし
て、長期間に亘って炉内プロフィルを維持することがで
きず、補修工事を繰返しながら操業を続けていた。
【0004】また、他の補修方法としては、水冷パイプ
と鋼製フレームを組合せて一体の構造とし、これらパイ
プとフレームとの間に高い熱伝導率を有する耐火物を充
填し、かつ一方の面に断熱耐火物を張り合わてパネルを
形成せしめ、耐火物の機能と冷却機能とを併せ持つ高炉
補修用の水冷型耐火物パネル(特開昭60−2878号
公報)、冷却機能を内設した金属ブロックと耐火物ブロ
ックと一体化した複合クーラーの金属ブロックと耐火物
ブロックの接合面の間に断熱層を介在させた複合クーラ
ー(特公昭60−49834号公報)、耐火煉瓦脱落損
傷部の炉内面に耐摩耗性、耐スポーリング性に優れたS
iC質プレートを炉内面より離して取付け、該プレート
と炉内面との隙間に高接着性不定形耐火物を流し込み充
填する方法(特開平4−99109号公報)等が提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭60−28
78号公報に開示の水冷型耐火物パネルは、断熱耐火物
背面を冷却管支持枠とスタッドで保持されているが、高
温の高炉装入物の荷下がりによってスポーリングを受け
る。また、断熱耐火物は、スタッドとの熱膨張差によっ
てクラックが発生し、脱落して長期間の使用に耐えられ
ない。特公昭60−49834号公報に開示の複合クー
ラーは、耐火物ブロックと金属ブロックが凹凸結合で保
持されているので、剛性の小さい耐火物ブロックの凹凸
付根部が外的衝撃や熱的衝撃によってクラックが生じ易
く、耐火物ブロックの脱落を招き易い。また、複合クー
ラーは、耐火物ブロックと金属ブロックとを組み合せる
ので、2〜3Tonと重量的に大きく、かつ高価となる
等の欠点がある。さらに、特開平4−99109号公報
に開示の方法は、非水冷式なので炉壁を過冷却すること
はない。しかし、使用するSiC質プレートは、所詮耐
火物であり、炉壁補修構造体としての剛性が小さく、亀
裂が発生して長期間の使用に耐えられない。
【0006】この発明の目的は、従来の水冷却型耐火物
パネルの欠点を解消し、修復面の高耐久性、長寿命化を
図ることができると共に、均一な炉内壁プロフィルを確
保することができる高炉炉壁補修用の水冷型耐火物パネ
ルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来の特開昭60−28
78号公報に開示の水冷パイプと鋼製フレームを一体化
した耐火物層のプレキャストパネルの乾燥は可能である
が、焼成は極めて困難である。したがって、従来は、未
焼成の状態で耐火壁として築造し、操業立上り段階にお
いて炉熱によって焼成しながら使用するものであるが、
プレキャスト耐火物層に適した焼成雰囲気、温度条件が
ほとんど満足されない。例えば、プレキャスト耐火物と
してSiC系キャスタブルを使用すると、還元雰囲気で
の焼成が望ましいが、実操業過程での上記管理は極めて
困難である。
【0008】本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意
試験研究を行った。その結果、水冷パイプを配設した鋼
製フレームの炉内側稼働面に断熱層を介在させて取付け
る(張設する)耐火物ブロックは、予め不定形耐火物を
振動成形法あるいはプレス成形法等を用いて成形し高温
焼成したものを使用し、水冷パイプを配設した鋼製フレ
ームと焼成耐火物ブロックとの接合面の間に断熱層を介
在積層させることによって、修復面の高耐久性、長寿命
化を図ることができると共に、均一な炉内壁プロフィル
を確保できることを究明し、この発明に到達した。
【0009】すなわちこの発明は、水冷パイプを配設し
た鋼製フレームと、不定形耐火物を成形焼成した耐火物
ブロックとを組合せて一体化した高炉炉壁補修用の水冷
型耐火物パネルにおいて、鋼製フレーム背面に配設した
水冷パイプと鋼製フレーム間に高熱伝導率の不定形耐火
物を充填し、かつ、鋼製フレームの他方の面と焼成耐火
物ブロックの接合面の間に断熱層を介在積層させたこと
を特徴とする高炉炉壁補修用の水冷型耐火物パネルであ
る。
【0010】
【作用】この発明においては、鋼製フレーム背面に配設
した水冷パイプと鋼製フレーム間に高熱伝導率の不定形
耐火物を充填したことによって、水冷パイプによる鋼製
フレームの冷却効率が向上し、鋼製フレームの耐火物ブ
ロック取付け面側の熱負荷が軽減され、鋼製フレームの
剛性を維持することができる。また、鋼製フレームの他
方の面と焼成耐火物ブロックの接合面の間に断熱層を介
在積層させたことによって、焼成耐火物ブロック表面
(炉内稼働面)を高温(1000〜1200℃)の炉内
壁に使用した場合、焼成耐火物ブロック内に形成される
温度分布曲線の温度勾配が大きく減少し、温度差および
熱応力が大幅に低減され、焼成耐火物ブロックのクラッ
ク発生が著しく抑制される。さらに、炉内原料の荷下り
移動、炉内高温ガスの変動によって急激な温度変化が生
じても、焼成耐火物ブロック内の温度分布が速やかに上
記温度分布に応答して変動熱応力も大幅に軽減され、層
状クラックの発生を著しく抑制できる。さらにまた、水
冷パイプを配設した鋼製フレームの耐火物ブロック取付
け面側の熱負荷が軽減され、焼成耐火物ブロックを確実
に保持するために鋼製フレームの剛性を維持し得る温度
レベル(約500℃以下)に抑制することができる。
【0011】この発明において、水冷パイプと鋼製フレ
ーム間に充填する高熱伝導率の不定形耐火物としては、
熱伝導率λ=9.4W/m・K(8kcal/m・h・
℃)以上の、例えばカーボン系スタンプ材:BFD−S
10、熱伝導率λ=11.6W/m・Kを流し込み、も
しくはスタンピング施工して充填する。また、この発明
において、炉内稼働面を形成する焼成耐火物ブロックと
しては、耐摩耗性、耐スポーリング性に非常に優れたS
iC質不定形耐火物を振動成形法により目的の大きさの
形状に成形し、硬化したのち焼成炉で1000〜120
0℃で3時間程度焼成して強度を十分に発現させたもの
を使用する。さらにまた、この発明において、焼成耐火
物ブロックと鋼製フレームとの接合面の間に介在積層さ
せる断熱層としては、可縮率70%程度、熱伝導率λ=
0.06〜0.17W/m・K(0.05〜0.15k
cal/m・h・℃)のセラミックファイバー、例え
ば、商品名:カオウールブランケットを用いることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下にこの発明の詳細を実施の一例を示す図
1ないし図7に基づいて説明する。図1はこの発明の水
冷却型耐火物パネル(以下パネルという)の一部断面側
面図、図2はこの発明のパネルの炉内稼働面側の正面
図、図3はこの発明のパネルの反炉内稼働面側の一部断
面正面図、図4はこの発明のパネルの固定要領説明のた
めの断面図、図5はこの発明のパネルの炉内稼働面側の
斜視図、図6はこの発明のパネルの反炉内稼働面側の一
部を切り欠いた斜視図、図7は炉体煉瓦が局部損耗した
箇所へのパネル取付け状態図である。図1ないし図7に
おいて、1は所定位置にテーパー状プラグ2を挿嵌する
取付け用テーパー孔3を設けた焼成耐火物ブロックで、
耐摩耗性・耐スポーリング性に非常に優れたSiC質不
定形キャスタブルを、振動成形法により目的の大きさの
型枠、例えば、厚さ50〜100mm、幅1000m
m、高さ750mm(取付け用テーパー孔3枠を固定し
た)を用いて成形し、硬化したのち焼成炉で1000〜
1200℃で3時間程度焼成し、強度を十分に発現させ
たものを用いる。焼成耐火物ブロック1は、パネルの炉
内稼働面に相当するサイズに1体成形することも可能で
ある。しかし、焼成耐火物ブロック1は、図1および図
2に示す2分割、もしくは図示しない4分割の小割サイ
ズとすれば、成形時の寸法バラツキや焼成後の表面形状
バラツキ(表面の凹凸、反り等)を抑制でき、かつ、成
形用型枠も小さくできると同時に、実炉使用時に炉内稼
働面に負荷される物理的衝撃や熱変動衝撃に対する耐久
性にも有効である。
【0013】4は焼成耐火物ブロック1を保持する鋼製
フレーム、5は鋼製フレーム4と焼成耐火物ブロック1
との接合表面全体間に介在積層させた断熱層で、可縮率
70%程度、熱伝導率λ=0.06〜0.17W/m・
K(0.05〜0.15kcal/m・h・°C)のセ
ラミックファイバー(例えば、商品名;カオウールブラ
ンケット)を用いた。この断熱層5の厚さは、焼成耐火
物ブロック1と鋼製フレーム4との接合面の温度差、熱
応力の大幅抑制効果、および鋼製フレーム4に対する遮
熱効果を発現するために厚ければ厚いほどいいのではな
く、焼成耐火物ブロック1および鋼製フレーム4双方の
製造、製作誤差および相互の熱膨張差を許容し得る最小
厚さ、例えば5〜10mm程度が適切である。焼成耐火
物ブロック1の鋼製フレーム4への固定は、図4に示す
とおり、焼成耐火物ブロック1の取付け用テーパー孔3
にテーパー状プラグ2を挿嵌し、先端にVスタッド6を
設けた丸頭付ボルト7をテーパー状プラグ2に挿入して
断熱層5を挟み鋼製フレーム4を貫通させ、トルクレン
チ等を用いてナット8を締付け過ぎないように一定締付
けトルクで締付けて固定する。この場合、テーパー状プ
ラグ2は、焼成耐火物ブロック1と同材質のものを使用
するのが、焼成耐火物ブロック1固結部に局部的負担を
かけなくてすむ利点を有する。
【0014】固結用の丸頭付ボルト7およびナット8
は、熱的強度に対して耐久性を有する耐熱材料、例え
ば、耐熱鋳鋼SCH13、ステンレス鋼SUS310S
等を用いるのが望ましい。なお、Vスタッド6付丸頭付
ボルト7先端の炉内稼働面側の凹部は、テーパー状プラ
グ2と同一材質の不定形耐火物9を充填して遮熱を図
る。10は鋼製フレーム4の反炉内稼働面側に蛇管状に
配設した水冷パイプで、溶接により鋼製フレーム4背面
に一体化固定され、鋼製フレーム4背面の冷却吸熱範囲
を増加させたものであるが、直線状パイプを配設しても
よい。11は横リブ、12は縦リブで、鋼製フレーム4
の冷却型構造体としての剛性を増大させるために溶接取
付けされている。13は水冷パイプ10の冷却効果を増
すために鋼製フレーム4とカバープレート14との間に
流し込み、またはスタンピング施工して充填成形した高
伝熱不定形耐火物で、熱伝導率λ=9.4W/m・K
(8kcal/m・h・°C)以上の不定形耐火物、例
えばカーボン系スタンプ材(BFD−S10、λ=1
1.6W/m・K)を用いた。カバープレート14は、
高伝熱不定形耐火物13を流し込み、またはスタンピン
グ施工して充填成形したのち、スタッドボルト15とナ
ット16を用いて外表面を被覆し、高伝熱不定形耐火物
13が損傷、脱落しないように保護する。さらに高伝熱
不定形耐火物13の保持を高めるには、鋼製フレーム4
や水冷パイプ10にスタッドを取付けするのがよい。
【0015】上記水冷却型耐火物パネルを用いて高炉の
炉体煉瓦の局部損耗した箇所を補修するには、図7に示
すとおり、高炉を減尺操業して炉体煉瓦21の損耗部を
露出させたのち、パネルの鋼製フレーム4外周にモルタ
ル漏れ防止シール板22を配設したのち、パネルに取付
けた吊りピース23を用いて炉内に吊り下げてから炉体
鉄皮24側に引き寄せ、炉体鉄皮24に取付けたノズル
フランジ25に水冷パイプ10に連結する給水パイプ2
6、排水パイプ27を貫通させて固定する。しかるの
ち、炉内側からパネル外周部にシール用の不定形耐火物
28を吹付けると同時に、炉内壁プロフィルの凹凸を修
復する。さらに、ノズルフランジ25に設けたモルタル
圧入ノズル29を通してパネルの背面と炉体煉瓦21の
損耗空隙部30にモルタル31を圧入し、高炉炉壁を修
復する。
【0016】上記により修復された部分は、耐摩耗性、
耐スポーリング性に優れた焼成耐火物ブロック1によっ
て炉壁が形成され、しかも、焼成耐火物ブロック1とこ
れを保持する鋼製フレーム4との接合面の間に、断熱層
5を介在積層させたことによって、焼成耐火物ブロック
1内に形成される温度分布曲線の温度勾配が大きく減少
し、温度差および熱応力が大幅に軽減され、焼成耐火物
ブロック1のクラック発生が著しく抑制される。また、
炉内原料の荷下り移動、炉内高温ガスの変動によって急
激な温度変化が生じても、焼成耐火物ブロック1内の温
度分布が速やかに上記温度変化に応答し、変動熱応力も
大幅に軽減され、層状クラックの発生が著しく抑制され
る。また、鋼製フレーム4の焼成耐火物ブロック1取付
け面側の熱負荷は、断熱層5により軽減され、かつ、鋼
製フレーム4の反炉内稼働面側は、給水パイプ26から
水冷パイプ10に供給され、排水パイプ27から排水さ
れる水によって冷却されるから、剛性を維持し得る温度
レベルに維持でき、焼成耐火物ブロック1を確実に保持
でき、焼成耐火物ブロック1の剥離、脱落を防止して長
期間に亘って使用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明の水冷却型
耐火物パネルは、高炉炉壁の損傷状況に合わせて製作お
よび取付けでき効率的であると共に、予め不定形耐火物
を成形、焼成した焼成耐火物ブロックと、水冷パイプを
配設した鋼製フレームに伝熱モルタルを充填して一体化
した冷却型支持機構および両者間に介在積層した断熱層
との組合せによって、水冷却型耐火物パネルの長寿命化
が実現できる。さらに、水冷却型耐火物パネルは、炉体
からの奪熱量を抑制し、炉体を緩冷却することができる
等、優れた効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の水冷却型耐火物パネル(以下パネル
という)の一部断面側面図である。
【図2】この発明のパネルの炉内稼働面側の正面図であ
る。
【図3】この発明のパネルの反炉内稼働面側の一部断面
正面図である。
【図4】この発明のパネルの固定要領説明のための断面
図である。
【図5】この発明のパネルの炉内稼働面側の斜視図であ
る。
【図6】この発明のパネルの反炉内稼働面側の一部を切
り欠いた斜視図である。
【図7】炉体煉瓦が局部損耗した箇所へのパネル取付け
状態図である。
【符号の説明】
1 焼成耐火物ブロック 2 テーパー状プラグ 3 テーパー孔 4 鋼製フレーム 5 断熱層 6 Vスタッド 7 丸頭付ボルト 8、16 ナット 9、28 不定形耐火物 10 水冷パイプ 11 横リブ 12 縦リブ 13 伝熱不定形耐火物 14 カバープレート 15 スタッドボルト 21 炉体煉瓦 22 シール板 23 吊りピース 24 炉体鉄皮 25 ノズルフランジ 26 給水パイプ 27 排水パイプ 29 モルタル圧入ノズル 30 損耗空隙部 31 モルタル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷パイプを配設した鋼製フレームと、
    不定形耐火物を成形した耐火物ブロックとを組合せて一
    体化した高炉炉壁補修用の水冷型耐火物パネルにおい
    て、鋼製フレーム背面に配設した水冷パイプと鋼製フレ
    ーム間に高熱伝導率の不定形耐火物を充填し、かつ、鋼
    製フレームの他方の面と焼成耐火物ブロックの接合面の
    間に断熱層を介在積層させたことを特徴とする高炉炉壁
    補修用の水冷型耐火物パネル。
  2. 【請求項2】 焼成耐火物ブロックがSiC質不定形耐
    火物を目的の大きさに成形し、硬化したのち焼成して強
    度を十分に発現させたものである請求項1記載の高炉炉
    壁補修用の水冷型耐火物パネル。
JP30130593A 1993-11-05 1993-11-05 高炉炉壁補修用の水冷型耐火物パネル Expired - Lifetime JP2725576B2 (ja)

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