JP3534296B2 - 表面性状測定機 - Google Patents

表面性状測定機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面粗さに代表さ
れる表面性状測定用の触針(スタイラスとも称する)
が、先端近傍に配設された触針アームを備えた検出器を
含む表面性状測定装置に係り、特に、微小表面性状を低
測定力で測定することが可能な検出器を含む表面性状測
定機に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物の表面に粗さ測定用の触針を関
与させ、該触針を備えた検出器を、測定表面に沿って進
退させながら、前記触針の表面粗さ方向の変位を検出し
て電気信号に変換し、該電気信号を所定処理して表面粗
さを測定する表面粗さ測定機が広く利用されている。
【0003】該表面粗さ測定機は、種々提案されてお
り、例えば、特公平4−60523には、図21に示す
如く、駆動部30のフレーム32に配設された軸受33
に保持され、検出器10の進退方向(矢印A方向)に滑
動する滑動軸34と、該滑動軸34に、移動ブロック3
6及び板ばね38を介して取り付けられた駆動側コネク
タ40と、前記滑動軸34を矢印A方向に進退させるた
めの、連結部42により前記滑動軸34に固定された送
り駒44と、該送り駒44と係合する送りねじ46と、
カップリング48を介して該送りねじ46と連結された
減速機50と、該減速機50を回転駆動するためのモー
タ52とを備えたものが記載されている。
【0004】図において、14は、検出器10のケース
12の後端(図の右端)に取り付けられた、前記駆動側
コネクタ40と係合する検出器側のコネクタピン、18
は、先端(図の左端)に、測定面に追従して上下動する
触針16が配設された、ケース12内を支点(20)を
中心として揺動する触針アーム、20は、該触針アーム
18の支点を構成する略L字状の板ばね、22は、前記
触針アーム18の後端近傍に配設され、該触針アーム1
8の後端の上下動を検出するためのインダクタンス型変
位検出器、24は、触針16近傍の細かな凹凸を吸収し
て、安定した測定値が得られるようにするためのスキッ
ド、26は、触針16や触針アーム18を保護するため
のノーズである。
【0005】又、前記検出器10内で触針アーム18を
支持し、測定力を付与する構成としては、特公平4−6
0323のように、1枚の板ばね20で支点の機能と測
定力付与の機能を兼ね備えさせるものの他、特公平3−
30084や、その改良技術とみられる特開平6−25
8003で提案されているように、図22に示す如く、
触針アーム18を保持するアームホルダ60の軸受部6
2よりわずかに離れた位置と、ケース12に進退可能に
取り付けた測定力調整用ねじ64(特公平3−3008
4)、又は、ねじ棒によって位置調整されるスライダ
(特開平6−258003)との間にコイルばね66を
張架して、一端が、前記測定力調整用ねじ64又はスラ
イダによって矢印B方向に位置調整される前記コイルば
ね66により、軸受部62のガタを吸収しつつ、測定力
を付与することが提案されている。
【0006】又、出願人は、実開平1−104504
で、図23に示す如く、十字ばね70で支持された触針
アーム18に対して、2本のコイルばね72、74によ
り、微小な測定力を付与することを提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
3−30084のように軸受を用いるものや、実開平1
−104504のように、2本のコイルばねを用いるも
のは、部品点数が多くなり、組立調整も難しいという問
題点を有する。特に、特公平3−30084のように、
1本のコイルばねで支点のガタの解消と測定力の調整を
行うものは、両者の最適点を設定することが困難であ
る。
【0008】一方、特公平4−60523や実開平1−
104504のように、板ばねを支点に用いるものは、
板ばねにより支点が固定されるため、支点軸のずれがな
く、精度が安定しているが、特公平4−60523のよ
うに、板ばねを単独で使用する場合には、板厚の変化や
曲がりによって、測定力が変化し、調整が困難であると
いう問題点を有する。
【0009】又、触針が長い深溝用検出器のような特殊
検出器で、触針アームの重量が変化すると、測定力も変
化してしまうという問題もあった。
【0010】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、簡単な構成で、微少な測定力を高精
度で付与可能とすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面性状測定
用の触針が先端近傍に配設された触針アームを備えた検
出器を含む表面性状測定機において、前記触針アームの
支点を板ばねで構成すると共に、該板ばねと別体のコイ
ルばねにより、前記触針を測定表面に接触させる方向の
力を、前記触針アームに付与し、更に、前記板ばねによ
り、前記コイルばねによる付勢力に逆らう反力を付与
し、該反力と前記コイルばねによる付勢力とのバランス
で、前記触針に測定力を付与するようにして、前記課題
を解決したものである。
【0012】又、前記板ばねの支点近傍の弾性力を、例
えば弱めることによって、他の部分と異なるようにし
て、支点位置の変動を抑えたものである。
【0013】又、前記板ばねを十字形状として、その両
端部を検出器のフレームに固定し、中央部に触針アーム
を固定することにより、支点位置の変動を防止したもの
である。
【0014】更に、前記コイルばねによる付勢力を調整
可能としたものである。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、載置型の携
帯型表面粗さ測定機に適用した本発明の実施形態を詳細
に説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施形態の要部構成
を示す斜視図、図2は、図1の矢印II方向から見た側面
図、図3は、検出器が取り付けられた駆動部を正面から
見た縦断面図、図4は、同じく上面から見た縦断面図、
図5は、同じく底面から見た縦断面図、図6は、図4の
VI−VI線に沿う横断面図、図7は、同じくVII −VII線
に沿う横断面図、図8は、同じくVIII−VIII線に沿う横
断面図である。
【0018】第1実施形態の駆動部100は、そのフレ
ーム102に固定されたメインシャフト104及びサブ
シャフト106と、該シャフト104、106上を滑動
する、検出器進退方向(矢印A方向)に長い略O字状と
され、その前後端2箇所に前記メインシャフト104が
挿通するようにされたスライドブロック108と、該ス
ライドブロック108を前記シャフト104、106に
沿って進退させるための連動ロッド110及び送りナッ
ト112と、該送りナット112と螺合する送りねじ1
14と、フレキシブルカップリング116を介して該送
りねじ114を回動するためのギヤモータ118とを備
えている。
【0019】図2に詳細に示す如く、前記スライドブロ
ック108の後端には検出器取付台108Aが形成され
ており、その下側には、検出器200を収容するための
コネクタハウジング150の後端に取付けられた、スキ
ッド圧を付与するための板ばね152が、サブシャフト
106の下面を押えるためのシャフト支持板120と共
に、ボルト122で固定されている。又、該検出器取付
台108Aの上側には、前記サブシャフト106の上側
を押えるためのすべり板124を固定した板ばね126
が、ボルト128で固定されている。
【0020】図において、101は、駆動部のケース、
130は、前記スライドブロック108に植立されたス
イッチピン、132、134は、該スイッチピン130
と係合して、前記ギヤモータ118を停止又は反転する
ための前端/後端スイッチ、140は、検出器200の
後退限界位置近傍で、前記コネクタハウジング150の
外側に形成された山形状の膨らみ150Aと係合して、
検出器200の先端を持ち上げて、触針202とスキッ
ド204が駆動部100の底面より下方に突出しないよ
うにするための、ボルト142でフレーム102に固定
された検出器リフト板、154は、前記コネクタハウジ
ング150に収容された駆動側コネクタ、206は、該
駆動側コネクタ154に挿入される検出器側のコネクタ
ピン、208は、検出器のコネクタハウジング、210
はノーズである。
【0021】前記駆動部100は、後出図12乃至図1
4に示す如く、電装部300に収容可能とされている。
該駆動部100の後端には、前記電装部300と電気的
に接続するための電装側コネクタ136が設けられてお
り、該電装側コネクタ136と前記駆動側コネクタ15
4間は、例えば厚みが0.2mm程度の、薄く屈曲自在
なフレキシブル印刷回路基板(FPC)138で配線さ
れている。このフレキシブル印刷回路基板138は、駆
動部100内に、図9に示す如く、U字状にたるみを持
たせた状態で収容されており、コネクタ154の移動に
伴う配線長の変化を吸収して、コネクタハウジング15
0(検出器200)が移動しても張力がかからないよう
にされている。
【0022】前記検出器200は、図9(縦断面図)及
び図10(斜め下方から見た分解斜視図)に示す如く、
後端近傍に変位検出用のボビン214が配設された本体
フレーム212と、先端近傍に表面粗さ測定用の触針2
02が配設され、後端近傍に変位検出用のコア222が
配設された触針アーム220と、該触針アーム220の
例えば中央部を、前記本体フレーム212に固定するた
めの、図11に示すような平面形状の支点板ばね230
と、前記触針202を測定表面(図9の下方)に接触さ
せる方向の力を、前記触針アーム220に付与するため
のコイルばね240と、該コイルばね240による付勢
力を調整するためのばね押えねじ242とから主に構成
されている。
【0023】前記支点板ばね230は、ねじ232によ
り本体フレーム212に固定され、ねじ234により触
針アーム220に固定されている。
【0024】図において、216はカバーである。
【0025】前記電装部300は、図12(正面図)、
図13(平面図)、図14(底面図)及び図15(ブロ
ック線図)に示す如く、前記電装側コネクタ136と接
続されるケーブル302を介して、前記駆動部100に
収容された検出器200から与えられた信号を処理する
信号処理回路304と、該信号処理回路304からの信
号を基に、各種パラメータに対応した表面粗さを求める
測定回路306と、該測定回路306で得られた測定値
を表示するデジタル表示器308と、前記ケーブル30
2を介して駆動部100内のギヤモータ118を駆動す
る駆動回路310と、該駆動回路310、測定回路30
6及びデジタル表示器308を制御する制御回路312
と、これら各回路に電力を供給する電源回路314とを
主に含んでいる。
【0026】図中の実線は、測定時における検出器20
0の先端位置、破線は、電装部300内に退避した状態
での検出器200の先端位置を示す。
【0027】図において、320は電源スイッチ、32
2はスタートスイッチ、324はパラメータ選択スイッ
チである。
【0028】測定に際しては、測定対象に応じて、ばね
押えねじ242の挿入量を調整して、触針202に、必
要な測定力を付与する。又、測定対象に応じて、図12
乃至図14に示す如く、駆動部100を電装部300に
収容した状態で使用するか、又は、駆動部100を電装
部300から分離して単独で使用するか、選択する。例
えば、小さな穴の内面等を測定する際には、電装部30
0が邪魔になるので、駆動部100を外して測定し、そ
れ以外の状況では、一体とした状態で使用することがで
きる。
【0029】具体的には、検出器200の触針202を
測定面に接触させ、電源スイッチ320をオンとし、ス
タートスイッチ322を押す。すると、制御回路312
は、駆動回路310を通じてギヤモータ118を回転さ
せる。ギヤモータ118の回転に伴って送りねじ114
が回転すると、スライドブロック108が送りねじ11
4の軸方向へ移動するので、検出器200の触針202
は被測定物の表面粗さに応じて上下に変位する。
【0030】触針202の変位は、検出器200で電気
信号に変換された後、ケーブル302を通じて信号処理
回路304へ与えられ、そこで処理され測定回路306
へ与えられる。測定回路306は、信号処理回路304
からの信号を基に、制御回路312から指令されたパラ
メータに従って表面粗さを求め、これをデジタル表示器
308に表示させる。
【0031】本実施形態においては、支点板ばね230
が単純な四角形とされていたので、構成が簡略である。
なお、測定対象に応じて、支点板ばねの板厚を変更した
り、あるいは、図16に示す変形例の如く、中央部の支
点位置に板幅方向の切込み230Aを入れて幅を狭くし
たり、図17に示す他の変形例の如く、薄肉部230B
を設けたり、図18に示す更に他の変形例の如く、穴2
30Cを開けて、支点近傍の弾性力を、他の部分より弱
めても良い。
【0032】更に、板ばね230を、コイルばね240
を押す方向に曲げることにより、該板ばね230によ
り、コイルばね240による付勢力に逆らう反力が付与
されるようにして、該反力と前記コイルばねによる付勢
力とのバランスで、触針202に測定力が付与されるよ
うにしているので、特に、微小な測定力の調整が容易で
あり、触針の先端曲率半径による測定力の違いや、深溝
用検出器等のオプションでの触針アーム重量の違いに容
易に対応できる。
【0033】又、前記板ばねを、図19(縦断面図)及
び図20(触針アームの底面図)に示す第2実施形態の
如く、十字形状板ばね250とし、その両端部を、ねじ
252で本体フレーム212に固定し、中央部を、ねじ
254で触針アーム220に固定してもよい。
【0034】本実施形態においては、板ばね250の両
端がフレーム212に固定されるので、特に支点位置の
安定性が高い。
【0035】前記実施形態においては、いずれも、本発
明が、載置型の携帯型表面粗さ測定機に適用されていた
が、本発明の適用対象はこれに限定されず、例えば輪郭
形状測定機や、三次元座標測定機に使用される表面粗さ
プローブにも同様に適用可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、軸受を使用していない
ので、部品点数が少なく、組立調整も容易であり、コス
トが低減される。又、薄板の使用により支点が固定され
るため、支点軸のずれがなく、精度が安定化する。更
に、板ばねを単独で使用する場合には、板厚の変化や曲
がりにより測定力が変化して、調整が困難であったが、
本発明によれば、設計時点で測定力を設定でき、測定力
の調整が容易である。更に、支点のガタ解消と測定力の
調整を1本の板ばねで行う場合には、板厚変化や曲り等
の影響による変動が大きく、両者の最適点を設定するこ
とが難しいが、本発明によれば、もともと支点のガタの
無いため、最適測定力のみを考慮してコイルばねの調整
を行えばよく、測定力の調整が容易である。
【0037】又、触針が長い深溝用検出器等の特殊検出
器において、触針アームの重量が変化しても、板ばねの
厚みや形状の変更と、コイルばねによる付勢力調整を併
用して、製品間の測定力のばらつきを抑えることが容易
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における要部構成を示す
斜視図
【図2】図1の矢印II方向から見た側面図
【図3】第1実施形態の検出器が取付けられた駆動部を
正面から見た縦断面図
【図4】同じく上面から見た縦断面図
【図5】同じく底面から見た縦断面図
【図6】図4のVI−VI線に沿う横断面図
【図7】同じくVII −VII 線に沿う横断面図
【図8】同じくVIII−VIII線に沿う横断面図
【図9】第1実施形態の検出器の構成を示す縦断面図
【図10】同じく内部構成を示す、斜め下方から見た分
解斜視図
【図11】第1実施形態で用いられている支点板ばねの
形状を示す平面図
【図12】第1実施形態の駆動部を電装部に収納した状
態を示す正面図
【図13】同じく平面図
【図14】同じく底面図
【図15】前記電装部の構成を示すブロック線図
【図16】支点板ばねの変形例を示す平面図及び断面図
【図17】支点板ばねの他の変形例を示す平面図及び断
面図
【図18】支点板ばねの更に他の変形例を示す平面図
【図19】本発明の第2実施形態の検出器の構成を示す
縦断面図
【図20】第2実施形態の触針アームを示す底面図
【図21】特公平4−60523で提案されている載置
型表面粗さ測定機の構成を示す断面図
【図22】特公平3−30084で提案されている表面
粗さ測定機用検出装置の構成を示す縦断面図
【図23】出願人が実開平1−104504で提案した
触針式表面粗さ測定装置の構成を示す縦断面図
【符号の説明】
100…駆動部 102…フレーム 104…メインシャフト 106…サブシャフト 108…スライドブロック 108A…検出器取付台 110…連動ロッド 112…送りナット 114…送りねじ 118…ギヤモータ 126、152…板ばね 136…電装側コネクタ 150…コネクタハウジング 154…駆動側コネクタ 200…検出器 202…触針 204…スキッド 206…コネクタピン 210…ノーズ 212…本体フレーム 214…ボビン 220…触針アーム 222…コア 230…支点板ばね 230A…切込み 230B…薄肉部 230C…穴 240…コイルばね 242…ばね押えねじ 250…十字形状板ばね 300…電装部 302…ケーブル 304…信号処理回路 306…測定回路 308…デジタル表示器 310…駆動回路 312…制御回路 314…電源回路 320…電源スイッチ 322…スタートスイッチ 344…パラメータ選択スイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−14874(JP,A) 特開 昭63−165703(JP,A) 特開 昭60−161503(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 3/00 - 5/30 G01B 21/00 - 21/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面性状測定用の触針が先端近傍に配設さ
    れた触針アームを備えた検出器を含む表面性状測定機に
    おいて、 前記触針アームの支点を板ばねで構成すると共に、 該板ばねと別体のコイルばねにより、前記触針を測定表
    面に接触させる方向の力を、前記触針アームに付与し、 更に、前記板ばねにより、前記コイルばねによる付勢力
    に逆らう反力を付与し、 該反力と前記コイルばねによる付勢力とのバランスで、
    前記触針に測定力を付与 するようにしたことを特徴とす
    る表面性状測定機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記板ばねの支点近傍
    の弾性力が、他の部分と異なるようにされていることを
    特徴とする表面性状測定機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記板ばねの支点近傍
    の弾性力が、他の部分より弱められていることを特徴と
    する表面性状測定機。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記板ばねが十字形状
    とされ、その両端部が検出器のフレームに固定され、中
    央部に触針アームが固定されていることを特徴とする表
    面性状測定機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか一項において、
    前記コイルばねによる付勢力が調整可能とされているこ
    とを特徴とする表面性状測定機。
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