JP3533939B2 - スクータ形車両の袋掛けフック装置 - Google Patents
スクータ形車両の袋掛けフック装置Info
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Description
部に設けられる小物入れラックに関するもので、特に、
買い物用のビニール袋を吊り下げることができるよう袋
掛けフックを設けたものに関する。
バー形の操向ハンドルと座乗シートとの間を低くして床
板が設けられ、そこに両足を前側に揃えて載せる形式の
車両であり、二輪、あるいは三輪のものが市販されてい
る。スクータ形車両は、軽量で取扱が簡単なため、買い
物に多く使用され、車両が小さい割りに多量の荷物を搭
載することが求められている。さらに、乗員のヘルメッ
トをも収納する必要があるために、収納場所が限られて
しまい収納できる小物の量を増量する事が容易でなかっ
た。
座席の前方に小型の収納箱、いわゆる小物入れラックを
設けることが提案された(例えば、特開平4−1896
89号公報)。また、小物入れラックに収容できない荷
物を運ぶべく、買い物袋その他の手提げ袋を吊り下げる
ことを目的とした袋掛けフックを設けることも提案され
ている(例えば、特開平8−230738号公報)。
袋掛けフックは、図6で示すように、小物入れラック1
29の前壁をなすレッグシールド120側に取り付けら
れていた、そのため、手提げ袋の下げ紐の長さが短かゝ
ったり、小物入れラックの開口の前後方向の寸法Dが大
きい場合には、手提げ袋135が小物入れラック129
の外側へ吊り下げ切れずに横向きになり、車両が走行す
るときの振動で、袋掛けフック130から外れたり内容
物が溢れ出てしまったりする不具合を生じた。
と操向ハンドルとの間が下方へ湾曲した車体を持ち、前
記操向ハンドルの下方に設けたレッグシールドの座乗シ
ートに面した側面に後壁部材を取り付けて、レッグシー
ルドと後壁部材との間に上向きに開口する小物入れラッ
クを設け、その小物入れラックを構成する後壁部材の上
縁部に袋掛けフックを前側へ突出させて設けることによ
って解決される。また、前記レッグシールドと小物入れ
ラックを構成する後壁部材とを、螺杆によって結着する
と共に、その結着部の近傍に前記袋掛けフックを設ける
のが好ましい。さらに、前記レッグシールドの幅方向中
央部を後方へ湾曲させて設け、そのレッグシールドの後
方へ湾曲させた部分において、小物入れラックを構成す
る後壁部材と連結し、前記袋掛けフックをレッグシール
ドの後方に位置して設置するのが好ましい。そして、前
記小物入れラックを構成する後壁部材の上縁は、前側へ
折り曲げられたリブ状に形成してもよい。
上縁部に前側へ突出させて設けられ、手提げ袋は、その
下げ紐が袋掛けフックの下面へ掛けられ、後壁部材の上
面を越えて小物入れラックの後面へ吊り下げられる。 [請求項2] レッグシールドの中央部はステアリングヘッドパイプを
避けるため後方へ膨出しており、後壁部材と接近してい
る。その接近した部分でレッグシールドと後壁部材とが
結着される。袋掛けフックの設けられる部分は剛性が増
している。 [請求項3] 後壁部材のレッグシールドに連結されて剛性が高められ
た部分で、手提げ袋の重量が支承される。 [請求項4] 後壁部材に設けられるリブは、上縁から略水平方向前方
に伸びており、袋掛けフックの受ける荷重が後壁部材の
全体に分散して支持される。
面によって説明する。図1において、10はスクータで
あり、スクータ10は操向ハンドル14とシート16と
の間が低く作られている他、前記シート16に膝を揃え
て着座できる構成を有する。図中、破線で示す11はス
クータ10のフレームであり、フレーム11は前端をな
すステアリングヘッドパイプ11aから下方へ伸びるダ
ウンチューブ11bと、ダウンチューブ11bの下端部
から後方へ伸びるシートパイプ11cによって、前記シ
ート16の前方を低く構成してある。11dは前記シー
トパイプ11cを補強する補強管である。
前フォーク12が左右舵取り可能に支持されている。前
フォーク12の下端部には前車輪13が取り付けられ、
上端部にはバー形の操向ハンドル14が取り付けられて
いる。15は同じく前フォーク12の上端部に取り付け
られたヘッドライトである。16は運転者が両膝を揃え
て座ることのできる座乗形のシートである。
ールドである。レッグシールド20は操向ハンドル14
の下方に位置しており、図2で示すように、車体の幅方
向に伸びて、車両の走行時に地上から跳ね上げられる水
や泥が運転者にかゝらないように遮っている。レッグシ
ールド20の下端部は中央部分が盛り上がっており、前
記フレーム11の上面を覆うカバー22となっている。
25はレッグシールド20の前面を覆う前カバーであ
り、走行時に風の抵抗を減じ、あるいは外観を向上させ
るべく付設されている。
ハンドル14よりやゝ低い高さで幅方向に伸びており、
中央部のみがステアリングヘッドパイプ11aを避けて
後方へ湾曲して、彎曲部23をなしている。そして、そ
の彎曲部23の背面を後壁部材27で被って、それらの
間に上方へ開放した小物入れラック29を形成してあ
る。後壁部材27は幅方向に展開する板状に形成されて
おり、その下縁部は後方へ折り曲げられて、前記床板中
央の盛り上り部分の前部を覆うと共に、左右の端部には
足載せ板21が設けられている。なお、レッグシールド
20と後壁部材27との結合にはボルトが使用されてお
り、後壁部材27の幅方向両端部と、中央部とで連結さ
れて一体化してある。また、前記足載せ板21の部分は
直接にフレーム11へ締着してある。
うに、後壁部材27側から前方に突出させたボス27a
とレッグシールド20とをボルト28によって連結して
ある。また、前記後壁部材27の上縁部には、上下方向
に伸びる板状の部分27bが前側へ略直角に屈曲してリ
ブ27cを形成してある。リブ27cは後壁部材27が
前後方向に彎曲変形しないよう、剛性を増すべく設けら
れている。
けられた袋掛けフックである。袋掛けフック30は前記
後壁部材27の上縁部に、前記後壁部材27と一体に成
形されている。袋掛けフック30は後壁部材27の板状
の部分27bとリブ27cの部分とから一層前側へ突出
する縦方向の3枚のステー27d、27d、27d(図
3、図4参照)からなっている。
ているので、これに買い物袋その他の手提げ袋35の下
げ紐35aを掛け、後壁部材27の上面を越えて前側か
ら後側へ回し、図1で示すように、小物入れラック29
の後部外面へ吊り下げることができ、運転者は膝で抑え
て保持することも可能である。
は、下げ紐35aを引っかけられた手提げ袋35の荷重
を後方に向けて受けるが、上縁部に水平方向のリブ27
cが設けられている上、袋掛けフック30の近傍でレッ
グシールド20に連結されているので剛性が高められ、
後壁部材27が袋掛けフック30の部分で手提げ袋35
の荷重で後方へ引かれても後方へ膨出する如き変形が防
止される。
げ紐が短くても、小物入れラックの前後方向の厚さに関
係なく吊り下げることができ、たとえ、短い下げ紐の手
提げを吊り下げた場合でも内容物が溢れでることがな
い。袋掛けフックは小物入れラックを構成する後壁部材
の上縁部に前側へ突出させて設けられており、これに掛
けられた手提げ袋は、運転者の前に吊り下げられる。ま
た、運転者の昇り降りの邪魔にならない。請求項2の発
明によれば、後壁部材は板状に作られているにも拘わら
ず、レッグシールドに結合された剛性の高い部分に設け
た袋掛けフックによって手提げ袋を吊り下げるから、吊
り下げ部が安定し、走行による振動によっても外れにく
くなる。請求項3の発明によれば、レッグシールドが部
分的に後壁部材へ接近する幅方向中央部で両者が連結さ
れるから、結合部に設けられるボスが短くて足り、構造
が簡単になる。請求項4の発明によれば、袋掛けフック
を設ける後壁部材は薄肉に作られているにも拘わらず、
上縁に設けられたリブによって補強され、重量の大きい
手提げ袋を吊り下げても変形が少ない。などの効果があ
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】座乗シートと操向ハンドルとの間が下方へ
湾曲した車体を持ち、前記操向ハンドルの下方に設けた
レッグシールドの座乗シートに面した側面に後壁部材を
取り付けて、レッグシールドと後壁部材との間に上向き
に開口する小物入れラックを設け、その小物入れラック
を構成する後壁部材の上縁部に袋掛けフックを前側へ突
出させて設けてなるスクータ形車両の袋掛けフック装
置。 - 【請求項2】請求項1において、前記レッグシールドと
小物入れラックを構成する後壁部材とを、螺杆によって
結着すると共に、その結着部の近傍に前記袋掛けフック
を設けてなるスクータ形車両の袋掛けフック装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記レッグシールドの
幅方向中央部を後方へ湾曲させて設け、そのレッグシー
ルドの後方へ湾曲させた部分において、小物入れラック
を構成する後壁部材と連結し、前記袋掛けフックをレッ
グシールドの後方に位置して設置してなるスクータ形車
両の袋掛けフック装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記小物入れラックを
構成する後壁部材の上縁は、前側へ折り曲げられたリブ
状に形成されているスクータ形車両の袋掛けフック装
置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11310174A JPH11310174A (ja) | 1999-11-09 |
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Family Applications (1)
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JP11746198A Expired - Fee Related JP3533939B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | スクータ形車両の袋掛けフック装置 |
Country Status (1)
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- 1998-04-27 JP JP11746198A patent/JP3533939B2/ja not_active Expired - Fee Related
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