JP3533522B2 - 深色化剤及び深色加工法 - Google Patents

深色化剤及び深色加工法

Info

Publication number
JP3533522B2
JP3533522B2 JP2001087177A JP2001087177A JP3533522B2 JP 3533522 B2 JP3533522 B2 JP 3533522B2 JP 2001087177 A JP2001087177 A JP 2001087177A JP 2001087177 A JP2001087177 A JP 2001087177A JP 3533522 B2 JP3533522 B2 JP 3533522B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous dispersion
color processing
dyed
processing method
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001087177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002285475A (ja
Inventor
禎男 有本
Original Assignee
大宇株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大宇株式会社 filed Critical 大宇株式会社
Priority to JP2001087177A priority Critical patent/JP3533522B2/ja
Publication of JP2002285475A publication Critical patent/JP2002285475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3533522B2 publication Critical patent/JP3533522B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は染色された繊維製品
の深色加工法に関し、さらに詳しくは、染色された繊維
製品の発色性を改善し、深色性及び鮮明性に優れた繊維
製品とするための深色加工に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スポーツ衣料分野、ブラックフォ
ーマル分野等においては、撥水性と共にファッション性
の観点から、深色性及び鮮明性に優れた繊維製品の開発
が強く望まれている。染色された繊維製品の深色加工
は、ぬれた染布は乾いているときよりも濃く鮮やかに見
えるという知見に基づき、一般に、屈折率の低い(水の
屈折率に近い)加工剤で繊維製品を処理することにより
行われる。
【0003】従来からそのための深色加工剤や深色加工
法がいくつか提案されているが(例えば、特公昭57−
53474公報、特公昭61−35309公報、特公平
1−24918公報、特公平4−28834公報な
ど)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、染色され
た繊維製品の色の深みを向上せしめる手段について種々
検討を重ねた結果、本発明に到達した。本発明は、繊維
製品の様々な要求に対する耐久性に優れた深色化剤及び
深色加工法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、染色された
繊維製品を、深色性及び鮮明性に優れた最終製品に仕上
げるための工業的に有利かつ安価な深色加工法を開発す
ることを目的に鋭意検討を重ねた結果、今回、水性ポリ
ウレタン界面活性剤の存在下にエポキシ基を持つエチレ
ン性不飽和単量体を重合させて得られる水性分散体、パ
ーフルオロアルキル基を含有するフッ素系水性分散体及
びアミノ基等を持つ反応性シリコーン水性分散体を処理
剤として処理することにより、上記目的を達成できる事
を見いだし本発明を完成するに至った。
【0006】かくして、本発明によれば、染色された繊
維製品を、水性ポリウレタン界面活性剤の存在下にエポ
キシ基を持つエチレン性不飽和単量体を重合させて得ら
れる水性分散体、パーフルオロアルキル基を含有するフ
ッ素系水性分散体及びアミノ基・エポキシ基等を持つ反
応性シリコーン水性分散体により処理することを特徴と
する繊維製品の深色加工法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。本発明に使用する水性ポリウレタン界面活性剤
(A)の存在下にエポキシ基を持つエチレン性不飽和単
量体を重合させて得られる水性分散体(X)、パーフル
オロアルキル基を含有するフッ素系水性分散体(Y)及
びアミノ基等を持つ反応性シリコーン水性分散体(Z)
は、以下に示すような構造を有する。
【0008】
【化1】
【0009】
【化2】
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】本発明で使用する水性ポリウレタン界面活
性剤(A)の主鎖原料(P1)としては、ポリエーテル
化合物を使用することが出来る。
【0013】2個以上の活性水素基含有化合物(Y1)
としてはアミン類が挙げられ、エチレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラアミン等が、そ
れぞれ挙げられる。
【0014】イソシアネート化合物(X1)としては、
トリレジンジイソシアネート、ポリフェニルポリメチル
ポリイソシアネートで代表されるイソシアネート化合物
が挙げられる。
【0015】本発明で使用されるエポキシ基を持つエチ
レン性不飽和単量体を重合させて得られる水性分散体
(X)としてはラジカル重合性化合物が用いられ、例え
ばブチルアクリレート、エチルアクリレート、2−エト
キシエチルアクリレート、イソプロピルメタアクリレー
ト、n−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリ
レート、メチルメタクリレート等のα・β不飽和カルボ
ン酸のエステルが主として用いられる。
【0016】それに、エポキシ基を付加したラジカル重
合性化合物として、グリシジルメタクリレート等が副成
分として用いられる。
【0017】上述のエポキシ基を持つエチレン性不飽和
単量体を重合させて得られる水性分散体(X)をラジカ
ル乳化重合させる際に用いられる重合触媒としては、
2,2’−アゾビス(2−アミノジノプロパン)ハイド
ロクロリド、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル等
のアゾビス系開始剤等が好ましい代表例である。
【0018】本発明に使用される、パーフルオロアルキ
ル基を含有するフッ素系水性分散体(Y)には、一般
に、フッ素系撥水撥油剤として知られるタイプの通常親
水性基を含まないフッ素系重合体が包含される。
【0019】パーフルオロアルキル基含有重合性不飽和
単量体と共重合可能な他の不飽和単量体の共重合体中の
パーフルオロアルキル基含有単量体成分の含有量は、該
共重合体の重量を基準にして一般に10〜90重量%、
好ましくは30〜80重量%の範囲内にあるのが適当で
ある。
【0020】アミノ基等を持つ反応性シリコーン水性分
散体(Z)は、官能基を示すR5としては、CH3又
は、(CH2)pNH(CH2)qNH2等のアミノ化
合物など反応性を有するものが挙げられる。また、分子
末端及び側鎖の両方に、併せて少なくとも2個以上の官
能基を持つ化合物も列挙できるのは言うまでもない。
【0021】アミノ基等を持つ反応性シリコーン水性分
散体(Z)の分子量は、上記に示すように、ジメチルシ
リコーン鎖をベースにする物が、コスト等の面から好ま
しい。
【0022】アミノ基等を持つ反応性シリコーン水性分
散体(Z)の分子量は、平均分子量で、800〜800
0のものが好ましく、より好ましくは、1500〜60
00である。
【0023】本発明において(A)及び(X)、
(Y)、(Z)の四つの異なる樹脂成分の共存が深色性
の向上に著しい効果を発現するのは、次のように考えら
れる。すなわち、それぞれの低屈折率樹脂を単独処理す
る場合には、低屈折率皮膜が繊維上で均一な連続層を形
成するのにすぎないのに対して、複数成分共存の場合に
は、性状の樹脂形成能も異なる核樹脂が乾燥処理による
皮膜形成時にそれぞれの異なる状態で皮膜形成するた
め、結果的に非常に複雑な形状で低屈折率皮膜が繊維上
で形成されるためと考えられる。
【0024】深色化処理液におけるこれら樹脂成分の合
計樹脂含量は、0.1〜15%、好ましくは0.5〜1
0%、さらに好ましくは1〜8%である。合計樹脂含量
が、0.5%未満であると、深色効果が充分ではなく、
15%を越えると処理液の粘度制御が困難で深色化処理
の工程負担が増大する。
【0025】また、本発明では、(A)及び(X)、
(Y)、(Z)の各必須成分以外に、帯電防止剤や浸透
剤、反応性官能基の架橋剤を本発明の効果を損なわない
範囲で配合することが出来る。
【0026】必須成分(A)及び(X)、(Y)、
(Z)と架橋剤、帯電防止剤、浸透剤の配合は、充分注
意をはらった上で作業することが必要で、特にカチオン
性物質とアニオン性物質の混合を浴安定性の点から避け
なければならない。
【0027】これらの樹脂等配合液の加工方法は、染色
された繊維製品を処理液に浸漬又は、パディング法で付
与するのが好ましく付与後乾燥・熱処理を行う。
【0028】乾燥は、80〜100℃で数分間水分を除
去する程度に行い、熱処理は、90〜130℃で数分間
が好ましい、必要以上の加熱を行うと深色効果を損なう
事になる。すなわち、非常に複雑な形状で繊維上に形成
された低屈折率皮膜が破壊されるためと考えられる。乾
燥・熱処理は、両者をかねて行うことも出来る。
【0029】本発明においては、(A)及び(X)、
(Y)、(Z)の各必須成分の合計総付着量は、繊維重
量に対して0.1〜10重量%owfが好ましい。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はその要旨を逸脱しない限り、かかる製造例及び実
施例に制約されるものではない。
【0031】なお、以下の実施例中において%、部とあ
るのはいずれも重量基準である。
【0032】〈実施例1〉ポリオキシテトラメチレンエ
ーテルグリコール(水酸基価54.8)204.7部と
メチルエチルケトン102.6部及び2,4−トリレン
ジイソシアネートと2,6−トリレンジイソシアネート
の80:20の混合物34.8部を撹拌機と温度計のつ
いた丸底フラスコに入れ、80℃にて3時間反応させ
て、2.45%の遊離のイソシアネート基を含むウレタ
ンポリマー溶液を得た。
【0033】別のフラスコに、268.2部のメチルエ
チルケトンと4.73部のジエチレントリアミンをいれ
て均一に混合し、これに上記のウレタンプレポリマー溶
液133.9部を2時間を要して滴下ロートから徐々に
加えて50℃で10分間反応し、ポリウレタン尿素ポリ
アミン溶液を得た。
【0034】次いで5.05部のエピクロクヒドリンと
36.6部のイオン交換水を混合したものを366.1
部のポリウレタン尿素ポリアミンに加えて、50℃で1
時間反応し、続いて70%グリコール酸水溶液5.8部
とイオン交換水300部を加えて、減圧下に、メチルエ
チルケトンを留去し、イオン交換水を加えて濃度を調節
し、樹脂分30%の均一で安定な低粘度の水性ポリウレ
タン界面活性剤を得た。
【0035】丸底フラスコに合成した水性ポリウレタン
界面活性剤を60部、メチルメタクリレート15部及び
イオン交換水790部、2,2’−アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)ハイドロクロリド0.25部を加え、次
いでメチルメタクリレート120部及びグリシジルメタ
クリレート15部を液温60℃にて1時間掛け滴下しさ
らに滴下終了後1時間熟成し乳化重合を終えた。
【0036】ポリエステル梨地繊維をカヤロンポリエス
テルブラックFM-SF 150% ペースト(日本化薬(株)
製)にて10%o.w.f.にて染色した。
【0037】合成したエポキシ基を持つ処理剤4.0%
に調整し、上記染色布の10倍量を計り、染色布を入れ
てかき混ぜながら10分間漬けた。
【0038】染色布を取り出しマングルにてピックアッ
プ率100%で絞り、80℃の温風乾燥機にて10分間
乾燥を行った。
【0039】次にバソテック FS-40(明成化学(株)
製) 2.5%、ポロン MF-14E(信越化学(株)製)
2.0%に調整し、上記染色布の10倍量を計り、染色
布を入れてかき混ぜながら10分間漬けた。
【0040】染色布を取り出しマングルにてピックアッ
プ率80%で絞り、110℃の温風乾燥機にて10分乾
燥と熱処理を同時に行った。
【0041】〈実施例2〉実施例1と同様に染色したポ
リエステル梨地繊維を、実施例1と同様に合成したエポ
キシ基を持つ処理剤4.0%、バソテック FS-40(明成
化学(株)製) 2.5%、ポロン MF-14E(信越化学
(株)製)2.0%に調整した上記染色布の10倍量の
処理液に入れて、かき混ぜながら10分間漬けた。
【0042】染色布を取り出しマングルにてピックアッ
プ率80%で絞り、110℃の温風乾燥機にて10分乾
燥と熱処理を同時に行った。
【0043】L値測定結果
【0044】
【表1】
【0045】測定装置:測色色差計ND-1001DP型(日本
電色工業株式会社製)
【0046】ポリエステル以外の繊維については、適切
な黒色染料で出来る限り濃く染めた物を使用した。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】染色された繊維製品を、カチオン性の水性
    ポリウレタン界面活性剤の存在下にエポキシ基を持つエ
    チレン性不飽和単量体を重合させて得られる水性分散
    体、パーフルオロアルキル基を含有するフッ素水性分散
    体及びアミノ基等を持つ反応性シリコーン水性分散体を
    処理することを特徴とする繊維製品の深色加工法。
  2. 【請求項2】請求項1において、その処理液を1度また
    は分割して、染色された繊維製品を浸漬する行程と、こ
    の染色された繊維製品について圧搾、加熱乾燥の処理に
    より水分を除去する行程と、処理液を相互に架橋反応を
    行わせそして繊維に固着を行わせるために加熱処理する
    工程を含むことを特徴とする繊維製品の深色加工法。
JP2001087177A 2001-03-26 2001-03-26 深色化剤及び深色加工法 Expired - Fee Related JP3533522B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001087177A JP3533522B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 深色化剤及び深色加工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001087177A JP3533522B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 深色化剤及び深色加工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002285475A JP2002285475A (ja) 2002-10-03
JP3533522B2 true JP3533522B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=18942455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001087177A Expired - Fee Related JP3533522B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 深色化剤及び深色加工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3533522B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005020879A1 (de) * 2005-05-04 2006-11-16 Consortium für elektrochemische Industrie GmbH Siloxan-Organo-Copolymere enthaltende Dispersionen, deren Herstellung und Verwendung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002285475A (ja) 2002-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9677220B2 (en) Fluoropolymers and treatment agent
JPS6240468B2 (ja)
JP4879432B2 (ja) 布地用の非常に耐久性のある撥油/撥水剤
JP3660872B2 (ja) フルオロケミカルコポリマーエマルジョンの安定化
JPH11269269A (ja) アミノ官能性ポリオルガノシロキサン、その製法及びその使用
JP4206767B2 (ja) 撥水撥油剤水性組成物
EP4039714A1 (en) Organic fine particle
CN110205818A (zh) 一种高交联性能的无氟生态防水剂及其制备方法
US20230235113A1 (en) Polymers for hydrophobic and oleophobic textile finishing
JPS6030796B2 (ja) 濃色化剤
CN114044861B (zh) 涤纶牛津布用聚氨酯改性丙烯酸酯涂料印花粘合剂及其制备方法
JP3744035B2 (ja) 安定性に優れる水分散型撥水撥油剤組成物
JP3533522B2 (ja) 深色化剤及び深色加工法
JP2007031847A (ja) セルロース系繊維用摩擦堅牢度向上剤およびセルロース系繊維材料の摩擦堅牢度向上加工方法
WO2018190328A1 (ja) セルロース系繊維用湿潤摩擦堅牢度向上剤、それを用いた染色セルロース繊維の製造方法、およびその用途
EP0332342A2 (en) Process for providing polyamide materials with stain resistance
KR100399386B1 (ko) 섬유제품의 심색(深色)가공법
CA1056992A (en) Oil and water repellent polymer
TWI718683B (zh) 疏水紗線的製造方法
JP2000282376A (ja) 濃色化剤
JP6046525B2 (ja) 撥水撥油剤組成物、撥水撥油性繊維製品、及び、撥水撥油性繊維製品の製造方法
JPH10158515A (ja) オルガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法
CA2131431A1 (en) Polyisocyanate addition compounds containing cyanamide groups and their use
CN116556063A (zh) 一种水性自润滑湿摩擦牢度提升剂及其制备方法
JP2669518B2 (ja) 濃色化剤

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees