JP3532952B2 - 内燃機関のガス交換弁を制御する制御軸の回動位置を変化させる装置 - Google Patents

内燃機関のガス交換弁を制御する制御軸の回動位置を変化させる装置

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,内燃機関のガス交換弁
を制御する回転駆動される制御軸の,この制御軸を駆動
する駆動軸の回動位置に対する回動位置を変化させる装
置であって,該駆動軸は,それと同期して駆動され,は
す歯を有している駆動部分を有し,この駆動部分のはす
歯は制御軸と同期して回転する被駆動部分のはす歯とか
み合っており,駆動部分と被駆動部分とは,それらの一
方に対して相対的にそれらの一方の軸線を中心として回
転可能かつ軸方向に移動不能である結合部分によって,
互いに相対的に調節可能であり,該結合部分は内燃機関
の運転パラメータに関連して制御される電気モータによ
って操作されるようになっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開 31 46 6
13 号によって公知であるこのような形式の装置におい
ては,互いに平行な2つの制御軸を駆動するために,そ
れぞれ1つの駆動車が設けられており,これらの駆動車
はそれぞれはす歯を有しており,このはす歯を伝達部分
の相応するはす歯にかみ合わせている。この伝達部分は
歯車として構成されていて,ボスを有しており,このボ
スの孔の内周面には内キー歯が設けられており,この内
キー歯は制御軸の端部の外キー歯にかみ合わされてい
て,互いに相対的に軸方向に移動可能かつ回動不能であ
る。伝達部分を軸方向に移動させるために,伝達部分は
スリーブと連結されており,このスリーブは外周面に軸
方向のラック歯を有しており,このラック歯に調節軸の
ピニオンが係合しており,調節軸自体はウォーム歯を介
して電気モータと連結されている。この場合伝達部分の
歯車は駆動車よりも著しく厚く構成されており,したが
って,伝達部分は制御軸端部の外キー歯に沿って軸方向
に移動するにもかかわらず,駆動車と常にかみ合ってい
る。伝達部分が軸方向に移動する際に伝達部分の回動位
置が変化し,これによって制御軸の回動位置が駆動車の
回動位置に対して変化する。
【0003】この公知の装置は各制御軸のためにそれぞ
れ1つの電気モータを必要とする。この装置は極めて高
価な構造になっており,内燃機関ブロックに固定された
駆動装置を機関ブロックとクランク軸によって駆動され
る外側の駆動車との間に設けなければならない。駆動車
及びこれを駆動する歯車はいずれもはす歯を必要とし,
したがって使用する歯車にも高価な費用をかけなければ
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,わず
かな伝達部材で簡単に制御軸の回動位置を変化させ得る
ようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に,本発明の構成では請求項1に記載したように,最初
に記載した形式の装置において,電気モータがねじスピ
ンドルを駆動し,このねじスピンドルにはねじスリーブ
が回動を防止されてねじはめられており,このねじスリ
ーブが結合部分に連結されているようにした。
【0006】
【発明の効果】このような構成によって本発明の課題が
解決され,しかもたんに1つのわずかな出力の小型電気
モータを使用することができる。
【0007】請求項2の実施態様では,伝達レバーによ
って調節力若しくは調節移動距離が所望の程度に増幅さ
れ,調節率及び調節量を調整することができる。請求項
3の実施態様では,調節率及び調節量は,2腕レバーの
レバー腕比若しくはてこ腕比を選択することによって,
簡単に調整することができる。請求項4の実施態様で
は,不動の支承ピンと旋回軸ピンとの間の支持レバーに
よって,わずかな調節力でねじスリーブをねじスピンド
ルに沿って大きな距離にわたって調節移動させることが
できる。
【0008】請求項7の実施態様では,電気モータ並び
にねじスピンドルは,わずかな所要スペースでかつ容易
にアプローチ可能に,制御軸の端部に対して直角に配置
される。請求項8の実施態様では,通常の機械部品によ
って伝達レバーと被駆動部分とが調節結合される。請求
項9の実施態様では,この調節結合部は簡単にかつわず
かな所要スペースで構成される。請求項10及び請求項
11の実施態様では,たんに1つの電気モータによっ
て,複数の制御軸をわずかな費用で調節することもでき
る。この場合においても,伝達レバーは,小型の電気モ
ータの使用について有利に作用する。請求項13の実施
態様では,非常運転のために第2の電気モータが設けら
れ,この第2の電気モータは第1の電気モータが故障し
た場合に使用することができる。請求項14の実施態様
では,電気モータがスイッチ・オフされた場合にカム軸
が出発位置に戻される。
【0009】
【実施例】以下においては図面に示した実施例に基づい
て本発明の構成を具体的に説明する。
【0010】図1には,図示されていない内燃機関の制
御軸であるカム軸1の端部が断面して示されており,こ
のカム軸1によって,内燃機関のガス交換弁が制御され
る。カム軸1は内燃機関のケーシング2内で図示されて
いない軸受けによって支承されている。カム軸1を駆動
するために,カム軸1はフランジ3を有しており,この
フランジ3の端面4から軸方向に,カム軸1の軸線に対
して同軸的な段孔(5・6)が形成されている。端面4
に接している直径の大きい段孔部分5と直径の小さい段
孔部分6との間の移行部には平らな段面7が形成されて
おり,この段面7に,駆動部分として役立つ駆動車9の
ボス8の端面が密着している。駆動車9はその外周に鎖
歯車10を有しており,この鎖歯車10は図示されてい
ない駆動鎖とかみ合っている。この駆動鎖は内燃機関の
クランク軸によって,直接的に又は間接的に駆動され,
駆動車9を内燃機関の回転数と同じ回転数で回転させ
る。駆動車9の円板部11には円周方向に延びる複数の
長孔12が形成されており,これらの長孔12をそれぞ
れ1つの案内スリーブ13が貫通しており,これらの案
内スリーブ13はフランジ3の端面4に接触していると
ともに,保持リング14に接触している。ねじボルトが
保持リング14と案内スリーブ13とを貫通してフラン
ジ3にねじ込まれており,これによって駆動車9を軸方
向に固定している。しかしながら駆動車9は長孔12の
長さの範囲内で回動可能である。
【0011】駆動車9は更にボス8の内孔の壁面に内は
す歯16を有しており,この内はす歯16は被駆動部分
18の外はす歯17とかみ合っている。被駆動部分18
は外キー歯21を備えたピン20を有しており,この外
キー歯21は小直径の段孔部分6の内周面に形成されて
いる内キー歯22とかみ合っており,したがってピン2
0は,カム軸1に対して相対的に,軸方向にしゅう動可
能かつ回動不能である。被駆動部分18はピン20に続
いてコップ形部分24を有しており,このコップ形部分
24は,その外周面に前述の外はす歯17を有している
とともに,小直径のピン20への移行部に平らな環状面
25を有しており,この環状面25は終端ストッパとし
ての段面7に接触することができる。
【0012】コップ形部分24の底27は針状ころ軸受
け28のための平らなレース面として構成されており,
この針状ころ軸受け28によってディスク29が軸方向
に支えられている。ディスク29の,カム軸1とは逆の
側に,カム軸1に対して同軸的な結合ピン30が結合さ
れており,この結合ピン30は,コップ形部分24の内
周面に形成されている内ねじ山32にねじ込まれている
ねじリング31の中央開口を貫通している。ねじリング
31とディスク29との間にも針状ころ軸受け33が配
置されている。これによって結合ピン30は被駆動部分
18に対して相対的に回動可能かつ軸方向に移動不能で
ある。被駆動部分18は,結合ピン30とディスク29
とによって構成されている結合部分によって,駆動車9
のボス8内で軸方向に移動可能である。この場合被駆動
部分18のカム軸に対する回動位置は外キー歯21と内
キー歯22とによって不変にされているので,被駆動部
分18が軸方向に移動すると,外はす歯17と内はす歯
16とによって,駆動車9がカム軸1に対して相対的
に,長孔12の長さの範囲内で回動せしめられる。駆動
車9が回動不能である場合には,カム軸1が駆動車9に
対して相対的に回動せしめられる。
【0013】結合ピン30を調節移動させるために,結
合ピン30に軸ピン34が設けられており,この軸ピン
34に,2腕の伝達レバー35の一方の端部が枢着され
ている。この伝達レバー35はトグルレバー機構36の
一部である。このトグルレバー機構36は2つのレバー
部分,すなわち伝達レバー35と単腕の支持レバー37
とから構成されており,支持レバー37はその一方の端
部を伝達レバー35の両端部の間に設けられた旋回軸ピ
ン38に枢着されているとともに,他方の端部を不動の
支承軸ピン39に枢着されている。伝達レバー35の他
方の端部はねじスリーブ40の支承軸ピン47に枢着さ
れており,ねじスリーブ40はねじスピンドル41にね
じはめられている。ねじスピンドル41は電気モータ4
2の一部であって,電気モータ42から外方に突出して
いるモータ軸45であるか,あるいは電気モータ42の
モータ軸45に結合されているものである。電気モータ
42は内燃機関のケーシング2の外方にあって,ケーシ
ング2にフランジ結合されており,そのねじスピンドル
41はケーシング2の開口43を通ってケーシング2の
内部に突入している。ねじスピンドル41はカム軸1の
軸線に対してほぼ垂直である。支持レバー37の不動の
支承軸ピン39はねじスピンドル41の軸線上に位置し
ている。更に支承軸ピン39はカム軸1の軸線上に位置
している。
【0014】電気モータ42が駆動されると,トグルレ
バー機構36によって回動を防止されているねじスリー
ブ40は,ねじスピンドル41に沿ってねじスピンドル
41の軸方向に動いて,伝達レバー35及び支持レバー
37を調節し,これによって結合ピン30を,トグルレ
バー原理に基づきわずかな調節力で大きな調節距離にわ
たって,調節する。要するに,わずかな調節力及びねじ
スリーブ41のわずかな調節距離によって,結合ピン3
0の大きな調節移動距離を生ぜしめることができ,カム
軸1の駆動車9に対する回動位置を迅速に変化させるこ
とができる。トグルレバー機構36は2つのトグルレバ
ーを有するものであって,第1のトグルレバーは単腕の
支持レバー37と,2腕の伝達レバー35の旋回軸ピン
38と支承軸ピン47との間のレバー腕とによって構成
されており,第2のトグルレバーは単腕の支持レバー3
7と,2腕の伝達レバー35の旋回軸ピン38と軸ピン
34との間のレバー腕によって構成されている。
【0015】伝達レバー35のレバー腕比を1:1(旋
回軸ピン38を支承軸ピン47と軸ピン34との中間に
設ける)にすると,軸ピン34はカム軸1の軸線上を移
動する。調節距離の増幅率は,ねじスピンドル41に対
するねじスリーブ40の位置を調節することによって,
ある程度調整することができる。また伝達レバー35の
長さを変えることによっても調節距離の増幅率を調整す
ることができる。
【0016】伝達レバー35及び支持レバー37の長さ
を変えることによって,調節中にねじスリーブ40が図
1で見て支承軸ピン39の一方の側から他方の側に変位
するようにすると,結合部分(29・30)の調節方向
を逆転することができる。この場合ねじスピンドル41
は図1に示されているよりも長く構成されることにな
る。これによって,内燃機関の構造に合わせて種々の調
整を行うことが可能になる。ねじスリーブ40が支承軸
ピン39の軸線のところを通過し得るようにするために
は,ねじスピンドル41をはさんで,2つの支持レバー
37及び2つの伝達レバー35をそれぞれ対称的に設
け,両方の支持レバー37をそれぞれ別個の支承軸ピン
39に支承し,両方の支持レバー37の間に障害物がな
いようにしておくことができる。
【0017】更に,図3に示すように,電気モータ42
のモータ軸45の上端部に渦巻きばね46の一方の端部
が固定されており,渦巻きばね46の他方の端部は電気
モータ42のケーシングに固定されている。この渦巻き
ばね46によって,モータ軸45に初ばね力が作用せし
められ,電気モータ42がスイッチ・オフされている場
合に,ねじスピンドル41のねじ山の自己制動作用を越
える初ばね力によって,モータ軸45ひいてはカム軸1
が出発位置に戻される。
【0018】内燃機関の運転中,カム軸1の調整されて
いる回動位置を維持する場合には,電気モータ42は部
分的に励起され,この部分的励起による電気モータ42
の駆動力が,カム軸1の駆動車9の戻し力と渦巻きばね
46の戻し力との和と釣り合うようにしておく。ガス交
換弁が最も遅く制御されるようになっている場合,電気
モータ42が故障していても,内燃機関を始動させて,
非常運転することが可能である。
【0019】図1の実施例では,電気モータ42によっ
てただ1つのカム軸1が調節されるようになっている
が,図2の実施例では互いに平行に並んでいる2つのカ
ム軸1・101が同時に調節される。この場合ねじスリ
ーブ40のほかに第2のねじスリーブ140がねじスピ
ンドル41にねじはめられており,この第2のねじスリ
ーブ140はトグルレバー機構36と同じようなトグル
レバー機構136に連結されている。このトグルレバー
機構136を介して第2のカム軸101が第1のカム軸
1と同じような形式で調節される。この場合ねじスピン
ドル41が長くなるので,ねじスピンドル41を片持ち
状態で支持することができず,ねじスピンドル41の端
部を不動の軸受け50によって支持しておくか,あるい
は軸受け50の箇所に第2の電気モータ142を設け
て,ねじスピンドル41と結合しておくことが必要であ
る。この第2の電気モータ142は第1の電気モータ4
2が通常に機能している限り,励起されず,たんにねじ
スピンドル41を支持するのに役立つにすぎない。しか
しながら何らかの理由で電気モータ42が機能しなくな
った場合には,第2の電気モータ142によってねじス
ピンドル41を駆動することができる。このようにして
内燃機関の運転の確実性が大きくなる。
【0020】図2から分かるように,ねじスリーブ40
及び140の出発位置は支承軸ピン39に関して互いに
逆の側にあり,電気モータ42が駆動されると互いに逆
向きに調節運動を行う。これに相応して被駆動部分18
も駆動車9に対して互いに逆の位置にある。またトグル
レバー機構36・136のレバーの長さも互いに異なっ
ており,内燃機関の構造に応じて調節率が互いに異なっ
ている。この実施例においても,必要な場合結合部分
(29・30)の調節運動方向を逆転させることができ
る。
【0021】簡単な場合には,ねじスリーブと結合部分
との間にただ1つのレバーを設けて,カム軸の調節を行
うことができる。その場合には,例えば伝達レバーの不
動の支持部材が滑子として構成されていて,伝達レバー
の内部で移動可能であるようにするか,あるいは伝達レ
バーとねじスリーブとの枢着部材が滑子として構成され
ていて,伝達レバーの内部で移動可能であるようにす
る。また伝達レバーを単腕のレバーとして構成し,その
一端部を不動点に枢着し,ねじスリーブ及び結合部分を
伝達レバーの互いに異なる点において移動可能に係合さ
せることもできる。更に伝達レバーはアングルレバーと
して構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ただ1つの制御軸を調節する第1実施例の断面
図である。
【図2】互いに平行な2つの制御軸を調節する第2実施
例の断面図である。
【図3】図1の III−III 線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 カム軸, 2 ケーシング, 3 フランジ, 4
端面, 5及び6段孔部分, 7 段面, 8 ボ
ス, 9 駆動車, 10 鎖歯車, 11円板部,
12 長孔, 13 案内スリーブ, 14 保持リン
グ, 16内はす歯, 17 外はす歯, 18 被駆
動部分, 20 ピン, 21 外キー歯, 22 内
キー歯, 24 コップ形部分, 25 環状面, 2
7底, 28 針状ころ軸受け, 29 ディスク,
30 結合ピン, 31ねじリング, 32 内ねじ
山, 33 針状ころ軸受け, 34 軸ピン,35
伝達レバー, 36 トグルレバー機構, 37 支持
レバー, 38旋回軸ピン, 39 支承軸ピン, 4
0 ねじスリーブ, 41 ねじスピンドル, 42
電気モータ, 43 開口, 45 モータ軸, 46
渦巻きばね, 47 支承軸ピン, 50 軸受け,
101 カム軸, 136 トグルレバー機構, 1
40 ねじスリーブ, 142 電気モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−173617(JP,A) 米国特許4787345(US,A) 独国特許出願公開4101676(DE,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 1/34

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のガス交換弁を制御する回転駆
    動される制御軸(1)の,この制御軸を駆動する駆動軸
    の回動位置に対する回動位置を変化させる装置であっ
    て,該駆動軸は,それと同期して駆動され,はす歯を有
    している駆動部分(9)を有し,この駆動部分(9)の
    はす歯(16)は制御軸(1)と同期して回転する被駆
    動部分(18)のはす歯(17)とかみ合っており,駆
    動部分(9)と被駆動部分(18)とは,それらの一方
    に対して相対的にそれらの一方の軸線を中心として回転
    可能かつ軸方向に移動不能である結合部分(29・3
    0)によって,互いに相対的に調節可能であり,該結合
    部分(29・30)は内燃機関の運転パラメータに関連
    して制御される電気モータ(42)によって操作される
    ようになっている形式のものにおいて,電気モータ(4
    2)がねじスピンドル(41)を駆動し,このねじスピ
    ンドル(41)にはねじスリーブ(40・140)が回
    動を防止されてねじはめられており,このねじスリーブ
    は該結合部分(29・30)に連結されており、ねじス
    リーブ(40・140)と結合部分(29・30)との
    間に伝達レバー(35)が配置されており,この伝達レ
    バー(35)の旋回軸ピン(38)が不動の部分(3
    9)に支えられており,かつ伝達レバー(35)は結合
    部分(29・30)及びねじスリーブ(40・140)
    に枢着されていることを特徴とする内燃機関のガス交換
    弁を制御する制御軸の回動位置を変化させる装置。
  2. 【請求項2】 伝達レバー(35)が2腕レバーとして
    構成されている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 伝達レバー(35)がその両端部の間に
    その旋回軸ピン(38)を有していて,この旋回軸ピン
    (38)を介して,伝達レバー(35)の旋回平面に対
    して平行な平面内で旋回可能な単腕の支持レバー(3
    7)に連結されており,この支持レバー(37)はその
    端部を不動の支承軸ピン(39)に枢着されており,結
    合部分(29・30)及びねじスリーブ(40・14
    0)は伝達レバー(35)にしゅう動不能に枢着されて
    いる請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 支持レバー(37)の不動の支承軸ピン
    (39)が,ねじスピンドル軸線及び制御軸軸線に対し
    て垂直でこれら両方の軸線の交点を通ってい る軸線を有
    している請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 ねじスピンドル(41)をはさんで,互
    いに平行な2つの単腕支持レバー(37)及び互いに平
    行な2つの伝達レバー(35)がそれぞれ対称的に設け
    られている請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 ねじスピンドル(41)が制御軸(1)
    に対して直角に配置されている請求項1から請求項5ま
    でのいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 被駆動部分(18)がピン(20)を有
    しており,このピンは外キー歯(21)を有していて,
    この外キー歯(21)を制御軸(1)の軸方向孔に設け
    られている内キー歯(22)とかみ合わせて軸方向に移
    動可能であり,更に被駆動部分(18)はピン(20)
    に続いてコップ形部分(24)を有しており,このコッ
    プ形部分の外周面には外はす歯(17)が設けられてお
    り,この外はす歯は,駆動部分を形成している駆動車
    (9)の内はす歯(16)とかみ合っており,駆動車
    (9)は制御軸(1)に対して相対的に回動可能であり
    かつ軸方向に移動不能に制御軸(1)に連結されてお
    り,かつ駆動車(9)はその外周に,駆動軸の回転運動
    の伝達手段と回転駆動結合する駆動手段(10)を有し
    ている請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 コップ形部分(24)の開口部の側から
    その内部に結合部分としてディスク(29)が挿入され
    ており,このディスクとコップ形部分の底(27)との
    間並びにこのディスクとコップ形部分の開口部に固定さ
    れた保持リング(31)との間にそれぞれ1つの転がり
    スラスト軸受け(28・33)が設けられており,ディ
    スク(29)は,保持リング(31)を貫通して外方に
    突出している結合ピン(30)を有しており,この結合
    ピン(30)の端部に伝達レバー(35)の端部が枢着
    されている請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 内燃機関に複数の制御軸(1・101)
    が互いに平行に設けられており,各制御軸(1・10
    1)にそれぞれ1つずつ設けられている複数の伝達レバ
    ー(35)がねじスリーブ(40ー140)を介して操
    作可能である請求項1から請求項8までのいずれか1項
    に記載の装置。
  10. 【請求項10】 内燃機関に互いに平行な複数の制御軸
    (1・101)が設けられており,ねじスピンドル(4
    1)に,制御軸(1・101)の数に等しい 数のねじス
    リーブ(40・140)がねじはめられており,各ねじ
    スリーブ(40・140)は,各制御軸(1・101)
    に所属している伝達レバー(35)にそれぞれ枢着され
    ている請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 ねじスピンドル(41)の端部に案内
    軸受け(50)が設けられている請求項8記載の装置。
  12. 【請求項12】 案内軸受け(50)がねじスピンドル
    (41)と連結されている第2の電気モータ(142)
    によって形成されている請求項9記載の装置。
  13. 【請求項13】 電気モータ(42・142)のモータ
    軸(45)が渦巻きばね(46)の一端部と結合されて
    おり,渦巻きばね(46)の他端部は不動に保持されて
    おり,渦巻きばね(46)はねじスリーブ(40・14
    0)を出発位置に戻す方向に初ばね力を有している請求
    項1から請求項12までのいずれか1項に記載の装置。
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