JP3532740B2 - カメラ付玄関子機用チルト構造 - Google Patents

カメラ付玄関子機用チルト構造

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JP3532740B2
JP3532740B2 JP21480297A JP21480297A JP3532740B2 JP 3532740 B2 JP3532740 B2 JP 3532740B2 JP 21480297 A JP21480297 A JP 21480297A JP 21480297 A JP21480297 A JP 21480297A JP 3532740 B2 JP3532740 B2 JP 3532740B2
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之久 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明はカメラ付玄関子機
用チルト構造に係わり、特に玄関子機の正面からカメラ
の上下方向の角度設定を行なうことできるカメラ付玄関
子機用チルト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ付玄関子機用チルト構造
は、図3に示すように、筐体10内に、来訪者を撮像す
るカメラ2と、カメラ2の支点3を支持するため筐体1
0に固定された支持具4と、カメラ2が搭載された基板
5とを有し、基板5の背面にはレバー篏合部51が設け
られている。
【0003】筐体10の裏面12には、基板5に搭載さ
れたカメラ2をチルト方向に旋回させるためのレバー6
8が移動可能なよう、レバー移動穴19が穿設され、筐
体10の裏面12と筐体10が取り付けられる壁面Wと
の間に、レバー68を操作する操作部69が位置してい
る。来訪者を撮像するカメラ2の上下の角度を変更(チ
ルト調整)する際、カメラ2をA方向に旋回させるとき
は、操作部69をA‘方向にスライドさせ、カメラ2を
B方向に旋回させるときは、操作部69をB‘方向にス
ライドさせる。カメラ2の支点3は筐体10に固定され
た支持具4に支持されているので、操作部69のスライ
ドに連動するレバー68のスライドにより、基板5に搭
載されたカメラ2の支点3を中心にが旋回する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカメラ付玄
関子機用チルト構造では、操作部69が筐体の裏面12
に位置しているので、カメラ付玄関子機を壁面Wから外
さないと作業できないという難点があった。また、レバ
ー68の操作部69は、2〜3段階の調整は可能である
が、無段階の細かい調整は不可能であった。
【0005】本発明は、上記従来の難点を解決するため
になされたもので、機器設置後、機器筐体の表面側から
操作可能で、しかも無段階的に細かい調整が可能なカメ
ラ付玄関子機用チルト構造を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラ付玄
関子機用チルト構造は、筐体内に、来訪者を撮像するカ
メラと、カメラの支点を支持するため筐体に固定された
支持具と、カメラが搭載された基板と、基板を把持する
把持部と、把持部を保持、移動させ、頭部が筐体の表面
に配設された軸柱と、把持部の回転を阻止するため、筐
体に設けられた対をなす挟着リブとを備え、把持部は基
板の旋回を許容する傾斜角度を有する把持溝を有し、把
持部の基部の外周は角形をなし、把持部、軸柱間には互
いに螺合するねじが設けられ、軸柱の頭部により、軸柱
を回転させる。
【0007】筐体の表面に配設された軸柱の頭部を回転
させると、相対的に把持部が軸柱の長手方向に移動し、
把持された基板が把持溝の傾斜に沿って傾斜し、基板に
搭載されたカメラがチルト調整される。また、本発明に
よるカメラ付玄関子機用チルト構造は、把持部と筐体と
の間にはばねが張架され、このばねの張力により、把持
部の移動が安定的に行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明によるカメラ付玄
関子機用チルト構造の実施例を図面を参照して詳述す
る。図1(a)、(b)に示すように、本発明によるカ
メラ付玄関子機用チルト構造は、筐体1内に、来訪者を
撮像するカメラ2と、カメラ2の支点3を支持するため
筐体に固定された支持具4と、カメラ2が搭載された基
板5と、基板5を把持する把持部6と、把持部6を保
持、移動させ、頭部71が筐体1の表面11に配設され
た軸柱7と、把持部6の回転を阻止するため、筐体1に
設けられた対をなす挟着リブ8とを備え、把持部6は基
板5の旋回を許容する傾斜角度θを有する把持溝61を
有し、把持部6の基部60の外周は角形をなし、把持部
6、軸柱7間には互いに螺合するねじ62,72が設け
られ、軸柱7の頭部71には、ドライバーDを用いて軸
柱7を回転させるドライバー用溝73が刻設され、把持
部6と筐体1の裏面12との間にはばね9が張架されて
いる。なお、把持溝61の傾斜角度θは、基板5を傾斜
させる角度に約3°を加えた値が好適である。
【0009】軸柱7の筐体裏面12側は、筐体裏面12
に形成された軸柱受け13に挿着され、軸柱7の頭部7
1側で、径が大きく形成された膨大部74と筐体表面1
1との間にはOリングが挿着されている。筐体1の表面
11から軸柱7のドライバー用溝73にドライバーDを
当接して回転させると、軸柱7は回転するが、図2に示
すように、角型の把持部60は、挟着リブ8,8に挟着
されているため回転できず、把持部6のねじ62と軸柱
7間のねじ72が螺合して、軸柱7の回転に応じ無段階
で、相対的に把持部6が軸柱7の長手方向に移動する。
【0010】把持部6がX方向に移動すると、把持部6
に把持された基板5が把持溝61の傾斜に沿って傾斜
し、カメラ2の支点3は筐体10に固定された支持具4
に支持されているので、カメラ2の支点3を中心に基板
5が傾斜し、基板5に搭載されたカメラ2がA方向に無
段階的に旋回する。同様に把持部6がY方向に移動する
と、基板5に搭載されたカメラ2がB方向に旋回する。
【0011】把持部6と筐体1の裏面12との間にはば
ね9が張架されているので、このばね9の張力により、
把持部6の移動はガタつかず安定的に行われる。軸柱7
の膨大部74と筐体表面11との間に、Oリング75が
挿着されているので、筐体表面11からの雨水の浸入が
防止され、同時に軸柱7のすべり止め効果も得られる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
カメラ付玄関子機用チルト構造によれば、筐体内に、来
訪者を撮像するカメラと、カメラの支点を支持するため
筐体に固定された支持具と、カメラが搭載された基板
と、基板を把持する把持部と、把持部を保持、移動さ
せ、頭部が筐体の表面に配設された軸柱と、把持部の回
転を阻止するため、筐体に設けられた対をなす挟着リブ
とを備え、把持部は基板の旋回を許容する傾斜角度を有
する把持溝を有し、把持部の基部の外周は角形をなし、
把持部、軸柱間には互いに螺合するねじが設けられ、軸
柱の頭部により、軸柱を回転させるので、機器設置後も
筐体の表面に配設された軸柱の頭部を回転させると、軸
柱の回転に応じ無段階で、相対的に把持部が軸柱の長手
方向に移動し、把持された基板が把持溝の傾斜に沿って
傾斜し、基板に搭載されたカメラがチルト調整される。
【0013】また、把持部と筐体との間にはばねが張架
されているので、ばねの張力により、把持部の移動が安
定的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)、(b)は、本発明によるカメラ付玄
関子機用チルト構造を説明する図である。
【図2】 本発明によるカメラ付玄関子機用チルト構造
を説明する図である。
【図3】従来のカメラ付玄関子機用チルト構造を示す図
である。
【符号の説明】
1 ‥筐体 11‥筐体表面 2 ‥カメラ 3 ‥カメラの支点 4 ‥支持具 5 ‥基板 6 ‥把持部 60‥把持部の基部 61‥把持溝 62‥ねじ 7 ‥軸柱 71‥頭部 72‥ねじ 73‥ドライバー用溝 8 ‥挟着リブ θ ‥傾斜角度
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−93379(JP,U) 実開 昭63−187478(JP,U) 実開 平3−128384(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 H04N 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体(1)内に、来訪者を撮像するカメラ
    (2)と、前記カメラの支点(3)を支持するため前記
    筐体に固定された支持具(4)と、前記カメラが搭載さ
    れた基板(5)と、前記基板を把持する把持部(6)
    と、前記把持部を保持、移動させ、頭部(71)が前記
    筐体の表面(11)に配設された軸柱(7)と、前記把
    持部の回転を阻止するため、前記筐体に設けられた対を
    なす挟着リブ(8、8)とを備え、 前記把持部は、前記基板の旋回を許容する傾斜角度
    (θ)を有する把持溝(61)を有し、前記把持部の基
    部(60)の外周は角形をなし、 前記把持部、前記軸柱間には互いに螺合するねじ(6
    2、72)が設けられ、 前記軸柱の頭部により、前記軸柱を回転させることを特
    徴とするカメラ付玄関子機用チルト構造。
  2. 【請求項2】前記把持部と前記筐体との間にはばね
    (9)が張架されたことを特徴とする請求項1記載のカ
    メラ付玄関子機用チルト構造。
JP21480297A 1997-08-08 1997-08-08 カメラ付玄関子機用チルト構造 Expired - Fee Related JP3532740B2 (ja)

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