JP3532249B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

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JP3532249B2
JP3532249B2 JP16024794A JP16024794A JP3532249B2 JP 3532249 B2 JP3532249 B2 JP 3532249B2 JP 16024794 A JP16024794 A JP 16024794A JP 16024794 A JP16024794 A JP 16024794A JP 3532249 B2 JP3532249 B2 JP 3532249B2
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discharge tray
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敏弘 石橋
健次 山田
幸孝 中里
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Ricoh Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上流側の画像形成装置
から排出されてくる用紙を受け入れ、複数の用紙を綴じ
る綴じ手段と、綴じた用紙束を積載する上下移動可能な
排紙トレイとを備えた用紙後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写済みの用紙を揃えて複数枚重ね合わ
せて綴じる(ステイプルする)綴じ手段(ステイプラ)
を備えた用紙後処理装置が広く提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図43(a),(b),(c)は
従来例の第1の不具合を説明するための模式図である。
ステイプルモードの時は、非ステイプルモードの時と異
なり、用紙束(50枚綴じの場合は一般に6〜7mm位
の厚さになる)が排出されるため、排紙トレイ12の位
置を低くしておかなければならず、用紙束後端をバック
フェンス15に沿わせて整然と安定感のある積載をさせ
ることができない。しかし、用紙束を排出する時、排紙
トレイ12の位置を低くしておくと、先端が垂れ下がっ
た状態で排出されることになるが〔同図(a)参照〕、
特に1部目はその時の排紙トレイ12との接触抵抗によ
り、用紙束中央部にたわみを発生させながら排出され
る。このように、たわんだ状態で排紙トレイ12上に排
出された用紙束は、プラスチックで成形された排紙トレ
イ12の傾斜面を滑って、バックフェンス15に到達す
ることなくその場に止まってしまう傾向がある〔同図
(b)参照〕。2部目以降の用紙束は、既に排出されて
いる用紙束の上を先端部が滑りながら排出され、用紙と
用紙の摩擦のため、たわみが発生しないこともあり、バ
ックフェンス15まで滑り落ちることができる。しか
し、1部目がバックフェンス15まで滑り落ちることな
く途中で止まってしまうことにより、結果として正確な
積載ができないことになる〔同図(c)参照〕。なお、
3は排出ローラ、7は寄せローラである。
【0004】図44(a),(b),(c)は従来例の第2の不具
合を説明するための模式図である。ステイプルモードの
時は排紙トレイ12の位置を下げておかなければならな
いことは前述したが、排紙トレイ12を下げておくこと
による不具合はその他にもある。それは用紙束先端が垂
れ下がって排出される時、用紙束の下側1〜3枚位が着
地するに際し、時として折れ曲がるという現象が発生
し、折れ曲がることにより丸まった不安定な積載面にな
るため〔同図(a),(b)参照〕、その上に順次用紙束を積
載していくと排紙トレイ12上から落下したり、丸まる
ことにより嵩張って所定の積載量を確保できない等の不
具合が発生する〔同図(c)参照〕。こうなると見栄え
も悪く、折れ曲がりを後で修正するのも面倒なことにな
る。このような不具合は用紙のカールが下向きで、か
つ、大きい場合に顕著に発生する。
【0005】本発明は、このような背景に基づいてなさ
れたものであり、ステイプルモード時の用紙束を所定部
数確実に排紙トレイに積載することができる用紙後処理
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、搬送されて
くる用紙を受け入れ、複数の用紙を綴じる綴じ手段と、
綴じた用紙束を積載する上下移動可能な排紙トレイとを
備えた用紙後処理装置において、綴じた用紙束を排紙ト
レイ上に排出するに際し、1部目と2部目以降とで排紙
トレイの積載面高さを変える制御手段を備え、1部目の
用紙束の排出時のみ積載面高さを他より高くする第1の
手段により達成される。
【0007】
【0008】また、搬送されてくる用紙を受け入れ、複
数の用紙を綴じる綴じ手段と、綴じた用紙束を積載する
上下移動可能な排紙トレイとを備えた用紙後処理装置に
おいて、綴じた用紙束を排紙トレイ上に排出するに際
し、用紙束排出の度に、一時的に排紙トレイの積載面を
上昇させる制御手段を備えた第の手段により達成され
る。
【0009】また、第1またはの手段において、制
御手段を、紙面検知レバーと、この紙面検知レバーの揺
動変位を検知する2個のセンサと、センサ出力により排
紙トレイを上下動させる上下モータで構成した第の手
段により達成される。
【0010】
【作用】第1の手段においては、図41の(a)に示す
ように、用紙束の1部目の排出時のみ排紙トレイ12を
上方で待機させる。すると、着地角θが小さくなり、用
紙束の先端と排紙トレイ12との摺動抵抗が小さくなる
ことから、用紙束の先端が排紙トレイ12上をスムーズ
に滑ることになる。従って、同図(b)に示すように、
用紙束にたわみが発生せず、バックフェンス15まで正
確に滑り落ちる。
【0011】次に、同図(c)に示すように、1部目の
用紙束が排出ローラ3を通過し終えるタイミングで排紙
トレイ12を下降させると、2部目以降の積載面は低く
なるものの、用紙と用紙の当接により摺動摩擦抵抗が小
さくなるため、用紙束はスムーズに排出され、バックフ
ェンス15まで完全に滑り落ち、全体として整然と排紙
トレイ12上に積載される。
【0012】第の手段においては、図42の(a)に
示すように、用紙束排出時は常に排紙トレイ12を高い
位置で待機させる。すると積載面の位置が高くなるた
め、用紙束の垂れ下がりが小さく、着地角θも小さくな
るため、用紙束先端が滑る時、めくれは発生しにくくな
る。なお、積載面の高さは寄せローラ7にほぼ接する位
置にしておく。
【0013】次に、同図(b)に示すように、用紙束排
出とほぼ同じタイミングで排紙トレイ12を、寄せロー
ラ7と積載面のスペースが10〜15mm位になる程度
に下げる。従って、排出された用紙束はスムーズにバッ
クフェンス15に滑り落ちることができる。
【0014】その後、同図(c)に示すように、積載面
が寄せローラ7にほぼ接する位置まで、再び排紙トレイ
12を上昇させ、前述の通り、次の用紙束の排出を待
つ。
【0015】このように、排紙トレイ12の上下動作を
繰り返すことで、用紙束の積載量を確保することができ
る。
【0016】第の手段においては、制御手段を簡単な
構成にして、機構の簡素化とコスト低減を図っている。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例に係る後処理装置の全体構成図、図
2及び図3は分岐爪部の動作状態を示す構成図、図4は
トレイ上下機構の斜視図、図5は紙面センサ部分の説明
図、図6は寄せローラ部分の説明図、図7はトレイシフ
ト機構の斜視図、図8はトレイシフト機構の要部斜視
図、図9及び図10はトレイシフト機構の動作状態を示
す構成図、図11は紙揃え機構の斜視図、図12は紙揃
え機構の要部構成図、図13はステープラ移動機構の斜
視図、図14は放出ベルト機構の斜視図、図15は放出
ベルト機構の要部斜視図、図16は放出ユニットドライ
ブ機構を示す斜視図、図17は排出ユニットドライブ機
構を示す斜視図、図18は本発明の実施例に係る後処理
装置の全体制御ブロック図、図19はトレイホームセッ
トの制御フローチャート、図20はコピー中トレイダウ
ンの制御フローチャート、図21ないし図25にシフト
モード時のトレイ制御を示すフローチャート、図26は
シフトモードトレイ制御のサブルーチンのフローチャー
ト、図27はステイプルモードトレイ制御のフローチャ
ート、図28ないし図32はステイプルモードトレイ制
御のサブルーチンのフローチャート、図33は排紙制御
のフローチャート、図34ないし図40は排紙制御のサ
ブルーチンのフローチャート、図41(a)ないし
(c)は本発明の第1の制御内容を示す模式図、図42
(a)ないし(c)は本発明の第2の制御内容を示す模
式図である。
【0018】まず、これら全体の図を参照しながら本シ
ステム全体の概略説明を行う。これらの図において、1
は入口ローラ、2は上搬送ローラ群、3は排出手段であ
る排出ローラ、4は下搬送ローラ群、5は戻しローラ、
6はブラシローラ、7は寄せローラ、8は分岐爪、9は
ジョガーフェンス、10は放出手段である放出ベルト、
11はステープラ、12は排紙トレイ(以下、トレイと
呼ぶ)、13は紙面レバー、14はシフトカム、15は
バックフェンス、16はピン、17は放出爪、18は上
下アクチュエータ、19は後端フェンス、21は搬送モ
ータ、22は排出モータ、23は上下モータ、24はシ
フトモータ、25は放出モータ、26はジョガーモー
タ、27はステープラ移動モータ、29は分岐ソレノイ
ド、30は戻しソレノイド、31は上限スイッチ、32
は第1の紙面センサ、33は第2の紙面センサ、34は
下限センサ、35はシフトセンサ、36は入口センサ、
37は排紙センサ、38は排出センサ、39は紙有りセ
ンサ、40は放出爪ホームポジションセンサ、41はス
テープラホームポジションセンサ、45はメイン搬送ベ
ルト、46は上搬送ベルト、47は下搬送ベルト、48
は上下リフトベルト、49はジョガーベルト、50はス
テープラ移動ベルト、51はステープラユニット、52
は排紙ローラ、53はステープルトレイである。
【0019】次にその概略動作を説明する。本後処理装
置Aは、図1において右側(上流側)に配置される、例
えば周知の自動原稿給送装置(RDH)付きの複写機
(画像形成装置)に接続されるものある。複写機より排
紙されてきた記録紙は、分岐爪8によりステープラユニ
ット51側に導かれ、下搬送ローラ群4により排紙ロー
ラ52へ搬送される。排紙ローラ52に搬送されてきた
記録紙は、排紙ローラ52によりステープルトレイ53
に排出される。そして、上述したRDHにセットされた
原稿枚数分のコピー(画像記録済みの記録紙)は前記ス
テープラユニット51のステープルトレイ53にスタッ
クされる。スタック後、コピーはステープラ11により
ステープルされる。ステープル動作後、放出ベルト10
を駆動する放出モータ25をオンして、ステープラ11
によりステープル済みの記録紙の束を排出ローラ3まで
搬送する。排出ローラ3まで搬送せれてきた記録紙の束
は、排出ローラ3によりトレイ12に排出される。
【0020】ところで、排紙ローラ52によってステー
プルトレイ53に排紙される記録紙は勢いがあるので、
特に大サイズ紙の場合、記録紙の上端が排出ローラ3に
くわえ込まれるおそれがある。
【0021】本発明は、複写機から排出されてくる記録
紙のサイズによって(大サイズ紙の場合)放出ベルト1
0の爪17を排出ローラ3の近傍に待機させている。
【0022】このように排紙ローラ52によりステープ
ラユニット51に記録紙を排出している間は、放出ベル
ト10の爪17を排出ローラ3の近傍に待機させること
により、ステープラユニット51に記録紙を排出してい
る間は、放出ベルト10の爪17が排出されてくる記録
紙のストッパとして機能するので、排出ローラ3のニッ
プに記録紙の上端がくわえられないようになり、記録紙
の束の中に、ステープルされない記録紙が存在すること
をなくすことができる。
【0023】次に、各ユニットの説明を行う。まず、図
2、図3に示す分岐爪の説明を行う。分岐爪8は、アー
ム70を介して分岐ソレノイド29に連結され、分岐ソ
レノイド29のオン、オフにより経路の変更を可能とし
ている。71,72は分岐ソレノイド29のオン、オフ
により分岐爪8を一方の経路側に保持するスプリングで
ある。そして、分岐ソレノイド29のオフ時(図2)は
上搬送路へ、またオン時(図3)は下搬送路へ記録紙が
送られる。
【0024】次に、図4、図5、図6に示すトレイ上下
機構の説明を行う。トレイ12は上下リフトベルト48
に吊るされており、上下リフトベルト48はギヤ列およ
びタイミングベルトを介して、上下モータ23により駆
動され、上下モータ23の正転、逆転により上昇下降が
なされる。トレイ12のホームポジションおよび稼動時
のトレイ高さは、図5に示す紙面レバー13と第1、第
2の紙面センサ32,33により検出される。紙面レバ
ー13は軸73により枢支され、紙面レバー13が回動
することにより紙面レバー13が第1、第2の紙面セン
サ32,あるいは33によって検出される(図5の実
線、あるいは破線で示す位置)。
【0025】また、トレイ12の満杯は上下アクチュエ
ータ18を下限センサ34により検出することにより検
知される。また、寄せローラ7は図6に示すように軸7
5に軸支されたアーム74に支持されており、アーム7
4の回動により、上限スイッチ31をオン、オフするよ
うにしてある(図6に示す実線、破線位置)。トレイ1
2の上昇時に寄せローラ7がトレイ12によって押し上
げられると(図6で実線で示す位置)、上限スイッチ3
1が切れ、上下モータ23の上昇回路がオフされる。こ
れにより、トレイ12のオーバーランによる機械の破損
を防止している。
【0026】次に、図7、図8、図9、及び図10に示
すトレイシフト機構の説明を行う。
【0027】トレイ12は前述したようにスライド自由
に組み付けられており、バックフェンス15をシフトモ
ータ24によりスライドすることにより、同期してスラ
イドするようにトレイ12はバックフェンス15に入り
込む構成となっている。バックフェンス15には図9及
び図10に示すようにピン16が固定され、ピン16が
シフトカム14のカム面14aに沿って移動することに
より、シフトカム14の回転運動を直線運動に変え、バ
ックフェンス15をスライドさせている(図9,図10
の矢印方向)。このシフトカム14は1回転で1往復す
る形状で、シフト時にはシフトセンサ35で半回転が検
知され、停止する。76はシフトカム14に設けられ、
半回転ごとにシフトセンサ35を動作させる動作片であ
る。
【0028】次に、図11、図12に示す紙揃え機構の
説明を行う。
【0029】ジョガーフェンス9,9は、ジョガーモー
タ26によりジョガーベルト49を介して駆動され、ス
ライド運動する(黒矢印方向あるいは白矢印方向)。こ
れにより記録紙の横揃えを行う。
【0030】戻しローラ5は、戻しソレノイド30のオ
ン、オフによりアーム77を介して振子運動するように
構成され、オン時には、記録紙を叩いて下方向に戻し、
図12に示すように後端フェンス19に突き当てて記録
紙の縦揃えを行う。
【0031】ステープルモードが選択されると、ジョガ
ーフェンス9,9は、ホームポジションより移動し、記
録紙幅に対し片側7mmの位置で待機する。記録紙が下搬
送路に送られ、排紙センサ37を記録紙後端が通過する
と、ジョガーフェンス9,9が5mm内側にジョギングを
行う。また、その通過より、所定パルス後に戻しソレノ
イド30がオンされる。
【0032】所定時間、戻しソレノイド30がオンさ
れ、ジョガーフェンス9,9により縦揃えが終了し、戻
しソレノイド30がオフしたのを検知して、ジョガーフ
ェンス9,9が2mm移動し、一旦停止し、横揃えが終了
する。ジョガーフェンス9,9は、その後7mm戻り、次
の記録紙のステープルトレイ53への排出を待つ。この
動作を最終頁まで繰り返し行う。最終頁では再び7mmの
ジョギングを行い、紙束を押さえてステープル動作に備
える。
【0033】次に、図13に示すステープラ移動機構の
説明を行う。本体によりステープルモードが選択され、
このモードがスタートすると、ステープラ11はステー
プラ移動モータ27によりステープラ移動ベルト50を
介して、記録紙のサイズ、綴じの枚数に応じて適切な位
置に移動される。紙揃え中はその場に待機し、最終頁の
紙揃えが終了すると、ステープル動作を行う。41はス
テープラホームポジションセンサである。
【0034】次に、図14、図15、図16に示す放出
ベルト機構の説明を行う。放出ベルト10は放出モータ
25により駆動される。放出ベルト10には放出爪17
が設けられており、この放出爪17は図15に示す放出
爪ホームポジションセンサ40によりホームポジション
が検知される。この放出ベルト10が駆動され、紙束P
が排出ローラ3まで送られ、トレイ12に排出される。
この放出ベルト機構の動作を説明する。ステープルが終
了すると、放出ベルト10が駆動され、紙束Pが排出ロ
ーラ3まで送られ、トレイ12に排出される。この時、
放出ベルト10は、2連制御モードのうち、まず低速モ
ードで紙束を持ち上げ始め、その後、高速モードとな
り、最高位付近で一旦停止し、その後、低速モードでホ
ームポジションに戻る。また、排出ローラ3は、放出ベ
ルト10の始動と同時に排出モータ22により駆動され
始め、紙束が完全に排出されると停止する。
【0035】なお、図16に示すように、放出モータ2
5には放出ベルト10が、ジョガーモータ26にはジョ
ガーベルト49が、さらに、ステープラ移動モータ27
にはステープラ移動ベルト50が、それぞれ駆動連結さ
れている。また、図17に示すように、装置の側面に
は、メイン搬送ベルト45、上搬送ベルト46、下搬送
ベルト47が掛け渡されている。
【0036】図18は全体制御ブロック図であり、CP
U60は光ファイバからなるインターフェース61で図
示しない複写機と電気的に接続されており、搬送モータ
21、排出モータ22、上下モータ23、シフトモータ
24、分岐ソレノイド29、戻しソレノイド30等に指
令出力するようになっている。また、I/O62を介し
て、放出モータ25、ジョガーモータ26、ステープラ
移動モータ27、ステープルモータ63等に指令出力
し、さらにセンサ・スイッチ群64から信号を入力する
ようになっている。
【0037】次に、CPU60の制御プログラムの内容
について説明する。まず、トレイホームセットの制御動
作について図19を参照して説明する。このフローで
は、コピースタート時に、排紙トレイ12をホームポジ
ションに移動させるためのジョブカウンタ値をセットし
ている(紙面レバー13を図5の点線で示されている位
置にセットする)。S1では、スタートフラグ(STA
RTF)がセット“1”されているかチェックしてい
る。スタートフラグ(STARTF)は、複写機よりコ
ピースタート(モータオン)信号が送信されてきて、図
示しない他のサブルーチンでセット“1”にされる。S
2では、紙面SN2(紙面センサ33)がオンしている
かをチェックしている。紙面SN2オン(S2でY)で
S3へ行く。S3では、下限SN(下限センサ34)が
オンしているかチェックしている。下限SNオン(S3
でY)でS5へ行く。S4では、トレイジョブカウンタ
(TRYJC1)に“3”をセットしている。また、ト
レイ高さ変更フラグ(TRYHCF)をセット“1”に
している。TRYJC1はシフトモード時の排紙トレイ
12の制御をしているジョブカウンタである。なお、図
21ないし図25にシフトモード時のトレイ制御を示
す。S5では、複写機に、排紙トレイ12に排出された
コピーの枚数が排紙トレイ12の許容枚数をオーバして
いることを知らせるための信号を送信している。S6で
は、トレイジョブカウンタ(TRYJC1)に“1”を
セットしている。また、トレイ高さ変更フラグ(TRY
HCF)をセット“1”にしている。
【0038】次に、コピー中トレイダウンの制御動作を
図20を参照して説明する。図20は、コピー中に紙面
SN1(紙面センサ32)と、紙面SN2(紙面センサ
33)の状態をチェックして、排紙トレイ12の高さが
常に同じ状態に保たれるようにしているサブルーチンで
ある。S21では、コピー中であるかをチェックしてい
る。S22では、トレイジョブカウンタ1,2(TRY
JC1,2)に設定されている値をチェックしている。
設定されている値が“0”であれば“Y”へ行く(排紙
トレイ12が移動していないかをチェックしている)。
S23では、シフトモードかをチェックしている。シフ
トモードの時は(S23でY)、S4へ行く。S24で
は、紙面SN2がオンしているかをチェックしている。
紙面SN2オン(S24でY)でS5へ行く。紙面SN
2がオフの場合は(S24でN)、S29へ行き、タイ
マ(TIM1CU)をクリア“0”にしている。S25
では、タイマ(TIM1CU)の値が10よりも大きく
なったかをチェックしている。タイマ(TIM1CU)
のカウントアップは図示しない他のサブルーチンで行わ
れる。S26では、下限SNがオンしているかをチェッ
クしている。下限SNオン(S26でY)でS28へ行
き、S28で、複写機に、排紙トレイ12に排出された
コピーの枚数が排紙トレイ12の許容枚数をオーバして
いることを知らせるための信号を送信している。S27
では、トレイジョブカウンタ(TRYJC1)に“3”
をセットしている。TRYJC1はシフトモード時のト
レイの制御をしているジョブカウンタである。S30で
は、トレイ高さ変更フラグ(TRYHCF)がセット
“1”されているかをチェックしている。トレイ高さ変
更フラグ(TRYHCF)は図19のS4のところでセ
ット“1”されている。このフラグの操作で、用紙束の
1部目と2部目以降の排紙トレイ12の高さを変えてい
る。S31では、用紙後処理装置が用紙をステイプルト
レイから放出中であるかをチェックしている。放出中で
なければ“N”へ行く。S32では、紙面SN1がオフ
しているかをチェックしている。紙面SN1がオフ(S
32でY)でS33へ行く。紙面SN1がオンの場合は
(S32でN)、S35へ行き、タイマ(TIM1C
U)をクリヤ“0”にしている。S33では、タイマ
(TIM1CU)の値が10よりも大きくなったかをチ
ェックしている。タイマ(TIM1CU)のカウントア
ップは図示しない他のサブルーチンで行われる。S34
では、下限SNがオンしているかをチェックしている。
下限SNオン(S34でY)で、S37へ行き、S37
で、複写機に、排紙トレイ12に排出されたコピーの枚
数が排紙トレイ12の許容枚数をオーバしていることを
知らせるための信号を送信している。S36では、トレ
イジョブカウンタ(TRYJC1)に“3”をセットし
ている。TRYJC1はシフトモード時の排紙トレイ1
2の制御をしているカウンタである。
【0039】次に、シフトモードトレイ制御動作につい
て図21〜図26を参照して説明する。このフローで
は、シフトモード時の排紙トレイ12の制御をしてい
る。TRYJC1はシフトモード時の排紙トレイ12の
制御をするためのジョブカウンタである。TRYJC1
に設定されるデータ値によって、TRYJ11,TRY
J12などへジャンプする。例えば、TRYJC1に設
定されるデータ値が“1”の場合は図23のTRYJ1
1が実行される。
【0040】以下、その内容を説明する。まず、図22
に示すTRYJ10において、TRYJC1に設定され
るデータ値が“0”の場合はリターンする。次に、図2
3に示すTRYJ11において、S41では、上下モー
タ23をオンして排紙トレイ12を上昇させている。S
42では、トレイジョブカウンタ(TRYJC1)に
“2”をセットしている。また、トレイタイマ(TRY
TIM)をクリヤ“0”にしている。なお、トレイタイ
マ(TRYTIM)のカウントアップは図示しない他の
サブルーチンで行われる。次に、図24に示すTRYJ
12において、S51では、紙面SN2がオンしている
かをチェックしている。紙面SN2オン(S51でY)
で、S52へ行く。紙面SN2オフの場合は(S51で
N)、S53へ行き、トレイタイマ(TRYTIM)が
250よりも大きくなったかをチェックしている。トレ
イタイマ(TRYTIM)が250よりも大きくなった
場合はS54へ行き、複写機にジャム信号を送信してい
る。S52では、上下モータ23をオフしている。ま
た、トレイジョブカウンタ(TRYJC1)に“3”を
セットしている。次に、図25に示すTRYJ13にお
いて、S61では、上下モータ23をオンして排紙トレ
イ12を下降させている。S62では、トレイジョブカ
ウンタ(TRYJC1)に“4”をセットしている。ま
た、トレイタイマ(TRYTIM)をクリヤ“0”にし
ている。次に、図26に示すTRYJ14において、S
71では、紙面SN2がオフしているかをチェックして
いる。紙面SN2オフ(S71でY)で、S72へ行
く。紙面SN2オンの場合は(S71でN)、S74へ
行き、トレイタイマ(TRYTIM)が100よりも大
きくなったかをチェックしている。トレイタイマ(TR
YTIM)が100よりも大きくなった場合はS75へ
行き、複写機にジャム信号を送信している。S72で
は、上下モータ23をオフしている。また、トレイジョ
ブカウンタ(TRYJC1)に“0”をセットしてい
る。S73では、スタートフラグ(STARTF)をリ
セット“0”にしている。
【0041】次に、ステイプルモードトレイ制御動作に
ついて図27〜図32を参照して説明する。このフロー
では、ステイプルモード時の排紙トレイ12の制御をし
ている。TRYJC2はシフトモード時の排紙トレイ1
2の制御をするためのジョブカウンタである。TRYJ
C2に設定されるデータ値によって、TRYJ21,T
RYJ22などへジャンプする。例えば、TRYJC2
に設定されるデータ値が“1”の場合は、図29のTR
YJ21が実行される。
【0042】以下、その内容を説明する。まず、図28
に示すTRYJ20において、TRYJC2に設定され
るデータ値が“0”の場合はリターンする。次に、図2
9に示すTRYJ21において、S81では、上下モー
タ23をオンして排紙トレイ12を上昇させている。S
82では、トレイジョブカウンタ(TRYJC2)に
“2”をセットしている。また、トレイタイマ(TRY
TIM)をクリヤ“0”にしている。なお、トレイタイ
マ(TRYTIM)のカウントアップは図示しない他の
サブルーチンで行われる。次に、図30に示すTRYJ
22において、S91では、紙面SN1がオフしている
かをチェックしている。紙面SN1オフ(S91でY)
で、S92へ行く。紙面SN1オンの場合は(S91で
N)、S93へ行き、トレイタイマ(TRYTIM)が
250よりも大きくなったかをチェックしている。トレ
イタイマ(TRYTIM)が250よりも大きくなった
場合はS94へ行き、複写機にジャム信号を送信してい
る。S92では、上下モータ23をオフしている。ま
た、トレイジョブカウンタ(TRYJC2)に“3”を
セットしている。次に、図31に示すTRYJ23にお
いて、S101では、上下モータ23をオンして排紙ト
レイ12を下降させている。S102では、トレイジョ
ブカウンタ(TRYJC2)に“4”をセットしてい
る。また、トレイタイマ(TRYTIM)をクリヤ
“0”にしている。次に、図32に示すTRYJ24に
おいて、S111では、紙面SN1がオンしているかを
チェックしている。紙面SN1オン(S111でY)
で、S112へ行く。紙面SN1オフの場合は(S11
1でN)、S113へ行き、トレイタイマ(TRYTI
M)が100よりも大きくなったかをチェックしてい
る。トレイタイマ(TRYTIM)が100よりも大き
くなった場合はS114へ行き、複写機にジャム信号を
送信している。S112では、上下モータ23をオフし
ている。また、トレイジョブカウンタ(TRYJC2)
に“0”をセットしている。
【0043】次に、排紙制御動作を図33〜図40を参
照して説明する。このフローは、ステイプルモード時
に、排紙トレイ12に用紙束を排紙するための排出ロー
ラ3の制御内容を示している。EXITJCは排出ロー
ラ3を制御しているジョブカウンタである。EXITJ
Cに設定されるデータ値によって、EXIT1,EXI
T2などへジャンプする。例えば、EXITJCに設定
されるデータ値が“1”の場合は、図35のEXIT1
が実行される。以下、その内容を説明する。まず、図3
4に示すEXIT0において、EXITJCに設定され
るデータ値が“0”の場合はリターンする。次に、図3
5に示すEXIT1において、S121では、排出ロー
ラ3を駆動している排出モータ22をオンしている。ま
た、排紙ジョブカウンタ(EXITJC)に“2”をセ
ットしている。また、排紙タイマ(EXITTM)をク
リヤ“0”にしている。なお、排紙タイマ(EXITT
M)のカウントアップは図示しない他のサブルーチンで
行われる。次に、図36に示すEXIT2において、S
131では、排出SN(排出センサ38)がオンしてい
るかをチェックしている。排出SNオン(S131で
Y)で、S132へ行く。排出SNオフの場合は(S1
31でN)、S133へ行き、排紙タイマ(EXITT
M)が200よりも大きくなったかをチェックしてい
る。排紙タイマ(EXITTM)が200よりも大きく
なった場合はS134へ行き、複写機にジャム信号を送
信している。S132では、排紙ジョブカウンタ(EX
ITJC)に“3”をセットしている。また、排紙タイ
マ(EXITTM)をクリヤ“0”にしている。次に、
図37に示すEXIT3において、S141では、排出
SNがオフしているかをチェックしている。排出SNオ
フ(S141でY)で、S142へ行く。排出SNオン
の場合は(S141でN)、S143へ行き、排紙タイ
マ(EXITTM)が250よりも大きくなったかをチ
ェックしている。排紙タイマ(EXITTM)が250
よりも大きくなった場合はS144へ行き、複写機にジ
ャム信号を送信している。S142では、排紙ジョブカ
ウンタ(EXITJC)に“4”をセットしている。ま
た、排紙タイマ(EXITTM)をクリヤ“0”にして
いる。次に、図38に示すEXIT4において、S15
1では、排紙タイマ(EXITTM)が50よりも大き
くなったかをチェックしている。排紙タイマ(EXIT
TM)が50よりも大きくなった場合はS152へ行
き、トレイ高さ変更フラグ(TRYHCF)をリセット
“0”にしている。また、排紙ジョブカウンタ(EXI
TJC)に“5”をセットしている。そして、図20の
S30でチェックしているトレイ高さ変更フラグ(TR
YHCF)が、リセット“0”にされることにより(S
30でN)、S31へ行く。S31以降のソフトが実行
されると、排紙トレイ12の高さを制御するジョブカウ
ンタ(TRYJC2)に“3”がセットされる(S3
6)。ジョブカウンタ(TRYJC2)に“3”がセッ
トされると、図27のステイプルモードトレイ制御のサ
ブルーチンが実行されて、排紙トレイ12の高さが下が
る〔トレイ高さ変更フラグ(TRYHCF)がセット
“1”の時は、排紙トレイ12の高さが図21のシフト
モードトレイ制御のサブルーチンが実行されて、図27
のステイプルモードトレイ制御のサブルーチンを実行し
た時よりも高い位置にセットされる〕。このフラグの操
作で、用紙束の1部目と2部目以降の排紙トレイ12の
高さを変えている。次に、図39に示すEXIT5にお
いて、S161では、排紙タイマ(EXITTM)が2
00よりも大きくなったかをチェックしている。排紙タ
イマ(EXITTM)が200よりも大きくなった場合
はS162へ行き、排出ローラ3を駆動している排出モ
ータ22をオフして、排紙ジョブカウンタ(EXITJ
C)に“0”をセットしている。このサブルーチンは請
求項1記載の発明を達成するためのサブルーチンであ
る。
【0044】請求項記載の発明を達成するためには、
図39のEXIT5の内容を図40のEXIT5の内容
に変えればよい。
【0045】次に、図40に示すEXIT5において、
S171では、排紙タイマ(EXITTM)が200よ
りも大きくなったかをチェックしている。排紙タイマ
(EXITTM)が200よりも大きくなった場合はS
172へ行き、排出ローラ3を駆動している排出モータ
22をオフして、排紙ジョブカウンタ(EXITJC)
に“0”をセットしている。また、トレイジョブカウン
タ(TRYJC1)に“1”をセットしている。また、
トレイ高さ変更フラグ(TRYHCF)を、セット
“1”にしている。図38(EXIT4)におけるトレ
イ高さ変更フラグ(TRYHCF)を、リセット“0”
にして、排紙トレイ12を少し下げて図42の(b)の
状態になったぐらいのタイミングで、前記トレイジョブ
カウンタ(TRYJC1)に“1”をセットして、トレ
イ高さ変更フラグ(TRYHCF)を、セット“1”に
することにより、図42の(c)の状態になるようにし
ている。
【0046】このように構成された前記実施例にあって
は、上流側の画像形成装置から排出されてくる用紙を受
け入れ、複数の用紙を綴じるステイプラ11と、綴じた
用紙束を積載する上下移動可能な排紙トレイ12とを備
えた用紙後処理装置において、綴じた用紙束を排紙トレ
イ12上に排出するに際し、1部目と2部目以降とで排
紙トレイ12の積載面高さを変えるCPU60を備えて
あり、または、1部目の用紙束の排出時のみ積載面高さ
を他より高くしてある。したがって、図41の(a)に
示すように、用紙束の1部目の排出時のみ排紙トレイ1
2を上方で待機させると、着地角θが小さくなり、用紙
束の先端と排紙トレイ12との摺動抵抗が小さくなるこ
とから、用紙束の先端が排紙トレイ12上をスムーズに
滑ることになるので、同図(b)に示すように、用紙束
にたわみが発生せず、バックフェンス15まで正確に滑
り落ちる。次に、同図(c)に示すように、1部目の用
紙束が排出ローラ3を通過し終えるタイミングで排紙ト
レイ12を下降させると、2部目以降の積載面は低くな
るものの、用紙と用紙の当接により摺動摩擦抵抗が小さ
くなるため、用紙束はスムーズに排出され、バックフェ
ンス15まで完全に滑り落ち、全体として整然と排紙ト
レイ12上に積載される。このように、ステイプルモー
ド時の用紙束を所定部数確実に排紙トレイ12上に積載
することができ、信頼性に優れた用紙後処理装置を提供
することができる。
【0047】前記実施例にあっては、上流側の画像形成
装置から排出されてくる用紙を受け入れ、複数の用紙を
綴じるステイプラ11と、綴じた用紙束を積載する上下
移動可能な排紙トレイ12とを備えた用紙後処理装置に
おいて、綴じた用紙束を排紙トレイ12上に排出するに
際し、用紙束排出の度に、一時的に排紙トレイ12の積
載面を上昇させるCPU60を備えてある。したがっ
て、図42の(a)に示すように、用紙束排出時は常に
排紙トレイ12を高い位置で待機させると、積載面の位
置が高くなるため、用紙束の垂れ下がりが小さく、着地
角θも小さくなって、用紙束先端が滑る時、めくれは発
生しにくくなる。なお、積載面の高さは寄せローラ7に
ほぼ接する位置にしておく。次に、同図(b)に示すよ
うに、用紙束排出とほぼ同じタイミングで排紙トレイ1
2を、寄せローラ7と積載面のスペースが10〜15m
m位になる程度に下げる。従って、排出された用紙束は
スムーズにバックフェンス15に滑り落ちることができ
る。その後、同図(c)に示すように、積載面が寄せロ
ーラ7にほぼ接する位置まで、再び排紙トレイ12を上
昇させ、前述の通り、次の用紙束の排出を待つ。
【0048】このように、排紙トレイ12の上下動作を
繰り返すことで、用紙束の積載量を確保することができ
る。このように、用紙束排出の度に、一時的に排紙トレ
イ12の積載面を上昇させるようにしたので、ステイプ
ルモード時の用紙束を所定部数確実に排紙トレイ12上
に積載することができ、信頼性に優れた用紙後処理装置
を提供することができる。前記実施例にあっては、CP
U60を、紙面検知レバー13と、この紙面検知レバー
13の揺動変位を検知する2個の紙面センサ32,33
と、センサ出力により排紙トレイ12を上下動させる上
下モータ23で構成したため、制御手段を簡単な構成に
することで、機構の簡素化とコスト低減を図ることがで
きる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、1部目の
用紙束の排出時のみ排紙トレイの積載面高さを他より高
くするようにしたので、ステイプルモード時の用紙束を
所定部数確実に排紙トレイ上に積載することができ、信
頼性に優れた用紙後処理装置を提供することができる。
請求項記載の発明によれば、用紙束排出の度に、一時
的に排紙トレイの積載面を上昇させるようにしたので、
ステイプルモード時の用紙束を所定部数確実に排紙トレ
イ上に積載することができ、信頼性に優れた用紙後処理
装置を提供することができる。請求項記載の発明によ
れば、制御手段を簡単な構成にすることで、機構の簡素
化とコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る用紙後処理装置の正面図
である。
【図2】分岐爪駆動機構の正面図である。
【図3】分岐爪駆動機構の正面図である。
【図4】排紙トレイ上下駆動機構の斜視図である。
【図5】排紙トレイ上下駆動機構の要部正面図である。
【図6】排紙トレイ上下駆動機構の要部正面図である。
【図7】排紙トレイシフト機構の斜視図である。
【図8】排紙トレイシフト機構の要部斜視図である。
【図9】排紙トレイシフト機構の要部正面図である。
【図10】排紙トレイシフト機構の要部正面図である。
【図11】紙揃え機構の斜視図である。
【図12】紙揃え機構の正面図である。
【図13】ステイプラ移動機構の斜視図である。
【図14】放出ベルト駆動機構の斜視図である。
【図15】放出ベルト駆動機構の要部斜視図である。
【図16】各ユニットの駆動機構の斜視図である。
【図17】各ユニットの駆動機構の斜視図である。
【図18】本発明の実施例に係る用紙後処理装置の制御
ブロック図である。
【図19】トレイホームセットの制御フローチャートで
ある。
【図20】コピー中トレイダウンの制御フローチャート
である。
【図21】シフトモードトレイ制御のフローチャートで
ある。
【図22】シフトモードトレイ制御のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図23】シフトモードトレイ制御のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図24】シフトモードトレイ制御のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図25】シフトモードトレイ制御のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図26】シフトモードトレイ制御のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図27】ステイプルモードトレイ制御のフローチャー
トである。
【図28】ステイプルモードトレイ制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【図29】ステイプルモードトレイ制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【図30】ステイプルモードトレイ制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【図31】ステイプルモードトレイ制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【図32】ステイプルモードトレイ制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【図33】排紙制御のフローチャートである。
【図34】排紙制御のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図35】排紙制御のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図36】排紙制御のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図37】排紙制御のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図38】排紙制御のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図39】排紙制御のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図40】排紙制御のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図41】本発明の第1の制御内容を示す模式図であ
る。
【図42】本発明の第2の制御内容を示す模式図であ
る。
【図43】従来例の第1の不具合を説明するための模式
図である。
【図44】従来例の第2の不具合を説明するための模式
図である。
【符号の説明】
11 ステイプラ(綴じ手段) 12 排紙トレイ 13 紙面検知レバー 23 上下モータ 32,33 紙面センサ 60 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−278928(JP,A) 特開 平5−305786(JP,A) 特開 平5−338899(JP,A) 特開 平6−56323(JP,A) 実開 平3−85359(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 31/18 B65H 37/04 G03G 15/00 530

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてくる用紙を受け入れ、複数の
    用紙を綴じる綴じ手段と、綴じた用紙束を積載する上下
    移動可能な排紙トレイとを備えた用紙後処理装置におい
    て、綴じた用紙束を排紙トレイ上に排出するに際し、1
    部目と2部目以降とで排紙トレイの積載面高さを変える
    制御手段を備え 1部目の用紙束の排出時のみ積載面高さを他より高くす
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 搬送されてくる用紙を受け入れ、複数の
    用紙を綴じる綴じ手段と、綴じた用紙束を積載する上下
    移動可能な排紙トレイとを備えた用紙後処理装置におい
    て、綴じた用紙束を排紙トレイ上に排出するに際し、用
    紙束排出の度に、一時的に排紙トレイの積載面を上昇さ
    せる制御手段を備えたことを特徴とする用紙後処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、制御手
    段を、紙面検知レバーと、この紙面検知レバーの揺動変
    位を検知する2個のセンサと、センサ出力により排紙ト
    レイを上下動させる上下モータで構成したことを特徴と
    する用紙後処理装置。
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