JP3531967B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP3531967B2
JP3531967B2 JP11538394A JP11538394A JP3531967B2 JP 3531967 B2 JP3531967 B2 JP 3531967B2 JP 11538394 A JP11538394 A JP 11538394A JP 11538394 A JP11538394 A JP 11538394A JP 3531967 B2 JP3531967 B2 JP 3531967B2
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淳一 相沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や図形等の画像情
報を記録紙に印画するプリンタ装置に関し、特に、記録
紙のロール部を収納するホルダ及び引き出された記録紙
を案内するガイド部材の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15乃至図17は、例えば、特開昭6
2−19474号公報に開示された従来のプリンタ装置
を概略的に示すものであり、図15はホルダを閉位置に
したときの側面図、図16はホルダを開位置に回動させ
る途中の状態を示す側面図、図17はホルダを開位置に
したときの側面図である。
【0003】このプリンタ装置においては、ホルダ51
に収納されたロール部52aから引き出された記録紙5
2はフレーム53に固定されたガイド部材54の先端に
接触して走行方向を変え、プラテンローラ55に所定の
角度だけ巻き付けられ、プラテンローラ55の回転によ
り装置外に搬送される。プラテンローラ55に巻き付け
られた記録紙52には押しばね56の付勢力により印画
ヘッド57が押し付けられており、この印画ヘッド57
により走行する記録紙52に文字や映像等の画像が印画
される。
【0004】記録紙52(ロール部52aを含めて)を
交換する時には、図15に示される閉位置にあるホルダ
51を手で引いて、図16に示されるように、ホルダ5
1を支軸58を中心に回動させて、図17に示されるよ
うに、ホルダ51を開位置にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のプリンタ装置では、ガイド部材54がフレーム
53に固定されており、ホルダ51を回動させるときに
ガイド部材54とロール部52aとがぶつからないよう
にガイド部材54とロール部52aと離した構造とする
必要があったので、ホルダ51に装着されるロール部5
2aとプラテンローラ55との間隔が広くなければなら
ず、このためプリンタ装置の厚さ(高さ)が大きく(高
く)なってしまう問題があった。
【0006】また、プリンタ装置の厚さを薄くするため
に、ガイド部材54をプラテンローラ55の中心軸より
も高い位置に備えることも考えられるが、このような構
造では記録紙52のプラテンローラ55への巻付角が小
さくなり、回転するプラテンローラ55と記録紙52と
の間に滑りが発生しやすくなるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、装置の厚さを薄くでき
ると共に、プラテンローラと記録紙との間の滑りを防止
できるプリンタ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のプリンタ装置
は、装置本体と、上記装置本体に備えられ、記録紙に画
像情報を印画する印画ヘッドと、上記装置本体に対し回
動自在に備えられた記録紙搭載用のホルダであって、回
動させることにより上記装置本体から引き出され記録紙
の交換が可能になる開位置又は上記装置本体内に記録紙
を収納する閉位置に切替えられるホルダと、上記ホルダ
に備えられ、上記ホルダが閉位置にあるときに外周に記
録紙が巻き付けられ、回転することにより巻き付けられ
た記録紙を搬送するプラテンローラと、上記装置本体に
備えられ、上記ホルダが閉位置にあるときには外周に記
録紙を巻き付けることによって記録紙の走行方向を変
え、上記プラテンローラに巻き付けられる記録紙の巻付
角を所定の大きさに設定するガイド部材とを有し、上記
ホルダを閉位置から開位置に回動させる動作に連動し
て、上記ガイド部材を、その外周に記録紙が巻き付けら
れている案内位置から外周に記録紙が巻き付けられてお
らず上記ホルダの回動を阻止しない退避位置に移動させ
ると共に、上記ホルダを開位置から閉位置に回動させる
動作に連動して、上記ガイド部材を退避位置から案内位
置に移動させる移動手段を備え、移動手段が、上記ガイ
ド部材を上記ホルダに接近させる方向に付勢する第1の
付勢手段と、上記ホルダに備えられ、上記ガイド部材の
外周に当接する円弧状の端部を持つ側板とを有し、上記
ホルダを閉位置から開位置に回動させる間、上記第1の
付勢手段により上記ガイド部材の外周を上記側板の円弧
状の端部に当接させ続けることにより、上記ガイド部材
を案内位置から退避位置に移動させると共に、上記ホル
ダを開位置から閉位置に回動させる間、上記第1の付勢
手段により上記ガイド部材の外周を上記側板の円弧状の
端部に当接させ続けることにより、上記ガイド部材を退
避位置から案内位置に移動させることを特徴としてい
る。
【0009】
【0010】また、請求項のプリンタ装置は、請求項
の装置において、上記側板の所定位置に、案内位置に
あるときの上記ガイド部材を嵌合させる溝部を備えたこ
とを特徴としている。
【0011】また、請求項のプリンタ装置は、請求項
1又は2の装置において、上記側板の上記ガイド部材の
外周と当接する部分に、上記側板よりも摩擦係数が小さ
い摺動部材を備えたことを特徴としている。
【0012】また、請求項のプリンタ装置は、装置本
体と、上記装置本体に備えられ、記録紙に画像情報を印
画する印画ヘッドと、上記装置本体に対し回動自在に備
えられた記録紙搭載用のホルダであって、回動させるこ
とにより上記装置本体から引き出され記録紙の交換が可
能になる開位置又は上記装置本体内に記録紙を収納する
閉位置に切替えられるホルダと、上記ホルダに備えら
れ、上記ホルダが閉位置にあるときに外周に記録紙が巻
き付けられ、回転することにより巻き付けられた記録紙
を搬送するプラテンローラと、上記装置本体に備えら
れ、上記ホルダが閉位置にあるときには外周に記録紙を
巻き付けることによって記録紙の走行方向を変え、上記
プラテンローラに巻き付けられる記録紙の巻付角を所定
の大きさに設定するガイド部材とを有し、上記ホルダを
閉位置から開位置に回動させる動作に連動して、上記ガ
イド部材を、その外周に記録紙が巻き付けられている案
内位置から外周に記録紙が巻き付けられておらず上記ホ
ルダの回動を阻止しない退避位置に移動させると共に、
上記ホルダを開位置から閉位置に回動させる動作に連動
して、上記ガイド部材を退避位置から案内位置に移動さ
せる移動手段を備え、移動手段が、上記ガイド部材を上
記ホルダに接近させる方向に付勢する第2の付勢手段を
有し、上記ホルダには記録紙のロール部が収納されてお
り、上記ホルダを閉位置から開位置に回動させる間、上
記第2の付勢手段により上記ガイド部材の外周を上記ロ
ール部の外周に当接させ続けることにより、上記ガイド
部材を案内位置から退避位置に移動させると共に、上記
ホルダを開位置から閉位置に回動させる間、上記第2の
付勢手段により上記ガイド部材の外周を上記ロール部の
外周に当接させ続けることにより、上記ガイド部材を退
避位置から案内位置に移動させることを特徴としてい
る。
【0013】また、請求項のプリンタ装置は、装置本
体と、上記装置本体に備えられ、記録紙に画像情報を印
画する印画ヘッドと、上記装置本体に対し回動自在に備
えられた記録紙搭載用のホルダであって、回動させるこ
とにより上記装置本体から引き出され記録紙の交換が可
能になる開位置又は上記装置本体内に記録紙を収納する
閉位置に切替えられるホルダと、上記ホルダに備えら
れ、上記ホルダが閉位置にあるときに外周に記録紙が巻
き付けられ、回転することにより巻き付けられた記録紙
を搬送するプラテンローラと、上記装置本体に備えら
れ、上記ホルダが閉位置にあるときには外周に記録紙を
巻き付けることによって記録紙の走行方向を変え、上記
プラテンローラに巻き付けられる記録紙の巻付角を所定
の大きさに設定するガイド部材とを有し、上記ホルダを
閉位置から開位置に回動させる動作に連動して、上記ガ
イド部材を、その外周に記録紙が巻き付けられている案
内位置から外周に記録紙が巻き付けられておらず上記ホ
ルダの回動を阻止しない退避位置に移動させると共に、
上記ホルダを開位置から閉位置に回動させる動作に連動
して、上記ガイド部材を退避位置から案内位置に移動さ
せる移動手段を備え、移動手段が、上記ガイド部材を上
記ホルダから離間させる方向に付勢し、上記ホルダが開
位置にあるときに上記ガイド部材を退避位置に移動させ
る第3の付勢手段と、上記ホルダに備えられ、上記ホル
ダを開位置から閉位置に回動させるときに、退避位置に
ある上記ガイド部材に当接して上記ガイド部材を退避位
置から案内位置に移動させる案内板とを有することを特
徴としている。
【0014】また、請求項のプリンタ装置は、装置本
体と、上記装置本体に備えられ、記録紙に画像情報を印
画する印画ヘッドと、上記装置本体に対し回動自在に備
えられた記録紙搭載用のホルダであって、回動させるこ
とにより上記装置本体から引き出され記録紙の交換が可
能になる開位置又は上記装置本体内に記録紙を収納する
閉位置に切替えられるホルダと、上記ホルダに備えら
れ、上記ホルダが閉位置にあるときに外周に記録紙が巻
き付けられ、回転することにより巻き付けられた記録紙
を搬送するプラテンローラと、上記装置本体に備えら
れ、上記ホルダが閉位置にあるときには外周に記録紙を
巻き付けることによって記録紙の走行方向を変え、上記
プラテンローラに巻き付けられる記録紙の巻付角を所定
の大きさに設定するガイド部材とを有し、上記ホルダを
閉位置から開位置に回動させる動作に連動して、上記ガ
イド部材を、その外周に記録紙が巻き付けられている案
内位置から外周に記録紙が巻き付けられておらず上記ホ
ルダの回動を阻止しない退避位置に移動させると共に、
上記ホルダを開位置から閉位置に回動させる動作に連動
して、上記ガイド部材を退避位置から案内位置に移動さ
せる移動手段を備え、移動手段が、上記ホルダが閉位置
にあることを検出する検出手段と、モータと、上記モー
タの駆動力を受けて上記ガイド部材を案内位置から退避
位置に又はその逆に移動させる駆動機構と、上記検出手
段により上記ホルダが閉位置にあることが検出されたと
きに上記駆動機構により上記ガイド部材を退避位置から
案内位置に移動させ、上記検出手段により上記ホルダが
閉位置にないことが検出されたときに上記駆動機構によ
り上記ガイド部材を案内位置から退避位置に移動させる
制御手段とを有することを特徴としている。
【0015】また、請求項のプリンタ装置は、請求項
の装置において、ガイド部材が上記印画ヘッドに取り
付けられており、上記移動手段は、上記印画ヘッドとと
もに上記ガイド部材を移動させることを特徴としてい
る。
【0016】
【作用】請求項1、4、5、及び6のプリンタ装置にお
いては、ホルダを閉位置から開位置に回動させる動作に
連動して、ガイド部材を案内位置から退避位置に移動さ
せるようにして、ガイド部材をホルダに近接させて備え
たとしても、ガイド部材がホルダの回動の邪魔にならな
いようにしている。このように、ガイド部材をホルダに
近接させているので、プリンタ装置の厚さ(又は、高
さ)を薄く(又は、低く)できる。
【0017】また、請求項のプリンタ装置において
は、ホルダを閉位置から開位置に回動させる間、第1の
付勢手段によりガイド部材の外周を側板の円弧状の端部
に当接させ続けることにより、ガイド部材を案内位置か
ら退避位置に移動させる。一方、ホルダを開位置から閉
位置に回動させる間、第1の付勢手段によりガイド部材
の外周を側板の円弧状の端部に当接させ続けることによ
り、ガイド部材を退避位置から案内位置に移動させる。
このように可動式のガイド部材としたので、ガイド部材
をホルダに近接させることができるので、プリンタ装置
の厚さを薄くできる。
【0018】また、請求項のプリンタ装置において
は、案内位置にあるときのガイド部材を溝部に嵌合させ
ることにより、ホルダが閉位置にあるときのガイド部材
の位置を正確に設定できる。また、ガイド部材を溝部に
嵌合させることにより、ホルダが不用意に開かないよう
にできる。
【0019】また、請求項のプリンタ装置において
は、側板のガイド部材の外周と当接する部分に、側板よ
りも摩擦係数が小さい摺動部材を備えたことにより、ホ
ルダの引き出しに要する力を小さくし、ホルダを回動さ
せるときに発生する動作音を小さくしている。
【0020】また、請求項のプリンタ装置において
は、ホルダを閉位置から開位置に回動させる間、第2の
付勢手段によりガイド部材の外周をロール部の外周に当
接させ続けることにより、ガイド部材を案内位置から退
避位置に移動させる。一方、ホルダを開位置から閉位置
に回動させる間、第2の付勢手段によりガイド部材の外
周を側板の円弧状の端部に当接させ続けることにより、
ガイド部材を退避位置から案内位置に移動させる。この
ように可動式のガイド部材としたので、ガイド部材をホ
ルダに近接させることができるので、プリンタ装置の厚
さを薄くできる。
【0021】また、請求項のプリンタ装置において
は、第3の付勢手段がガイド部材をホルダから離間する
方向に付勢し、ホルダが開位置にあるときにガイド部材
を退避位置に移動させる。ホルダに備えられた案内板
は、ホルダを開位置から閉位置に回動させるときに、退
避位置にあるガイド部材に当接してガイド部材を第3の
付勢手段の付勢力に抗して退避位置から案内位置に移動
させる。このように可動式のガイド部材としたので、ホ
ルダを閉位置にしたときに、ガイド部材をホルダに近接
させた構造とすることができるので、プリンタ装置の厚
さを薄くできる。
【0022】また、請求項のプリンタ装置において
は、検出手段によりホルダが閉位置にあることが検出さ
れたときに駆動機構によりガイド部材を退避位置から案
内位置に移動させ、検出手段によりホルダが閉位置にな
いことが検出されたときに駆動機構によりガイド部材を
案内位置から退避位置に移動させる。このように可動式
のガイド部材としたので、ホルダを閉位置にしたとき
に、ガイド部材をホルダに近接させた構造とすることが
できるので、プリンタ装置の厚さを薄くできる。
【0023】また、請求項のプリンタ装置は、ガイド
部材が印画ヘッドに取り付けられており、印画ヘッドと
ともにガイド部材を移動させる。このように可動式のガ
イド部材としたので、ホルダを閉位置にしたときに、ガ
イド部材をホルダに近接させた構造とすることができる
ので、プリンタ装置の厚さを薄くできる。また、ガイド
部材を移動させる機構を印画ヘッドを移動させる機構と
共用できるので、構成部品の削減ができる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図示に基づい
て説明する。
【0025】実施例1 図1及び図2は本発明の実施例1に係るプリンタ装置の
内部を概略的に示すものであり、図1はホルダが閉位置
にあるときの側面図、図2はホルダを開位置にする途中
の状態を示す側面図である。
【0026】図1に示されるように、実施例1のプリン
タ装置は、装置本体を構成するフレーム1と、このフレ
ーム1に支軸2を中心にして回動自在に備えられた印画
ヘッド3と、この印画ヘッド3を記録紙4に向けて(図
1において、下に向けて)付勢する押しばね5と、印画
ヘッド3を記録紙4から離間する方向に(図2におい
て、上を向く矢印方向に)移動させる機構(図1及び図
2には示さず。後述の図13及び図14に示される機構
と同じ。)とを有する。ここで、印画ヘッド3の記録紙
4と接触する部分には、例えば、発熱素子をライン状に
配列したサーマルヘッドが備えられている。ただし、印
画ヘッド3は、インクジェット式のものやワイヤドット
式のもの等他の印画方式のものであってもよい。
【0027】また、このプリンタ装置は、フレーム1に
支軸6を中心にして回動自在に備えられた記録紙4搭載
用のホルダ7を有する。このホルダ7の中には、記録紙
4のロール部4aを回動可能に収納する保持部材8と、
回転することにより外周に巻き付けられた記録紙4を走
行させるプラテンローラ9とが備えられている。使用者
が図1に示される閉位置にあるホルダ7を手で引くと
(図1において、左側に引くと)、図2に示されるよう
に、ホルダ7は支軸6を中心に反時計方向に回動してフ
レーム1から引き出され、記録紙(ロール部4aを含め
て)の交換が可能な開位置になる。逆に、開位置にある
ホルダ7を使用者が手で押し込むと、図1に示されるよ
うに、ホルダ7は閉位置になる。プラテンローラ9は、
ホルダ7が閉位置にあるときに、図示しないモータから
回転駆動力を受けて反時計方向(図1のA方向)に回転
し、ロール部4aを反時計方向(図1のB方向)に回転
させながら記録紙4をC方向に搬送する。
【0028】また、このプリンタ装置は、フレーム1に
対して支軸10により回動自在に備えられたアーム11
と、このアーム11の一端に備えられたガイド部材とし
てのガイドシャフト12と、このガイドシャフト12を
ホルダ7に接近させるD方向に付勢するように(即ち、
アーム11を図1において反時計方向に回動させるよう
に)アーム11に付勢力を与える引張りばね13とを有
する。ホルダ7が閉位置にあるときには、ガイドシャフ
ト12は案内位置にある。この案内位置とは、外周に記
録紙4を巻き付けることによって記録紙4の走行方向を
変え位置であり、このガイドシャフト12が案内位置に
あるときにプラテンローラ9に巻き付けられる記録紙4
の巻付角は、記録紙4に滑りが生じにくい程度に大きな
値に設定される。尚、ガイドシャフト12は、アーム1
1に固定されているものであってもよく、回転するロー
ラであってもよい。
【0029】また、ホルダ7の両端には側板14が備え
られており、この側板14にはガイドシャフト12の両
端近傍の外周に当接する円弧状の当接部14aとガイド
シャフト12を嵌合させてガイドシャフト12を図1に
示される案内位置にする溝部14bとが備えられてい
る。
【0030】ホルダ7を閉位置から開位置に回動させる
ときにホルダ7の側板14の当接部14aにガイドシャ
フト12の外周を当接させることによりガイドシャフト
12を図1に示される案内位置から図2に示される退避
位置に移動させる。一方、ホルダ7を開位置から閉位置
に回動させるときには、ホルダ7の側板14の当接部1
4aにガイドシャフト12の外周を当接させることによ
りガイドシャフト12を図2に示される退避位置から図
1に示される案内位置に移動させる。
【0031】尚、図1に示されるように、ガイドシャフ
ト12が案内位置にあるときには、ガイドシャフト12
はプラテンローラ9の近傍に位置しており、ガイドシャ
フト12はプラテンローラ9の中心軸よりも下に位置し
ている。
【0032】記録紙4に画像を印画する際には、装置は
図1の状態にあり、ロール部4aから供給された記録紙
4は、ガイドシャフト12によって走行方向を変えられ
プラテンローラ9に巻き付けられている。また、印画ヘ
ッド3は押しばね5によってプラテンローラ9上の記録
紙4に押し付けられている。そして、モータ(図示せ
ず)からの回転駆動力を受けたプラテンローラ9の回転
により、記録紙4が装置の外側に向けて搬送され、印画
ヘッド3により記録紙4に画像が印画される。
【0033】記録紙4を装着する際には、図2に示され
るように、閉位置にあるホルダ7を手で引いて支軸6を
中心にホルダ7を回動させて、ホルダ7を開位置にす
る。この閉位置から開位置への回動のときに、ガイドシ
ャフト12の外周はホルダ7の側板14の円弧状の当接
部14aに当接し、ガイドシャフト12を下方に向けて
付勢する引張りばね13による付勢力に抗してガイドシ
ャフト12を上方の退避位置に移動させる。ホルダ7を
開位置にしてから、記録紙4(ロール部4a含めて)を
保持部材8内に入れ、引き出した記録紙4をプラテンロ
ーラ9に載せてからホルダ7を閉めれば記録紙4の装着
が完了する。
【0034】以上述べたように、実施例1のプリンタ装
置によれば、ホルダ7を閉位置から開位置に回動させる
動作に連動して、ガイドシャフト12を案内位置から退
避位置に移動させるようにしているので、ガイドシャフ
ト12とホルダ7に搭載されたロール部4aとの間隔を
狭めることができ、このため、プラテンローラ9とロー
ル部4aとの間隔を狭めることができるので、プリンタ
装置の厚さ(高さ)を薄く(低く)することができる。
【0035】また、プリンタ装置を薄くしても、ガイド
シャフト12をプラテンローラ9の中心軸よりも下に備
えることができるので、記録紙4のプラテンローラ9に
対する巻付角を十分に大きな一定値に保つことができ、
プラテンローラ9が回転したときに記録紙4に滑りが発
生するのを防止することができる。
【0036】また、図1に示されるように、ホルダ7を
閉じた状態ではガイドシャフト12は側板14に設けら
れた溝部14bに嵌合し、その位置が固定されて位置決
めされるので、印画時に記録紙4が搬送されるときにそ
の反力がガイドシャフト12に加わってもその位置がず
れることがなく、記録紙4のプラテンローラ9に対する
巻付角を一定に保つことができる。
【0037】尚、以上の説明においては、記録紙4がロ
ール部4aから引き出された場合について説明したが、
本発明はロール状の記録紙には限定されず、他の形状の
記録紙であってもよい。
【0038】実施例2 図3及び図4は本発明の実施例2に係るプリンタ装置の
構成を概略的に示すものであり、図3はホルダ7が閉位
置にあるときの側面図、図4はホルダ7を開位置にする
途中の状態を示す側面図である。
【0039】実施例2のプリンタ装置においては、ホル
ダ7の側板15の溝部15b及び当接部15aの形状
が、実施例1の装置の溝部14b及び当接部14aと相
違する。即ち、実施例2のプリンタ装置においては、側
板15にガイドシャフト12の移動方向と略平行な高さ
方向(図3において縦方向)に深さを持つ溝部15bを
備え、ホルダ7を閉位置にしたときに引張りばね13の
付勢力によりガイドシャフト12を溝部15bに嵌合さ
せるようにしている点、及び当接部15aの形状のみが
実施例1の装置と相違する。これ以外の構成は、実施例
1の装置のものと同一であるので、実施例1の構成と同
一の構成については、図3及び図4に実施例1のものと
同一の符号を付すことにより、説明を省略する。
【0040】記録紙4をホルダ7に装着する際には、ガ
イドシャフト12を溝部15bから外す操作をした後に
(例えば、指で押上げる)、閉位置にあるホルダ7を手
で引いて支軸6を中心にホルダ7を回動させて開位置に
する。この閉位置から開位置への回動のときに、ガイド
シャフト12の外周はホルダ7の側板15の円弧状の当
接部15aに当接し、ガイドシャフト12を下方に向け
て付勢するアーム11及び引張りばね13による付勢力
に抗してガイドシャフト12を図4に示される退避位置
に移動させる。ホルダ7を開位置にしてから、記録紙4
のロール部4aを保持部材8内に入れ、引き出した記録
紙4をプラテンローラ9に載せてからホルダ7を閉めれ
ば記録紙4の装着が完了する。
【0041】実施例2のプリンタ装置においては、実施
例1と同様の効果が得られる他、ホルダ7を誤って開け
てしまう不具合の発生を防止できる。
【0042】実施例3 図5は、本発明の実施例3に係るプリンタ装置の構成を
概略的に示す側面図である。
【0043】実施例3のプリンタ装置は、側板14の当
接部14aの上に、例えば、プラスチックや含油焼結金
属等からなる摩擦係数の小さい摺動部材16を備えた点
のみが実施例1の装置と相違する。これ以外の構成は、
実施例1の装置のものと同一であるので、実施例1の構
成と同一の構成については、図5に実施例1の構成と同
一の符号を付すことにより、説明を省略する。
【0044】記録紙4をホルダ7に装着する際には、閉
位置にあるホルダ7を手で引いて支軸6を中心に回動さ
せて開位置にする。この閉位置から開位置への回動のと
きに、ガイドシャフト12の外周は摺動部材16に当接
し、ガイドシャフト12を下方に向けて付勢する引張り
ばね13による付勢力に抗してガイドシャフト12を上
方の退避位置に移動させる。ホルダ7を開位置にしてか
ら、記録紙4のロール部4aを保持部材8内に入れ、引
き出した記録紙4をプラテンローラ9に載せてからホル
ダ7を閉めれば記録紙4の装着が完了する。
【0045】実施例3のプリンタ装置においては、実施
例1と同様の効果が得られる他、ホルダ7の開閉時にガ
イドシャフト12はこの摺動部材16と係合し摺動する
ので、ホルダ7の動きが滑らかになるとともに、ホルダ
開閉時の動作音を静かすることができる。
【0046】実施例4 図6及び図7は、本発明の実施例4に係るプリンタ装置
の構成を概略的に示すものであり、図6はホルダ7が閉
位置にあるときの側面図、図7はホルダ7を開位置にす
る途中の状態を示す側面図である。
【0047】実施例4のプリンタ装置は、ホルダ7の側
板17の形状と、ガイドシャフト12を備えたアーム1
1を所定の位置に停止させるためにフレーム1に固定さ
れたストッパ18を備えた点が実施例1の装置と相違す
る。実施例4においては、図6に示されるように、側板
17の端部は記録紙4のロール部4aよりも低くなって
おり、ガイドシャフト12とは接触しない構造になって
いる。実施例4においては、ガイドシャフト12の案内
位置は、図6に示されるように、引張りばね13の付勢
力によりアーム11をストッパ18に当接させることに
より設定される。
【0048】記録紙4をホルダ7に装着する際には、閉
位置にあるホルダ7を引いて支軸6を中心にホルダ7を
回動させ開位置にする。この閉位置から開位置への回動
のときに、ガイドシャフト12の外周はロール部4aの
外周に当接し、ガイドシャフト12を退避位置に移動さ
せる。但し、ロール部4aの残量が少なくなったとき
は、ロール部4aの直径が小さくなるのでガイドシャフ
ト12とロール部4aとは当接しない。ホルダ7を開位
置にしてから、記録紙4のロール部4aを保持部材8内
に入れ、引き出した記録紙4をプラテンローラ9に載せ
てからホルダ7を閉めれば記録紙4の装着が完了する。
【0049】実施例4のプリンタ装置においては、実施
例1と同様の効果が得られるほか、ホルダ7の構造を簡
素化できる。
【0050】実施例5 図8乃至図10は本発明の実施例5に係るプリンタ装置
の構成を概略的に示すものであり、図8はホルダが閉位
置にあるときの側面図、図9はホルダを開位置に移動さ
せる途中の状態を示す側面図、図10はホルダを閉位置
に移動させる途中の状態を示す側面図である。
【0051】図8乃至図10において、実施例1(図1
及び図2)の構成と同一の構成には同一の符号を付して
説明する。図8乃至図10に示されるように、実施例5
のプリンタ装置は、ガイドシャフト12の両端を支持す
ると共に、支軸10を中心にして回動可能な回動アーム
19と、この回動アーム19を時計方向(図8における
E方向)に付勢する付勢手段である引張りばね20と、
フレーム1に固定されていて、回動アーム19の回動範
囲を規制するストッパ21と、回動アーム11に取り付
けられ、記録紙の残量が少なくなってロール部4aの直
径が小さくなってもホルダ8からロール部4aが脱落す
るのを防ぐ脱落防止ガイド22とを有する。
【0052】また、ホルダ7の側板23には、ホルダ7
を閉位置にしたときにガイドシャフト12と嵌合し、ガ
イドシャフト12の位置決めをする溝部23aと、ガイ
ドシャフト12を溝部23aに案内する案内板23bが
備えられている。
【0053】図9に示されるように、ホルダ7を閉位置
から開位置に回動させるときには、側板23に設けられ
た案内板23bから外れたガイドシャフト12は、引張
りばね20の引張力によって、支軸10を中心に時計方
向(図9におけるE方向)に回動する回動アーム19と
共に、回動アーム19がストッパ21に当接して止まる
まで、上方に移動する。このため、ガイドシャフト12
が回動中のホルダ7に搭載された記録紙4のロール部4
aと干渉するのを避けることができる。一方、図10は
示されるように、ホルダ7を開位置から閉位置に回動さ
せるときには、案内板23bはガイドシャフト12と係
合し、案内板23bのテーパ状の端部によってガイドシ
ャフト12を反時計方向(図10におけるF方向)に回
動させ、ガイドシャフト12を溝部23a内に導く。
【0054】実施例5のプリンタ装置においては、実施
例1と同様の効果が得られる他、脱落防止ガイド22に
より、記録紙4の消費が進みロール部4aの直径が小さ
くなった場合、装置の移送中などに振動によってロール
部4aが保持部材8から脱落するのを防止することがで
きる。
【0055】実施例6 図11及び図12は本発明の実施例6に係るプリンタ装
置の構成を概略的に示すものであり、図11はホルダが
閉位置にあるときの側面図、図12はホルダを開位置に
移動させる途中の状態を示す側面図である。
【0056】図11及び図12において、実施例1(図
1及び図2)の構成と同一の構成には同一の符号を付し
て説明する。図11及び図12に示されるように、実施
例6のプリンタ装置は、先端部24aを円弧状にし、こ
の先端部24aに記録紙4を当接させて記録紙4の走行
方向を変えるガイド部材24を有する。このガイド部材
24には、水平方向(図11におけるG方向又は図12
におけるH方向)に長いスロット24bとラック24c
が備えられており、このスロット24bの中にはフレー
ム1に固定されたガイドピン25,26が係合してい
る。また、フレーム1内には、ラック24cに噛み合う
ギヤ27と、このギヤ27に噛み合うギヤ28と、この
ギヤ28を回転させるモータ29とが備えられており、
モータ29を駆動させてギヤ29,28を回転させるこ
とにより、ガイド部材24を水平方向に移動させること
ができる。
【0057】このプリンタ装置には、ホルダ7が閉位置
にあることを検出する検出スイッチ(図示せず)と、プ
リンタ装置の動作を制御する制御回路(図示せず)が備
えられており、制御回路は、この検出スイッチによりホ
ルダ7が閉位置にあることが検出されたときにモータ2
9を駆動させてガイド部材24を退避位置から図11に
示される案内位置に移動させ、検出スイッチによりホル
ダ7が閉位置にないことが検出されたときには、モータ
29を駆動させてガイド部材24を図11に示される案
内位置から図12に示される退避位置に移動させる。
尚、検出スイッチによる閉位置の検出は、ホルダ7の回
動を検出するものには限らず、ホルダ7を回動させるた
めのレバー(図示せず)を動かす操作(ホルダ7とフレ
ーム1の係合を解除する操作)を検出するものであって
もよい。
【0058】実施例6のプリンタ装置においては、実施
例1と同様の効果が得られるほか、ガイド部材24が水
平移動するため、装置の高さを一層低くすることができ
る。
【0059】実施例7 図13及び図14は本発明の実施例7に係るプリンタ装
置の構成を概略的に示すものであり、図13はホルダが
閉位置にあるときを示す側面図、図14はホルダを開位
置に移動させる途中の状態を示す側面図である。
【0060】図13及び図14において、実施例1(図
1及び図2)の構成と同一の構成には同一の符号を付し
て説明する。図13及び図14に示されるように、実施
例7のプリンタ装置においては、記録紙4の走行方向を
変えるガイド部材30が印画ヘッド3に取付られている
点のみが実施例1の装置と相違する。
【0061】実施例7のプリンタ装置は、印画ヘッド3
の端部に接合され、この印画ヘッド3を回動軸2を中心
にして回動させるためのカムフォロワ31と、このカム
フォロワ31の先端に固定されたフォロワピン32と、
このフォロワピン32を係合させるカム溝33を側面に
備えたカムギヤ34と、このカムギヤ34を回転させる
モータ35とを有する。尚、これらの構成31乃至34
は、上記実施例1乃至6の装置にも備えられている。
【0062】モータ35を駆動させ、カムギヤ34を反
時計方向(図13におけるJ方向)に回動させると、カ
ム溝33に係合するフォロワピン32は押上げられ、印
画ヘッド3はK方向に下降してプラテンローラ9に当接
し、ガイド部材30も下降して記録紙4を案内する案内
位置になる。一方、モータ35を駆動させて、カムギヤ
34を時計方向(図14におけるL方向)に回動させる
と、カム溝33に係合するフォロワピン32は引き下げ
られ、印画ヘッド3はM方向に上昇してプラテンローラ
9から離れ、ガイド部材30も上昇して記録紙4に接し
ない退避位置になる。
【0063】また、プリンタ装置には、ホルダ7が閉位
置にあることを検出する検出スイッチ(図示せず)と、
プリンタ装置の動作を制御する制御回路(図示せず)が
備えられており、制御回路は、この検出スイッチにより
ホルダ7が閉位置にあることが検出されたときにモータ
35を駆動させてガイド部材30を退避位置から図13
に示される案内位置に移動させ、検出スイッチによりホ
ルダ7が閉位置にないことが検出されたときには、モー
タ35を駆動させてガイド部材30を図13に示される
案内位置から図14に示される退避位置に移動させる。
尚、検出スイッチによる閉位置の検出は、ホルダ7の回
動を検出するものには限らず、ホルダ7を回動させるた
めのレバー(図示せず)を動かす操作(ホルダ7とフレ
ーム1の係合を解除する操作)を検出するものであって
もよい。
【0064】実施例7のプリンタ装置においては、実施
例1と同様の効果が得られるほか、ガイド部材を移動さ
せる機構を、印画ヘッド3を移動させる機構と共用でき
るので、構成部品を削減できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、1、4、5、及び
の発明によれば、ホルダを閉位置から開位置に回動さ
せる動作に連動して、ガイド部材を案内位置から退避位
置に移動させるようにしているので、ガイド部材とホル
ダとの間隔を狭めることができるので、プリンタ装置の
厚さを薄くすることができるという効果がある。
【0066】また、プリンタ装置を薄くしても、ガイド
部材をプラテンローラの中心軸よりも下に備えることが
できるので、記録紙のプラテンローラに対する巻付角を
十分に大きな一定値に保て、プラテンローラが回転した
ときに記録紙に滑りが発生するのを防止することができ
るという効果がある。
【0067】また、請求項1の発明によれば、ガイド部
材の外周を側板の円弧状の端部に当接させながらホルダ
を開閉できるので、簡単な構成で軽くホルダを開閉させ
ることができるという効果がある。
【0068】また、請求項の発明によれば、請求項1
と同じ効果が得られるほか、案内位置にあるときのガイ
ド部材を溝部に嵌合させることにより、ホルダが閉位置
にあるときのガイド部材の位置を正確に設定できるとい
う効果がある。また、ガイド部材を溝部に嵌合させるこ
とにより、ホルダが不用意に開くという不具合を防止す
ることができるという効果がある。
【0069】また、請求項の発明によれば、請求項1
と同じ効果が得られるほか、側板のガイド部材の外周と
当接する部分に、側板よりも摩擦係数が小さい摺動部材
を備えたことにより、ホルダの引き出しに要する力を小
さくし、ホルダを回動させるときに発生する動作音を小
さくすることができる。
【0070】また、請求項4の発明によれば、ガイド部
材の外周をロール部の外周に当接させながらホルダを開
閉できるので、簡単な構成で軽くホルダを開閉させるこ
とができるという効果がある。
【0071】また、請求項5の発明によれば、第3の付
勢手段によりガイド部材をロール部から離間させること
ができるので、簡単な構成で軽くホルダを開閉させるこ
とができるという効果がある。
【0072】また、請求項6の発明によれば、ホルダの
開閉動作に際し、ガイド部材はホルダに全く接触しない
ので、小さな力でホルダを開閉できる。
【0073】また、請求項の発明によれば、請求項
と同じ効果が得られるほか、ガイド部材が印画ヘッドに
取り付けられており、印画ヘッドとともにガイド部材を
移動させるように構成したので、構成部品の削減がで
き、装置を駆動させるためのシーケンスも簡単にするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のプリンタ装置のホルダが閉位置に
あるときの側面図である。
【図2】 図1の装置のホルダを開位置にする途中の状
態を示す側面図である。
【図3】 実施例2のプリンタ装置のホルダが閉位置に
あるときの側面図である。
【図4】 図3の装置のホルダを開位置にする途中の状
態を示す側面図である。
【図5】 実施例3のプリンタ装置を示す側面図であ
る。
【図6】 実施例4のプリンタ装置のホルダが閉位置に
あるときの側面図である。
【図7】 図6の装置のホルダを開位置にする途中の状
態を示す側面図である。
【図8】 実施例5のプリンタ装置のホルダが閉位置に
あるときの側面図である。
【図9】 図8の装置のホルダを開位置に移動させる途
中の状態を示す側面図である。
【図10】 図8の装置のホルダを閉位置に移動させる
途中の状態を示す側面図である。
【図11】 実施例6のプリンタ装置のホルダが閉位置
にあるときの側面図である。
【図12】 図11の装置のホルダを開位置に移動させ
る途中の状態を示す側面図である。
【図13】 実施例7のプリンタ装置のホルダが閉位置
にあるときの側面図である。
【図14】 図13の装置のホルダを開位置に移動させ
る途中の状態を示す側面図である。
【図15】 従来のプリンタ装置のホルダを閉位置にし
たときの側面図である。
【図16】 図15の装置のホルダを開位置に回動させ
る途中の状態を示す側面図である。
【図17】 図15の装置のホルダを開位置にしたとき
の側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム、 3 印画ヘッド、 4 記録紙、 4
a ロール部、 7ホルダ、 9 プラテンローラ、
12 ガイドシャフト、 13 引張りばね、 14,
15 側板、 14a,15a 当接部、 14b,1
5b 溝部、16 摺動部材、 17 側板、 18,
21 ストッパ、 23 側板、23a 案内板、 2
4a,30 ガイド部材。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、 上記装置本体に備えられ、記録紙に画像情報を印画する
    印画ヘッドと、 上記装置本体に対し回動自在に備えられた記録紙搭載用
    のホルダであって、回動させることにより上記装置本体
    から引き出され記録紙の交換が可能になる開位置又は上
    記装置本体内に記録紙を収納する閉位置に切替えられる
    ホルダと、 上記ホルダに備えられ、上記ホルダが閉位置にあるとき
    に外周に記録紙が巻き付けられ、回転することにより巻
    き付けられた記録紙を搬送するプラテンローラと、 上記装置本体に備えられ、上記ホルダが閉位置にあると
    きには外周に記録紙を巻き付けることによって記録紙の
    走行方向を変え、上記プラテンローラに巻き付けられる
    記録紙の巻付角を所定の大きさに設定するガイド部材
    と、 を有するプリンタ装置において、 上記ホルダを閉位置から開位置に回動させる動作に連動
    して、上記ガイド部材を、その外周に記録紙が巻き付け
    られている案内位置から外周に記録紙が巻き付けられて
    おらず上記ホルダの回動を阻止しない退避位置に移動さ
    せると共に、上記ホルダを開位置から閉位置に回動させ
    る動作に連動して、上記ガイド部材を退避位置から案内
    位置に移動させる移動手段を備え 上記移動手段が、上記ガイド部材を上記ホルダに接近さ
    せる方向に付勢する第1の付勢手段と、上記ホルダに備
    えられており、上記ガイド部材の外周に当接する円弧状
    の端部を持つ側板とを有し、 上記ホルダを閉位置から開位置に回動させる間、上記第
    1の付勢手段により上記ガイド部材の外周を上記側板の
    円弧状の端部に当接させ続けることにより、上記ガイド
    部材を案内位置から退避位置に移動させると共に、上記
    ホルダを開位置から閉位置に回動させる間、上記第1の
    付勢手段により上記ガイド部材の外周を上記側板の円弧
    状の端部に当接させ続けることにより、上記ガイド部材
    を退避位置から案内位置に移動させる ことを特徴とする
    プリンタ装置。
  2. 【請求項2】上記側板の所定位置に、案内位置にあると
    きの上記ガイド部材を嵌合させる溝部を備えたことを特
    徴とする請求項記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】上記側板の上記ガイド部材の外周と当接す
    る端部に、上記側板よりも摩擦係数が小さい摺動部材を
    備えたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記
    載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】装置本体と、 上記装置本体に備えられ、記録紙に画像情報を印画する
    印画ヘッドと、 上記装置本体に対し回動自在に備えられた記録紙搭載用
    のホルダであって、回動させることにより上記装置本体
    から引き出され記録紙の交換が可能になる開位置又は上
    記装置本体内に記録紙を収納する閉位置に切替えられる
    ホルダと、 上記ホルダに備えられ、上記ホルダが閉位置にあるとき
    に外周に記録紙が巻き付けられ、回転することにより巻
    き付けられた記録紙を搬送するプラテンローラと、 上記装置本体に備えられ、上記ホルダが閉位置にあると
    きには外周に記録紙を巻き付けることによって記録紙の
    走行方向を変え、上記プラテンローラに巻き付けられる
    記録紙の巻付角を所定の大きさに設定するガイド部材
    と、 を有するプリンタ装置において、 上記ホルダを閉位置から開位置に回動させる動作に連動
    して、上記ガイド部材を、その外周に記録紙が巻き付け
    られている案内位置から外周に記録紙が巻き付けられて
    おらず上記ホルダの回動を阻止しない退避位置に移動さ
    せると共に、上記ホルダを開位置から閉位置に回動させ
    る動作に連動して、上記ガイド部材を退避位置から案内
    位置に移動させる移動手段を備え、 上記移動手段が、上記ガイド部材を上記ホルダに接近さ
    せる方向に付勢する第2の付勢手段を有し、 上記ホルダには記録紙のロール部が収納されており、 上記ホルダを閉位置から開位置に回動させる間、上記第
    2の付勢手段により上記ガイド部材の外周を上記ロール
    部の外周に当接させ続けることにより、上記ガイド部材
    を案内位置から退避位置に移動させると共に、上記ホル
    ダを開位置から閉位置に回動させる間、上記第2の付勢
    手段により上記ガイド部材の外周を上記ロール部の外周
    に当接させ続けることにより、上記ガイド部材を退避位
    置から案内位置に移動させることを特徴とするプリンタ
    装置。
  5. 【請求項5】装置本体と、上記装置本体に備えられ、記
    録紙に画像情報を印画する印画ヘッドと、 上記装置本体に対し回動自在に備えられた記録紙搭載用
    のホルダであって、回動させることにより上記装置本体
    から引き出され記録紙の交換が可能になる開位置又は上
    記装置本体内に記録紙を収納する閉位置に切替えられる
    ホルダと、 上記ホルダに備えられ、上記ホルダが閉位置にあるとき
    に外周に記録紙が巻き付けられ、回転することにより巻
    き付けられた記録紙を搬送するプラテンローラと、 上記装置本体に備えられ、上記ホルダが閉位置にあると
    きには外周に記録紙を巻き付けることによって記録紙の
    走行方向を変え、上記プラテンローラに巻き付けられる
    記録紙の巻付角を所定の大きさに設定するガイド部材
    と、 を有するプリンタ装置において、 上記ホルダを閉位置から開位置に回動させる動作に連動
    して、上記ガイド部材を、その外周に記録紙が巻き付け
    られている案内位置から外周に記録紙が巻き付けられて
    おらず上記ホルダの回動を阻止しない退避位置に移動さ
    せると共に、上記ホルダを開位置から閉位置に回動させ
    る動作に連動して、上記ガイド部材を退避位置から案内
    位置に移動させる移動手段を備え、 上記移動手段が、 上記ガイド部材を上記ホルダから離間させる方向に付勢
    し、上記ホルダが開位置にあるときに上記ガイド部材を
    退避位置に移動させる第3の付勢手段と、 上記ホルダに備えられ、上記ホルダを開位置から閉位置
    に回動させるときに、退避位置にある上記ガイド部材に
    当接して上記ガイド部材を退避位置から案内位置に移動
    させる案内板とを有することを特徴とするプリンタ装
    置。
  6. 【請求項6】装置本体と、 上記装置本体に備えられ、記録紙に画像情報を印画する
    印画ヘッドと、 上記装置本体に対し回動自在に備えられた記録紙搭載用
    のホルダであって、回動させることにより上記装置本体
    から引き出され記録紙の交換が可能になる開位置又は上
    記装置本体内に記録紙を収納する閉位置に切替えられる
    ホルダと、 上記ホルダに備えられ、上記ホルダが閉位置にあるとき
    に外周に記録紙が巻き付けられ、回転することにより巻
    き付けられた記録紙を搬送するプラテンローラと、 上記装置本体に備えられ、上記ホルダが閉位置にあると
    きには外周に記録紙を巻き付けることによって記録紙の
    走行方向を変え、上記プラテンローラに巻き付けられる
    記録紙の巻付角を所定の大きさに設定するガイド部材
    と、 を有するプリンタ装置において、 上記ホルダを閉位置から開位置に回動させる動作に連動
    して、上記ガイド部材を、その外周に記録紙が巻き付け
    られている案内位置から外周に記録紙が巻き付けられて
    おらず上記ホルダの回動を阻止しない退避位置に移動さ
    せると共に、上記ホルダを開位置から閉位置に回動させ
    る動作に連動して、上記ガイド部材を退避位置から案内
    位置に移動させる移動手段を備え、 上記移動手段が、 上記ホルダが閉位置にあることを検出する検出手段と、 モータと、 上記モータの駆動力を受けて上記ガイド部材を案内位置
    から退避位置に又はその逆に移動させる駆動機構と、 上記検出手段により上記ホルダが閉位置にあることが検
    出されたときに上記駆動機構により上記ガイド部材を退
    避位置から案内位置に移動させ、上記検出手段により上
    記ホルダが閉位置にないことが検出されたときに上記駆
    動機構により上記ガイド部材を案内位置から退避位置に
    移動させる制御手段とを有することを特徴とするプリン
    タ装置。
  7. 【請求項7】上記ガイド部材が上記印画ヘッドに取り付
    けられており、 上記移動手段は、上記印画ヘッドと共に上記ガイド部材
    を移動させることを特徴とする請求項記載のプリンタ
    装置。
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