JP3531921B2 - 建物屋根用の補強装置 - Google Patents

建物屋根用の補強装置

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JP3531921B2 JP2000233257A JP2000233257A JP3531921B2 JP 3531921 B2 JP3531921 B2 JP 3531921B2 JP 2000233257 A JP2000233257 A JP 2000233257A JP 2000233257 A JP2000233257 A JP 2000233257A JP 3531921 B2 JP3531921 B2 JP 3531921B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、雪止め用立上部を
備えた建物の屋根構造に用いる雪止め用立上部の補強装
置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、雪止め用立上部を備えた建物の屋
根構造は、雪止め用立上部が雪の重み等で倒れたり潰れ
たりすることが往々にあった。そしてこれを回避するた
めに雪止め用立上部を鉤形状としたり、補強芯材を入れ
たり、材料板を厚材としたり、する等していたが、これ
等はそれでも充分な補強ができない、施工が困難になっ
てコスト高を招く、屋根を重くしてしまう、修理が行い
にくい等の好ましくない問題点を依然として有してい
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解消するのに極めて好適な新規の建物屋根用の補強
装置を提供することを目的とする。 【0004】 【0005】 【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る建物
屋根用の補強装置は、先端を鉤状に折曲して形成した張
出し個所をもつ雪止め用立上部を備えた建物の屋根構造
に用いる補強装置であって、雪止め用立上部の軒先に近
い方の軒側外面に当接する軒側縦面、同雪止め用立上部
の棟に近い方の棟側外面に当接する棟側縦面、軒側縦面
および棟側縦面の上端に連続して設けた張出し個所の嵌
入溝をもつ内側体と、内側体の頂面の両側縁の下側個所
を凹ませて形成した取付状態維持用引掛り雄部と、屋根
部の上面に当接する底面を下面にもつUの字を逆さにし
た形状を呈する外側体と、外側体の天井面の下側個所を
凸状として形成した取付状態維持用引掛り雌部と、を備
えたことを特徴とするものである。 【0006】 【実施例】本発明は、例えば次のような屋根構造、その
他の屋根構造に使用するものである。 【0007】(代表的な屋根構造)長手方向の一側縁部
を7型状に外側方に折り起して被接部1を、同じく他側
縁部をLの字を逆さにした形状に折り曲げ起して吊下部
2を夫々を設けた多数枚の長尺屋根板4を構成し、これ
等長尺屋根板4を屋根5の上に当該屋根5における水平
線に対して少し傾斜した横線と平行する向きとして且つ
吊下部2が上辺となる状態として並べ配すると共に吊下
部2と被接部1の各垂直部分7、8を接合させ、吊下部
2の横向部分9を被接部1の横向部分10の下面に位置
させて両横向部分9、10を接着テープ(図示せず)を
介して止着し且つ被接部1の垂下片12を内方に向って
折曲げて吊下部2の横向部分9の下面に接合させること
によって、先端が軒先側に張り出した張出し個所13と
立上り個所14とで形成された横方向に長い鉤形雪止め
用立上部15を設ける手法を以て屋根5の傾斜屋根部1
6を現場で葺き、この葺き作業の場合に、雪止め用立上
部15における立上り個所14の棟に近い方の棟側外面
18と傾斜屋根部16の上面19との交りによって樋状
の排水レーン20を形成した屋根。 【0008】さて、本発明に係る補強装置は、熱や風雪
に強いプラスチックを以て上記立上り個所14の軒先に
近い方の軒側外面21に当接する軒側縦面22と、同立
上り個所14の棟に近い方の棟側外面23に当接する棟
側縦面24とをもつ内側体25を構成し、この内側体2
5の軒側縦面22および棟側縦面24の上端に連続して
上記張出し個所13の嵌入溝26を設けると共に当該内
側体25の頂面を蒲鉾型とし且つこの蒲鉾型頂面27の
両側裾縁の下側個所を凹ませて同縁に取付状態維持用引
掛り雄部28を形成し、また上記内側体25とは別個に
熱や風雪に強いプラスチックを以て傾斜屋根部16の上
面に当接する底面29を下面の両側にもつUの字を逆さ
にした形状の外側体30を構成し、この外側体30の天
井面を上記蒲鉾型頂面27と同じ形状とし且つこの蒲鉾
型天井面31の両側裾縁の下側個所を凸状にして同縁に
取付状態維持用引掛り雌部32を形成し、これ等内側体
25、外側体30を雪止め用立上部15に対して次によ
うにして取り付けたときに、内側体25の軒側縦面22
および棟側縦面24が立上り個所14の軒側外面21お
よび棟側外面23に圧接し同時に外側体30の底面29
が傾斜屋根部16の上面に当接した状態を維持するよう
にしたものである。 【0009】 【作用】上記実施例は、例えば次のように使用する。す
なわち先ず、上記した要領で屋根の葺き作業を行った後
に、本発明に係る補強装置における内側体25を雪止め
用立上部15に、その軒側縦面22および棟側縦面24
が立上り個所14の軒側外面21および棟側外面23に
当接した状態および張出し個所13が嵌入溝26に嵌入
した状態として嵌着し、然る後に外側体30を内側体2
5に嵌着して取付状態維持用引掛り雄部28と取付状態
維持用引掛り雌部32を係止状態とし、よって外側体3
0の底面29を傾斜屋根部16の上面に当接した状態を
維持するようにする。 【0010】本発明は、たとえば、次のように本発明の
精神を逸脱しない限りにおいて種々の改変をして実施す
ることが可能であって、本発明はこれ等改変実施された
ものにも及ぶものである。 ・ 外側体における棟側の底面を屋根部の上面に対して
当接しない浮いた構成として排水レーン内の流れをよく
する。 ・ 内・外側体等の周りを接着剤でかため止めて永久に
外せないようにする。 ・ 硬質プラスチックの代わりに金属材料を用いる。 ・ 長尺屋根板としては、上記被接部および吊下部をも
つ長尺屋根板以外の構成のものを使用することができ
る。 【0011】 【発明の効果】本発明に係る建物屋根用の補強装置は、
上記のような構成であるので、これが使用時には、内側
体の軒側縦面および棟側縦面が立上り個所の軒側外面お
よび棟側外面に圧接し同時に外側体の底面が傾斜屋根部
の上面に当接しならびに張出し個所が嵌入溝に嵌入した
状態を維持し、よって雪止め用立上部が雪の重み等で倒
れたり潰れたりしてしまうことをより充分に回避するも
のであって、所期の目的を完全に達成できる著効を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。 【図2】同じく使用の状態を示す要部の拡大斜視図であ
る。 【図3】図2AーA先に沿う断面図である。 【符号の説明】 1 被接部 2 吊下部 4 屋根板 5 屋根 7 垂直部分 8 垂直部分 9 横向部分 10 横向部分 12 垂下片 13 張出し個所 14 立上り個所 15 雪止め用立上部 16 傾斜屋根部 18 棟側外面 19 上面 20 排水レーン 21 軒側外面 22 軒側縦面 23 棟側外面 24 棟側縦面 25 内側体 26 嵌入溝 27 蒲鉾型頂面 28 引掛り雄部 29 底面 30 外側体 31 蒲鉾型天井面 32 引掛り雌部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 先端を鉤状に折曲して形成した張出し個
    所をもつ雪止め用立上部を備えた建物の屋根構造に用い
    る補強装置であって、雪止め用立上部の軒先に近い方の
    軒側外面に当接する軒側縦面、同雪止め用立上部の棟に
    近い方の棟側外面に当接する棟側縦面、軒側縦面および
    棟側縦面の上端に連続して設けた張出し個所の嵌入溝を
    もつ内側体と、内側体の頂面の両側縁の下側個所を凹ま
    せて形成した取付状態維持用引掛り雄部と、屋根部の上
    面に当接する底面を下面にもつUの字を逆さにした形状
    を呈する外側体と、外側体の天井面の下側個所を凸状と
    して形成した取付状態維持用引掛り雌部と、を備えたこ
    とを特徴とする建物屋根用の補強装置。
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