JP3022414U - 建物の屋根の構造 - Google Patents
建物の屋根の構造Info
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- JP3022414U JP3022414U JP1995010277U JP1027795U JP3022414U JP 3022414 U JP3022414 U JP 3022414U JP 1995010277 U JP1995010277 U JP 1995010277U JP 1027795 U JP1027795 U JP 1027795U JP 3022414 U JP3022414 U JP 3022414U
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- Japan
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- roof
- drainage
- sloping roof
- sloping
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軒先に雨樋(別付けの)のない新規の建物の
屋根の構造を提供する。 【解決手段】 傾斜屋根部の側縁と隣りの傾斜屋根部の
側縁とが交って構成された交り部分をもつ建物の屋根に
おいて、各傾斜屋根部の裾縁に近い個所の上面に同縁に
沿って長い突条部を設け、これ等各突条部における棟に
近い方の側面と傾斜屋根部の上面との交りによって形成
された溝状部を一端が低い傾斜の排水レーンとし、これ
等排水レーンの低い方の端を上記傾斜屋根面同士の交り
個所の下端部において対向させると共に当該対向個所に
上端が上記排水レーンの低い方の端に連続し下端が屋根
の外周縁で開放するドレン樋部を設けたものである。
屋根の構造を提供する。 【解決手段】 傾斜屋根部の側縁と隣りの傾斜屋根部の
側縁とが交って構成された交り部分をもつ建物の屋根に
おいて、各傾斜屋根部の裾縁に近い個所の上面に同縁に
沿って長い突条部を設け、これ等各突条部における棟に
近い方の側面と傾斜屋根部の上面との交りによって形成
された溝状部を一端が低い傾斜の排水レーンとし、これ
等排水レーンの低い方の端を上記傾斜屋根面同士の交り
個所の下端部において対向させると共に当該対向個所に
上端が上記排水レーンの低い方の端に連続し下端が屋根
の外周縁で開放するドレン樋部を設けたものである。
Description
【0001】
本考案は、軒先に別付けの雨樋がいらない建物の屋根の構造に関する。
【0002】
屋根からの落雪によって軒先の雨樋が破損されることが比較的多く発生する。 この発生の度に雨樋の修理を行うのでは労力的にも経費的にも負担が大きい。
【0003】
本考案は、上記の負担を軽くするために種々の研究を行っているうちに、いっ そのこと軒先から雨樋をなくすことを思い付き、更に研究を続けて本考案の案出 に至ったものであり、 本考案は軒先に雨樋(別付けの)のない新規の建物の屋根の構造を提供するこ とを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するために本考案に係る建物の屋根の構造は、傾斜屋根部の側 縁と隣りの傾斜屋根部の側縁とが交って構成された交り部分をもつ建物の屋根に おいて、各傾斜屋根部の裾縁に近い個所の上面に同縁に沿って長い突条部を設け 、これ等各突条部における棟に近い方の側面と傾斜屋根部の上面との交りによっ て形成された溝状部を一端が低い傾斜の排水レーンとし、これ等排水レーンの低 い方の端を上記傾斜屋根面同士の交り個所の下端部において対向させると共に当 該対向個所に上端が上記排水レーンの低い方の端に連続し下端が屋根の外周縁で 開放するドレン樋部を設けたものである。
【0005】
各傾斜屋根を流れ落ちる雨水や雪どけ水は、排水ドレンに入り、ドレン樋部か ら地上等排水場所に排水される。
【0006】
本考案に係る建物の屋根の構造は、上記のような構成であって、軒先に雨樋( 別付けの)のない新規の建物の屋根の構造を提供するという所期の目的を完全に 達成でき、労力的にも経費的にも有益であり、また軒先に雨樋が無いので地上か ら見たときに頗る体裁がよいものである。
【0007】
図1〜図3に示す第1実施例は、前・後・左・右傾斜屋根部1〜4の両側縁が 交った構成の建物の屋根であって、各傾斜屋根部1〜4の裾縁に近い個所の上面 に同縁に沿って長い突条部5〜8を設けてこれ等突条部における棟に近い方の側 面9と傾斜屋根部1〜4の上面との交りによって溝状部10〜13を形成し、こ の形成の際に各溝状部10〜13をその両端が中央個所より低くなるように傾斜 させて当該各溝状部10〜13を排水レーン14〜17とし、これ等排水レーン 14〜17とし、これ等排水レーン14〜17の低い方の端を上記傾斜屋根面同 士の交り個所18の下端部において対向させると共に当該各対向個所に上端が上 記排水レーン14〜17の低い方の端に連続し下端が屋根の外周縁で開放するド レン樋部19〜22を設けたものであり、
【0008】 また、図4に示す第2実施例は、排水レーン14〜17の構成に際し、一端を 低くし他端を高くし、高い方の端同士を突き合うようにしたものである。尚、図 中24は突条部5〜8を強い構造とするために入れた補強用木材、25は同材2 4の固定用釘を示す。
【0009】 本考案は実施に際して次のようにすることができる。 ドレン樋部18〜21の下端に雨水を地上に案内するドレンパイプまたは水 落し用クサリを接続する。 補強用木材26を入れないで構成する。 排水ドレン内に発熱体(ヒーター線)を敷設して同内で積雪を溶かしツララ をできにくくする。
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】図2A−A線に沿う拡大断面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す平面図である。
1〜4 傾斜屋根部 5〜8 突条部 9 側面 10〜13 溝状部 14〜17 排水レーン 18 交り個所 19〜22 ドレン樋部 24 補強用木材 25 釘
Claims (1)
- 【請求項1】 傾斜屋根部の側縁と隣りの傾斜屋根部の
側縁とが交って構成された交り部分をもつ建物の屋根に
おいて、各傾斜屋根部の裾縁に近い個所の上面に同縁に
沿って長い突条部を設け、これ等各突条部における棟に
近い方の側面と傾斜屋根部の上面との交りによって形成
された溝状部を一端が低い傾斜の排水レーンとし、これ
等排水レーンの低い方の端を上記傾斜屋根面同士の交り
個所の下端部において対向させると共に当該対向個所に
上端が上記排水レーンの低い方の端に連続し下端が屋根
の外周縁で開放するドレン樋部を設けたことを特徴とす
る建物の屋根の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010277U JP3022414U (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 建物の屋根の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010277U JP3022414U (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 建物の屋根の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022414U true JP3022414U (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=43157722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995010277U Expired - Lifetime JP3022414U (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 建物の屋根の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022414U (ja) |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP1995010277U patent/JP3022414U/ja not_active Expired - Lifetime
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