JP3530986B2 - 移載アームのティーチング方法及び熱処理装置 - Google Patents

移載アームのティーチング方法及び熱処理装置

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JP3530986B2 JP17933795A JP17933795A JP3530986B2 JP 3530986 B2 JP3530986 B2 JP 3530986B2 JP 17933795 A JP17933795 A JP 17933795A JP 17933795 A JP17933795 A JP 17933795A JP 3530986 B2 JP3530986 B2 JP 3530986B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ等を保持
する支持ボートに移載アームを接近させる時のティーチ
ング方法及び熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路を形成するため
には、半導体ウエハに、酸化膜の形成、不純物の拡散、
CVDによる薄膜の形成等の各種の熱処理を施すが、こ
の熱処理を行なうために、主として縦型熱処理装置が用
いられている。この種の縦型熱処理装置においては、ス
ループットを向上させるために、一度に多数枚のウエハ
に熱処理を施すことが行われるが、そのための治具とし
てウエハを所定のピッチで多段に載置する支持ボートが
用いられる。
【0003】図5は一般的な支持ボートを示す図であ
り、この支持ボート2は、ボールネジ等のボート昇降機
構4により上下動される載置台6上に石英製の保温筒8
を介して起立させて載置されている。支持ボート2は、
複数本、例えば4本程度の支柱10をその両端にて上端
板12及び下端板14により固定することにより構成さ
れており、各支柱10の内側に、その長さ方向に沿って
所定のピッチでもって載置溝を形成することにより支持
部16を形成し、この支持部16にウエハの周縁部を載
置させてウエハを保持するようになっている。この支持
ボート2を構成する上記各部材は、耐熱性に優れる例え
ば高純度の石英やSiC(シリコンカーバイト)が用い
られる。また、上記載置溝である支持部16のピッチL
1は、例えば7〜10mm程度と非常に狭く形成されて
おり、全体で100〜150枚程のウエハを保持するよ
うになっている。また、ボートの長さ方向の途中の適当
箇所には、変形防止用の石英製の補強部材28がウエハ
と干渉しないように必要に応じて設けられる。
【0004】この支持ボート2に対してウエハWを移載
するための移載アーム18は、屈伸自在な多間接アーム
として形成されており、モータ部20の駆動により、屈
伸及び旋回動作可能になされている。このアーム18の
基台22は、ボールネジ等のアーム昇降機構24に取り
付けられ、アーム18をボート2の高さ方向に沿って上
下移動可能とし、ウエハの移載のためにボート2の高さ
方向の任意のポジションに位置付け可能としている。そ
して、図示しないウエハカセット内のウエハをアーム1
8により取り出し、これを支持部16に対してソフトラ
ンディングさせるようになっている。
【0005】ところで、この移載アーム18の動作は、
例えばマイクロコンピュータ等よりなるアーム制御部2
6により制御されるが、通常運用の動作を開始する前
に、支持ボート2の各支持部16に対して精度良くアー
ムが接近してアクセスできるようにティーチング操作を
行う。このティーチング操作は、通常の例えば溶接ロボ
ット機構等にて行われている操作と同様に行われ、例え
ばティーチングモード状態でアクセスすべき位置まで手
動でアームを動かし、その時の3次元座標を記憶すると
いう方法で行なうのであるが、支持ボートの場合には、
略150個も設けられた各支持部16に対して上記した
ティーチング操作を繰り返し行なうのは非常にたいへん
な操作であり、しかも150個も繰り返し行なうと中に
はアクセス誤差も入いる可能性がある。そこで、すべて
の支持部16に対してアームをアクセスさせるのではな
く、最上端の支持部16Aと最下端の支持部16Bに手
動でアームを接近させてこの2箇所の位置を3次元座標
として記憶し、そして、これらの間の距離を、中に介在
する支持部の数、例えば148で割る演算処理をして、
他の例えば148箇所の支持部の3次元座標を求めるよ
うにして、ティーチングが行われていた。そして、この
求めた3次元座標に基づいて、実際にアームの移動がコ
ントロールされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に上下端の支持部の3次元座標は実測で求め、他の支持
部の座標に関しては演算で求める手法は、支持ボート2
自体に変形がなく、且つ真っすぐになっていることを前
提としている。しかしながら、石英やSiCが耐熱性に
優れているとはいえ、プロセス時の1200℃程度の高
温に繰り返し晒されたりすると、僅かな変形も生じ、特
に、ウエハサイズが6インチから8インチウエハに移行
すると、例えば150枚全体の重量もかなりなものとな
り、上記したボートの変形量を助長する傾向となる。こ
の場合、変形態様がある程度規則性があって予測できる
ものであれば、問題も少ないが、変形はボートの弱い箇
所に表れ、しかも、その弱い箇所もボートにより、個々
に異なるとから実際には支柱全体が屈曲したり、一方向
に傾斜したりして、種々の変形態様が表れてしまう。例
えばボート全体の長さにもよるが、最大5mm程度も支
柱が変形する場合もある。図中の一点鎖線は、ボートの
変形の一例を示している。
【0007】このため、上述のような2点の3次元座標
を基準とするティーチング方法では、途中の支持部の実
際の3次元座標が、演算で求めた3次元座標と大幅に異
なる場合も生じ、最悪の場合には、ウエハWの落下事故
が発生する場合もあった。本発明は、以上のような問題
点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたもので
ある。本発明の目的は、支持ボートの変形に対応させて
3点以上の箇所で基準となる3次元座標を求めるように
して、各支持部の正確な座標を求めるようにした移載ア
ームのティーチング方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、被処理体を支持する複数の支持部をそ
の長さ方向に沿って所定のピッチで設けてある支持ボー
トに対して被処理体を移載するための移載アームが相対
接近すべき位置を教え込むためのティーチング方法にお
いて、前記複数の支持部の内、最上端に位置する支持部
と、最下端に位置する支持部と、前記2つの支持部以外
の支持部であって前記支持ボートの変節点に位置する支
持部を含む少なくとも1つの支持部とに、手動により前
記移載アームを接近させて前記各支持部の3次元座標を
求めて記憶し、次に、これらの記憶値に基づいて前記他
の各支持部の3次元座標を演算により求めるように構成
したものである。
【0009】
【作用】本発明は、以上のように上下端に位置する支持
部と途中の支持部の少なくとも3点以上の位置で基準と
る3次元座標を手動でもって実測により求めるように
したので、ボートが変形しても、これに対応させて他の
部分の支持部の3次元座標も演算により正確に求めるこ
とができる。特に、上下端以外の支持部として、ボート
の変節点に位置する支持部や、ボートに補強部材を設け
てある場合には、その補強部材に対応する位置の支持部
の3次元座標をそこに実際にアームを位置させて実測で
求めることにより、他の部分の支持部の3次元座標の位
置精度を更に正確に求めることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る移載アームのティーチ
ング方法及び熱処理装置の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1は移載アームを備えた縦型熱処理装置
の全体を示す全体構成図、図2は支持ボートを示す側面
図、図3は支持ボートを示す平面図である。尚、図5に
示される部分と同一部分については同一符号を付して説
明する。
【0011】まず、縦型熱処理装置30は、周辺部が加
熱ヒータ32と断熱材34により囲まれた処理容器36
を有しており、この処理容器36は耐熱性に優れる、例
えば石英によって円筒体状に成形されて下端が開口され
ている。そして、この処理容器36内に、その下方より
被処理体である多数枚の半導体ウエハWを保持した支持
ボート2を上昇させて収容できるようになっている。こ
の支持ボート2は、ボールネジ等のボート昇降機構4に
より上下動される載置台6上に石英製の保温筒8を介し
て起立させて載置されている。この載置台6は、上記処
理容器36の下端開口部を密閉する蓋としても機能す
る。
【0012】支持ボート2は、複数本、図示例において
は4本程度の支柱10をその両端にて上端板12及び下
端板14により固定することにより構成されており、各
支柱10の内側に、その長さ方向に沿って所定のピッチ
L1でもって載置溝37を形成することにより支持部1
6を形成し、この支持部16にウエハの周縁部を載置さ
せてウエハWを4点支持で保持するようになっている。
この支持ボート2を構成する上記各部材は、耐熱性に優
れる例えば高純度の石英やSiC(シリコンカーバイ
ト)が用いられる。また、上記載置溝である支持部16
のピッチL1は、例えば7〜10mm程度と非常に狭く
形成されており、全体で100〜150枚程のウエハを
保持する用になっている。また、ボートの長さ方向の途
中の適当箇所には、変形防止用の石英製の補強部材28
がウエハと干渉しないように設けられている。尚、この
補強部材28は、必要に応じて設けられるので、ボート
が小さければ設けない場合もある。
【0013】この支持ボート2に対して上はWを移載す
るための移載アーム18は、屈伸自在な多間接アームと
して形成されており、モータ部20の駆動により、屈伸
及び旋回動作可能になされている。このアーム18の基
台22は、ボールネジ等のアーム昇降機構24に取り付
けられ、アーム18をボート2の高さ方向に沿って上下
移動可能とし、ウエハの移載のためにボート2の高さ方
向の任意のポジションに位置付け可能としている。そし
て、図示しないウエハカセット内のウエハをアーム18
により取り出し、これを支持部16に対してソフトラン
ディングさせるようになっている。
【0014】ところで、上記ボート昇降機構4、アーム
のモータ部20及びアーム昇降機構24の各動作は、例
えばマイクロコンピュータ等よりなるアーム制御部26
の制御下に置かれるが、このアーム制御部26は、上記
ボート昇降機構4のエンコーダ付きモータ部38、アー
ムのエンコーダ付きモータ部20及びアームの昇降機構
24のエンコーダ付きのモータ部40のそれぞれに接続
された3次元座標検出部42と、演算制御部44と、演
算結果等を記憶する記憶部46と、上記各モータ部2
0、38、40を駆動させるドライバ48を有してい
る。
【0015】そして、演算制御部44は、そのプログラ
ム中にティーチングモードと通常動作モードの2種類を
持っており、ティーチングモードでは、手動により移載
アーム18を所望の場所に位置させ、セットボタン50
を押すことによりその時のアームのポジションを3次元
座標として検出して記憶するようになっており、このよ
うに記憶された3次元座標を基準として、これらの座標
間を均等割りすることにより等分位置座標、すなわち各
支持部の位置座標を演算によって求め得るようになって
いる。また、通常動作モードでは、上述のようにして求
めた3次元座標に基づいて実際に移載アーム18を動か
し、ウエハ移載を行なう。
【0016】次に、以上のように構成された装置に基づ
いて行われる本発明方法を説明する。まず、半導体ウエ
ハWの熱処理をある程度繰り返し行なうと、耐熱性に優
れているとはいえ、石英製の支持ボート2は例えば12
00℃程度の高温のプロセス温度に何回も晒されること
からその温度と、ウエハの重さにより、ある程度変形す
ることは避けられない。この変形は、ボートの支柱10
の変形、屈曲、ねじれ等といった様々な形態で表われ、
ボートの高さ方向、水平方向及びθ(回転)方向に均等
或いは不均等な形で発生し、予測が困難である。
【0017】従って、支持ボートの繰り返し使用によ
り、これがある程度、変形したと思われるころに支持ボ
ート2のウエハと直接当接する支持部16の座標位置を
訂正して再セットする必要が生ずる。また、この処理装
置を最初に立ち上げる場合にも、支持ボートに対するア
クセス位置を覚え込ませる必要が生ずる。この場合、従
来方法においては、前述のように支持ボート2の最上端
と最下端の支持部16A、16Bの3次元座標のみを実
際に手動でアクセスして検出し、他の部分の支持部の座
標は演算で求めていたが、これでは、ボートの変形に対
応することができず、ウエハを落下させてしまう恐れも
ある。
【0018】そこで、本発明方法においては、上記した
最上端の支持部16Aと最下端の支持部16Bの3次元
座標に加え、他の部分の支持部の3次元座標も少なくと
も1箇所、すなわち全体で少なくとも3箇所の3次元座
標を基準として検出し、これらを基にして他の部分の座
標を演算により求めるようにしてボート変形に対応させ
ている。以下に、図4を参照して実際の変形態様に対す
る3次元座標の検出位置について説明する。尚、図4の
変形状態は、理解を容易にするために強調して記載して
ある。
【0019】図4(A)は補強部材を設けていない支持
ボート2の変形状態を示しており、支柱10が途中で2
箇所屈曲している状態を示している。尚、以下に記す変
節点とは、変形している支柱10の角度や曲率が急激に
変化する点を指すものと定義する。図4(A)に示す場
合には、点P3、P4の2箇所が変節点となっており、
従って、このり2箇所の変節点P3、P4に対応する支
持部16と最上端の支持部16Aの位置P1及び最下端
の支持部16Bの位置P2の計4ヵ所で3次元座標を検
出する。まず、演算制御部44のモードをティーチング
モードにし、次に、手動により移載アーム18を上記各
点P1〜P4に順次精度良くアクセスさせ、その都度、
セットボタン50を押す。これにより、各点P1〜P4
にアームを位置させると、その時の座標位置が各モータ
部20、38、40のエンコーダから3次元座標検出部
42に取り込まれる。
【0020】そして、演算制御部44では、この取り込
んだ4つの3次元座標を基準値として、座標値間の距離
をそれらの間に介在する支持部16の数で割ることによ
って均等に分割する。これにより、他の部分の支持部1
6の位置座標を演算により求めることができる。この場
合、変節点P3,P4の位置を基準座標としているの
で、変節点に位置する支持部及び変節点とボート最上端
或いはボート最下端との間に位置する支持部の位置座標
を精度良く演算で求めることができ、ボート変形に対応
することができる。ここで検出した3次元座標及び演算
で求めた3次元座標は、記憶部46に記憶される。
【0021】このようにして、ティーチングモードが終
了すると通常動作モードに移行し、上記した記憶部46
に記憶された各支持部16の座標に基づいてウエハ移載
のために移載アーム18がアクセスすることになる。図
4(B)は支持ボート2が変形して上端板12と下端板
14が横方向にずれ、且つ各支柱10が太鼓状に外側へ
屈曲して変形している状態を示す。この変形態様では、
支柱10の長さ方向の略中央部が最も変形量が大きく、
変節点P3となっている。従って、この場合には、最上
端の支持部16Aの点P1と最下端の支持部16Bの点
P2に加え、略中央部の支持部の点P3の3次元座標を
基準座標として前述したと同様な方法で検出する。
【0022】図4(C)は3つの補強部材28を介設し
た支持ボートの変形態様を示しており、この場合には、
変形を拘束する補強部材28を節として変形が生ずるこ
とから補強部材28間や補強部材28と上端板12或い
は下端板14との間の支柱の変形は略均一な変形状態と
なる傾向にある。そこで、この場合には、最上端の支持
部16Aの点P1と最下端の支持部16Bの点P2に加
え、各補強部材28に対応する支持部16の点P3、P
4、P5の3次元座標を基準座標として前述したと同様
な方法で検出する。図4(D)は図4(C)の場合と同
様に3つの補強部材28を介設した支持ボートの別の変
形形態を示しており、この場合には補強部材28間や補
強部材28と上端板12或いは下端板14との間の支柱
の変形は均一な変形状態となっていない。従って、この
場合に、図4(C)に示すようなティーチング方法を採
用すると、例えば補強部材28間の略中央部の誤差量が
非常に大きくなってウエハの脱落の恐れが生じてしま
う。そこで、この場合には、図4(C)に示した点P1
〜P5に加え、上下に隣り合う補強部材28間の略中央
部の位置P7、P8、最上端の支持部16Aと最上端の
補強部材28Aとの間の略中央部の位置P6及び最下端
の支持部16Bと最下端の補強部材28Bとの間の略中
央部の位置P9の3次元座標を基準位置として前述した
と同様な方法で検出すればよい。
【0023】このように、本実施例では、移載アームの
ティーチングを行なうに際して、上下端の支持部以外に
も少なくとも1以上の支持部の3次元座標を基準として
他の部分の支持部の座標を算出するようにしたので、支
持ボートの変形に対応させて位置精度の高い座標を決定
することができる。尚、上記した変形形態や基準座標の
取り方は単に一例を示したに過ぎず、ボートの変形状態
に対応させて種々異なった箇所で基準座標を検出するよ
うにしてもよいのは勿論である。また、支持部は、支柱
に溝を切削することにより形成されるが、この種の支持
部に限定されずに本発明はどのようなタイプの支持部に
も適用でき、例えばリング状の支持部にも適用できるの
は勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移載アー
ムのティーチング方法及び熱処理装置によれば、次のよ
うに優れた作用効果を発揮することができる。移載アー
ムのティーチングに際して、上下端の支持部と、更に途
中の少なくとも一カ所の支持部との合計3カ所以上の3
次元座標を検出して求め、これらを基準位置として他の
部分の支持部の座標を演算により求めるようにしたの
で、支持ボートが変形しても、これに対応させてかなり
正確に実際の支持部の座標を簡単に求めることができ
る。従って、被処理体の移載ミス等の発生を大幅に抑制
することができる。また、基準座標の検出箇所としてボ
ート変形の変節点の支持部や、ボートに補強部材を設け
てある場合にはこの補強部材に対応する支持部の3次元
座標を求めることにより、他の部分の支持部の実際の座
標を一層精度よく求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移載アームを備えた縦型熱処理装置の全体を示
す全体構成図である。
【図2】支持ボートを示す側面図である。
【図3】支持ボートを示す平面図である。
【図4】支持ボートの変形状態と基準座標の検出箇所を
示す図である。
【図5】移載アームの従来のティーチング方法を説明す
るための説明図である。
【符号の説明】
2 支持ボート 4 ボート昇降機構 10 支柱 12 上端板 14 下端板 16 支持部 16A 最上端の支持部 16B 最下端の支持部 18 移載アーム 26 アーム制御部 28 補強部材 30 縦型熱処理装置 38 ボート用のエンコーダ付きのモータ部 40 アーム用のエンコーダ付きのモータ部 42 座標検出部 44 演算制御部 46 記憶部 48 ドライバ 50 セットボタン W 半導体ウエハ(被処理体)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−72513(JP,A) 特開 平7−142553(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B25J 9/10 H01L 21/22 511 B65G 49/07

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を支持する複数の支持部をその
    長さ方向に沿って所定のピッチで設けてある支持ボート
    に対して被処理体を移載するための移載アームが相対接
    近すべき位置を教え込むためのティーチング方法におい
    て、前記複数の支持部の内、最上端に位置する支持部
    と、最下端に位置する支持部と、前記2つの支持部以外
    の支持部であって前記支持ボートの変節点に位置する支
    持部を含む少なくとも1つの支持部とに、手動により前
    記移載アームを接近させて前記各支持部の3次元座標を
    求めて記憶し、次に、これらの記憶値に基づいて前記他
    の各支持部の3次元座標を演算により求めるように構成
    したことを特徴とする移載アームのティーチング方法。
  2. 【請求項2】 被処理体を支持する複数の支持部をその
    長さ方向に沿って所定のピッチで設けてあると共に途中
    に変形防止用の補強部材を設けてある支持ボートに対し
    て被処理体を移載するための移載アームが相対接近すべ
    き位置を教え込むためのティーチング方法において、前
    記複数の支持部の内、最上端に位置する支持部と、最下
    端に位置する支持部と、前記補強部材に対応して位置す
    る支持部とに、手動により前記移載アームを接近させて
    前記各支持部の3次元座標を求めて記憶し、次に、これ
    らの記憶値に基づいて前記他の各支持部の3次元座標を
    演算により求めるように構成したことを特徴とする移載
    アームのティーチング方法。
  3. 【請求項3】 手動により前記移載アームを接近させる
    支持部には、前記最上端に位置する支持部と、前記最下
    端に位置する支持部と、前記補強部材に対応して位置す
    る支持部とに加えて、前記補助部材間の略中心に位置す
    る支持部材、前記支持ボートの上端と前記最上端の補助
    部材との間の略中心に位置する支持部材及び前記支持ボ
    ートの下端と前記最下端の補強部材との間の略中心に位
    置する支持部材とを含むことを特徴とする請求項2記載
    の移載アームのティーチング方法。
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