JP3295247B2 - パネルベンダ用マニピュレータの制御装置 - Google Patents

パネルベンダ用マニピュレータの制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパネルベンダ用マニピュ
レータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パネルベンダ本体の前方に配置されたワ
ークテーブル上のワークを上下より把持し、パネルベン
ダの折曲加工線(X軸方向)の中央位置(マシンセンタ
位置)にてパネルベンダによる折曲加工線に直交するY
軸方向に前後進し、ワーク把持部に設けられたターンテ
ーブルによりワークを水平旋回せしめることにより、ワ
ークの位置決め移動を行うパネルベンダ用マニピュレー
タが知られており、これは特開平1−309729号公
報に示されている。
【0003】このパネルベンダ用マニピュレータの制御
装置は、曲げ形状、フランジ高さ、底辺寸法などの製品
形状データを与えられて動作シーケンスおよび位置決め
データを生成し、それらデータをNC装置に入力する。
【0004】この制御装置は、曲げ通り精度を確保する
ために、常にパネルベンダの折曲加工線の中央位置とワ
ークの折曲辺のX軸方向の中央位置とが合致する状態に
て折曲げが行われるよう、即ちセンタベントによる折曲
げが行われるように動作シーケンスおよび位置決めデー
タを生成し、そして一回のワーク把持ではセンタベント
による折曲げが行われない場合には、折曲工程途中での
ワークの掴み変えを含む動作シーケンスおよび位置決め
データを生成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】常にセンタベントによ
る折曲げが行われると、折曲げ加工製品の曲げ通り精度
は確実に向上するが、その反面、折曲げ工程途中でのワ
ークの掴み変え動作により一つの製品を加工するのに要
する時間が掛かり、タクトタイムが長くなる欠点があ
る。
【0006】ところで、折曲げ加工製品によっては、さ
ほど高い曲げ通り精度を要求されないものもあり、また
板厚やワークの材質によっては、厳格にセンタベントに
よる折曲げが行われなくても、要求を満たす曲げ通り精
度が確保される場合がある。
【0007】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、タクトタイムを犠牲にして製品の曲
げ通り精度を絶対的に確保する制御モードとタイトタイ
ムを優先した制御モードとが各製品加工毎にオペレータ
によって選択され、ユーザの要求事項に応じた態様にて
折曲げ加工が行われるようにするパネルベンダ用マニピ
ュレータの制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成す
るため、本発明によるパネルベンダ用マニピュレータの
制御装置は、パネルベンダ本体の前方に配置されたワー
クテーブル上のワークを把持し、ワークの位置決め移動
を行うパネルベンダ用マニピュレータの制御装置におい
て、製品形状データを与えられて常にセンタベントによ
る折曲げが行われるようにワークを掴み変え把持する動
作シーケンスおよび位置決めデータを生成するセンタベ
ント動作データ生成部と、ワークの掴み変え回数を低減
して可及的にセンタベントによる折曲げが行われるよう
にワークを掴み変え把持する動作シーケンスおよび位置
決めデータを生成するタクトタイム優先動作データ生成
部とを有し、前記センタベント動作データ生成部と前記
タクトタイム優先動作データ生成部とがオペレータ指令
により使い分けられるよう構成されていることを特徴と
している。
【0009】本発明によるパネルベンダ用マニピュレー
タの制御装置においては、前記タクトタイム優先動作デ
ータ生成部は、オペレータ指令によるワーク掴み変え回
数を入力し、当該ワーク掴み変え回数をもって動作シー
ケンスおよび位置決めデータを生成、あるいはマニピュ
レータがパネルベンダと干渉しない範囲でワークの掴み
変え回数が最小限になるよう動作シーケンスおよび位置
決めデータを生成するよう構成されていてよい。
【0010】本発明による制御装置が適用されるパネル
ベンダ用マニピュレータは、パネルベンダ本体の前方に
配置されたワークテーブル上のワークを上下より把持
し、パネルベンダの折曲げ加工線の中央位置にてパネル
ベンダによる折曲げ加工線に直交する方向に前後進し、
ワーク把持部にワークを水平旋回せしめるターンテーブ
ルを有していてよい。
【0011】
【作用】上述の如き構成によれば、オペレータ指令によ
ってセンタベント動作データ生成部の使用が選択された
場合には、与えられた製品形状データに応じて常にセン
タベントによる折曲げが行われるようにワークを掴み変
え把持する動作シーケンスおよび位置決めデータが生成
される。
【0012】これに対し、オペレータ指令によってタク
トタイム優先動作データ生成部の使用が選択された場合
には、与えられた製品形状データに応じて入力指定のワ
ーク掴み変え回数あるいはマニピュレータがパネルベン
ダと干渉しない範囲で最小限に設定されたワークの掴み
変え回数を守って可及的にセンタベントによる折曲げが
行われるようにワークを掴み変え把持する動作シーケン
スおよび位置決めデータが生成される。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0014】図1は本発明によるパネルベンダ用マニピ
ュレータの制御装置が適用されるパネルベンダ装置の一
実施例を示している。図1において、符号1はパネルベ
ンダ本体を全体的に示しており、パネルベンダ本体1
は、下部押さえ金型3を有する固定フレーム5と、上部
押さえ金型5を有する可動クランプビーム7と、正曲げ
金型9と逆曲げ金型11とを取り付けられたベントビー
ム13とを有し、可動クランプビーム7とベントビーム
13とは各々個別の駆動手段(図示省略)により駆動さ
れる。
【0015】パネルベンダ本体1の前方にはワークテー
ブル15が固定配置されている共にマニピュレータ17
が設けられている。
【0016】マニピュレータ17は、全体をY軸方向
(図1にて左右方向)に延在するリニアガイドレール1
9上に搭載されてパネルベンダ本体1のX軸方向(図1
の紙面を直角に貫通する方向)に延在する折曲げ加工線
の中央位置にて、即ちマシンセンタにてY軸方向に前後
進可能で、図示されていないY軸サーボモータによって
Y軸方向に位置決め駆動される。
【0017】マニピュレータ17は、下部クランクアー
ム21と、下部クランクアーム21に枢軸23により略
上下方向に回動可能に接続された上部クランクアーム2
5と、下部クランクアーム21と上部クランクアーム2
5とに互いに同心の垂直軸線周りに回転可能に設けられ
たターンテーブル27、29とを有し、例えば流体圧シ
リンダ装置41により駆動されてワークテーブル15の
ワークWをターンテーブル27、29によって上下より
挟み込むようにして把持する。
【0018】このターンテーブル27、29の回転によ
りワークWが水平旋回し、ワークWの次の折曲げ片がパ
ネルベンダ本体1の側に向くようにし、換言すれば、ワ
ークWの次の折曲げ片の折曲げ線とパネルベンダ本体1
の折曲げ加工線とが平行になるようにし、マニピュレー
タ17全体のY軸方向移動によってワークWをパネルベ
ンダ本体1に対して前進移動させ、ワークWのパネルベ
ンダ本体1に対する位置決めを行う。
【0019】図2は本発明によるパネルベンダ用マニピ
ュレータの制御装置を含むパネルベンダの制御系を示し
ている。
【0020】コンピュータ41は、パネルベンダ用マニ
ピュレータの制御装置をなしており、このコンピュータ
41はディスプレイ43による画面表示のもとにキーボ
ード45より曲げ形状、フランジ高さ、底辺寸法などの
製品形状データを記述された製品加工プログラム、各種
パラメータなどを入力し、これらを記憶装置47に格納
する。
【0021】コンピュータ41は、製品形状データを与
えられて常にセンタベントによる折曲が行われるように
ワークを掴み変え把持するマニピュレータ17の動作シ
ーケンスおよび位置決めデータを生成するセンタベント
動作データ生成部49と、オペレータ指令によるワーク
掴み変え回数をキーボード45より入力し、このワーク
掴み変え回数をもって可及的にセンタベントによる折曲
が行われるようにワークを掴み変え把持するマニピュレ
ータ17の動作シーケンスおよび位置決めデータを生成
するタクトタイム優先動作データ生成部51とを有して
おり、センタベント動作データ生成部49とタクトタイ
ム優先動作データ生成部51の何れかがキーボード45
によるキー入力によって、即ちオペレータ指令によって
選択使用される。
【0022】コンピュータ41は、センタベント動作デ
ータ生成部49あるいはタクトタイム優先動作データ生
成部51により生成されたマニピュレータ17の動作シ
ーケンスおよび位置決めデータをNC装置53へ出力す
る。
【0023】図3は本発明によるパネルベンダ用マニピ
ュレータの制御装置の動作データ生成ルーチンを示して
いる。
【0024】この動作データ生成ルーチンにおいては、
先ず、記憶装置37に格納されている製品加工プログラ
ムより曲げ形状、フランジ高さ、底辺寸法など製品形状
データを入力する(ステップ10)。
【0025】次にタクトタイム優先モードが選択された
か、センタベントモードが選択されたかを判別する(ス
テップ20)。なお、デフォルトモードはセンタベント
モードであってよく、キーボード35よりモード変更の
指示が入力されない限り、センタベントモードが選択さ
れる。
【0026】センタベントモードが選択された場合に
は、入力した製品形状データは、センタベント動作デー
タ生成部49に与えられ、常にセンタベントによる折曲
げが行われるようにワークを掴み変え把持するマニピュ
レータ17の動作シーケンスおよび位置決めデータをセ
ンタベント動作データ生成部49が生成する(ステップ
30)。
【0027】これに対しタクトタイム優先モードが選択
された場合には、入力した製品形状データは、タクトタ
イム優先動作データ生成部51に与えられ、キーボード
35よりの掴み変え回数の入力待ちになる(ステップ4
0)。
【0028】掴み変え回数が入力されると、このワーク
掴み変え回数をもって可及的にセンタベントによる折曲
げが行われるようにワークを掴み変え把持するマニピュ
レータ17の動作シーケンスおよび位置決めデータをタ
クトタイム優先動作データ生成部51が生成する(ステ
ップ50)。
【0029】次に入力されたワーク掴み変え回数による
動作シーケンスおよび位置決め動作ではマニピュレータ
17がパネルベンダ本体1に干渉するか否かのエラーチ
ェックを行う(ステップ60)。マニピュレータ17が
パネルベンダ本体1に干渉する場合には、ステップ40
に戻ってキーボード35よりの掴み変え回数の変更入力
待ちになる。
【0030】ここで、図4に示されている形状の箱曲げ
加工を〜の順序で行う場合を例にとって、マニピュ
レータ17の動作シーケンスおよび位置決め動作をセン
タベントモードによる場合とタクトタイム優先モードに
よる場合について、図5、図6を用いて説明する。
【0031】なお、図5、図6の(a)〜(d)はセン
タベントモードによる場合のマニピュレータ17の動作
シーケンスおよび位置決め動作を示している。なお、図
5(a)〜(d)において、符号Pはマニピュレータ1
7によるワーク把持位置を、中心線Cmはパネルベンダ
本体1の折曲げ加工線(X軸方向)の中央位置を通る中
心線、中心線CaはワークWのX方向辺(長辺)の中央
位置を通る中心線、中心線CbはワークWのY方向辺
(短辺)の中央位置を通る中心線を各々示している。
【0032】図4に示されている形状の箱曲げ加工にお
いては、Y寸法が小さいため、X方向の2辺を折曲げす
る場合に、ワークWのY方向辺(短辺)の中央をマニピ
ュレータ17によって把持していたのでは、マニピュレ
ータ17とパネルベンダ本体1は干渉するから、この2
辺の折曲げに際して掴み変えを必ず行う必要がある。
【0033】図5(a)〜(d)はセンタベントモード
による場合のマニピュレータ17の動作シーケンスおよ
び位置決め動作を示している。
【0034】この場合には、先ず図5(a)に示されて
いるように、ワークWのY方向辺の中心線Cbがパネル
ベンダ本体1の中心線Cmに合致する位置にワークWの
原点セット(ワーク搬入)を行う。そしてマニピュレー
タ17をY軸方向に移動させ、中心線Caと中心線Cb
との交点(底辺中心)位置にてワークWをマニピュレー
タ17により把持し、ワークWのY方向辺の中心線Cb
がパネルベンダ本体1の中心線Cmに合致した状態に
て、即ちセンタベントにて辺の折曲げを行う。
【0035】次に図5(b)に示されているように、タ
ーンテーブル27、29によってワークWを180度水
平回転させ、この場合もワークWのY方向辺の中心線C
bがパネルベンダ本体1の中心線Cmに合致した状態に
て、即ちセンタベントにて辺の折曲げを行う。
【0036】次に図5(c)に示されているように、タ
ーンテーブル27、29によってワークWを90度水平
回転させる。これによりワークWのX方向辺の中心線C
aがパネルベンダ本体1の中心線Cmに合致する。この
後にワークWの把持を解放し、干渉回避のためにマニピ
ュレータ17を辺の側へY軸方向移動させ、ワークW
の把持位置を中心線Cb上にて辺の側へ変更する。即
ち一回目の掴み変えを行う。この掴み変え完了後に、ワ
ークWのX方向辺の中心線Caがパネルベンダ本体1の
中心線Cmに合致した状態にて、即ちセンタベントにて
辺の折曲を行う。
【0037】次に図5(d)に示されているように、タ
ーンテーブル27、29によってワークWを180度水
平回転させ、この後にワークWの把持を解放し、干渉回
避のためにマニピュレータ17を辺の側へY軸方向移
動させ、ワークWの把持位置を中心線Cb上にて辺の
側へ変更する。即ち二回目の掴み変えを行う。この掴み
変え完了後に、ワークWのX方向辺の中心線Caがパネ
ルベンダ本体1の中心線Cmに合致した状態にて、即ち
センタベントにて辺の折曲げを行う。
【0038】図6(a)〜(d)はタクトタイム優先モ
ードによる場合のマニピュレータ17の動作シーケンス
および位置決め動作を示している。
【0039】この場合には、先ず図6(a)に示されて
いるように、ワークWのY方向辺の中心線Cbがパネル
ベンダ本体1の中心線Cmより辺の側に所定量ΔXだ
け偏倚した位置にワークWの原点セットを行う。そして
マニピュレータ17をY軸方向に移動させ、中心線Ca
上で、中心線Cbより辺の側に所定量ΔXだけ偏倚し
た位置にてワークWをマニピュレータ17により把持
し、ワークWのY方向辺の中心線Cbがパネルベンダ本
体1の中心線Cmに対して所定量ΔXだけ偏倚した状態
にて、即ちオフセットベントにて4辺の折曲げを行う
辺の折曲げを行う。
【0040】次に図6(b)に示されているように、タ
ーンテーブル27、29によってワークWを180度水
平回転させ、ワークWのY方向辺の中心線Cbがパネル
ベンダ本体1の中心線Cmに対して所定量ΔXだけ偏倚
した状態にて、即ちオフセットベントにて、即ちセンタ
ベントにて辺の折曲げを行う。
【0041】次に図6(c)に示されているように、タ
ーンテーブル27、29によってワークWを90度水平
回転させる。これによりワークWのX方向辺の中心線C
aがパネルベンダ本体1の中心線Cmに合致する。この
時のワークWのY軸方向の把持位置は中心線Cbより所
定量ΔXだけ辺の側に偏倚しており、予め干渉回避を
考慮したワーク把持がなされている。そしてワークWの
X方向辺の中心線Caがパネルベンダ本体1の中心線C
mに合致した状態にて、即ちセンタベントにて辺の折
曲げを行う。
【0042】次に図6(d)に示されているように、タ
ーンテーブル27、29によってワークWを180度水
平回転させ、この後にワークWの把持を解放し、干渉回
避のためにマニピュレータ17を辺の側へY軸方向移
動させ、ワークWの把持位置を中心線Cb上にて辺の
側へ変更する。即ち一回目の掴み変えを行う。この掴み
変え完了後に、ワークWのX方向辺の中心線Caがパネ
ルベンダ本体1の中心線Cmに合致した状態にて、即ち
センタベントにて辺の折曲げを行う。
【0043】このようにタクトタイム優先モードによる
場合は、センタベントモードによる場合に比して一つの
ワークの折曲げ加工におけるワーク掴み変え回数が低減
し、タクトタイムが短縮される。しかし、オフセットベ
ントを含むため、製品の曲げ通り精度がセンタベントに
よる場合よりも低下する。この精度低下量は、ワーク寸
法により決まるオフセット量、ワークに板厚、材質、曲
げ角度により変化するから、試し加工によりオフセット
ベントが製品に影響がないかを調べ、掴み変えに関する
データを入力し直せばよい。
【0044】タクトタイム優先動作データ生成部51
は、上述の実施例以外に、マニピュレータ17がパネル
ベンダ本体1と干渉しない範囲でワークの掴み変え回数
が最小限になるよう動作シーケンスおよび位置決めデー
タを生成してもよく、この場合の動作データ生成ルーチ
ンが図7に示されている。
【0045】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
によるパネルベンダ用マニピュレータの制御装置によれ
ば、オペレータ指令によりセンタベント動作データ生成
部とタクトタイム優先動作データ生成部の選択使用がさ
れることにより、タクトタイムを犠牲にして製品の曲げ
通り精度を絶対的に確保する制御モードとタイトタイム
を優先した制御モードとが各製品加工毎にユーザ選択さ
れ、ユーザの要求事項に応じた態様にて折曲げ加工が行
われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパネルベンダ用マニピュレータの
制御装置が適用されるパネルベンダ装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明によるパネルベンダ用マニピュレータの
制御装置を含むパネルベンダの制御系を示すブロック線
図である。
【図3】本発明によるパネルベンダ用マニピュレータの
制御装置の動作データ生成ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図4】曲げ形状の一例を示す説明図である。
【図5】(a)〜(d)はセンタベントモードによる場
合のマニピュレータの動作シーケンスおよび位置決め動
作を示す工程図である。
【図6】(a)〜(d)はタクトタイム優先モードによ
る場合のマニピュレータの動作シーケンスおよび位置決
め動作を示す工程図である。
【図7】本発明によるパネルベンダ用マニピュレータの
制御装置の他の動作データ生成ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 パネルベンダ本体 17 マニピュレータ 27、29 ターンテーブル 41 コンピュータ 47 記憶装置 49 センタベント動作データ生成部 51 タクトタイム優先動作データ生成部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルベンダ本体の前方に配置されたワ
    ークテーブル上のワークを把持し、ワークの位置決め移
    動を行うパネルベンダ用マニピュレータの制御装置にお
    いて、 製品形状データを与えられて常にセンタベントによる折
    曲げが行われるようにワークを掴み変え把持する動作シ
    ーケンスおよび位置決めデータを生成するセンタベント
    動作データ生成部と、ワークの掴み変え回数を低減して
    可及的にセンタベントによる折曲げが行われるようにワ
    ークを掴み変え把持する動作シーケンスおよび位置決め
    データを生成するタクトタイム優先動作データ生成部と
    を有し、前記センタベント動作データ生成部と前記タク
    トタイム優先動作データ生成部とがオペレータ指令によ
    り使い分けられるよう構成されていることを特徴とする
    パネルベンダ用マニピュレータの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記タクトタイム優先動作データ生成部
    は、オペレータ指令によるワーク掴み変え回数を入力
    し、当該ワーク掴み変え回数をもって動作シーケンスお
    よび位置決めデータを生成することを特徴とする請求項
    1記載のパネルベンダ用マニピュレータの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記タクトタイム優先動作データ生成部
    はマニピュレータがパネルベンダと干渉しない範囲でワ
    ークの掴み変え回数が最小限になるよう動作シーケンス
    および位置決めデータを生成することを特徴とする請求
    項1記載のパネルベンダ用マニピュレータの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記パネルベンダ用マニピュレータは、
    パネルベンダ本体の前方に配置されたワークテーブル上
    のワークを上下より把持し、パネルベンダの折曲げ加工
    線の中央位置にてパネルベンダによる折曲げ加工線に直
    交する方向に前後進し、ワーク把持部にワークを水平旋
    回せしめるターンテーブルを有していることを特徴とす
    る請求項1〜3の何れかに記載のパネルベンダ用マニピ
    ュレータの制御装置。
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ITMI981668A1 (it) * 1998-07-21 2000-01-21 Salvagnini Italia Spa Macchina per la punzonatura e la piegatura di fogli di lamiera
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