JP3529649B2 - 排気装置 - Google Patents

排気装置

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JP3529649B2
JP3529649B2 JP37197998A JP37197998A JP3529649B2 JP 3529649 B2 JP3529649 B2 JP 3529649B2 JP 37197998 A JP37197998 A JP 37197998A JP 37197998 A JP37197998 A JP 37197998A JP 3529649 B2 JP3529649 B2 JP 3529649B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、他の排気装置と
共に、同一の屋内で使用される排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家屋の浴室やトイレには、屋
外への排気を行うための排気口が設けられ、該排気口の
付近に設けられた排気ファンを作動させることで、屋内
の湿気や臭気を伴う空気等を屋外に排出するようにして
いた。
【0003】このように排気ファンを設ける場合、該排
気ファンによる排気量が大きいほど、速やかに屋外への
排気を行うことができる。しかし、前記排気ファンによ
る排気量を無制限に大きくすると、必要以上に外気が屋
内に侵入して室温が低下したり、マンション等の気密性
が高い住宅においては、屋内が負圧になってドアが開け
難くなる等の弊害が生じるおそれがある。そのため、こ
のような弊害が生じないように、前記排気ファンによる
排気量は十分な余裕を持って、比較的小さい値に設定さ
れていた。
【0004】しかし、このように排気ファンが既に設け
られた屋内に、例えば衣類乾燥機のように屋外への排気
を伴う機器が新たに設けられ、該衣類乾燥機と前記排気
ファンとが同時に使用されると、両者による屋外への排
気量が過剰となるおそれがある。そして、過剰な排気に
より、上述した室温の低下やドアが開け難くなる等の弊
害が生じるという不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記背景を
鑑みてなされたものであり、同じ屋内で、他の排気装置
と併用されたときに、屋外への排気が過剰となることを
防止した排気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、第1ファンを有し、
該第1ファンを作動させることで屋外への排気を行う排
気装置と共に、同じ屋内で使用され、第2ファンと、該
第2ファンの作動を指示する第2作動指示手段と、該第
2作動指示手段の指示に応じて前記第2ファンの作動を
制御する第2ファン制御手段とを有し、前記第2ファン
を作動させることで、屋外への排気を行う排気装置の改
良に関する。
【0007】前記第1ファンを有する排気装置が既に設
置され、該第1ファンの排気量が過剰とならないよう
に、該第1ファンの排気能力が設定されている屋内に、
前記第2ファンを有する本発明の排気装置を新たに設置
すると、前記第1ファンによる屋外への排気と、前記第
2ファンによる屋外への排気とを同時に行ったときに、
屋外への総排気量が過剰となり、必要以上に外気が屋内
に侵入して室温が低下したり、屋内が負圧となってドア
が開け難くなるといった不都合が生じるおそれがある。
【0008】そこで、本発明の第1の実施の態様は、前
記第1ファンの作動状態を検出する作動状態検出手段
と、前記第2ファン作動指示手段により前記第2ファン
の作動が指示され、且つ、前記作動状態検出手段により
前記第1ファンが作動中であることが検出された状態で
あるときに、前記第1ファンと前記第2ファンとによる
総排気量が所定量を超えないように、前記第2ファン制
御手段により前記第2ファンの作動を制御する総排気量
制限処理を行う総排気量制限手段とを備え、前記総排気
量制限手段は、前記第2ファン作動指示手段により前記
第2ファンの作動が指示され、且つ、前記作動状態検出
手段により前記第1ファンが作動中であることが検出さ
れている状態であるときに、前記第2ファンを停止状態
に保持することで、前記総排気量制限処理を行うことを
特徴とする。
【0009】かかる本発明によれば、前記総排気量制限
手段は、前記作動状態検出手段により、前記第1ファン
の作動状態を検知することができる。そのため、前記総
排気量制限手段は、前記第1ファンが作動中であるとき
に、前記第2ファンの作動を制御して、前記総排気量制
御処理を行うことができ、屋外への過剰な排気がなされ
ることを防止することができる。
【0010】なお、前記第1ファンを有する排気装置
と、前記第2ファンを有する本発明の排気装置とが家屋
の建設当初から併設されていた場合であっても、本発明
によれば、前記総排気量制限手段により前記第2ファン
の作動を制御することで、前記総排気量制限処理を行う
ことができる。
【0011】また、前記総排気量制限手段は、前記第2
ファン作動指示手段により前記第2ファンの作動が指示
され、且つ、前記作動状態検出手段により前記第1ファ
ンが作動中であることが検出されている状態であるとき
は、前記第2ファンを最大能力よりも低い回転数で作動
させることで、前記総排気量制限処理を行う。
【0012】これにより、前記総排気量制限手段は、前
記第2ファンによる排気量を少なくすることで、前記第
1ファンと前記第2ファンによる総排気量を抑制して、
前記総排気量制限処理を行うことができる。
【0013】また、本発明の第2の実施の態様は、前記
第1ファンの作動状態を検出する作動状態検出手段と、
前記第2ファン作動指示手段により前記第2ファンの作
動が指示され、且つ、前記作動状態検出手段により前記
第1ファンが作動中であることが検出された状態である
ときに、前記第1ファンと前記第2ファンとによる総排
気量が所定量を超えないように、前記第2ファン制御手
段により前記第2ファンの作動を制御する総排気量制限
処理を行う総排気量制限手段とを備え、前記総排気量制
限手段は、前記第2ファン作動指示手段により前記第2
ファンの作動が指示され、且つ、前記作動状態検出手段
により前記第1ファンが作動中であることが検出されて
いる状態であるときに、前記第2ファンを停止状態に保
持することで、前記総排気量制限処理を行うことを特徴
とする。
【0014】かかる本発明によれば、前記総排気量制限
手段は、前記第1ファンが作動中であるときに、前記第
2ファンを停止状態に保持することで、前記第1ファン
と前記第2ファンによる総排気量を抑制することができ
る。これにより、前記総排気量制限処理を行うことがで
きる。
【0015】また、本発明の第3の実施の態様は、前記
第1ファンの排気量を把握する排気量把握手段と、前記
第2ファン作動指示手段により前記第2ファンの作動が
指示された状態にあるときに、前記排気量把握手段によ
り把握された前記第1ファンの排気量に応じて、前記第
1ファンと前記第2ファンとによる総排気量が所定量を
超えないように、前記第2ファン制御手段により前記第
2ファンの回転速度を変更する総排気量制限処理を行う
総排気量制限手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】かかる本発明によれば、前記総排気量制限
手段は、前記第1ファンの排気量を把握することで、前
記第1ファンと前記第2ファンの総排気量が前記所定量
を超えない範囲で、前記第2ファンを極力速い速度で作
動させることができる。そのため、前記第2ファンの能
力を最大限活用して、前記総排気量制限処理を行うこと
ができる。
【0017】また、前記第1ファンと前記第2ファンと
は、共通の排気管を介して屋外への排気を行い、前記所
定量を該排気管の最大排気量以下に設定したことを特徴
とする。
【0018】マンション等の集合住宅においては、排気
管を設置するスペースが限られることから、前記第1フ
ァンによる排気と前記第2ファンによる排気とを、1本
の共通の排気管を介して行うことが考えられる。この場
合、前記第1ファンと前記第2ファンの総排気量が、前
記排気管の能力を超えると、排気の逆流等により正常な
排気が行われなくなるおそれがある。
【0019】そこで、前記所定量を前記排気管の最大排
気量以下に設定することで、前記総排気量制限手段によ
り、前記第1ファンと前記第2ファンによる総排気量が
前記排気管の最大排気量を越えないように、前記第2フ
ァンの作動が制御され、排気の逆流等が生じることを防
止することができる。
【0020】また、前記総排気量制限手段により、前記
第2ファンの作動が制御されていることを報知する報知
手段を備えたことを特徴とする。
【0021】かかる本発明によれば、前記総排気量制限
処理により、使用者の意に反して、前記第2ファンの回
転速度の変更や停止が行われたときに、前記報知手段に
よる報知を行うことで、使用者が器具の故障と勘違いし
たり、不安を感じることを防止することができる。
【0022】また、本発明の第4の実施の態様は、前記
屋内の負圧を検出する負圧検出手段と、前記第2ファン
作動指示手段により前記第2ファンの作動が指示された
状態であるときに、前記負圧検出手段の検出圧力が所定
値以下となるように、前記第2ファン制御手段により前
記第2ファンの回転速度を変更する負圧制限処理を行う
負圧制限手段と、該負圧制限処理が行われていることを
報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】前記第1ファンと前記第2ファンとによる
排気量が増大するにつれて、屋外から屋内への自然給気
量よりも、屋内から屋外への排気量のほうが多くなり、
室内の負圧が大きくなる。そのため、前記負圧検出手段
の検出圧力が所定値以下となるように、前記第2ファン
の回転速度を制御することで、前記第1ファンと前記第
2ファンとによる総排気量が過剰となることを防止する
ことができる。
【0024】
【0025】さらに、前記負圧制限処理により、使用者
の意に反して、前記第2ファンの回転速度が変更された
ときに、前記報知手段による報知を行うことで、使用者
が器具の故障と勘違いしたり、不安を感じることを防止
することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1〜図8を参照して説明する。図1は本発明の換気装置
である衣類乾燥機を含んだ排気構成図、図2は本発明の
第1の実施の形態における集合排気装置と衣類乾燥機の
制御ブロック図、図3は図2に示した作動状態検出リレ
ーの配線図、図4は図2に示した衣類乾燥機の作動フロ
ーチャート、図5は本発明の第2の実施の形態における
集合排気装置と衣類乾燥機の制御ブロック図、図6は図
5に示した強運転検出リレーと弱運転検出リレーの配線
図、図7は図5に示した衣類乾燥機の作動フローチャー
ト、図8は本発明の第3の実施の形態における集合排気
装置と衣類乾燥機の制御ブロック図である。
【0027】図1を参照して、衣類乾燥機1(本発明の
排気装置に相当する)は、既に集合排気装置2が設けら
れた住宅に後から設置されたものである。集合排気装置
2は、排気ファン3(本発明の第1ファンに相当する)
を作動することで、浴室4に設けられた浴室排気口5か
ら浴室4内の空気を吸引し、また、トイレ6に設けられ
たトイレ排気口7からトイレ6内の空気を吸引する。そ
して、集合排気装置2は、吸引した空気を集合排気管8
(本発明の排気管に相当する)を介して屋外排気口19
から屋外に排出する。集合排気装置2の作動の開始と停
止は、浴室4に設けられた浴室排気スイッチ9、又はト
イレ6に設けられたトイレ排気スイッチ10を使用者が
操作することによって指示される。
【0028】衣類乾燥機1に備えられた熱交換器13
は、給湯器11から給湯管12を介して供給され、給湯
器11と熱交換器13の間を循環する湯の放熱により空
気を加熱する。衣類乾燥機1は、乾燥ファン14(本発
明の第2ファンに相当する)を回転作動させることで、
熱交換器13で過熱された空気を衣類が収容される回転
ドラム15内に吸入すると共に、衣類から放出される湿
潤空気を乾燥排気管16に排出する衣類乾燥運転を行
う。乾燥排気管16は、集合排気管8と接続点17で接
続されているため、乾燥排気管16に排出された湿潤空
気は、集合排気管8を介して屋外に排出される。
【0029】また、衣類乾燥機1は、使用者により衣類
乾燥運転の開始と停止が指示される運転スイッチ18
(本発明の第2ファン作動指示手段に相当する)と、乾
燥ファン14の排気量が制限されているときに点灯する
排気量制限ランプ20(本発明の報知手段に相当する)
とを備える。
【0030】次に、図2〜図4を参照して、本発明の第
1の実施の形態について説明する。図2を参照して、衣
類乾燥機1は乾燥機制御手段25により全体の動作が制
御される。本実施の形態においては、乾燥機制御手段2
5に備えられた乾燥ファン制御手段30(本発明の第2
ファン制御手段に相当する)は、乾燥ファンモータ26
を「高速」と「低速」の2段階の速度で回転作動させ
る。
【0031】また、乾燥ファン制御手段30は、運転ス
イッチ18がON操作されて衣類乾燥運転が開始された
ときに、乾燥ファン14に備えられた乾燥ファンモータ
26を作動させる。これにより乾燥回転羽根27が回転
して、回転ドラム15への熱風の吸入と、回転ドラム1
5からの湿潤空気の排出が行われる。なお、乾燥ファン
モータ26は回転ドラム15の駆動モータとしても使用
される。
【0032】また、集合排気装置2に備えられた排気フ
ァン制御手段21は、浴室排気スイッチ9又はトイレ排
気スイッチ10がON操作されたときに、排気ファン3
に備えられた排気ファンモータ22作動させる。これに
より排気回転羽根23が回転して、浴室排気口5(図1
参照)及びトイレ排気口7(図1参照)から排気が行わ
れる。
【0033】そして、集合排気装置2に備えられた排気
ファン3による排気量は、排気ファン3を単独で作動さ
せたときに、屋外への排気量が過剰になって、外気が必
要以上に屋内に侵入して室温が下がったり、屋内が負圧
になって玄関ドアが開け難くなる等の不都合が生じるこ
とがないように、十分な余裕を持って比較的小さい値に
設定されている。
【0034】ここで、図1に示したように、集合排気装
置2による排気に使用される集合排気管8が既に設置さ
れている住宅に、衣類乾燥機1を後から設置するときに
は、衣類乾燥機1の乾燥排気管16を集合排気管8に接
続し、集合排気管8を共用して屋外への排気を行うよう
にすることで、衣類乾燥機1の排気を屋外に排出するた
めの排気管を新たに設けることが不要となる。そのた
め、衣類乾燥機1の設置費用や設置工期を短縮すること
ができる。
【0035】しかし、衣類乾燥機1を新たに設置して、
乾燥ファン14により排気ファン3と共通の集合排気管
8を介して屋外への排気を行うようにした場合に、乾燥
ファン14と排気ファン3とを同時に作動させると、乾
燥ファン14と排気ファン3とによる総排気量が過剰と
なり、上述したように、外気が必要以上に屋内に侵入す
る等の不都合が生じる。
【0036】そこで、このような不都合が生じることを
防止するため、衣類乾燥機1は、排気ファン3の作動状
態を検出するための作動状態検出リレー28(本発明の
作動状態検出手段に相当する)を備え、また、乾燥機制
御手段25は、乾燥ファン14と排気ファン3の総排気
量を上述した不都合が生じないような所定量以下に制限
する総排気量制限処理を行う総排気量制限手段29を備
える。
【0037】さらに、乾燥ファン14と排気ファン3の
総排気量が集合排気管8の最大排気量を越えると、排気
の逆流等の不都合が生じるおそれがあるため、前記所定
量は集合排気管8の最大排気量(例えば3m3 /mi
n)以下に設定される。
【0038】図3を参照して、作動状態検出リレー28
の駆動コイル40は、モータ22への電源供給ライン
に、モータ22と並列に接続されている。そのため、浴
室排気スイッチ9又はトイレ排気スイッチ10がON操
作されて、排気ファンモータ22に通電されると、作動
状態検出リレー28の駆動コイル40にも通電され、作
動状態検出リレー28のリレー接点41が閉成する。そ
のため、総排気量制限手段29に備えられた総排気量制
限手段29は、作動状態検出リレー28のリレー接点4
1の開閉状態を検出することで、排気ファンモータ22
が作動中であるか否かを検知することができる。
【0039】次に、図1〜図3を参照しつつ、図4に示
したフローチャートに従って、衣類乾燥機1に備えられ
た乾燥機制御手段25の作動について説明する。衣類乾
燥機1は、電源が投入されるとSTEP1で運転スイッ
チ18(図1,図2参照)のON操作待ちとなる。そし
て、使用者により、運転スイッチ18がON操作される
と、乾燥機制御手段25は前記衣類乾燥運転を開始す
る。乾燥機制御手段25は、先ずSTEP2で給湯器1
1(図1,図2参照)を起動して、給湯器11から熱交
換器13(図1,図2参照)への給湯を開始させる。
【0040】次のSTEP3〜STEP5及びSTEP
3から分岐したSTEP20〜STEP21は、総排気
量制限手段29(図2参照)による処理である。図3を
参照して、STEP3で、作動状態検出リレー28のリ
レー接点41の開閉状態から、排気ファンモータ22が
作動状態(排気ファン3が作動状態)であることを認識
したときは、STEP3からSTEP20に分岐する。
そして、総排気量制限手段29は、乾燥ファン制御手段
30を介して乾燥ファン14を低速で作動させること
で、前記総排気量制限処理を行う。
【0041】ここで、乾燥ファン14の低速作動時の回
転速度は、乾燥機1の設置時に設置作業者が風量センサ
等を用いて排気ファン3の排気量を測定して決定する。
即ち、設置作業者は、乾燥ファン14の低速作動時の排
気量が、測定した排気ファン3の排気量と前記所定量と
の差以上とならないように、乾燥ファン14の低速作動
時の回転速度を決定する。そして、設置作業者は、衣類
乾燥機1に備えられた速度変更ダイヤル(図示しない)
を操作して、乾燥ファン14の低速作動時の回転速度を
設定する。
【0042】そのため、STEP20で、乾燥ファン2
0を低速作動させ、乾燥ファン14と排気ファン3とが
同時に作動した状態となっても、乾燥ファン14と排気
ファン3との総排気量が前記所定量を超えることはな
い。これにより、上述した、屋外への過剰な排気により
外気が必要以上に屋内に侵入して室温が下がったり、屋
内が負圧になって玄関ドアが開け難くなる等の不都合が
生じることを防止している。
【0043】続くSTEP21で、総排気量制限手段2
9は、排気量制限ランプ20(図1,図2参照)を点灯
させて、衣類乾燥機1の排気量が強制的に抑制されてい
ることを報知する。この報知により、衣類乾燥機1の乾
燥ファン14の回転速度が急に下がったことに対して、
使用者が衣類乾燥機の故障と勘違いしたり、不安感を抱
くことを防止している。
【0044】一方、STEP3で、作動状態検出リレー
28の接点41の開閉状態から、排気ファンモータ22
が停止状態(排気ファン3が停止状態)であることを認
識したときはSTEP4に進み、総排気量制限手段29
は、乾燥ファン制御手段30を介して乾燥ファン14を
高速で作動させて前記衣類乾燥運転を行う。尚、高速作
動時の乾燥ファン14の回転速度は、当然、乾燥ファン
14の高速作動時の排気量が前記所定量以下となるよう
に設定される。
【0045】そして、乾燥機制御手段25は、STEP
6で、回転ドラム15内に設けられて衣類の温度を検出
する衣類温度センサ(図示しない)や、回転ドラム15
から排出される空気の温度を検出する排気温センサ(図
示しない)の検出温度から、回転ドラム15内の衣類の
乾燥が終了したと判断したときは、STEP6からST
EP8に分岐する。
【0046】また、STEP7で、運転スイッチ18が
OFF操作されたときにも、STEP8に進む。そし
て、乾燥機制御手段25は、STEP8で給湯器11の
作動を停止し、STEP9で乾燥ファン制御手段30を
介して乾燥ファンの作動を停止し、STEP10で排気
量制限ランプ20を消灯して衣類乾燥運転を終了する。
【0047】尚、本実施の形態では、STEP20で乾
燥ファン14を低速作動させるようにしたが、乾燥ファ
ン14の作動を停止状態とすることで、乾燥ファン14
と排気ファン3との総排気量が前記所定量を越えること
を防止するようにしてもよい。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図1及び図5〜図7を参照して説明する。尚、前記
第1の実施の形態と同一の構成については、同一の符号
を付して説明を省略する。
【0049】本実施の形態の全体的な構成は、図1に示
した前記第1の実施の態様と同様であるが、集合排気フ
ァン3の回転速度が高速と低速の2段階に切り換わる点
と、衣類乾燥機1の乾燥ファン14の回転速度の上限
が、「高速」、「中速」、「低速」の3段階に切り替わ
る点とが相違する。
【0050】図5を参照して、浴室4(図1参照)に
は、使用者の操作に応じて排気ファン3の回転速度の切
替えを指示する浴室排気強弱スイッチ50が備えられ
る。また、トイレ6(図1参照)にも、使用者の操作に
応じて排気ファン3の回転速度の切替えを指示するトイ
レ排気強弱スイッチ51が備えられる。そして、排気フ
ァン制御手段21は、浴室排気強弱スイッチ50及びト
イレ排気強弱スイッチ51の指示に応じて、排気ファン
3の回転速度を「高速」(強運転)と低速(弱運転)の
2段階に切替える。
【0051】また、本実施の形態の衣類乾燥機1は、使
用者の設定により衣類乾燥運転のコース選択が可能であ
り、急速乾燥コース(乾燥ファン14を最大能力の10
0%で作動させる)、通常乾燥コース(乾燥ファン14
を最大能力の90%で作動させる)、及びふんわり乾燥
コース(乾燥ファン14を最大能力の80%で作動させ
る)の3コースが選択される。衣類乾燥機1に備えられ
た乾燥機制御手段25は、選択されたコースに応じて、
乾燥ファン制御手段30を介して乾燥ファン14の回転
速度を制御する。
【0052】また、衣類乾燥機1は、浴室排気強弱スイ
ッチ50とトイレ排気強弱スイッチ51のうち、少なく
ともいずれか一方が強運転を指示した状態であるか否か
を検出する強運転検出リレー52(本発明の排気量把握
手段に相当する)と、浴室排気強弱スイッチ50とトイ
レ排気強弱スイッチ51のうち、少なくともいずれか一
方が弱運転を指示した状態であるか否かを検出する弱運
転検出リレー53(本発明の排気量把握手段に相当す
る)とを備える。
【0053】図6を参照して、排気ファン制御手段21
は、浴室排気スイッチ9とトイレ排気スイッチ10の少
なくともいずれか一方がON状態にあるときに排気ファ
ンモータ22を作動させる。そして、浴室排気強弱スイ
ッチ50とトイレ排気強弱スイッチ51の少なくともい
ずれか一方が「強」に設定されているときは、排気ファ
ンモータ22を高速で作動させ(強運転)、浴室排気強
弱スイッチ50とトイレ排気強弱スイッチ51の双方が
「弱」に設定されているときは、排気ファンモータ22
を低速で作動させる(弱運転)。
【0054】また、浴室排気スイッチ9とトイレ排気ス
イッチ10の少なくともいずれか一方がON状態にあ
り、且つ、浴室排気強弱スイッチ50とトイレ強弱スイ
ッチ51の少なくともいずれか一方が「強」に設定され
ているときは、強運転検出リレー52の駆動コイル54
に通電されて、強運転検出リレー52のリレー接点55
が閉成する。また、浴室排気スイッチ9とトイレ排気ス
イッチ10の少なくともいずれか一方がON状態にあ
り、且つ、浴室排気強弱スイッチ50とトイレ強弱スイ
ッチ51の少なくともいずれか一方が「弱」に設定され
ているときは、弱運転検出リレー53の駆動コイル56
に通電されて、弱運転検出リレー53のリレー接点57
が閉成する。
【0055】そのため、乾燥機制御手段25に備えられ
た総排気量制限手段29は、強運転検出リレー52のリ
レー接点55の開閉状態と、弱運転検出リレー53のリ
レー接点57の開閉状態とを検出することで、排気ファ
ンモータ22の作動状態(排気ファン3の作動状態)を
認識し、排気ファン3の排気量を把握することができ
る。即ち、総排気量制限手段29は、リレー接点55と
リレー接点57が共に開状態にあるときは、ファンモー
タ22が停止状態にあり、リレー接点55が閉状態にあ
るときはファンモータ22が強運転状態にあり、リレー
接点55が開状態にあり且つリレー接点57が閉状態に
あるときはファンモータ22が弱運転状態にあると認識
して、排気ファン3の排気量を把握することができる。
【0056】次に、図1,図5,及び図6を参照しつ
つ、図7に示したフローチャートに従って、本実施の形
態における乾燥機制御手段25の作動について説明す
る。前記第1の実施の形態と同様、衣類乾燥機1は、電
源が投入されるとSTEP31で運転スイッチ18(図
1,5参照)のON操作待ちとなる。そして、使用者に
より、運転スイッチ18がON操作されると、乾燥機制
御手段25は前記衣類乾燥運転を開始する。乾燥機制御
手段25は、先ずSTEP32で給湯器11(図1,図
5参照)を起動して、給湯器11から熱交換器13(図
1,図5参照)への給湯を開始させる。
【0057】次のSTEP33からSTEP35及びS
TEP33から分岐したSTEP50〜STEP52と
STEP60〜STEP61は、総排気量制限手段29
(図5参照)による処理である。図6を参照して、総排
気量制限手段29は、強運転検出リレー52のリレー接
点55の開閉状態と、弱運転検出リレー53のリレー接
点57の開閉状態とから、排気ファンモータ22が強運
転状態であることを認識したときは、STEP34に進
む。そして、総排気量制限手段29は、前記コース選択
に拘わらず、乾燥ファン制御手段30を介して乾燥ファ
ン3を「低速」を上限として作動させることで、前記総
排気量制限処理を行う。
【0058】ここで、「低速」での乾燥ファンモータ2
6の回転速度は、乾燥機1の設置時に設置作業者が風量
センサ等を用いて排気ファン3の強運転における排気量
を測定して決定する。即ち、設置作業者は、乾燥ファン
14の排気量が、測定した強運転における排気ファン3
の排気量と前記所定量との差以上とならないように、乾
燥ファン14の「低速」での回転速度を決定する。そし
て、設置作業者は、衣類乾燥機1に備えられた「低速」
設定用の速度変更ダイヤル(図示しない)を操作して、
乾燥ファン14の「低速」での回転速度を設定する。
【0059】そのため、総排気量制限手段29は、ST
EP34で、排気ファン3が強運転状態にあるときに、
乾燥ファン20を「低速」を上限として作動させること
で、乾燥ファン14と排気ファン3との総排気量が前記
所定量を超えることを防止することができる。これによ
り、上述した、屋外への過剰な排気により外気が必要以
上に屋内に侵入して室温が下がったり、屋内が負圧にな
って玄関ドアが開け難くなる等の不都合が生じることを
防止している。
【0060】続くSTEP35で、総排気量制限手段2
9は、排気量制限ランプ20(図1,図5参照)を点灯
させて、衣類乾燥機1の乾燥ファン14の回転速度が強
制的に抑制されていることを報知する。この報知によ
り、使用者が、衣類乾燥機の故障と勘違いしたり、不安
感を抱くことを防止している。
【0061】一方、STEP33で、強運転検出リレー
52のリレー接点55の開閉状態と、弱運転検出リレー
53のリレー接点57の開閉状態とから、排気ファンモ
ータ22が弱運転状態(排気ファン3が弱運転状態)で
あることを認識したときは、STEP33からSTEP
50、さらにSTEP51に進む。そして、総排気量制
限手段29は、乾燥ファン3を「中速」を上限として作
動させることで、前記総排気量制限処理を行う。
【0062】ここで、「中速」での乾燥ファンモータ2
6の回転速度は、乾燥機1の設置時に設置作業者が風量
センサ等を用いて排気ファン3の弱運転における排気量
を測定して決定する。即ち、設置作業者は、乾燥ファン
14の排気量が、測定した弱運転における排気ファン3
の排気量と前記所定量との差以上とならないように、乾
燥ファン14の「中速」での回転速度を決定する。そし
て、設置作業者は、衣類乾燥機1に備えられた「中速」
設定用の速度変更ダイヤル(図示しない)を操作して、
乾燥ファン14の「中速」での回転速度を設定する。
【0063】そのため、STEP51で、排気ファン3
が弱運転状態にあるときに、乾燥ファン20を「中速」
を上限として作動させることで、乾燥ファン14と排気
ファン3との総排気量が前記所定量を超えることを防止
することができる。これにより、上述した、屋外への過
剰な排気により外気が必要以上に屋内に侵入して室温が
下がったり、屋内が負圧になって玄関ドアが開け難くな
る等の不都合が生じることを防止している。
【0064】続くSTEP52でSTEP35と同様
に、総排気量制限手段29は、排気量制限ランプ20
(図1,図5参照)を点灯させて、衣類乾燥機1の乾燥
能力が強制的に抑制されていることを使用者に報知す
る。
【0065】また、STEP50で、強運転検出リレー
52のリレー接点55の開閉状態と、弱運転検出リレー
53のリレー接点57の開閉状態とから、排気ファンモ
ータ22が停止状態(排気ファン3が停止状態)である
ことを認識したときは、STEP60に分岐し、総排気
量制限手段29は乾燥ファン制御手段30(図5参照)
を介して、乾燥ファン14を「高速」を上限として作動
させる。
【0066】ここで、「高速」での乾燥ファンモータ2
6の回転速度は、当然、乾燥ファンモータ26を単独で
作動させたときに、乾燥ファン14の排気量が前記所定
量を越えないように設定される。そして、総排気量制限
手段29は、STEP61で排気量制限ランプ20を消
灯して、前記総排気量制限処理が行われていないことを
使用者に示す。
【0067】そして、乾燥機制御手段25は、前記第1
の実施の態様と同様に、STEP36で衣類の乾燥終了
が検知されたとき、又はSTEP37で運転スイッチ1
8がOFF操作されたときに、STEP38に進んで給
湯器11の作動を停止し、STEP39で乾燥ファン1
4を停止し、STEP40で排気量制限ランプ20を消
灯して、衣類乾燥運転を終了する。
【0068】尚、本実施の形態においては、総排気量制
限手段29は排気ファン3の作動状態(強運転/弱運転
/運転停止)を検出することで排気ファン3の排気量を
把握したが、排気ファンモータ22の回転速度を検出す
る速度センサや、排気ファン3の風量を検出する風量セ
ンサ等を設け、これらのセンサの検出出力によって排気
ファン3の排気量を把握するようにしてもよい。
【0069】次に、本発明の第3の実施の形態について
図1及び図8を参照して説明する。本実施の形態の全体
的な構成は図1に示した前記第1、第2の実施の態様と
同様であるが、本実施の形態においては、排気ファン3
の作動状態を検出するのではなく、屋内の負圧を検出す
ることで、屋外への過剰な排気を防ぐようにした点が相
違する。
【0070】図8を参照して、本第3の実施の形態の衣
類乾燥機1は、屋内の負圧を検出する負圧センサ80
(本発明の負圧検出手段に相当する)を有する。そし
て、乾燥機制御手段25に備えられた負圧制限手段81
は、負圧センサ80の検出圧力が所定値以下となるよう
に、乾燥ファン制御手段30を介して乾燥ファンモータ
26の回転速度(乾燥ファン14の回転速度)を変更す
る。
【0071】ここで、排気ファン3と乾燥ファン14と
による総排気量が多くなるほど、屋内から屋外への排気
量が、屋外から屋内への自然給気量を上回る量が多くな
るため、屋内の負圧が大きくなる。そのため、負圧制限
手段81により、負圧センサ80の検出圧力が所定値以
下となるように、乾燥ファン制御手段30の回転速度を
変更することで、上述した第1、第2の実施の態様と同
様に、排気ファン3と乾燥ファン14とによる総排気量
が過剰となることを防止することができる。
【0072】また、負圧制限手段81によって乾燥ファ
ンの回転速度が強制的に抑制されているときに、排気量
制限ランプ20を点灯することで、使用者が、衣類乾燥
機の故障と勘違いしたり、不安を感じることを防止して
いる。
【0073】尚、前記第1〜第3の実施の形態において
は、図1に示したように、集合排気装置2の排気ファン
3と、衣類乾燥機1の乾燥ファン14とが、共通の集合
排気管8を介して屋外への排気を行う例を示したが、集
合排気装置2と衣類乾燥機1がそれぞれ別個の排気管に
より屋外への排気を行う場合であっても、本発明の適用
が可能である。
【0074】また、本発明の排気装置として、衣類乾燥
機を例に説明したが、他の種類の排気装置であってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の換気装置である衣類乾燥機を含んだ排
気構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における集合排気装
置と衣類乾燥機の制御ブロック図。
【図3】図2に示した作動状態検出リレーの配線図。
【図4】図2に示した衣類乾燥機の作動フローチャー
ト。
【図5】本発明の第2の実施の形態における集合排気装
置と衣類乾燥機の制御ブロック図。
【図6】図5に示した強運転検出リレーと弱運転検出リ
レーの配線図。
【図7】図5に示した衣類乾燥機の作動フローチャー
ト。
【図8】本発明の第3の実施の形態における集合排気装
置と衣類乾燥機の制御ブロック図。
【符号の説明】
1…衣類乾燥機、2…集合排気装置、3…排気ファン、
4…浴室、5…浴室排気口、6…トイレ、7…トイレ排
気口、8…集合排気管、9…浴室排気スイッチ、10…
トイレ排気スイッチ、11…給湯器、12…給湯管、1
3…熱交換器、14…乾燥ファン、15…回転ドラム、
16…乾燥排気管、17…接続点、18…運転スイッ
チ、19…屋外排気口、20…排気量制限ランプ、21
…排気ファン制御手段、25…乾燥機制御手段、28…
作動状態検出リレー、29…総排気量制限手段、30…
乾燥ファン制御手段、50…浴室排気強弱スイッチ、5
1…トイレ排気強弱スイッチ、52…強運転検出リレ
ー、53…弱運転検出リレー、80…負圧センサ、81
…負圧制限手段
フロントページの続き (72)発明者 柴垣 俊浩 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−305874(JP,A) 特開 昭60−62540(JP,A) 特開 平8−5115(JP,A) 特開 平8−14610(JP,A) 特開 平9−318110(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/00 - 7/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ファンを有し、該第1ファンを作動さ
    せることで屋外への排気を行う排気装置と共に、同じ屋
    内で使用され、 第2ファンと、該第2ファンの作動を指示する第2ファ
    ン作動指示手段と、該第2ファン作動指示手段の指示に
    応じて前記第2ファンの作動を制御する第2ファン制御
    手段とを有し、前記第2ファンを作動させることで、屋
    外への排気を行う排気装置であって、 前記第1ファンの作動状態を検出する作動状態検出手段
    と、前記第2ファン作動指示手段により前記第2ファン
    の作動が指示され、且つ、前記作動状態検出手段により
    前記第1ファンが作動中であることが検出された状態で
    あるときに、前記第1ファンと前記第2ファンとによる
    総排気量が所定量を超えないように、前記第2ファン制
    御手段により前記第2ファンの作動を制御する総排気量
    制限処理を行う総排気量制限手段とを備え、 前記総排気量制限手段は、前記第2ファン作動指示手段
    により前記第2ファンの作動が指示され、且つ、前記作
    動状態検出手段により前記第1ファンが作動中であるこ
    とが検出されている状態であるときに、前記第2ファン
    制御手段により前記第2ファンを最大能力よりも低い回
    転速度で作動させることで、前記総排気量制限処理を行
    ことを特徴とする排気装置。
  2. 【請求項2】 第1ファンを有し、該第1ファンを作動さ
    せることで屋外への排気を行う排気装置と共に、同じ屋
    内で使用され、 第2ファンと、該第2ファンの作動を指示する第2ファ
    ン作動指示手段と、該第2ファン作動指示手段の指示に
    応じて前記第2ファンの作動を制御する第2ファン制御
    手段とを有し、前記第2ファンを作動させることで、屋
    外への排気を行う排気装置であって、 前記第1ファンの作動状態を検出する作動状態検出手段
    と、前記第2ファン作動指示手段により前記第2ファン
    の作動が指示され、且つ、前記作動状態検出手段により
    前記第1ファンが作動中であることが検出された状態で
    あるときに、前記第1ファンと前記第2ファンとによる
    総排気量が所定量を超えないように、前記第2ファン制
    御手段により前記第2ファンの作動を制御する総排気量
    制限処理を行う総排気量制限手段とを備え、 前記総排気量制限手段は、前記第2ファン作動指示手段
    により前記第2ファンの作動が指示され、且つ、前記作
    動状態検出手段により前記第1ファンが作動中であるこ
    とが検出されている状態であるときに、前記第2ファン
    を停止状態に保持することで、前記総排気量制限処理を
    行う ことを特徴とする排気装置。
  3. 【請求項3】 第1ファンを有し、該第1ファンを作動さ
    せることで屋外への排気を行う排気装置と共に、同じ屋
    内で使用され、 第2ファンと、該第2ファンの作動を指示する第2ファ
    ン作動指示手段と、該第2ファン作動指示手段の指示に
    応じて前記第2ファンの作動を制御する第2ファン制御
    手段とを有し、前記第2ファンを作動させることで、屋
    外への排気を行う排気装置であって、 前記第1ファンの排気量を把握する排気量把握手段と、
    前記第2ファン作動指示手段により前記第2ファンの作
    動が指示された状態であるときに、前記排気量把握手段
    により把握された前記第1ファンの排気量に応じて、前
    記第1ファンと前記第2ファンとによる総排気量が所定
    量を超えないように、前記第2ファン制御手段により前
    記第2ファンの回転速度を変更する総排気量制限処理を
    行う総排気量制御手段とを備えたことを特徴とする排気
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1ファンと前記第2ファンとは、共
    通の排気管を介して屋外への排気を行い、前記所定量を
    該排気管の最大排気量以下に設定したことを特徴とする
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の排気装
    置。
  5. 【請求項5】 前記総排気量制限処理が行われていること
    を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1
    から請求項4のうちいずれか1項記載の排気装置。
  6. 【請求項6】 第1ファンを有し、該第1ファンを作動さ
    せることで屋外への排気を行う排気装置と共に、同じ屋
    内で使用され、 第2ファンと、該第2ファンの作動を指示する第2ファ
    ン作動指示手段と、該第2ファン作動指示手段の指示に
    応じて前記第2ファンの作動を制御する第2ファン制御
    手段とを有し、前記第2ファンを作動させることで、屋
    外への排気を行う排気装置であって、 前記屋内の負圧を検出する負圧検出手段と、前記第2フ
    ァン作動指示手段により前記第2ファンの作動が指示さ
    れた状態であるときに、前記負圧検出手段の検出圧力が
    所定値以下となるように、前記第2ファン制御手段によ
    り前記第2ファンの回転速度を変更する負圧制限処理を
    行う負圧制限手段と、該負圧制限処理が行われているこ
    とを報知する報知手段とを備えたことを特徴とする排気
    装置。
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