JP3529645B2 - 排気装置 - Google Patents

排気装置

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JP3529645B2
JP3529645B2 JP33675198A JP33675198A JP3529645B2 JP 3529645 B2 JP3529645 B2 JP 3529645B2 JP 33675198 A JP33675198 A JP 33675198A JP 33675198 A JP33675198 A JP 33675198A JP 3529645 B2 JP3529645 B2 JP 3529645B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、既設の排気装置
と共用する排気管を介して屋外への排気を行う排気装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特にマンション等の集合住宅にお
いては、排気管の設置スペースが制限されるため、例え
ば浴室とトイレのような複数の箇所からの排気を1つの
排気ファンにより、1つの排気管(集合排気管)を介し
て屋外に排出する場合が多い。そして、このように、既
に集合排気管が設けられた住宅に、衣類乾燥機のような
排気を伴う機器を後から設置する場合は、衣類乾燥機か
らの排気を前記集合排気管を介して屋外に排出するよう
にすることが考えられる。
【0003】このように、既に設けられた集合排気管を
流用して排気を行うことで、排気を伴う衣類乾燥機を後
から設置するときに、新たに屋外まで連通する専用の排
気管を設けることが不要となるので、設置コストの削減
や設置工期の短縮を図ることができる。また、新たに排
気管を設けるスペースがない集合住宅であっても、排気
を伴う衣類乾燥機を設置することができる。
【0004】しかし、前記集合排気管に、衣類乾燥機か
らの排気管を接続したときには、衣類乾燥機を作動させ
た場合に、衣類乾燥機から排気された湿潤空気が浴室や
トイレ側に逆流するおそれがある。また、排気ファンを
作動させた場合にも、浴室から排気された湿気を伴う空
気やトイレから排気された臭気を伴う空気が衣類乾燥機
側に逆流するおそれがあるという不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不都合
を解消し、他の排気装置と共用する排気管を介して屋外
への排気を行う際に、排気の逆流を防止することができ
る排気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、第1ファンと、該第1
ファンの作動を指示する第1作動指示手段と、該第1作
動指示手段の指示に応じて前記第1ファンの作動を制御
する第1ファン制御手段とを有し、前記第1ファンを作
動させることで、一端が屋外に開口した排気管を介して
屋外への排気を行う排気装置と共に使用され、第2ファ
ンと、該第2ファンの作動を指示する第2作動指示手段
と、該第2作動指示手段の指示に応じて前記第2ファン
の作動を制御する第2ファン制御手段とを有し、前記第
2ファンを作動させることで、前記排気管を介して屋外
への排気を行う排気装置に関する。
【0007】そして、前記第1ファンを前記第1作動指
示手段の指示に拘わらず強制的に作動させる第1ファン
強制作動手段と、前記第1作動指示手段の指示状態を検
出する指示状態検出手段とを有し、前記第2ファン制御
手段は、前記指示状態検出手段により、前記第1作動指
示手段が前記第1ファンの作動を指示した状態であるこ
とを検知したときは、前記第2ファンを強制的に作動さ
せ、また、前記第2作動指示手段により前記第2ファン
の作動が指示されているときに、前記指示状態検出手段
により、前記第1作動指示手段が前記第1ファンの作動
を指示した状態でないことを認識したときには、前記第
1ファン強制作動手段により前記第1ファンを強制的に
作動させ、前記第2作動指示手段により前記第2ファン
の作動が指示されているときに、前記指示状態検出手段
により、前記第1作動指示手段が前記第1ファンの作動
を指示した状態であることを認識したときには、前記第
2排気ファンを最大能力よりも低い回転速度で作動さ
せ、前記第1作動指示手段は、指示状態に応じて開閉す
る第1接点を有し、前記第1ファン制御手段は、該第1
接点の開閉状態に応じて前記第1ファンの作動を制御
し、前記第1ファン強制作動手段は、前記第1接点と並
列に接続された第2接点を有し、該第2接点を閉成する
ことで前記第1ファンを強制的に作動させ、前記指示状
態検出手段は、前記第1接点の開閉状態を検出すること
で、前記第1作動指示手段の指示状態を検出し、前記第
1ファン強制作動手段により前記第1ファンが作動され
ているときには、前記第2接点を間欠的に開成し、前記
第2接点の開成中に前記第1接点の開閉状態を検出する
ことで、前記第1作動指示手段の指示状態を検出する
とを特徴とする。
【0008】かかる本発明によれば、前記第1作動指示
手段により、前記第1ファンの作動が指示されると、前
記指示状態検出手段を介して該指示を認識した前記第2
ファン制御手段により、前記第2ファンが強制的に作動
される。そのため、前記第1作動指示手段の指示により
前記第1ファンが作動するときは、必ず前記第2ファン
も同時に作動する。これにより、前記第1ファンによる
排気が前記第2ファン側に逆流することが、前記第2フ
ァンからの排気流により防止される。
【0009】また、前記第2作動指示手段により前記第
2ファンの作動が指示されているときに、前記指示状態
検出手段により、前記第1作動指示手段が前記第1ファ
ンの作動を指示した状態でないことを認識したときに
は、前記第2ファン制御手段は、前記第1ファン強制作
動手段により前記第1ファンを強制的に作動させる。そ
のため、前記第2作動指示手段の指示により前記第2フ
ァンが作動するときは、必ず前記第1ファンも同時に作
動する。これにより、前記第2ファンによる排気が前記
第1ファン側に逆流することが、前記第1ファンからの
排気流により防止される。
【0010】このように、本発明によれば、前記排気管
を介して排気を行う排気装置が既に設置されている場合
に、後から設置する排気装置に前記第1ファン強制作動
手段と前記指示状態検出手段とを設けることで、排気が
逆流することを防止することができる。また、当初から
2台の排気装置を設ける場合であっても、一方の排気装
置に前記第1ファン強制作動手段と前記指示状態検出手
段とを設けることにより、他方の排気装置の作動状態に
応じて、排気の逆流を防止するように2台の排気装置を
適切に作動させることが可能となる。
【0011】また、前記第1ファンと前記第2ファンの
双方をそれぞれの最大の能力で作動させると、両者の総
排気量が前記排気管の排気能力を超え、排気の一部が逆
流する場合が生じ得る。さらに、前記第2ファンの作動
中に、前記第1作動指示手段により前記第1ファンを作
動させる指示がなされたときは、前記第1ファンを前記
第2ファンよりも優先して作動させたい場合がある。
【0012】そこで、前記第2ファン制御手段は、前記
第2作動指示手段により前記第2ファンの作動が指示さ
れているときに、前記指示状態検出手段により、前記第
1作動指示手段が前記第1ファンの作動を指示した状態
であることを認識したときは、前記第2排気ファンを最
大能力よりも低い回転速度で作動させる。
【0013】これにより、作動指示がなされた前記第1
ファンによる排気を優先した上で、前記第1ファンと前
記第2ファンとの総排気量を抑制し、排気の逆流が生じ
ることを防止することができる。
【0014】また、前記第1作動指示手段が、例えば使
用者により操作指示されるスイッチのように指示状態に
応じて開閉する第1接点を有し、前記第1ファン制御手
段は、該接点の開閉状態に応じて前記第1ファンの作動
を制御する場合、前記第1ファン強制作動手段は、前記
第1接点と並列に接続された第2接点を有して、該第2
接点を開閉することで、前記第1ファンの作動を容易に
制御することができる。
【0015】ここで、前記第1接点の開閉状態は、前記
第1接点の接点間抵抗の変化によって検出するのが一般
的である。しかし、前記第2接点が閉成されているとき
は、該第2接点と並列に接続された前記第1接点の接点
間抵抗は、前記第1接点の実際の開閉状態に拘わらず0
Ω(短絡状態)となるため、前記第1接点の開閉状態を
検出することができない。
【0016】そこで、前記指示状態検出手段は、前記第
1ファン強制作動手段により前記第1ファンが作動され
ているときには、前記第2接点を間欠的に開成し、開成
中に前記第1接点の開閉状態を検出する。前記第2接点
が開成している間は、前記第1接点の接点間抵抗の変化
を検出することができるので、前記第1ファン強制作動
手段により前記第1ファンが作動されているときであっ
ても、前記指示状態検出手段は、前記第1作動指示手段
の指示状態を検出することができる。
【0017】また、前記第1ファン強制作動手段は、前
記第1ファンを強制的に作動させるときに、前記第1フ
ァンを最大能力よりも低い回転速度で作動させることを
特徴とする。
【0018】かかる本発明によれば、前記第1ファンを
最大能力よりも低い回転速度で作動させることで、作動
を開始した前記第2ファンによる排気を優先した上で、
前記第1ファンと前記第2ファンとの総排気量を抑制
し、排気が逆流することを防止することができる。さら
に、前記第1ファンと前記第2ファンの双方を最大能力
よりも低い回転速度で作動させることで、両者の排気量
をさらに抑制することができる。
【0019】また、前記第1強制作動指示手段により、
前記第1ファンが強制的に作動されていることを報知す
る報知手段を備えたことを特徴とする。
【0020】かかる本発明によれば、使用者が前記第2
作動指示手段により前記第2ファンの作動の開始を指示
し、それに応じて前記第1ファン強制作動手段により前
記第1ファンが、使用者の操作に依らずに作動したとき
に、前記報知手段による報知を行うことで、使用者に違
和感を与えることを防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図1〜図7を参照して説明する。図1は本発明の排
気装置である衣類乾燥機を含んだ排気構成図、図2は図
1に示した集合排気装置と衣類乾燥機の制御ブロック
図、図3は図2に示した衣類乾燥機による集合排気装置
に対する制御構成図、図4,図5は図1に示した衣類乾
燥機の作動フローチャート、図6,図7は図2に示した
衣類乾燥機による集合排気装置に対する制御構成図であ
る。
【0022】図1を参照して、衣類乾燥機1(本発明の
排気装置に相当する)は、既に集合排気装置2が設けら
れた住宅に後から設置されたものである。集合排気装置
2は、排気ファン3(本発明の第1ファンに相当する)
を作動することで、浴室4に設けられた浴室排気口5か
ら浴室4内の空気を吸引し、また、トイレ6に設けられ
たトイレ排気口7からトイレ6内の空気を吸引する。そ
して、集合排気装置2は、吸引した空気を集合排気管8
(本発明の排気管に相当する)を介して屋外排気口19
から屋外に排出する。集合排気装置2の作動の開始と停
止は、浴室4に設けられた浴室排気スイッチ9(本発明
の第1作動指示手段に相当する)、又はトイレ6に設け
られたトイレ排気スイッチ10(本発明の第1作動指示
手段に相当する)を使用者が操作することによって指示
される。
【0023】衣類乾燥機1は、給湯器11から給湯管1
2を介して供給され、循環する湯の放熱により空気を加
熱する熱交換器13を備える。衣類乾燥機1は、乾燥フ
ァン14(本発明の第2ファンに相当する)を回転作動
させることで、熱交換器13で加熱された空気を衣類が
収容される回転ドラム15内に吸入すると共に、衣類か
ら放出される湿潤空気を乾燥排気管16に排出する衣類
乾燥運転を行う。乾燥排気管16は、集合排気管8と接
続点17で接続されているため、乾燥排気管16に排出
された湿潤空気は、集合排気管8を介して屋外に排出さ
れる。また、衣類乾燥機1は、使用者により衣類乾燥運
転の開始と停止が指示される運転スイッチ18と、衣類
乾燥機1の指示により排気ファン3が強制的に作動され
ているときに点灯する強制作動ランプ20を備える。
【0024】次に、図2を参照して、衣類乾燥機1は乾
燥機制御手段25により全体の動作が制御される。乾燥
機制御手段25に備えられた乾燥ファン制御手段30
は、基本的には運転スイッチ18がON操作されて、衣
類乾燥運転が開始されたときに、乾燥ファン14に備え
られた乾燥ファンモータ26を作動させる。これにより
乾燥回転羽根27が回転して、湿潤空気の排出が行われ
る。なお、乾燥ファンモータ26は回転ドラム15の駆
動モータとしても使用される。
【0025】また、集合排気装置2に備えられた排気フ
ァン制御手段21は、基本的には浴室排気スイッチ9又
はトイレ排気スイッチ10がON操作されたときに、排
気ファン3に備えられた排気ファンモータ22を作動さ
せる。これにより排気回転羽根23が回転して、浴室排
気口5(図1参照)及びトイレ排気口7(図1参照)か
ら排気が行われる。
【0026】図1に示したように、集合排気装置2の集
合排気管8が既に設置されている住宅に、衣類乾燥機1
を後から設置するときには、衣類乾燥機1の乾燥排気管
16を集合排気管8に接続し、集合排気管8を共用して
屋外への排気を行うようにすることで、衣類乾燥機1の
排気を屋外に排出するための排気管を新たに設けること
が不要となる。そのため、衣類乾燥機1の設置費用や設
置工期を短縮することができる。
【0027】しかし、集合排気管8に乾燥排気管16を
接続したときには、衣類乾燥機1の乾燥ファン14作動
して、衣類から放出される湿潤空気の排気を行ったとき
に、湿潤空気は接続点17から屋外排気口19側に流れ
るとは限らず、集合排気装置2側に流れることも生じ得
る。この場合は、衣類から放出された湿潤空気が浴室排
気口5を介して浴室4内に逆流したり、トイレ排気口7
を介してトイレ6内に逆流したりするおそれがある。
【0028】また、逆に、集合排気装置2の排気ファン
3を作動させたときには、浴室排気口5から吸入された
湿気を伴う空気や、トイレ排気口7から吸入された臭気
を伴う空気が、接続点17から乾燥排気管16を介して
衣類乾燥機1内に逆流するおそれがある。
【0029】そこで、図2を参照して、衣類乾燥機1
は、このような排気の逆流が生じることを防止するた
め、浴室排気スイッチ9とトイレ排気スイッチ10の操
作状態(浴室排気スイッチ9とトイレ排気スイッチ10
の少なくともいずれか一方がON状態であるか否か)を
検出するスイッチ状態検出手段28(本発明の指示状態
検出手段に相当する)と、浴室排気スイッチ9とトイレ
排気スイッチ10の操作状態に拘わらず、排気ファン3
を強制的に作動させる排気ファン強制作動手段29(本
発明の第1ファン強制作動手段に相当する)とを備え
る。
【0030】図3(a)は、スイッチ状態検出手段28
と、排気ファン強制作動手段29の構成を示したもので
あり、リレー40がスイッチ状態検出手段28を構成
し、リレー41とリレー42とが排気ファン強制作動手
段29を構成する。
【0031】浴室排気スイッチ9がON操作されて接点
45(本発明の第1接点に相当する)が閉成するか、又
はトイレ排気スイッチ10がON操作されてその接点4
6が閉成すると、リレー40の駆動コイル47に通電さ
れて、その接点48が閉成する。
【0032】一方、浴室排気スイッチ9とトイレ排気ス
イッチ10が共にOFF状態であるときは、それらの接
点45,46が共に開成した状態となるので、リレー4
0の駆動コイル47への通電が遮断されてその接点48
が開成する。そのため、乾燥機制御手段25は、リレー
40の接点48の開閉状態を検出することで、浴室排気
スイッチ9とトイレ排気スイッチ10のうち少なくとも
いずれか一方がON状態にあるか否かを認識することが
できる。
【0033】また、乾燥機制御手段25は、リレー41
の駆動コイル49に通電して、浴室排気スイッチ9の接
点45及びトイレ排気スイッチ10の接点46と並列に
接続されたリレー41の接点50を閉成することで、浴
室排気スイッチ9及びトイレ排気スイッチ10の操作状
態に拘わらず、排気ファン制御手段21を介して排気フ
ァンモータ22に通電し、排気ファンモータ22を強制
的に作動させる。
【0034】さらに、乾燥機制御手段25は、リレー4
2の駆動コイル51に通電して、その接点52の閉成状
態を切り替えることで、排気ファン制御手段21を介し
て排気ファンモータ22の回転速度を低速と高速の2段
階に変更する。
【0035】ここで、リレー49に通電してその接点5
0を閉成したときは、リレー40の駆動コイル47に常
時通電されてその接点48が閉成した状態となる。その
ため、乾燥機制御手段25は、浴室排気スイッチ9とト
イレ排気スイッチ10の操作状態を検出することができ
ない。
【0036】そこで、乾燥機制御手段25は、リレー4
1の駆動コイル49に通電して排気ファンモータ22を
強制的に作動させているときは、駆動コイル49への通
電を間欠的に(排気ファンモータ22の作動に影響を与
えない程度に)行い、駆動コイル49への通電を遮断し
ているときに、リレー40の接点48が閉成しているか
否かを検出する。これにより、排気ファンモータ22を
強制的に作動させているときであっても、浴室排気スイ
ッチ9とトイレ排気スイッチ10の操作状態を検出する
ことができる。
【0037】また、図3(b)に示したように、排気フ
ァン制御手段21が速度制御機能を有せず、浴室排気ス
イッチ9及びトイレ排気スイッチ10のON操作によ
り、直接排気ファンモータ22への通電が行われる構成
である場合には(この場合は、排気ファンモータ22へ
の配線自体が排気ファン制御手段21となる)、降圧ト
ランス53を設け、リレー42の接点52を高圧側(降
下トランス53の入力側)と低圧側(降圧トランス53
の出力側)に切り替えることで、排気ファンモータ22
の回転速度を高速と低速に切替えることができる。
【0038】以下、図1〜図3を参照しつつ、図4,図
5に示したフローチャートに従って、衣類乾燥機1に備
えられた乾燥機制御手段25の作動について説明する。
図4を参照して、衣類乾燥機1に電源が投入されると、
乾燥機制御手段25は作動を開始する。乾燥機制御手段
25は、STEP1でスイッチ状態検出手段28(図2
参照)により、浴室排気スイッチ9又はトイレ排気スイ
ッチ10がON操作された状態にあるか否かを確認し、
ON操作された状態であることを認識したときはSTE
P1からSTEP20に分岐する。STEP20は乾燥
ファン制御手段30(図2参照)による処理であり、乾
燥ファン制御手段30は、乾燥ファン14を低速で回転
作動させる。
【0039】これにより、図1を参照して、浴室排気ス
イッチ9又はトイレスイッチ10がON操作されて、排
気ファン3が作動したときに、衣類乾燥機1の乾燥ファ
ン14も連動して作動する。そのため、排気ファン3の
作動により吸入された空気が接続点17から乾燥排気管
16側に逆流することが、乾燥ファン14から吸入され
た空気によって妨げられる。
【0040】そして、乾燥ファン14を最大能力よりも
低い回転速度で作動させることで、排気ファン3と乾燥
ファン14の総排気量が集合排気管8の排気能力を超
え、排気の一部が逆流することを防止することができ
る。さらに、乾燥ファン14による排気量が、排気ファ
ン3による排気量よりも小さくなるように、乾燥ファン
14を低速で回転作動させることで、排気ファン3から
屋外排気口19への排気が、乾燥ファン3による排気に
よって妨げられることを防止することができる。
【0041】一方、STEP1で、スイッチ状態検出手
段28により、浴室排気スイッチ9とトイレ排気スイッ
チ10が共にOFF状態であることを認識したときに
は、STEP2で乾燥ファン制御手段30は、乾燥ファ
ン14の作動を停止する。
【0042】続くSTEP3で、運転スイッチ18(図
1,図2参照)がON操作されたことを認識したとき
は、乾燥機制御手段25は、前記衣類乾燥運転を開始す
る。乾燥制御手段25は、先ずSTEP4で給湯器11
(図1,図2参照)を起動して、給湯器11から熱交換
器13(図1,図2参照)への給湯循環を開始させる。
【0043】次のSTEP5〜STEP9は乾燥機制御
手段25による処理である。図3(a)を参照して、S
TEP5で、リレー40の接点48の開閉状態から、浴
室排気スイッチ9とトイレ排気スイッチ10が共にOF
F状態であることを認識したときは、乾燥機制御手段2
5は、STEP6でリレー42の駆動コイル51に通電
してその接点52を低速側に切り替え、STEP7でリ
レー49の駆動コイル49に通電してその接点50を閉
成する。これにより排気ファン制御手段21を介して排
気ファンモータ22に通電され、排気ファン3が最大能
力よりも低い低速で作動する。
【0044】次いで、STEP8で、乾燥機制御手段2
5は、強制作動ランプ20(図1,図2参照)を点灯さ
せて、排気ファン3が衣類乾燥運転に付随して強制的に
作動されていることを使用者に報知する。この報知によ
り、使用者が、浴室排気スイッチ9やトイレ排気スイッ
チ10を操作していないにも拘わらず、排気ファン3が
作動したことに対して違和感を抱くことを防止すること
ができる。
【0045】そして、乾燥機制御手段25は、STEP
9で乾燥ファン14を高速で作動させる。これにより、
熱交換器13により加熱された空気が回転ドラム15内
に吸入され、回転ドラム15内の衣類から放出される湿
潤空気が、乾燥排気管16(図1参照)を介して集合排
気管8に排出される。
【0046】このとき、図1を参照して、排気ファン3
は強制的に作動されているので、排気ファンからの排気
により、衣類乾燥機1から乾燥排気管16を介して排出
された湿潤空気が接続点17から集合排気装置2側に逆
流することが妨げられ、湿潤空気が浴室排気口5やトイ
レ排気口7から放出されることを防止することができ
る。
【0047】また、排気ファン3と乾燥ファン14の総
排気量が排気管8の能力を超えないように、排気ファン
3を低速で作動させることで、排気が逆流することを防
止することができる。さらに、排気ファン3による排気
量が乾燥ファン14による排気量よりも小さくなるよう
に、排気ファン3を低速で作動させることで、乾燥ファ
ン14から屋外排気口19への排気が、排気ファン3に
よる排気によって妨げられることを防止することができ
る。
【0048】一方、STEP5で、スイッチ状態検出手
段28により、浴室排気スイッチ9とトイレ排気スイッ
チ10のうち少なくともいずれか一方がON状態にある
ことを認識したときには、乾燥機制御手段25は、ST
EP5からSTEP30に分岐して、排気ファン3を優
先して作動させる。即ち、図3を参照して、STEP3
0で、リレー51への通電を遮断してその接点52を高
速側(図示の状態)とし、STEP31でリレー41へ
の通電を遮断してその接点50を開成する。これによ
り、排気ファンモータ22は高速で回転作動する。
【0049】続くSTEP32で、乾燥機制御手段25
は強制作動ランプ30を消灯し、STEP33で、乾燥
ファン14を低速で回転作動させる。これにより、排気
ファン3が高速で作動し、乾燥ファン14が低速で作動
するため、排気ファン3による排気が優先的に行われ
る。排気ファン3による排気は通常短時間(数分)で終
了し、また、使用者が浴室排気スイッチ9やトイレ排気
スイッチ10をON操作するのは、直ちに浴室4やトイ
レ6の排気を行いたいときであるので、このように排気
ファン3を優先的に作動させることで、使用者の使い勝
手を向上させることができる。
【0050】そして、STEP10で衣類乾燥運転が終
了したとき、或いはSTEP11で使用者により運転ス
イッチ18がOFF操作されたときには、乾燥機制御手
段25はSTEP12に進んで給湯器11の作動を停止
し、続くSTEP13で排気ファン3が強制的に作動し
ていたときはSTEP40に分岐する。STEP40〜
STEP42は、乾燥機制御手段25による処理であ
る。
【0051】図3を参照して、乾燥機制御手段25は、
STEP40でリレー41の駆動コイル49への通電を
遮断してその接点50を開成し、排気ファンモータ22
の作動を停止し、STEP41で、リレー42の駆動コ
イル51への通電を遮断してその接点52を高速側に切
り替え、STEP42で強制作動ランプ20を消灯し
て、使用者に排気ファン3の強制作動が終了したことを
報知して衣類乾燥運転を終了する。
【0052】尚、本実施の形態では、スイッチ状態検出
手段28と排気ファン強制作動手段29を、図3に示し
たように構成したが、図6或いは図7に示した構成を採
用してもよい。
【0053】図6に示した構成では、スイッチ状態検出
手段28をリレー60で構成し、排気ファン強制作動手
段29をリレー61で構成する。リレー61は切替え接
点62を有し、乾燥機制御手段25からリレー61の駆
動コイル63に通電したときに、接点62はa側に閉成
し、駆動コイル63への通電を遮断したときに接点b側
に閉成する。
【0054】リレー61の接点62がb側に閉成した状
態にあるときは、浴室排気スイッチ9及びトイレ排気ス
イッチ10の操作に応じて、排気ファンモータ22とリ
レー60の駆動コイル64への通電と通電遮断とが切り
替わる。そのため、乾燥機制御手段25は、リレー60
の接点65の開閉状態を検出することで、浴室排気スイ
ッチ9とトイレ排気スイッチ10のいずれかがON操作
されたか否かを認識することができる。
【0055】一方、リレー61の接点がa側に閉成した
状態にあるときは、浴室排気スイッチ9及びトイレ排気
スイッチ10の操作状態に拘わらず、接点62を介して
排気ファンモータ22に通電されて排気ファンモータ2
2が強制的に作動される。そして、このときにも、浴室
排気スイッチ9とトイレ排気スイッチ10のいずれかが
ONであれば、リレー60の駆動コイル64に通電され
てその接点65が閉成し、浴室排気スイッチ9とトイレ
排気スイッチ10の双方がOFFであれば、リレー60
の駆動コイル64への通電が遮断されてその接点65が
開成する。
【0056】そのため、図6に示した構成によれば、乾
燥機制御手段25の指示により、排気ファンモータ22
が強制的に作動されている場合であっても、リレー60
の接点65の開閉状態を検出することで、浴室排気スイ
ッチ9とトイレ排気スイッチ10のうち少なくともいず
れか一方がON状態にあるか否かを認識することができ
る。
【0057】また、図7は、浴室排気スイッチ9とトイ
レ排気スイッチ10が、それぞれ2個の接点70,7
1、及び72,73を有するときに可能な構成であり、
リレー74がスイッチ状態検出手段28を構成し、リレ
ー75が排気ファン強制作動手段29を構成する。
【0058】図7の構成では、浴室排気スイッチの第1
の接点70及びトイレ排気スイッチの第1の接点72と
並列に、リレー75の接点76が接続され、浴室排気ス
イッチの第2の接点71及びトイレ排気スイッチ10の
第2の接点73と直列にリレー74の駆動コイル77が
接続される。
【0059】そのため、乾燥機制御手段25からの出力
で、リレー75の駆動コイル78に通電されてその接点
76が閉成されても、リレー74は影響を受けない。従
って、乾燥機制御手段25は、リレー75の駆動コイル
78への通電の有無に拘わらず、リレー74の接点79
の開閉状態を検出することで、浴室排気スイッチ9又は
トイレ排気スイッチ10のいずれかがONされているか
否かを認識することができる。
【0060】また、本実施の形態では、集合排気装置2
の排気ファン3と、衣類乾燥機1の乾燥ファン14の回
転速度を変更するものを示したが、排気ファン3による
排気量と乾燥ファン14による排気量との均衡や、総排
気量に問題がなければ、排気ファン3とを乾燥ファン1
4のON/OFFを切り替えるだけで、回転速度の変更
を行わないものであっても、本発明の効果を得ることが
できる。
【0061】さらに、本実施の形態では、排気ファン3
と乾燥ファン14の回転速度を低速/高速の2段階に切
替えて変速したが、両者の排気量の差や、集合排気管8
の排気能力に応じて、もっと細かい段階(例えば最大能
力の0〜100%の範囲で1%ずつ)に切替えるように
してもよい。
【0062】また、本実施の形態では、集合排気装置2
と衣類乾燥機1を併用する場合について示したが、これ
以外の種類の排気を伴う装置に対しても、本発明の適用
が可能である。
【0063】また、本実施の形態では、本発明の第1作
動指示手段及び第2作動指示手段として、使用者の操作
によりON/OFFする開閉スイッチを用いたが、人の
入退室を検知してON/OFFするセンサや、周期的に
作動するタイマスイッチ等であっもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の換気装置である衣類乾燥機を含んだ排
気構成図。
【図2】図1に示した集合排気装置と衣類乾燥機の制御
ブロック図。
【図3】図2に示した衣類乾燥機による集合排気装置に
対する制御構成図。
【図4】図1に示した衣類乾燥機の作動フローチャー
ト。
【図5】図1に示した衣類乾燥機の作動フローチャー
ト。
【図6】図3に示した衣類乾燥機の他の構成例。
【図7】図3に示した衣類乾燥機の他の構成例。
【符号の説明】
1…衣類乾燥機、2…集合排気装置、3…排気ファン、
4…浴室、5…浴室排気口、6…トイレ、7…トイレ排
気口、8…集合排気管、9…浴室排気スイッチ、10…
トイレ排気スイッチ、11…給湯器、12…給湯管、1
3…熱交換器、14…回転ドラム、15…乾燥ファン、
16…乾燥排気管、17…接続点、18…運転スイッ
チ、19…屋外排気口、20…強制作動ランプ、21…
排気ファン制御手段、25…乾燥機制御手段
フロントページの続き (72)発明者 高村 和治 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ株式会社内 (72)発明者 安江 伸示 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ株式会社内 (72)発明者 竹下 裕章 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−59326(JP,A) 特開 平7−190446(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/00 - 7/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ファンと、該第1ファンの作動を指示
    する第1作動指示手段と、該第1作動指示手段の指示に
    応じて前記第1ファンの作動を制御する第1ファン制御
    手段とを有し、前記第1ファンを作動させることで、一
    端が屋外に開口した排気管を介して屋外への排気を行う
    排気装置と共に使用され、 第2ファンと、該第2ファンの作動を指示する第2作動
    指示手段と、該第2作動指示手段の指示に応じて前記第
    2ファンの作動を制御する第2ファン制御手段とを有
    し、前記第2ファンを作動させることで、前記排気管を
    介して屋外への排気を行う排気装置であって、 前記第1ファンを前記第1作動指示手段の指示に拘わら
    ず強制的に作動させる第1ファン強制作動手段と、前記
    第1作動指示手段の指示状態を検出する指示状態検出手
    段とを有し、 前記第2ファン制御手段は、前記指示状態検出手段によ
    り、前記第1作動指示手段が前記第1ファンの作動を指
    示した状態であることを検知したときは、前記第2ファ
    ンを強制的に作動させ、また、前記第2作動指示手段に
    より前記第2ファンの作動が指示されているときに、前
    記指示状態検出手段により、前記第1作動指示手段が前
    記第1ファンの作動を指示した状態でないことを認識し
    たときには、前記第1ファン強制作動手段により前記第
    1ファンを強制的に作動させ、前記第2作動指示手段に
    より前記第2ファンの作動が指示されているときに、前
    記指示状態検出手段により、前記第1作動指示手段が前
    記第1ファンの作動を指示した状態であることを認識し
    たときには、前記第2排気ファンを最大能力よりも低い
    回転速度で作動させ、 前記第1作動指示手段は、指示状態に応じて開閉する第
    1接点を有し、前記第1ファン制御手段は、該第1接点
    の開閉状態に応じて前記第1ファンの作動を制御し、 前記第1ファン強制作動手段は、前記第1接点と並列に
    接続された第2接点を有し、該第2接点を閉成すること
    で前記第1ファンを強制的に作動させ、 前記指示状態検出手段は、前記第1接点の開閉状態を検
    出することで、前記第1作動指示手段の指示状態を検出
    し、前記第1ファン強制作動手段により前記第1ファン
    が作動されているときには、前記第2接点を間欠的に開
    成し、前記第2接点の開成中に前記第1接点の開閉状態
    を検出することで、前記第1作動指示手段の指示状態を
    検出する ことを特徴とする排気装置。
  2. 【請求項2】 前記第1ファン強制作動手段は、前記第1
    ファンを強制的に作動させるときに、前記第1ファンを
    最大能力よりも低い回転速度で作動させることを特徴と
    する請求項1記載の排気装置。
  3. 【請求項3】 前記第1強制作動指示手段により、前記第
    1ファンが強制的に作動されていることを報知する報知
    手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    載の排気装置。
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