JP3529580B2 - カード発行回収装置 - Google Patents

カード発行回収装置

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JP3529580B2
JP3529580B2 JP07047997A JP7047997A JP3529580B2 JP 3529580 B2 JP3529580 B2 JP 3529580B2 JP 07047997 A JP07047997 A JP 07047997A JP 7047997 A JP7047997 A JP 7047997A JP 3529580 B2 JP3529580 B2 JP 3529580B2
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泰 川原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードに情報を書
込んで発行するカード発行機能と、発行したカードを回
収し、且つ、この回収したカードに再度情報を書込んで
発行を繰返す機能とを備えたカード発行回収装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】駐車券のようなカードをリサイクルで使
用できるように工夫したカード再発行機能を備えたカー
ド発行装置には、従来より例えば特開昭60−2259
90号公報にみられるように、回収したカードを貯留
し、この貯留したカードを今後の発行に用いる構成のも
の、あるいは、特開平8−185549号公報に見られ
るように、回収したカードを再発行するに当って情報の
書込みと、この書込んだ情報の読取り判定を行って、読
取りが正しく行われるとカードを発行し、読取り不良の
場合は回収するように構成したものとが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
カード発行装置は、再発行を繰返すカードとしていずれ
も磁気カードのような接触式のカードを使用しているた
め、カードの回収に当っては、カードを常にリード・ラ
イタ(磁気ヘッド)によって情報が読み書きできる状
態、即ち、その表裏と前後の方向を一定にした状態で差
込む必要があって、カードの取扱いが非常に面倒である
とか、或は、カードの如何なる方向からの差込みにも対
応させるために、差込み通路の上下及び左右に計4個の
リード・ライタを設けなくてはならないから、構造の複
雑化とコストアップを招く問題があった。
【0004】また、上記前者の公報に記載されているカ
ード発行装置は、収受口から回収したカードを順次収納
部に積み重ね、最下部のカードを発行部側に移動させた
後、上方に搬送して最上部のカードを発行口から再発行
するものであって、カードの挿入口と発行口とが装置の
前後(表裏)に別々に設けられているため、カード搬送
システムが複雑になって製造コストを高くする問題があ
った。
【0005】更に、上記後者の公報に記載されているカ
ード発行装置は、上述したように回収したカードに情報
を書込み、この書込んだ情報を判定して再発行するよう
に構成されているが、この装置もカードの挿入口と発行
口が別々に造られているため、カード搬送システムが複
雑化する問題があり、更に加えて、カード発行用の磁気
ヘッドと回収用(受入用)の磁気ヘッドを別々に設けな
くてはならないため、装置全体が益々複雑化して高コス
ト化する問題があった。
【0006】従って本発明の技術的課題は、カードの如
何なる方向からの差込みにも1つの読み書き判定手段で
対応でき、且つ、カードの発行と回収(受入れ)を1つ
の発行挿入口で兼用できると共に、発行するカードへの
情報の書込みとその判定、及び、挿入された使用済みカ
ード又は新規補給カードの正否の判定も、上記1つの読
み書き判定手段で処理できるようにして、装置全体の構
成を頗る簡略化したカード発行回収装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0008】カードに情報を書込んで発行する一方、発
行したカードを回収し、且つ、この回収したカードに再
度情報を書込んで発行を繰返すように構成したカード発
行回収装置であって、
【0009】() 情報を書込み可能にした接触式又
は非接触式カードを収納するカード収納ホッパと、この
カードを発行方向及び回収方向に搬送することができる
カード搬送部とを備え、カード発行時にはカード収納ホ
ッパをその送出口がカード搬送部の搬送口に合致する位
置まで移動してカードを発行し、使用済みカード又は新
規補給カードを受入れる時は、カード収納ホッパをその
上面に開口した投入口が上記搬送口の下側に位置すると
ころまで移動してカードを受入れるように構成するこ
と。(請求項
【0010】() カード搬送部によって発行される
カードに書込まれている情報の正否を判定する接触式又
は非接触式の正否判定手段と、その情報が正しい場合に
上記カード搬送部を発行方向に搬送作動してカードを発
行し、正しくない場合はカード搬送部を回収方向に搬送
作動し、且つ、カード収納ホッパをカード搬送部の範囲
外に移動して、回収搬送されて来る不良カードを不良カ
ード回収ホッパに回収するように構成したカード発行・
回収手段とを備えること。(請求項
【0011】() カード発行挿入口から挿入された
使用済みカード又は新規補給カードの正否を判定する正
否判定機能を、発行カードの正否を判定する接触式又は
非接触式の正否判定手段に具備せしめると共に、判定の
結果そのカードが正しいカードである場合は、カード搬
送部を回収方向に搬送作動してカード収納ホッパ内に収
納し、そのカードが正しくない場合は、カード搬送部を
発行方向に搬送作動してカード発行挿入口に送り戻す
か、又は、カード発行挿入口に送り戻して所定時間経過
後、カード搬送部を回収方向に搬送作動し、且つ、カー
ド収納ホッパをカード搬送部の範囲外に移動して、下側
の不良カード回収ホッパに回収するように構成した正否
カード処理手段を備えること。(請求項
【0012】() カード収納ホッパに、カード発行
時にモータによって回転して収納したカードをその送出
口から1枚ずつカード搬送部の搬送口に向けて送り出す
ことができるカード発行ローラを設けること。(請求項
【0013】() カード収納ホッパを、ホッパ昇降
モータの回転とホッパ検知センサによる位置検出とによ
って、その送出口をカード搬送部の搬送口に合致させる
カード発行位置と、その投入口を同じく搬送口の下側に
位置させるカード受入れ位置と、カード搬送部の範囲か
ら外れた上側位置とに、夫々移動できるように構成する
こと。(請求項
【0014】() カード搬送部の範囲から外れた上
側位置にあるカード収納ホッパを、その送出口をカード
搬送部の搬送口に合致させるカード発行位置まで降下す
る際に、ホッパ昇降モータをタイマで定められた一定時
間降下方向に回転してカード収納ホッパをカード発行位
置に降下せしめる一方、カード収納ホッパの降下通路上
に位置決め用のストッパを突出して、カード収納ストッ
パをカード発行位置に係止するように構成すること。
(請求項
【0015】上記()で述べた請求項に係る手段に
よれば、カード発行時とカード回収時(受入れ時)に、
1つのカード搬送部に対してカード収納ホッパを移動し
てカード発行とカード受入れに対処できるため、カード
搬送部の搬送方向を正逆切換自在と成し、且つ、カード
収納ホッパを移動調節自在に構成するだけで、カードの
発行と受入れを1つの口(カード発行挿入口)で兼用す
ることができ、更に、カード搬送部とカード収納ホッパ
も夫々1つで済ませて、装置全体の簡略化を可能にす
る。
【0016】上記()で述べた請求項に係る手段に
よれば、情報を書込んだカードを発行するに当って、正
しい情報が書込まれたカードのみを発行し、正しい情報
が書込まれていない不良カードは、不良カード回収ホッ
パに回収されて発行されないから、書込まれた情報の不
備や間違い等によるトラブルの発生を防止することを可
能にする。
【0017】上記()で述べた請求項に係る手段に
よれば、使用済みカード又は新規補給カードの正否を、
上記発行カードの正否を判定する正否判定手段が判定す
るため、発行及び受入れカードの正否判定を1台の正否
判定手段で兼用して装置の簡略化を可能にすると共に、
不良カードは送り戻すか不良カード回収ホッパに回収し
て再発行できないようにするため、不良カードの再使用
を防止して各種トラブルの発生を予防することを可能に
する。
【0018】上記()で述べた請求項に係る手段に
よれば、カード発行時にカード収納ホッパに収められて
いるカードを1枚ずつカード搬送部側に送り出して、カ
ード発行を正確に行うことを可能にする。
【0019】上記()で述べた請求項に係る手段に
よれば、カード収納ホッパをモータで上下動し、且つ、
その移動位置をホッパ検知センサで位置決めすることに
よって、カード収納ホッパ内のカードをカード搬送部側
へ送り出す発行位置と、差込まれたカードをカード収納
ホッパ内に送り込むカード受入れ位置と、カードを不良
カード回収ホッパに回収させる上側位置とに移動するよ
うにして、カードの発行と回収を1つの口とカード搬送
部を通して合理的に行うことを可能とする。
【0020】上記()で述べた請求項に係る手段に
よれば、カード収納ホッパをタイマ制御されるホッパ昇
降モータと、ストッパとによってカード発行位置に正確
に移動して、カードをカード搬送部側に支障無く送り出
すことを可能にする。
【0021】以上の如くであるから、上記(1)〜
)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るカード発行
回収装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1乃
至図3は本発明の要部を示した構成図で、図1は使用済
み又は新規補給カードをカード収納ホッパ内に受入れて
いる状態、図2はカードを発行している状態、図3は不
良カードを回収している状態を示したものであって、図
中1はカード発行回収機の機体、CKはメモリカードや
ICカードと云った非接触式カード、又は、磁気カード
等の接触式カードから成るカード(以下単にカードと云
う)、1AはこのカードCKの発行口と挿入口を兼ねる
カード発行挿入口、2はこの発行挿入口1Aの内側に連
設したカード通路、3はカード搬送モータ3Mによって
正逆方向に回転自在に構成したカード搬送ローラで、こ
れ等カード通路2とモータ3Mとローラ3によって特許
請求の範囲に記載されたカード搬送部が構成されてい
る。
【0023】4は上記のカード通路2に面して設けた接
触式又は非接触式の読み書き判定器であって、この判定
器4は例えば磁気ヘッド、或いは、信号を非接触式で送
受信することができる各種の素子類から成るリード・ラ
イタによって構成されていて、カードCKに設けた磁気
ストライプ又はIC素子等に対して各種の情報を接触又
は非接触で書込んだり、この書込み情報を同じく接触又
は非接触で読取ったりすることができると共に、発行さ
れるカードCKに書込まれている情報の正否や、挿入さ
れた使用済み或いは新規補給カードCKの正否を判定す
る機能も備えている。
【0024】また、5と6はカード通路2の両端口、即
ち、発行挿入口1Aと搬送口1Bに設けた第1と第2の
カード検知センサ、7は新規補給カードの枚数やその他
の各種情報類を表示する表示器、8はカードCKを発行
する場合に用いるカード発行用スイッチ、9は新規補給
カードCKを補給する場合に用いるカード補給用スイッ
チであって、新規補給カードCKを補給する場合はその
枚数がカウントされて表示器7に表示される仕組に成っ
ている。
【0025】10は発行用のカードCKを収納するカー
ド収納ホッパであって、10aは上述したカード通路2
の搬送口1B内に向けて収納したカードCKを送り出す
ことができるように、カード収納ホッパ10の底部側一
側面に開口した送出口、10bは搬送口1Bから送り出
されて来るカードCKを受入れる投入口、10Rはホッ
パ10の一側面に縦設したラック、14はこのラック1
0Rに噛合し、且つ、ホッパ昇降モータ14Mによって
正逆方向に回転してラック10R、即ち、カード収納ホ
ッパ10を上記カード通路2の搬送口1Bに対して上下
方向に移動することができるピニオン、15はカード発
行用モータ15Mによって回転して、図2に示すように
カード収納ホッパ10内に重ねて収納された最底部のカ
ードCKを送出口10aからカード通路2の搬送口1B
に向けて送り出すことができるカード発行ローラであ
る。
【0026】更に図中、12と13はカード収納ホッパ
10の上下移動通路に面して設けたホッパ下限検知セン
サと上限検知センサであって、図1はカード収納ホッパ
10の側面に突設した検出片10Tを下限検知センサ1
2が検出してホッパ昇降モータ14Mの逆転を停止し、
降下して来たカード収納ホッパ10をその投入口10b
が上記搬送口1Bの下側に位置させた状態、即ち、カー
ド受入れ位置(ホームポジション)に停止せしめた状態
を示し、図3は上昇して来たカード収納ホッパ10の検
出片10Tを上限検知センサ13が検出してホッパ昇降
モータ14Mの正転を停止し、カード収納ホッパ10を
搬送口1Bの範囲から外れた最上位の位置に停止して、
搬送口1Bから送り出されて来る不良カードCK′を下
側の不良カード回収ホッパ18に回収している状態を示
す。
【0027】また、カード収納ホッパ10を図2に示し
たカード発行位置、即ち、送出口10aを搬送口1Bに
合致させた位置に移動するには、先ずホッパ昇降モータ
14Mを正転してカード収納ホッパ10を図3に示した
最上位位置に上昇させた後、図4に示したホッパ下降タ
イマ10Kによって定められた一定時間だけホッパ昇降
モータ14Mを逆転して、カード収納ホッパ10を降下
し、図2に示した位置に停止する仕組に成っており、更
にこの降下時には、下側に設けたホッパストッパマグネ
ット16がON(励磁)してプランジャ16aを引込
み、ストッパ17を支点17aを中心に回動してカード
収納ホッパ10の通路上に突出させ、カード収納ホッパ
10を定位置に停止するように構成されている。
【0028】図4は上述した本発明に係るカード発行回
収装置の電気的構成を説明したブロック図であって、C
PU20とメモリ21の間にバス23を介して接続した
インターフエイス回路22に、上述したカード搬送モー
タ3M、接触式又は非接触式の読み書き判定器4、第1
及び第2のカード検知センサ5と6、表示器7、カード
発行用スイッチ8、カード補給用スイッチ9、ホッパ下
降タイマ10K、ホッパ下限及び上限検知センサ12,
13、ホッパ昇降モータ14M、カード発行用モータタ
15M、及び、ホッパストッパマグネット16が接続さ
れていて、夫々がメモリ21に格納されたシステムプロ
グラムに従ってその役目を果す仕組に成っている。
【0029】更に上記のメモリ21には、上記インター
フエイス回路22に接続されている各部材をコントロー
ルして、図1に示すようにカード発行挿入口1Aに差込
まれて来る使用済みカード又は新規補給カードCKをカ
ード収納ホッパ10内に送り込んで収納したり、図2に
示すようにカードCKに情報を書込んで発行したり、或
いは、差込まれた使用済み又は新規補給カードCKが不
良カードであったり、発行されるカードCKが不良カー
ドである場合に、これ等の各不良カードCK′を図3に
示すように下側の不良カード回収ホッパ18に回収する
ための各種プログラムが格納されている。
【0030】次に、上述した本発明に係るカード発行回
収装置によるカードCKの発行と受入れ、及び、不良カ
ード回収の各処理手順を図5乃至図9に示したフローチ
ャートに従って説明する。
【0031】図5は使用済みカードCK又は新規補給カ
ードCKを挿入した場合の処理手順を説明したものであ
って、カード挿入(ステップS1)→第1カード検知セ
ンサ5がON(ステップS2)→カード搬送モータ3M
の逆転によるカード引込み(ステップS3)→第2カー
ド検知センサ6がON(ステップS4)→カード搬送モ
ータ3Mの逆転停止(ステップS5)の各処理を終える
と、次のステップS6で読み書き判定器4によるカード
CKの正否の判定が成され、正しいカードである場合は
ステップS7に進んでカード情報が読取られ、次いで、
カード搬送モータ3Mの逆転による図1に示したカード
CKの収納処理(ステップS8)→第2カード検知セン
サ6がOFF(ステップS9)→カード搬送モータ3M
の逆転停止(ステップS10)の各動作を行って、挿入
処理を終える。
【0032】また、上記のステップS6で不良カードC
K′と判定された場合は、ステップS11に進んでカー
ド搬送モータ3Mを正転して一度この不良カードCK′
をカード発行挿入口1Aに送り戻し、次のステップS1
2でこの不良カードCK′が抜き取られたと判定(第1
カード検知センサ5によって判定)されると、そのまま
処理を終えるが、抜き取られずにステップS13でタイ
ムアウトが判定されると、図6に示した不良カード回収
処理に進む。
【0033】不良カード回収処理は、ホッパ昇降モータ
14Mが正転(ステップS14)→ホッパ上限検知セン
サ13がON(ステップS15)→ホッパ昇降モータ1
4Mが停止(ステップS16)の各処理手順で進められ
て、カード収納ホッパ10を図3に示した上側位置に移
動した後、カード搬送モータ3Mを逆転(ステップS1
7)→第2カード検知センサ6がON(ステップS1
8)→第2カード検知センサ6がOFF(ステップS1
9)の処理によって、図3に示すように不良カードC
K′を不良カード回収ホッパ18に回収し、次いで、カ
ード搬送モータ3Mの逆転停止(ステップS20)→ホ
ッパ昇降モータ14Mが逆転(ステップS21)→ホッ
パ下限検知センサ12がON(ステップS22)→ホッ
パ昇降モータ14Mが逆転停止(ステップS23)の各
処理が進められて、カード収納ホッパ10を図1に示し
たカード受入れ位置(ホームポジション)に停止して処
理を終える。
【0034】次に、図7は例えばループコイルのON
(駐車場の場合)及び、カード発行用スイッチ8のON
に従って、カード収納ホッパ10内に収めたカードCK
に情報を書込んで発行する情報カード発行処理の手順を
説明したフローチャートであって、カード発行に際して
は先ずホッパ昇降モータ14Mが正転(ステップS3
1)→ホッパ上限検知センサ13がON(ステップS3
2)の各処理が進んで、カード収納ホッパ10を図3に
示した最上位に移動した後、次のステップS33でホッ
パ昇降モータ14Mを逆転、ホッパ下降タイマ10Kを
ON、ホッパストッパマグネット16をONして、スト
ッパ17を通路上に突出した状態でカード収納ホッパ1
0を下降し、次いで、ホッパ下降タイマ10KのOFF
(ステップS34)→ホッパ昇降モータ14Mの逆転停
止(ステップS35)の処理が進んで、カード収納ホッ
パ10を図2に示したカード発行位置に降下する。
【0035】その後、カード発行用モータ15Mを回転
及びカード搬送モータ3Mを正転(ステップS36)→
読み書き判定器4によるカードCKへの情報の書込み
(ステップS37)→第1カード検知センサ5がON
(ステップS38)→カード搬送モータ3Mの停止(ス
テップS39)の各処理を行って、次のステップS40
で読み書き判定器4による書込み情報の正否判定を行
い、その結果、不良(NG)の場合は図8に記載した不
良カード回収処理に進み、正しい(OK)の場合はステ
ップS41に進む。
【0036】ステップS41ではカード搬送モータ3M
を正転してOKカードCKの発行を進め、次のステップ
S42でモータ3Mが所定量回転したら自動的に停止
し、次のステップS43で発行カードCKが発行挿入口
1Aから抜き取られたか否かが判定され、抜き取られた
らステップS44に進み、抜き取られずにステップS5
0でタイムアウトになった場合は、図9に示したステッ
プS61に進む。
【0037】ステップS44ではホッパ昇降モータ14
Mを正転してカード収納ホッパ10を上昇せしめ、次い
で、ホッパ上限検知センサ13がON(ステップS4
5)→ホッパストッパマグネット16がOFF(ステッ
プS46)→ホッパ昇降モータ14Mを逆転(ステップ
S47)→ホッパ下限検知センサ12がON(ステップ
S48)→ホッパ昇降モータ14Mの逆転停止(ステッ
プS49)の処理が進んで、カード収納ホッパ10を図
1に示したホームポジションに停止して処理を終える。
【0038】上述した図9に示したステップS61乃至
ステップS70の各処理は、図2に示したカード発行位
置にあるカード収納ホッパ10を、一度図3に示した最
上位置に上昇移動した後、図1に示したホームポジョン
に戻し、その後、カード搬送モータ3Mを逆転して発行
挿入口1Aから抜き取られなかったカードCKをカード
通路2内に引戻して、再びカード収納ホッパ10内に回
収する手順を説明したものであって、ここではその詳細
な説明を省略する。
【0039】また、図7に示したステップS40で不良
カードCK′と判定された場合に実行される図8に示し
たステップS51乃至ステップS60の不良カード回収
処理の各手順は、図6に示したステップS14乃至ステ
ップS23の不良カード回収処理の手順とは、不良カー
ドCK′をカード収納ホッパ10に回収する点のみが相
違する(図6の処理は不良カードCK′を下側の不良カ
ード回収ホッパ18に回収する)だけであるから、その
詳細な説明は省略する。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るカード発行回収装置は以上
述べた如くであって、カードの発行と読取り、及び、回
収の全てを、1台の装置で而かも1つの発行挿入口を通
して行うことができるため、装置の構造を簡略化して低
コスト化できる利点を備える共に、非接触式カードを使
用することによって製造の構造を更に簡略化、コストの
更なる低減化も可能にするものであって、カードをリサ
イクルできる点と相俟って、例えば駐車場やその他施設
の入出管理に使用して洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】カードを受入れている状態を示した本発明に係
るカード発行回収装置の全体構成図である。
【図2】同じくカードを発行している状態を示した全体
構成図である。
【図3】同じく不良カードを回収している状態を示した
全体構成図である。
【図4】本発明の電気的構成を説明したブロック図であ
る。
【図5】カードが挿入された場合の処理手順を説明した
フローチャートである。
【図6】図5に示したフローチャートの続きである不良
カード回収の処理手順を説明したフローチャートであ
る。
【図7】カードを発行する場合の処理手順を説明したフ
ローチャートである。
【図8】図7に示したフローチャートの続きである不良
カード回収処理の手順を説明したフローチャートであ
る。
【図9】同じく図7に示したフローチャートの続きであ
る不良カード回収処理の手順を説明したフローチャート
である。
【符号の説明】
CK 接触式又は非接触式のカード CK′ 不良カード 1A 発行挿入口 1B 搬送口 2 カード通路 3 カード搬送ローラ 3M カード搬送モータ 4 接触式又は非接触式の読み書き
判定器 5,6 カード検知センサ 10 カード収納ホッパ 10a 送出口 10b 投入口 12,13 ホッパ検知センサ 14M ホッパ昇降モータ 15 カード発行ローラ 15M カード発行用モータ 16 ホッパストッパマグネット 17 ストッパ 18 不良カード回収ホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G07F 7/08 K (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 13/12 G06K 13/14 G06K 17/00 G07F 7/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードに情報を書込んで発行する一方、
    発行したカードを回収し、且つ、この回収したカードに
    再度情報を書込んで発行を繰返すように構成したカード
    発行回収装置であって、 情報を書込み可能にした接触式又は非接触式のカードを
    収納するカード収納ホッパと、このカードを発行方向及
    び回収方向に搬送することができるカード搬送部とを備
    え、カード発行時にはカード収納ホッパをその送出口が
    カード搬送部の搬送口に合致する位置まで移動してカー
    ドを発行し、使用済みカード又は新規補給カードを受入
    れる時は、カード収納ホッパをその上面に開口した投入
    口が上記搬送口の下側に位置するところまで移動してカ
    ードを受入れるように構成したことを特徴とするカード
    発行回収装置。
  2. 【請求項2】 カード搬送部によって発行されるカード
    に書込まれている情報の正否を判定する接触式又は非接
    触式の正否判定手段と、その情報が正しい場合に上記カ
    ード搬送部を発行方向に搬送作動してカードを発行し、
    正しくない場合はカード搬送部を回収方向に搬送作動
    し、且つ、カード収納ホッパをカード搬送部の範囲外に
    移動して、回収搬送されて来る不良カードを不良カード
    回収ホッパに回収するように構成したカード発行・回収
    手段とを備えて成ることを特徴とする請求項1記載の
    カード発行回収装置。
  3. 【請求項3】 カード発行挿入口から挿入された使用済
    みカード又は新規補給カードの正否を判定する正否判定
    機能を、発行カードの正否を判定する接触式又は非接触
    式の正否判定手段に具備せしめると共に、判定の結果そ
    のカードが正しいカードである場合は、カード搬送部を
    回収方向に搬送作動してカード収納ホッパ内に収納し、
    そのカードが正しくない場合は、カード搬送部を発行方
    向に搬送作動してカード発行挿入口に送り戻すか、又
    は、カード発行挿入口に送り戻して所定時間経過後、カ
    ード搬送部を回収方向に搬送作動し、且つ、カード収納
    ホッパをカード搬送部の範囲外に移動して、下側の不良
    カード回収ホッパに回収するように構成した正否カード
    処理手段を備えて成ることを特徴とする請求項1記載
    のカード発行回収装置。
  4. 【請求項4】 カード収納ホッパに、カード発行時にモ
    ータによって回転して収納したカードをその送出口から
    1枚ずつカード搬送部の搬送口に向けて送り出すことが
    できるカード発行ローラを設けたことを特徴とする請求
    又は2に記載のカード発行回収装置。
  5. 【請求項5】 カード収納ホッパを、ホッパ昇降モータ
    の回転とホッパ検知センサによる位置検出とによって、
    その送出口をカード搬送部の搬送口に合致させるカード
    発行位置と、その投入口を同じく搬送口の下側に位置さ
    せるカード受入れ位置と、カード搬送部の範囲から外れ
    た上側位置とに、夫々移動できるように構成したことを
    特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のカード発行
    回収装置。
  6. 【請求項6】 カード搬送部の範囲から外れた上側位置
    にあるカード収納ホッパを、その送出口をカード搬送部
    の搬送口に合致させるカード発行位置まで降下する際
    に、ホッパ昇降モータをタイマで定められた一定時間降
    下方向に回転してカード収納ホッパをカード発行位置に
    降下せしめる一方、カード収納ホッパの降下通路上に位
    置決め用のストッパを突出して、カード収納ストッパを
    カード発行位置に係止するように構成したことを特徴と
    する請求項5に記載のカード発行回収装置。
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