JP3529517B2 - バーナ装置 - Google Patents

バーナ装置

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JP3529517B2
JP3529517B2 JP29813195A JP29813195A JP3529517B2 JP 3529517 B2 JP3529517 B2 JP 3529517B2 JP 29813195 A JP29813195 A JP 29813195A JP 29813195 A JP29813195 A JP 29813195A JP 3529517 B2 JP3529517 B2 JP 3529517B2
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良一 田中
護 松尾
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱体に排ガスと
燃焼用空気とを交互に通して排ガス温度に近い高温の燃
焼用空気を得、これを使って燃焼させる蓄熱型バーナシ
ステムに関する。更に詳述すると、本発明は、炉内の被
加熱物に応じて、全体として完全燃焼しながら炉内雰囲
気を無酸素化雰囲気に設定することが可能な蓄熱型バー
ナシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の蓄熱型バーナシステムと
しては、例えば図2に示すように、蓄熱体が直結された
2台で一組のバーナ103,103の給気系と排気系と
を組み合わせて、これらを交互に燃焼させると共に炉内
での被加熱物111の加熱に使われた後の燃焼ガスを焚
かれていない方のバーナ103のバーナスロート105
を通って排出し、そのときの排ガスの熱を蓄熱器109
に回収させて次の燃焼用空気の予熱に用いるシステムが
提案されている。尚、符号107は燃料ノズルである。
【0003】このバーナ装置では、作動する側のバーナ
ユニット103へは、適正量の燃焼用空気及び燃料が供
給される。したがって、バーナスロート105で発生す
る火炎は、その空気比が略適正値に設定されており、完
全燃焼しながら炉101内の被加熱物111を加熱す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バーナ装置においては、空気が理論空気量よりも過剰と
なる適正空気比に設定されているため、炉101内が酸
化雰囲気となる。このため、例えば鉄鋼加熱炉などのよ
うに酸化し易い被加熱物111を加熱する場合、被加熱
物111の酸化を防止することができず、スケールロス
の発生により損失を招く。また、炉101内雰囲気には
多くの酸素が含まれているので、被加熱物111が脱炭
を起こし易い問題を有している。しかも、適正空気比で
燃焼させるため、場合によっては炉101内が高温にな
り、サーマルNOxの発生を招いてしまう。一方、これ
らの問題を解決するため、理論空気量以下の空気で燃焼
させると、不完全燃焼を招くこととなるため発煙などを
引き起こす問題がある。しかも、排気時に不完全燃焼ガ
スあるいは可燃付着物が蓄熱体に残留し、これらが燃焼
用空気の供給時に蓄熱体内で燃焼して蓄熱体を傷める虞
がある。このことから、完全燃焼させて尚かつ無酸化雰
囲気とすることは実用上困難であった。
【0005】本発明は、全体としては適正空気比による
完全燃焼を可能とし、無酸化雰囲気を形成できる蓄熱型
バーナシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、蓄熱体を備えこの蓄熱体に対する排ガス
及び燃焼用空気の流れを相対的に切り替えることによっ
て該蓄熱体を通して燃焼用空気の供給と排ガスの排出と
を交互に行い排ガスの温度に近い高温の燃焼用空気を供
給して燃焼させるバーナ装置において、バーナ装置は交
互に燃焼する一対のバーナユニットから成り、各バーナ
ユニットはバーナスロート部分にアフターバーニング室
をそれぞれ設けると共に各アフターバーニング室同士を
連結させる連通路を設け、作動側のバーナユニットに適
正空気比に相当する量の燃焼用空気を圧送すると共に該
燃焼用空気の一部を連通路を介してアフターバーニング
用空気として停止側のバーナユニットのアフターバーニ
ング室内に直接導き、作動側のバーナユニットに還元炎
を形成させて炉内を無酸化性雰囲気に設定すると共に、
停止側のバーナユニットのバーナスロートを介して炉内
の不完全燃焼ガスを排気する際に、この不完全燃焼ガス
を前記蓄熱体に流入させる前にアフターバーニング室に
導入されるアフターバーニング用空気で再燃焼させるよ
うにしている。
【0007】したがって、作動側バーナユニットと停止
側バーナユニットとのそれぞれのバーナスロート部分に
設けられたアフターバーニング室の間に生じる圧力差に
よって作動側バーナユニットに供給される適正空気比に
相当する量の燃焼用空気の一部が連通路からアフターバ
ーニング用空気として直接停止側のバーナユニットのア
フターバーニング室に導かれて分配されるので、作動バ
ーナユニット側のバーナスロートから炉内へ噴射される
火炎及び燃焼ガスは空気不足状態で還元炎となり、炉内
を無酸化雰囲気とする。そして、不完全燃焼ガスは、炉
外へ排気される際にアフターバーニング室でアフターバ
ーニング空気と接触して再燃焼を起こし、全体として適
正空気比の完全燃焼を完了した後に蓄熱体を経て大気側
に放出される。そして、アフターバーニングで生じた熱
を含めて炉内から排出された燃焼ガスの熱が蓄熱体で回
収され、燃焼用空気の予熱に使われて再び炉内へ戻され
る。
【0008】ここで、アフターバーニング室はバーナユ
ニットのバーナスロート自体で構成されても良いが、好
ましくは蓄熱体と炉内寄りのバーナスロート部分との間
に設けられることであり、より好ましくは炉内寄りのバ
ーナスロートよりもアフターバーニング室の穴径を大き
くすることである。
【0009】この場合、停止側のバーナユニットでは、
不完全燃焼ガスはアフターバーニング室内で急膨張によ
り流れが遅くなりかつ渦の発生などによって乱流となる
ため、不完全燃焼ガスがアフターバーニング用空気と良
好に混合してより確実に再燃焼する。
【0010】しかも、アフターバーニング室と炉との間
のバーナスロートがオリフィスとして機能し、作動側の
バーナユニットのアフターバーニング室の圧力をP1 、
炉内圧力をP2 、停止側のバーナユニットのアフターバ
ーニング室の圧力をP3 とすれば、P1 >P2 >P3 の
関係となる。そこで、作動側のバーナユニットに供給さ
れる適正空気比となる量の燃焼用空気は、その一部が圧
力差によって連通路からアフターバーニング用空気とし
て直接停止側のバーナユニットのアフターバーニング室
に導かれて分配される。したがって、作動側のバーナユ
ニットでは、空気不足で燃焼し還元炎を形成する。ま
た、これによって発生する不完全燃焼ガスは、停止側の
バーナユニットを経て排気される際にアフターバーニン
グ室内でアフターバーニング用空気と接触して再燃焼す
る。そして、全体として適正空気比で完全燃焼してから
蓄熱体を通って排気される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施例に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1に本発明のバーナ装置の実施形態の一
例を示す。このバーナ装置51は、それぞれ蓄熱体1
5,15を有し交互に燃焼する一対のバーナユニット
3,3を流路切替手段21を介して空気供給系5あるい
は排気系7に選択的に接続して、一方のバーナユニット
3を燃焼させている間に他方のバーナユニット3から被
加熱物37の加熱に使った後の燃焼ガスを排気させるよ
うにして成る。各バーナユニット3,3は、本実施形態
の場合には、例えば炉11の同じ壁に並べて配置して交
互に作動させるようにしているが、場合によっては炉1
1の互いに向き合う側壁に対向させて据え付けられた
り、直交する異なる壁にそれぞれ配置して交互に作動さ
せるようにしても良い。
【0013】各バーナユニット3のバーナスロート部分
にはアフターバーニング室17が形成されている。本実
施形態の場合には、バーナスロート53には炉11から
所定距離だけ離れて炉内12寄りのバーナスロート部分
(以下炉側バーナストロート部分と呼ぶ)55よりも穴
径の大きなアフターバーニング室17が設けられてい
る。したがって、各バーナスロート53のアフターバー
ニング室17と炉11の間の炉側バーナスロート部分5
5は、アフターバーニング室17に比べて通路面積が狭
くオリフィスを構成する。各炉側バーナスロート部分5
5には、燃料噴射ノズル31が取り付けられている。
尚、各バーナユニット3,3は、バーナスロート53,
55、蓄熱体15等より構成されている。
【0014】また、各バーナユニット3のアフターバー
ニング室17同士は、連通路59によって連結されてい
る。この連通路59は、炉側バーナスロート部分55の
通路断面積に比べてさらに狭く設定されている。したが
って、アフターバーニング室17と炉内12との間の炉
側バーナスロート部分55がオリフィスとして機能し、
作動側のバーナユニット3のアフターバーニング室17
の圧力をP1 、炉内12の圧力をP2 、停止側のバーナ
ユニット3のアフターバーニング室17の圧力をP3 と
すれば、P1 >P2 >P3 の関係となる。勿論、バーナ
スロート53に対して供給される燃焼用空気の一部が一
定の割合で停止側のバーナユニット3のアフターバーニ
ング室17に流れるのであればどのような構造あるいは
機構であっても採用可能である。
【0015】また、燃焼用空気供給系5は、適正空気比
に相当する量の燃焼用空気が作動側バーナユニット3に
供給されるように構成されている。したがって、蓄熱体
15を経て作動側のバーナユニット3のバーナスロート
53内に供給される適正空気比となる量の燃焼用空気の
一部は、圧力差によってアフターバーニング室17内か
ら連通路59に流出し、アフターバーニング用空気とな
って停止側バーナユニット3のアフターバーニング室1
7内に直接導かれる。
【0016】各蓄熱体15,15は、各バーナスロート
53の炉11とは反対側の端に接続されている。これら
の蓄熱体15は、例えば、比較的圧力損失が低い割りに
熱容量が大きく、かつ耐久性の高い材料(例えば、ファ
インセラミックス)をハニカム形状の筒形に成形したも
のが採用され、バーナボディあるいはこれと別体のケー
シングなどに収められてバーナユニット3に組み込まれ
ている。この蓄熱体15は、通過する排ガスとの間で熱
交換を行い廃熱を回収すると共に回収した熱で燃焼用空
気を予熱する。各バーナユニット3,3の蓄熱体15,
15は、ダクト23,23を介して四方弁21のポート
21a,21bに接続されている。また、四方弁21の
他のポート21c,21dには、空気供給系5及び排気
系7がそれぞれ接続されている。したがって、この四方
弁21を切り替えることで、各バーナユニット3,3並
びに蓄熱体15,15のうち何れか一方は空気供給系5
に、何れか他方は排気系7にそれぞれ選択的に接続され
る。
【0017】他方、作動側のバーナユニット3のバーナ
スロート53からはアフターバーニング用空気とし停止
側バーナユニット3のアフターバーニング室17へ分配
された残りの燃焼用空気が噴出される。この作動側のバ
ーナユニット3のバーナスロート55から噴出される燃
焼用空気は、適正空気比となる量からアフターバーニン
グ用空気を分配することにより空気不足となり、還元火
炎を発生させる量の燃焼用空気、即ち理論空気量以下と
なるように設けられている。したがって、このバーナユ
ニット3で発生する火炎が噴出される炉内12は、無酸
化雰囲気とされる。
【0018】作動側のバーナユニット3において燃焼に
供される燃焼用空気は空気不足であるが、その不足分を
停止側のバーナユニット3のアフターバーニング室17
でアフターバーニング用空気として供給するようにし
て、バーナ装置51全体としては適正空気比となるよう
に設定されている。
【0019】尚、燃料は、三方弁33の第1及び第2ポ
ート33a,33bに接続されている各燃料通路35を
介して各燃料ノズル31,31に供給される。また、第
3ポート33cには、燃料供給源が接続されている。
【0020】以上のように構成されるバーナ装置51で
は、四方弁21及び三方弁33は、互いに連動して切り
替わり、一対のバーナユニット3,3を交互に燃焼させ
る一方、停止側のバーナユニット3のアフターバーニン
グ室17内で炉内から排気される不完全燃焼ガスをアフ
ターバーニング用空気で再燃焼させてから蓄熱体15を
通して排出される。
【0021】このとき、作動側のバーナユニット3の炉
側バーナスロート部分55には、停止側バーナユニット
3のアフターバーニング室17へ流出した分を除いた
量、即ち適正空気比よりも少ない理論空気量以下の燃焼
用空気が流入する。そして、この燃焼用空気は、燃料ノ
ズル31から噴射された燃料と混合して図示していない
パイロットバーナで点火され燃焼する。ここで、燃焼用
空気の量は適正空気比に相当する量であるが、その一部
が連通路59を経て停止側バーナユニット3のアフター
バーニング室17に流出するため実質的には完全燃焼し
得ない量、即ち理論空気量以下に減少している。したが
って、炉側バーナスロート部分55で発生する火炎は、
空気不足の状態で燃焼した還元炎となり、炉内12が無
酸化雰囲気とされる。
【0022】そして、炉内12の不完全燃焼ガスは、停
止側のバーナユニット3の炉側バーナスロート部分55
を介してアフターバーニング室17に流れ込む。この不
完全燃焼ガスは、連通路59を介してアフターバーニン
グ室17内に導入されるアフターバーニング用空気に接
触して再燃焼する。
【0023】ここで、アフターバーニング室17は、炉
側バーナスロート部分55に比べて通路面積が大きく設
定されている。このため、アフターバーニング室17内
では、不完全燃焼ガスが急膨張して流れが遅くなり、か
つ渦の発生などと相まってアフターバーニング用空気と
良好に混ざり合って燃焼する。不完全燃焼ガスは燃焼直
後のものであり、非常に高温であるので、アフターバー
ニング室17内に供給されたアフターバーニング用空気
に触れると、直ちに再燃焼する。また、連通路59を介
してアフターバーニング室17内に流れ込むアフターバ
ーニング用空気の量は、適正空気比の際の燃焼用空気の
不足分に相当する。したがって、不完全燃焼ガスはアフ
ターバーニング室17内で完全燃焼する。そして、この
燃焼済みガスは、蓄熱体15で熱を回収された後大気側
に排気される。
【0024】その後、排気温度が所定温度にまで達する
と、あるいは所定時間(例えば20〜40秒前後)が経
過したときに、四方弁21及び三方弁33が第2の切替
位置に連動して切り替えられると、今まで停止していた
バーナユニット3に燃焼用空気及び燃料が供給されると
共に今まで作動していたバーナユニット3への供給が遮
断される。また、アフターバーニングで生じた熱は、炉
内から排出される燃焼ガスの熱ともども蓄熱体15に回
収され、燃焼用空気の予熱に使われて再び炉内12へ戻
される。
【0025】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本実施形態では、それぞれのバーナスロー
ト53,55には、通路面積を増加させてある程度の容
積を有するアフターバーニング室17を設けているが、
各アフターバーニング室17は必ずしも必要ではなく、
各バーナスロート53,55自体をアフターバーニング
室として使用するように構成しても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバーナ装置
によると、完全燃焼を達成しながらも炉内では無酸化雰
囲気を形成することができる。したがって、被加熱物の
酸化を抑制してスケールロスの発生防止を図ることがで
きると共に、被加熱物の表面の炭素が炉内雰囲気中の酸
素と結びつくことを防止でき、脱炭が発生して被加熱物
の品質が悪化するのを防止できる。また、全体的な燃焼
としてはいわゆる濃淡燃焼を実施することができ、NO
x発生の低減を図ることができる。
【0027】また、請求項4の発明によると、停止側の
バーナユニットでは、不完全燃焼ガスの流れがアフター
バーニング室内で遅くなりかつ乱流となるため、不完全
燃焼ガスがアフターバーニング用空気と良好に混合して
より確実に再燃焼する。
【0028】更に請求項4の発明によると、アフターバ
ーニング室と炉との間のバーナスロートがオリフィスと
して機能し、作動側のバーナユニットに適正空気比とな
る量の燃焼用空気が供給されても、この燃焼用空気の一
部が圧力差によって連通路からアフターバーニング用空
気として停止側のバーナユニットのバーナスロートある
いはアフターバーニング室に直接導かれる。したがっ
て、独立したアフターバーニング用空気の供給手段を必
要とせず、設備コストが安価に済むと共に運転制御も容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバーナ装置の一実施形態を示す原理図
である。
【図2】従来のバーナ装置の原理図である。
【符号の説明】
51 バーナ装置 3 バーナユニット 11 炉 12 炉内 53 バーナスロート 55 炉側バーナスロート部分 15 蓄熱体 17 アフターバーニング室 31 燃料ノズル 37 被加熱物 59 連通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23L 15/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱体を備えこの蓄熱体に対する排ガス
    及び燃焼用空気の流れを相対的に切り替えることによっ
    て該蓄熱体を通して燃焼用空気の供給と排ガスの排出と
    を交互に行い排ガスの温度に近い高温の燃焼用空気を供
    給して燃焼させるバーナ装置において、前記バーナ装置
    は交互に燃焼する一対のバーナユニットから成り、各バ
    ーナユニットはバーナスロート部分にアフターバーニン
    グ室をそれぞれ設けると共に各アフターバーニング室同
    士を連結させる連通路を設け、作動側の前記バーナユニ
    ットに適正空気比に相当する量の燃焼用空気を圧送する
    と共に該燃焼用空気の一部を前記連通路を介してアフタ
    ーバーニング用空気として停止側の前記バーナユニット
    の前記アフターバーニング室内に直接導き、作動側の前
    記バーナユニットに還元炎を形成させて炉内を無酸化性
    雰囲気に設定すると共に、停止側の前記バーナユニット
    の前記バーナスロートを介して前記炉内の不完全燃焼ガ
    スを排気する際に、この不完全燃焼ガスを前記蓄熱体に
    流入させる前に前記アフターバーニング室に導入される
    前記アフターバーニング用空気で再燃焼させることを特
    徴とするバーナ装置。
  2. 【請求項2】 前記アフターバーニング室は前記バーナ
    ユニットのバーナスロートの一部で構成されるものであ
    る請求項1記載のバーナ装置。
  3. 【請求項3】 前記アフターバーニング室は前記蓄熱体
    と前記炉内寄りのバーナスロート部分との間に設けられ
    るものである請求項1又は2記載のバーナ装置。
  4. 【請求項4】 前記アフターバーニング室は前記炉内寄
    りのバーナスロートよりも穴径が大きいことを特徴とす
    る請求項3に記載のバーナ装置。
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