JP4106699B2 - 熱処理炉における蓄熱式バーナの運転方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は熱処理炉における蓄熱式バーナの運転方法に関する。熱処理炉の両側に各1台又は2台以上の蓄熱式バーナを配設し、片側の蓄熱式バーナを燃焼させるときに、その燃焼ガスを他の片側の蓄熱式バーナに吸引させて、該燃焼ガスの熱を該他の片側の蓄熱式バーナの蓄熱体に蓄え、次に該他の片側の蓄熱式バーナを燃焼させるときに、該他の片側の蓄熱式バーナに供給する燃焼用支燃ガスをその蓄熱体に蓄えた熱で予熱してから燃焼させ、その燃焼ガスを前記片側の蓄熱式バーナに吸引させて、該燃焼ガスの熱を該片側の蓄熱式バーナの蓄熱体に蓄えるという蓄熱式バーナの交番燃焼の下で、炉内の被処理材を熱処理することが行なわれる。本発明は上記のように複数の蓄熱式バーナを交番燃焼させるように配設した熱処理炉における蓄熱式バーナの運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のような蓄熱式バーナとして一般に、ケーシングに燃料ガスの給気管、燃焼用支燃ガスの給気管及び燃焼ガスの排出管を接続し且つ該ケーシング内に蓄熱体を収容したものが使用されている。かかる蓄熱式バーナでは、ケーシングの基端側に燃焼用支燃ガスの給気口及び燃焼ガスの排気口を、また内部に収容した蓄熱体とケーシングの先端側との間に燃料ガスの給気口を、更にケーシングの先端側に火炎の吐出口を開設し、燃焼用支燃ガスの給気口には燃焼用支燃ガスの給気管を、また燃焼ガスの排気口には燃焼ガスの排気管を、更に燃料ガスの給気口には燃料ガスの給気管を接続して、燃焼用支燃ガスの給気口と燃焼ガスの排気口とはその開閉が切替弁により交互に切替え得るようになっている。
【0003】
上記のような従来の蓄熱式バーナでは、燃料ガスの給気管から燃料ガスを供給すると共に、燃焼用支燃ガスの給気管から蓄熱体を介し燃焼用支燃ガスを供給して、該燃料ガスを燃焼させる。ところが、かかる従来の蓄熱式バーナの運転方法では、供給した燃料ガスと燃焼用支燃ガスとの混合が不充分であるため、その燃焼時に煤が発生し易く、特に空燃比を抑えた還元燃焼時に煤が発生し易いという問題がある。煤が発生すると、蓄熱式バーナの構成部材に付着してその機能を損なうだけでなく、かかる蓄熱式バーナを配設した熱処理炉においては、炉内構成部材に付着してその機能をも損ない、また炉内の被処理材に付着してその品質をも損なう。また前記のようにして複数の蓄熱式バーナを交互に還元燃焼させると、炉内にはその燃焼ガスによりCOを含む還元雰囲気が形成されるが、かかる燃焼ガスをそのまま吸引側の蓄熱式バーナを介し排出すると、有害であり、またCOの保有する熱エネルギも無駄になるという問題があり、更にはかかる燃焼ガスが燃料ガスの給気管中に残って小爆発等を引き起こす危険もあるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、複数の蓄熱式バーナを交番燃焼させるように配設した熱処理炉における従来の蓄熱式バーナの運転方法では、その燃焼時に煤が発生し易く、特にその還元燃焼時に煤が発生し易いという点であり、また還元燃焼時に吸引側の蓄熱式バーナを介して排出するCOを含む燃焼ガスが有害であって、COの保有する熱エネルギーも無駄になっており、場合によっては小爆発等を引き起こす危険もあるという点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明は、ケーシングに燃料ガスの給気管、燃焼用支燃ガスの給気管及び燃焼ガスの排気管を接続し且つ該ケーシング内に蓄熱体を収容した複数の蓄熱式バーナを交番燃焼させるように配設した熱処理炉における該蓄熱式バーナの運転方法であって、各蓄熱式バーナにおける燃料ガスの給気管に燃焼用支燃ガスの給気管から分岐した枝管を接続して該燃料ガスの給気管から燃料ガス及び/又は燃焼用支燃ガスを供給し得るようにし、燃焼側の蓄熱式バーナの還元燃焼時には、該燃焼側の蓄熱式バーナにおける燃料ガスの給気管から燃料ガスと燃焼用支燃ガスの一部との混合ガスを供給すると共に、燃焼用支燃ガスの給気管から燃焼用支燃ガスの残部を蓄熱体を介し供給して、該混合ガス中の燃料ガスを還元燃焼させ、同時に吸引側の蓄熱式バーナにおける枝管を介し燃料ガスの給気管から燃焼用支燃ガスを供給して、これらの燃焼ガス等を該吸引側の蓄熱式バーナにおける蓄熱体を介し燃焼ガスの排気管から排出することを特徴とする蓄熱式バーナの運転方法に係る。
【0006】
本発明で用いる蓄熱式バーナも、ケーシングに燃料ガスの給気管、燃焼用支燃ガスの給気管及び燃焼ガスの排出管を接続し且つ該ケーシング内に蓄熱体を収容している。ケーシングの基端側に燃焼用支燃ガスの給気口及び燃焼ガスの排気口を、また内部に収容した蓄熱体とケーシングの先端側との間に燃料ガスの給気口を、更にケーシングの先端側に火炎の吐出口を開設し、燃焼用支燃ガスの給気口には燃焼用支燃ガスの給気管を、また燃焼ガスの排気口には燃焼ガスの排気管を、更に燃料ガスの給気口には燃料ガスの給気管を接続して、燃焼用支燃ガスの給気口と燃焼ガスの排気口とはその開閉が切替弁により交互に切替え得るようになっている。
【0007】
本発明で用いる蓄熱式バーナは、燃料ガスの給気管に燃焼用支燃ガスの給気管から分岐した枝管を接続し、該燃料ガスの給気管から燃料ガス及び/又は燃焼用支燃ガスを供給し得るようになっている。
【0008】
上記のような蓄熱式バーナを還元燃焼させるときには、燃料ガスの給気管から燃料ガスと燃焼用支燃ガスの一部との混合ガスを供給すると共に、燃焼用支燃ガスの給気管から燃焼用支燃ガスの残部を蓄熱体を介し供給して、該混合ガス中の燃料ガスを還元燃焼させる。燃焼用支燃ガスの一部をいわばプレミックスガスとして予め燃料ガスと混合し、かかる混合ガスを供給するため、燃料ガスと燃焼用支燃ガスとの混合が充分になされ、通常の燃焼時においてはいうまでもなく、還元燃焼時においても煤の発生を防止できる。燃焼用支燃ガスとしては、空気、酸素富化空気、酸素ガス等を使用できる。
【0009】
本発明では、前記したような複数の蓄熱式バーナを交番燃焼させるように配設した熱処理炉を用いる。例えば、熱処理炉の両側に各1台又は2台以上の蓄熱式バーナを配設し、片側の蓄熱式バーナを燃焼させるときにはその燃焼ガスを他の片側の蓄熱式バーナに吸引させ、次に他の片側の蓄熱式バーナを燃焼させるときにはその燃焼ガスを前記片側の蓄熱式バーナに吸引させるという交番燃焼をさせる。この場合に各蓄熱式バーナは、前記したように、燃料ガスの給気管に燃焼用支燃ガスの給気管から分岐した枝管を接続し、該燃料ガスの給気管から燃料ガス及び/又は燃焼用支燃ガスを供給し得るようになっている。
【0010】
上記のような熱処理炉において、蓄熱式バーナを還元燃焼させるときには、燃料ガスの給気管から燃料ガスと燃焼用支燃ガスの一部との混合ガスを供給すると共に、燃焼用支燃ガスの給気管から燃焼用支燃ガスの残部を蓄熱体を介し供給して、該混合ガス中の燃料ガスを還元燃焼させる。前記したように、燃焼用支燃ガスの一部をいわばプレミックスガスとして予め燃料ガスと混合しておくのである。
【0011】
また上記のような熱処理炉において、複数の蓄熱式バーナを交互に還元燃焼させるときには、吸引側の蓄熱式バーナに、その燃料ガスの給気管から燃焼用支燃ガスを供給する。燃焼側の蓄熱式バーナにおける燃料ガスの給気管から燃料ガスと燃焼用支燃ガスの一部との混合ガスを供給すると共に、燃焼用支燃ガスの給気管から燃焼用支燃ガスの残部を蓄熱体を介し供給して、該混合ガス中の燃料ガスを還元燃焼させ、同時に吸引側の蓄熱式バーナにおける枝管を介し燃料ガスの給気管から燃焼用支燃ガスを供給して、これらの燃焼ガス等を該吸引側の蓄熱式バーナにおける蓄熱体を介し燃焼ガスの排気管から排出する。複数の蓄熱式バーナを交互に還元燃焼させると、炉内にはその燃焼ガスによりCOを含む還元雰囲気が形成されるが、かかる燃焼ガスをそのまま吸引側の蓄熱式バーナを介し排出すると、有害であり、またCOの保有する熱エネルギも無駄になる。吸引側の蓄熱式バーナにその燃料ガス給気管から燃焼用支燃ガスを供給すると、上記のような燃焼ガス中のCOを再燃焼させてCO2にすることができ、またこの際の発熱エネルギを該吸引側の蓄熱体に蓄えることができる。更に上記のように燃料ガスの給気管から燃焼用支燃ガスを常時供給しておくことにより、該燃料ガスの給気管中のガスをパージすることができ、小爆発等の危険を回避できる。
【0012】
本発明では、複数の蓄熱式バーナを前記のように交互に還元燃焼させ、該蓄熱式バーナの還元燃焼を停止させるときには、各蓄熱式バーナ毎に、枝管を介し燃料ガスの給気管から燃焼用支燃ガスを供給し、供給した燃焼用支燃ガスを蓄熱体を介し燃焼ガスの排気管から排出するのが好ましい。複数の蓄熱式バーナを前記のように交互に還元燃焼させ、炉内に形成される還元雰囲気下に被処理物を加熱した後、例えば徐冷するような場合、該蓄熱式バーナの還元燃焼を停止させる。このような場合、単に蓄熱式バーナの還元燃焼を停止させるだけであると、炉内に大気等が侵入して還元雰囲気が乱れ、また炉内から徐々に排出される燃焼ガスにより蓄熱体が異常に過熱されてその機能が損なわれる。かかる場合、各蓄熱式バーナ単位で、上記のように燃焼用支燃ガスを供給し、排出すると、炉内の還元雰囲気を保つことができ、また蓄熱体を保護することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明で用いる複数の蓄熱式バーナ及びこれらを交番燃焼させるように配設した熱処理炉を例示する縦断面図である。図1を含め、図示した各実施形態では、燃焼用支燃ガスとして空気を用いている。熱処理炉11はその両側壁に各1台の蓄熱式バーナ21,31が相対して配設されている。左側の蓄熱式バーナ31は右側の蓄熱式バーナ21と同じ構造になっている。蓄熱式バーナ21,31は、そのケーシング22,32の基端側に燃焼用支燃ガスの給気口23,33及び燃焼ガスの排気口24,34が、また内部に収容した蓄熱体25,35とケーシング22,32の先端側との間に燃料ガスの給気口26,36が、更にケーシング22,32の先端側に火炎の吐出口27,37が開設されており、燃焼用支燃ガスの給気口23,33には燃焼用支燃ガスの給気管41,51が、また燃焼ガスの排気口24,34には燃焼ガスの排気管42,52が、更に燃料ガスの給気口26,36には燃料ガスの給気管43,53が接続されていて、燃焼用支燃ガスの給気口23,33と燃焼ガスの排気口24,34とはその開閉が切替弁44,54により交互に切替え得るようになっている。
【0014】
燃焼用支燃ガスの給気管41,51はその上流側で合流して給気ファン61へと接続されており、燃焼ガスの排気管42,52はその下流側で合流して排気ファン62へと接続されている。燃料ガスの給気管43,53にはバルブ43a,53aが介装されており、これらの給気管43,53はその上流側で合流して図示しない燃料ガス供給源へと接続されている。燃焼用支燃ガスの給気管41,51からは枝管71,72が分岐されており、枝管71,72は燃料ガスの給気口26,36とバルブ43a,53aとの間における燃料ガスの給気管43,53に接続されていて、枝管71,72の途中にはバルブ71a,72aが介装されている。
【0015】
蓄熱式バーナ21,31は、バルブ43a,53a,71a,72aの開閉操作により、燃料ガスの給気管43,53から燃料ガス及び/又は燃焼用支燃ガスを供給し得るようになっており、またこれらの蓄熱式バーナ21,31を交番燃焼させるように相対して配設した熱処理炉11は、蓄熱式バーナ21が燃焼側となるときは蓄熱式バーナ31が吸引側となり、逆に蓄熱式バーナ31が燃焼側となるときは蓄熱式バーナ21が吸引側となるようになっている。
【0016】
図2は図1の熱処理炉を用いて複数の蓄熱式バーナを交互に還元燃焼させるときの本発明の実施状態を示す図である。ここでは右側の蓄熱式バーナ21を燃焼側とし、左側の蓄熱式バーナ31を吸引側としている場合を示しており、ガスの流れを黒塗りで示している。図2では、切替弁44,54の切替操作により、燃焼用支燃ガスの給気口23及び燃焼ガスの排気口34を開、燃焼ガスの排気口24及び燃焼用支燃ガスの給気口33を閉、また各バルブの開閉操作により、バルブ43a,71a,72aを開、バルブ53aを閉にしている。図2では、燃焼側の蓄熱式バーナ21における燃料ガスの給気管43から燃料ガスと燃焼用支燃ガスの一部との混合ガスを供給すると共に、燃焼用支燃ガスの給気管41から燃焼用支燃ガスの残部を蓄熱体25を介し供給して、該混合ガス中の燃料ガスを還元燃焼させ、同時に吸引側の蓄熱式バーナ31における枝管72を介し燃料ガスの給気管53から燃焼用支燃ガスを供給して、これらの燃焼ガス等を吸引側の蓄熱式バーナ31における蓄熱体35を介し燃焼ガスの排気管52から排出している。図示及び説明を省略するが、左側の蓄熱式バーナ31を燃焼側とし、右側の蓄熱式バーナ21を吸引側とするときは、双方の役割が以上説明したことと逆になるだけである。
【0017】
図3は図2について前記したように複数の蓄熱式バーナを交互に還元燃焼させた後にその還元燃焼を停止させたときの本発明の他の状態を示す図である。ここでもガスの流れを黒塗りで示している。図3では、切替弁44,54の切替操作により、燃焼用支燃ガスの給気口23,33を閉、燃焼ガスの排気口24,34を開、また各バルブの開閉操作により、バルブ43a,53aを閉、バルブ71a,72aを開にしている。図3では、各蓄熱式バーナ21,31単位で、枝管71,72を介し燃料ガスの給気管43,53から燃焼用支燃ガスを供給し、供給した燃焼用支燃ガスを蓄熱体25,35を介し燃焼ガスの排気管42,52から排出している。
【0018】
【発明の効果】
既に明らかなように、以上説明した本発明には、複数の蓄熱式バーナを交番燃焼させるように配設した熱処理炉において、燃焼用支燃ガスの一部をいわばプレミックスガスとして予め燃料ガスと混合し、かかる混合ガスを燃焼側の蓄熱式バーナに供給するため、燃料ガスと燃焼用支燃ガスとの混合が充分になされ、通常の燃焼時においてはいうまでもなく、還元燃焼時においても煤の発生を防止できる。また吸引側の蓄熱式バーナにその燃料ガス給気管から燃焼用支燃ガスを供給するため、蓄熱式バーナの還元燃焼時に発生する燃焼ガス中のCOを再燃焼させてCO2にすることができ、この際の発熱エネルギを該吸引側の蓄熱体に蓄えることができる。更に燃焼側及び吸引側の双方で燃料ガスの給気管から燃焼用支燃ガスを常時供給するため、該燃料ガスの給気管中のガスをパージすることができ、小爆発等の危険を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いる複数の蓄熱式バーナ及びこれらを交番燃焼させるように配設した熱処理炉を例示する縦断面図。
【図2】 図1の熱処理炉を用いて複数の蓄熱式バーナを交互に還元燃焼させるときの本発明の実施状態を示す図。
【図3】 図2について前記したように複数の蓄熱式バーナを交互に還元燃焼させた後にその還元燃焼を停止させたときの本発明の他の実施状態を示す図。
【符号の説明】
11・・熱処理炉、21,31・・蓄熱式バーナ、22,32・・ケーシング、25,35・・蓄熱体、41,51・・燃焼用支燃ガスの給気管、42,52・・燃焼ガスの排気管、43,53・・燃料ガスの給気管、44,54・・切替弁、71,72・・枝管
Claims (2)
- ケーシングに燃料ガスの給気管、燃焼用支燃ガスの給気管及び燃焼ガスの排気管を接続し且つ該ケーシング内に蓄熱体を収容した複数の蓄熱式バーナを交番燃焼させるように配設した熱処理炉における該蓄熱式バーナの運転方法であって、各蓄熱式バーナにおける燃料ガスの給気管に燃焼用支燃ガスの給気管から分岐した枝管を接続して該燃料ガスの給気管から燃料ガス及び/又は燃焼用支燃ガスを供給し得るようにし、燃焼側の蓄熱式バーナの還元燃焼時には、該燃焼側の蓄熱式バーナにおける燃料ガスの給気管から燃料ガスと燃焼用支燃ガスの一部との混合ガスを供給すると共に、燃焼用支燃ガスの給気管から燃焼用支燃ガスの残部を蓄熱体を介し供給して、該混合ガス中の燃料ガスを還元燃焼させ、同時に吸引側の蓄熱式バーナにおける枝管を介し燃料ガスの給気管から燃焼用支燃ガスを供給して、これらの燃焼ガス等を該吸引側の蓄熱式バーナにおける蓄熱体を介し燃焼ガスの排気管から排出することを特徴とする蓄熱式バーナの運転方法。
- 更に蓄熱式バーナの燃焼停止時には、各蓄熱式バーナ毎に、枝管を介し燃料ガスの給気管から燃焼用支燃ガスを供給し、供給した燃焼用支燃ガスを蓄熱体を介し燃焼ガスの排気管から排出する請求項1記載の蓄熱式バーナの運転方法。
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