JP3528932B2 - 両面印刷物の製法 - Google Patents

両面印刷物の製法

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JP3528932B2 JP33994093A JP33994093A JP3528932B2 JP 3528932 B2 JP3528932 B2 JP 3528932B2 JP 33994093 A JP33994093 A JP 33994093A JP 33994093 A JP33994093 A JP 33994093A JP 3528932 B2 JP3528932 B2 JP 3528932B2
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口 正 松
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は両面印刷物の製法に関
し、特に、両面に情報が印刷された両面印刷物の製法に
関する。 【0002】 【従来の技術】図は従来の両面印刷物を示す断面図で
ある。両面印刷物1は矩形の基材2を含む。基材2は1
枚の紙またはフィルムによって形成される。基材2の表
面には、第1の印刷部3aが形成され、基材2の裏面に
は、第2の印刷部3bが形成される。第1の印刷部3a
および第2の印刷部3bは、それぞれ、基材2の表面お
よび裏面に、情報を印刷することによって形成される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の両面印刷物では、印刷したインクを乾燥させる必要
があるため、一度に両面の印刷を行うことは困難であっ
た。また、一度に両面の印刷を行うためには、複雑な印
刷装置が必要であり、従来の両面印刷物では、装置面か
らも、一度に両面の印刷を行うことは困難であった。こ
のように、従来の両面印刷物では、一度に両面の印刷を
行うことは困難であるため、製造に手間がかかった。 【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、
面印刷物の製造に手間がかからない両面印刷物の製法を
提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明にかかる両面印
刷物の製法は、ロール状に保持されている剥離紙をとき
ほどき、ときほどかれた剥離紙の表面に感圧型接着剤を
塗布装置で塗布することによって接着剤層を形成し、ロ
ール状に保持されている隠ぺい性を有する第1の基材を
ときほどき、ときほどかれた第1の基材の表面に情報を
印刷することによって第1の印刷部を形成し、剥離紙の
表面に形成された接着剤層と第1の基材の裏面とを対向
させて剥離紙と第1の基材とをローラ間を通して接着剤
層を介し積層した後に、剥離紙を接着剤層から剥離する
ことによって、第1の基材の裏面に接着剤層を形成し、
ロール状に保持されている隠ぺい性を有する第2の基材
をときほどき、ときほどかれた第2の基材の表面に情報
を印刷することによって第2の印刷部を形成し、第1の
基材の裏面に形成された接着剤層と第2の基材の裏面と
を対向させて第1の基材と第2の基材とをローラ間を通
して接着剤層を介し積層することによって、第1の印刷
部、第1の基材、接着剤層、第2の基材および第2の印
刷部の順となるように積層された積層物を形成し、積層
物の第1の基材、接着剤層および第2の基材に切刃で切
目を入れて不要部分と両面印刷物とに分離し、不要部分
をローラで巻き取って除去する、両面印刷物の製法であ
る。 【0006】【0007】 【作用】第1の基材の表面に第1の印刷部を形成し、第
2の基材の表面に第2の印刷部を形成し、第1の基材と
第2の基材とを積層することによって、両面印刷物が製
造されるため、一枚の基材の両面に印刷部を形成する必
要はない。 【0008】 【発明の効果】この発明によれば、一枚の基材の両面に
印刷部を形成する必要はないので、一度に両面の印刷を
行わなくてよく、製造に手間がかからない。【0009】 この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。 【0010】 【実施例】図1はこの発明により製造される両面印刷物
の一例を示す断面図である。この実施例では、特に、第
1の基材12aが隠ぺい性を有する紙またはフィルムに
よって形成されているのみならず、第2の基材12bも
隠ぺい性を有する紙またはフィルムによって形成され
る。そして、第1の基材12aの表面に第1の印刷部
14aが、情報を印刷することによって形成されてお
り、第2の基材12bにおける第1の基材12a側と逆
側の面に、第2の印刷部14bが、情報を印刷するこ
とによって形成されている。第1の基材と第2の基材
は、各々の印刷部が形成されていない面同士を、接着剤
層16を介して対向積層されている。 【0011】図2は図1に示す両面印刷物10を製造す
るための装置の一例を示す図解図である。装置100は
帯状の剥離紙17をロール状に保持するための保持ロー
ラ102を含む。保持ローラ102に保持された剥離紙
17は、その一端がときほどかれて、接着剤塗布装置1
04に導かれる。接着剤塗布装置104は、剥離紙17
の表面に、たとえば感圧型接着剤を印刷塗布するための
ものであり、適宜な温度に加熱しながら塗布する装置で
ある。そして、感圧型接着剤が印刷塗布された剥離紙1
7は、冷風を吹き出す装置を含む乾燥機(図示せず)に
導かれる。乾燥機では、剥離紙17に印刷塗布された感
圧型接着剤が乾燥されて、接着剤層16として形成され
る。装置100は隠ぺい性を有する第1の基材12aを
ロール状に保持するための保持ローラ106を含む。保
持ローラ106に保持された第1の基材12aは、その
一端がときほどかれて、印刷装置108に導かれる。印
刷装置108では、第1の基材12aの表面に情報を印
刷することによって、第1の印刷部14aが形成され
る。そして、接着剤層16が形成された剥離紙17と、
第1の印刷部14aが形成された第1の基材12aと
は、ローラ110およびそれと対応して設けられたロー
ラ112間に導かれ、ローラ110およびローラ112
間において、第1の印刷部14a,第1の基材12a,
接着剤層16,剥離紙17の順に積層される。次に、積
層された剥離紙17および第1の基材12aは、剥離器
114に導かれ、剥離器114において、剥離紙17は
折り返される。折り返された剥離紙17は、巻き取りロ
ーラ116によってロール状に巻き取られ保持される。
図2に示す装置100では、特に、印刷装置120に導
かれた第2の基材12bの面に情報を印刷することに
よって、第2の印刷部14bが形成される。そして、第
1の基材12aおよび第2の基材12bは、ローラ12
2およびそれと対応して設けられたローラ124間に導
かれ、ローラ122およびローラ124間において、第
1の印刷部14a,第1の基材12a,接着剤層16,
第2の基材12b,第2の印刷部14bの順に積層さ
れ、積層物30が得られる。この積層物30は切目形成
機126に導かれる。切目形成機126は切刃を含み、
この切刃によって、第1の基材12a,接着剤層16お
よび第2の基材12bに切目が入れられる。切目が入れ
られた積層物30は、ローラ128で不要部分と両面印
10(必要部分)とに分けられ、その不要部分が巻
き取りローラ130によってロール状に巻き取られる。
すなわち、第1の印刷部14a,第1の基材12a,接
着剤層16,第2の基材12b,第2の印刷部14bの
順となるように積層された、図1に示す両面印刷物10
が製造される。 【0012】この実施例によれば、第1の基材12aの
表面に形成された第1の印刷部14aは、両面印刷物1
0の表側から見ることができる。さらに、第2の基材1
2bの面に形成された第2の印刷部14bは、両面印
刷物10の裏側から見ることができる。このとき、第1
の基材12aおよび第2の基材12bは隠ぺい性を有す
るので、両面印刷物10の表側から第1の印刷部14a
が見やすく、両面印刷物10の裏側から第2の印刷部1
4bが見やすい。 【0013】さらに、この実施例にかかる両面印刷物1
0では、第1の基材12aの表面および第2の基材12
bの面に、それぞれ、第1の印刷部14aおよび第2
の印刷部14bが形成される。そのため、一枚の基材の
両面に印刷部を形成する必要はなく、一度に両面の印刷
を行わなくてよく、製造に手間がかからない。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明により製造される両面印刷物の一例
示す断面図である。 【図2】図に示す両面印刷物を製造するための装置の
一例を示す図解図である。 【図3】従来の両面印刷物を示す断面図である。 【符号の説明】 10 両面印刷物 12a 第1の基材 12b 第2の基材 14a 第1の印刷部 14b 第2の印刷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−270173(JP,A) 特開 昭63−272647(JP,A) 特公 昭62−45080(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ロール状に保持されている剥離紙をとき
    ほどき、ときほどかれた前記剥離紙の表面に感圧型接着
    剤を塗布装置で塗布することによって接着剤層を形成
    し、 ロール状に保持されている隠ぺい性を有する第1の基材
    をときほどき、ときほどかれた前記第1の基材の表面に
    情報を印刷することによって第1の印刷部を形成し、 前記剥離紙の表面に形成された前記接着剤層と前記第1
    の基材の裏面とを対向させて前記剥離紙と前記第1の基
    材とをローラ間を通して前記接着剤層を介し積層した後
    に、前記剥離紙を前記接着剤層から剥離することによっ
    て、前記第1の基材の裏面に前記接着剤層を形成し、 ロール状に保持されている隠ぺい性を有する第2の基材
    をときほどき、ときほどかれた前記第2の基材の表面に
    情報を印刷することによって第2の印刷部を形成し、 前記第1の基材の裏面に形成された前記接着剤層と前記
    第2の基材の裏面とを対向させて前記第1の基材と前記
    第2の基材とをローラ間を通して前記接着剤層を介し積
    層することによって、前記第1の印刷部、前記第1の基
    材、前記接着剤層、前記第2の基材および前記第2の印
    刷部の順となるように積層された積層物を形成し、 前記積層物の前記第1の基材、前記接着剤層および前記
    第2の基材に切刃で切目を入れて不要部分と両面印刷物
    とに分離し、 前記不要部分をローラで巻き取って除去する、両面印刷
    物の製法。
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