JP3527932B2 - 情報記録ディスクの射出成形方法 - Google Patents

情報記録ディスクの射出成形方法

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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/53Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston
    • B29C45/54Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston and plasticising screw

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、材料樹脂の可塑
化と金型への射出充填とを分けて薄肉の情報記録ディス
クを射出成形する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、磁気ディスク,光磁気ディ
スク等の情報記録ディスクの従来の射出成形は、先端に
ノズルを有し後部に供給口を有する加熱シリンダ内に、
射出スクリュを回転かつ進退自在に備えたインラインス
クリュ式射出装置を用いるものであった。
【0003】このインラインスクリュ式射出装置では、
シリンダ後部の供給口からシリンダ内に供給された材料
樹脂を、射出スクリュの回転により溶融混練(可塑化)
しながら樹脂圧により該射出スクリュを後退させ、それ
によってシリンダ前部内に樹脂の計量を行い、その計量
材料を射出スクリュの前進によりノズル先端を当接した
金型のキャビティに射出充填して、所要の情報記録ディ
スクを1枚づつ成形している。また薄肉(1.2mm)の
ディスクにおける転写性及び複屈折の向上を目的とし
て、キャビティに射出充填した樹脂を圧縮している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように同一の射
出スクリュにより樹脂の可塑化と射出充填とを行う成形
では、可塑化された樹脂の圧力により射出スクリュを後
退させて計量が行われることから、樹脂量が少ないと小
型の射出装置であっても計量にバラツキが生じ易い。こ
のため樹脂量が僅かな肉薄のディスクの成形では、キャ
ビティへの射出充填量が不安定となって、突発的に未充
填や過充填が生ずることがあり、長期にわたり安定した
成形が行い難い。
【0005】また可塑化された樹脂の温度にもむらが生
じ、しかも射出スクリュが後退することによりL/Dが
変化して、計量開始時と完了時の樹脂温度が終了時の方
が低くなるという傾向を有する。この課題の解決として
ミキシング付きのスクリュやスパイラルバリア型スクリ
ュ等を採用しているが、未だ不充分で改善が望まれてい
る。
【0006】さらにまた一般的にエンジニアリングプラ
スチックと称されている種類の樹脂では、材料内に僅か
でも水分が含まれてると、これがシルバーストリークや
黄変といった成形不良の原因となるばかりか、可塑化時
に樹脂が加水分解を起こしてディスクの強度低下の原因
ともなる。そこで水分による成形不良の排除手段とし
て、情報記録ディスクの射出成形に際しては、予め時間
を掛けて材料樹脂の除湿を行っているのが現状である。
【0007】この発明は上記射出成形による情報記録デ
ィスクの成形の課題を解決するために考えられたもので
あつて、その目的は材料樹脂の可塑化と金型への射出充
填とを別個のシリンダ内にて行い、これにより樹脂量が
僅かなディスクであっても長期にわたり安定した成形を
行い得る新たな情報記録ディスクの射出成形方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、プランジャ内装の射出シリンダと、ベント口を備え
たシリンダにスクリュを内装した可塑化シリンダとを、
両先端部にわたる樹脂路により連通したプリプラ式射出
装置を用い、材料樹脂にポリカーボネートを採用して、
薄肉の情報記録ディスクを射出成形するにあたり、上記
樹脂路を外周囲にバンドヒータを備えた細管をもって形
成し、上記スクリュを、その先端に円錐形できのこ形の
弁体による逆止弁を取付けて、該逆止弁の傾斜後面が臨
む先端部内に環状の弁座を設けた上記可塑化シリンダに
回転かつ進退自在に内装し、その可塑化シリンダの供給
口から上記ベント口の間を不活性ガス雰囲気として、ス
クリュの回転により材料樹脂を可塑化しつつ上記ベント
口から材料樹脂の水分・揮発分等を排出し、その可塑化
樹脂を上記樹脂路を経て上記射出シリンダの前部に圧送
して計量を行う際に、細管の樹脂路とバンドヒータとに
より可塑化樹脂の温度を均一化し、射出圧力による計量
樹脂の可塑化シリンダ側への逆流防止を、スクリュの回
転停止後の後退による上記逆止弁の閉弁により行い、し
かるのち上記プランジャにより計量樹脂を金型内のディ
スク成形用のキャビティに射出充填する、というもので
ある。
【0009】またこの発明は、上記金型内のディスク成
形用のキャビティを複数とし、その金型に計量樹脂を射
出充填して、同時に複数枚の情報記録ディスクを成形す
る、というものでもある。
【0010】上記構成において、射出シリンダとは別個
のベント口を備えた可塑化シリンダによる材料樹脂の可
塑化では、殆ど定位置で回転する可塑化スクリュによっ
て、材料樹脂が設定距離を移動する間に溶融混練される
ことから、可塑化シリンダの先端部に達した樹脂の温度
に、射出シリンダ内にて可塑化したほどのバラツキはな
く、周囲に加熱手段を備えた樹脂路を経て射出シリンダ
に計量された樹脂の温度は均一化される結果、射出成形
されたディスクが極めて薄肉(0.6mm)のもであって
も応力が残らず、複屈折が向上するとともにピットの転
写が均一に行えるようになる。
【0011】また可塑化シリンダ側から圧送された樹脂
の圧力によりプランジャを後退させて計量が行われるの
で、計量のバラツキがなくなり、計量の不安定さから生
ずる突発的な未充填や過充填が防止され、その結果、こ
れまでのディスクの重量バラツキが±0.1gから±
0.02gに改善され、転写性も向上して長期にわたり
安定した成形が可能となる。
【0012】材料樹脂の可塑化時にベントにより水分を
除去するので、材料樹脂がポリカーボネートであつても
予備乾燥を要せず成形ができ、これまでの課題であった
乾燥中の異物の混入による不良率が低減する以外にも、
残留モノマーの揮発排除も行われるので、金型のキャビ
ティに張設されているスタンパーに付着するモールドデ
ポジットの量が少なくなり、メンテナンスの周期が長く
なる。加えて不活性ガス雰囲気内での材料樹脂の可塑化
では、酸化による樹脂の黄変が防止され、熱履歴も少な
いので、ディスクにおける光の透過率が向上し、特にポ
リカーボネートではその透明性が充分に発揮されて高品
質の製品が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】図は、この発明の実施の用いられ
るプリプラ式射出装置を示すもので、図中1は射出装
置、2は射出装置の上に並設した可塑化装置で両装置は
先端部にわたり設けた樹脂路3により連通している。
【0014】上記射出装置1は射出用のプランジャ10
を進退自在に内装し、かつ先端にノズル11を備える射
出シリンダ12と、その射出シリンダ12の後端に連設
してピストン13を上記プランジャ10に連結した射出
用の油圧シリンダ14とから構成されている。
【0015】上記射出シリンダ12は、先端部のプラン
ジャ前進限に当たる上部に、上記樹脂路3の流入路15
を有し、その流入路15は射出シリンダ12の先端部1
2aの内周面に向け傾斜形成されて、樹脂路3からの可
塑化樹脂を内周面に沿って流動するようにしてある。
【0016】また射出シリンダ12のプランジャストロ
ークよりも後方の上下には樹脂抜き穴16が設けてあ
り、その樹脂抜き穴16の後のシリンダ周囲までバンド
ヒーター17を設けてヒーターゾーンを長く設定してあ
る。
【0017】上記可塑化装置2は、可塑化用のスクリュ
20を回転自在に内装し、かつ先端に流出路21を有す
る可塑化シリンダ22と、その可塑化シリンダ22を保
持する後端部の保持シリンダ23と、その保持シリンダ
23の後端に連結したスクリュ前進後退用の油圧シリン
ダ24及び該油圧シリンダ24の後端に取付けたスクリ
ュ20の回転駆動装置25とから構成されている。
【0018】この回転駆動装置25の駆動軸25aは、
後端部を油圧シリンダ24のピストン24aに貫挿し、
かつ軸方向に可動自在に上記保持シリンダ23の内部に
軸承した回転軸23aと連結し、その回転軸23aの先
端に上記スクリュ20の後端が連結してある。また回転
軸23aは部材23bを介して上記ピストン24aと軸
方向のみ可動するように連結され、該ピストン24aと
共に進退移動して、スクリュ10を進退移動する。また
上記部材23bにはスクリュ20の前進移動を一定範囲
に制限するストッパー部材23cが取付けてある。
【0019】上記可塑化シリンダ22の外周囲にはバン
ドヒーター26が取付けてあり、保持シリンダ23と嵌
合した可塑化シリンダ22の後端部には供給口27が上
向きに設けてある。また供給口27の前方のシリンダ上
部にはベント口40が穿設してある。このベント口40
には図では省略したが減圧吸引装置が接続してあり、ま
た供給口27には不活性ガス圧送装置が設けてある。
【0020】また上記スクリュ20の先端には、先端形
状が円錐形できのこ形の弁体による逆止弁28が取付け
てある。この逆止弁28が位置する可塑化シリンダ22
の先端部内は、弁体先端と対応する凹所に形成されて、
該逆止弁28の周囲に上記流出路21と連通する所要の
流路を形成しており、逆止弁28の傾斜後面が臨むシリ
ンダ側に環状の弁座29が設けてある。
【0021】上記流路は、逆止弁28の直径が36mmの
場合、少なくとも逆止弁28と弁座29との間に、1.
0mm〜1.5mmの流通間隙21aが形成され、なおかつ
逆止弁28と凹所壁面との間に充分な流路が形成される
ように設計されている。上記流通間隙21aが0.5mm
以下では可塑化シリンダ内の発熱が大きく、2.0mm以
上では閉弁に時間が掛かり、計量した樹脂の逆流防止が
不完全となり易い。
【0022】上記樹脂路3は細管30によるもので外周
囲にバンドヒーター31を備え、上部内には所要のミキ
シング部材(図は省略)を有する。また細管30は射出
シリンダ12の上記流入路15と可塑化シリンダ22の
上記流出路21とにわたりジョイント30a,30bを
もって斜めに設けられ、この樹脂路3を通過する間に可
塑化された樹脂の温度がさらに均一化される。
【0023】上記射出装置1と可塑化装置2は、上記油
圧シリンダ14の上に設けた支持台18に上記保持シリ
ンダ23を載置固定して上下2段に一体的に連結され、
型締装置の固定盤4にノズルタッチシリンダ5を介して
連結した摺動自在なベースブロック6に、射出装置1の
上記油圧シリンダ14を載置固定して機台7の上に設置
され、またノズル11の先端は機台上の型締装置(図示
せず)に取付けた情報記録ディスク成形用の金型41の
ゲートにタッチさせてある。
【0024】上記金型41は通常の金型同様に固定型と
可動型とから構成され、両型のパーティング面にわたり
複数のディスク成形用のキャビティ42,42が形成し
てある。このキャビティ42,42は固定型内のホット
ランナ43を介して金型ゲートと連通しており、またキ
ャビティ42,42の片面にはスタンパーが張設してあ
る。
【0025】次に上記射出装置による情報記録ディスク
の射出成形について説明する。上記油圧シリンダ24の
後室側に圧油を供給して、ピストン24a及び回転軸2
3aと共にスクリュ20を前進し、傾斜後面を弁座29
から離して開弁する。ほぼ同時に回転駆動装置25によ
り回転軸23aと一緒にスクリュ20を回転す。また
供給口27よりシリンダ内に窒素ガスなどの不活性ガス
を圧送する。
【0026】かかる状態において供給口27から可塑化
シリンダ22にペレット状のポリカーボネートを材料樹
脂として送込む。材料樹脂はバンドヒーター26による
加熱とスクリュ20の回転とにより、供給口27とベン
ト口40との間に生じた不活性ガス雰囲気内にて溶融混
練(可塑化)されつつ順次シリンダ前方へと圧送され
る。
【0027】上記溶融混練により材料樹脂が含む水分は
蒸気となり、また残留モノマーは揮発して溶融樹脂より
発散する。これらのガスはベント口40において外部に
吸引除去され、ベント口40より先方の溶融樹脂に残留
することがない。そして溶融混練された樹脂はシリンダ
先端部に順に達し、逆止弁28と弁座29との間の流通
間隙21aと接続した流出路21を経て樹脂路3に送り
出される。
【0028】樹脂路3では上記ミキシング部材により樹
脂の細分化と交ぜ合わせが繰返し行われて、樹脂は一層
混練されながら上記流入路15へと流動してゆく。さら
に樹脂は流入路15により射出シリンダ12の先端部内
に流入するようになり、プランジャ10の先端面を加圧
して、該プランジャ10を後退移動させながらシリンダ
先端部内に蓄積され計量される。この計量はプランジャ
10が設定位置に後退するまで行われる。
【0029】プランジャ10が計量停止位置まで後退し
て停止とすると、スクリュ20の回転が停止され、樹脂
の可塑化が一時的に止まる。また逆止弁28の弁体前面
の面積が傾斜後面よりも大きく、そこに面積差があるこ
とから、可塑化中の樹脂圧が弁体前面側よりも可塑化シ
リンダ側の方が高くとも、可塑化停止時には弁体前面に
作用する樹脂圧の方が大きいので、油圧シリンダの24
の前室に圧油を作用させると、スクリュ20は可塑化シ
リンダ内の樹脂圧に影響されずに直ちに弁体後面が弁座
29に接するところまで後退する。これにより可塑化シ
リンダ22の先端部内が閉弁されて、樹脂の流れは確実
に遮断される。
【0030】また上記閉弁はスクリュの後退によるもの
であるから、弁体前面側への樹脂の押出はないのでプラ
ンジャ10の計量停止位置が安定する。この結果、射出
シリンダ12のプランジャ前部に予め設定された分量の
樹脂が計量される。
【0031】上記逆止弁28を閉じた状態でプランジャ
10を前進移動すると、射出シリンダ内の計量樹脂はノ
ズル11から金型41に射出される。プランジャ10に
よる射出圧力は上記樹脂路3に残存している樹脂を介し
て可塑化シリンダ側にも作用するようになる。しかし逆
止弁28は閉弁状態にあるので可塑化シリンダ側への樹
脂の逆流は防止され、計量樹脂の全量がノズル11から
ホットランナ43を通過して複数のキャビティ42,4
2の両方に充填され、薄肉のディスクに形成されると同
時にスタンパーからピットの転写が行われる。
【0032】射出工程の完了が確認されると、上記油圧
シリンダ24によりスクリュ20が前進して開弁を行
い、また回転駆動装置25により回転して新たな樹脂の
計量を開始する。
【0033】上記成形工程によって、樹脂の可塑化及び
射出容量は、射出シリンダ内にて可塑化をも行う場合に
比べて一段と安定し、繰り返し行われる計量の誤差は極
めて少なく、毎回同量の樹脂の射出充填が可能となるこ
とから、金型におけるキャビティ数を増やして、同時に
複数個の成形を行うことが好ましい。これは1回の成形
に要する樹脂量が多いほど計量が安定するとの点からも
好ましいことで、同時に複数個の成形を行うことによっ
て、さらに安定した情報記録ディスクが得られることに
なる。したがつて、同時に複数個を成形することはこの
発明の特徴ともなり得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る情報記録ディスク射出成形方
法の実施に用いられるプリプラ式射出成形機の縦断側面
図である。
【図2】 プリプラ式射出成形機と金型との関連を示す
部分縦断側面図である。
【符号の説明】
1 射出装置 2 可塑化装置 3 樹脂路 10 射出用のプランジャ 11 ノズル 12 射出シリンダ 12a 射出シリンダの先端部 15 流入路 20 可塑化用のスクリュ 21 流出路 22 可塑化シリンダ 22a 可塑化シリンダの先端部 27 供給口 40 ベント口 41 金型 42 キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−355111(JP,A) 特開 昭48−66662(JP,A) 特開 平3−34820(JP,A) 特開 平6−254913(JP,A) 特開 平6−293047(JP,A) 特開 平7−137096(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャ内装の射出シリンダと、ベン
    ト口を備えたシリンダにスクリュを内装した可塑化シリ
    ンダとを、両先端部にわたる樹脂路により連通したプリ
    プラ式射出装置を用い、材料樹脂にポリカーボネートを
    採用して、薄肉の情報記録ディスクを射出成形するにあ
    たり、 上記樹脂路を外周囲にバンドヒータを備えた細管をもっ
    て形成し、上記スクリュを、その先端に円錐形できのこ
    形の弁体による逆止弁を取付けて、該逆止弁の傾斜後面
    が臨む先端部内に環状の弁座を設けた上記可塑化シリン
    ダに回転かつ進退自在に内装し、その可塑化シリンダの
    供給口から上記ベント口の間を不活性ガス雰囲気とし
    て、スクリュの回転により材料樹脂を可塑化しつつ上記
    ベント口から材料樹脂の水分・揮発分等を排出し、その
    可塑化樹脂を上記樹脂路を経て上記射出シリンダの前部
    に圧送して計量を行う際に、細管の樹脂路とバンドヒー
    タとにより可塑化樹脂の温度を均一化し、射出圧力によ
    る計量樹脂の可塑化シリンダ側への逆流防止を、スクリ
    ュの回転停止後の後退による上記逆止弁の閉弁により行
    い、しかるのち上記プランジャにより計量樹脂を金型内
    のディスク成形用のキャビティに射出充填することを特
    徴とする情報記録ディスクの射出成形方法。
  2. 【請求項2】 上記金型内のディスク成形用のキャビテ
    ィを複数とし、その金型に計量樹脂を射出充填して、同
    時に複数枚の情報記録ディスクを成形することを特徴と
    する請求項1記載の情報記録ディスクの射出成形方法。
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